JP2006350624A - 車載用情報端末装置及び情報センター - Google Patents
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Abstract
【課題】 プリペイド型の非接触ICカードの入金及び明細表示を行うことが可能な車載用情報端末装置及び車内における非接触ICカードの利用を支援する情報センターを提供すること。
【解決手段】 無線通信手段を介して金融機関5とデータ通信を行うことが可能な送受信手段19bと、非接触ICカード2に対してデータの読み取り及び書き込みを行うためのリーダ・ライタ15手段と、非接触ICカード2に対するデータの読み取り及び書き込み並びに外部との通信を制御するための処理制御手段と、非接触ICカード2を利用するための操作指示を入力させ、非接触ICカードに記憶されている情報をディスプレイ17cに表示させる操作表示手段とを装備している。
【選択図】 図6
【解決手段】 無線通信手段を介して金融機関5とデータ通信を行うことが可能な送受信手段19bと、非接触ICカード2に対してデータの読み取り及び書き込みを行うためのリーダ・ライタ15手段と、非接触ICカード2に対するデータの読み取り及び書き込み並びに外部との通信を制御するための処理制御手段と、非接触ICカード2を利用するための操作指示を入力させ、非接触ICカードに記憶されている情報をディスプレイ17cに表示させる操作表示手段とを装備している。
【選択図】 図6
Description
本発明は車載用情報端末装置に関し、より詳細には、非接触ICカードが利用される車載用情報端末装置及び情報センターに関する。
近年、無線通信によるデータ通信を行う非接触自動認識技術が採用された非接触ICカード(例えば、ソニーのフェリカ等)が様々な分野で応用されるようになってきている。非接触ICカードは、小型アンテナと、データなどを記憶するICチップとから構成され、無線通信(即ち、電磁波通信)を介して外部装置と通信を行うため、従来のICカードに比べて、偽造・変造され難く、高速なデータ伝送と書き込みが可能であり、特に、カードの抜き差しが要らないため、個人情報の自動認証と管理(例えば、社員証、学生証、車両の鍵)、電子マネーサービス(例えば、プリペイド型電子マネー、乗車券)などに広く利用されている。
また、高速道路の料金所でも、非接触ICカードの使用を導入する方針となっている。下記の特許文献1には、有料道路の入口料金所で進入する車両の車種を判別し、残額が書き込まれている非接触ICカードに車両の車種を示す車種情報と入口料金所を識別する入口識別子とを書き込み、有料道路の出口料金所で非接触ICカードから車種情報と入口識別子とを読み取り、読み取られた車種情報と入口識別子とに基づいて車両に課せられる料金を算出し、算出された料金を用いて、前記料金の支払い義務者に対する課金処理を行う非接触ICカードを利用した有料道路の料金収受方法が開示されている。
また、下記の特許文献2には、チェックバリアで路上機と非接触ICカードとの間で無線通信を行わせることにより、非接触ICカードを利用した有料道路の料金を収受する有料道路の料金収受システムが開示されている。
また、駐車場の料金収受所、路上自動販売機、ガソリンスタンドなどにおけるプリペイド型非接触ICカードの利用も広がりつつある。そのため、車両運転者にとって、プリペイド型非接触ICカードの利用機会がますます増える傾向にある。
また、駐車場の料金収受所、路上自動販売機、ガソリンスタンドなどにおけるプリペイド型非接触ICカードの利用も広がりつつある。そのため、車両運転者にとって、プリペイド型非接触ICカードの利用機会がますます増える傾向にある。
しかしながら、このようなプリペイド型の非接触ICカード(以下、非接触ICカードと簡略する)を使用する場合、1度に入金できる金額が限定されているため、入金が頻繁に行われる必要がある。非接触ICカード(例えば、Edy)を利用する場合の入金方法としては、店頭入金、入金機による入金、ネット入金及びインターネットバンキングによる入金方法がある。店頭入金の場合、一部のEdy加盟店のレジにて、現金で非接触ICカードへ入金する。入金機による入金の場合、現金入金機を使って、現金で非接触ICカードへ入金する。ネット入金の場合、非接触ICカードの読み取り・書き込み専用のリーダ・ライタと接続されているパソコンを使って、予め登録されたクレジットカードから非接触ICカードへ入金する。また、インターネットバンキングによる入金の場合、非接触ICカードの読み取り・書き込み専用のリーダ・ライタと接続されているパソコンを使って、予め登録された銀行口座から非接触ICカードへ入金するようになっている。
このように、非接触ICカードの入金は限定された場所又は専用ツールで行われている。そのため、車両を運転している場合、非接触ICカードの入金は通常できず、支払料金が残高より高い場合、決済することができない。また、非接触ICカードの残高が表示されないため、使用料金を支払えるか否かを判断することもできない場合が多い。即ち、車両の運転中には、非接触ICカードの使用が大変不便であるといった課題があった。
特開2004−280781号公報
特開平05−324967号公報
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、プリペイド型の非接触ICカードの入金及び明細表示を行うことが可能な車載用情報端末装置及び車内における非接触ICカードの利用を支援する情報センターを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る車載用情報端末装置(1)は、無線通信手段を介して金融機関とデータ通信を行うことが可能な送受信手段と、非接触ICカードに対してデータの読み取り及び書き込みを行うためのリーダ・ライタ手段と、前記非接触ICカードに対するデータの読み取り及び書き込み並びに外部との通信を制御するための処理制御手段と、前記非接触ICカードを利用するための操作指示を入力させ、前記非接触ICカードに記憶されている情報をディスプレイに表示させる操作表示手段とを備えていることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(1)によれば、無線通信手段を介して金融機関とデータ通信を行うことが可能な送受信手段と、非接触ICカードに対してデータの読み取り及び書き込みを行うためのリーダ・ライタ手段と、前記非接触ICカードに対するデータの読み取り及び書き込み並びに外部との通信を制御するための処理制御手段と、前記非接触ICカードを利用するための操作指示を入力させ、前記非接触ICカードに記憶されている情報をディスプレイに表示させる操作表示手段とを備えているため、前記非接触ICカードに記憶されている情報を表示し、外部と通信することが可能なため、前記非接触ICカードに記憶されている情報の確認、また、金融機関によるプリペイド型の非接触ICカードへの入金を実現させることができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(2)は、上記車載用情報端末装置(1)において、前記送受信手段が、無線通信手段を介してインターネットへ接続されるものであり、前記操作表示手段が、インターネット綱を利用するためのウェブネットワークブラウザーを表示することが可能なものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(2)によれば、無線通信手段を介してインターネットへ接続され、インターネット綱を利用するためのウェブネットワークブラウザーが表示されるため、インターネットから予め登録された銀行、郵便局、又はクレジット会社にアクセスすれば、インターネットバンキングを行うことにより非接触ICカードへ入金することができる。また、ネットショッピングを行う場合、前記非接触ICカードより決済することもできる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(3)は、上記車載用情報端末装置(1)又は(2)において、前記送受信手段が、金融機関のコンピュータと接続されている情報センターと無線通信手段を介して接続されるものであり、前記処理制御手段が、前記非接触ICカードにおける入金に必要な情報を、前記情報センターを介して指定の金融機関へ送信させ、該金融機関からの情報に基づいて前記非接触ICカードへ入金実行情報を書き込ませるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(3)によれば、金融機関のコンピュータと接続されている情報センターと無線通信手段を介して接続されており、前記非接触ICカードにおける入金に必要な情報を、前記情報センターを介して指定の金融機関へ送信し、該金融機関からの情報に基づいて前記非接触ICカードへ入金実行情報を書き込ませるため、車内における前記非接触ICカードの入金を実現することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(4)は、上記車載用情報端末装置(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記処理制御手段が、前記リーダ・ライタ手段を介して前記非接触ICカードを検出した場合、前記非接触ICカードの認証情報の入力要求を前記操作表示手段に表示させ、外部から入力された前記認証情報が正規の認証情報と一致した場合にのみ、前記非接触ICカードの使用を許可するものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(4)によれば、前記リーダ・ライタ手段を介して前記非接触ICカードが検出された場合、前記非接触ICカードの認証情報の入力要求を前記操作表示手段に表示させ、外部から入力された前記認証情報が正規の認証情報と一致した場合にのみ、前記非接触ICカードの使用が許可されるため、前記非接触ICカードの所有者のみ前記非接触ICカードを使えるように設定されているので、安全性を確保することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(5)は、上記車載用情報端末装置(4)において、前記処理制御手段が、外部から入力された前記認証情報が正規の認証情報と一致しない回数が所定回数を超えた場合、所定の通報宛先へ前記非接触ICカードの不正使用を通報させるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(5)によれば、外部から入力された前記認証情報が正規の認証情報と一致しない回数が所定回数を超えた場合、所定の通報宛先へ前記非接触ICカードの不正使用が通報されるため、例えば、前記非接触ICカードの所有者のメールアドレスを通報宛先として登録しておけば、仮に該非接触ICカードが盗難されたとしても、他人に使用させないだけではなく、所有者に通報されるので、安全性をさらに向上させることができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(6)は、上記車載用情報端末装置(4)又は(5)において、前記操作表示手段が、前記非接触ICカードの使用が許可された場合、少なくとも前記非接触ICカードの明細表示指示と入金指示とが含まれた操作指示を入力させる操作画面を前記ディスプレイに表示させるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(6)によれば、前記非接触ICカードの使用が許可された場合、少なくとも前記非接触ICカードの明細表示指示と入金指示とが含まれた操作指示を入力させる操作画面が表示されるため、前記非接触ICカードの所有者が前記操作画面を介して操作指示を入力し、前記非接触ICカードの明細表示、入金などを行うことができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(7)は、上記車載用情報端末装置(6)において、前記操作表示手段が、前記操作画面を介して入力された明細表示指示に従って、前記非接触ICカードから読み取ったデータに基づいて、少なくとも前記非接触ICカードの使用履歴と残高とが含まれた情報を前記ディスプレイに表示させるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(7)によれば、少なくとも前記非接触ICカードの使用履歴と残高とが含まれた情報が表示されるため、前記非接触ICカードの使用状況を確認することができる。
上記車載用情報端末装置(7)によれば、少なくとも前記非接触ICカードの使用履歴と残高とが含まれた情報が表示されるため、前記非接触ICカードの使用状況を確認することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(8)は、上記車載用情報端末装置(6)又は(7)において、前記処理制御手段が、外部から指定された前記入金指示に従って、外部から指定された入金元の金融機関へ、外部から入力された入金に必要な情報及び入金される非接触ICカードの情報を送信し、前記金融機関に前記非接触ICカードへ入金させるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(8)によれば、前記処理制御手段が、外部から指定された前記入金指示に従って、外部から指定された入金元の金融機関へ、外部から入力された入金に必要な情報及び入金される非接触ICカードの情報を送信し、前記金融機関に前記非接触ICカードへ入金させるため、前記非接触ICカードの所有者がいつでも前記操作画面を操作することにより、前記非接触ICカードに入金することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(9)は、上記車載用情報端末装置(4)〜(8)のいずれかにおいて、前記処理制御手段が、使用が許可された非接触ICカードから読み取ったデータに基づいて、該非接触ICカードの残高をチェックし、該残高が所定金額より少ないと判断した場合、前記操作表示手段が前記ディスプレイに入金要求を表示させるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(9)によれば、前記非接触ICカードの残高が所定金額より少ないと判断した場合、入金要求が前記ディスプレイ上に表示されるため、前記非接触ICカードの所有者が使用に備えて予め前記非接触ICカードに入金することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(10)は、上記車載用情報端末装置(4)〜(9)のいずれかにおいて、前記処理制御手段が、使用が許可された非接触ICカードから読み取ったデータに基づいて、該非接触ICカードの残高をチェックし、該残高が所定金額より少ないと判断した場合、前記非接触ICカードに記憶されている入金に必要な入金情報を、該情報の中で指定された金融機関へ送信させ、該金融機関に前記非接触ICカードへ指定金額を入金させることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(10)によれば、前記非接触ICカードの残高金額が所定金額より少ないと判断した場合、前記非接触ICカードに記憶されている入金に必要な入金情報を、該情報の中で指定された金融機関へ送信され、該金融機関に前記非接触ICカードへ指定金額を入金させるため、前記非接触ICカードの残高が所定金額より少ない場合、操作手間要らずに、入金が自動的に行われるので、車両を運転している人にとって、大変便利である。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(11)は、上記車載用情報端末装置(9)〜(10)のいずれかにおいて、経路案内を行うナビゲーション手段を更に備えており、前記処理制御手段が、経路案内の目的地が設定された場合、該目的地までの道路使用料金を前記ナビゲーション手段に計算させ、計算された道路使用料金が前記所定金額より高い場合、前記道路使用料金を前記所定金額とすることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(11)によれば、目的地までの道路使用料金が前記所定金額より高い場合、前記道路使用料金を前記所定金額とするため、前記非接触ICカードにおける残高が前記道路使用料金と比較され、残高が足りない場合、事前に入金することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(12)は、上記車載用情報端末装置(8)〜(11)のいずれかにおいて、前記処理制御手段が、金融機関から入金実行情報を受け取った場合、入金される非接触ICカードを前記リーダ・ライタ手段に読み取らせる要求を前記操作表示手段を介して前記ディスプレイに表示させ、前記リーダ・ライタ手段を介して、前記入金実行情報を前記非接触ICカードに記憶させることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(12)によれば、前記処理制御手段が、金融機関から入金実行情報を受け取った場合、入金される非接触ICカードを前記リーダ・ライタ手段に読み取らせる要求を前記操作表示手段を介して前記ディスプレイに表示させ、前記リーダ・ライタ手段を介して、前記入金実行情報を前記非接触ICカードに記憶させるため、前記非接触ICカードへの入金手続を完成することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(13)は、上記車載用情報端末装置(1)〜(12)のいずれかにおいて、前記処理制御手段が、前記操作表示手段を介して入力された情報を前記非接触ICカードに記憶させるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(13)によれば、前記操作表示手段を介して入力された情報が前記非接触ICカードに記憶されるため、例えば、入金に関する必要な情報(金融機関名、口座、ID、パースワードなど)、認証情報、盗難通報宛先、非接触ICカードの利用が可能な施設などの情報を外部操作により、前記非接触ICカード自由に入力することができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(14)は、上記車載用情報端末装置(1)〜(13)のいずれかにおいて、経路案内を行うナビゲーション手段を更に備えており、該ナビゲーション手段が、与えられた指示に従って、前記非接触ICカードに記憶されている施設の所在地を経路案内の目的地とするものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(14)によれば、前記非接触ICカードに記憶されている施設の所在地が経路案内の目的地とすることができるため、操作手間要らずに、前記非接触ICカードが利用される施設へアクセスすることができる。
上記車載用情報端末装置(14)によれば、前記非接触ICカードに記憶されている施設の所在地が経路案内の目的地とすることができるため、操作手間要らずに、前記非接触ICカードが利用される施設へアクセスすることができる。
また、本発明に係る車載用情報端末装置(15)は、上記車載用情報端末装置(1)〜(14)のいずれかにおいて、前記操作表示手段が、前記非接触ICカードが利用される施設を他の施設と区別するように表示させるものであることを特徴としている。
上記車載用情報端末装置(15)によれば、前記非接触ICカードが利用される施設が他の施設と区別されるように表示されるため、施設を検索する時に、前記非接触ICカードの利用が可能か否かを確認することができる。
上記車載用情報端末装置(15)によれば、前記非接触ICカードが利用される施設が他の施設と区別されるように表示されるため、施設を検索する時に、前記非接触ICカードの利用が可能か否かを確認することができる。
また、本発明に係る情報センター(1)は、無線通信手段を介して車両装置と通信を行い、常に最新の施設情報及び道路情報を含んだ情報を前記車両装置に提供する情報センターであって、通信手段を介して金融機関と接続されており、前記車両装置と前記金融機関との間で行われる入金情報の通信を中継することを特徴としている。
上記情報センター(1)によれば、通信手段を介して金融機関と接続されており、前記車両装置と前記金融機関との間で行われる入金情報の通信を中継するため、前記車両における非接触ICカードの入金を実現させることができる。
上記情報センター(1)によれば、通信手段を介して金融機関と接続されており、前記車両装置と前記金融機関との間で行われる入金情報の通信を中継するため、前記車両における非接触ICカードの入金を実現させることができる。
以下、本発明に係る車載用情報端末装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車載用情報端末装置を含んで構成された通信システムの要部を概略的に示したブロック図である。図中1Aは車載用情報端末装置を示しており、車載用情報端末装置1Aは携帯電話3と接続され、携帯電話3を介して無線通信によりインターネット4へ接続されており、インターネット上から銀行5a、郵便局5b、クレジット会社5cを含んだ金融機関5、及び非接触ICカード利用可能なネットショップ41にアクセスすることができるように構成され、また、非接触ICカード2は電磁波通信を介して車載用情報端末装置1Aと通信することができるように構成されている。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車載用情報端末装置を含んで構成された通信システムの要部を概略的に示したブロック図である。図中1Aは車載用情報端末装置を示しており、車載用情報端末装置1Aは携帯電話3と接続され、携帯電話3を介して無線通信によりインターネット4へ接続されており、インターネット上から銀行5a、郵便局5b、クレジット会社5cを含んだ金融機関5、及び非接触ICカード利用可能なネットショップ41にアクセスすることができるように構成され、また、非接触ICカード2は電磁波通信を介して車載用情報端末装置1Aと通信することができるように構成されている。
車載用情報端末装置1Aは、GPS受信機11、車速センサ12、ジャイロセンサ13、DVDデッキ14、リーダ・ライタ15、表示&操作手段17、音声入出力手段18、送受信手段19a、マイクロコンピュータ(マイコン)10aを含んで構成されている。
また、表示&操作手段17には、タッチパネル17a、操作ボタン17b、ディスプレイ17c、画像処理手段17d及びリモコン17eが含まれている。
また、表示&操作手段17には、タッチパネル17a、操作ボタン17b、ディスプレイ17c、画像処理手段17d及びリモコン17eが含まれている。
マイコン10aは、ナビゲーション機能を制御するプログラム、施設情報の検索及び表示を制御するプログラム、及び非接触ICカード2の使用を制御するプログラムを含んだ様々な処理プログラムを記憶するROM(図示せず)と、処理データを一時的に記憶するRAM(図示せず)と、前記処理プログラムを実行させるCPU(図示せず)とを含んで構成されており、GPS受信機11、車速センサ12、ジャイロセンサ13、DVDデッキ14、リーダ・ライタ15、タッチパネル17a、操作ボタン17b、ディスプレイ17c、画像処理手段17d、音声入出力手段18及び送受信手段19aとそれぞれ接続されている。
GPS受信機11はGPS衛星からの信号を受信して車両の位置を計算し、車速センサ12は車輪の回転速度を検出し、ジャイロセンサ13は車両の方向を検出し、DVDデッキ14は、CDまたはDVDなどの記憶媒体に記録されているデータを読み取るようになっている。
リーダ・ライタ15は、内蔵されたアンテナ(図示せず)と非接触ICカード2に内蔵されたアンテナ(図示せず)との間の電磁波通信により、非接触ICカード2に記憶されているデータを読み取り、または、データを非接触ICカード2に書き込むようになっている。
リーダ・ライタ15は、内蔵されたアンテナ(図示せず)と非接触ICカード2に内蔵されたアンテナ(図示せず)との間の電磁波通信により、非接触ICカード2に記憶されているデータを読み取り、または、データを非接触ICカード2に書き込むようになっている。
画像処理手段17dは、地図情報、経路案内情報、施設情報、及び非接触ICカード15に記憶されている情報などに基づいて様々な画像を合成し、ディスプレイ17cは合成された画像を表示し、操作ボタン17b、リモコン17e及びタッチパネル17aを介して外部からの操作指令などが入力可能となっている。
音声入出力手段18は、集音手段(図示せず)を介して収集した音声を認識して入力し、スピーカ(図示せず)を介して音声案内を出力するようになっている。
音声入出力手段18は、集音手段(図示せず)を介して収集した音声を認識して入力し、スピーカ(図示せず)を介して音声案内を出力するようになっている。
送受信手段19aは、車内通信ネットワークまたはアンテナ(図示せず)を介して外部と通信する一方、携帯電話3を介してインターネットへ接続されるようになっている。
マイコン10aは、GPS受信機11、車速センサ12及びジャイロセンサ13からの測定信号及び地図情報に基づいて、現在位置を特定し、タッチパネル17a、リモコン17e及び/又は操作ボタン17bを介して入力された操作指令に従って、経路探索又は施設検索を行い、地図情報、経路案内情報及び/又は施設情報をディスプレイ17c上に表示させるようになっている。
マイコン10aは、GPS受信機11、車速センサ12及びジャイロセンサ13からの測定信号及び地図情報に基づいて、現在位置を特定し、タッチパネル17a、リモコン17e及び/又は操作ボタン17bを介して入力された操作指令に従って、経路探索又は施設検索を行い、地図情報、経路案内情報及び/又は施設情報をディスプレイ17c上に表示させるようになっている。
また、マイコン10aは、タッチパネル17a、リモコン17e及び/又は操作ボタン17bを介して入力された操作指令に従って、送受信手段19aに接続されている携帯電話を介してインターネット4へ接続し、インターネット4を利用するためのウェブネットワークブラウザーをディスプレイ17c上に表示させるようになっている。
また、マイコン10aは、リーダ・ライタ15により非接触ICカード2を検出した場合、該非接触ICカード2の所有者のIDとパースワード(PW)を入力させる画面(図2(a))をディスプレイ17c上に表示させ、タッチパネル17a、リモコン17e又は操作ボタン17bを介して入力されたID、PWが非接触ICカード2に記憶されているID、PWと一致しない場合、再入力を要求する画面(図2(b))をディスプレイ17c上に表示させ、再入力回数が所定回数(例えば3回)を越えた場合、図2(c)に示したように、「本カードの使用が拒否されました!」とのメッセージをディスプレイ17c上に表示させ、他方、入力されたID、PWが非接触ICカード2に記憶されているID、PWとそれぞれ一致した場合、非接触ICカードの利用メニュー(図2(d))をディスプレイ17c上に表示させるようになっている。
図2(d)に示した非接触ICカードの利用メニューにおいて、「明細表示」、「入金」及び「ショッピング」の項目が設けられており、「明細表示」が選択されると、電子マネーとする非接触ICカード(以下、非接触ICカードと簡略する)2から読み取ったデータに基づいて、非接触ICカードの使用履歴、残高などを含んだ情報がディスプレイ17c上に表示され、「入金」又は「ショッピング」が選択されると、インターネット4を利用するためのウェブネットワークブラウザーがディスプレイ17c上に表示され、「閉じる」が選択されると、非接触ICカード2が検出される前の画面に戻るようになっている。
インターネット4上から、予め登録された銀行5a、郵便局5b、又はクレジット会社5cのインターネットバンキングを利用するためのウェブサイトを開き、開かれたウェブサイトの画面指示に従って予め登録された口座から非接触ICカード2へ入金することができる。又は、非接触ICカード2の利用が可能なネットショップ41のウェブサイトを開き、購入代金を接触ICカード2より決済することもできる。
図3(a)は、非接触ICカード2への入金又は非接触ICカード2による決済が行われた場合の表示画面を示す図である。図3(a)に示したように、「カードを読み取らせてください」とのメッセージが表示される。該メッセージの指示に従って、入金される非接触ICカード2をリーダ・ライタ15にかざすと、入金又は決済に関する情報が該非接触ICカード2に書き込まれて、入金又は決済の手続が完了する。
その後、入金が行われた場合、図3(b)に示したように、入金結果が画面に表示される。入金情報において、入金元の金融機関に関する情報、入金される金額及び残高が表示される。
また、決済が行われた場合、図3(c)に示したように、決済結果が画面に表示される。決済結果において、支払先に関する情報、支払額及び残高が表示される。
その後、入金が行われた場合、図3(b)に示したように、入金結果が画面に表示される。入金情報において、入金元の金融機関に関する情報、入金される金額及び残高が表示される。
また、決済が行われた場合、図3(c)に示したように、決済結果が画面に表示される。決済結果において、支払先に関する情報、支払額及び残高が表示される。
次に、マイコン10aが行う非接触ICカード2の利用に関する処理(A)の動作を図4に示したフローチャートに基づいて説明する。図4に示したように、まず、ステップS1では、非接触ICカード2が検出されたと判断したら、ステップS2に進む。ステップS2では、制御引数Kを0に設定し、その後ステップS3に進む。ステップS3では、非接触ICカード2に記憶されているデータを読み込み、その後ステップS4に進む。
ステップS4では、検出された非接触ICカード2のユーザID及びパースワード(PW)を入力させる画面(図2(a))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップS5に進む。ステップS5では、外部から入力されたユーザIDが検出された非接触ICカード2に記憶されているユーザIDと一致するか否かを判断し、入力されたユーザIDが検出された非接触ICカード2に記憶されているユーザIDと一致しないと判断した場合、ステップS8へ飛び、他方、入力されたユーザIDが検出された非接触ICカード2に記憶されているユーザIDと一致したと判断した場合、ステップS6に進む。
ステップS6では、外部から入力されたPWが検出された非接触ICカード2に記憶されているPWと一致するか否かを判断し、入力されたPWが検出された非接触ICカード2に記憶されているPWと一致しないと判断した場合、ステップS8へ飛び、他方、入力されたPWが検出された非接触ICカード2に記憶されているPWと一致したと判断した場合、ステップS7に進む。ステップS7では、非接触ICカード2の利用メニュー画面(図2(d))をディスプレイ17cに表示させる。
一方、ステップS8では、検出された非接触ICカード2のユーザID及びPWを再入力させる画面(図2(b))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップS9に進む。ステップS9では、制御引数Kに1を増やして、その後ステップS10に進む。ステップS10では、制御引数Kが所定回数(例えば、3)より大きくなっているか否かを判断し、制御引数Kが3より大きくなっていない場合と判断した場合、ステップS5へ戻り、他方、制御引数Kが3より大きくなった場合と判断した場合、ステップS11に進む。ステップS11では、検出された非接触ICカード2の使用を拒否する表示画面(図2(c))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップS1へ戻る。
一方、ステップS12では、図2(d)に示した表示画面における「明細表示」が選択されたか否かを判断し、「明細表示」が選択されていないと判断した場合、ステップS14へ飛び、他方、「明細表示」が選択されたと判断した場合、ステップS13に進む。ステップS13では、検出された非接触ICカード2に記憶されているデータに基づいて、非接触ICカード2の使用履歴、残高が含まれた使用明細をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップ14に進む。
ステップS14では、図2(d)に示した表示画面における「入金」が選択されたか否かを判断し、「入金」が選択されたと判断した場合、ステップS17へ飛び、他方、「入金」が選択されていないと判断した場合、ステップS15に進む。ステップS15では、図2(d)に示した表示画面における「ショッピング」が選択されたか否かを判断し、「ショッピング」が選択されたと判断した場合、ステップS17へ飛び、他方、「ショッピング」が選択されていないと判断した場合、ステップS16に進む。ステップS16では、図2(d)に示した表示画面における「閉じる」が選択されたか否かを判断し、「閉じる」が選択されたと判断した場合、ステップS1へ戻り、他方、「閉じる」が選択されていないと判断した場合、ステップS12に戻る。
一方、ステップS17では、インターネットを利用するためのウェブネットワークブラウザーをディスプレイ17c上に表示させ、その後処理Bに進む。
一方、ステップS17では、インターネットを利用するためのウェブネットワークブラウザーをディスプレイ17c上に表示させ、その後処理Bに進む。
次に、図5に示したフローチャートに基づいて処理Bの動作を説明する。まず、ステップS20では、入金元の金融機関5(銀行5a、郵便局5b又はクレジット会社5c)より入金情報が要求されたか否かを判断し、入金情報が要求されていないと判断した場合、ステップS27へ飛び、他方、入金情報が要求されたと判断した場合、ステップS21に進む。ステップS21では、入金される非接触ICカード2に記憶されているデータ及び外部から入力されたデータに基づいて、要求された入金情報を入金元の金融機関5へ送信させ、その後ステップS22に進む。
ステップS22では、入金元の金融機関5から入金実行情報を受け取ったと判断したら、ステップS23に進む。ステップS23では、入金される非接触ICカード2をリーダ・ライタ15に読み取らせることを要求する表示画面(図3(a))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップ24に進む。ステップS24では、リーダ・ライタ15により非接触ICカード2を検出したか否かを判断し、非接触ICカード2を検出していないと判断した場合、ステップS23に戻り、他方、非接触ICカード2を検出したと判断した場合、ステップS25に進む。ステップS25では、入金元の金融機関から受け取った入金実行情報をリーダ・ライタ15を介して非接触ICカード2に書き込ませ、その後ステップS26に進む。
ステップS26では、入金元の金融機関、入金額、及び残高を表示する入金結果を表示する表示画面(図3(b))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップS27に進む。
ステップS26では、入金元の金融機関、入金額、及び残高を表示する入金結果を表示する表示画面(図3(b))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップS27に進む。
ステップS27では、ネットショッピングが行われたネットショップ41から決済情報が要求されたか否かを判断し、決済情報が要求されていないと判断した場合、ステップS17(図4)へ戻り、他方、決済情報が要求されたと判断した場合、ステップS28に進む。ステップS28では、決済する非接触ICカード2に記憶されているデータ及び外部から入力されたデータに基づいて、要求された決済情報をネットショップ41へ送信させ、その後ステップS29に進む。
ステップS29では、ネットショッピングが行われたネットショップ41から決済情報を受け取ったと判断したら、ステップS30に進む。ステップS30では、決済する非接触ICカード2をリーダ・ライタ15に読み取らせることを要求する表示画面(図3(a))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップ31に進む。ステップS31では、リーダ・ライタ15により非接触ICカード2を検出したか否かを判断し、非接触ICカード2を検出していないと判断した場合、ステップS30に戻り、他方、非接触ICカード2を検出したと判断した場合、ステップS32に進む。ステップS32では、ネットショッピングが行われたネットショップ41から受け取った決済情報をリーダ・ライタ15を介して非接触ICカード2に書き込ませ、その後ステップS33に進む。
ステップS33では、ネットショッピングが行われたネットショップ41に関する情報、支払額、及び残高を含んだ決済結果を表示する画面(図3(c))をディスプレイ17c上に表示させ、その後ステップS17(図4)に戻る。
上記第1の実施の形態に係る車載用情報端末装置によれば、非接触ICカードに記憶されている情報(例えば、使用明細)を確認することが可能となり、また、インターネットバンキングにより非接触ICカード2に入金し、ネットショッピングを行った場合、非接触ICカード2で購買代金を決済することができるので、車内における非接触ICカードの利用を実現させることができる。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る車載用情報端末装置を含んで構成された通信システムの要部を概略的に示したブロック図である。図中1Bは車載用情報端末装置を示しており、車載用情報端末装置1Bは、無線通信手段を介して金融機関5(銀行5a、郵便局5b及びクレジット会社5c)と接続されている情報センター6に接続されており、また、非接触ICカード2は電磁波通信を介して車載用情報端末装置1Bと通信することができるように構成されている。
車載用情報端末装置1Bは、GPS受信機11、車速センサ12、ジャイロセンサ13、DVDデッキ14、リーダ・ライタ15、表示&操作手段17、音声入出力手段18、送受信手段19b、マイクロコンピュータ(マイコン)10bを含んで構成されている。
また、表示&操作手段17には、タッチパネル17a、操作ボタン17b、ディスプレイ17c、画像処理手段17d及びリモコン17eが含まれている。
また、表示&操作手段17には、タッチパネル17a、操作ボタン17b、ディスプレイ17c、画像処理手段17d及びリモコン17eが含まれている。
マイコン10bは、ナビゲーション機能を制御するプログラム、施設情報の検索及び表示を制御するプログラム、及び非接触ICカード2の使用を制御するプログラムを含んだ様々な処理プログラムを記憶するROM(図示せず)と、処理データを一時的に記憶するRAM(図示せず)と、前記処理プログラムを実行させるCPU(図示せず)とを含んで構成されており、GPS受信機11、車速センサ12、ジャイロセンサ13、DVDデッキ14、リーダ・ライタ15、タッチパネル17a、操作ボタン17b、ディスプレイ17c、画像処理手段17d、音声入出力手段18及び送受信手段19bとそれぞれ接続されている。
GPS受信機11はGPS衛星からの信号を受信して車両の位置を計算し、車速センサ12は車輪の回転速度を検出し、ジャイロセンサ13は車両の方向を検出し、DVDデッキ14は、CDまたはDVDなどの記憶媒体に記録されているデータを読み取るようになっている。
リーダ・ライタ15は、内蔵されたアンテナ(図示せず)と非接触ICカード2に内蔵されたアンテナ(図示せず)との間の電磁波通信により、非接触ICカード2に記憶されているデータを読み取り、または、データを非接触ICカード2に書き込むようになっている。
画像処理手段17dは、地図情報、経路案内情報、施設情報、及び非接触ICカード15に記憶されている情報などに基づいて様々な画像を合成し、ディスプレイ17cは合成された画像を表示し、操作ボタン17b、リモコン17e及びタッチパネル17aを介して外部からの操作指令などが入力可能となっている。
音声入出力手段18は、集音手段(図示せず)を介して収集した音声を認識して入力し、スピーカ(図示せず)を介して音声案内を出力するようになっている。
送受信手段19bは、無線通信手段を介して情報センター6と接続されるように構成されている。
送受信手段19bは、無線通信手段を介して情報センター6と接続されるように構成されている。
マイコン10bは、GPS受信機11、車速センサ12及びジャイロセンサ13からの測定信号及び地図情報に基づいて、現在位置を特定し、タッチパネル17a、リモコン17e及び/又は操作ボタン17bを介して入力された操作指令に従って、経路探索又は施設検索などを行い、地図情報、経路案内情報及び/又は施設情報をディスプレイ17c上に表示させるようになっている。
また、マイコン10bは、リーダ・ライタ15により非接触ICカード2を検出した場合、該非接触ICカード2の所有者のIDとパースワード(PW)を入力させる画面(図7(a))をディスプレイ17c上に表示させ、タッチパネル17a、リモコン17e又は操作ボタン17bを介して入力されたID、PWが非接触ICカード2に記憶されているID、PWと一致しない場合、再入力を要求する画面(図7(b))をディスプレイ17cに表示させ、再入力回数が所定回数(例えば3回)を越えた場合、図7(c)に示したように、「本カードの使用が拒否されました!」とのメッセージを表示させ、他方、入力されたID、PWが非接触ICカード2に記憶されているID、PWとそれぞれ一致した場合、非接触ICカードの利用メニュー(図7(d))をディスプレイ17c上に表示させるようになっている。
図7(d)に示した非接触ICカード2の利用メニューにおいて、「明細表示」、「自動入金」、「手動入金」、「お気に入り情報」及び「利用条件の設定」の項目が設けられており、「明細表示」が選択されると、非接触ICカード2から読み取ったデータに基づいて、前記非接触ICカード2の使用履歴、残高などが含まれた情報がディスプレイ17c上に表示されるようになっている。
「自動入金」が選択されると、非接触ICカード2の残高が該非接触ICカード2に設定された所定金額より少ない場合、非接触ICカード2に記憶された入金に必要な情報(入金元の金融機関名、口座番号、ID番号、パースワード、入金額など)を検出し、情報センター6を介して、入金元の金融機関へ前記入金に必要な情報を送信し、入金元の金融機関に非接触ICカード2へ入金額を入金させるようになっている。なお、非接触ICカード2から入金に必要な情報が検出されなかった場合、図8(a)に示したお知らせ画面が表示されるようになっている。
また、利用メニューにおける「手動入金」が選択されると、入金情報を入力させる画面(図8(b))が表示されるようになり、該画面に表示されている金融機関の入力欄に入金元の金融機関名、口座の入力欄に登録口座の番号を入力し、ユーザIDの入力欄に前記口座のユーザID番号を入力し、PWの入力欄に前記口座のパースワードを入力し、入金額の入力欄に入金される金額を入力した上、「実行」を選択すれば、入力された情報、入金される非接触ICカード2におけるカードの情報及び入金指示が情報センター6を介して入金元の金融機関に送信され、該金融機関が受信した情報に基づいて、入金が要求された非接触ICカード2へ入金を行うようになっている。
また、上記した「自動入金」又は「手動入金」が選択され、入金が行われた場合、送受信手段19bが入金元の金融機関から入金実行情報を受け取ったら、マイコン10bが非接触ICカード2をリーダ・ライタ15に読み取らせることを要求するメッセージを表示する画面(図8(c))をディスプレイ17c上に表示させ、その後、リーダ・ライタ15より非接触ICカード2を検出したら、入金元の金融機関から受信した入金実行情報を該非接触ICカード2に書き込ませる一方、入金元の情報、入金された金額及び残高を表示する画面(図8(d))ディスプレイ17cに表示させるようになっている。
なお、入金情報が正しくないため、入金元の金融機関に入金が拒否された場合、図8(a)に示したお知らせ画面が表示されるようになっている。
なお、入金情報が正しくないため、入金元の金融機関に入金が拒否された場合、図8(a)に示したお知らせ画面が表示されるようになっている。
また、利用メニューにおける「お気に入り情報」が選択されると、非接触ICカード2に記憶された施設情報などが記憶されている場合、その施設情報を表示する画面(図9)がディスプレイ17c上に表示され、表示された施設のいずれかを選択し、さらに「目的地」を選択すれば、選択された施設の所在地が経路案内の目的地となる。また、図9に示した画面に、お気に入り施設情報の入力欄が設けられており、該入力欄に施設情報を入力して、「登録」を選択すれば、非接触ICカードを読み取らせる指示(図8(c))が表示され、該指示に従って、非接触ICカード2をリーダ・ライタ15にかざすと、入力された施設情報が非接触ICカード2に登録されるようになっている。
また、利用メニューにおける「利用条件の設定」が選択されると、残高確認、通報宛先及び自動入金に関する情報を設定するための画面(図10)が表示されるようになる。図10に示した画面において、「残高確認」を「ON」又は「OFF」に設定するボタンと、残高確認を行う場合の限界金額(即ち、所定金額)の入力欄と、通報宛先のメールアドレスの入力欄と、ID、PWの入力回数の制限回数の入力欄と、自動入金する金額の入力欄と、自動入金元の金融機関の入力欄と、前記金融機関の口座番号の入力欄と、前記口座のユーザID、PWの入力欄が設けられている。
「残高確認」が「ON」に設定されている場合、非接触ICカード2の残高が「限界金額」の入力欄に入力された金額より少ない場合、残高が所定金額より少なくなっていることを知らせるメッセージ(図11)が画面に表示され、該メッセージ下に表示されている「自動入金」又は「手動入金」を選択すれば、上記した入金が行われる。
また、経路案内の目的地が設定された場合、該目的地までの道路使用料金が設定された限界金額より高い場合、該道路使用料金を使用される非接触ICカード2の残高と比較し、残高が道路使用料金より少ない場合、残高が少なくなっていることを知らせるメッセージ(図11)が画面に表示され、該画面の下に表示されている「自動入金」又は「手動入金」を選択すれば、上記した入金が行われる。
また、「通報宛先」の入力欄に入力されたメールアドレスが非接触ICカード2に記憶され、入力された非接触ICカードのID又はPWが非接触ICカード2に記憶されているID又はPWと一致しない回数が「制限回数」の入力欄に入力された回数を超えた場合、「通報宛先」の入力欄に入力されたメールアドレスへカードの不正使用を通報するメールが送信されるようになっている。
また、図10に示した画面における自動入金情報の枠における各入力欄に入力された情報が使用される非接触ICカード2に書き込まれるようになり、上記した「自動入金」が選択された場合、前記自動入金情報の枠に入力された情報が入金情報として採用されるようになっている。
一方、情報センター6は、常に最新の施設情報及び道路情報を含んだ情報を車載用情報端末1Bに伝送し、送受信手段19bから受信した入金情報を指定された金融機関5(銀行5a、郵便局5b又はクレジット会社5c)へ送り、前記金融機関から受け取った入金に関する情報を送受信手段19bへ送信するようになっている。
また、情報センター6は、施設に関する非接触ICカード2の利用状況を示す情報を車載用情報端末1Bに伝送するようになっている。
また、情報センター6は、施設に関する非接触ICカード2の利用状況を示す情報を車載用情報端末1Bに伝送するようになっている。
マイコン10bは、情報センター6より伝送された施設に関する非接触ICカード2の利用状況を示す情報に基づいて、図12に示したように、非接触ICカード2の利用がされる施設(即ち、南港映画館、近代シィティ映画館、海景映画館)の横に特別な印を付けるように施設情報を表示させるようになっている。
次に、マイコン10bが行う非接触ICカード2の利用に関する処理(D)の動作を図13に示したフローチャートに基づいて説明する。図13に示したように、まず、ステップS51では、非接触ICカード2が検出されたと判断したら、ステップS52に進む。ステップS52では、非接触ICカード2に記憶されているデータを読み込み、その後ステップS53に進む。ステップS53では、制限回数KLを検出し、制御引数Kを0に設定し、その後ステップS54に進む。ステップS54では、検出された非接触ICカード2のユーザID及びパースワード(PW)を入力させる画面(図7(a))を表示させ、その後ステップS55に進む。ステップS55では、外部から入力されたユーザIDが検出された非接触ICカード2に記憶されているユーザIDと一致するか否かを判断し、入力されたユーザIDが検出された非接触ICカード2に記憶されているユーザIDと一致しないと判断した場合、ステップS57に進み、他方、入力されたユーザIDが検出された非接触ICカード2に記憶されているユーザIDと一致したと判断した場合、ステップS56に進む。ステップS56では、外部から入力されたPWが検出された非接触ICカード2に記憶されているPWと一致するか否かを判断し、入力されたPWが検出された非接触ICカード2に記憶されているPWと一致したと判断した場合、処理Eへ飛び、他方、入力されたPWが検出された非接触ICカード2に記憶されているPWと一致しないと判断した場合、ステップS57に進む。
ステップS57では、検出された非接触ICカード2のユーザID及びPWを再入力させる画面(図7(b))を表示させ、その後ステップS58に進む。ステップS58では、制御引数Kに1を増やして、その後ステップS59に進む。ステップS59では、制御引数Kが制限回数KLより大きくなっているか否かを判断し、制御引数Kは制限回数KLより大きくなっていないと判断した場合、ステップS55へ戻り、他方、制御引数KはKLより大きくなったと判断した場合、ステップS60に進む。ステップS60では、検出された非接触ICカード2の使用を拒否する表示画面(図7(c))を表示させ、その後ステップS61に進む。
ステップS61では、非接触ICカード2に記憶されている通報先のメールアドレスを検出し、その後ステップS62に進む。ステップS62では、検出された非接触ICカード2の不正使用を知らせるメールを前記通報先に送信し、その後ステップS51へ戻る。
次に、図14に示したフローチャートに基づいて処理Eの動作を説明する。図14に示したように、まず、ステップS71では、利用条件の設定データ(図10)を読み込み、その後、ステップS72に進む。ステップS72では、残高確認が「ON」になっているか否かをチェックし、残高確認が「ON」になっていないと判断した場合、ステップS83へ飛び、他方、残高確認が「ON」になっていると判断した場合、ステップS73に進む。
ステップS73では、検出された非接触ICカード2の残高BPを確認し、その後、ステップS74に進む。ステップS74では、経路案内の目的地が設定されたか否かを判断し、経路案内の目的地が設定されていないと判断した場合、ステップS77へ飛び、他方、経路案内の目的地が設定されたと判断した場合、ステップS75に進む。ステップS75では、設定された目的地までの道路使用料金RPを計算し、その後ステップS76に進む。ステップS76では、道路使用料金RPが残高BPより大きいか否かを判断し、道路使用料金RPが残高BPより大きいと判断した場合、ステップS79へ飛び、他方、道路使用料金RPは残高BPより大きいでないと判断した場合、ステップS77に進む。
ステップS77では、利用条件の設定データから限界金額LPを検出し、その後ステップS78に進む。ステップS78では、限界金額LPが残高BPより大きいか否かを判断し、限界金額LPが残高BPより大きいでないと判断した場合、ステップS83へ飛び、他方、限界金額LPが残高BPより大きいと判断した場合、ステップS79に進む。ステップS79では、入金要求を示す画面(図11)を表示させ、その後、ステップS80に進む。
ステップS80では、「自動入金」が選択されたか否かを判断し、「自動入金」が選択されたと判断した場合、処理Gへ飛び、他方、「自動入金」が選択されていないと判断した場合、ステップS81に進む。ステップS81では、「手動入金」が選択されたか否かを判断し、「手動入金」が選択されたと判断した場合、処理Hへ飛び、他方、「手動入金」が選択されていないと判断した場合、ステップS82に進む。ステップS82では、「閉じる」が選択されたか否かを判断し、「閉じる」が選択されていないと判断した場合、ステップS80へ戻り、他方、「閉じる」が選択されたと判断した場合、ステップS83に進む。 ステップS83では、非接触ICカードの利用メニュー(図7(d))を表示させ、その後、処理Fへ進む。
次に、図15に示すフローチャートに基づいて処理Fの動作を説明する。図15に示したように、まず、ステップS91では、利用メニュー画面(図7(d))における「明細表示」が選択されたか否かを判断し、「明細表示」が選択されたと判断した場合、ステップS97へ飛び、他方、「明細表示」が選択されていないと判断した場合、ステップS92に進む。
ステップS92では、利用メニュー画面(図7(d))における「自動入金」が選択されたか否かを判断し、「自動入金」が選択されたと判断した場合、処理Gへ飛び、他方、「自動入金」が選択されていないと判断した場合、ステップS93に進む。ステップS93では、利用メニュー画面(図7(d))おける「手動入金」が選択されたか否かを判断し、「手動入金」が選択されたと判断した場合、処理Hへ飛び、他方、「手動入金」が選択されていないと判断した場合、ステップS94に進む。
ステップS94では、利用メニュー画面(図7(d))における「お気に入り情報」が選択されたか否かを判断し、「お気に入り情報」が選択されたと判断した場合、処理Iへ飛び、他方、「お気に入り情報」が選択されていないと判断した場合、ステップS95に進む。ステップS95では、利用メニュー画面(図7(d))における「利用条件の設定」が選択されたか否かを判断し、「利用条件の設定」が選択されたと判断した場合、処理Jへ飛び、他方、「利用条件の設定」が選択されていないと判断した場合、ステップS96に進む。ステップS96では、利用メニュー画面(図7(d))における「閉じる」が選択されたか否かを判断し、「閉じる」が選択されていないと判断した場合、ステップS91へ戻り、他方、「閉じる」が選択されたと判断した場合、ステップS51(図13)へ戻る。
一方、ステップS97では、検出された非接触ICカードから読み取られたデータに基づいて、使用履歴、残高などの情報を含んだ使用明細(図示せず)を表示させる。
次に、図16に示したフローチャートに基づいて処理Gの動作を説明する。まず、ステップS102では、入金に必要な情報(入金元の金融機関の情報、口座番号、ユーザIDとPW、入金額など)を検出したか否かを判断し、入金に必要な情報が検出されないと判断した場合、ステップS110へ飛び、他方、入金に必要な情報が検出されたと判断した場合、入金情報(入金元の金融機関、口座番号、入金額、ユーザID及びPWなど)及び入金指示を情報センター6を介して入金元の金融機関へ送信させ、その後ステップS104に進む。
ステップS104では、入金元の金融機関から入金実行情報を受け取ったか否かを判断し、入金実行情報を受け取っていないと判断した場合、ステップS110へ飛び、他方、入金実行情報を受け取ったと判断した場合、ステップS105へ進む。ステップS105では、入金される非接触ICカード2をリーダ・ライタ15に読み取らせる指示(図8(c))を表示させ、その後ステップS106に進む。ステップS106では、入金される非接触ICカード2を検出したと判断したら、ステップS107に進む。ステップS107では、受け取った入金実行情報を入金される非接触ICカード2に書き込ませ、その後ステップS108に進む。ステップS108では、入金結果表示画面(図8(d))を表示させ、その後ステップS109に進む。ステップS109では、入金結果表示画面における「閉じる」が選択されたと判断したら、ステップS83(図14)へ戻る。
一方、ステップS110では、入金が実行されないことを知らせるメッセージ(図8(a))を画面に表示させ、その後ステップS83へ戻る。
次に、図17に示したフローチャートに基づいて処理Hの動作を説明する。まず、ステップS121では、入金するための入金情報を入力させる画面(図8(b))を表示させ、その後ステップS122へ進む。ステップS122では、入金に必要な情報(入金元の金融機関の情報、口座番号、ユーザID、パースワードPW、入金額など)を検出したか否かを判断し、入金に必要な情報が検出されないと判断した場合、ステップS130へ飛び、他方、入金に必要な情報が検出されたと判断した場合、入金情報(入金元の金融機関、口座番号、入金額、ユーザID及びPWなど)及び入金指示を情報センター6を介して入金元の金融機関へ送信させ、その後ステップS124に進む。
ステップS124では、入金元の金融機関から入金実行情報を受け取ったか否かを判断し、入金結果を受け取っていないと判断した場合、ステップS130へ飛び、他方、入金結果を受け取ったと判断した場合、ステップS125へ進む。ステップS125では、入金される非接触ICカード2をリーダ・ライタ15に読み取らせる指示画面(図8(c))を表示させ、その後ステップS126に進む。ステップS126では、非接触ICカード2を検出したと判断したら、ステップS127に進む。ステップS127では、受け取った入金実行情報を入金される非接触ICカード2に書き込ませ、その後ステップS128に進む。ステップS128では、入金結果表示画面(図8(d))を表示させ、その後ステップS129に進む。ステップS129では、前記入金結果表示画面(図8(d))における「閉じる」が選択されたと判断したら、ステップS83(図14)へ戻る。
一方、ステップS130では、入金が実行されないことを知らせるメッセージ(図8(a))を画面に表示させ、その後ステップS83へ戻る。
一方、ステップS130では、入金が実行されないことを知らせるメッセージ(図8(a))を画面に表示させ、その後ステップS83へ戻る。
次に、図18に示したフローチャートに基づいて処理Iの動作を説明する。まず、ステップS151では、お気に入り情報を表示する画面(図9)を表示させ、その後ステップS152に進む。ステップS152では、お気に入り情報を表示する画面における入力欄を介して施設情報が入力されたか否かを判断し、施設情報が入力されていないと判断した場合、ステップS156へ飛び、他方、施設情報が入力されたかと判断した場合、ステップS153に進む。ステップS153では、使用される非接触ICカード2をリーダ・ライタ15に読み取らせる指示(図8(c))を表示させ、その後ステップS154に進む。ステップS154では、非接触ICカード2を検出したと判断したら、ステップS155に進む。ステップS155では、入力された施設情報を非接触ICカード2に書き込ませ、その後ステップS156に進む。
ステップS156では、お気に入り情報を表示する画面(図9)に表示されている施設が選択されたか否かを判断し、前記施設が選択されていないと判断した場合、ステップS159へ飛び、他非、前記施設が選択されたと判断した場合、ステップS157に進む。ステップS157では、お気に入り情報を表示する画面(図9)における「目的地とする」が選択されたか否かを判断し、「目的地とする」が選択されていないと判断した場合、ステップS159へ飛び、他方、「目的地とする」が選択されたと判断した場合、ステップS158に進む。
ステップS158では、お気に入り情報を表示する画面から選択された施設の所在地を経路案内の目的地と設定し、その後ステップS83(図14)へ戻る。一方、ステップS159では、お気に入り情報を表示する画面(図9)における「閉じる」が選択されたか否かを判断し、「閉じる」が選択されたと判断した場合、ステップS83へ戻り、他方、「閉じる」が選択されていないと判断した場合、ステップS152へ戻る。
次に、図19に示したフローチャートに基づいて処理Jの動作を説明する。まず、ステップS181では、利用条件の設定画面(図10)を表示させ、その後ステップS182に進む。ステップS182では、利用条件の設定画面における入力欄を介して一部又はすべての利用条件が入力されたか否かを判断し、前記利用条件が入力されていないと判断した場合、ステップS187へ飛び、他方、前記利用条件が入力されたと判断した場合、ステップS183に進む。ステップS183では、利用条件の設定画面における「設定」が選択されたか否かを判断し、「設定」が選択されていないと判断した場合、ステップS187へ飛び、他方、「設定」が選択されたと判断した場合、ステップS184に進む。ステップS184では、使用される非接触ICカード2をリーダ・ライタ15に読み取らせる指示(図8(c))を表示させ、その後ステップS185に進む。ステップS185では、非接触ICカード2を検出したと判断したら、ステップS186に進む。ステップS186では、入力された利用条件を非接触ICカード2に書き込ませ、その後ステップS83(図14)へ戻る。
一方、ステップS187では、利用条件の設定画面(図10)における「閉じる」が選択されたか否かを判断し、「閉じる」が選択されていないと判断した場合、ステップS182へ戻り、他方、「閉じる」が選択されたと判断した場合、ステップS83(図14)へ戻る。
上記第2の実施の形態に係る車載用情報端末装置1Bによれば、非接触ICカード2の明細表示、入金を行うことができるだけではなく、非接触ICカード2の残高が所定金額より少ない場合に入金要求が表示され、また、予め入金元の金融機関などの入金情報を使用される非接触ICカード2に記憶させておくることにより、操作手間いらずに便利な自動入金が行われる。また、入力された認証情報(ID、PW)が使用される非接触ICカードに記憶されている認証情報と一致しない場合、予め設定された通報宛先へカードの不正使用を通報するメールが送信されるため、車内における非接触ICカードの利用の便利性と安全性を両方向上させることができる。
なお、本発明では、金融機関へのアクセス方法として、通信手段に接続されるインターネットを介して金融機関へアクセスする方法(第1の実施の形態)と、通信手段に接続される情報センターを介して金融機関へアクセスする方法とに限らず、近距離無線通信手段(例えば、DSRCやBLUETOOTHなど)を介して直接金融機関へアクセスすることも可能である。
また、本発明における非接触ICカードがETCなどの道路料金自動決済システムに適用することも可能である。
また、本発明における非接触ICカードがETCなどの道路料金自動決済システムに適用することも可能である。
1A、1B 車載用情報端末装置
2 非接触ICカード
3 携帯電話
4 インターネット
41 ネットショップ
5 金融機関
5a 銀行
5b 郵便局
5c クレジット会社
6 情報センター
10a、10b マイコン
11 GPS受信機
12 車速センサ
13 ジャイロセンサ
14 DVDデッキ
15 リーダ・ライタ
17 操作&表示手段
17a タッチパネル
17b 操作ボタン
17c ディスプレイ
17d 画像処理手段
18 音声入出力手段
19a、19b 送受信手段
2 非接触ICカード
3 携帯電話
4 インターネット
41 ネットショップ
5 金融機関
5a 銀行
5b 郵便局
5c クレジット会社
6 情報センター
10a、10b マイコン
11 GPS受信機
12 車速センサ
13 ジャイロセンサ
14 DVDデッキ
15 リーダ・ライタ
17 操作&表示手段
17a タッチパネル
17b 操作ボタン
17c ディスプレイ
17d 画像処理手段
18 音声入出力手段
19a、19b 送受信手段
Claims (16)
- 無線通信手段を介して金融機関とデータ通信を行うことが可能な送受信手段と、
非接触ICカードに対してデータの読み取り及び書き込みを行うためのリーダ・ライタ手段と、
前記非接触ICカードに対するデータの読み取り及び書き込み並びに外部との通信を制御するための処理制御手段と、
前記非接触ICカードを利用するための操作指示を入力させ、前記非接触ICカードに記憶されている情報をディスプレイに表示させる操作表示手段とを備えていることを特徴とする車載用情報端末装置。 - 前記送受信手段が、無線通信手段を介してインターネットへ接続されるものであり、
前記操作表示手段が、インターネット綱を利用するためのウェブネットワークブラウザーを表示することが可能なものであることを特徴とする請求項1記載の車載用情報端末装置。 - 前記送受信手段が、金融機関のコンピュータと接続されている情報センターと無線通信手段を介して接続されるものであり、
前記処理制御手段が、前記非接触ICカードにおける入金に必要な情報を、前記情報センターを介して指定の金融機関へ送信させ、該金融機関からの情報に基づいて前記非接触ICカードへ入金実行情報を書き込ませるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載用情報端末装置。 - 前記処理制御手段が、前記リーダ・ライタ手段を介して前記非接触ICカードを検出した場合、前記非接触ICカードの認証情報の入力要求を前記操作表示手段に表示させ、外部から入力された前記認証情報が正規の認証情報と一致した場合にのみ、前記非接触ICカードの使用を許可するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。
- 前記処理制御手段が、外部から入力された前記認証情報が正規の認証情報と一致しない回数が所定回数を超えた場合、所定の通報宛先へ前記非接触ICカードの不正使用を通報させるものであることを特徴とする請求項4記載の車載用情報端末装置。
- 前記操作表示手段が、前記非接触ICカードの使用が許可された場合、少なくとも前記非接触ICカードの明細表示指示と入金指示とが含まれた操作指示を入力させる操作画面を前記ディスプレイに表示させるものであることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の車載用情報端末装置。
- 前記操作表示手段が、前記操作画面を介して入力された明細表示指示に従って、前記非接触ICカードから読み取ったデータに基づいて、少なくとも前記非接触ICカードの使用履歴と残高とが含まれた情報を前記ディスプレイに表示させるものであることを特徴とする請求項6記載の車載用情報端末装置。
- 前記処理制御手段が、外部から指定された前記入金指示に従って、外部から指定された入金元の金融機関へ、外部から入力された入金に必要な情報及び入金される非接触ICカードの情報を送信し、前記金融機関に前記非接触ICカードへ入金させるものであることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の車載用情報端末装置。
- 前記処理制御手段が、使用が許可された非接触ICカードから読み取ったデータに基づいて、該非接触ICカードの残高をチェックし、該残高が所定金額より少ないと判断した場合、前記操作表示手段が前記ディスプレイに入金要求を表示させるものであることを特徴とする請求項4〜8のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。
- 前記処理制御手段が、使用が許可された非接触ICカードから読み取ったデータに基づいて、該非接触ICカードの残高をチェックし、該残高が所定金額より少ないと判断した場合、前記非接触ICカードに記憶されている入金に必要な入金情報を、該情報の中で指定された金融機関へ送信させ、該金融機関に前記非接触ICカードへ指定金額を入金させることを特徴とする請求項4〜9のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。
- 経路案内を行うナビゲーション手段を更に備えており、
前記処理制御手段が、経路案内の目的地が設定された場合、該目的地までの道路使用料金を前記ナビゲーション手段に計算させ、計算された道路使用料金が前記所定金額より高い場合、前記道路使用料金を前記所定金額とすることを特徴とする請求項9〜10のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。 - 前記処理制御手段が、金融機関から入金実行情報を受け取った場合、入金される非接触ICカードを前記リーダ・ライタ手段に読み取らせる要求を前記操作表示手段を介して前記ディスプレイに表示させ、前記リーダ・ライタ手段を介して、前記入金実行情報を前記非接触ICカードに記憶させることを特徴とする請求項8〜11のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。
- 前記処理制御手段が、前記操作表示手段を介して入力された情報を前記非接触ICカードに記憶させるものであることを特徴とする請求項1〜12のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。
- 経路案内を行うナビゲーション手段を更に備えており、該ナビゲーション手段が、与えられた指示に従って、前記非接触ICカードに記憶されている施設の所在地を経路案内の目的地とするものであることを特徴とする請求項1〜13のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。
- 前記操作表示手段が、前記非接触ICカードが利用される施設を他の施設と区別するように表示させるものであることを特徴とする請求項1〜14のいずれかの項に記載の車載用情報端末装置。
- 無線通信手段を介して車両装置と通信を行い、常に最新の施設情報及び道路情報を含んだ情報を前記車両装置に提供する情報センターであって、
通信手段を介して金融機関と接続されており、
前記車両装置と前記金融機関との間で行われる入金情報の通信を中継することを特徴とする情報センター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005175083A JP2006350624A (ja) | 2005-06-15 | 2005-06-15 | 車載用情報端末装置及び情報センター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005175083A JP2006350624A (ja) | 2005-06-15 | 2005-06-15 | 車載用情報端末装置及び情報センター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006350624A true JP2006350624A (ja) | 2006-12-28 |
Family
ID=37646404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005175083A Pending JP2006350624A (ja) | 2005-06-15 | 2005-06-15 | 車載用情報端末装置及び情報センター |
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JP (1) | JP2006350624A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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