JP2006501667A - 分離材料で満たされた溝より成るフィールド分離領域を有する半導体装置の製造方法 - Google Patents

分離材料で満たされた溝より成るフィールド分離領域を有する半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

活性領域(3)を取り囲むフィールド分離領域(2)が設けられた表面(4)を有するシリコン本体(1)を備えた半導体装置の製造方法。この方法では、シリコン本体の表面に、ある材料の補助層(5)が設けられ、その上に、酸化処理の間に、シリコン本体のシリコン上よりも厚くシリコン酸化物の層が形成される。ここでは、シリコン及びゲルマニウムを備える補助層が上記表面上に形成され、そして、前記補助層はSiGe1−x−y、ここでは、0.70<x<0.95そしてy<0.05の層であると好ましい。次に、フィールド分離領域が形成される位置において、補助層内に開口(9)が形成され、そして、シリコン本体内にトレンチ(11)が形成される。次に、トレンチの壁(12)上にシリコン酸化物層(13)が設けられ、そして、開口の壁(10)にシリコン窒化物層(14)が設けられ、両者とも酸化処理により形成される。補助層はその厚み全体に渡っては酸化されない。酸化処理の後、分離材料の層(18)が堆積され、これがトレンチ及び開口を完全に満たす。続いて、補助層(17)の非酸化部分が露出するまで平坦化処理が行われ、そして、補助層の露出部分が除去される。従って、活性領域(3)上に延在する端部(19)を有するフィールド分離領域(2)が形成される。

Description

この発明は、シリコン本体の表面に、ある材料の補助層が設けられ、その上に、酸化処理の間に、シリコン本体のシリコン上よりも厚くシリコン酸化物の層が形成され、その後、フィールド分離領域が形成される位置において、補助層内に複数の開口が形成され、シリコン本体表面内に複数の溝が形成され、その後、酸化処理が行われて、溝及び開口の壁にシリコン酸化物の層が設けられ、しかし、開口近傍の補助層がその厚み全体で酸化されることはなく、その後、続いて、分離材料の層が溝及び複数の開口が完全に満たされるような厚みで堆積され、補助層の非酸化部分が露出するまで平坦化処理が行われ、そして、補助層の非酸化部分が除去される、半導体装置の製造方法に関する。
酸化処理の間、例えば、酸化雰囲気内でシリコン本体を加熱することにより、開口の壁に、溝の壁に形成されるより厚いシリコン酸化物の層が設けられる。従って、溝の隣部において、開口の壁に形成されたシリコン酸化物の層がシリコン本体の非酸化シリコン上部に突出する。この分離端部は、平坦化処理と補助層の非酸化部分のエッチング除去との間に、その層の一部分上部のみで除去され、その結果、フィールド分離領域が形成され、溝隣部の分離端部が溝隣部のシリコン本体のシリコン上部に突出する。従って、フィールド分離領域が、これにより囲まれる活性領域上部に突出する分離端部を有して形成される。
フィールド分離領域がシリコン本体内に形成されると、半導体素子、とりわけ、表面に平行に延在する浅いpn結合を有する半導体素子が活性領域に形成される。これらのさらなる処理の間に、エッチング及びクリーニングプロセスが行われ、シリコン酸化物がエッチング除去される。フィールド分離領域に上記端部が設けられなかった場合は、シリコン酸化物のエッチング除去の結果として、フィールド分離領域との界面において活性領域が露出することになる。その結果、浅いpn結合は、もはや、分離されなくなる。これは、活性領域と重なる、フィールド分離領域に形成された端部により妨げられる。
US5,834,358が冒頭の段落の種類の方法を開示しており、シリコン本体の表面に、1019から1021原子/ccの比較的重くドープされた低非晶質又は多結晶シリコンを備える層が設けられ、この層は補助層として機能する。ドーピングはp型又はn型である。溝が形成されるシリコン本体は約1016原子/ccで軽くp型にドープされる。酸化の間に、シリコン本体の比較的軽くドープされた単結晶シリコン上に形成されるシリコン酸化物の層より厚いシリコン酸化物の層が比較的重くドープされた多結晶シリコンに設けられる。酸素内で800から950°Cの範囲の温度で酸化処理が行われる。二酸化シリコン層は分離材料として堆積される。平坦化処理及び多結晶シリコンの補助層の非酸化部分のエッチング除去との後に、フィールド酸化物に囲まれた活性領域上部に20から50nm突出する端部を有するフィールド分離領域が形成される。
比較的重くドープされた多結晶シリコンを補助層の材料として用いると、酸化処理の間に、燐やボロン等の、ドーパントの原子が補助層から出てシリコン本体内の溝内へと進路を見つける。溝の壁の酸化の間に、これらの原子はシリコン酸化物と溝の壁との間の界面内で互いに結合する。その結果、フィールド分離領域の分離特性が大幅に影響を受ける。
この発明の目的は、とりわけ、上記の問題を有しない方法を提供することである。
これを達成するために、この発明の方法は、シリコン及びゲルマニウムを備える層が補助層として前記シリコン本体の前記表面に施されることを特徴とする。前記酸化処理の間に酸化ガスの反応室内で前記シリコン本体が加熱され、そして、前記補助層の酸化の間にシリコン酸化物とゲルマニウム酸化物とが形成される。最初の酸化物は安定であるが、次の酸化物は反応室内で蒸発する。前記補助層内の前記複数の開口の壁と前記複数の溝の壁とにシリコン酸化物の層が形成され、前記補助層内の開口の壁におけるシリコン酸化物の形成では、前記溝の壁におけるシリコン酸化物の形成より迅速にシリコン及びゲルマニウムが発生する。前記補助層はドーパントを含まないので、シリコン酸化物と前記溝の壁との間の界面に不要なドーパントの原子が拘束されるリスクがない。前記溝の壁にゲルマニウムが存在する可能性があるが、これは前記フィールド分離領域の分離特性に影響を与えることはない。
前記シリコン本体の前記表面に、SiGe1−x−y、ここでは、0.70<x<0.95そしてy<0.05の層が前記補助層として設けられると好ましい。この種の層は1000から1100°Cの範囲の非常に高い温度で安定である。その結果、そのような非常に高温で、所望のシリコン酸化物の層が前記補助層の開口の壁及び前記溝の壁に形成できる。そのような高温での酸化処理は非常に短時間で行うことができる。
前記酸化処理の間に、前記溝の壁と前記開口の壁とに酸化物の層が設けられ、前記開口の隣部の前記補助層はその厚み全体に渡って酸化されてはならない。これは、前記補助層を十分に厚い層とすることにより簡単に達成される。これは、また、シリコン窒化物の層が前記補助層に施され、このシリコン窒化物の層内並びに前記補助層内に開口が形成されるさらなるプロセスにより達成される。この場合、前記酸化処理の間に、酸化の影響をほとんど受けないシリコン窒化物の層により前記補助層が上側で保護される。前記補助層には、前記開口の壁の位置の部分のみにシリコン酸化層が設けられる。前記シリコン窒化物の層は平坦化処理中に停止層として用いられるというさらなる効果がある。ところが、前記補助層の非酸化部分を除去できるようにするために、前記シリコン窒化物の層は最初に除去されなければならない。
前記表面から前記補助層の非酸化部分を簡単に除去できるようにするためには、前記シリコン本体の前記表面に前記補助層を施す前に、前記表面にシリコン酸化物の層を設け、そして、この層内部に前記開口を形成する。シリコン及びゲルマニウムを有する前記補助層が前記シリコン酸化物の層から選択的にエッチングされ、エッチングによるダメージから前記シリコン本体の前記表面が保護される。
これら並びにその他のアスペクトは以下に記載する実施形態を参照することにより明らかになる。
図1乃至図8は半導体装置の製造における幾つかの工程を概略的に示す横断面図であり、ここでは、シリコン本体1内にフィールド分離領域2が形成され、活性半導体層3を取り囲んでいる。この方法の第一の例では、シリコン本体1の表面4に100から200nm厚みの補助層5が設けられる。この補助層5はある材料で成り、その上に、酸化の間に、シリコン本体のシリコン上に形成されるものより厚いシリコン酸化物の層が形成される。この例では、約5から15nm厚みのシリコン酸化物の層6が補助層5と上記表面との間に設けられる。
補助層5上には、複数の穴8を有するフォトレジストマスク7が従来の方法で形成され、フィールド分離領域2が形成される位置において、複数の穴により補助層5が露出される。続いて、図2に示されるように、複数の開口9が補助層5内に形成され、この開口は、表面4に向かって延在する壁10を備え、壁12を有する複数の溝11がシリコン本体1の表面4内に形成される。必要に応じて、補助層5内に開口9を形成した後にフォトレジストマスク7を除去してもよく、その後、補助層5をマスクとして用いて溝11がエッチングされる。しかし、フォトレジストマスク7を用いて、従来の異方性エッチング処理により補助層5内に開口9を形成し、これと共に、シリコン本体1の表面4内に溝11を形成するのが好ましい。
溝11がエッチングされた後、酸化処理が行われ、シリコン本体が酸化ガスの混合雰囲気内で加熱される。この酸化処理では、図3に示されるように、溝11の壁12と開口9の壁10とにシリコン酸化物の層が設けられ、即ち、溝11の壁12には層13が設けられ、開口9の壁10には層14が設けられる。酸化処理においては、補助層5に、この例では、上部側15にシリコン酸化物の層が設けられる。補助層5はその厚み全体がシリコン酸化物に変化するのではなく、補助層の層17が残る。
図4に示されるように、分離材料の層18、この例では、シリコン酸化物の層が、溝11と開口9とが完全に満たされる厚みに堆積される。続いて、図5に示されるように、補助層17の非酸化部分が露出するまで従来の平坦化処理が行われる。この部分17は、図6に示されるように、最終的には除去される。
図7において、図6に示されたのと同様な状態ではあるが、しかし、層13及び18の各々がもはや示されていない。この例では、両者がシリコン酸化物で作られる。最後に、図8において、図7に示されたのと同様な状態であり、従来の短時間のエッチング処理が行われて表面4からシリコン酸化物の層6を除去する。図に見られるように、フィールド分離領域2の端部19が活性領域3上部に突出する。
シリコン本体1内にフィールド分離領域2が形成された後、半導体素子(図示しない)が活性領域3内に形成され、とりわけ、表面4に平行に延在する浅いpn結合を有する半導体素子が形成される。これらのさらなる処理の間に、エッチング及びクリーニングプロセスが行われ、シリコン酸化物がエッチング除去される。フィールド分離領域に端部19が設けられなかった場合は、それらの処理により、フィールド分離領域2との界面に活性領域3が露出することになる。その結果、浅いpn結合は、もはや、分離されなくなる。
この例では、シリコン本体1の表面4にシリコン及びゲルマニウムを備える約100から200nm厚みの層として補助層5が設けられる。酸化処理の間に、反応室内で、酸素含有混合ガス内で1050から1160°Cの範囲の温度で約30秒間シリコン本体が加熱され、そして、補助層5の酸化の間に、シリコン酸化物とゲルマニウム酸化物とが形成される。最初の酸化物は安定であるが、次の酸化物は反応室内で蒸発する。補助層5内の開口9の壁10と溝11の壁12とにシリコン酸化物の層が設けられ、補助層5内の開口9の壁10におけるシリコン酸化物の形成では、溝11の壁12のシリコン上のシリコン酸化物の形成より高レートでシリコン及びゲルマニウムが発生する。補助層5はドーパントを含まないので、シリコン酸化物の層13と溝11の壁12との間の界面に不要なドーパントの原子が拘束されるリスクがない。溝の壁にゲルマニウムが存在する可能性があるが、これはフィールド分離領域2の分離特性に影響を与えることはない。
シリコン層1の表面4に、SiGe1−x−y、ここでは、0.70<x<0.95そしてy<0.05の層の形態として補助層5が設けられると好ましい。この種の層は1000から1100°Cの範囲の非常に高い温度で安定である。その結果、非常に高温で、所望のシリコン酸化物の層14が開口9の壁10上に形成でき、そして、シリコン酸化物の層13が溝11の壁12上に形成できる。そのような高温での酸化処理は非常に短い時間、この例では、約30秒で行うことができる。図8に示される端部19が活性領域3上に約10から30nm突出する。
上記の例では、補助層5の厚み全体を通じて、その酸化の手間が簡単に省け、この層が十分な厚みとなった。補助層17の非酸化部分が露出されると、分離層18の平坦化処理が妨げられる。
図9乃至図12に示される方法の例では、図9に示されるように、約50nm厚みのシリコン窒化物の層20が、この場合では、約50nmの厚みの補助層5に施される。シリコン窒化物の層20並びに補助層5内に開口9が形成される。その結果、酸化処理の間、酸化の影響をほとんど受けないシリコン窒化物の層20により補助層5が上側で保護される。補助層には、開口9の壁10の位置の部分のみにシリコン酸化層14が設けられる。
図10は、シリコン酸化物の層14が開口9の壁101に施され、そして、シリコン窒化物酸化物の層13が溝11の壁12に施される状態を示している。図11は、分離材料18の層が平坦化された後の状態を示している。この例では、シリコン窒化物の層20が平坦化処理中に停止層として用いられる。平坦化処理の後、シリコン窒化物の層20が従来の燐酸を含むエッチング漕内で除去され、その後、次の補助層5が従来の硝酸及びフッ化水素を含むエッチング漕内で除去される。図12が、このようにして形成された構造を示し、ここでは、シリコン酸化物の各層13,14そして18がもはや示されていない。
両例で示されたように、補助層5が約5から15nm厚みのシリコン酸化物の層6に施された。この結果、表面4から簡単に補助層17の非酸化部分が除去できる。従来の硝酸及びフッ化水素を含むエッチング漕を用いてシリコン酸化物層6から補助層5が選択的にエッチング除去される。その結果、シリコン本体1の表面4がエッチングによるダメージを受けなくなる。
この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第一の例による半導体本体の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第二の例による半導体装置の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第二の例による半導体装置の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第二の例による半導体装置の製造における工程を概略的に示す横断面図である。 この発明の方法の第二の例による半導体装置の製造における工程を概略的に示す横断面図である。

Claims (5)

  1. シリコン本体の表面に、ある材料の補助層が設けられ、その上に、酸化処理の間に、前記シリコン本体のシリコン上よりも厚くシリコン酸化物の層が形成され、その後、フィールド分離領域が形成される位置において、前記補助層内に複数の開口が形成され、前記シリコン本体の前記表面内に複数の溝が形成され、その後、酸化処理が行われて、前記複数の溝及び前記複数の開口の壁にシリコン酸化物の層が設けられ、しかし、前記複数の開口近傍の前記補助層がその厚み全体に渡って酸化されることはなく、その後、続いて、分離材料の層が前記複数の溝及び前記複数の開口が完全に満たされるような厚みで堆積され、前記補助層の非酸化部分が露出するまで平坦化処理が行われ、その後、前記補助層のこの部分が除去される半導体装置の製造方法であって、シリコンとゲルマニウムとを備える層が補助層として前記シリコン本体の前記表面に施されることを特徴とする方法。
  2. 前記シリコン本体の前記表面に、SiGe1−x−y、ここでは、0.70<x<0.95そしてy<0.05の層が前記補助層として設けられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記補助層は、この層がその厚み全体に渡っては前記酸化処理中に酸化物に変化しないような厚みとされることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. シリコン窒化物の層が前記補助層に施され、前記シリコン窒化物の層内並びに前記補助層内に前記複数の開口が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記シリコン本体の前記表面に前記補助層を施す前に、前記表面にシリコン酸化物の層が設けられ、そして、該シリコン酸化物の層内に前記複数の開口が形成されることを特徴とする請求項1、2,3又は4にいずれかに記載の方法。
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