JP2006352174A - フィルムコンデンサ - Google Patents

フィルムコンデンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2006352174A
JP2006352174A JP2006270411A JP2006270411A JP2006352174A JP 2006352174 A JP2006352174 A JP 2006352174A JP 2006270411 A JP2006270411 A JP 2006270411A JP 2006270411 A JP2006270411 A JP 2006270411A JP 2006352174 A JP2006352174 A JP 2006352174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor element
outer case
capacitor
present
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006270411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4135023B2 (ja
Inventor
Takeshi Imamura
武志 今村
Toshibumi Akai
俊文 赤井
Eiji Ono
英次 小野
Makoto Tomita
誠 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006270411A priority Critical patent/JP4135023B2/ja
Publication of JP2006352174A publication Critical patent/JP2006352174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4135023B2 publication Critical patent/JP4135023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、フィルムコンデンサの信頼性において、生産工程のばらつきに関係なく、安定した一定の耐湿性を有するフィルムコンデンサの安価な供給と耐湿性を向上させることを目的とするものである。
【解決手段】そして、この目的を達成するために本発明のフィルムコンデンサは、円柱形状の芯部にフィルムを巻き付け円柱形状とした素子の前記芯部に、端子を固定した絶縁板に設けた突起部を嵌合し、前記素子を外装ケースの中心に位置させたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種電気、電子回路に用いられるフィルムコンデンサの構造に関するものである。
近年、フィルムコンデンサの性能において、あらゆる産業分野に対応できるように小型化、耐高温性、耐湿度性の向上のための改善が図られている。特に、車載用コンデンサ等、より高いレベルの耐湿度性能が要求される分野も増加してきている。
以下、図8を参照しながら従来のコンデンサについて説明する。図8において、(a)は従来のコンデンサの構成図、(b)は従来のコンデンサのリード線引き出し側から見た切断断面矢視図であり、フィルムに金属膜電極を蒸着した金属化フィルムからなるコンデンサ素子100、コンデンサ素子100の端面に設けられた金属層101、電極を引き出す端子102、リード線103、コンデンサ素子100が納められる外装ケース104、電極を引き出す端子102を固定させた絶縁板105、充填樹脂106、円柱形状のコンデンサ素子の芯部107、コンデンサ素子100に設けられた外装フィルム層108、外装ケース104の内底面109、外装ケース104の内側壁面110などから構成されている。リード線103はコンデンサ素子100の端面に設けられた金属層101と電極を引き出す端子102を溶接によって接続されており、電極を引き出す端子102が固定された絶縁板105は外装ケース104に嵌合固定されている。外装ケース104にリード線103、電極を引き出す端子102ならびにコンデンサ素子100がそれぞれ接続された状態で挿入し、真空引き後、充填樹脂106を注入し、絶縁を確保している。円柱形状の素子の芯部107に金属化フィルムが巻き付けられている。コンデンサ素子100には組立工程での金属化フィルムの絶縁保護のため、PPまたはPETなどからなる外装フィルム層108を設けている。
ここで、外装ケース104の材質は一般的に金型成型に有利な熱可塑性樹脂を用いる。一方、充填樹脂106は注型した後、硬化させるために熱硬化性樹脂を用いる。この熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂を比較すると、遙かに熱可塑性樹脂の方が水分を透し易い。コンデンサ素子100を比較的水分を透しにくい充填樹脂106で覆わなければならないが、リード線103はより線を用いるため、外装ケース104にコンデンサ素子100を挿入した際に、重力にてより線103のたるみが伸び縮みし、コンデンサ素子100が容易に移動し、外装ケースの内底面109、外装ケースの内側壁面110に接触する。
コンデンサ素子の外装フィルム層108はPPまたはPETフィルムからなり、コンデンサ素子100の端面に設けられた金属層101と比較すると、外装フィルム層が水分を透し難い。ここで、端子を兼ねた金属製板を用いてコンデンサ素子を固定する方法も考えられるが、汎用でないため、高価となり、実用には値しなかった。また、コンデンサのフィルム幅、定格容量等の品種変更時の対応が難しかった。外装ケース104とコンデンサ素子100が接触した箇所では充填樹脂106が介在せず、直接外装ケース104に触れており、比較的に水分を透しやすい熱可塑性樹脂からなる外装ケース104にて耐湿性能が左右され、劣化が促進されていた。特に高い耐湿性が要求される分野では、外装ケース104の材質により水分を透さない高価な樹脂材料の選定が一般的であった。
このような従来構成においては、コンデンサ素子100を外装ケース104に挿入した際に、リード線103のたるみが生ずるため、コンデンサ素子100が容易に移動し、外装ケースの内底面109および内側壁面110に直接接触し、接触部では充填樹脂106が介在しないため、耐湿性能にて劣化が促進される。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、安価な金属単線で、コンデンサ素子外装ケースからは充填樹脂で、この充填樹脂がなければあたかもケース中で浮いているかのように固定することにより、コンデンサ素子と外装ケースとが直接接触せず、耐湿性の向上と安定化を図り、信頼性の高いコンデンサを提供することを目的とする。
また、コンデンサ素子100の位置は精度よく固定されていないため、コンデンサ素子100が外装ケース104の外装ケースの内底面109および内側壁面110に直接接触する可能性が生じ、その結果、高い耐湿性が得られないという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、コンデンサ素子自体は外装ケースから非接触に、絶縁板部の突起にて外装ケースの中心に位置固定することにより、耐湿性の向上と安定化を図ったコンデンサを安価に提供することを目的とする。
また、他の課題として従来コンデンサ素子100の位置が高い精度で固定されていないため、コンデンサ素子100が外装ケース104と内側壁面110の充填樹脂106の厚みにばらつきが生じ、その結果、薄い充填樹脂の箇所で耐湿性寿命が左右される。耐湿性能を向上し、樹脂厚みが薄い場所をなくすために、より多くの充填樹脂が必要となり、厚い所は必要以上に厚くなるため、無駄が多く、高価になるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、充填樹脂厚みを均一とし、耐湿性の向上と安定化を図ったコンデンサをより安価に提供することを目的とする。
また、他の課題として従来コンデンサ素子100を外装ケース104の外装ケースの内底面109および内側壁面110に直接接触しないようにすると、リード線103の体積分にプラスして充填樹脂厚みをさらに増やす必要があり、形状が大きくなるという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、リード線を円柱形状のコンデンサ素子の芯部を貫通通過させ、無駄な空間を省き、耐湿性の向上と安定化を図り、安価で小型のコンデンサを提供することを目的とする。
本発明のコンデンサは、上記目的を達成するために、素子を外装ケースに収納し樹脂を充填するフィルムコンデンサにおいて、前記素子は絶縁板に固定された端子と導電線で接続保持し、前記絶縁板を前記外装ケースの開口部に嵌合し、前記素子と前記外装ケースを非接触とした構成である。
本発明の請求項1記載の発明によれば、コンデンサ素子を外装ケースに挿入した際に、金属製単線にて接続保持しているため、重力によりリード線にたるみが生じず、コンデンサ素子が外装ケースから浮いた状態とし、内底面、内側壁面に直接接触することなく、接触部がなく常に充填樹脂が介在するため、耐湿性能が向上し、高い信頼性を安価に達成できる効果が得られる。
また、本発明の請求項2記載の発明によれば、コンデンサ素子の位置を固定し、コンデンサ素子を外装ケースの内底面および内壁側面に直接接触させず、耐湿性のさらなる向上と安定化を安価に達成できる効果が得られる。
また、本発明の請求項3記載の発明によれば、コンデンサ素子の位置が高い精度で固定され、コンデンサ素子と外装ケースの内壁側面間の充填樹脂の厚みにばらつきがない均一な厚みとし、薄い充填樹脂の箇所で耐湿性寿命にばらつきが発生することがなく、耐湿性の向上と安定化をより安価に達成できる効果が得られる。
また、本発明の請求項4記載の発明によれば、一方の電極用リード線を円柱形状素子の芯部を貫通することにより、リード線が配置されていた空間を省き、形状が大きくなることなくコンデンサ素子を外装ケースの内壁側面に直接接触しないようにでき、より耐湿性の向上と安定化、かつ小型化を達成できる効果が得られる。
本発明は、コンデンサ素子を外装ケースに挿入した際に、機械的にコンデンサ素子を保持しうる線径の安価な金属製単線にて接続保持しているため、重力によりリード線にたるみが生じず、外装ケースからコンデンサ素子を浮かせ、コンデンサ素子が外装ケースの内底面、側壁面に直接接触することなく、接触部がなく常に充填樹脂が介在するため、耐湿性能が向上し、高い信頼性を安価に達成するものである。
また、本発明はコンデンサ素子の位置を固定し、コンデンサ素子を外装ケースの内底面、側壁面に直接接触させず、耐湿性のさらなる向上と安定化を安価に達成するものである。
また、本発明はコンデンサ素子の位置が高い精度で固定され、コンデンサ素子と外装ケースの側壁面間の充填樹脂の厚みにばらつきがない均一な厚みとし、薄い充填樹脂の箇所で耐湿性寿命にばらつきが発生することがなく、耐湿性の向上と安定化をより安価に達成するものである。
また、本発明は、一方のリード線を円柱形状素子の芯部を貫通することにより、形状が大きくなることなくコンデンサ素子を外装ケースの内壁側面に直接接触しないようにでき、より耐湿性の向上と安定化、かつ小型化を達成するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図8を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明1のフィルムコンデンサの構成図を示す。図1において、符号1で示されるのはフィルムに金属膜電極を蒸着した金属化フィルムからなる扁平形状のコンデンサ素子、符号2で示されるのはコンデンサ素子1の端面に設けられた金属層、符号3で示されるのは電極を引き出す端子、符号4で示されるのは金属製単線、符号5で示されるのはコンデンサ素子1が納められる外装ケース、符号6で示されるのは電極を引き出す端子3を固定させた絶縁板、符号7で示されるのは充填樹脂である。他、外装ケース5の内底面20、外装ケース5の内側壁面21などから構成されている。金属単線4はコンデンサ素子1の端面に設けられた金属層2と電極を引き出す端子3を溶接によって接続され、電極を引き出す端子3は絶縁板6に固定されており、外装ケース5に嵌合固定されている。金属製単線4にて電極を引き出す端子3ならびにコンデンサ素子1がそれぞれ接続された状態で外装ケースに挿入し、真空引き後、充填樹脂7を注入し、絶縁を確保している。
コンデンサ素子1は金属製単線4と絶縁板6に固定された電極を引き出す端子3に溶接されており、金属製単線4の機械的強度により、所定の位置に制限固定され、コンデンサ素子1は外装ケース5から浮いた状態となる。金属製単線4は安価であり、線径をφ1mmとすれば、コンデンサ素子1が保持できる機械的強度を有する。線径を大きくすればするほどコンデンサ素子はより強固に固定される。素子所定の位置への固定により外装ケースの内底面20、外装ケースの内側壁面21とコンデンサ素子1との間に空間が形成され、この空間に水分を透しにくい充填樹脂17が入り込み、覆うので、より耐湿性を向上させることができる。
図2は従来品1、本発明の実施の形態1を85℃85%RHの雰囲気に放置したときの静電容量の変化を示した特性図である。従来品は外装ケースの内底面109および外装ケースの内側壁面110にコンデンサ素子を面接触させたものである。横軸を放置時間、縦軸を静電容量の変化率とした。各5台サンプルを作成し、平均値を記載した。結果が示すとおり、従来品1は1500時間程度でコンデンサ素子に水分の影響を受け、大幅に静電容量が低下しているのに対して、本発明の実施の形態1は2000時間を超えても静電容量の変化は少ない。
従来品1のコンデンサ素子は外装ケースの内底面、内側壁面に直接接触しており、その結果、十分な耐湿性が得られない。
実施の形態1では2000時間を超えても、静電容量の変化はない。
また、本実施の形態ではコンデンサ素子1は扁平形状のものを用いたが、丸形のコンデンサ素子または角形のコンデンサ素子を用いても同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2のフィルムコンデンサの断面図及び平面図である。図3において、フィルムに金属膜電極を蒸着した金属化フィルムからなる円柱形状のコンデンサ素子11、コンデンサ素子11の端面に設けられた金属層12、電極を引き出す端子13、金属単線14、コンデンサ素子11が納められる外装ケース15、電極を引き出す端子13を固定させた絶縁板16、充填樹脂17、円柱形状のコンデンサ素子11の芯部18、外装ケース15の内底面20、外装ケース15の内側壁面21、絶縁板16に形成された突起部22などから構成されている。なお、ここで、図3、6、9において10〜21はすべて共通の意味であり今後説明は省略する。
絶縁板16には突起部22が設けられている。絶縁板16に設けられた突起部22を円柱形状のコンデンサ素子11の芯部18に嵌合されている。
図4に示すのは、突起部22の例である。図4(a)〜(c)は突起の形状を示すそれぞれ正面図、側面図、平面図で、図4(d)〜(f)は他の例の突起の形状を示すそれぞれ正面図、側面図、平面図である。
図4(a)〜(c)に示す突起は、将棋の駒のような形状をしており、正面から見ると5角形でその頂角の部分がコンデンサ素子11の芯部18に嵌合される。
図4(d)〜(f)に示す突起は、正面からみると頂角を有する5角形形状で下側からみるとY字状をしている頂角が、コンデンサ素子11の芯部18に嵌合される。
嵌合により、絶縁板16とコンデンサ素子11は突起部の嵌合により、所定の位置に固定される。本構成により外装ケース15の内底面20、外装ケースの内側壁面21とコンデンサ素子11との間に空間が形成され、この空間に水分を透しにくい充填樹脂17が入り込み、覆うので、より耐湿性を向上させることができる。
図2は従来品1、本発明の実施の形態2を85℃85%RHの雰囲気に放置したときの静電容量の変化を示したものである。横軸を放置時間、縦軸を静電容量の変化率とした。各5台サンプルを作成し、平均値を記載した。結果が示すとおり、従来品2は1500時間程度でコンデンサ素子に水分の影響を受け、大幅に静電容量が低下しているのは前記の通りである。
これに対して本発明の実施の形態2は2000時間を超えても静電容量の変化は少ない。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3のフィルムコンデンサの構成図を示す。図において、外装ケース15には突起部23が形成されている。ここで、20は外装ケース15の内底面、23は外装ケース15の内底面20に設けられた突起部である。なお、図記載の記号10〜19はすべて共通の意味であり説明は省略している。ここで、外装ケース15の内底面20にもうけられた突起部23により円柱形状のコンデンサ素子11の芯部18を嵌合している。突起部23の形状例としては図6に記載の先端がとがった芯部へ嵌合しやすい形状としている。
図6(a)〜(c)には突起の形状を示すそれぞれ正面図、側面図、平面図で、図6(d)〜(f)は、他の例の突起の形状を示すそれぞれ正面図、側面図、平面図である。
図6(a)〜(c)に示す突起は円すいの頂部を切り取った形状をしており、頂上の部分がコンデンサ素子11の芯部18に嵌合する。
図6(d)〜(f)に示す突起はプラスドライバの先端形状と同様の形状をしている。
これにより円柱形状のコンデンサ素子11は外装ケース内側壁面21が平行に保たれ、コンデンサ素子11と外装ケース内側壁面21の間の樹脂厚みが均一となり、最適の充填樹脂量で耐湿性を確保できる。
図2は従来品2、本発明の実施の形態3を85℃85%RHの雰囲気に放置したときの静電容量の変化を示したものである。横軸を放置時間、縦軸を静電容量の変化率とした。各5台サンプルを作成し、平均値を記載した。結果が示すとおり、従来品2は1500時間程度でコンデンサ素子に水分の影響を受け、大幅に静電容量が低下しているのは前記の通りである。
これに対して本発明の実施の形態3は2000時間を超えても静電容量の変化は少ない。
(実施の形態4)
図7は本発明の実施の形態4のフィルムコンデンサの構成図を示す。図において、円柱形状のコンデンサ素子11の芯部18には電極用リード線23が貫通されている。なお、図記載の記号10〜18は上述の実施の形態とすべて共通なので説明は省略する。ここで、電極用リード線23は円柱形状の芯部18を貫通させているため、外装ケース15の内側壁面21とコンデンサ素子11との空間の樹脂厚みを電極用リード線の部分において少なくしている。リード線部分の樹脂厚みを薄くすることで、充填樹脂量を最適な厚みに設定が可能となり、より小型化がはかれ、さらに安価なコンデンサの提供が可能になる。
図2は従来品2、本発明の実施の形態4を85℃85%RHの雰囲気に放置したときの静電容量の変化を示したものである。横軸を放置時間、縦軸を静電容量の変化率とした。結果が示すとおり、従来品2は1500時間程度でコンデンサ素子に水分の影響を受け、大幅に静電容量が低下しているのは前記の通りである。
これに対して本発明の実施の形態4は2000時間を超えても静電容量の変化は少ない。
(a)本発明の実施の形態1におけるコンデンサ側面構成図、(b)本発明の実施の形態1におけるリード線引き出し側から見たコンデンサ切断断面矢視図 従来品1、従来品2、実施の形態1、2、3、4の耐湿試験結果を示すグラフ (a)本発明の実施の形態2におけるコンデンサ側面構成図、(b)本発明の実施の形態2におけるリード線引き出し側から見たコンデンサ切断断面矢視図 (a)本発明の実施の形態2における絶縁板の突起の正面図、(b)本発明の実施の形態2における絶縁板の突起の側面図、(c)本発明の実施の形態2における絶縁板の突起の平面図、(d)本発明の実施の形態2における他の絶縁板の突起の正面図、(e)本発明の実施の形態2における他の絶縁板の突起の側面図、(f)本発明の実施の形態2における他の絶縁板の突起の平面図 (a)本発明の実施の形態3におけるコンデンサ側面構成図、(b)本発明の実施の形態3におけるリード線引き出し側から見たコンデンサ切断断面矢視図 (a)本発明の実施の形態3における絶縁板の突起の正面図、(b)本発明の実施の形態3における絶縁板の突起の側面図、(c)本発明の実施の形態3における絶縁板の突起の平面図、(d)本発明の実施の形態3における他の絶縁板の突起の正面図、(e)本発明の実施の形態3における他の絶縁板の突起の側面図、(f)本発明の実施の形態3における他の絶縁板の突起の平面図 (a)本発明の実施の形態4におけるコンデンサ側面構成図、(b)本発明の実施の形態4におけるリード線引き出し側から見たコンデンサ切断断面矢視図 (a)従来例のコンデンサ側面構成図、(b)従来例のコンデンサのリード線引き出し側から見たコンデンサの切断断面矢視図
符号の説明
1 フィルムに金属膜電極を蒸着した金属化フィルムからなる扁平形状のコンデンサ素子
2、12 コンデンサ素子の端面に設けられた金属層
3、13 電極を引き出す端子
4、14 金属製単線
5、15 コンデンサ素子が納められる外装ケース
6、16 電極を引き出す端子を固定させた絶縁板
7、17 充填樹脂
11 フィルムに金属膜電極を蒸着した金属化フィルムからなる円柱形状のコンデンサ素子
18 円柱形状のコンデンサ素子の芯部
20 外装ケースの内底面
21 外装ケースの内側壁面
22 外装ケース15の内底面20に設けられた突起部
23 円柱形状のコンデンサ素子11の芯部18を貫通した電極用リード線

Claims (2)

  1. 素子を外装ケースに収納し、前記外装ケース内に充填樹脂を充填し、絶縁板を前記外装ケースの開口部に嵌合したフィルムコンデンサにおいて、円柱形状の芯部にフィルムを巻き付け円柱形状とした前記素子の前記芯部に嵌合し、前記素子を前記外装ケースの中心に位置させ、前記素子と前記外装ケースの内側面および内底面との間に空間を形成するための傾斜部を有する突起部を、端子を固定した前記絶縁板に設け、前記空間に前記充填樹脂が存在し、前記素子と前記外装ケースの側面および底面とが接触しないことを特徴とするフィルムコンデンサ。
  2. 素子を外装ケースに収納し、前記外装ケース内に充填樹脂を充填し、絶縁板を前記外装ケースの開口部に嵌合したフィルムコンデンサにおいて、円柱形状の芯部にフィルムを巻き付け円柱形状とした前記素子の前記芯部に嵌合し、前記素子を前記外装ケースの中心に位置させ、前記素子と前記外装ケースの内側面および内底面との間に空間を形成するための傾斜部を有する突起部を前記外装ケースの内底面に設け、前記空間に前記充填樹脂が存在し、前記素子と前記外装ケースの側面および底面とが接触しないことを特徴とするフィルムコンデンサ。
JP2006270411A 2006-10-02 2006-10-02 フィルムコンデンサ Expired - Lifetime JP4135023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270411A JP4135023B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 フィルムコンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270411A JP4135023B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 フィルムコンデンサ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001347022A Division JP2003151848A (ja) 2001-11-13 2001-11-13 フィルムコンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006352174A true JP2006352174A (ja) 2006-12-28
JP4135023B2 JP4135023B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=37647598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006270411A Expired - Lifetime JP4135023B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 フィルムコンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4135023B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102714785A (zh) * 2010-01-19 2012-10-03 日本电气株式会社 广播分发控制装置、呼叫状态控制装置、微型小区基站、通信系统、方法和程序

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102714785A (zh) * 2010-01-19 2012-10-03 日本电气株式会社 广播分发控制装置、呼叫状态控制装置、微型小区基站、通信系统、方法和程序
CN102714785B (zh) * 2010-01-19 2016-12-28 日本电气株式会社 广播分发控制装置、呼叫状态控制装置、微型小区基站、通信系统、方法和程序

Also Published As

Publication number Publication date
JP4135023B2 (ja) 2008-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080247122A1 (en) Capacitor with improved volumetric efficiency and reduced cost
US8179665B2 (en) Solid electrolytic capacitor with increased capacitance
JP3920670B2 (ja) 固体電解コンデンサ
KR102109635B1 (ko) 탄탈륨 캐패시터
JP5233294B2 (ja) 電子部品
US9576740B2 (en) Tantalum capacitor
WO2011040352A1 (ja) 電解コンデンサ
JP4135023B2 (ja) フィルムコンデンサ
JP4946493B2 (ja) フィルムコンデンサ
JP2005108957A (ja) ケースモールド型フィルムコンデンサ
KR100885269B1 (ko) 고체 전해 콘덴서 및 그 제조방법
US20150116909A1 (en) Tantalum capacitor and method of manufacturing the same
JP2003151848A (ja) フィルムコンデンサ
KR20150125406A (ko) 탄탈륨 캐패시터 및 그 제조 방법
JP2007142454A (ja) ケースモールド型フィルムコンデンサ
KR100944749B1 (ko) Smd형 세라믹 커패시터 및 그 제조방법
KR102149799B1 (ko) 탄탈륨 커패시터
JP5766511B2 (ja) フィルムコンデンサ
JP7409491B2 (ja) コンデンサモジュール
KR200438757Y1 (ko) 표면실장형 필림 캐패시터
JPH11204376A (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2843072B2 (ja) 固体コンデンサの封口方法
US9972443B2 (en) Tantalum capacitor
KR102194712B1 (ko) 고체 전해커패시터, 그 제조방법 및 칩 전자부품
KR20160054810A (ko) 탄탈륨 캐패시터 및 그 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080520

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4135023

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130613

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term