JP2006347082A - 追記型光記録媒体 - Google Patents
追記型光記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006347082A JP2006347082A JP2005178348A JP2005178348A JP2006347082A JP 2006347082 A JP2006347082 A JP 2006347082A JP 2005178348 A JP2005178348 A JP 2005178348A JP 2005178348 A JP2005178348 A JP 2005178348A JP 2006347082 A JP2006347082 A JP 2006347082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- write
- recording medium
- optical recording
- type optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明は、無機記録膜を有する追記型光記録媒体10であって、無機記録膜が、酸化物GeOを主成分とする酸化物膜3と、この酸化物膜3に隣接する金属膜2とを有し、金属膜2は酸化されており、その酸素の組成が9原子%以上38原子%以下とされた構成とされる。この構成によってジッターの改善、膜総数少ない追記型光記録媒体が得られるものである。
【選択図】 図1
Description
また、例えばCD−R対応において無機記録膜による記憶部材の提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
しかし、市場のニーズとしては、BDの追記型のメディア(BD−R)も要求されており、かつ、リライタブルメディアと比較して低廉であるものが望まれている。
このBD−Rとしては、初代BDの規格が相変化材料をベースに作られているということもあり、プッシュプル信号、記録感度などのメディア特性の観点から無機材料を用いて設計する方が特性の合わせこみが容易である。
なかでも、特にコストに大きく影響するのは、膜層数である。この膜層数が減少すれば、スパッタ法により成膜するための真空装置の設備投資が大幅に削減されて、これがメディアのコストの低廉化に反映される。
したがって、膜層数はなるべく少ないほうが好ましく、相変化メディアよりも少ない層数の3層〜4層以下光記録媒体の実現が望まれている。
これらのうち、PSAは、UVレジンによる場合と比較すると硬度が低く、記録材料によっては特性にも大きな影響を与える。したがって、PSAを用いても良好な記録が行える、安定した記録材料や、構成が求められる。
また、本発明は、上記金属膜が酸化されており、該金属膜の酸素の組成が9原子%以上38原子%以下であることを特徴とする。
また、本発明は、上記金属膜が、チタン・シリコン合金TiSiを主成分とする金属膜より成ることを特徴とする。
また、本発明は、上記金属膜が酸化されており、該金属膜の酸素の組成が9原子%以上38原子%以下であることを特徴とする。
また、本発明は、上記誘電体膜が、ZnS−SiO2より成ることを特徴とする。
また、本発明は、上記誘電体膜が、上記GeOを主成分とする酸化物膜に隣接する第1の誘電体膜と、該第1の誘電体膜上に形成された第2の誘電体膜とを有して成り、上記第1の誘電体膜がZnS−SiO2より成り、上記第2の誘電体膜が、SiNより成ることを特徴とする。
1.3≦x≦2.2
であることを特徴とする。
また、誘電体層をZnS−SiO2とすることにより、記録信号のS/Nが向上し、良好な特性が得られる。
図1は、本発明によるブルーレイ対応の例えばBD(Blu-ray Disc)の追記型光記録媒体10の基本構成による概略断面図である。
この場合、例えばグルーブ11Gおよびランド11Lが形成された凹凸面11を有するポリカーボネート(PC)樹脂基板、ガラス基板等による基板1上に、順次無機記録膜を構成する金属膜2、酸化物膜3が形成され、この上に第1の誘電体膜4、第2の誘電体膜5が形成され、更に、この上に光透過層6が形成されて成る。
この追記型光記録媒体に対する追記および再生の光照射は、光透過層6側からなされ、凹凸面は、光透過層6側に凸形状を有する部分をランド11Lとする。
1.3≦x≦2.2
とされる。
この酸化物膜3に隣接する金属膜2は、Tiを主成分とする金属膜、例えばTiSi合金を主成分とする金属膜2であって酸化されており、この金属膜2は、その酸素の組成が9原子%以上38原子%以下とされる。
この金属膜2のTiSiは、Si組成が、8原子%以上、32原子%以下とされる。
また、この第1の誘電体膜4上に形成される第2の誘電体膜5、すなわち第1の誘電体膜4の、酸化物膜3と隣接する側とは反対側の面に隣接する第2の誘電体膜5は、SiNより構成される。
この誘電体膜上に形成される光透過層6は、その膜厚が、10μm〜177μmとされる。
その照射光は、405nm±5nmとされ、光照射の光学系の対物レンズの開口数(N.A.)は0.85±0.01とされる。
いずれの実施例も、BD(ブルーレイディスク)の追記型光記録媒体であり、金属膜2の酸素濃度を21at.%とした。
また、その光学系は、開口数0.85の2群対物レンズと波長405nmの青紫色半導体レーザ光源を用いた光ディスク記録再生装置による。
評価装置はパルステック工業株式会社製のBDディスク検査機、ODU−1000を用いた。光源の波長は405.2nmである。
再生信号のC/N測定は(独)Rohde-Schwartz社製のスペクトラムアナライザー、FSP3を用いて測定した。
また、ジッター測定はパルステック工業株式会社製のイコライザーボードを通して、横河電機株式会社製のタイムインターバルアナライザー、TA720を用いて測定した。
その他、振幅、変調度などの測定にはテクトロニクス社製のデジタルオシロスコープ、TDS7104を用いた。
記録の線速度は9.83m/s(2倍速記録)、再生時の線速度は4.92m/s(1倍速)、チャンネルビット長は74.50nm(直径12cmの光ディスクに25GBの記録密度)で行った。
変調方式は17PPであり、最短マークである2Tマークのマーク長は0.149μm、8Tマークのマーク長は0.596μmである。トラックピッチは、0.32μmである。
図2は、この実施例1における追記型光記録媒体10の記録膜構成を示す図である。
この実施例における追記型光記録媒体10は、厚さ1.1mmのPC基板1上に、図2では示されていないが、図1で説明したように、グルーブ11Gおよびランド11Lによる凹凸面11が形成されてなる。このグルーブの深さは21nmとし、トラックピッチは0.32μmとした。
BDにおいては、光入射面は基板とは反対側の面とされるものであって、基板1上に、記録膜として、順次厚さ25nmのTiSi膜による金属膜2、厚さ22nmのGeOによる酸化物膜3、厚さ45nmのZnS−SiO2による第1の誘電体膜4、厚さ10nmのSiNによる第2の誘電体膜5を成膜した。そして、この第2の誘電体膜5上に、光透過層6を形成した。この光透過層6は、感圧性粘着材(PSA)によりポリカーボネートシートを貼り合せることによって形成した。その厚さは、PSAおよびポリカーボネートシートを含めて100μmとした。
また、酸化物膜3のGeOの組成は、Ge1Oxで、x=1.8とした。
第1の誘電体膜4のZnS−SiO2の組成は、比ZnS:SiO2(原子比)において80:20とした。
第2の誘電体膜5は、Si3N4とした。
BDにおける追記型光記録媒体(BD−R)の規格値は、2倍速記録で、記録密度25GBにおいて、ジッター値が6.5%以下、記録感度が7.0mWであることから、実施例1の構成は、この規格を満たしている。
更に、この結果から、ジッターの規格を満たすには、TiSiのSi組成が8at.%以上であり、記録感度を満たすのは32at.%以下であって、Siの組成は、8at.%〜32at.%とすることが、良好な特性を有するBD−Rを作製できることが分かる。
この第2の誘電体膜5は、上述のPSAとの反応のおそれがない場合、例えば光透過層6としてPSAを用いずに、UVレジンによるとき、あるいは短時間利用等においては、その形成を省略することができる。
実施例1と同一構成において、その第1の誘電体膜4の膜厚T1を10nm〜43nmで変化させ、第2の誘電体膜5の膜厚T2を0〜35nmに変化させた。
そして、この実施例2における第1の誘電体膜4の膜厚が10nm〜43nm、第2の誘電体膜5の膜厚T2が0〜35nmの構成による場合と、比較のために、この実施例の範囲以外の構成とした第1の誘電体膜4を設けない構成(膜厚T1=0)、第2の誘電体の膜厚T2を60nmとしたときの、記録マークの前端側のジッター(Leading jitter)と後端側のジッター(Trailing jitter)の測定結果を図4の表1に示す。
すなわち、第1の誘電体膜4のZnS−SiO2の膜厚に対してはきわめて広い膜厚範囲でジッター値が6.5%を下回っており、良好な記録ができており、特に23nm以上の膜厚で特性が安定していることがわかる。したがって、第1の誘電体膜4のZnS−SiO2の膜厚は、上述した10nm〜43nm、好ましくは23nm〜43nmとする。
そして、このように、第1の誘電体膜4の膜厚を広い範囲から選定することができることから、この膜厚は、反射率の面から、光学的に最適な膜厚を選ぶことができる。
一方、第1の誘電体膜4を形成することなく、第2の誘電体膜5のSiNのみとするときは、ジッターが、0.5%低下することから、規格の6.5%を満たす範囲が狭くなる。
つまり、通常の膜厚範囲であれば、膜厚によらずZnS−SiO2を誘電体膜として用いることが記録再生特性向上に有効である。
この実施例においては、その膜構成を図5に示すように、実施例1の構成にあって、金属膜2の組成TiSiにおいて、そのSiを10at.%とし、膜厚を30nmとし、酸化物膜3の膜厚を20nmとした。
そして、ZnS−SiO2による第1の誘電体膜4の膜厚を30nmとし、SiNによる第2誘電体膜5の膜厚を10nmとした。
この実施例においては、その膜構成を図6に示すように、第1の誘電体膜を形成することなく、膜厚60nmのSiNによる第2の誘電体膜5のみを形成した。
実施例3および4の各BD−RのC/Nと変調度のそれぞれの記録感度(記録パワーPw)の依存性の測定結果を、図7および図8に示す。
尚、Siに代えて、Ge、Snを用いても同様の効果が得られる。この場合の組成はSiの場合と同様である。
また、金属膜2のTiSiに対する他の添加物は、耐久性、記録特性を向上するものとして、Cu,Pd, Ni, C, Cr, Fe, Mg,V, Ca,B,Nb,Zr,S,Se,Mn,Ga,Mo, Tb, Dy, Ndが挙げられる。
この実施例においては、実施例1と同様の膜構成とするが、TiSi金属膜2のSi組成20at.%とした。
そして、この構成において、酸化物膜3のGe1Oxの酸素組成xを変えたときの特性への影響、すなわちジッターへの影響を測定した。この測定結果を図9Aの表2とこれをプロットした図9Bのグラフに示す。
このジッター測定において、記録線速度は2×(9.83m/s)とした。
これによれば、Ge1Oxの酸素濃度には最適範囲が存在することがわかる。
そして、ジッターの規格値である6.5%を満した酸素濃度は、この表2の測定結果の酸素濃度依存性データから、
1.3≦x≦2.2
が最適範囲であることがわかる。
つまり、本発明の膜構成において、Ge1Ox酸素濃度を、1.3≦x≦2.2とすることによって良好な特性の追記型光記録媒体が得られるものである。
図10にその測定結果の表3を示す。
この測定資料の追記型光記録媒体は、全体の膜構成は、基本的には実施例1と同一とした。
この場合、膜厚によって、記録膜の熱特性が変わるために、最適な記録パルスの形状(幅、タイミング、パワー)が変わることから、それぞれの媒体に応じて最適化して、最も良いジッター値のみに注目し、その結果を図10の表3に示した。
これによると、ここに示した例のみでも、金属膜2の膜厚範囲20nmから27nmまで、また酸化物膜3の膜厚範囲16nmから22.5nmまでジッター値は、規格値の6.5%をはるかに下回っており、膜厚に対するマージンが極めて大であることがわかる。
実施例1と同様の構成としたが、この実施例においては、金属膜2のTiSi合金の組成は、Si組成を20at.%とし、金属膜2の成膜にあたって、そのスパッタは、TiSi合金のターゲットを用い、Arと酸素ガスの雰囲気中で、リアクティブスパッタにより酸化させ、その酸素ガスの流量調整によって、酸素濃度を変化させたTiSiOによる金属膜2を成膜した。
また、酸化物膜3は、そのGe1Oxにおいてx=1.8とした。
記録密度は、直径12cmのディスクに25GB容量相当とし、記録線速度は2倍速記録の規格に相当する9.83m/sとした。
この記録密度では、リミットイコライザーを通したジッターレベルとして6.5%以下で、記録媒体として良好な特性を有するという判断の指標とすることができる。
これによると、酸素を導入することによりジッター値が改善することが示される。これはノイズ成分の低下および酸化物膜GeO層の反応性の向上が原因と考えられる。
また、酸素濃度が高すぎるとジッターが悪くなるが、これはTiSiの吸収係数が低下し感度が徐々に悪くなり、記録時の温度分布が理想的ではなくなることが原因と考えられる。
したがって、酸素をTiSi層に導入することは特性改善に非常に有効であり、また、その酸素濃度には最適な範囲が存在し、図11のジッターの規格6.5%を下回る範囲としては、9原子%以上38at.%である。
この場合においても、SiのTiに対する組成比としては、8at.%以上、32at.%以下の範囲が良好である。
短波長、高開口数によるブルーレイ対応の高密度記録を行うBD−Rとしてもすぐれた特性の追記型光記録媒体を構成することができるものである。
そして、無機記録膜構成において、その層数を3層ないしは4層にとどめることができ、製造コストの低廉化を図ることができるものである。
また、その光透過層6は、実施例におけるように、PSA/樹脂シート構成としても、すぐれた特性を有することができるものであり、安定した保存性、耐久性にすぐれた追記型光記録媒体、例えばBD−Rを構成することができる。
いずれの実施例も、BD(ブルーレイディスク)の追記型光記録媒体であり、金属膜2の酸素濃度を21原子%とした。
また、その光学系は、開口数0.85の2群対物レンズと波長405nmの青紫色半導体レーザ光源を用いた光ディスク記録再生装置による。
評価装置はパルステック工業株式会社製のBDディスク検査機、ODU−1000を用いた。光源の波長は405.2nmである。
再生信号のC/N測定は(独)Rohde−Schwartz社製のスペクトラムアナライザー、FSP3を用いて測定した。
また、ジッター測定はパルステック工業株式会社製のイコライザーボードを通して、横河電機株式会社製のタイムインターバルアナライザー、TA720を用いて測定した。
その他、振幅、変調度などの測定にはテクトロニクス社製のデジタルオシロスコープ、TDS7104を用いた。
記録の線速度は9.83m/s(2倍速記録)、再生時の線速度は4.92m/s(1倍速)、チャンネルビット長は74.50nm(直径12cmの光ディスクに25GBの記録密度)で行った。
変調方式は17PPであり、最短マークである2Tマークのマーク長は0.149μm、8Tマークのマーク長は0.596μmである。トラックピッチは、0.32μmである。
また、酸化物膜3のGeOの組成は、Ge1Oxで、x=1.8とした。
第1の誘電体膜4のZnS−SiO2の組成は、ZnS:SiO2(原子比)において80:20とした。
第2の誘電体膜5は、Si3N4とした。
BDにおける追記型光記録媒体(BD−R)の規格値は、2倍速記録で、記録密度25GBにおいて、ジッター値が6.5%以下、記録感度が7.0mWであることから、実施例1の構成は、この規格を満たしている。
更に、この結果から、ジッターの規格を満たすには、TiSiのSi組成が8原子%(8at.%)以上であり、記録感度を満たすのは32原子%(32at.%)以下であって、Siの組成は、8原子%〜32原子%とすることが、良好な特性を有するBD−Rを作製できることが分かる。
この実施例においては、その膜構成を図5に示すように、実施例1の構成にあって、金属膜2の組成TiSiにおいて、そのSiを10原子%とし、膜厚を30nmとし、酸化物膜3の膜厚を20nmとした。
そして、ZnS−SiO2による第1の誘電体膜4の膜厚を30nmとし、SiNによる第2誘電体膜5の膜厚を10nmとした。
この実施例においては、実施例1と同様の膜構成とするが、TiSi金属膜2のSi組成20原子%とした。
そして、この構成において、酸化物膜3のGe1Oxの酸素組成xを変えたときの特性への影響、すなわちジッターへの影響を測定した。この測定結果を図9Aの表2とこれをプロットした図9Bのグラフに示す。
このジッター測定において、記録線速度は2×(9.83m/s)とした。
これによれば、Ge1Oxの酸素濃度には最適範囲が存在することがわかる。
そして、ジッターの規格値である6.5%を満した酸素濃度は、この表2の測定結果の酸素濃度依存性データから、
1.3≦x≦2.2
が最適範囲であることがわかる。
つまり、本発明の膜構成において、Ge1Ox酸素濃度を、1.3≦x≦2.2とすることによって良好な特性の追記型光記録媒体が得られるものである。
実施例1と同様の構成としたが、この実施例においては、金属膜2のTiSi合金の組成は、Si組成を20原子%とし、金属膜2の成膜にあたって、そのスパッタは、TiSi合金のターゲットを用い、Arと酸素ガスの雰囲気中で、リアクティブスパッタにより酸化させ、その酸素ガスの流量調整によって、酸素濃度を変化させたTiSiOによる金属膜2を成膜した。
また、酸化物膜3は、そのGe1Oxにおいてx=1.8とした。
これによると、酸素を導入することによりジッター値が改善することが示される。これはノイズ成分の低下および酸化物膜GeO層の反応性の向上が原因と考えられる。
また、酸素濃度が高すぎるとジッターが悪くなるが、これはTiSiの吸収係数が低下し感度が徐々に悪くなり、記録時の温度分布が理想的ではなくなることが原因と考えられる。
したがって、酸素をTiSi層に導入することは特性改善に非常に有効であり、また、その酸素濃度には最適な範囲が存在し、図11のジッターの規格6.5%を下回る範囲としては、9原子%以上38原子%(すなわち、8at.%以上、32at.%以下)である。
この場合においても、SiのTiに対する組成比としては、8原子%以上、32原子%以下の範囲が良好である。
Claims (8)
- 無機記録膜を有する追記型光記録媒体であって、
上記無機記録膜が、
ゲルマニウム(Ge)の酸化物GeOを主成分とする酸化物膜と、
該酸化物膜に隣接するチタン(Ti)を主成分とする金属膜とを有して成る
ことを特徴とする追記型光記録媒体。 - 上記金属膜が酸化されており、該金属膜の酸素の組成が9原子%以上38原子%以下である
ことを特徴とする請求項1に記載の追記型光記録媒体。 - 上記金属膜が、チタン・シリコン合金TiSiを主成分とする金属膜より成る
ことを特徴とする追記型光記録媒体。 - 上記金属膜が酸化されており、該金属膜の酸素の組成が9原子%以上38原子%以下である
ことを特徴とする請求項3に記載の追記型光記録媒体。 - 上記GeOを主成分とする酸化物膜の上記金属膜と隣接する側とは反対側の面に、誘電体膜が隣接して配置されて成る
ことを特徴とする請求項1または3に記載の追記型光記録媒体。 - 上記誘電体膜が、ZnS−SiO2より成る
ことを特徴とする請求項5に記載の追記型光情報録媒体。 - 上記誘電体膜が、上記GeOを主成分とする酸化物膜に隣接する第1の誘電体膜と、該第1の誘電体膜上に形成された第2の誘電体膜とを有して成り、
上記第1の誘電体膜がZnS−SiO2より成り、上記第2の誘電体膜が、SiNより成ることを特徴とする請求項5に記載の追記型光記録媒体。 - 上記酸化物膜のGeOの酸素濃度が、Ge1Oxの原子組成としたとき、
1.3≦x≦2.2
である
ことを特徴とする請求項1または3に記載の追記型光記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005178348A JP4403414B2 (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 追記型光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005178348A JP4403414B2 (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 追記型光記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006347082A true JP2006347082A (ja) | 2006-12-28 |
JP4403414B2 JP4403414B2 (ja) | 2010-01-27 |
Family
ID=37643413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005178348A Expired - Fee Related JP4403414B2 (ja) | 2005-06-17 | 2005-06-17 | 追記型光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4403414B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008091018A1 (ja) * | 2007-01-26 | 2008-07-31 | Sony Corporation | 光記録媒体およびその製造方法 |
JP2008243240A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Sony Corp | 光記録媒体およびその製造方法 |
US7924694B2 (en) | 2005-11-22 | 2011-04-12 | Sony Corporation | Write-once type optical recording medium and fabrication method thereof |
US8075975B2 (en) | 2007-03-23 | 2011-12-13 | Sony Corporation | Optical recording medium and method for manufacturing the same |
-
2005
- 2005-06-17 JP JP2005178348A patent/JP4403414B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7924694B2 (en) | 2005-11-22 | 2011-04-12 | Sony Corporation | Write-once type optical recording medium and fabrication method thereof |
WO2008091018A1 (ja) * | 2007-01-26 | 2008-07-31 | Sony Corporation | 光記録媒体およびその製造方法 |
JP2008183735A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Sony Corp | 追記型光記録媒体およびその製造方法 |
EP2052870A1 (en) * | 2007-01-26 | 2009-04-29 | Sony Corporation | Optical recording medium and method for manufacturing the same |
EP2052870A4 (en) * | 2007-01-26 | 2009-11-25 | Sony Corp | OPTICAL RECORDING MEDIUM AND METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME |
US8119215B2 (en) | 2007-01-26 | 2012-02-21 | Sony Corporation | Optical recording medium and method for manufacturing the same |
JP2008243240A (ja) * | 2007-03-23 | 2008-10-09 | Sony Corp | 光記録媒体およびその製造方法 |
JP4605171B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2011-01-05 | ソニー株式会社 | 光記録媒体およびその製造方法 |
US8075975B2 (en) | 2007-03-23 | 2011-12-13 | Sony Corporation | Optical recording medium and method for manufacturing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4403414B2 (ja) | 2010-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070190460A1 (en) | Optical recording/reproducing method | |
JP4282285B2 (ja) | 光記録媒体及び光記録方法 | |
JP2006192876A (ja) | 光記録媒体 | |
JP2004158145A (ja) | 光記録媒体 | |
JP4139740B2 (ja) | 光記録再生方法及び追記型光記録媒体 | |
JP4403414B2 (ja) | 追記型光記録媒体 | |
JP4251142B2 (ja) | 追記型光記録媒体 | |
KR20030014651A (ko) | Worm 광 기록 요소 | |
US7136343B2 (en) | Optical recording/reproducing method and optical recording medium | |
JP4047074B2 (ja) | 光記録再生方法及び光記録媒体 | |
JP4345563B2 (ja) | 追記型記録媒体 | |
JP2007141417A (ja) | 追記型光記録媒体およびその製造方法 | |
JP2007141417A5 (ja) | ||
JP4064967B2 (ja) | 記録型光ディスクの製造方法、前記方法により得られる光ディスク、および記録層 | |
JP4105589B2 (ja) | 光記録媒体および光記録方法 | |
JP4084695B2 (ja) | 光記録媒体および光記録方法 | |
JP2005251279A (ja) | 光学的情報記録媒体及びその製造方法 | |
JP4319456B2 (ja) | 光記録媒体および光記録方法 | |
JP2005178085A (ja) | 光記録媒体 | |
JP2005182860A (ja) | 光記録媒体 | |
KR20060026855A (ko) | 다중 적층체 광 저장 매체 | |
JP2004241103A (ja) | 光記録媒体およびその製造方法 | |
JP2007164896A (ja) | 光学情報記録媒体 | |
JP2006004491A (ja) | 光記録媒体 | |
JP2004296057A (ja) | 光記録再生方法及び光記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080605 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090703 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091006 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091019 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |