JP2006508841A - パッケージの底部折曲げ方法および装置ならびにパッケージ - Google Patents

パッケージの底部折曲げ方法および装置ならびにパッケージ Download PDF

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Abstract

パッケージ(13)の底部を形成する部分の端部に横方向シール(33)を有する包装材料のスリーブ(14)を含み、前記部分がフィン(15)とされているパッケージ(13)の底部を折曲げる方法および装置であって、
フィン(15)を折曲げての一次フラップ(31)を形成する段階、一次フラップ(31)と、底部を形成するスリーブ(14)の部分および残りのスリーブ(14)の部分の間の縁部との間で折曲げられたフィン(15)のコーナーを壊す段階を含み、これにより二次フラップ(32)は一次フラップ(31)とフィン(15)の残りの部分との間で二次フラップ(32)が互いに向かって折曲げられ、また一次フラップ(31)をスリーブ(14)の底部形成部分の残りの部分へ向けて押圧する段階を含む方法および装置。

Description

本発明はパッケージの底部折曲げ方法および装置ならびにパッケージに関する。
さまざまな種類の液体に対してさまざまな包装方法が現在使用されている。パッケージすなわち容器は、例えばアルミニウム、プラスチックまたは積層紙で製造することができる。異なる包装材料および異なる容器設計が異なる種類の液体に対して適当とされ得る。
包装材料の選択も容器設計に基づいて決められる。無炭酸飲料に特に好適な容器の一形式はスリーブと、底部と、頂部とを含んで構成され、それらの異なる部分を同じ材料で形成する必要性はない。例えば、スリーブおよび底部を積層紙で一体形成し、頂部をプラスチック材料で射出モールド成形することができる。底部は、例えばスリーブの一端をシーリングした後に正方形または長方形となるように底部を折曲げて形成される。そのような容器はEP−B1−0960014およびWO98/32669に開示されている。同様な設計がEP−A1−0862980に開示されている。それらの容器は、容器そのものから直接に飲むように意図される飲料に使用できる。片手で容器を保持する場合、容器が丸い断面形状であることがしばしば最も好感を持たれる。しかしながら、底部が折曲げ形成される周知の容器は横断面が正方形または長方形である。スリーブの横断面が基本的に円くなるように底部を折曲げることは周知技術を使用して行うことができない。
本発明の目的は、パッケージが基本的に円い横断面を得られるようなパッケージの底部の折曲げ方法を提供することである。この目的および他の目的は、請求項1に記載され、その好ましい実施例が請求項2〜請求項7に開示されている方法、および請求項8に記載され、その好ましい実施例が請求項9〜請求項31に開示されている装置、および請求項32に記載され、その好ましい実施例が請求項33に開示されているパッケージによって達成することができる。
したがって本発明の方法によれば、パッケージ底部を形成する部分(底部形成部分)の端部が横方向にシールされた包装材料のスリーブを含み、前記部分が尾ひれ(即ちフィン)の形状とされているパッケージの底部は、
フィンの横方向の両端位置に一次折り代(即ち一次フラップ)が形成されるようにフィンを折曲げる段階と、
一次折り代と、底部を形成するスリーブ部分および残りのスリーブ部分の間の縁部との境界領域において折曲げられたフィンのコーナーを壊して、一次折り代とフィンの残りの部分との間に二次折り代(即ち二次フラップ)を折曲げ、これにより同じ一次折り代上の二次折り代が基本的に互いに向かって折曲げられるようにする段階と、
一次折り代を互いへ向けて折曲げる段階と、
スリーブの底部形成部分の残りの部分へ向けて一次折り代を押圧する段階とを使用して折曲げられる。
この折曲げ方法は速く効率的であるという利点を有する。これはスリーブの残りの部分に、基本的に円い横断面を与える形状の安定した底部を付与する。底部を折曲げるこの方法は、二つの半円形が二つの基本的に平行な真直線で結ばれて形成された横断面を有するパッケージを形成することにも使用できる。真直線の間隔距離および湾曲した側面によって、収容量が大きい場合であっても使用者にパッケージを容易にグリップさせることができる。
本発明の好ましい実施例によれば、パッケージの底部は八角形に折曲げられる。これは、スリーブに円い横断面を与えることになる底部形状をパッケージに形成するという利点を与える。
さらに、スリーブは長手方向のシールを有することができ、また一次折り代を形成する折曲げ段階の前にフィンがその長手方向シールから離れた箇所で事前に折曲げられることが好ましい。
これは、残りの折曲げを容易に実行できるようにする利点を与える。何故なら、フィンの折曲げ方向が予め決定されるからである。したがって、これはフィンが中間部で折曲がりを生じることのないこと、およびフィンがスリーブの底部形成部分に向かって異なる方向へ折曲がることのないことを保証する。長手方向シールから離れた箇所で事前に折曲げることは、フィンを折曲げる最も容易な方法である。何故なら、これにより長手方向シールにおける包装材料の二重層の部分で折曲げられないからである。
フィンは包装材料にあらゆる亀裂が生じる危険を減少するために、事前折曲げ時に加熱することができる。これは、パッケージ内容物をパッケージ外面または内容物に最も近い層以外の他のいずれかの包装材料の層に接触させないことの保証に関する安全余裕度を増大する。そうでないと内容物の品質劣化をもたらすことになる。
フィンはプレス段階の前にその長さに沿って多数の箇所で加熱することができ、プレス段階時にその箇所でシールされるようになされる。これは、折曲げ部分を互いに保持する容易な方法を提供するという利点を与える。何故なら、この加熱は表面の包装材料の幾分かを溶融し、この部分がプレス段階時に押圧されるフィンに対してシールされるからである。
第一の分離可能な外部形成工具でプレス段階時にパッケージを保持することができる。これは、それによって安定性が加えられ、またプレス工程を一層大きな動力で実行して密着した折曲げを保証できるので有利である。
第一の分離可能な外部の形成工具は平行四辺形の輪郭に沿って開閉することができる。これは、その形成工具を開くときの空間を節減できる利点を有する。また、形成工具を作動させる迅速で都合の良い方法であり、工具の開く動作はパッケージの全高に沿って同程度に使用されるので有利である。
本発明はまた、尾ひれの形状をした底部に横方向のシールを有する包装材料のスリーブを含んで構成されたパッケージの底部折曲げ装置であって、
尾ひれ形状部分(以下にフィンと称する)の横方向両端に折り代が形成されるようにフィンを折曲げる第一の折曲げユニットと、
一次折り代と、底部を形成するスリーブ部分および残りのスリーブ部分の間の縁部との境界領域において折曲げられたフィンのコーナーを壊して、一次折り代とフィンの残りの部分との間に二次折り代を折曲げ、これにより各一次折り代の各側における二次折り代が基本的に互いに向かって折曲げられるようにする破壊ユニットと、
折り代を互いへ向けて折曲げる第二の折曲げユニットと、
スリーブの底部形成部分の残りの部分へ向けて折り代を押圧するプレスユニットとを含む装置に関する。この装置は底部を八角形に折曲げるように構成されることが好ましい。この装置は先に説明した方法の上述した利点を有する。
破壊ユニットは、各々がそれぞれ関係する折り代のそれぞれ関係する側方にて動作できるように基本的に長方形のコーナーに所定に配置された四つのナイフを有することができる。これは、横方向端部の両方の折り代の両側にて同時に迅速で効率的に破壊を実行できるようにする利点がある。
スリーブは長手方向のシールを有することができ、装置はその長手方向シールから離れた箇所でフィンを事前に折曲げるための手段を含むことができ、また装置は事前に折曲げられたフィンを加熱して包装材料に亀裂が生じる危険を減少させるための第一の手段を有することができる。フィンを事前に折曲げる手段および事前に折曲げられたフィンを加熱する手段は第一の副組立体に配置することができ、この副組立体は事前の折曲げおよび加熱を基本的に同時に実行してより高い効率で装置を作動できるようにする利点を与える。
少なくとも一つの第一のシリンダが少なくとも一つの第一のカム・ホイールにそれぞれ連結されて第一の副組立体およびその部材の動作を制御するように構成することができる。これは、作動制御における容易で信頼性の高い方法を提供する利点を与える。
この装置は破壊ユニットを保持する第一の対をなすブラケットと、第一の折曲げユニットを保持する第二の対をなすブラケットとを含んで構成されることができ、これらのブラケットはそれぞれカム面を有し、対をなすブラケットの各側に一つのシャフトが配置されてそのブラケット対の各側でカム面に沿って移動し、これにより破壊ユニットおよび第一の折曲げユニットの動作を同時に制御するようになされる。これは、二つのユニットの動作を制御し、それらが互いにおよびパッケージに対して関係を有して所望されるように移動することを保証する簡単な方法を提供するという利点を与える。また、装着構造をより簡単化させる。何故なら、二つのユニットはシャフトが連結された共通の駆動ユニットによって駆動され、制御できるからである。
この装置は少なくとも一つの折り代支持部材を含むことができ、この折り代支持部材は一次折り代を折曲げユニットに当接させて平坦状にするように構成されている。これは、最終的な折曲げの終わったパッケージ底部が魅力的な外観となることを保証する利点を与える。
この装置は、包装材料に存在するプラスチック層が少なくとも部分的に溶融される程度に折曲げたフィンの長さに沿って多数の箇所を加熱する第二の手段を含むことができ、それらの箇所でフィンはシールされるようになされる。これは折曲げた底部の効果的なシールを容易に得られるようにする利点を与える。
加熱時に折り代を保持するために少なくとも一つの折り代支持部材を配置することができる。これは、第二の加熱手段をフィンに接近させて所望箇所での加熱を容易に行えるようにするために、加熱時に折り代が正確な位置にあることを保証する。
破壊ユニット、折曲げユニットおよびフィンを加熱する第二の手段は第二の副組立体に配置することができる。これは、これらの三つの作動を非常に短い時間間隔で実施できるようになし、またそれらのユニットを部分的に重なり合った時間間隔でパッケージに対して作動できるようにする。これは、装置を迅速でより効率的な装置とする利点を与える。
少なくとも一つの第二のシリンダがそれぞれの少なくとも一つの第二のカム・ホイールに連結されることができ、また第二の副組立体およびその部材の動作を制御するように構成されることができる。これは、作動制御の簡単で効率的な方法を与える。
この装置は、スリーブの底部形成部分の一部へ向けて折り代をプレスするときにパッケージを支持する第一の分離可能な形成工具を含むことができる。これは、パッケージに安定性を加え、またプレス工程に一層大きな動力を使用できるようにして、折曲げシールをより確実なものとする。
第一の分離可能な形成工具の各部分は基本的には平行四辺形の輪郭に沿って開閉するように配置されることができる。これは、形成工具を開くときに空間を節減できる利点を有する。また、形成工具を作動させる迅速で効率的な方法であり、工具の開く動作はパッケージの全高に沿って同程度に使用されるので有利である。
第一の分離可能な形成工具、押圧ユニットおよび第二の折曲げユニットは第三の副組立体に配置することができる。これは、第一の折り代をその折曲げの非常に早い直後にプレスできるようにし、これによりパッケージが押圧段階の前に移動されねばならない場合よりもプレス工程を安全となす利点を有する。
少なくとも一つの第三のシリンダが少なくとも一つの第三のカム・ホイールにそれぞれ連結されて、第三の副組立体およびその部材の動作を制御するように構成することができる。これは、作動制御における容易で効率的な、そして信頼性の高い方法を提供する。
装置に含まれる少なくとも一つの可動部品の作動制御のために少なくとも一つのシリンダを配置することができ、前記少なくとも一つのシリンダはそれぞれ少なくとも一つのレバーの一端に連結され、このレバーは他端が固定されてそれぞれの回転するカム・ホイールに対して当接するように配置されており、その動作はそのカム・ホイールによって制御される。これは、可動部品の作動制御を簡単で効率的な信頼性の高い方法で制御可能にしている。
この少なくとも一つのシリンダはカム・ホイールの中心へ向けてレバーを引っ張るように構成することができる。このことは、ホイールがシリンダを押圧していないときにシリンダで制御される可動部材がパッケージまたは可動部材の他方の半体に接近した位置へ向けて駆動されることを意味する。このことはまた、パッケージまたは可動部材の他方の半体へ向けて、いわば作動位置へ向けて可動部材を押圧する力のみがシリンダの力であり、この力は所望の折曲げ段階を遂行するために非常に大きな力とされる必要のないことを意味している。これは、例えばねじ回しのようなある種の工具が誤って装置内に巻込まれた場合に有利となる。何故なら、その工具に作用する唯一の力がシリンダの力であり、工具は装置全体を分解せずに比較的容易に取出すことができるからである。
少なくとも一つのレバーおよび少なくとも一つのカム・ホイールは周期的に少なくとも一つのシリンダを持上げるように構成される。これがシリンダと、したがってシリンダに連結されている可動部材(単数/複数)との動作を制御する容易な方法を与える。
少なくとも二つのシリンダを備え、各シリンダをそれぞれのカム・ホイールによりそれぞれのレバーを介して制御するようにし、その少なくとも二つのカム・ホイールを共通の回転するカム・シャフトに配置することができる。これは、一つの共通の駆動ユニットを使用して全てのカム・ホイールを、したがって全ての可動部材を作動させることができるので有利となる。これは価格効率が良く、その運転および保守を容易にする。
レバーは、固定端部とシリンダとの間隔距離の1/3ほど固定端部から離れた位置でカム・ホイールに当接するように配置することができる。これは、例えばカムの湾曲で1cmの上昇が2cmのシリンダの上昇を引き起こす効果を有し、したがってカム・ホイール上で非常に滑らかなカム湾曲を使用することができるようにする。これはカム湾曲面の摩耗を減少させるので有利である。
可動部材は、
折り代がフィンの両側に形成されるようにフィンを折曲げる第一の折曲げユニットと、
折曲げたフィンのコーナーを壊す破壊ユニットと、
折り代を互いに対して折曲げる第二の折曲げユニットと、
折り代をスリーブの残りの部分へ向けて押圧する押圧ユニットと、
フィンを事前に折曲げる手段と、
事前に折曲げたフィンを加熱する第一の手段と、
折曲げた尾ひれ部分を加熱する第二の手段と、
折り代を押圧する間パッケージを支持する第一の分離可能な形成工具とのいずれか一つを含むことができる。
本発明はさらに、長手方向のシールを有し、尾ひれの形状をした底部に横方向のシールが形成された包装材料のスリーブを含むパッケージであって、その底部の折曲げは、
長手方向シールから離れた箇所で尾ひれ形状部分(以下にフィンと称する)が折曲げられ、
フィンの中央部分は底部を形成するスリーブ部分へ向けて折曲げられ、
フィンの横方向の両端部が互いへ向けて、またフィン中央部分へ向けて折曲げられるように行われ、
フィンの横方向の両端部分の側縁と、底部を形成するスリーブ部分とその他のスリーブ部分との間の縁部との間の領域において、各々の横方向端部のそれぞれの側縁に折曲げ部分が形成され、それらの折曲げ部分は横方向端部と底部を形成するスリーブ部分との間でフィンと底部を形成するスリーブ部分とへ向けて折曲げられて底部が基本的に八角形の形状となるようにされたパッケージに関する。このパッケージは、底部が八角形となることでスリーブの横断面が基本的に円くなる利点を有する。この結果として、使用者が手に持って飲む動作を行うのに適したパッケージとなる。底部の折曲げは安定して行え、迅速に製造でき、このことがパッケージの効率的な製造をもたらす。
本発明は以下に添付図面を参照して説明される。
以下に、底部折曲げ装置の作動および相違点が説明される。この装置はパッケージを備えない状態で示されているが、パッケージは図5a〜図5dに示される一般形状を有することができる。図1の底部折曲げ装置1は第一の副組立体2と、第二の副組立体3と、第三の副組立体4とを含む。本発明の図示実施例によれば、折曲げ装置1は一度に各ユニットで二個のパッケージに対して作動するように設計されており、すなわち通常の製造では6個のパッケージが折曲げ装置内に位置される。したがって、図面では、折曲げ装置1の異なるユニットは二つが対となってしばしば示される。
第一の副組立体2は図2a図および図2bに示されている。この副組立体は事前折曲げユニット5および事前加熱ユニット6を含む。
第二の副組立体3は図3a図および図3bに示されている。この副組立体はナイフ7a、プランジャー8とされた第一の折曲げユニット、および加熱ユニット9を含み、加熱ユニット9はノズル9aと連結部材9bと供給部材9cとを備えてなる。図3aおよび図3bにブラケット20,21も見ることができる。ブラケット20はカム溝22,23をそれぞれ有する。シャフト24がブラケットの各側に備えられている。分離可能な形成工具25、折り代支持部材34およびプレート26も備えられている。
第三の副組立体4は図4aおよび図4bに示されている。第三の副組立体4は分離可能な形成工具10、プランジャー11とされた押圧ユニットおよびプラウ12とされた第二の折曲げユニットを含む。図4aおよび図4bにはシリンダ16、カム・ディスク17、カム・シャフト18およびレバー19も示されている。
図5aおよび図5bは折曲げられるべきパッケージ13の形状を示している。パッケージ13は尾ひれの形状をした部分すなわちフィン15を有するスリーブ14を含み、スリーブ14は一端に横方向シール33を有している。パッケージ13は縦方向シール22も有する。図5cは底部が部分的に折曲げられた状態のパッケージを示している。パッケージ13は一次折り代31および二次折り代32を有する。図5dはパッケージの折曲げられた底部を示している。
作動時に、パッケージ13は図1の左側からいずれかの種類のコンベヤ・ベルト(図示せず)によって底部折曲げ装置1へ送り込まれる。パッケージ13は上で「上を下にして」、すなわち頂部をベルト上に乗せて直立されて配置され、既に所望の内容物を充填されていることができ、その場合は頂部蓋、例えばプラスチック製頂部を備えられる。上方へ向いて底部折曲げ装置1に面する他側の底端部にてパッケージ13は横方向シール33でシールされている。したがって、パッケージ13は底端部でシールされ、おそらく充填されている。横方向シール33はスリーブの所定の部分と共にフィン15を形成している。
パッケージ13の材料は、例えば一層以上の積層紙とすることができ、アルミニウム層を備えることもできる。一般的な材料構造はパッケージの内面からプラスチック材料の最内層、アルミニウム層(遮断層と称される)、厚紙層、プラスチック材料の最外層を含む。勿論、アルミニウム遮断層を省略するか、他の遮断材料で置き換えることができる。さらに、厚紙層は、例えば所定の剛性をパッケージに与えるポリマーのような他の層で置き換えることができる。
図2aでは第一の副組立体は開位置で示され、図2bでは閉位置で示されている。第一の副組立体2では、事前折曲げユニット5を使用して事前折曲げが行われる。このユニットは縦方向シール22から僅かに離れた箇所でフィン15を事前折曲げする。フィン15の事前折曲げの間、事前加熱ユニット6がフィン15を加熱し、例えば高温空気ノズルを使用してフィンは折曲げられる。この加熱は包装材料中の層をことさら柔軟にし、これにより事前折曲げの間層にいかなる亀裂も生じさせずに材料を伸長させる。無菌パッケージの場合には、アルミニウム層がパッケージの無菌状態を妥協させる程に損傷を受けないことが特に重要である。
シールの信頼性を高めるために多数の包装材料層が重なり合った縦方向シール22上で折曲げを行うことはより困難となるので、縦方向シール22から離れた箇所でフィン15を事前折曲げすることが好ましいが、これは必要不可欠なことではない。
その後、パッケージ13(または図示例のように複数のパッケージ)は第二の副組立体3へ送られ、そこでフィン15が折曲げられ、コーナーが壊され、フィン15が複数箇所で保持される。これらの作業の間、パッケージ13は形成工具25および折り代支持部材34の下側部分によって保持される。形成工具25および折り代支持部材34は互いに八角形のパッケージ形状を形成する。
事前折曲げされたフィン15の中央部分はプランジャー8を使用してパッケージ13の底部を形成する部分に対して押圧される。この作業はフィン15の二つの横方向端部の各々に一次折り代31を形成する。プレート26上に取付けられる折り代支持部材34の上側部分は最下位置でプランジャー8に対して一次折り代31を平坦状にする。最終的に折曲げられたパッケージ底部が人の気を引くものにするために、一次折り代31が平坦状にされることが重要である。一次折り代31の頂端部と、底部を形成するスリーブ部分およびその残りのスリーブ部分の間の縁部との間の領域において、各々の一次折り代31の各側に対して破壊ユニット7がパッケージに作用する。
破壊ユニット7はそれぞれのパッケージに作用する四つのナイフ7aを含み、ナイフ7aは各々の前記領域に押圧されて書く領域にコーナーすなわち二次折り代32を形成する。これらの二次折り代32は各一次折り代31の頂端部とフィン15の押圧された中央部分との間にて折曲げられる。一次折り代31および二次折り代32を有すパッケージは図5cに示されている。これらの二次折り代32の折曲げは、折曲げ作業が終了したときに図5dに示されるように、折曲げられた底部に八角形の形状を与える。
フィン15上の多数の箇所で、包装材料は加熱ユニット9の高温空気ノズル9aを使用して熱せられる。ノズル9aはフィン15を加熱する位置へ、またその位置から移動できる。加熱はそれらの箇所で包装材料の表面のプラスチック層を溶融させる。加熱時には、フィン15が正確な箇所を加熱されることおよびノズル9aが加熱箇所に接近できる十分な空間を有すことを保証するために、一次折り代31は折り代支持部材34で所定位置に保持される。加熱時にノズル9aが所望される加熱箇所に接近されることが重要である。何故なら、距離に応じて効率が指数関数的に低下するからである。
高温空気は高温空気源(図示せず)に連結された図7bに示される供給部材9cから図7aに示される連結部材9bを経てノズル9aへ給送される。ノズル9aがフィンを加熱する位置へ、またその位置から移動されるとき、連結部材9bは供給部材9cに対してスライドする。連結部材9bと供給部材9cとの間の連結はスライド可能な自在連結であり、連結部材9bの穴27が供給部材9cの弧形状溝28内をスライドするように構成されている。高温空気は弧形状溝28を通して送られる。
連結部材9bに関連して穴27の周囲の表面は供給部材9cの表面に緊密に取付けられ、連結部材9bの穴27を通る以外は空気が溝28を出られないようにしている。
破壊ユニット7はブラケット20に取付けられ、形成工具25はブラケット21に取付けられる。ブラケットの移動はその各側の一対のシャフト24で制御される。シャフトはプレート26に取付けられ、したがって二方向、すなわち上下方向にのみ移動可能で、側方へは移動できない。シャフト24の端部は各ブラケットの各側のカム溝22,23内をスライドする。
形成工具ブラケット21のカム溝23は図6aに示す形状を有し、破壊ユニット・ブラケット20は図6bに示す形状を有す。したがって、破壊ユニット・ブラケット20および形成工具ブラケット21は同じシャフトで制御されるが、カム溝が異なる形状なので動きは異なる。
プランジャー8の移動は加熱ユニット9の動きと同様に別個に制御される。
第二の副組立体の最初の位置は図3aに示されている。ここで、プランジャー8は上昇し、形成工具25および破壊ユニット7は開かれる。この位置で底部を折曲げられるパッケージ13が副組立体に対して位置を割り出される。
図3bでは、プランジャー8は下降し、フィンを折曲げて一次折り代31を形成し、ナイフ7aがパッケージに押当てられて、一次折り代31の頂端部と、底部を形成するスリーブ14の部分および残りのスリーブ14の部分の間の縁部との間の領域にて各折り代31の各側でコーナーまたは第二の折り代を折曲げる。形成工具25はこの作業の間、パッケージ13を保持する。
図3cでは、プランジャー8は上昇するが、ナイフ7aはパッケージ13と接触しない。加熱ユニット9は折曲げられたフィン15の多数の箇所に高温空気ノズル9aが作用する位置へ移動しており、それらの位置で包装材料の表面のプラスチック層を少なくとも部分的に溶融する。形成工具25はパッケージ13を保持する。最終的に、副組立体は図3aに示す位置へ戻される。
その後、パッケージは第三の副組立体4に対して位置を割り出される。そこで底部の最終的な折曲げおよびシーリングが行われる。図4aでは、第三の副組立体は開位置にて示されており、形成工具10は開かれ、プラウ12およびプランジャー11は上昇されている。
図5cに示された形状のパッケージ13が第三の副組立体4に到達すると、形成工具10はパッケージ13のまわりで閉じられる。同時に、プラウ12は折り代31に対する作用を開始してフィン15の中央部分に向けて少し折曲げる。第三の副組立体4のこの位置は図4bに示されている。
図4cでは、プランジャー11は一次折り代31をフィン15の中央部分に対して完全に押圧し、フィンの幾つかの箇所の既に溶融されている部分の作用により、一次折り代31はフィン15に対してその折曲げた位置でシールされる。パッケージ13の底部はこの状態で図5dに示す形状を有する。プランジャー11の押圧作用時に、プラウ12は同じ場所に保持される。何故ならプラウはプランジャー11を通して伸長するように配置され、その移動で影響を受けないようになされているからである。プランジャー11は、シーリングが適切に実行されたことを保証するために焼く50ミリ秒の時間につき底部に対する押圧状態を保持する。この後、形成工具10は開かれ、プラウ12はパッケージから引き離されて持上げられる。プランジャー11はまた折曲げられてシールされた底部から持上げられ、パッケージ13は折曲げ装置から取出される。
以下に、そのさまざまな可動部材の動きを制御するシステムが説明される。折曲げ装置の可動部材の各々はそれぞれのシリンダ16に連結される。破壊ユニット7および形成工具25を有する場合のように、幾つかの可動部材は同一のシリンダに連結される。
図4aおよび図4bでは、シリンダ16は一端で第三の副組立体4内のプランジャー11に連結される。勿論、この説明は装置の他の可動部材に同様に適用できる。
シリンダ16は常に下方へ作用する、したがって図示実施例ではプランジャー11を下方へ押圧するように作用するように構成されている。シリンダ16は他端でレバー19に連結され、レバーはさらに他端で固定位置30に固定される。シリンダの垂直方向の動きの終端位置は、その固定位置30の偏心ブッシュ(図示せず)によって調整することができる。レバー19の長さの1/3ほど固定位置30から離れた位置でレバー19は回転カム・ディスク17に当接する。カム・ディスク17は回転カム・ディスク17の回転を制御するカム・シャフト18に取付けられる。
カム・ディスク17の形状および動きはシリンダ16の動きを制御する。レバー19が図4aおよび図4bに示されるように大きな直径を有するカム・ディスク17の一部に当接されると、レバー19は持上げられ、さらにシリンダ16を持上げる。これはさらにシリンダ16に連結されている可動部材、この場合はプランジャー11を上昇させる。
図4cに示されるように小さな直径を有するカム・ディスク17の一部にレバー19が当接すると、レバー19は低下され、シリンダ16がプランジャー11を下方へ押圧することを許される。
レバー19は固定位置30からそのレバー19の全長の1/3の距離の位置にてカム・ディスク17に当接するので、カム・ディスク17の一単位の上昇がシリンダ16に連結されたレバー端部を二単位ほど上昇させる。このことは、カム・ディスク17の直径の変化が小さくても、シリンダ16の位置の所望の変化を行えることを意味する。
可動部材が基本的にパッケージ13と接触し、また接触から外れるように横方向へ移動されるとき、相対的な移動部材が取付けられるブラケットのカム溝により、シリンダ16の垂直方向の動きが少なくとも部分的に横方向の動きとなるように変換される。この一例が図3aおよび図3bに示されており、シャフト24の垂直方向の動きはブラケット20,21の少なくとも部分的に横方向の動きに変換される。
3つの副組立体はパッケージに対して同時に作用する。また、図示実施例では各副組立体は同時に二つのパッケージに作用するように構成されており、パッケージは隣の副組立体へ達するために常に一度に二段階移動するようになされる。これは勿論、同時に一個、三個、四個またはいずれかの個数のパッケージに対して作用するように構成された副組立体を使用することができる。したがって、パッケージは勿論、一度に相応の数の段階を移動される。
さらに、本発明は特定の実施例およびその例に関連して説明してきたが、本発明の範囲はそれに限定されることはない。さまざまな変化および変更が添付の特許請求の範囲で定義されたような範囲から逸脱せずに成し遂げられる。
折曲げ装置の側面図である。 図2aは開かれたときの第一の副組立体を斜視図で示し、図2bは閉じられたときの第一の副組立体を斜視図で示している。 図3aは第一の位置での第二の副組立体を斜視図で示し、図3bは閉じられたときの第二の位置での第二の副組立体を斜視図で示し、図3cでは第三の位置での第二の副組立体を斜視図で示している。 図4aは開かれたときの第三の副組立体を斜視図で示し、図4bは閉じられたときの第三の副組立体を斜視図で示している。 図5aは一方の側から折曲げられるべきパッケージの一部を示し、図5bは他側から折曲げられるべきパッケージの部分を示し、図5cは底部形成部分が部分的に折曲げられたパッケージを斜視図で示し、図5dは底部が折曲げられたときに底部から見たパッケージの平面図を示している。 図6aはカム形状を示し、図6bは他のカム形状を示している。 図7aは第二の副組立体の他の細部を拡大して示しており、図7bは第二の副組立体の他の細部を拡大して示している。
符号の説明
1 底部折曲げ装置
2 第一の副組立体
3 第二の副組立体
4 第三の副組立体
5 事前折曲げユニット
6 事前加熱ユニット
7 破壊ユニット
7a〜7d 破壊ユニット
8 プランジャー
9 加熱ユニット
10 形成工具
11 プランジャー
12 プラウ
13 パッケージ
14 スリーブ
15 フィン
16 シリンダ
17 カム・ディスク
18 カム・シャフト
19 レバー
20,21 ブラケット
22 縦方向シール
23 カム溝
24 シャフト
25 形成工具
26 プレート
27 穴
28 弧形状
30 固定位置
31 一次折り代
32 二次折り代
33 横方向シール
34 折り代支持部

Claims (33)

  1. パッケージ(13)の底部を形成する部分の端部が横方向シール(33)を有する包装材料のスリーブ(14)を含み、前記部分がフィン(15)に形状されているパッケージ(13)の底部を折曲げる方法であって、
    フィン(15)の横方向の両端位置に一次フラップ(31)が形成されるようにフィンを折曲げる段階と、
    一次フラップ(31)と、底部を形成するスリーブ(14)の部分および残りのスリーブ(14)の部分の間の縁部との境界領域において折曲げられたフィン(15)のコーナーを壊して、一次フラップ(31)とフィン(15)の残りの部分との間に二次フラップ(32)を折曲げ、これにより各一次フラップ(31)の各側において二次フラップ(32)が基本的に互いに向かって折曲げられるようにする段階と、
    一次フラップ(31)を互いへ向けて折曲げる段階と、
    スリーブ(14)の底部形成部分の残りの部分へ向けて一次フラップ(31)を押圧する段階とを含むパッケージの底部折曲げ方法。
  2. パッケージ(13)の底部が八角形に折曲げられる請求項1に記載された方法。
  3. スリーブ(14)が長手方向シール(22)を有し、フィン(15)が一次フラップの形成折曲げ段階の前に長手方向シール(22)から離れた位置で事前折曲げされる請求項1または請求項2に記載された方法。
  4. フィン(15)が事前曲げ段階の間に加熱される請求項3に記載された方法。
  5. 押圧段階の前にフィン(15)が多数の箇所で加熱され、フィン(15)が押圧段階時にその長さに沿ってシールされるように配置される請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載された方法。
  6. 第一の分離可能な外部の形成工具(10)が事前押圧段階時にパッケージ(13)を保持する請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載された方法。
  7. 第一の分離可能な外部の形成工具(10)が平行四辺形の輪郭に沿って開閉される請求項6に記載された方法。
  8. フィン(15)の形状をしたパッケージ(13)の底部形成部分の端部に横方向シール(33)が形成された包装材料のスリーブ(14)を含むパッケージ(13)の底部折曲げ装置であって、
    フィン(15)の横方向両端に一次のフラップ(31)が形成されるようにフィン(15)を折曲げる第一の折曲げユニット(8)と、
    一次フラップ(31)と、底部を形成するスリーブ(14)の部分および残りのスリーブ(14)の部分の間の縁部との境界領域において折曲げられたフィンのコーナーを壊して、一次フラップ(31)とフィン(15)の残りの部分との間に二次フラップ(32)を折曲げ、これにより各一次フラップ(31)の各側にて二次フラップ(32)が基本的に互いに向かって折曲げられるようにする破壊ユニット(7)と、
    一次フラップ(31)を互いへ向けて折曲げる第二の折曲げユニット(12)と、
    スリーブ(14)の底部形成部分の残りの部分へ向けて一次フラップ(31)を押圧する押圧ユニット(11)とを含む装置。
  9. 底部を八角形に折曲げるように構成された請求項8に記載された装置。
  10. 破壊ユニット(7)が四つのナイフ(7a)を含み、ナイフ(7a)は基本的に四角形のコーナーの位置に配置され、それぞれのナイフがそれぞれの一次フラップ(31)のそれぞれの側で作動可能とされている請求項8に記載された装置。
  11. スリーブ(14)が長手方向方向シール(22)を有し、前記装置はその長手方向シール(22)から離れた箇所でフィン(15)を事前折曲げする手段(5)を含んでいる請求項8から請求項10までのいずれか一項に記載された装置。
  12. 事前に折曲げられたフィン(15)を加熱する第一の手段(6)を含む請求項11に記載された装置。
  13. フィン(15)を事前折曲げする手段(5)および事前折曲げされたフィン(15)加熱する第一の手段(6)が第一の副組立体(2)内に配列されている請求項12に記載された装置。
  14. それぞれの少なくとも一つの第一のカム・ホイール(17)に連結された少なくとも一つの第一のシリンダ(16)が第一の副組立体(2)およびその部材の動きを制御するように構成された請求項13に記載された装置。
  15. 破壊ユニット(7)を保持する第一の対のブラケット(21)と第二の形成工具(25)を保持する第二の対のブラケット(20)とを含み、それらブラケット(20,21)はそれぞれカム面(23,22)を備えており、それらの対の各側に一つのシャフト(24)が配置されてそれらの対の各側で前記カム面(22,23)に沿って移動し、それにより破壊ユニット(7)および第二の形成工具(25)の動きを同時に制御するように構成されている請求項8から請求項14までのいずれか一項に記載された装置。
  16. 折曲げユニット(8)に対して一次フラップ(31)を平坦状にするために配置された少なくとも一つのフラップ支持部材(34)を含む請求項8から請求項15までのいずれか一項に記載された装置。
  17. シールされるようにフィン(15)が配置された、折曲げられたフィン(15)の長さに沿う多数の箇所で加熱を行う第二の加熱ユニット9を含む請求項8から請求項16までのいずれか一項に記載された装置。
  18. 第二の加熱ユニット(9)が高温空気源からスライド自在連結部を介して高温ガスを供給される請求項17に記載された装置。
  19. フィン(15)の過熱の間、少なくとも一つのフラップ支持部材(34)が一次フラップ(31)を保持するように構成されている請求項17または請求項18に記載された装置。
  20. 破壊ユニット(7)、折曲げユニット(8)、フラップ支持部材(34)、およびフィン(15)を加熱する第二の手段(9)が第二の副組立体(3)内に配列されている請求項17,請求項18または請求項19に記載された装置。
  21. それぞれの少なくとも一つの第二のカム・ホイール(17)に連結された少なくとも一つの第二のシリンダ(16)が第二の副組立体(3)およびその部材の動きを制御するために配置されている請求項20に記載された装置。
  22. スリーブ(14)の底部形成部分の一部へ向けてフラップ(31)を押圧する間にパッケージを保持する第一の分離可能な形成工具(10)を含む請求項8から請求項21までのいずれか一項に記載された装置。
  23. 第一の分離可能な形成工具(10)の各部分が基本的に平行四辺形の輪郭に沿って開閉されるように構成されている請求項22に記載された装置。
  24. 第一の分離可能な形成工具(10)、押圧ユニット(11)および第二の折曲げユニット(12)が第三の副組立体(4)内に配列されている請求項22または請求項23に記載された装置。
  25. それぞれの少なくとも一つの第三のカム・ホイール(17)に連結された少なくとも一つの第三のシリンダ(16)が第三つの副組立体(4)およびその部材の動きを制御するために配置されている請求項24に記載された装置。
  26. 前記装置に含まれる少なくとも一つの可動部材の動きを制御するために少なくとも一つのシリンダ(16)が配置され、前記少なくとも一つのシリンダ(16)はそれぞれの少なくとも一つのレバー(19)の一端に連結され、レバー(19)は他端(30)にて固定されてそれぞれの回転カム・ホイールに当接するように配置され、レバーの動きはカム・ホイールによって制御される請求項8から請求項25までのいずれか一項に記載された装置。
  27. レバー(19)をカム・ホイール(17)の中心へ向けて引っ張るために少なくとも一つのシリンダ(16)が配置されている請求項26に記載された装置。
  28. 少なくとも一つのレバー(19)および少なくとも一つのカム・ホイール(17)が少なくとも一つのシリンダ(16)を周期的に持上げるために配置されている請求項27に記載された装置。
  29. 少なくとも二つのシリンダ(16)が備えられ、各シリンダ(16)はそれぞれのカム・ホイール(17)によりそれぞれのレバー(19)を介して制御され、少なくとも二つの前記カム・ホイール(17)は共通の回転カム・シャフト上に配置されている請求項26から請求項28までのいずれか一項に記載された装置。
  30. レバー(19)が固定端部(30)とシリンダ(16)との間の距離の1/3だけ固定端部(30)から離れた位置でカム・ホイール(17)に当接するように構成された請求項26から請求項29までのいずれか一項に記載された装置。
  31. 可動部材が、
    フィンの側方に一次フラップ(31)が形成されるようにフィンを折曲げる第一の折曲げユニット(8)、
    折曲げたフィンに第二のフラップ(32)を形成するコーナーを壊す破壊ユニット(7)、
    一次フラップ(31)を互いに対して折曲げる第二の折曲げユニット(12)、
    スリーブ(14)の残りの部分に向けて一次フラップ(31)を押圧する押圧ユニット(11)、
    フィン(15)を事前折曲げする手段(5)、
    事前折曲げされたフィン(15)を加熱する第一の手段(6)、および
    折曲げられたフィン(15)を加熱する第二の手段(9)、および
    一次フラップ(31)の押圧時にパッケージを支持する第一の分離可能な形成工具(10)、
    の少なくとも一つを含む請求項26から請求項30までのいずれか一項に記載された装置。
  32. 長手方向のシール(22)を有し、またパッケージ(13)の底部形成部分の端部に横方向シール(33)を有する包装材料のスリーブ(14)を含むパッケージであり、前記部分がフィン(15)の形状を有しており、前記底部は、
    フィン(15)の中央部分が底部を形成するスリーブ(14)の部分へ向かって折曲げられ、
    フィン(15)の横方向端部が互いへ向けて、またフィンの中央部分へ向けて折曲げられるようになされたパッケージであって、
    フィンの横方向端部の側縁と、底部を形成するスリーブ(14)の部分および残りのスリーブ(14)の部分の間の縁部との間の領域において、横方向端部と底部を形成するスリーブ(14)の部分との間で、各々の横方向端部の各側に折曲げ部分(32)が形成され、フィン(15)および底部を形成するスリーブ(14)の部分へ向けて折曲げられて、底部が基本的に八角形の形状を有していることを特徴とするパッケージ。
  33. フィン(15)が長手方向シール(22)から離れた箇所で折曲げられる請求項31に記載されたパッケージ。
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