JP2006350662A - 翻訳装置および翻訳方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 良好に翻訳できない部分があった場合でも、解釈に誤解を与えることがない翻訳文を作成できる翻訳装置および翻訳方法を提供する。
【解決手段】 翻訳対象である原文を翻訳して翻訳文を作成する翻訳部15と、翻訳部15による翻訳の精度を検出する翻訳精度検出部18と、表示を行うプリンタ26と、プリンタ26を制御する表示様態制御部25とを有し、表示様態制御部25は、プリンタ26によって、原文と翻訳文とを比較可能に表示させるとともに、翻訳文の翻訳精度検出部18で検出された精度が低い場合には、精度低下の原因部分は原文のまま強調して表示を行わせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、翻訳装置および翻訳方法に関する。
入力された原文を機械翻訳する技術に関するものとして、原文を所定の単位で区切り、その各部分に対応する対訳を原文に対応させて表示することによって、一度にすべての対訳を表示することができ、かつ各対訳の訳文内での位置を示す位置情報を表示することによって、原文との対応をとりながら訳文全体をチェックすることが可能な機械翻訳対訳表示装置(例えば特許文献1参照)や、例文として記憶された内容を翻訳対象である原文とともに表示する際に、所定の単語に対して対訳候補としてどのような対訳があるかを表示する対訳候補表示装置(例えば特許文献2参照)、さらには、翻訳結果の正確度を評価し、正確度が必然的に劣ることが予測される情報がセットされた場合、翻訳結果に特別な強調を伴って出力する機械翻訳装置(例えば特許文献3参照)がある。
特開平5−108711号公報 特開2004−62384号公報 特開平6−318226号公報
ところで、入力された原文を機械翻訳する場合、全文を良好に翻訳できた場合は特に問題はないが、良好に翻訳できない部分があった場合に、良好に翻訳できた部分と良好に翻訳できなかった部分とが混在しているとかえって意味の解釈に誤解を与えてしまう可能性があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好に翻訳できない部分があった場合でも、解釈に誤解を与えることがない翻訳文を作成できる翻訳装置および翻訳方法を提供することである。
上述の目的を達成するため、本発明は、翻訳対象である原文を翻訳して翻訳文を作成する翻訳手段と、該翻訳手段による翻訳の精度を検出する翻訳精度検出手段と、表示を行う表示手段と、該表示手段を制御する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記表示手段によって、前記原文と前記翻訳文とを比較可能に表示させるとともに、前記翻訳文の前記翻訳精度検出手段で検出された精度が低い場合には、精度低下の原因部分は原文のまま強調して表示を行わせることを特徴とする翻訳装置を提供する。
この翻訳装置によれば、表示制御手段は、表示手段によって、原文と翻訳文とを比較可能に表示させるため、これらの比較を容易に行うことができる。また、その際に翻訳文の精度を翻訳精度検出手段で検出し、この精度が低い場合には、表示制御手段が、表示手段によって、精度低下の原因部分つまり適正な翻訳ができなかった部分は原文のまま強調して表示を行わせることになるため、ユーザに精度低下の原因部分を明確に認識させることができるとともに、例えばユーザがこの部分を読み飛ばすようになることから、適正でない翻訳を表示させる場合のように解釈に誤解を与えることがない。
また、前記表示制御手段が、前記表示手段によって、前記原文および前記翻訳文とともに、前記翻訳精度検出手段で検出された精度を表示させるようにしても良い。
これにより、翻訳文がどの程度の精度で翻訳されたかをユーザに認識させることができる。
さらに、他の翻訳手段とネットワークで接続可能とされていて、前記精度低下の原因部分を、前記他の翻訳手段で翻訳させる翻訳依頼手段を設けるようにしても良い。
これにより、自身の翻訳能力が十分でない場合であっても翻訳依頼手段が他の翻訳手段で翻訳させることで適正に翻訳することができる。
加えて、前記表示手段は紙面に印刷可能なプリンタであり、前記表示制御手段は、前記プリンタによって前記紙面に、前記原文および前記翻訳文とともに、所定の位置に折り線を記したレイアウトで印刷するようにしても良い。
これにより、翻訳の精度が悪い部分を折って隠したり、翻訳文を折って隠したりできる。翻訳文を折って隠すようにすれば、教材としての利用価値が高くなる。
さらに、前記翻訳手段は、前記翻訳文の言語が予め登録された登録言語でない場合に、前記原文を前記登録言語で翻訳し、前記表示制御手段は、前記表示手段によって、前記原文と前記翻訳文とに加えて前記登録言語による翻訳文を表示させるようにしても良い。
これにより、表示手段によって、原文と通常の翻訳文とに加えて、予め登録された登録言語による翻訳文を表示させることができるため、ユーザが原文も通常の翻訳文も理解不可なときに、理解可能な言語の翻訳文を表示させることができる。
さらに、本発明は、翻訳対象である原文を翻訳して翻訳文を作成する翻訳工程と、前記翻訳文の翻訳の精度を検出する翻訳精度検出工程と、前記原文と前記翻訳文とを比較可能に表示させるとともに、前記翻訳文の前記翻訳精度検出工程で検出された精度が低い場合には、精度低下の原因部分は原文のまま強調して表示を行わせる表示工程とを有することを特徴とする翻訳方法としても提供することが可能である。
次に、発明を実施するための最良の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の翻訳装置11を示すブロック図である。図1に示すように、翻訳装置11は、翻訳対象である原文が入力される入力部(入力手段)12と、所望の翻訳文の言語が複数の候補の中から選択操作入力される翻訳文言語選択操作部(翻訳文言語選択操作手段)13と、所定の言語が予め登録された言語登録部(言語登録手段)14と、入力部12に入力された原文を、翻訳文言語選択操作部13で選択可能な複数の言語(言語登録部14に登録された所定の言語も含む)で翻訳して翻訳文を作成可能な翻訳部(翻訳手段)15とを有している。ここで、入力部12は、例えばOCR装置を有していて翻訳対象の原文が記載された紙面から原文の文字データを読み取り電子データに変換して入力可能であり、また直接電子データでも入力可能となっている。また、言語登録部14には、この翻訳装置11が使用される地域で主として使用される言語(例えば日本で使用されるのであれば日本語)がユーザ等によって予め登録されている。
加えて、翻訳装置11は、翻訳部15による翻訳の精度を検出する翻訳精度検出部(翻訳精度検出手段)18と、外部サーバ(他の翻訳手段)19とネットワークで接続可能とされていて、翻訳精度検出部18で検出された精度低下の原因部分を、ネットワーク接続された外部サーバ19で翻訳させる翻訳依頼部(翻訳依頼手段)20と、この翻訳依頼部20による外部サーバ19での翻訳を実行するか否かが選択操作入力される翻訳依頼設定操作部(翻訳依頼設定操作手段)21とを有している。
さらに、翻訳装置11は、複数の印刷モードの中から所望の印刷モードが選択操作入力される印刷モード選択操作部(印刷モード選択操作手段)24と、印刷モード選択操作部24の選択結果と翻訳精度検出部18の検出結果とに基づいて表示様態を設定する表示様態制御部(表示制御手段)25と、この表示様態制御部25で制御されて設定された表示様態で紙面に印刷を行う、つまり紙面を介して表示を行うプリンタ(表示手段)26とを有している。
次に、上記した翻訳装置11の制御内容について、図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、翻訳対象である原文の入力が入力部12にあると(ステップS1)、翻訳部15が、翻訳文言語選択操作部13への選択操作に基づいて翻訳文言語を判定する(ステップS2)。そして、翻訳部15は、入力部12に入力された翻訳対象である原文を、設定された翻訳文言語で翻訳して翻訳文を作成する(翻訳工程:ステップS3)。
翻訳完了後に、翻訳精度検出部18が、翻訳された翻訳文の翻訳の精度を検出する(翻訳精度検出工程:ステップS4)。この場合の精度の検出手法は、例えば、図3に示すように原文の段落ごとに精度を算出する。図3では、上段の段落であるParagraph1の翻訳率が100%であり、中段の段落であるParagraph2の翻訳率が20%であり、下段の段落であるParagraph3の翻訳率が70%であった場合を例として示している。翻訳精度の基本的な算出方法は、翻訳処理にタイムアウトの閾値を設け、処理時間内に翻訳結果を出力できなかった段落の単語数の割合を求める。翻訳時間は、原文の文構造が複雑(重文や複文)になると処理時間がかかるため、処理時間内に翻訳結果を出力できない場合がある。このときは「文+when [as , that ]+文」などの重文や接続詞や関係詞を含んだ複文を「S+V+O」のような単文する処理や、修飾語句を取り除く処理を自動的に行う。
例えば、
原文“She had intended returning home by seven, but she missed the train.”
という文があらかじめ設定した翻訳処理時間の閾値が超えた場合、
1.She had intended returning home by seven.
2.She missed the train
と単文に分割し、翻訳を施す。
翻訳結果は、
「彼女は7時までに帰るつもりだった but 電車に間に合わなかった。」となる。
原文の単語数は、12で、翻訳できなかった単語数は、1なので、
1/12=0.083
0.083×100=8.3%
この8.3%が、翻訳できなかった割合となる。
よって、翻訳精度は、100−8.3=91.7%となる。
これを段落単位で行う。なお、1文単位あるいは文全体で行っても良い。
次に、ステップS4での翻訳精度検出部18で検出された精度低下の原因部分つまり未翻訳の部分を、ネットワーク接続された外部サーバ19で翻訳させる翻訳依頼モードが翻訳依頼設定操作部21で設定されているか否か判定し(ステップS5)、設定されている場合、翻訳依頼部20が未翻訳の部分をネットワーク接続された外部サーバ19で翻訳させる(ステップS6)。ステップS6の後、翻訳依頼部20が外部サーバ19で翻訳ができたか否かを判定し(ステップS7)、外部サーバ19で翻訳ができた場合にはステップS4に戻る。
他方、ステップS5で、未翻訳の部分を、ネットワーク接続された外部サーバ19で翻訳させる翻訳依頼モードが設定されていないと判定された場合、およびステップS7で外部サーバ19でも翻訳ができなかった場合には、表示様態制御部25が翻訳精度検出部18の検出結果と、印刷モード選択操作部24で選択操作された印刷モードとに基づいてプリンタ26で用紙に印刷を行うための表示様態を決定する(ステップS8)。
ここで、表示様態制御部25は、印刷モード選択操作部24で選択操作されたすべての印刷モードに対して、入力部12に入力された原文と翻訳部15で翻訳された翻訳文とを比較可能に印刷させるとともに、翻訳文について翻訳精度検出部18で検出された精度が低い場合には、精度低下の原因部分は原文のまま強調して印刷を行わせる。
例えば、印刷モード選択操作部24で、図4に示すように一枚の用紙Sの紙面を左右二分割し、紙面右側の領域XRに原文、紙面左側の領域XLに翻訳文の構成(逆も可)で並べたレイアウトの2UP印刷を行わせるとともに、翻訳精度検出部18で検出された精度を印刷させるモードが選択された場合には、上記設定されたレイアウトでプリンタ26に印刷させることになるが、このとき、いずれの印刷モードが設定されたとしても、翻訳文について翻訳精度検出部18で検出された精度が低い場合には、精度低下の原因部分は原文のまま強調して印刷を行わせる。例えば、図4に示すように原文のうちの“the first grade”が翻訳できず精度低下の原因部分となる場合には、これを原文のまま提示するとともにアンダラインを施すことで強調表示して印刷を行わせる。なお、強調表示としては網掛けを施したり、太字で表示したりしても良い。
また、表示様態制御部25は、印刷モード選択操作部24で、上記に加えて、翻訳精度検出部18で検出された精度を印刷させるモードが選択された場合には、プリンタ26によって、原文および翻訳文とともに、翻訳精度検出部18で検出された精度を印刷させるようになっている。例えば、図4に示す領域XLの上側の段落であるParagraph1のように翻訳精度が80%である場合には、“Acc.80%”という数字を翻訳文の段落の下側に印刷させることになり、図4に示す領域XLの下側の段落であるParagraph2のように翻訳精度が100%である場合には、“Acc.100%”という数字を翻訳文の段落の下側に印刷させることになっている。なお、翻訳精度検出部18で検出された精度に応じて段落毎に色分けを施してプリンタ26で印刷させることも可能である。さらには、精度の閾値を設定し精度が閾値を下回る段落だけ閾値を上回る段落とは異なる色となるようにプリンタ26で印刷させることも可能である。
なお、印刷モード選択操作部24では、例えば、図5に示すように、一枚の用紙Sの紙面を左右方向に三分割し、原文を中央部で分けて両外側の領域XR,XLに配置し、分けられた原文の間の領域XMに翻訳文を配置し、原文の各領域XR,XLと翻訳文の領域XMとの境界部分間に山折りを示す実線の折り線30を記し、翻訳文の左右方向の中央部に谷折りを示す破線の折り線31を記したレイアウトで印刷するモードを選択することも可能であり、このモードが選択されると表示様態制御部25は、これを実行するようにプリンタ26を制御する。
このようなレイアウトで印刷すれば、それぞれ折り線30,31の指示通りに折ることで、図5(a)〜図5(c)および図6(a),図6(b)に示すように、閉じた状態では翻訳文を隠すことができ、開いた状態では翻訳文を見ることができることになる。これにより、例えば、開いたり閉じたりしながら原文と翻訳文とを比較できる教材として使用できる。
さらに、印刷モード選択操作部24では、例えば、図7に示すように、一枚の用紙Sの紙面を左右二分割し、紙面右側の領域XRに原文、紙面左側の領域XLに翻訳文の構成(逆も可)で並べたレイアウトの2UP印刷を行わせるとともに、翻訳精度検出部18で検出された精度が、予め設定された閾値を下回る段落があると、この段落の下側に山折りを示す実線の折り線32を記し、この段落の上下方向の中央部に翻訳文の左右方向の中央部に谷折りを示す破線の折り線33を記すモードを選択可能であり、このモードが選択されると表示様態制御部25は、これを実行するようにプリンタ26を制御する。ここで、図7の例では、閾値は50%に設定されており、最上段の段落であるParagraph1は翻訳率が閾値以上の大きい例えば100%、上から二段目の段落であるParagraph2は翻訳率が閾値を下回る例えば20%、上から三段目の段落であるParagraph3は翻訳率が閾値以上の例えば60%、最下段の段落であるParagraph4は翻訳率が閾値以上の例えば70%であり、翻訳率が閾値を下回る上から二段目の段落に対して上記した折り線32,33が記されている。
このようなレイアウトで印刷すれば、それぞれ折り線32,33の指示通りに折ることで、図7(a),図7(b)に示すように、閉じた状態では翻訳率が閾値を下回った段落であるParagraph2の原文および翻訳文を隠すことができ、開いた状態ではこれら原文および翻訳文を見ることができることになる。これにより、例えば、翻訳率が閾値を下回った段落の原文および翻訳文を敢えて見ないようにできる。
さらに、印刷モード選択操作部24では、一枚の用紙の紙面を左右二分割し、紙面右側に原文、紙面左側に翻訳文の構成(逆も可)で並べたレイアウトの2UP印刷を行わせるとともに、これらの間に山折りを示す実線の折り線を記すモードを選択可能であり、このモードが選択されると表示様態制御部25は、これを実行するようにプリンタ26を制御する。これにより、片面印刷のようにすることができる。
上記したステップS8で、表示様態が決定されると、表示様態制御部25は、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が言語登録部14に予め登録された登録言語であるか否かを判定し(ステップS9)、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が登録言語でない場合には、入力部12に入力された同じ原文を翻訳部15によって登録言語で翻訳させることになる(ステップS10)。そして、表示様態制御部25は、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が登録言語である場合は原文とこの翻訳文とをステップS8で決定された表示様態で、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が登録言語でない場合は、原文とこの翻訳文と登録言語による翻訳文とをステップS8で決定された表示様態で、それぞれプリンタ26への印刷を実行することになる(表示工程:ステップS11)。つまり、ステップS8で決定される表示様態は、登録言語による翻訳文がある場合と、登録言語による翻訳文がない場合との二通りがあり、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が登録言語であるか否かによって最終決定される。
なお、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が登録言語でない場合に、登録言語による翻訳文を原文および翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文とともに印刷するか否かを選択設定可能としても良い。この場合、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が登録言語でない場合であっても、登録言語による翻訳文を印刷しないモードが選択された場合は、登録言語による翻訳自体を行わないことになる。
以上に述べた実施形態によれば、表示様態制御部25は、プリンタ26によって、原文と翻訳文とを比較可能に表示させるため、これらの比較を容易に行うことができる。また、その際に翻訳文の精度を翻訳精度検出部18で検出し、この精度が低い場合には、表示様態制御部25が、プリンタ26によって、精度低下の原因部分つまり適正な翻訳ができなかった部分は原文のまま強調して表示を行わせることになるため、ユーザに精度低下の原因部分を明確に認識させることができるとともに、例えばユーザがこの部分を読み飛ばすようになることから、適正でない翻訳を表示させる場合のように解釈に誤解を与えることがない。
また、表示様態制御部25が、プリンタ26によって、原文および翻訳文とともに、翻訳精度検出部18で検出された精度を表示させることで、翻訳文がどの程度の精度で翻訳されたかをユーザに認識させることができる。
さらに、翻訳依頼部20が、外部サーバ19とネットワークで接続可能とされていて、精度低下の原因部分を、外部サーバ19で翻訳させることで、上記した翻訳装置11自身の翻訳能力が十分でない場合であっても外部サーバ19で翻訳させることで適正に翻訳することができる。
加えて、表示様態制御部25が、プリンタ26によって紙面Sに、原文および翻訳文とともに、所定の位置に折り線30〜33を記したレイアウトで印刷させることで、翻訳の精度が悪い部分を折って隠したり、翻訳文を折って隠したりできる。例えば、翻訳文を折って隠すようにすれば、教材としての利用価値が高くなる。
さらに、翻訳部15が、翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文の言語が予め登録された登録言語でない場合に、原文を登録言語でも翻訳し、表示様態制御部25が、プリンタ26によって、原文と翻訳文言語選択操作部13で設定された翻訳文とに加えて登録言語による翻訳文を表示させると、ユーザが原文も通常の翻訳文も理解不可なときに、理解可能な言語を表示させることができる。例えば、日本で使用されることから登録言語が日本語であって、原文が中国語で、この中国語の原文を英語に翻訳する場合に、これに合わせて、中国語の原文を日本語に翻訳した翻訳文を中国語の原文と英語の翻訳文とともにプリンタ26に印刷させるのである。
本発明の一実施形態に係る翻訳装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る翻訳装置の制御内容を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る翻訳装置の翻訳精度のイメージを示す図である。 本発明の一実施形態に係る翻訳装置の印刷の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る翻訳装置の印刷の別の例を示す図である。 図5に示す印刷の具体例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る翻訳装置の印刷のさらに別の例を示す図である。
符号の説明
11 翻訳装置
12 入力部(入力手段)
15 翻訳部(翻訳手段)
18 翻訳精度検出部(翻訳精度検出手段)
19 外部サーバ(他の翻訳手段)
20 翻訳依頼部(翻訳依頼手段)
25 表示様態制御部(表示制御手段)
26 プリンタ(表示手段)
30〜33 折り線

Claims (6)

  1. 翻訳対象である原文を翻訳して翻訳文を作成する翻訳手段と、
    該翻訳手段による翻訳の精度を検出する翻訳精度検出手段と、
    表示を行う表示手段と、
    該表示手段の表示を制御する表示制御手段とを有し、
    該表示制御手段は、前記表示手段によって、前記原文と前記翻訳文とを比較可能に表示させるとともに、前記翻訳文の前記翻訳精度検出手段で検出された精度が低い場合には、精度低下の原因部分は原文のまま強調して表示を行わせることを特徴とする翻訳装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記表示手段によって、前記原文および前記翻訳文とともに、前記翻訳精度検出手段で検出された精度を表示させることを特徴とする請求項1に記載の翻訳装置。
  3. 他の翻訳手段とネットワークで接続可能とされていて、前記精度低下の原因部分を、前記他の翻訳手段で翻訳させる翻訳依頼手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の翻訳装置。
  4. 前記表示手段は紙面に印刷可能なプリンタであり、前記表示制御手段は、前記プリンタによって前記紙面に、前記原文および前記翻訳文とともに、所定の位置に折り線を記したレイアウトで印刷することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の翻訳装置。
  5. 前記翻訳手段は、前記翻訳文の言語が予め登録された登録言語でない場合に、前記原文を前記登録言語で翻訳し、前記表示制御手段は、前記表示手段によって、前記原文と前記翻訳文とに加えて前記登録言語による翻訳文を表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の翻訳装置。
  6. 翻訳対象である原文を翻訳して翻訳文を作成する翻訳工程と、
    前記翻訳文の翻訳の精度を検出する翻訳精度検出工程と、
    前記原文と前記翻訳文とを比較可能に表示させるとともに、前記翻訳文の前記翻訳精度検出工程で検出された精度が低い場合には、精度低下の原因部分は原文のまま強調して表示を行わせる表示工程とを有することを特徴とする翻訳方法。

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JP2012123691A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Sunflare Co Ltd 中継サーバ
KR101854714B1 (ko) * 2017-12-28 2018-05-08 주식회사 트위그팜 번역 문서 관리 시스템 및 방법

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