JP2006350827A - リモート監視システム、設定装置、サーバ装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 設定値をリモート監視サーバへ迅速に反映させることができるリモート監視システム、設定装置、サーバ装置および制御方法を提供する。
【解決手段】 リモート管理サーバ1と、監視対象の監視データを監視データ伝送用回線4を介してリモート管理サーバ1に送信する監視端末2と、監視端末2の各種設定値を設定する監視端末設定変更装置3とから構成され、監視端末設定変更装置3は、設定値の設定後に、設定値伝送用回線5を介して、設定値をリモート管理サーバ1に送信し、リモート管理サーバ1は、受信した設定値を記憶する。
【選択図】 図1
【解決手段】 リモート管理サーバ1と、監視対象の監視データを監視データ伝送用回線4を介してリモート管理サーバ1に送信する監視端末2と、監視端末2の各種設定値を設定する監視端末設定変更装置3とから構成され、監視端末設定変更装置3は、設定値の設定後に、設定値伝送用回線5を介して、設定値をリモート管理サーバ1に送信し、リモート管理サーバ1は、受信した設定値を記憶する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電力需要家の消費電力等の遠隔監視サービスを行うリモート監視システム、設定装置、サーバ装置および制御方法に関する。
従来のリモート監視装置では、監視端末の設定値を変更するには、現場へ出向き種々の監視端末専用の監視端末設定値変更装置を使用し実施されていた。
変更後設定値のリモート監視サーバへの反映は監視端末設定値変更装置からの印刷物による手入力、あるいはフロッピー(登録商標)ディスク等によるオフライン的手段によって実施されている(例えば特許文献1参照)。
また、端末設定値はリモート監視サーバでの遠隔監視処理において不可欠な要素であり、リモート監視サーバでの管理主体で運用されている。
さらに、監視端末自体が正常に稼動しているかどうかの健全性を確認する方法として、各監視端末の発するハートビート信号を定期的にリモート監視サーバが受信することで判断しているが、リモート監視サーバ側は監視対象となる監視端末の台数が非常に多い為にネットワークにかかる負荷及び通信費の軽減を目的としてサーバから全ての監視端末に対して積極的に稼動状態チェックを実施することはせず、監視員が行う定期確認の際、定時通報監視警報画面の表示要求があったタイミングのみで正常か異常かを判断し異常な監視端末を監視員に通知している。
特開2004−362510号公報
上述した技術では、端末設定値変更後のリモート監視サーバへの反映までの時間を要することとなる。また、設定値を自動的にリモート監視サーバへ反映させることができない。
本発明の目的は、従来の問題点に鑑み、設定値をリモート監視サーバへ迅速に反映させることができるリモート監視システム、設定装置、サーバ装置および制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明の一態様によれば、第1および第2のネットワークに接続可能であるサーバ装置と、監視対象の監視データを前記第1のネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末と、前記監視端末に接続し、前記監視端末の設定値を設定する設定装置とから構成されるリモート監視システムであって、前記設定装置は、前記第2のネットワークを介して前記監視端末に設定する前記設定値を前記サーバ装置に送信する送信手段を具備し、前記サーバ装置は、前記送信手段によって送信された前記設定値を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記設定値を記憶する設定値記憶手段とを具備することを特徴とするリモート監視システムが提供される。
このため、設定値をサーバ装置へ迅速に反映させることができる。
本発明によれば、設定値をサーバ装置へ迅速に反映させることができる。
(第1実施形態)
以下図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
以下図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るリモート監視システムを示した構成図である。
当該リモート監視システムは、サーバ装置であるリモート監視サーバ1、監視データ用の専用回線である監視データ伝送用回線(第1のネットワーク)4、設定値の専用回線である設定値伝送用回線(第2のネットワーク)5、監視データ伝送用回線4に接続可能な監視端末2、設定値伝送用回線5に接続可能であり、例えばパーソナルコンピュータ等である監視端末設定値変更装置3から構成されている。
リモート監視サーバ1は、遠隔監視を司る遠隔監視処理部101、監視端末設定値を管理・記憶するための監視端末設定値記憶部102、監視端末2からの監視データを受信する監視データ受信部103、監視端末設定値を受信する設定値受信部104及び、リモート監視サーバ1に動作指示あるいはリモート監視サーバ1内のデータ表示を行うキーボード及びモニタ等である対話装置105を備えている。
監視端末2は、監視対象である工場やスーパー等からの消費電力量等を入力する監視データ入力部204、監視端末設定値を記憶する監視端末設定値記憶部201、監視データ入力部204からの入力データと監視端末設定値記憶部201からの監視端末設定値からリモート監視サーバ1への監視データを生成・編集する監視データ編集部203及び、リモート監視サーバ1へ監視データを送信する監視データ送信部202を備えている。
監視端末設定値変更装置3は、監視端末設定値入力・表示を行う対話装置304、対話装置304からの要求によって設定値変更を行う監視端末設定変更部301、監視端末設定値を管理・記憶するための、監視端末設定値記憶部302及び、本発明で新たに加えられた、監視端末設定値をリモート監視サーバ1へ送信する設定値送信部303を備えている。なお、設定値送信部303は、監視端末設定値変更装置3がノート型のパーソナルコンピュータであれば、PCカード型の通信端末等となる。
また、監視端末2に接続された監視端末設定値変更装置3の監視端末設定変更部301は、対話装置304からの要求によって監視端末2の監視端末設定値記憶部201の設定値の変更と共に、設定値を監視端末設定値記憶部302に記憶する。また、設定値送信部303へも通知する。なお、監視端末設定値変更装置3の監視端末設定変更部301と監視端末2の監視端末設定値記憶部201との接続は、通信回線を介して行うものではなく直接機器同士を有線ケーブル(無線であってもよい)等で接続している。
設定値送信部303は、設定値伝送用回線5を介して通知された設定値をリモート監視サーバ1に送信する。
リモート監視サーバ1は、監視端末設定値変更装置3からの端末設定値を設定値受信部104で受信し、監視端末設定値記憶部102へ記憶する。
次に、本発明の第1実施形態に係るリモート監視システムを適用したリモート監視システムの制御方法について説明する。
先ず、監視端末設定値変更装置3の対話装置304により監視端末2の監視端末設定値の変更要求が行われると共に設定すべき新たな監視端末設定値が入力される。対話装置304より監視端末設定値の変更要求及び新たな監視端末設定値の入力が行われると、監視端末設定変更部301は入力された新たな監視端末設定値を監視端末2の監視端末設定値記憶部201に記憶させることで、監視端末2の監視端末設定値の変更を行う。また、監視端末設定変更部301は入力された新たな監視端末設定値を監視端末設定値記憶部302にも記憶させることで、その監視端末設定値を変更する。
更に、監視端末設定変更部301は、入力された新たな監視端末設定値を設定値送信部303へ出力する。設定値送信部303は、監視端末設定変更部301から出力された新たな監視端末設定値を、設定値伝送用回線5を介してリモート監視サーバ1へ送信する。
リモート監視サーバ1は、監視端末設定値を設定値受信部104により受信すると、監視端末設定値記憶部102へ記憶し、監視端末設定値を変更する。
監視端末2では、監視端末設定記憶部201に新たな監視端末設定値が記憶された後は、監視端末設定記憶部201から新たな監視端末設定値を読み出し使用する。
図10は、監視端末設定値である消費電力量設定値を示した模式図であり、図11は、監視端末設定値である、もれ電流設定値を示した模式図である。
図10に示すように、例えば、設定項目として目標電力量値を10kwh、第1しきい値を8kwh、第2しきい値を6kwh、第3しきい値を5kwhとして設定する。監視データ編集部203は、監視データ入力部204から入力される監視データを監視データ送信部202に出力し、この監視データを監視データ送信部202から監視データ伝送用回線4を介してリモート監視サーバ1へ送信を行うよう制御する。
また同時に、監視データ編集部203は、監視端末設定値記憶部201に設定された消費電力量設定値に基づき、監視データ入力部204から入力される監視データが示す消費電力量が設定値に達したか否かを判断している。この判断の結果、監視データが示す消費電力量が目標電力量値および各しきい値に達した場合、監視データ編集部203は、監視データ送信部202に、監視データ伝送用回線4を介してリモート監視サーバ1へ警告情報の送信を行うよう制御する。
一方、リモート監視サーバ1では、監視データ受信部103において監視端末2の監視データ送信部202から送信される監視データ及び警告情報を受信する。監視データ受信部103にて受信された監視データ及び警告情報は、リモート監視サーバ1の監視データ記憶部(図示せず)に記憶される。
また、リモート監視サーバ1は、監視端末2から受信した監視データや警告情報を、リアルタイム或いは予め設定された一定期間毎に所定の通信手段によって工場等の電力の需要家に連絡する。ここで、所定の通信手段とは、電子メール、FAX、電話などである。また、リモート監視サーバ1の運用会社がインターネット等の公衆回線に接続されたコンピュータ上に監視データを公開可能な状態で格納しておき、需要家で、需要家側のコンピュータにより公衆回線を介して運用会社のコンピュータにアクセスし、ブラウザ等の閲覧機能を使用して運用会社のコンピュータに格納されている監視データを閲覧できるようにしても良い。これにより、工場等の電力の需要家は、使用電力量を目標電力量に達する所定の電力量となった場合および目標電力量値に達した場合を把握することができる。
また、図11に示すように、漏電を警告する設定値であるもれ電流設定値は、例えば第1段しきい値を50mA、第2段しきい値を40mA、第3段しきい値を30mAとして設定する。監視データ編集部203は、図11に示すもれ電流設定値に基づき、監視データ入力部204から入力される監視データの示す漏れ電流が設定値に達したか否かを判断し、監視データの示すもれ電流が各しきい値に達した場合、監視データ編集部203は、監視データ送信部202に、監視データ伝送用回線4を介してリモート監視サーバ1へ警告情報の送信を行うよう制御する。これにより、工場等の電力の需要家は、漏電が発生し、設定電流となった場合を把握することができる。
以上より、監視端末2の監視端末設定値記憶部201と、監視端末設定値変更装置3の監視端末設定値記憶部302及び、リモート監視サーバ1の監視端末設定値記憶部102に記憶される設定値をリモート監視サーバへ迅速に反映させることができる。また、設定値を常に等しく整合性のとれたものとすることができる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係るリモート監視システムを示した構成図である。なお、第1実施形態と同様の箇所は同符号を付し、詳細な説明を上述に譲る。
図2は、本発明の第2実施形態に係るリモート監視システムを示した構成図である。なお、第1実施形態と同様の箇所は同符号を付し、詳細な説明を上述に譲る。
第2実施形態の第1実施形態との相違点は、第1実施形態の構成に加え、リモート監視サーバ1に監視端末2への設定値変更要求を行う監視端末設定変更部106、および監視端末設定値を送信する設定値送信部107をさらに設けている点である。また、監視端末設定値変更装置3では、外部伝送からの監視端末設定値を受け取るための設定値受信部305を設けている。また、第1実施形態と同様に、リモート監視サーバ1の監視端末設定値記憶部102には監視端末2と整合性の取れた監視端末設定値が記憶されている。
監視端末設定変更部106は、対話装置105から設定値変更要求が行われると共に設定すべき新たな監視端末設定値が入力された場合、この入力された新たな監視端末設定値を設定値送信部107へ通知する。設定値送信部107は、通知された監視端末設定値を設定値伝送用回線5を介して監視端末設定値変更装置3へ送信する。
監視端末設定値変更装置3は、リモート監視サーバ1からの監視端末設定値を設定値受信部305で受信する。設定値受信部305では、監視端末設定値を受信すると、対話装置304から監視端末設定値の変更要求が行われた際に監視端末設定変更部301に出力される情報と同じ情報である設定値変更要求を生成し、この設定値変更要求を受信した監視端末設定値と共に監視端末設定変更部301へ送信する。
設定値変更要求および監視端末設定値を受信した監視端末設定変更部301は、受信した監視端末設定値を監視端末2の監視端末設定値記憶部201に記憶しその監視端末設定値を変更する。また、監視端末設定変更部301は、受信した監視端末設定値を監視端末設定値記憶部302に記憶することで、その監視端末設定値を変更する。
以上より、監視端末設定値管理元であるリモート監視サーバ1からの監視端末2の設定値変更を実現することで効率的な設定値変更が可能となる。
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態に係るリモート監視システムを示した構成図である。
図3は、本発明の第3実施形態に係るリモート監視システムを示した構成図である。
なお、第1実施形態と同様の箇所は同符号を付し、詳細な説明を上述に譲る。
第3実施形態におけるリモート監視サーバ1は、第2実施形態と同様な構成である。第3実施形態の第1実施形態との相違点は、監視端末2が外部伝送からの監視端末設定値を受信する設定値受信部205、受信した設定値を監視端末設定値記憶部201に設定する監視端末設定変更部207を設けている点である。
リモート監視サーバ1の監視端末設定変更部106は、対話装置105からの設定値変更要求にしたがって、対話装置105から入力される設定すべき新たな監視端末設定値を設定値送信部107へ通知する。設定値送信部107は、通知された設定値を設定値伝送用回線5を介して監視端末2へ送信する。
監視端末2は、リモート監視サーバ1からの設定値を設定値受信部205で受信する。設定値受信部205は、設定値変更要求を生成し、この設定値変更要求と共に監視端末設定値を監視端末設定変更部207へ送信する。
設定値変更要求および監視端末設定値を受信した監視端末設定変更部207は、受信した監視端末設定値を監視端末設定値記憶部201に記憶することで監視端末設定値を変更する。
以上より、監視端末設定値管理元であるリモート監視サーバ1から、直接、監視端末2の設定値変更を実現することで現場での監視端末設定値変更装置が不要となる。
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態に係るリモート監視システムを示した構成図である。
図4は、本発明の第4実施形態に係るリモート監視システムを示した構成図である。
なお、第1実施形態と同様の箇所は同符号を付し、詳細な説明を上述に譲る。
第4実施形態の第1実施形態との相違点は、第3実施形態の構成において、監視データ伝送用回線4で設定値伝送用回線も兼ねることで伝送回線本数を削減したものである。
以上より、伝送用の回線数を削減することができ、回線敷設に関する費用、回線使用料の削減が図れる。
(第5実施形態)
図5は、本発明の第5実施形態に係るリモート監視システムのリモート監視サーバの一部を示した構成図である。
図5は、本発明の第5実施形態に係るリモート監視システムのリモート監視サーバの一部を示した構成図である。
第5実施形態では、リモート監視サーバ1の遠隔監視処理部101を以下の構成としたことを特徴としている。この構成は、上述した第1実施形態〜第4実施形態等において適用できる。
すなわち、リモート監視サーバ1の遠隔監視処理部101は、定時通報監視手段6、警報画面表示手段7、定時通報間隔記憶部8、定時通報履歴記憶部9、定時通報表示リスト記憶部10、表示器11および対話操作入力部12を備える対話装置105から構成されている。
第5実施形態では、定時通報監視手段6が監視端末2からの定時通報情報(ハードビート信号)を受信したタイミングで定時通報履歴記憶部9の直近受信日時と定時通報間隔を基に内部的にチェックを行い、異常と判別された場合には定時通報履歴記憶部9に過去の異常履歴として記憶するものである。
定時通報監視手段6は、監視端末2からの所定の間隔で定時通報を受信する毎に、定時通報履歴記憶部9の中の直近受信日時と定時通報間隔記憶部8の中の通報間隔情報との比較チェックを行い、その結果異常と判断した場合には定時通報履歴記憶部9に異常検知日時を記憶する。なお、通報間隔情報は、例えば図12に示すように、ヘルスチェック時間設定値として、時間間隔1日、通報時刻午前3時等として設定されている。
警報画面表示手段7は、監視員の任意要求によって定時通報監視警報画面の表示要求を対話操作入力部12より受け付け、全ての監視端末2に対して前記定時通報監視手段6と同様に定時通報履歴記憶部9の中の直近受信日時と定時通報間隔記憶部8の中の通報間隔との比較チェックを行うと共に、定時通報履歴記憶部9の中の異常検知日時の有無をチェックし過去及び現時点で異常のある監視端末を対話装置105の表示器に表示する。
図6は、上述した定時通報監視処理のタイムチャートを示した図である。
また、図7は、定時通報間隔記憶部8に記憶されている各監視端末に設定されている通報間隔情報テーブル8a、定時通報履歴記憶部9に記憶されている各監視端末に設定されている定時通報履歴情報テーブル9a、定時通報表示リスト記憶部10に記憶されている過去および現在の各監視端末の状態情報テーブル10aを示した模式図である。
例えば、12日に定時通報監視の警報画面を警報画面表示手段7によって表示した場合、通報間隔1日に設定された監視端末Aは、12日の時点では11日、12日と正常に定時通報を受信しており、監視員が定期確認を行った時点では正常に稼動している。しかし、過去4日、5日の所定の時刻に定時通報を受信していない為、6日に定時通報を受信した時点で内部的には異常と判別し履歴として記憶されている。また、9日、10日の所定の時刻に定時通報を受信していない為、11日に定時通報を受信した時点で内部的には異常と判別し履歴として記憶されている。このため、定時通報監視が対話装置105の表示器上に異常(警報)として表示される。
また、通報間隔3日に設定された監視端末Bは、11日の所定の時刻に定時通報を受信していないため、12日時点では異常が継続中と判別する。このため、定時通報監視が対話装置105の表示器上に異常(警報)として表示される。
図8および図9は、リモート監視サーバ1の遠隔監視処理部101が備える定時通報監視手段の処理を説明するフローチャートである。
図8に示すように、例えば、定時通報監視手段6は、監視端末2より時刻T1に定時通報を受信したと判別すると(ステップ1)、定時通報監視手段6は、定時通報間隔記憶部8から監視端末2の通報間隔tを取得(ステップ2)する。さらに定時通報監視手段6は、定時通報履歴記憶部9から直近の定時通報受信日時T2を取得する(ステップ3)。続いて、定時通報監視手段6は、通報間隔が正常かどうかを比較チェックする(ステップ4)。
ステップ4で、通報間隔が異常と判別された場合(ステップ4のNO)には、定時通報監視手段6は、定時通報受信日時T1を定時通報履歴記憶部9の異常検知日時(直近)にT2として記憶する(ステップ5)。
さらに、定時通報監視手段6は、定時通報受信日時T1を定時通報履歴記憶部9の直近受信日時にT2として記憶する(ステップ6)。
図9は、12日の日に定時通報監視の警報を表示器に表示した場合の処理を示すフローチャートである。
警報画面表示手段7は、対話操作入力部12より時刻T3に定時通報監視警報画面の表示要求を受信したと判別すると(ステップ7)、定時通報間隔記憶部8から監視端末2の通報間隔tを取得(ステップ8)する。そして、警報画面表示手段7は、定時通報履歴記憶部9から直近の定時通報受信日時T2を取得し(ステップ9)、現在時刻T3を基点として直近の定時通報受信日時T2との間の通報間隔が正常かどうかを比較チェックする(ステップ10)。
ステップ10で、通報間隔が正常と判別された場合(ステップ10のYES)は、警報画面表示手段7は、定時通報表示リスト記憶部10の現在状態に「正常」を記憶し(ステップ11)、通報間隔が異常と判別された場合(ステップ10のNO)は、定時通報表示リスト記憶部10の現在状態に「異常」を記憶する(ステップ12)。
続いて、警報画面表示手段7は、定時通報履歴記憶部9の異常検知日時(直近)を取得し(ステップ13)、過去に異常検知があったかどうかをチェックする(ステップ14)。
ステップ14で、警報画面表示手段7は、過去に異常検知があった場合(ステップ14のYES)は、定時通報表示リスト記憶部10の過去状態に「異常」を記憶し(ステップ15)、異常検知がなかったと判別された場合(ステップ14のNO)は、定時通報表示リスト記憶部10の過去状態に「正常」を記憶する(ステップ16)。
上述したステップ8からステップ16までを全監視端末(監視端末A〜n)について実施し(ステップ17)、定時通報表示リスト記憶部10の現在または過去に異常のある監視端末の情報を表示器に、例えば各監視端末の状態情報テーブル10aに示すように一覧表示する(ステップ18)。
以上より、現在の状態と合わせて過去の故障履歴を確認することができ、監視端末の異常兆候を的確に把握することが可能となる。さらに、定期確認を行う前に監視端末の故障状態が復旧していた場合でも過去の故障履歴を確認することができ、監視端末の異常兆候を的確に把握することが可能となる。
なお、上述した実施形態において、監視データ伝送用回線4および設定値伝送用回線5は、インターネットを用いてもよい。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
2…監視端末、3…監視端末設定値変更装置、4…監視データ伝送用回線、5…設定値伝送用回線、6…定時通報監視手段、7…警報画面表示手段、8…定時通報間隔記憶部、8a…通報間隔情報テーブル、9…定時通報履歴記憶部、9a…定時通報履歴情報テーブル、10…定時通報表示リスト記憶部、10a…状態情報テーブル、11・・・表示器、12…対話操作入力部、101…遠隔監視処理部、102…監視端末設定値記憶部、103…監視データ受信部、104…設定値受信部、105…対話装置、106…監視端末設定変更部、107…設定値送信部、201…監視端末設定値記憶部、202…監視データ送信部、203…監視データ編集部、204…監視データ入力部、205…設定値受信部、207…監視端末設定変更部、301…監視端末設定変更部、302…監視端末設定値記憶部、303…設定値送信部、304…対話装置、305…設定値受信部。
Claims (14)
- 第1および第2のネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記第1のネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末と、
前記監視端末に接続し、前記監視端末の設定値を設定する設定装置とから構成されるリモート監視システムであって、
前記設定装置は、前記第2のネットワークを介して前記監視端末に設定する前記設定値を前記サーバ装置に送信する送信手段を具備し、
前記サーバ装置は、前記送信手段によって送信された前記設定値を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記設定値を記憶する設定値記憶手段とを具備することを特徴とするリモート監視システム。 - 第1および第2のネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記第1のネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末と、
前記監視端末に接続し、前記監視端末の設定値を設定する設定装置とから構成されるリモート監視システムであって、
前記サーバ装置は、前記監視端末の設定値を前記第2のネットワークを介して前記設定装置に送信する送信手段と、前記設定値を記憶する設定値記憶手段とを具備し、
前記設定装置は、前記サーバ装置から送信された前記設定値を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記設定値を前記監視端末に設定する設定手段とを具備することを特徴とするリモート監視システム。 - 第1および第2のネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記第1のネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末とから構成されるリモート監視システムであって、
前記サーバ装置は、前記監視端末の設定値を前記監視端末に送信する送信手段と、前記設定値を記憶する第1設定値記憶手段とを具備し、
前記監視端末は、前記送信手段から送信される前記設定値を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記設定値を記憶する第2設定値記憶手段とを具備することを特徴とするリモート監視システム。 - 前記第1のネットワークは、監視データ用の専用回線であり、前記第2のネットワークは、設定値用の専用回線であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリモート監視システム。
- ネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末とから構成されるリモート監視システムであって、
前記サーバ装置は、前記監視端末の設定値を前記監視端末に送信する送信手段と、前記設定値を記憶する第1設定値記憶手段を具備し、
前記監視端末は、前記送信手段から送信される前記設定値を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記設定値を記憶する第2設定値記憶手段を具備することを特徴とするリモート監視システム。 - 前記監視装置は、所定の間隔で前記サーバ装置に定時通報情報を送信する定時通報情報送信手段を備え、
前記サーバ装置は、前記定時通報情報送信手段によって送信された定時通報情報を受信する定時通報情報受信手段と、受信した定時通報情報を前記所定の間隔で受信したかを判別する判別手段と、前記判別手段によって判別された正常情報又は異常情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、警告情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリモート監視システム。 - 監視対象の監視データをネットワークを介してサーバ装置に送信する監視端末に接続し、前記監視装置に対して設定値を設定する設定装置において、
前記監視端末に対して前記設定値を設定する設定手段と、
前記設定値を記憶する設定値記憶手段と、
前記設定値を前記ネットワークを介してサーバ装置に送信する送信手段と
を具備することを特徴とする設定装置。 - 監視対象の監視データをネットワークを介してサーバ装置に送信する監視端末に接続し、前記監視装置に対して設定値を設定する設定装置において、
前記サーバ装置から前記ネットワークを介して送信された前記設定値を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記設定値を前記監視端末に対して前記設定値を設定する設定手段と
を具備することを特徴とする設定装置。 - 設定装置により設定される設定値に基づき監視端末からネットワークを介して送信される監視対象の監視データを受信するサーバ装置において、
前記設定装置から前記ネットワークを介して送信される前記監視端末に設定すべき前記設定値を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記設定値を記憶する設定値記憶手段と
を具備することを特徴とするサーバ装置。 - 設定装置により設定される設定値に基づき監視端末からネットワークを介して送信される監視対象の監視データを受信するサーバ装置において、
前記監視端末に設定すべき前記設定値を前記ネットワークを介して前記設定装置に送信する送信手段と、
前記送信手段により送信される前記設定値を記憶する設定値記憶手段と
を具備することを特徴とするサーバ装置。 - 第1および第2のネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記第1のネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末と、
前記監視端末に接続し、前記監視端末の設定値を設定する設定装置とから構成されるリモート監視システムの制御方法であって、
前記設定装置において、前記第2のネットワークを介して前記設定値を前記サーバ装置に送信する送信ステップを行い、
前記サーバ装置において、前記設定装置から送信された前記設定値を受信する受信ステップと、受信した前記設定値を記憶する記憶ステップを行う
ことを特徴とするリモート監視システムの制御方法。 - 第1および第2のネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記第1のネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末と、
前記監視端末に接続し、前記監視端末の設定値を設定する設定装置とから構成されるリモート監視システムの制御方法であって、
前記サーバ装置において前記監視端末の設定値を前記設定装置に送信する送信ステップと、前記設定値を記憶する記憶ステップを行い、
前記設定装置において、前記サーバ装置から送信された前記設定値を受信する受信ステップと、前記受信した前記設定値を前記監視端末に設定する設定ステップを行う
ことを特徴とするリモート監視システムの制御方法。 - 第1および第2のネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記第1のネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末とから構成されるリモート監視システムの制御方法であって、
前記サーバ装置において、前記監視端末の設定値を前記監視端末に送信する送信ステップと、前記設定値を記憶する第1の記憶ステップを行い、
前記監視端末において、前記サーバ装置から送信された前記設定値を受信する受信ステップと、受信した前記設定値を記憶する第2の記憶ステップを行う
ことを特徴とするリモート監視システムの制御方法。 - ネットワークに接続可能であるサーバ装置と、
監視対象の監視データを前記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する監視端末とから構成されるリモート監視システムの制御方法であって、
前記サーバ装置において、前記監視端末の設定値を前記監視端末に送信する送信ステップと、前記設定値を記憶する第1の記憶ステップを行い、
前記監視端末において、前記サーバ装置から送信された前記設定値を受信する受信ステップと、受信した前記設定値を記憶する第2の記憶ステップを行う
ことを特徴とするリモート監視システムの制御方法。
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JP2005178168A JP2006350827A (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | リモート監視システム、設定装置、サーバ装置および制御方法 |
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