JP4684458B2 - 山形頂部を有するカートンを成形、充填およびシールする包装機械のための頂部事前折り曲げ装置 - Google Patents

山形頂部を有するカートンを成形、充填およびシールする包装機械のための頂部事前折り曲げ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、山形頂部を有するカートンの頂部パネルを事前に折り曲げるする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
山形頂部を有するカートンは広く一般に使用されている。そのようなカートンは20世紀のほとんどで知られている。それらのカートンは、例えばミルクやジュースのような液体食品である従来の製品のためのカートンとして広く受け入れられ、流行ってきた。それらのカートンは、例えば乾燥粒状スープのような非液体食品の包装に、また洗濯洗剤のような非食品の包装にも使用されている。
【0003】
初期の従来の山形頂部を有するカートンは、山形部分における一方の側部の一部を開くことで形成される注ぎ口を含んでいた。この構造は今でも広く受け入れられているが、1つの欠点はカートンの再シール性が制限されることである。すなわち、カートンを閉じるために山形部分は「再折り畳み」することができるが、周囲環境に対する露出を低減するための実際的なシール性は非常に制限されている。そのために、そのような山形頂部を有するカートンの改良が進められている。
【0004】
1つのそのような改良では、注ぎ口は山形パネルの一方に備えられ、そのパネルに対して全体的にシールされることである。注ぎ口は包装された内容物に対するアクセスを容易にできるようにする。「従来」の注ぎ口の構造では、開口は山形パネルに形成され、プラスチック製などの注ぎ口がパネルに対して溶着またはシール付けされる。容器に再シール性を与えるために、ねじ蓋またはヒンジ取り付け蓋のようなキャップが注ぎ口に嵌め付けられる。そのような注ぎ口は広く使用されており、内容物に対するアクセスが容易で、内容物を新鮮状態に維持することが可能なために受け入れられている。
【0005】
山形頂部を有するカートンに対する他の改善では、延長した山形パネルまたは頂部パネルを備えることが望ましいと見い出された。延長パネルは販売または宣伝用の印刷のための付加面積を与え、また移送大きい注ぎ口および(または)キャップの使用を可能にする。大きい注ぎ口の使用は、粘性が大きい、または固形の内容物を収容する製品の場合特に有利となる。さらに、それらの延長頂部パネルは「従来」の山形頂部を有するカートンに比べて美的アピールおよび独特な外観を与える。そのために、これらの向上されたデザインはすべての包装製品に望ましいことが見い出された。
【0006】
それらの延長頂部パネルの特徴のために、頂部パネル、特に延長した山形パネルを事前折り曲げするための典型的な事前折り曲げ構造は、そのようなパネルの望まれる事前折り曲げを行えないことが見い出された。また、周知の事前折り曲げ機はさまざまなカートンの頂部パネルを的確に事前折り曲げできないこと、および「凹部」すなわち窪み部分が各種パネル連結部に形成されてしまうことが見い出された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、山形頂部を有するカートンのための改良された頂部パネル事前折り曲げ装置の必要性が生じている。これは、延長すなわち拡大された頂部パネルを有する山形頂部カートンに関して特にそうである。そのような頂部事前折り曲げ装置は改善された山形形状に必要な折り曲げ形成を可能にすることが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】
延長頂部パネルを有する山形頂部カートンを形成、充填およびシールするための包装機械のための頂部パネルの事前折り曲げ装置が、その改善された山形形状に不可欠な各種頂部パネルの折り目の必要とされる形成すなわち事前折り曲げを行う。この包装機械はカートンが運ばれる工程経路を形成している。事前折り曲げ装置は、包装機械の工程経路に沿って底部パネルの折り曲げおよびシール工程の後で、充填ステーションの前に配置される。
【0009】
この山形頂部を有するカートンは、シール底部と、2つの垂直側部パネルと、2つの山形側部パネルとを含む。各々の山形側部パネルはそれぞれ1つの垂直側部パネルと連続されて一対の山形側部パネル/垂直側部パネル連結部を形成する。延長頂部パネル構造では、山形側部パネル/垂直側部パネル連結部はシール底部に対して或る角度(例えば水平に対して或る角度)を与えられて形成される。
【0010】
事前折り曲げ装置は工程経路に沿って配置された一対の枢動アームおよびマンドレルを含む。マンドレルはカートンが工程経路に沿って移動するときにカートンの上方位置およびカートンの内部位置の間を移動可能である。アームはマンドレルの反対両側に配置され、工程経路を横断する方向に取り付けられる。各アームは1つの軸線のまわりを枢動する。アームはそれぞれ取り付けられたフラップを含む。
【0011】
フラップは、マンドレルに向かうおよび離れる方向へアーチ状の経路で回転するように取り付けられる。フラップは、三角形の形状を有し、フラップの下側部分にてフラップ表面から突出した隆起部分を含むことが好ましい。フラップはアームの回転軸線から隔てられてアームに取り付けられることが最も好ましい。
【0012】
アームは、フラップを山形側部パネルに係合させるように移動させるために枢動する。これが山形側部パネルをマンドレル上に内方へ折り畳む。フラップの隆起部分は山形側部パネル/垂直側部パネル連結部の付近で山形側部パネルに接触する。これが、成形且つシールされたカートンに明確な個々の折り曲げ線を形成するためのカートン折り目の正確な事前折り曲げすなわち「ブレーキング」を行う。
【0013】
好ましい実施例では、枢動アーム軸線は水平に対して或る角度で配置される。この枢動アーム軸線は、山形側部パネル/垂直側部パネル連結部が水平に対してなす角度にほぼ等しい角度で配置されることが最も好ましい。
【0014】
本発明の包装機械では、各マンドレルは一対のヘッド部分を形成しており、それらのヘッド部分はそれぞれ折り曲げ縁を形成している。この構造では、折り曲げ縁はそれぞれの枢動アーム軸線に一般に平行に形成される。
【0015】
作動速度および処理効率の向上の必要性に合致するように、包装機械は複数対の枢動アームおよびマンドレルを含むことができる。そのような構造では、複数の対を成すアームは工程経路の反対両側に配置され、それに組み合うマンドレルは工程経路の直ぐ上方位置に配置されることができる。
【0016】
最新の実施例では、各対の枢動アームおよびそれに組み合うマンドレルは往復移動するキャリッジに担持される。キャリッジはアームおよびマンドレルを一体的に移動してカートンと係合および係合解除させる。アームおよびマンドレルを担持するキャリッジはアームおよびマンドレルを下方に位置するカートンと係合および係合解除させるために垂直平方へ往復移動するように構成される。
【0017】
本発明の他の特徴および利点は以下の詳細な説明、添付図面および特許請求の範囲の記載から明白となるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明はさまざまな形態の実施例が可能であるが、図面には現在好ましいとされる実施例を図示し以下に説明する。本明細書の記載は 本発明の例示として考えるべきであり、本発明をその図示した特定の実施例に限定することは意図しないことが理解されるべきである。
【0019】
図面、特に図1を参照すれば、成形、充填およびシールを行う典型的な包装機械10が示されている。この包装機械の一例はカツマタ氏に付与された米国特許第6012267号に開示されており、その特許は本明細書で援用される。この包装機械は平たい折り畳まれたカートン素材を保存するカートン・マンガン12と、カートン直立ステーション14と、底部成形シール・ステーション16とを含む。この包装機械は符号18で全体的に示す事前折り曲げ装置を含む。
【0020】
包装機械10はカートンを殺菌する殺菌ステーション20を粉末味、またカートンに内容物を充填する充填ステーション22をさらに含む。充填ステーション22の後、カートン頂部パネルは折り畳まれ、引き続きシールされる。カートンはその後成形、充填およびシールを行う包装機械10から取り出される。
【0021】
本明細書で説明のために、特定のカートン110,310に関する以下の詳細な説明ではカートン110,310に対して複数の符号が与えられている。
【0022】
紙加工(converting)工程では、積層厚紙製カートンがカートン素材として望まれる形状に切断され、エンボス加工に非常によく似た方法でその積層構造に折り曲げ線すなわち折り目が形成される。当業者はそれらの折れ目すなわち折り曲げ線を形成する方法を認識し理解するであろう。
【0023】
図5a、図6および図7を参照すれば、本明細書の説明はカートン110および素材210の形状に関する。加工工程の後、さらに作業される折り曲げ線すなわち折り目だけが平坦に折り畳まれた形状(図示せず)を形成するために必要とされる。当業者には理解できるように、この形状では、第2および第3のパネル212,214および第4および第5のパネル216,218がそれぞれの共有する折り曲げ線すなわち折り目220,222に沿って折り畳まれ、カートンの側部シール(第5のパネル218)が形成される。この平坦な折り畳まれた形状は、カートンが包装機械に供給されるときの形状である。その後のすべての折り曲げ作業およびシール作業は包装機械の作動の一部として実行される。
【0024】
そのために、包装機械10は、例えば頂部パネル−側部パネル212,214−前部パネル214−後部パネル226の連結部のようなさまざまな頂部パネル224a〜224eの連結部におけるカートン折り曲げ線の事前折り曲げすなわち「ブレーキング」を行う事前折り曲げ装置18を含む。頂部パネルの事前折り曲げ装置18は充填ステーション22の前で、底部パネル成形およびシール・ステーション16の後に配置される。事前折り曲げ装置18は折り曲げ線すなわち折り目の位置でパネル連結部を「ブレーキング」することで明確な個々の先駆けとなる折り目を(頂部パネルの折り曲げ作業およびシール作業に先だって)形成する。
【0025】
上述したように、山形頂部を有するカートンの改善は進められている。そのような1つの改善では、従来の山形頂部カートンの山形パネルは「延長」頂部パネルと置き換えられる。その構造では、山形パネルの1つは延長すなわち拡張されている。代表的な延長頂部パネルを有するカートンは110,310がそれぞれ図5aおよび図5bに示されている。
【0026】
それらの図から分かるように、図5aに示された構造では、カートン110は相対する側壁112(一方のみ示されている)と、前壁114と、後壁116とを含み、これらの壁部はカートン110の全体的に四角形の横断面形状を形成する。カートン110は延長頂部すなわち山形パネル118と、第2の短い頂部パネル(すなわち山形パネル)120と、頂部フィン122とを含む。縁124は前壁114およびそれぞれの側壁112の連結部すなわち交差部を形成する。同様に、縁126は後壁116およびそれぞれの側壁112の交差部を形成する。
【0027】
この延長パネル構造では、内側山形部分128(一方のみ示されている)は側壁112の上方で、延長パネル118および短い頂部パネル120の下方且つそれらの間に形成される。そのために、検出したすなわち角度を付された縁130は各々の三角形の山形側部パネル132およびそれぞれの垂直側壁すなわち側部パネル112の交差部を形成する。角度を付された縁130はカートン素材210の折り目232に対応する。前縁134は延長パネル118と前壁114との交差部を形成し、後縁136は第2の短い頂部パネル120と後壁116との交差部を形成する。カートン110は取り外し可能な蓋装置、例えば代表的な注ぎ口138を取り付けることができ、そのような蓋装置を取り付けることが好ましい。
【0028】
図5bに示された実施例のカートン310は1つの延長頂部パネル312を含み、この延長頂部パネル312は前壁314から立ち上がり、カートン310の後壁318の一部分と共にフィン316を形成する。カートン310はまた再密閉(シール)可能な蓋装置320も含む。これらのカートン実施例110,310の両者は、垂直側壁112,324の頂部に形成された角度の付された縁130,322を含む。延長頂部パネルを有するカートンの両実施例では、カートン構造は、例えばオーバーサイズの注ぎ口、蓋装置、キャップなどの取り付けを可能にするための延長すなわち拡張したパネル118,312に加えて明確な美的外観を与える。本発明の事前折り曲げ装置18のこのようなすべての応用例は本発明の範囲および精神に含まれる。
【0029】
図1〜図3を参照すれば事前折り曲げ装置18は、成形、充填および包装を行う機械10の底部成形シール・ステーション16の後で充填ステーション22の前の位置に取り付けられる。事前折り曲げ装置18は複数のアーム24,26,28,30を含み、これらのアーム24,26,28,30は軸線A1〜A2(アーム24および26)のまわりで枢動する。軸線A1,A2は水平H(図4a)に対して角度を付されているが、機械10を通して全体を符号32で示されるカートンの工程経路、すなわち移動経路の一般に横方向(すなわち横断する方向)に配向されている。好ましい実施例では、軸線A1,A2は水平Hに対してカートンの折り曲げ線すなわち折り目130と整合される。
【0030】
アームは対24,26および28,30として備えることができる。一方の対24,26はカートン移動経路32の一方の側に位置し、他方の対28,30はカートン移動経路32の反対側に位置される。このようにして、各アーム24,26,28,30の軸線A1,A2は互いに平行で、一方の対のアーム24,26はカートン搬送すなわち移動経路32の片側に取り付けられ、他方の対のアーム28,30はカートン搬送経路32の反対側に取り付けられる。
【0031】
図4aおよび図4bを参照すれば、これらの図はアーム24,30を示しており、各アーム24,30はロッドまたはピン34と、横方向の延長部材36と、フラップ38とを含む。一般に軸線方向に延在する連結部材40はフラップ38および横方向の延長部材36の間を延在する。図4cに概略的に示されるように、この構造はフラップ38の回転すなわち動きをロッド34の回転軸線A1,A2から半径方向に移動させる。この結果、ロッド34の回転に対するフラップ38の全体を符号42で示される円弧状の移動路は比較的大きくなる。
【0032】
マンドレル44は対を成すアーム24,26および28,30のそれぞれと組み合う。マンドレル44は第1および第2のマンドレル・ヘッド46,48を含み、各マンドレル・ヘッド46,48は対を成すアーム24,26および28,30のそれぞれのフラップの1方と組み合う。例えば、マンドレル・ヘッド46はアーム24のフラップ38と組み合い、マンドレル・ヘッド48アーム26のフラップ38と組み合う。マンドレル44はカートン頂部に挿入される形状となされ、これによりマンドレル・ヘッド46,48はカートン110の折り曲げ線130と整合される。マンドレル・ヘッド46,48はそれぞれ折り曲げ縁50を含む。
【0033】
図2および図3を検討することでと当業者は認識されるように、リンケージ52はアーム24,26および28,30の枢動すなわち回転運動(従ってそれらのそれぞれのフラップ38の運動)ならびにマンドレル44の往復運動の両方の作動のために備えられる。最新の実施例では、マンドレル44およびアーム24,26および28,30は、カートンが包装機械の工程経路32に沿って移動するときにカートンと係合するように往復移動する(例えば上下方向に移動する)キャリッジ54に取り付けられる。
【0034】
図3〜図4に最も良く示されるように、フラップ38は一般に三角形の形状を有し、その形状は三角形の内方へ向かって配向された内側山形パネル226(図7)の補完形の形状である。従って、事前折り曲げ用のフラップ38はそれが内方へ向かって枢動すなわち回転されるときに三角形の山形パネル226の全体と基本的に係合する。図7を参照すれば、またカートンが完全に形成される(すなわち、側部シールされ、また底部を折り曲げられてシールされる)以外の頂部パネルの事前折り曲げ時を認識すれば、三角形の山形側部パネル226の内方へ向かう枢動は頂部の小さいパネル228ならびに短い頂壁パネル120も内方へ押圧する。従って、頂部パネル事前折り曲げ作用は上側パネル224a〜224eの折り曲げ線のすべての事前折り曲げすなわち「ブレーキング」を行い、これによりその後の頂部の折り曲げおよびシール作業を容易にする。
【0035】
各フラップ38は隆起部分56をさらに備えている。隆起部分56は山形側部パネル/垂直側部パネル連結部130の上方に直ぐ隣接した三角形の山形パネル226と係合する形状とされる。この新規な延長パネル形状は、充填およびシール作業後に山形パネル118,120,132のための的確で明瞭な個々の折り曲げ線130を積極的に、すなわち深く、事前折り曲げすることを必要とする。
【0036】
マンドレル・ヘッド46,48はアーム/マンドレル・キャリッジ54が下方へ移動するときにカートンの内部に位置される。マンドレル・ヘッド46,48は山形側部パネル/垂直側部パネル連結部130に隣接してカートン110の内部に位置される。マンドレル・ヘッド46,48は、フラップ38がカートンに接触して、パネルまたは壁部のいずれかの望ましくない位置よりも、折り目(例えば折り目130)に沿ってその材料の「ブレーキング」を行うときにカートンの支持を形成する。
【0037】
上述したように、横方向および軸線方向の連結部材36,40によってフラップ38はアーム・ロッドに取り付けられる。これらの連結部材はロッド34の回転軸線A1,A2からフラップ38を隔て、これにより符号58で示されるように偏倚すなわちオフセットを形成する。フラップ38がカートン110との係合を解除されて引き戻されるとき、すなわち上方へ回転されるとき、カートンとの干渉またはカートン・パネルの不用意な壊れを生じることなくアーム24,26/マンドレル44組立体をカートン110上へと下方へ移動させる(すなわちキャリッジ54を下方へ移動させる)ための十分な空間をオフセット58は形成する。
【0038】
周知の頂部事前折り曲げ装置の構造は、個々の明瞭な折り曲げ線の形成を保証するためのこの改善された折り曲げ動作を与えることのできないことが観察された。特に、図6および図7に符号230で全体的に示すように、延長パネル118、前壁114、垂直側壁112および山形側部パネル226(132)の交差部に凹部の形成されることが見い出された。そのために、フラップ38の面60から外方へ突出するフラップ隆起部分56が事前折り曲げの深さまたは角度を大きくして、山形折り曲げ線130の位置に一層明瞭な個々の折り曲げ線の形成を保証するように、また望ましくない凹部の形成を防止するようにできることが見い出された。
【0039】
最新の実施例では、隆起部分56は平坦な隆起面62によって形成され、この隆起面は一般にフラップ38の面60に平行とされることができる。各々の隆起部分56の後縁62はフラップ38の後縁64の補完形を成す。隆起部分56はフラップ38の一部分に沿って後縁64から前方へ延在する。この説明のためにフラップ38の後縁64は延長山形パネルに隣接した部分とされる。
【0040】
図4aおよび図4bでアーム24,30を考えて分かるように、アーム24,30のピン34はそれぞれのフラップ38の反対側から延在しているが、フラップ38の面60の隆起部分56の位置とフラップ38の配向は同じである。当業者に理解されるように、本明細書のようにカートンがそれぞれ他のカートンと同じ配向で処理される(すなわちすべてのカートンが同じ方向へ向いている)場合、および本明細書のように複数の事前折り曲げ装置18が配置され、それらがカートン工程経路32の反対両側に取り付けられている場合には、この構造が必要である。
【0041】
前述から、本発明の新規な概念の精神および範囲から逸脱せずに多数の変更および変形を行えることが流出されるであろう。図示した特定の実施例に限定することを意図しておらず、推測されるべきでないと理解しなければならない。本明細書は請求項の記載によってその範囲内に包含されるそれらのすべての変更をカバーすることを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本に従って改善された頂部事前折り曲げ装置を備えた典型的な成形、充填およびシールを行う包装機械の斜視図である。
【図2】改善された頂部事前折り曲げ装置の部分的な斜視図である。
【図3】1組の事前折り曲げ装置のフラップおよび組み合うマンドレルの拡大図であって、フラップは最初のカートン係合位置の僅かに内方に移動されている拡大図である。
【図4】aおよびbは事前折り曲げ装置のフラップおよびそれらの回転取り付けアームの平面図であり、cはその端面図である。
【図5】aおよびbは延長した頂部パネルによる山形頂部を有するカートンの典型的な実施例の側面図である。
【図6】図5aの典型的なカートンの頂部の斜視図である。
【図7】図5aのカートン用のカートン素材の平面図である。
【図8】カートン素材に対する事前折り曲げ装置のフラップの作動状態を示す側面図である。
【符号の説明】
10 包装機械
16 底部成形シール・ステーション
18 事前折り曲げ装置
20 殺菌ステーション
22 充填ステーション
24,26,28,30 アーム
32 カートン移動経路
34 ロッドまたはピン
36 横方向延長部材
38 フラップ
42 円弧状の移動路
44 マンドレル
46,48 マンドレル・ヘッド
50 折り曲げ縁
52 リンケージ
54 キャリッジ
56 隆起部分
58 オフセット
60 面
62,64 後縁
110,310 カートン
112 側壁
114 前壁
116 後壁
118 延長パネル
120 短い頂部パネル
122 頂部フィン
124,126 縁
128 内側山形部分
130 折り曲げ線
210 カートン素材
212,214,216,218 パネル
220,222 折り曲げ線すなわち折り目
224a〜224e 頂部パネル
226 山形パネル
228 小さい頂部パネル
232 折り目
312 延長頂部パネル
314 前壁
316 フィン
318 後壁
320 蓋装置
322 縁
324 垂直側部パネル

Claims (6)

  1. 包装機械が工程経路を形成し、包装機械に沿って充填ステーションの前に頂部の事前折り曲げ装置が配置されており、山形頂部を有するカートンはシール底部と、2つの垂直側部パネルと、2つの山形側部パネルとを含み、各々の山形側部パネルはそれぞれ1つの垂直側部パネルと連続されて1対の山形側部パネル/垂直側部パネル連結部を形成し、山形側部パネル/垂直側部パネル連結部はシール底部に対して或る角度を与えられて成る山形頂部を有するカートンを成形、充填およびシールする包装機械のための頂部の事前折り曲げ装置であって、
    工程経路に沿って配置され、カートンが工程経路に沿って移動するときにカートンの上方位置およびカートンの内部位置の間を移動可能なマンドレルと、
    マンドレルの反対両側に1つずつ工程経路を横断する方向に配置され、各々がフラップを含むと共にマンドレルに向かう方向および離れる方向に軸線のまわりで枢動し、各フラップはその表面から突出した隆起部分を有している一対の間隔を隔てた枢動アームとを含み、
    山形側部パネルを内側へ向けてマンドレル上へ折り畳むために前記アームが枢動して前記フラップを山形側部パネルに接触させ、またフラップの隆起部分は山形側部パネル/垂直側部パネル連結部の上方で該連結部に隣接して山形側部パネルと接触する形状になっている頂部の事前折り曲げ装置。
  2. 前記フラップが全体的に三角形の形状をしている請求項1に記載された頂部の事前折り曲げ装置。
  3. 前記枢動アーム軸線は水平に対して或る角度を有して配置されている請求項1に記載された頂部の事前折り曲げ装置。
  4. 前記マンドレルが一対のヘッド部分を有し、それらヘッド部分のそれぞれが折り曲げ線を形成しており、また前記折り曲げ線はそれぞれの前記枢動アーム軸線に平行である請求項1に記載された頂部の事前折り曲げ装置。
  5. 包装機械が第1対および第2対の枢動アームを含んでおり、また第1対および第2対の枢動アームは工程経路の反対両側に配置されている請求項1に記載された頂部の事前折り曲げ装置。
  6. 枢動アームおよびマンドレルは一体的に移動してカートンと係合および係合解除するように1つの往復移動するキャリッジに担持されている請求項1に記載された頂部の事前折り曲げ装置。
JP2001115641A 2000-06-30 2001-04-13 山形頂部を有するカートンを成形、充填およびシールする包装機械のための頂部事前折り曲げ装置 Expired - Fee Related JP4684458B2 (ja)

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