JP2006509416A - フラッシュタイプa/d変換器における電圧ステップの非線形分配 - Google Patents

フラッシュタイプa/d変換器における電圧ステップの非線形分配 Download PDF

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Abstract

入力電圧VINをデジタル出力に変換するための方法、装置、及びシステムが開示される。一つ或いは複数のフラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器内で、VINと参照電圧とを比較することで、VINを表すデジタル出力が生成される。1つのA/D変換器が用いられる場合は、そのA/D変換器は非線形とされる。1つより多くのA/D変換器が用いられる場合は、これらA/D変換器は互いに線形とされる。

Description

本発明は入力信号をデジタル出力に変換するための方法、装置、及びシステムに関する。
発明の背景
現在のフラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器は、低入力電圧において高い相対誤差によって特徴付けられる。このため、フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器のデジタル出力内の相対誤差を低い入力電圧において効率的に低減できる方法、装置、及びシステムに対する必要性がある。
第一の実施例においては、本発明は、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+によって定義された動作電圧範囲内にある入力電圧VINを、デジタル出力に変換するように適応されたフラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器を提供し、
前記A/D変換器は、Nが少なくとも3であるとき、
REF−とVREF+との間に非線形的に分配され、VREF−<V<V<...<V<VREF+に従って順序付けられたN個の参照電圧V,V,...,Vと、
前記N個の参照電圧と1対1の原理で関連付けられ、それぞれがVINと、関連付けられた参照電圧との間の比較を行うように適応されて前記比較の結果を反映するバイナリビットを生成するためのビット生成手段を備えた、N個の比較器と、
前記ビット生成手段によって生成されたバイナリビットの解析からデジタル出力を生成する符号器手段と、
を備えている。
第二の実施例においては、本発明は、入力電圧VINが最低電圧VREF−と最高電圧VREF+との間に入るように、前記入力電圧VINをデジタル出力に変換するための方法を提供し、この方法は、
Nが少なくとも3であるとき、VREF−とVREF+との間に非線形的に分配され、VREF−<V<V<...<V<VREF+に従って順序付けられたN個の参照電圧V,V,...,Vを提供するステップと、
INを前記N個の参照電圧の各々と比較するステップと、
前記比較の各々に対して、前記比較のバイナリ結果を反映するバイナリビットを生成するステップと、
前記生成されたバイナリビットの解析から前記デジタル出力を生成するステップと、
を含む。
第三の実施例においては、本発明は、入力電圧VINをデジタル出力に変換するためのシステムを提供し、このシステムは、
K≧2であるとき、それぞれが、△V<△V<...<△Vである参照電圧ステップサイズ△V,△V,...,△Vによって特徴付けられ、それぞれが、VINをマルチビットストリングS,S,...,Sに変換するために適応された、K個の線形フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器装置Z,Z,...,Zと、
,S,...,S内に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する前記デジタル出力を生成するためにS,S,...Sを組み合わせるための符号器手段と、
を備えている。
第四の実施例においては、本発明は、入力電圧VINをデジタル出力に変換するための方法を提供し、この方法は、
K≧2であるとき、△V<△V<...<△Vである参照電圧ステップサイズ△V,△V,...,△Vによってそれぞれ特徴付けられたK個の線形フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器装置Z,Z,...,Zを提供するステップと、
変換器装置Z,Z,...,Zによって、VINを、それぞれマルチビットストリングS,S,...Sに変換するステップと、
,S,...,S内に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する前記デジタル出力を生成するためにS,S,...,Sを組み合わせるステップと
を含む。
本発明はフラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器のデジタル出力における相対誤差を、低い入力電圧において効率的に低減するための方法、装置、及びシステムを提供する。
フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器は、あるアナログ入力電圧を一組の参照電圧と比較する比較器のアレイを備える。これら参照電圧の間には、電圧ステップ(voltage steps)の関連付けられた組が存在する。これら比較器からの出力は、アナログ入力電圧と直接の関係を有するデジタル値に組み合わせられる。線形フラッシュタイプのA/Dがあれば、これら参照電圧は、線形的に分配され、これら電圧ステップは、一定とされる。非線形フラッシュタイプA/Dがあれば、これら参照電圧は、非線形的に分配され、これら電圧ステップは、一定でない。
図1は、本発明の実施例に従って、各々が0或いは1なるバイナリビットを含む出力ビット11及び12から決定されるとき2ビットデジタル出力符号13を有する線形アナログ・デジタル(A/D)変換器10を示す。この出力符号13(ビット11、ビット12)は、左から右へのシーケンスとされる。例えば、ビット11とビット12がそれぞれ1と0を含む場合は、この出力符号13は、10b(2進数)となり、これは、2d(10進数)と等価である。線形変換器であるので、このA/D変換器10は、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+との間に、各々が同一の抵抗値Rを有する、4つの等しい抵抗を直列に有する。従って、これら4つの抵抗は、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+との間に線形的に分配される。これは、3つの参照電圧V、V、及びVと、4つの電圧ステップとを、VREF−<V<V<...<V<VREF+となるように定義する。(V−VREF−)、(V−V)、(V−V)、及び(VREF+−V)から成るこれら4つの電圧ステップは、このA/D変換器10の線形性により互いに等しくされ、これら3つの参照電圧V、V、及びVは、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+との間に線形的に分配されるといわれる。
この線形A/D変換器10は、更に、それぞれ、これら3つの参照電圧V、V、及びVと関連する3つの比較器C、C、及びCを備える。比較器Cは、入力電圧VINを参照電圧Vと比較し、この比較の結果を反映するバイナリビットb(例えば、VIN<Vの場合はb=0、VIN≧Vの場合はb=1)を出力する。比較器Cは、入力電圧VINを参照電圧Vと比較し、この比較の結果を反映するバイナリビットb(例えば、VIN<Vの場合はb=0、VIN≧Vの場合はb=1)を出力する。比較器Cは、入力電圧VINを参照電圧Vと比較し、この比較の結果を反映するバイナリビットb(例えば、VIN<Vの場合はb=0、VIN≧Vの場合はb=1)を出力する。
この線形A/D変換器10は、加えて、ビットb1、b2、及びb3の解析から、ビット11及び12によって定義される出力符号13を生成するための符号器15を備える。この出力符号13は、本発明の実施例に一致して、図2に示されるように、4つの可能な値、つまり、00b、10b、01b、及び11b、の内の一つを有し、ここで、“b”は二進数を表す。図2は、入力電圧VINに対する出力符号13の図であり、VINは0から1の範囲に渡って(VREF−=0とVREF+=1の間で)定義されるものと想定される。従って、図2は、0から1/4、1/4から1/2、1/2から3/4、及び3/4から1の間の、4つの等しい電圧ステップを示す。これら4つの出力符号がテーブル1に要約されるが、ここで、“出力符号”列内の“b”及び“d”は、それぞれ、二進数及び十進数を表す。
表1
出力符号 VINの範囲 VINの等価範囲
00b=0d 0≦Vin<1/4 Vin=1/8±1/8
01b=1d 1/4≦VIN<1/2 VIN=3/8±1/8
10b=2d 1/2≦VIN<3/4 VIN=5/8±1/8
11b=3d 3/4≦VIN<1 VIN=7/8±1/8
図3は、本発明の実施例に一致する、10個の出力ビットを用いる図1の線形A/D変換器10のための、入力電圧VINに対する相対誤差を表現する。
図3からわかるように、相対誤差は、VINが減少するにつれて、単調に増加し、VINが0.1に接近すると、急激に増加する。この相対誤差は、VINが0に接近すると、無限大となるが、これは、線形と非線形の両A/D変換器の特性である。
図1乃至図3は、線形A/D変換器10と関連する2ビット出力符号を表現しているが、以下の議論では、一般的に、線形変換器のXビット出力符号に関し、ここで、X≧2である。N=2X−1と定義すると、各々が同一の抵抗値Rを有する2X個の抵抗が直列に存在し、これら2X個の抵抗は、X=2の場合である図1に表現されているように、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+との間に直列に配置される。これら最低電圧VREF−と最高電圧VREF+との間に線形的に分配されたN個の参照電圧V、V、...、Vが存在する。同様に、N個の比較器が存在する。VREF−からVREF+の間には、電圧ステップの数が1+比較器或いは参照電圧の数となるように、2X個の電圧ステップが存在する。任意の2つの連続する参照電圧間、或いはVとVREF−の間、或いはVREF+とVの間の電圧ステップは、(VREF+−VREF−)/2Xとなる。絶対誤差は一定であり、(VREF+−VREF−)/2X+1である。相対誤差は(VREF+−VREF−)/(VIN*2X+1)として表されるが、これは、VINが減少するにつれて増加し、VINが0に接近すると無限大となる。この相対誤差のVINに対する曲線の傾きは、1/VIN の割合で変化し、これによって、図3において、VINが0.1に接近したとき、及び低い値のときに、相対誤差が極端に悪化する挙動を説明することができる。
INが低い値のときの相対誤差の減少することは、Xを増加させることで達成することもできるが、このことは、抵抗及び関連する参照電圧ならびに比較器の数を増加する。最大相対誤差εおよびVMINからVMAXまでの入力範囲を、VINに対して、0<VMIN<VMAX、かつ、VMIN≦VIN≦VMAXを満たすものと想定すると、必要となる出力ビット数Xを計算することができる。最もクリティカルなポイントにおいて(つまり、VINがVMINに近いときに)、この最大誤差εが超えられないことを保証するためには、最大参照電圧ステップサイズは、2εVMINとなる。従って、要求される出力ビットの最小数XMIN

MIN=ln[(VMAX−VMIN)/(2εVMIN)/ln2 (1)

となる。
式(1)から計算されたとき、XMINが整数でない場合は、XMINは、次の整数値へ切り上げることが必要となる。一例として、0.1から1ボルトの入力範囲において、0.2%より大きな相対誤差を有することは許されない、線形フラッシュA/D変換器の場合は、少なくとも12ビットデジタル出力を生成することを要求されるが、このためには、4095(つまり、212−1)個の比較器或いは4096個の参照電圧ステップが要求される。つまり、VMIN=VREF−=0.1ボルト、VMAX=VREF+=1ボルト、及びε=0.002なることが要求される。VMIN、VMAX、及びεのこれら値を、式(1)に代入すると、XMIN=11.14が得られ、これは、切り上げられ、XMIN=12となる。図3に示されるように、最大相対誤差は、この切り上げのために概ね0.0012となるが、これは指定される0.002よりも低く、この相対誤差は要求されるそれよりも低くなる。VINがVMAX=1.0に近いときは、相対誤差は。概ね0.00011となり、これら要求されるそれよりもかなり低くなる。
図4は、本発明の実施例にしたがった、各々が0或いは1なるバイナリビットを含む出力ビット21及び22から決定される、2ビットデジタル出力符号23を有する非線形フラッシュタイプA/D変換器20を表している。この出力符号23(ビット21、ビット22)は、左から右へのシーケンスとされる。例えば、ビット21とビット22がそれぞれ1と0を含めば、このときこの出力符号23は、10b(二進数)となり、これは、2d(十進数)と等価である。非線形変換器であるため、このA/D変換器20は、抵抗R、R、R、及びRを有する直列の4つの抵抗器を備え、ここで、R、R、R、及びRは全て等しい抵抗値を有することはない。こうして、これら抵抗R、R、R、及びRは、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+の間に、非線形的に分配され、これによって、3つの参照電圧V、V、及びVと、4つの電圧ステップが、VREF−<V<V<...<V<VREF+となるように定義される。(V−VREF−)、(V−V)、(V−V)、及び(VREF+−V)から成るこれら4つの電圧ステップは、このA/D変換器20が非線形であるために、全て同一の値を有することはなく、これら3つの参照電圧V、V、及びVは、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+の間に非線形的に分配されるといわれる。
この非線形A/D変換器20は、更に、それぞれ、これら3つの参照電圧V、V、及びVと関連する3つの比較器C、C、及びCを備える。比較器Cは、入力電圧VINを参照電圧Vと比較し、この比較の結果を反映するバイナリビットb(例えば、VIN<Vの場合はb=0、VIN≧Vの場合はb=1)を出力する。比較器Cは、入力電圧VINを参照電圧Vと比較し、この比較の結果を反映するバイナリビットb(例えば、VIN<Vの場合はb=0、VIN≧Vの場合はb=1)を出力する。比較器Cは、入力電圧VINを参照電圧Vと比較し、この比較の結果を反映するバイナリビットb(例えば、VIN<Vの場合はb=0、VIN≧Vの場合はb=1)を出力する。
この非線形A/D変換器20は、加えて、b、b、及びbの解析から、ビット21及び22によって定義される出力符号23を生成する符号器25を備える。この出力符号23は、4つの可能な値、つまり、00b、10b、01b、及び11b、の内の一つを有し、ここで、“b”は二進数を意味する。
非線形A/D変換器の一つの特定のタイプは、参照電圧の連続する値間の比が一定であることを特徴とする等比(geometric)A/D変換器である(これは“対数(logarithmic)”A/D変換器とも呼ばれる)。こうして、もし図4が等比A/D変換器を表すものとすると、VREF+/V=V/V=V/V=V/VREF−=C=一定=(VREF+/VREF−1/4となる。図1乃至図3と関連して上述の数値例(つまり、VMIN=VREF−=0.1ボルト、VMAX=VREF+=1ボルト、及びε=0.002)において、この等比A/D変換器は、特性として、C=(1.0/0.1)1/4=1.778、V=C*VREF−=0.1778、V=C*V=0.3162、V=C*V=0.5623を有することとなる。図5は、0から1の範囲内で(つまり、VREF−=0とVREF+=1との間で)定義されるVINを有する等比A/D変換器に対して上述の数値例を想定し、入力電圧VINに対して出力符号23の図である。こうして、図5は、0.10から0.18、0.18から0.32、0.32から0.56、及び0.56から10の間の、4つの等しくない電圧ステップを示す。これら4つの出力符号がテーブル2に要約されるが、ここで、“出力符号”列の“b”及び“d”は、それぞれ、二進数及び十進数を表す。
表2
出力符号 VINの範囲
00b=0d 0.10≦VIN<0.18
01b=1d 0.18≦VIN<0.32
10b=2d 0.32≦VIN<0.56
11b=3d 0.56≦VIN<1.0
図4及び図5は、非線形A/D変換器20と関連する2ビット出力符号を表現しているが、以下の議論は、一般的に、非線形変換器のX−ビット出力符号に関し、ここで X≧2である。N=2X−1と定義すると、X=2の場合に対する図4に表現されているように、最低電圧VREF−と最高電圧VREF+の間に、直列の抵抗R、R、...、RN+1を有する2X個の抵抗器が存在することとなる。最低電圧VREF−と最高電圧VREF+の間に非線形的に分配されたN個の参照電圧V、V、...、Vが存在する。同様にして、N個の比較器が存在する。VREF−からVREF+の間には、2X個の電圧ステップが存在し、このため、電圧ステップの数は、1+比較器或いは参照電圧の数となる。任意の2つの連続する参照電圧の間、或いはVとVREF−の間、或いはVREF+とVの間の電圧ステップは、これら電圧ステップの少なくとも1つは、これら電圧ステップの他の1つと異なるという意味において、可変(variable)である。もし、この非線形A/D変換器20が等比A/D変換器である場合は、相対誤差Eは一定となり(つまり、VINに独立であり)、
E=(C−1)/2 (2)
によって与えられる。ここで
C=(VREF+/VREF−)1/N (3)
である。
しかし、Nは任意ではなく、最大相対誤差εが指定される場合は、
(VREF+/VREF−1/N≦1+2ε (4)
を満たすことが必要とされ、これからNは
N=ln(VREF+/VREF−)/ln(1+2ε) (5)
として計算される。
式(5)から得られるNが整数でない場合は、Nは次の整数に切り上げる必要がある。現在の例に対して、式(5)を用いると、N=ln(1.0/0.1)/ln(1+2*0.002)=576.8となり、これはN=577に切り上げられ、式(3)からC=(1/0.1)/577=1.004が得られる。チェックとして、式(2)は、E=0.002を生じる。図6には、このE=0.002なる一定の相対誤差がプロットされている。等比A/D変換器は、式(5)から推論できるように、VREF−が0に接近すると必要な参照電圧ステップの数Nが無限大となるために、VREF−=0は処理できないことに注意する。
等比A/D変換器は、この結果として、実用的でない分数出力値を有し、このため、符号器25の複雑さが増す。より実用的なアプローチにおいては、線形フラッシュA/D変換器の設計が用いられ、必要とされない電圧の比較は省かれ、これによって、例えば、とりわけ、抵抗器或いは比較器或いは両方を省くことが可能となる。ある比較は、その比較を省略しても、相対誤差が、ある与えられた最大相対誤差εを超えることがない場合は、省くことができる。比較を省略するための任意のアルゴリズムを、もしそのようなアルゴリズムが当業者において知られている或いは明らかである場合は、用いることができる。現在用いられている1つのこのようなアルゴリズムは、図1乃至図3の例の条件(つまり、VMIN=VREF−=0.1ボルト、VMAX=VREF+=1ボルト、及びε=0.002)を満たすために、たった659ステップを必要とするのみである。これは、図1乃至図3との関連で上で議論された純粋の線形A/D変換器において要求される4096個の参照電圧ステップと比較してかなり優れている。図7には、このアルゴリズムが相対誤差に与える影響が、入力電圧VINの関数として示されている。図7において、相対誤差は、VREF−≦VIN≦VREF+の範囲のVINの区分的連続関数である。VINのこの区分的連続関数は、複数の区分を有し、これら複数の区分の各々の2つの連続する区分は互いに不連続に結合される。この各々の区分内の相対誤差は、VINの単調減少関数である。図7において、これら複数の区分のこれら各部分は、概ね同一の最大相対誤差、つまり、約0.002を有する。
図7と関連するアルゴリズムを用いた場合、結果として得られる非線形A/D変換器は、12ビット線形A/D変換器のそれと匹敵するダイナミック電圧範囲を有する一方、複雑さは、10ビット変換器のそれと概ね匹敵することとなる(つまり、659ステップは、29と210ステップの間にあり、このため、659は210に切り上げられ)。ここでは考慮されてない点は、比較器からの658個の出力ビットを12ビット出力値に変換することを要求されるデジタル符号器25(図4参照)の機能が若干複雑になることと、類似の要件が、12ビット線形A/D変換器のそれに匹敵する参照電圧と比較器に当てはまることである。
他の実施例においては、図4の非線形A/D変換器20が、複数の線形範囲を有するように構成される。例えば、1<M<Nなる範囲内の正の整数Mが与えられ、Nはこの非線形A/D変換器20内の参照電圧ステップの総数を表すものとすると、参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVとの間に、参照電圧ステップサイズ△Vにて、線形的に分配され、参照電圧VM+1,...,Vは、VとVREF+との間に、参照電圧ステップサイズ△Vにて、線形的に分配させる。ここで、△V<△Vである。より一般的な例として、これら複数の線形範囲は、L≧2であるような、L個の線形範囲を含み、これらL個の線形範囲は、VREF−からVREF+に向かって、参照電圧ステップサイズ△V,△V,...,△Vにて、△V<△V,...,△Vなる条件下で、昇順に並べられる。これら他の例においても、不必要な電圧の比較を、図7との関連で上で説明されたように、これら線形範囲の幾つか或いは全てから、省くこともできる。
もう一つの実施例においては、参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVとの間に、参照電圧ステップサイズ△Vにて、線形的に分配され、参照電圧VM+1,...,Vは、VとVREF+との間に非線形的に(例えば、等比的に)分配され、ここで、1<M<Nとされる。このもう一つの実施例においても、不必要な電圧の比較を、図7と関連して説明したように、これら線形及び/或いは非線形範囲から、省くこともできる。
上述の様々な非線形A/D変換器の実施例の説明は以下のように要約することができる。フラッシュタイプA/D変換器はある入力電圧VINをあるデジタル出力に変換するように適応され、ここで、VINはそのA/D変換器の動作電圧範囲内とされる。この動作電圧範囲は最低電圧VREF−と最高電圧VREF+によって定義される。このA/D変換器は、N(N≧3)個の参照電圧と、N個の比較器と、1つの符号器とを備える。これらN個の参照電圧はV,V,...,Vと表記され、VREF−とVREF+の間に非線形的に分配され、VREF−<V<V<...<V<VREF+に順序付けられ。これらN個の比較器はこれらN個の参照電圧と1対1のベースにて関連付けられる。各比較器は、VINと、その比較器と関連する参照電圧との間の比較を行うように適応され、各比較器はこの比較のバイナリ結果を反映するバイナリビットを生成するためのビット生成手段を備える。符号器手段は、このビット生成手段によって生成されたバイナリビットの解析からデジタル出力を生成する。
図8乃至図13は、本発明の実施例による、複数の線形フラッシュタイプA/D変換器の使用を示す。図8および図9は、このタイプの第一の実施例を示す。図10および図11は、このタイプの第二の実施例を示す。図12および図13は、このタイプの第三の実施例を示す。
図8は、本発明の実施例による、線形フラッシュタイプA/D変換器31、32を備えるシステム30を表現している。これらA/D変換器31、32は、各々、入力電圧の異なる範囲を処理するが、しかし、各々、同一の動作電圧範囲を有する。演算ユニット45は入力電圧VINを電圧VIN1に線形的に変換し、A/D変換器31はこの電圧VIN1を、マルチビットストリングSに変換する。演算ユニット45は減算器46と乗算器47とを備える。このA/D変換器31と演算ユニット45との組合せは、ここではA/D変換器装置Zと呼ばれる。演算ユニット40は入力電圧VINを電圧VIN2に線形的に変換し、A/D変換器32はこの電圧VIN2をマルチビットストリングSに変換する。演算ユニット45は減算器41と乗算器42とを備える。このA/D変換器32と演算ユニット40との組合せは、ここではA/D変換器装置Zと呼ばれる。これらストリングSとSとは、各々、同一のビット数を有することも、或いは代わりに異なるビット数を有することもできる。
符号器35はこれらマルチビットストリングSとSとをデジタル出力36に結合する。符号化器35は、これらマルチビットストリングSとSとを、結果として演算ユニット45と40との数値演算が反転されるように変換する。そして、Sの反転は、4.625による除算と、これに続く0.1の加算を伴う。Sの反転は、1.462による除算と、これに続く0.3162の加算を伴う。デジタル出力36は、SとSとの各々に含まれる精度を保存するために十分な数を有する。こうして、デジタル出力36はSとSとのいずれよりも多くのビットを含む。
図8に示される実施例においては、0から1ボルトのVINの範囲は、2つの電圧部分範囲δVとδVに分割される。A/D変換器31と32とはそれら自身身、この実施例においては、0から1ボルトの動作電圧範囲を有する。部分範囲δVは0.10から0.3162ボルトであり、部分範囲δVは0.3162から1ボルトである。δVとδVとに対する先行する数値は最適値であり、部分範囲δVの最大相対誤差εが、部分範囲δVの最大相対誤差εのそれと同一の値を有するように拘束する。Xは部分範囲δVとδV内の同数の電圧ステップ数を表し、部分範囲δVとδVとがインタフェースする遮断電圧Vとして定義するものとすると、[(V−0.1)/0.1]/2X+1及びε=[(1−V)/V]2X+1なる関係が得られることに注意する。ε=εと設定し、Vに関して解くと、V=1/101/2=0.3162が得られ、この値から上述の部分範囲δVとδVとに対する数値が定義される。図8において、演算ユニット45は、VIN1=(VIN−0.1)*4.625を実行するが、この結果として、0.10から0.3162ボルトの部分範囲δVがA/D変換器31の0から1ボルトの動作電圧範囲に変換される。これも図8において、演算ユニット40は、VIN2=(VIN−0.3162)*1.4624を実行するが、この結果として、0.3162から1ボルトの部分範囲δVがA/D変換器32の0から1ボルトの動作電圧範囲に変換される。
図9は、部分範囲δVとδVとの各々に対して0.002なる最大相対誤差を想定する前述の実施例を用いる、図8のシステム30に対する、デジタル出力36の相対誤差を入力電圧に対して表現したものである。図9に示されるように、デジタル出力36の最大相対誤差は、たった0.001であり、これは、1つのA/Dの代わりに2つのA/D変換器を用いることで得られる(0.002と比較しての)改善を示す。δVとδVとの各々が0.002なる最大相対誤差を有する場合は、マルチビットストリングSとSは、各々、少なくとも10ビットを有することが必要である。符号器35は、デジタル出力36に対して12ビットの結果を生成する。前述のように、VINがVIN1とVIN2とに変換される結果として、部分範囲δVとδVとは、△Vと△Vとからなる有効参照電圧ステップサイズを有することとなるが、これは、概ね、△V/△V=0.3162/(1−0.3162)=0.46なる比を有し、この比は△V<△Vなる一般的関係を満たす。
図8および図9の実施例は、一般的に、それぞれ、参照電圧ステップサイズ△V,△V,...,△Vを有することを特徴とし、それぞれ、VINをマルチビットストリングスS,S,...,Sに変換するように適応された、K個の線形フラッシュタイプA/D変換器装置Z,Z,...,Zにも当てはまり、ここで、△V<△V<...<△V、及びK≧2である。符号器はS,S,...,及びSを組み合わせることでデジタル出力を生成するが、ここでこのデジタル出力は、S,S,...,及びS内に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する。k=1,2,...,Kに対して、このA/D変換器装置Zは、1つの演算ユニットAとこれと直列に接続された1つのA/D変換器Bとを備える。これらA/D変換器は、同一の動作電圧範囲を有し、VINは、この動作電圧範囲内とされる。この動作電圧範囲は、低い電圧値から高い電圧値の順のδV,δV,...,δVと表記されるK個の連続する電圧部分範囲を含む。k=1,2,...,Kに対して、演算ユニットAは、VINを、δVを動作電圧範囲に変換することで、新たな入力電圧VIN,kに変換するように適応され、A/D変換器Bは、VIN,kをマルチビットストリングSに変換するように適応される。
図8および図9の実施例においては、部分範囲δVとδVとは、最適化アルゴリズムに基づいて生成されたが、部分範囲δVとδVとは、図10乃至図13に示される本発明の実施例によって図解されるように、相対誤差の観点からは最適ではないが、しかし、符号器が大幅に簡素化される電圧の分割に基づくこともできる。図10乃至図13は、同一のアイデアに基づく2つのバリエーション、つまり、図10および図11の実施例と、図12および図13の実施例を含む。
図10は本発明の実施例による、線形フラッシュタイプA/D変換器51、52を備えるシステム50を表現している。これらA/D変換器51、52は、各々、入力電圧の異なる範囲を処理するが、しかし、各々、同一の動作電圧範囲を有する。演算ユニット51は、入力電圧VINを、2なる係数にて、電圧VI1に増幅し、A/D変換器51はこの電圧VI1をマルチビットストリングS1Aに変換する。A/D変換器52は入力電圧VINをマルチビットストリングS2Aに変換する。A/D変換器51と演算ユニット53の組合せは、ここではA/D変換器装置と呼ばれる。これらストリングS1AとS2Aとは、各々、示されるように同数のビットを有することも、或いは代替として異なるビット数を有することもできる。
ある与えられた入力電圧VINに対して、そのVINの大きさに基づいて、A/D変換器51を用いてマルチビットストリングS1Aが生成されるか、或いはA/D変換器52を用いてマルチビットストリングS2Aが生成される。両方のVINが0から1ボルトの入力範囲を有し、A/D変換器51と52とはそれら自身、各々、0から1ボルトの動作電圧範囲を有するものと想定すると、VIN<1/2のときはA/D変換器51が用いられ、VIN≧1/2のときはA/D変換器52が用いられる。VIN<1/2のときはVINに2を乗ずることの効果として、VIN<1/2の場合の相対誤差が2の係数だけ低減される。
符号化器54は、A/D変換器51或いは52のいずれが用いられたかに依存して、マルチビットストリングS1A或いはS2Aのどちらかを選択し、デジタル出力55を生成するする。符号器55は、マルチビットストリングS1Aについては、結果として、演算ユニット53の数値演算が反転されるように変換する。こうして、S1Aの反転は、図10に示されるように2による除算を伴う。デジタル出力55は、SとSの各々に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する。
図11は、解説された数値例を用いる、図10の実施例に対するデジタル出力55の相対誤差をVINに対して示す。図11からわかるように、VINが0から1に変化すると、相対誤差は、VIN=1/2の所で、上述のように、A/D変換器51の使用からA/D変換器52の使用への遷移が行なわれるために、期待される約2の係数だけ増加する。
図10においては、演算ユニット53は、VINに2を乗ずるが、演算ユニット53或いはこの同等物は、VINに2を乗ずることもでき、ここで、Jは正の整数を表す。一般に、演算ユニット53或いはこの同等物は、VINに、符号器54がその実数Rに関してVINの反転を正しく実行できる限り、1より大きな任意の実数Rを乗ずることができる。この乗算に2(Jは正の整数を表す)とは異なる実数Rが用いられる場合は、符号器54がより複雑となる。上述の処理の結果として、A/D変換器51と52とは、それぞれ、△V<△Vであるような、△Vと△Vとからなる参照電圧ステップサイズを有することとなる。
図12は、本発明の実施例による、第一の線形フラッシュタイプA/D変換器61と第二の線形フラッシュタイプA/D62を備えるシステム60を表現している。図12のシステム60は、図10のシステム50によって生成されるそれと同一の、図11に示されるような相対誤差曲線を生成する。A/D変換器61と62は、それぞれ、δとδなる動作電圧範囲を有し、ここでδ/δ=1/2ボルトなる関係を有する。こうして、A/D変換器62が0から1ボルトの電圧を処理する場合は、δ=1ボルト、δ=1/2ボルトとされる。入力電圧VINはA/D変換器61と62との両方によって処理される。A/D変換器61はVINをマルチビットストリングS1Bに変換する。A/D変換器62は、入力電圧VINをマルチビットストリングS2Bに変換する。これらストリングS1B及びS2Bは、各々、図示されるように同一のビット数を有することも、或いは代替として異なるビット数を有することもできる。
符号化器64は、S2Bの値に基づいて、マルチビットストリングS1B或いはS2Bのいずれかを選択し、デジタル出力65を生成する。S2Bがδ内にないときは、符号器64はS2Bを選択し、そうでない場合は、符号器64は、S1Bを選択する。符号器65は、マルチビットストリングS1Bには、δ/δを乗ずる。デジタル出力65は、SとSとの各々に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する。A/D変換器61の動作電圧範囲をA/D変換器62のそれに対して低減することの効果として、VIN<1/2の場合の相対誤差が2なる係数だけ低減される。
図13は、本発明による、図12のシステム60の動作を示す流れ図である。ステップ71と72において、それぞれ、(動作電圧範囲δを有する)第一のA/D変換器61と(動作電圧範囲δを有する)第二の線形A/D変換器62が提供される。ステップ73において、VINが第一のA/D変換器61によってS1Bに変換される。ステップ74において、VINが第二のA/D変換器62によってS2Bに変換される。ステップ75において、S2Bがδ内であるか否か照会される。NOの場合は、符号器64は、ステップ76において、S2Bからデジタル出力65を生成する。YESの場合は、符号器64は、ステップ77において、S1B×(δ/δ)からデジタル出力65を生成する。
図11は、図10のシステム50に対しても当てはまるが、同様に、システム60にも当てはまり、これは、説明の数値例を用いた場合の、デジタル出力65の相対誤差をVINに対して示すものと見ることもできる。図12および図13との関連で、図11からわかるように、VINが0から1へと変化すると、相対誤差は、VIN=1/2(=0.25ボルト)の所で、δ内のS1Bからδ内のS2Bへの遷移が行なわれるために、期待される約2の係数だけ増加することを示す。
図12および図13における数値例においては、δ/δ=約1/2とされたが、δ/δは、1/2なる形式であってもよく、ここでJは正の整数を表す。一般に、δ/δは、符号器64がS1BにRを効果的に乗算できる限り、1より大きな任意の実数Rであり得る。δ/δが2(ここでJは正の整数を表す)とは異なる実数Rとされた場合は、符号器64はより複雑となる。上述の処理の結果として、A/D変換器61と62とは、それぞれ、△V<△Vであるような、△Vと△Vなる参照電圧ステップサイズを有することとなる。
図8乃至図13の実施例は、一般的に、それぞれ、参照電圧ステップサイズ△V,△V,...,△Vを有することを特徴とし、それぞれ、VINをマルチビットストリングスS,S,...,Sに変換するように適応された、K個の線形フラッシュタイプA/D変換器装置Z,Z,...,Zにも当てはまり、ここで、△V<△V<...<△V、及びK≧2である。符号器はS,S,...,及びSを組み合わせることでデジタル出力を生成するが、ここでこのデジタル出力は、S,S,...,及びS内に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する。
上では本発明の実施例が解説の目的で説明されたが、当業者においては多くの修正及び変更が明らかであると思われる。従って、添付のクレームは、これら全ても修正及び変更も、本発明の精神及び範囲内に入るものとして、包含するものと解されるべきである。
本発明の実施例に従う、線形フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器を示す図である。 本発明の実施例に従う、図1の線形A/D変換器に対するデジタル出力と入力電圧を示す図である。 本発明の実施例に従う、図1の線形A/D変換器に対する、10個の出力ビット数を用いた場合の、相対誤差と入力電圧を示す図である。 本発明の実施例に従う、非線形フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器を示す図である。 本発明の実施例に従う、等比A/D変換器に対するデジタル出力と入力電圧を示す図である。 本発明の実施例に従う、図5の等比A/D変換器に対する相対誤差と入力電圧を示す図である。 本発明の実施例に従う、図1の線形A/D変換器に対する、不必要な参照電圧ステップを省いた場合の、相対誤差と入力電圧を示す図である。 本発明の実施例に従う、2つの線形フラッシュタイプA/D変換器を備える第一のシステムを示す図である。 本発明の実施例に従う、図8の第一のシステムに対する、相対誤差と入力電圧の関係を示す図である。 本発明の実施例に従う、2つのフラッシュタイプ線形A/D変換器を備える第二のシステムを示す図である。 本発明の実施例に従う、図10の第二のシステムに対する、相対誤差と入力電圧を示す図である。 本発明の実施例に従う、2つのフラッシュタイプ線形A/D変換器を備える第三のシステムを示す図である。 本発明の実施例に従う、図12の第三のシステムによる、入力電圧のデジタル出力への変換を示す流れ図である。

Claims (28)

  1. 最低電圧VREF−と最高電圧VREF+によって定義された動作電圧範囲内にある入力電圧VINを、デジタル出力に変換するように適応されたフラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器であって、
    前記A/D変換器は、Nが少なくとも3であるとき、
    REF−とVREF+との間に非線形的に分配され、VREF−<V<V<...<V<VREF+に従って順序付けられたN個の参照電圧V,V,...,Vと、
    前記N個の参照電圧と1対1の原理で関連付けられ、それぞれがVINと、関連付けられた参照電圧との間の比較を行うように適応されて前記比較の結果を反映するバイナリビットを生成するためのビット生成手段を備えた、N個の比較器と、
    前記ビット生成手段によって生成されたバイナリビットの解析からデジタル出力を生成する符号器手段と、
    を備えているA/D変換器。
  2. Mが1<M<Nであるとき、前記参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVの間に線形的に分配されている請求項1記載のA/D変換器。
  3. Mが1<M<Nであるとき、前記参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVとの間に一定の参照電圧ステップサイズ△Vで線形的に分配され、前記参照電圧VM+1,...,Vは、VとVREF+との間に一定の参照電圧ステップサイズ△Vで線形的に分配され、△V<△Vである請求項1記載のA/D変換器。
  4. Mが1<M<Nであるとき、前記参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVとの間に線形的に分配され、前記参照電圧VM+1,...,Vは、VとVREF+との間に等比的に分配される請求項1記載のA/D変換器。
  5. 前記参照電圧V,V,...,Vは、VREF−とVREF+との間に等比的に分配される請求項1記載のA/D変換器。
  6. マルチビットストリング内のVINに対する誤差(相対誤差)は、VREF−≦VIN≦VREF+の範囲のVINの区分的連続関数であり、前記VINの区分的連続関数は複数の区分を有し、前記複数の区分の各2つの連続する区分は互いに不連続に連結され、前記区分それぞれの範囲内の前記相対誤差はVINの単調減少関数である請求項1記載のA/D変換器。
  7. 前記複数の区分の各区分は、概ね同一の最大相対誤差を有する請求項6記載のA/D変換器。
  8. 入力電圧VINが最低電圧VREF−と最高電圧VREF+との間に入るように、前記入力電圧VINをデジタル出力に変換する方法であって、
    Nが少なくとも3であるとき、VREF−とVREF+との間に非線形的に分配され、VREF−<V<V<...<V<VREF+に従って順序付けられたN個の参照電圧V,V,...,Vを提供するステップと、
    INを前記N個の参照電圧の各々と比較するステップと、
    前記比較の各々に対して、前記比較のバイナリ結果を反映するバイナリビットを生成するステップと、
    前記生成されたバイナリビットの解析から前記デジタル出力を生成するステップと、
    を含む方法。
  9. Mが1<M<Nであるとき、前記参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVの間に線形的に分配される請求項8記載の方法。
  10. Mが1<M<Nであるとき、前記参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVとの間に一定の参照電圧ステップサイズ△Vで線形的に分配され、前記参照電圧VM+1,...,Vは、VとVREF+との間に一定の参照電圧ステップサイズ△Vで線形的に分配され、△V<△Vである請求項8記載の方法。
  11. Mが1<M<Nであるとき、前記参照電圧V,V,...,VM−1は、VREF−とVとの間に線形的に分配され、前記参照電圧VM+1,...,Vは、VとVREF+との間に等比的に分配される請求項8記載の方法。
  12. 前記参照電圧V,V,...,Vは、VREF−とVREF+との間に等比的に分配される請求項8記載の方法。
  13. マルチビットストリング内のVINに対する誤差(相対誤差)は、VREF−≦VIN≦VREF+の範囲のVINの区分的連続関数であり、前記VINの区分的連続関数は複数の区分を有し、前記複数の区分の各2つの連続する区分は互いに不連続に連結され、前記各区分内の前記相対誤差はVINの単調減少関数である請求項8記載の方法。
  14. 前記複数の区分の各区分は、概ね同一の最大相対誤差を有する請求項13記載の方法。
  15. 入力電圧VINをデジタル出力に変換するためのシステムであって、
    K≧2であるとき、それぞれが、△V<△V<...<△Vである参照電圧ステップサイズ△V,△V,...,△Vによって特徴付けられ、それぞれが、VINをマルチビットストリングS,S,...,Sに変換するために適応された、K個の線形フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器装置Z,Z,...,Zと、
    ,S,...,S内に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する前記デジタル出力を生成するためにS,S,...Sを組み合わせるための符号器手段と、
    を備えているシステム。
  16. ,S,...,Sは、おのおの同一のビット数を有する請求項15記載のシステム。
  17. ,S,...,Sは、おのおの同一のビット数を有さない請求項15記載のシステム。
  18. k=1,2,...,Kに対して、前記A/D変換器装置Zは、A/D変換器Bに直列な演算ユニットAを備え、前記A/D変換器は同一の動作電圧範囲を有し、VINは前記動作電圧範囲内に入り、前記動作電圧範囲は、低い電圧から高い電圧に整列されたδV,δV,...,δVと表記されるK個の連続する電圧部分範囲を含み、
    ここで、k=1,2,...,Kに対して、前記演算ユニットAは、δVの前記動作電圧範囲への変換に従ってVINを新たな入力電圧VIN,kに変換するように適応され、A/D変換器BはVIN,kを前記マルチビットストリングSに変換するように適応される請求項15記載のシステム。
  19. δV,δV,...,δVは、前記デジタル出力の相対誤差が前記動作電圧範囲内のVINの区分的連続関数となるような値を有し、前記VINの区分的連続関数はK個の区分を有し、前記K個の区分の各2個の連続する区分は互いに不連続に連結され、前記K個の区分の前記各区分内の相対誤差はVINの単調減少関数であり、前記K個の区分の各区分は概ね同一の相対誤差を有する請求項18記載のシステム。
  20. K=2であり、前記A/D変換器装置ZおよびZは、δがδの部分集合であって、δ/δが、δ/δ>1となるような整数である動作電圧範囲δおよびδをそれぞれ有するA/D変換器BおよびBを備え、前記A/D変換器BおよびBは、それぞれ、VINをSおよびSに変換するように適応され、前記符号器手段は、Sが前記電圧範囲δ内にないときは前記デジタル出力をSとして生成するように適合化され、そうでない場合は、前記符号器手段は、前記デジタル出力をS×δ/δとして生成するように適応される請求項15記載のシステム。
  21. δ/δ=2であり、Jは正の整数である請求項20記載のシステム。
  22. 入力信号VINをデジタル出力に変換するための方法であって、
    K≧2であるとき、△V<△V<...<△Vである参照電圧ステップサイズ△V,△V,...,△Vによってそれぞれ特徴付けられたK個の線形フラッシュタイプアナログ・デジタル(A/D)変換器装置Z,Z,...,Zを提供するステップと、
    変換器装置Z,Z,...,Zによって、VINを、それぞれマルチビットストリングS,S,...Sに変換するステップと、
    ,S,...,S内に含まれる精度を保存するために十分なビット数を有する前記デジタル出力を生成するためにS,S,...,Sを組み合わせるステップと
    を含む方法。
  23. ,S,...,Sは、おのおの同一のビット数を有する請求項22記載の方法。
  24. ,S,...,Sは、おのおの同一のビット数を有さない請求項22記載の方法。
  25. k=1,2,...,Kに対して、前記A/D変換器装置Zは、A/D変換器Bに直列な演算ユニットAを備え、前記A/D変換器は同一の動作電圧範囲を有し、VINは前記動作電圧範囲内に入り、前記動作電圧範囲は、低い電圧から高い電圧に整列されたδV,δV,...,δVと表記されるK個の連続する電圧部分範囲を含み、
    前記方法はさらに、
    k=1,2,...,Kに対して、δVの前記動作電圧範囲への変換に従って、前記演算ユニットAによって、VINを新たな入力電圧VIN,kに変換するステップと、
    前記A/D変換器Bによって、VIN,kを前記マルチビットストリングSに変換するステップと、
    を含む請求項22記載の方法。
  26. δV,δV,...,δVは、前記デジタル出力の相対誤差が前記動作電圧範囲内のVINの区分的連続関数となるような値を有し、前記VINの区分的連続関数はK個の区分を有し、前記K個の区分の各2個の連続する区分は互いに不連続に連結され、前記K個の区分の前記各区分内の相対誤差はVINの単調減少関数であり、前記K個の区分の各区分は概ね同一の相対誤差を有する請求項25記載の方法。
  27. K=2であり、前記A/D変換器装置ZおよびZは、δがδの部分集合であり、δ/δが、δ/δ>1となるような整数である動作電圧範囲δおよびδをそれぞれ有するA/D変換器BおよびBを備え、前記A/D変換器BおよびBは、VINをSおよびS2にそれぞれ変換するように適応され、前記組み合わせるステップは、Sが前記電圧範囲δ内にないときは前記デジタル出力を本質的にSとして生成するステップを含み、そうでない場合は、前記組み合わせるステップは、前記デジタル出力を本質的にS×δ/δとして生成するステップを含む請求項22記載の方法。
  28. δ/δ=2であり、Jは正の整数である請求項27記載の方法。
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