JP2006500010A5 - - Google Patents

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JP2006500010A5
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Description

従来、微生物の検出は主に、血清学的または顕微鏡的に行われていた。その方法は、少数の微生物を直接検出するためには感度が十分ではない。従って、従来は微生物を増加させる培養工程を前段に行い検出していた。この方法の1つの不利点は、いくつかの微生物は利用可能な栄養培地上で全く増加せず、よってそれらを検出することができないことである。現在、すべての細菌のうちたった0.1〜14%のみが培養可能であることを、様々な環境試料の分析が示している。特に、培養−依存的な方法は、複雑な生物群集の組成物の分析に不適当であることが明らかである。なぜならば、選択した培養条件に依存して、特にこれらの培養条件によく合う微生物の増殖が促進され、結果として、開始試料中の存在比率が大きく変化してしまうためである。これらの集団数の変動のため、微生物の定量分析は全体として不可能である。この方法のもう1つの不利点は、既知のいくつかの培養方法がとても面倒であることと、それらの結果が多くの場合不安定であることである。これは、偽陽性および偽陰性の分析結果両方生じることとなる。
蛍光標識したオリゴヌクレオチドを用いたインサイチュ・ハイブリダイゼーション(in situ hybridization)法は、90年代の初めに開発され、多くの環境試料にて成功裏に用いられている(Amann et al.(1990), J. Bacteriol. 172, 762)。その方法は、「FISH」(蛍光インサイチュ・ハイブリダイゼーション)と呼称され、どんな細胞にも生じるリボソーム・リボ核酸(RNA)が高い保存性と可変性の配列、すなわち属特異的、さらには特異的な、配列を有しているという事実を利用している。相補的オリゴヌクレオチドを、これらの配列ドメインに対して作製することができ、さらに検出可能なマーカーを付与することができる。これらのいわゆる核酸プローブを用いて、微生物種、属または群を、試料中にて高い特異性で直接的に同定することが可能であり、必要であれば、可視化または定量することもできる。この方法は、生物群集の実際のインサイチュ条件を歪曲無し、唯一の方法である。現在までに、培養されておらず、従って記載されていない微生物でさえ、同定することができる
本発明のオリゴヌクレオチドを用いることにより、上述のこれらのおよび他の属の種を定性的のみならず、定量的に検出することができる。この定量情報は、とりわけ活性成分の試験または皮膚疾患の早期診断に有用である。さらに、記載した微生物属は他の試料、例えば食物、臨床検査用物質または環境試料中に生じることも可能である。
1つの具体的な態様にて、オリゴヌクレオチドは、検出可能なマーカー(好ましくは、蛍光マーカー)を担持しており、より好ましくは、それはオリゴヌクレオチドと共有結合している。オリゴヌクレオチドと標的配列の完全なハイブリダイゼーションの検出可能性は、微生物の同定および任意の定量化のための前段要件である。より具体的には、これは多くの場合、オリゴヌクレオチドに対する検出可能なマーカーの共有結合により達成される。用いられる検出可能なマーカーは、蛍光群であることが多く、例えばCy-2、Cy-3またはCy-5(Amersham Life Sciences, Inc., Arlington Heights, USA)、FITC(フルオレセイン・イソチオシアート)、CT(5,(6)-カルボキシテトラメチルローダミン-N-ヒドロキシスクシンイミド・エステル(Molecular Probes Inc., Eugene, USA))、TRITC(テトラメチルローダミン-5,6-イソチオシアート(Molecular Probes Inc., 前掲))またはFLUOS(5,(6)-カルボキシフルオレセイン-N-ヒドロキシスクシミド・エステル(Boehringer Mannheim, Mannheim, Germany)である。または、化学発光性の基または放射活性マーカー、例えば、35S、32P、33P、125Jを用いることができる。しかし、オリゴヌクレオチドと酵素的活性分子、例えばアルカリ・ホスファターゼ、酸性ホスファターゼ、ペルオキシダーゼ、ホースラディッシュ・ペルオキシダーゼ、β-D-ガラクトシダーゼまたはグルコース・オキシダーゼのカップリングにより検出能を達成することもできる。これらの酵素それぞれに多数の既知の発色体(色原体)があり、それらは天然基質の代わりに反応し、着色または蛍光産物を供することができる。そのような発色体の例を、以下の表1に一覧とする。
配列番号:29に示す配列を有するオリゴヌクレオチドもまた、特に好ましい。このオリゴヌクレオチドは、総称して「ペプトストレプトコッシ(Peptostreptococci)」として知られている微生物のうち、少なくともフィネゴルリア・マグナ(Finegoldia magna)を検出し、rRNAがこの種と非常によく似ている微生物も検出する。一方、以下の微生物は同時に検出されない:アネロコッカス・ヒドロジェナリス(Anaerococcus hydrogenalis)、ペプトストレプトコッカス・アネロビルス(Peptostreptococcus anaerobius)、ペプトニフィルス・ラクリマリス(Peptoniphilus lacrimalis)、スタフィロコッカス・エピダルミジス、Halocella cellulosilytica、プロピオニバクテリウム・アクネス、ミクロモナス・ミクロス(Micromonas micros)、ベイヨネラ・ディスパル、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)、ならびにAnaerococcus属、コリネバクテリウム属およびPeptoniphilus属の他の一種
1つの具体的な好ましい態様にて、標識したオリゴヌクレオチドと一緒に標識していないオリゴヌクレオチドを用いてもよい。標識していないオリゴヌクレオチドおよび標識したオリゴヌクレオチドの両方を含む試料のインキュベーションは、プローブの特異性を増大するために用いられることが好ましい。例えば、近親の関係(極近縁)の微生物種を、検出されるべき微生物種と極近縁の検出されるべきでない微生物種に対する1つのオリゴヌクレオチドを用いて識別することができ、そのオリゴヌクレオチドは、選択された条件下で標識プローブよりもrRNAの標的配列を有する検出されるべきでない微生物とよりハイブリダイズする。非標識プローブが、標識プローブよりも検出されるべきでない微生物のrRNAとよりハイブリダイズするので、標識プローブと検出されるべきでない微生物のrRNAの結合、すなわち、偽陽性結果が、非標識オリゴヌクレオチド(competitor)の使用によって防止される。任意の微生物種または微生物群の特異的な検出がこうして可能となり、とりわけ非常によく似たrRNA配列を有する極近縁関係種の存在下でも可能となる。
本発明の方法は、以下の工程を含む:
a)皮膚の試料を採取し、
b)採取した試料に存在する微生物を固定し、
c)固定した微生物を少なくとも1つのオリゴヌクレオチド一緒にインキュベートし、ハイブリダイゼーションを誘導し、
d)ハイブリダイズしていないオリゴヌクレオチドを除去し、そして
e)オリゴヌクレオチドとハイブリダイズした微生物を検出し、場合により定量する。
他の添加物としては、例えばハイブリダイゼーション反応における非特異的結合を防ぐためのサケ精子DNAまたはブロッキング試薬、あるいはハイブリダイゼーション反応を加速させるためのポリエチレン・グリコール、ポリビニル・ピロリドンまたは硫酸デキストランをも含んで用いることができる。さらに、すべての生存微生物および/または試料中に存在する微生物のDNAを着色するために、質(例えば、DAPI、4’,6−ジアミジノ-2-フェニルインドール二塩酸塩)を添加することもできる。相当する添加剤は、専門家によく知られており、既知の典型的な濃度で添加することができる。
用いたオリゴヌクレオチドの標識の性質に依存して、最終評価を光学顕微鏡、epifluorescence顕微鏡(落射蛍光顕微鏡)、化学発光測定装置(chemoluminometer)、蛍光光度計などを用いて行うことができる。
具体的な利点としては、この検出工程の速さである。従来の培養が、検出に最高7日までを要するのに対し、本発明の工程を利用後3時間で結果が得られる。これは初めて、用いた処置の効果および望ましくない効果に関する、随伴的な診断上のコントロールを提供する。この点に関するもう1つの利点としては、本発明の方法が、記載したすべての微生物を同時に検出することを可能ならしめることであり、サンプル採取から評価までのすべての工程を1度に行うことができるという別の時間的に有利な点がある。
さらに、ポジティブシグナル場合、本発明の方法により、特異的プローブを用いるハイブリダイゼーション法による生化学的検出に基づき、系統樹に未知の微生物種を組み込むこと、または行われてい割り当てを確認することが可能である。
粗い表面のプラスチック・スパチュラ、例えばガラス−ファイバー−強化ポリアミドのサンプリング用スパチュラ(Merck, Art. No. 231J2412、二重スパチュラ、長さ180 mm)は、特に適している。綿棒で擦り、比較的粘性の培地を軽く塗ることによりサンプリングし、または接着膜(例えば、商業的に利用可能な家庭用接着テープ)で皮膚サンプリングすることもまた、本発明の目的に適当である。これらの方法を用いて、例えば、適切な緩衝溶液で洗い流すことにより微生物を入手することが可能である。他の方法としては、接着テープ自体上でも行うことができる。
ハイブリダイゼーション前の細胞の透過性化は、オリゴヌクレオチド細胞内に透過し得るが、リボソーム、従ってそのrRNA細胞から脱出できないという利点を有する。全細胞ハイブリダイゼーションのこの技術の主な利点は、細菌の形態が原型のまま残り、これらの原型の細菌をインサイチュウ(in situ)、すなわちそれらの自然な環境にて検出することができることである。従って、細菌の定量のみでなく、様々な細菌群で可能な関連性も検出することができる。
さらに、具体的な好まし態様にて、本発明は、陽性対照として適切なオリゴヌクレオチドを供する。このオリゴヌクレオチドは、分析した試料中に存在する多くの、任意にはすべての細菌または原核生物を検出することを特徴とする。例えば、オリゴヌクレオチド EUB338(細菌)は、Amann et al.(1990)に記載されており、オリゴヌクレオチド EUK(真核生物)は、この方法に適している。このような陽性対照を、適用した方法が適切に行われるかどうかをモニターするために用いることができる。しかし、とりわけ、測定された全体としての細菌集団内に特異的に検出される微生物の割合を決定することが可能である。
2. 微生物試料を、上述のサンプリング方法により他の女性ボランティアの皮膚から採取した。
微生物の16 S rRNA遺伝子を、試料の一部から単離した。その後の配列決定が、配列が新規の配列であるが、コリネバクテリウム属に属しうる微生物であることを示した。この配列、この微生物を検出できる対応プローブ(配列番号:21)の作成における起源に基づき、配列プロトコール中の配列番号:31示した。
試料の他の部分を、皮膚関連コリネバクテリアを検出するために、前述の細菌特異的プローブEUBおよび混合プローブ(配列番号:07〜11)とハイブリダイズさせた。
蛍光シグナルを計測し、結果を細菌特異的プローブにより測定した全細胞数と比較することにより、高比率のコリネバクテリアを測定した(約73%)。
配列番号:21の標識したオリゴヌクレオチドとハイブリダイズする、この試料の低比率(約5%)のコリネバクテリアを、同時に競合物質として標識していない配列番号:22のオリゴヌクレオチドを用い、蛍光シグナルを計測し、結果を前述の検出したコリネバクテリア数と比較することにより測定した。

Claims (25)

  1. i)配列番号:01〜30に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、および
    ii)少なくとも80%、好ましくは少なくとも84%、より好ましくは少なくとも90%および最も好ましくは95%のヌクレオチドが、i)のオリゴヌクレオチドと一致するオリゴヌクレオチド、および
    iii)i)およびii)のいずれかに記載の1つのオリゴヌクレオチドに由来し、1つまたはそれ以上のヌクレオチドがその配列から欠失されているか、または伸長されているオリゴヌクレオチド、および
    iv)ストリンジェントな条件下でi)、ii)またはiii)に記載のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択される、微生物を検出するためのオリゴヌクレオチド。
  2. 微生物が、スタフィロコッカス属、ペプトストレプトコッカス属、プロピオニバクテリウム属、コリネバクテリウム属、ベイヨネラ属、マラセチア属またはスポロミュサ分類群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載のオリゴヌクレオチド。
  3. オリゴヌクレオチドが、特に、オリゴヌクレオチドと共有結合している検出可能なマーカーを担持していることを特徴とする、請求項1または2に記載のオリゴヌクレオチド。
  4. 検出可能なマーカーが、
    a)蛍光マーカー、
    b)化学発光マーカー、
    c)放射性マーカー、
    d)酵素活性な基、
    e)ハプテン、
    f)ハイブリダイゼーションにより検出可能な核酸、
    からなる群から選択されることを特徴とする、請求項3に記載のオリゴヌクレオチド。
  5. 酵素マーカーが、ペルオキシダーゼ、好ましくはホースラディッシュ・ペルオキシダーゼ、およびホスファターゼ、好ましくはアルカリ・ホスファターゼからなる群から選択されることを特徴とする、請求項4に記載のオリゴヌクレオチド。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のオリゴヌクレオチドの少なくとも1つ、好ましくは2つまたはそれ以上を含む微生物を検出するためのオリゴヌクレオチドの組合せ。
  7. i)a)配列番号:01〜03に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下で、a)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるスタフィロコッカス属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    ii)a)配列番号:04〜06および27〜29に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるペプトストレプトコッカス属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    iii)a)配列番号:07〜12および19〜26に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下で、a)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるコリネバクテリウム属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    iv)a)配列番号:13〜15に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるベイヨネラ属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    v)a)配列番号:16および17に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるプロピオニバクテリウム・アクネス種の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    vi)a)配列番号:18に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるマラセチア属の菌類を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    vii)a)配列番号:30に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でハイブリダイゼーションし、a)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるスポロミュサ分類群由来の微生物を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    を含む、請求項1〜6のいずれかに記載のオリゴヌクレオチドの組合せ。
  8. i)a)配列番号:01および02に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下で、a)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるスタフィロコッカス属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つ、より詳細にはいくつかのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    ii)a)配列番号:04および27〜29に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるペプトストレプトコッカス属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つ、より詳細にはいくつかのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    iii)a)配列番号:07、08、10、11および19〜26に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下で、a)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるコリネバクテリウム属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つ、より詳細にはいくつかのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    iv)a)配列番号:13および14に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるベイヨネラ属の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つ、より詳細にはいくつかのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    v)a)配列番号:16に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるプロピオニバクテリウム・アクネス種の細菌を特異的に検出するための少なくとも1つ、より詳細にはいくつかのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    vi)a)配列番号:18に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でa)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるマラセチア属の菌類を特異的に検出するための少なくとも1つ、より詳細にはいくつかのオリゴヌクレオチド、
    および/または
    vii)a)配列番号:30に示す配列を有するオリゴヌクレオチド、
    b)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、
    c)a)のオリゴヌクレオチドと請求項1のiii)に記載のように一致するオリゴヌクレオチド、および
    d)ストリンジェントな条件下でハイブリダイゼーションし、a)、b)またはc)のオリゴヌクレオチドの1つに相補的な配列とハイブリダイズするオリゴヌクレオチド、
    からなる群から選択されるスポロミュサ分類群由来の微生物を特異的に検出するための少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、
    を含む、請求項7に記載のオリゴヌクレオチドの組合せ。
  9. 配列番号:01、02、04、07、08、10、11、13、14、16、18および19〜30に示す配列を有するオリゴヌクレオチドを、1つ、いくつかまたは全て含む、請求項6〜8のいずれかに記載のオリゴヌクレオチドの組合せ。
  10. 微生物、より詳細にはスタフィロコッカス属、ペプトストレプトコッカス属、プロピオニバクテリウム属、コリネバクテリウム属、ベイヨネラ属、マラセチア属および/またはスポロミュサ分類群をインサイチュ・ハイブリダイゼーションにより検出する方法であって、次の工程:
    a)試料を採取し、
    b)採取した試料中に存在する微生物を固定し、
    c)固定した微生物を、請求項1〜9のいずれか1項に記載の少なくとも1つのオリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドの組合せと一緒にインキュベートし、ハイブリダイゼーションを誘導し、
    d)ハイブリダイゼーションしていないオリゴヌクレオチドを除去し、そして
    e)オリゴヌクレオチドとハイブリダイズした微生物を検出し、場合により定量する工程
    を含むことを特徴とする、微生物を検出する方法。
  11. 工程a)にて、
    i)皮膚表面、
    ii)食品、
    iii)環境、より詳細には水、土壌または空気、
    iv)汚水またはバイオフィルム、
    v)臨床検査物質、または
    vi)医薬品または化粧品
    から試料を採取することを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. i)好ましくは、エタノール、アセトンおよびエタノール/酢酸混合液からなる群から選択される変性試薬、
    ii)好ましくは、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドおよびグルタルアルデヒドからなる群から選択される架橋試薬、または
    iii)熱固定処理
    により固定を行うことを特徴とする、請求項10または11に記載の方法。
  13. 固定後、微生物を担体に固定することを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載の方法。
  14. ハイブリダイゼーションの前に、微生物を透過性にすることを特徴とする、請求項10〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 透過性化を、好ましくは、リゾチーム、リソスタフィン、プロテイナーゼK、プロナーゼおよびムタノリシンからなる群から選択される細胞壁溶解酵素を用いた部分的分解により行うことを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 標識していないオリゴヌクレオチドを標識したオリゴヌクレオチドと一緒に用いることを特徴とする、請求項10〜14のいずれかに記載の方法。
  17. 請求項1〜5のいずれかに記載の少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、好ましくは、請求項6〜9のいずれかに記載のオリゴヌクレオチドの組合せを含む、請求項10〜16のいずれかに記載の方法を行うためのキット。
  18. オリゴヌクレオチドを含まない少なくとも1つのハイブリダイゼーション溶液をさらに含むことを特徴とする、請求項17に記載のキット。
  19. 少なくとも1つの適切な洗浄液または該洗浄液の濃縮液をさらに含むことを特徴とする、請求項17または18記載のキット。
  20. 少なくとも1つの適切な透過処理液をさらに含むことを特徴とする、請求項17〜19のいずれかに記載のキット。
  21. 少なくとも1つの適切な固定液をさらに含むことを特徴とする、請求項17〜20のいずれかに記載のキット。
  22. 少なくとも1つの適切なポジティブコントロール溶液をさらに含むことを特徴とする、請求項17〜21のいずれかに記載のキット。
  23. 少なくとも1つの適切なネガティブコントロール溶液をさらに含むことを特徴とする、請求項17〜22のいずれかに記載のキット。
  24. 包埋液をさらに含むことを特徴とする、請求項17〜23のいずれかに記載のキット。
  25. 微生物を検出し、および/または定量するために以下のものを使用する方法:
    i)請求項1〜9のいずれかに記載のオリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチドの組合せ、
    ii)請求項10〜16のいずれかに記載の方法、および/または
    iii)請求項16〜24のいずれかに記載のキット。
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