JP2006346885A - 弾性基材用マーキングフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 常態的に伸縮を繰り返す弾性基材に貼り付けて長期間使用しても、該基材からの浮きや剥離が発生せず、フィルムの割れ、変色等の外観不具合がなく、更にプリンタ印刷性に優れているマーキングフィルムを提供すること。
【解決手段】 弾性基材の表面に被着する粘着剤層;画像受容層と着色材層とを有していて、表面に着色材層から成る画像が形成された画像層;及び無黄変ポリウレタンフィルム及び画像受容層の表面に被着する粘着剤層を有する表面保護シート;を少なくとも有し、7〜20N/25mmの5%引張り張力、及び150%以上の伸び率を有する、弾性基材用マーキングフィルム。
【選択図】図1

Description

本発明は、基材に貼り付けて情報や画像を提供するマーキングフィルムに関し、特に伸縮性を有する弾性基材用のマーキングフィルムに関する。
天然ゴム及び合成ゴムのような弾性材料製の物品は伸縮性を有するため、マーキングフィルムのような粘着フィルムが接着し難い。また、一旦接着した粘着フィルムであっても、基材である弾性物品が伸縮すると容易に剥離してしまう。
とりわけ、エスカレータや動く歩道の手すりベルトなどの部材は常態的に伸縮を繰り返す。そのため、かかる部材の表面に粘着フィルムを被着させると使用中にしわ、割れ、剥離などが容易に生じる。さらに、近年エスカレータ等の設備は屋外に設置されることも多く、紫外線や降雨によって容易に黄変、劣化してしまうという問題もある。従って、マーキングフィルムを広告媒体として、エスカレータや動く歩道の手すりベルトなどに長期間掲出するためにはこれらの問題を解決する必要がある。
特許文献1にはエスカレーターの手すりベルト用フィルムカバーが記載されている。このフィルムカバーは、手すりベルトの表面に被着する粘着剤層及び塩化ビニルフィルムからなっている。しかしながら、塩化ビニルは通常張力が高いため、手すりベルトの伸縮に追従し難く、割れやすい。
また、特許文献2には、ポリウレタンフィルムからなるベース層、ベース層の裏面に設けられた粘着剤層、ベース層の表面上に印刷された画像、及びその画像を保護するポリウレタン粘着フィルムを有するエスカレーターのハンドレールに被着させる複合フィルムが記載されている。しかしながら、ここにはフィルム素材の物性や耐候性向上の必要性、それを実現する方法が記載されていない。
マーキングフィルムが有するデザインは他者と差別化することがその本質的な機能であり、独自性が尊重される。そのために、独自に作成したデザインを簡単に印刷することに対する需要が大きい。かかる需要に対応して、マーキングフィルムには、コンピュータ制御されたプリンタを使用して画像を印刷することが好ましい。
しかしながら、特許文献2に記載のようなポリウレタンフィルムはインク受容性に乏しいために、使用できる画像形成方法が限定され、各種プリンタによる画像形成が困難である。また、フィルムに対する画像の密着性が悪く、使用中に画像のひび割れや剥離などが生じ易い。
特開平7−101659号公報 特表2002−537200
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、その目的とするところは、常態的に伸縮を繰り返す弾性基材に貼り付けて長期間使用しても、該基材からの浮きや剥離が発生せず、フィルムの割れ、変色等の外観不具合がなく、更にプリンタ印刷性に優れているマーキングフィルムを提供することにある。
本発明は、弾性基材の表面に被着する粘着剤層;
画像受容層と着色材層とを有していて、表面に着色材層から成る画像が形成された画像層;及び
無黄変ポリウレタンフィルム及び画像受容層の表面に被着する粘着剤層を有する表面保護シート;
を少なくとも有し、
7〜20N/25mmの5%引張り張力、及び150%以上の伸び率を有する、弾性基材用マーキングフィルムを提供するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は画像付きマーキングフィルムであり、従来のフィルムに比べてデジタル画像印刷性、耐候性、柔軟性、曲面追従性に優れている。これは例えばエスカレータ手摺り等の常態的に伸縮を繰り返す弾性基材に貼り付けて長期間使用しても手摺り表面からの浮き、剥離が発生せず、フィルムの割れ、変色等の外観不具合がのないマーキングフィルムとして有用である。
図1は本発明の一実施形態であるマーキングフィルムの層構造を示す断面図である。粘着剤層1はマーキングフィルムを基材である弾性物品(弾性基材)に被着させるための層をいう。粘着剤層は透明な粘着剤で形成される。粘着剤としては、例えば、天然ゴム系、ブチルゴム系、イソブチルゴム系、SBR系、アクリル(酸エステル)系、シリコーン系、熱可塑性エラストマーなどの粘着性樹脂を用いることができる。中でも硬化型アクリル系粘着性樹脂が耐候性及び弾性基材との密着性の点で好ましい。
粘着剤層1には粘着付与剤を含ませてもよい。そうすると、弾性基材との密着性が更に向上する。粘着付与剤は、粘着付与剤と粘着性樹脂との固形分比が50/50重量部となるまでの量用いられる。粘着付与剤の量がこれ以上になると低温接着性が低下する。
粘着剤層1の厚さは5〜50μm、特に15〜40μmの範囲が好ましい。粘着剤層の厚さが5μmよりも薄いと弾性基材からの浮きや剥離が発生し易くなり50μmを超えると、塗工外観が悪くなったり、フィルムと基材にずれが生じる場合がある。
粘着剤層1の形成は、粘着性樹脂等を酢酸エチル等の溶媒に溶解するか、それに分散させて樹脂組成物とし、これを支持体の表面に塗布し、塗布層に含まれる溶媒を蒸発させて行なう。支持体としては、剥離処理ポリマーフィルム、ポリマーフィルムラミネート剥離処理紙、及び剥離処理紙のようなシート材を用いればよい。また、樹脂組成物を塗布する方法は特に限定されず、公知のコーティング方法、例えば、リバースロールコーティング、グラビアロールコーティング、スリツトダイコーテイング、キスコーテイング、ナイフコートなどを利用すればよい。
画像受容層2は、(a)脂肪族ポリエーテル系ポリウレタンと(b)脂肪族ポリエステル系ポリウレタン又は脂肪族アクリル系ポリウレタンとを含有する樹脂層である。これらの樹脂は溶剤中溶液、溶剤中樹脂分散体、水分散体又はエマルジョン等の混合可能な形態で存在又は市販されているものを使用する。また、これらの樹脂液などは着色材や顔料等の添加剤を含んでいてもよい。
脂肪族ポリエーテル系ポリウレタンは、ポリオキシプロピレングリコール(PPG)やポリオキシテトラメチレングリコール(PTMG)等の二官能ポリエーテルとジイソシアネートとを反応させたポリマーを用いる。脂肪族ポリエーテル系ポリウレタンは画像受容層の耐黄変性、柔軟性、耐加水分解性、インク受容性、インク密着性等を向上させる。
脂肪族ポリエーテル系ポリウレタンの具体例には、アビシア(Avecia)社製「ネオレッツ(NeoRez)R650)」、「ネオレッツR600)」、「ネオレッツR966)」、「ネオレッツR967)」、「ネオレッツAX311)」等が挙げられる。
脂肪族ポリエステル系ポリウレタンはアジピン酸と多価アルコールとの重縮合によって得られるアジペートとジイソシアネートとを重合させて得られるポリマーを用いる。脂肪族ポリエステル系ポリウレタンは画像受容層の耐黄変性、耐ブロッキング性、耐磨耗性等を向上させる。
脂肪族ポリエステル系ポリウレタンの具体例には、アビシア社製「ネオレッツR989」、「ネオレッツR9660」、「ネオレッツR972」、「ネオレッツR9637」、「ネオレッツR9679」、大日精化社製「レザミンNE308」等が挙げられる。着色材を含有する大日精化製「セイカセブンNET5093(PM)ホワイト」等を用いてもよい。
脂肪族アクリル系ポリウレタンはアクリルポリオールとジイソシアネートとの重合で得られるポリマーを用いる。脂肪族アクリル系ポリウレタンは画像受容層の耐黄変性、耐摩耗性、耐ブロッキング性等を向上させる。
脂肪族アクリル系ポリウレタンの具体例には、アビシア社製「ネオパック(NeoPac)E125」、「ネオパックR9699」等が挙げられる。
画像受容層に含まれる(a)脂肪族ポリエーテル系ポリウレタンと(b)脂肪族ポリエステル系ポリウレタン又は脂肪族アクリル系ポリウレタンとの割合は、固形分質量比で70/30〜97/3好ましくは80/20〜95/5である。この割合が70/30未満であるとインクの受容性やフィルムの柔軟性が低下し、97/3を超えると受容層表面にタックが発生し、ブロッキングが生じ易くなる。
画像受容層の厚さは5〜40μm、特に10〜30μmの範囲が好ましい。画像受容層の厚さが5μmよりも薄いとインク吸収性が低下し易くなり、40μmを超えると塗布表面外観が悪くなる恐れがある。
画像受容層は、上述の樹脂液等を適量混合し、要すれば添加剤等を加えて樹脂組成物を得、これを層状に成形して調製する。層形成は、例えば、樹脂組成物を支持体の表面に塗布し塗布層に含まれる溶媒を蒸発させて行なう。使用する支持体及び塗布方法は粘着剤層の場合と同様である。
表面保護シート5は無黄変ポリウレタンフィルム4の片面上に粘着剤層3を有する粘着フィルムである。無黄変ポリウレタンフィルムは実質的に二重結合をもたないウレタン樹脂から作られたフィルムを用いる。無黄変ポリウレタンフィルムはマーキングフィルムの耐黄変性、柔軟性、耐候性等を向上させる。
好ましい無黄変ポリウレタンフィルムは、厚さ5〜300μm、好ましくは10〜200μm、伸び(JISZ0237)100%以上を有するものである。無黄変ポリウレタン樹脂の具体例には、BASF社製「エラストランNY585」、日本マタイ社製「エスマーURS」、ハンツマン社製「Krystalgran」等が挙げられる。
粘着剤層3は粘着フィルムを製造する際に通常用いられる方法で無黄変ポリウレタンフィルム4の片面上に形成される。例えば、粘着剤層3は粘着剤層1と同様の材料及び方法にて形成されてよい。粘着剤層3の厚さは通常10〜50μm程度である。
剥離ライナ6はマーキングフィルムが弾性基材に貼り付けられるまでの間粘着剤層1の表面を保護するために一時的に取付けられる層をいう。剥離ライナ6は、剥離処理ポリマーフィルム、ポリマーフィルムラミネート剥離処理紙、及び剥離処理紙のようなシート材を用いればよく、層形成に用いた支持体を使用してもよい。
本発明のマーキングフィルムはこれらの層を組合わせて調製する。まず、剥離ライナ6の剥離処理面に粘着剤層1及び画像受容層2をこの順にラミネートする。そして、得られた積層フィルムにおいて、画像受容層2に着色材層7が付与されて受像面に画像が記録される。画像受容層2及び着色材層7を併せて画像層8という。
画像記録の方式は特に限定されない。デジタル画像を簡単に印刷するために、コンピュータ制御可能なプリンタによって行いうるものが好ましい。例えば、熱転写印刷法、静電印刷法、溶剤系インクジェット印刷法等が採用される。
インクジェット印刷法では、着色材として溶剤を含むインクが使用され、画像受容層には良好なインク受容性が要求される。他方熱転写印刷法や静電印刷法の場合、着色材として湿式又は乾式トナー、インクリボン等が使用され、画像受容層には熱融着性、着色材との密着性、耐候性が要求される。本発明で用いる画像受容層2は上述の特性を併せ持ち、いずれの画像記録方式によっても密着性に優れた高品質の画像を記録することができる。
画像形成が行われた後、画像層8の上に表面保護シート5がラミネートされ、適当な寸法に裁断されて本発明のマーキングフィルムが得られる。
本発明のマーキングフィルムは、20℃の環境下で300mm/分で測定した7〜20N/25mm、好ましくは8〜15N/25mmの5%引張り張力を有する。5%引張り張力が7N/25mm未満であるとフィルムの強度が不十分となり、20N/25mmを超えるとフィルムの伸び、柔軟性が不十分となる。
また、本発明のマーキングフィルムは同じ条件で測定した150%以上、好ましくは200〜700%のフィルム伸び率を有する。フィルム伸び率が150%未満であると被着体に対する追従性が不十分となる。
かかる物性を満足する限り、本発明のマーキングフィルムは追加の層を有していてよい。図2は本発明の他の実施形態であるマーキングフィルムの層構造を示す断面図である。画像受容層2と粘着剤層1の間に着色された下地層9が設けられている。そのことによりマーキングフィルムに隠蔽性が付与される。
下地層9はウレタン、アクリル、ポリエステル、ポリオレフィン等の樹脂及び顔料を含有する樹脂層であり、画像受容層と同様にして形成される。隠蔽性をさらに高めたり着色材等添加剤の移行を防止するために、下地層9と粘着剤層1との間にプライマー層(図には非表示)を更に設けてもよい。
本発明のマーキングフィルムは、それぞれのフィルムや層の成分として、添加剤を適量含有してよい。一般的な添加剤としては、例えば、染料、顔料、紫外線吸収剤、抗菌剤(例えば、シナネン社製「ゼオミック」、富士ケミカル社製「バクテキラー」、触媒化成工業社製「AIS NAZ320」、シントーファイン社製「バイオメッセンジャー」のような銀系抗菌剤)、光安定剤等が挙げられる。
以下の実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。実施例に示されている量及び割合は特に断らない限り質量基準である。
実施例1
表面保護シートの調製
イソオクチルアクリレート/メチルメタクリレート/アクリル酸共重合体(固形分比70/22.5/7.5、重量平均分子量36万、Tg−7℃)の酢酸エチル溶液とビスアミド系架橋剤とを混合して粘着剤溶液(共重合体と架橋剤の固形分比100/0.17)を得た。この粘着剤溶液をナイフコートにより紙ベース両面ポリエチレンラミネート剥離紙上に乾燥後の厚さが40μmになるように塗布した。塗布物を90℃にて5分間加熱し乾燥及び架橋して粘着剤層を得た。
この粘着剤層と無黄変ポリウレタンフィルム(BASF社製「エラストランNY585」、厚さ150μm、ポリウレタンA)とをドライラミネートして、表面保護シートを得た。
マーキングフィルムの調製
脂肪族ポリエーテル系ポリウレタン(アビシア(Avecia)社製「ネオレッツ(NeoRez)R650」)と脂肪族アクリル系ポリウレタン(アビシア社製「ネオパック(NeoPac)El25)とを固形分比90/10となるように混合し樹脂溶液(ポリウレタン1)を得た。この樹脂溶液をナイフコートにより剥離処理を施した厚さ50μmのポリエステルフィルム上に乾燥後の厚さが15μmになるように塗布した。塗布物を90℃にて5分間加熱し乾燥及び架橋して画像受容層を得た。
脂肪族ポリエステル系ポリウレタン(大日精化社製「レザミンNE308」)と白色顔料入りポリエステル系ポリウレタン(大日精化製「セイカセブンNET5093(PM)ホワイト」)を固形分比100/50となるように混合し白色樹脂溶液を得た。この樹脂溶液をナイフコートにより上記画像受容層上に乾燥後の厚さが35μmになるように塗布した。塗布物を90℃にて5分間加熱し乾燥して下地層を得た。
イソオクチルアクリレート/メチルメタクリレート/アクリル酸共重合体(固形分比70/22.5/7.5、重量平均分子量36万、Tg−7℃)の酢酸エチル溶液とビスアミド系架橋剤とを混合して粘着剤溶液(共重合体と架橋剤の固形分比100/0.17)を得た。この粘着剤溶液をナイフコートにより紙ベース両面ポリエチレンラミネート剥離紙上に乾燥後の厚さが30μmになるように塗布した。塗布物を90℃にて5分間加熱し乾燥及び架橋して粘着剤層を得た。
得られた粘着剤層の上に上記下地層及び画像受容層を、下地層が粘着剤層に接するようにドライラミネートしてデジタル画像受容フィルムを得た。
次に、静電プリンタ(3M社製「スコッチプリント2000システム」)でトランスファーメディア(3M杜製「トライデント(Trident)」)に顔料トナーで転写用デジタル画像を形成した。次に、ヒートラミネーター(3M社製「オルカIII」)でデジタル画像受容フィルムの受像面に画像を熱転写した。ヒートラミネーターの設定条件は、上部ロール温度135℃、下部ロール温度50℃、スピード70cm/分、圧力60psiとした。トランスファーメディアの紙キャリアを除去してトナー画像が完全に転写されたことを目視で確認した。
密着性試験としてトナーに碁盤目状に100個の切り込みを入れ、3M社製「#610テープ」を貼り付け高速で剥離した。#610テープ側にトナーの転移はなく、着色材層の密着性は良好であることが確認された。その後、画像層の上に表面保護シートを常温でラミネートして、マーキングフィルムを調製した。このマーキングフィルムの層構造は図2に示したとおりである。
マーキングフィルムの伸び物性試験
マーキングフィルムを25mm幅に切断して試験片とし、この伸び物性をテンシロンを用いて測定した。測定条件は、環境温度20℃、掴み間隔100mm、及び引張り速さ300m/minとした。その結果、5%引っ張り張力は9.8N/25mm、及び伸び率は300%以上であった。また、20℃におけるハイパロンゴム手摺りからの90°剥離力(剥離速さ300m/min)を測定したところ、12N/25mmであった。
マーキングフィルムの追従性及び割れ性試験
マーキングフィルムを縦300mm横120mmの寸法に裁断して試験片とし、これをハイパロンゴム製のエスカレータ手すりベルトに貼り付けた。ついで、この状態でエスカレータを300時間駆動した。その後、試験片の外観を目視で観察した。その結果、フィルムの剥離及びフィルムの割れ等外観不具合は認められず、良好と判定された。
マーキングフィルムの黄変性試験
マーキングフィルムを縦300mm横120mmの寸法に裁断して試験片とし、これをハイパロンゴム製のエスカレータ手すりベルトに貼り付け屋外に約6ケ月放置した。その後、試験片の外観を目視で観察した。その結果、保護フィルムの黄変等外観不具合は認められず、良好と判定された。
実施例2
プライマー層用樹脂溶液として、変性アクリル系樹脂溶液(日本触媒社製「ポリメントNK350」)を準備した。この樹脂溶液を、実施例1と同様にして調製した下地層の粘着剤層と接する側の面上に、乾燥後の厚さが約1μmになるようにグラビアコーターで塗布し、65℃にて1分間乾燥させた。このプライマー層付下地層を用いること以外は実施例1と同様にしてマーキングフィルムを調製し、性能を試験した。結果を表1に示す。
実施例3
実施例1と同様にして調製したデジタル画像受容フィルムの受像面に、溶剤系インクジェットプリンタ(住友スリーエム社製「SPZ1600M」)で画像を形成した。その際、双方向印刷、8パス、インク6色(シアン、マゼンク、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ)、解像度720dpi、標準スピードの条件で作画した。形成された画像を観察したところインクにじみのない高品質な画像であった。
次いで、実施例1で使用した無黄変ポリウレタン製フィルムに、銀系無機抗菌剤(カネボウ化成社製「OM−AJ213」)を、無黄変ポリウレタン100質量部に対して2質量部になる量添加し、その片面上に粘着剤層を形成して表面保護シートを得た。
画像形成したデジタル画像受容フィルムの上に表面保護シートをラミネートしてマーキングフィルムを調製し、実施例1と同様にして性能を試験した。結果を表1に示す。また、JISZ2801に記載された黄色ブドウ球菌及び大腸菌により耐水及び耐候試験を実施し効果が認められた。
実施例4
水性脂肪族ポリエーテル系ポリウレタン(アビシア(Avecia)社製「ネオレッツ(NeoRez)R650」)、水性脂肪族ポリエステル系ポリウレタン(アビシア社製「ネオレッツR989」)、及び白色顔料入り水性ウレタン樹脂(大日精化製「セイカセブンDW060ホワイト」)を固形分比90/10/50となるように混合し樹脂溶液(ポリウレタン2)を得た。この樹脂溶液をナイフコートにより紙ベース両面ポリエチレンラミネート剥離紙上に乾燥後の厚さが55μmになるように塗布した。塗布物を90℃にて5分間加熱し乾燥して画像受容層を得た。
実施例1と同様にして調製した粘着剤層の上にこの画像受容層をドライラミネートしてデジタル画像受容フィルムを得た。実施例3と同様にして溶剤系インクジェット印刷法により画像を形成した。形成された画像を観察したところインクにじみのない高品質な画像であった。その後、画像層の上に実施例1と同様にして調製した表面保護シートを常温でラミネートして、マーキングフィルムを調製した。このマーキングフィルムの層構造は図1に示したとおりである。
得られたマーキングフィルムを実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
実施例5
ブチルアクリレート/アクリル酸共重合体(固形分比98/2、重量平均分子量46万、Tg−28℃)100部及び粘着付与剤(ハーキュラス社製「フオーラル85」)50部の酢酸エチル溶液と、イソシアネート系架橋剤(綜研化学社製「コロネートL45」)とを混合して粘着剤溶液(共重合体と架橋剤の固形分比100/5.9)を得た。
この粘着剤溶液をナイフコートにより紙ベース両面ポリエチレンラミネート剥離紙上に乾燥後の厚さが30μmになるように塗布した。塗布物を90℃にて5分間加熱し乾燥及び架橋して粘着剤層を得た。
得られた粘着剤層を用いること以外は実施例1と同様にしてマーキングフィルムを調製し、性能を試験した。結果を表1に示す。
比較例1
白色塩化ビニルレセプターフィルム(3M社製「コントロールタックフィルムRG180−10」)に、実施例3と同様にして溶剤系インクジェット印刷法により画像を形成した。形成された画像を観察したところインクにじみは認められず、画像品質にも問題はなかった。その後、このフィルムの上に、アクリル・フッ素系透明オーバーラミネートフィルム(住友3M社製「スコッチプリントSP4114」)をラミネートした。得られたマーキングフィルムの性能を実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
比較例2
白色ポリオレフィンレセプターフィルム(住友3M社製「スコッチプリントSP4232C」)に、実施例1と同様にして静電印刷法により画像を形成した。形成された画像を観察したところトナー密着性、画像品質に問題はなかった。その後、このフィルムの上に、アクリル・フッ素系透明オーバーラミネートフィルム(住友3M社製「スコッチプリントSP4114」)をラミネートした。得られたマーキングフィルムの性能を実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
比較例3
白色ポリウレタンレセプターフィルム(住友3M社製「スコッチプリントSP4234C」)に、実施例1と同様にして静電印刷法により画像を形成した。形成された画像を観察したところトナー密着性、画像品質に問題はなかった。その後、このフィルムの上に、アクリル・フッ素系透明オーバーラミネートフィルム(住友3M社製「スコッチプリントSP4114」)をラミネートした。得られたマーキングフィルムの性能を実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
比較例4
白色ポリウレタンレセプターフィルム(住友3M社製「スコッチプリントSP4234C」)に、実施例1と同様にして静電印刷法により画像を形成した。形成された画像を観察したところトナー密着性、画像品質に問題はなかった。その後、このフィルムの上に、ポリウレタン系透明オーバーラミネートフィルム(住友3M社製「スコッチプリントSP4857」)をラミネートした。得られたマーキングフィルムの性能を実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
比較例5
白色塩化ビニルレセプターフィルム(3M社製「スコッチプリント8620」)に、実施例1と同様にして静電印刷法により画像を形成した。形成された画像を観察したところトナー密着性、画像品質に問題はなかった。その後、このフィルムの上に、実施例1と同様にして調製した表面保護シートをラミネートした。得られたマーキングフィルムの性能を実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
比較例6
芳香族系ポリウレタンフィルム(Noveon社製「ESTANE58092」、厚さ75μm)を準備し、これに実施例1と同様にして調製した粘着剤層をドライラミネートして、表面保護シートを得た。
実施例4と同様にしてデジタル画像受容フィルムを調製し、これに実施例3と同様にして溶剤系インクジェット印刷法により画像を形成した。形成された画像を観察したところインクにじみのない高品質な画像であった。
その後、画像層の上に表面保護シートを常温でラミネートして、マーキングフィルムを調製し、その性能を実施例1と同様にして試験した。結果を表1に示す。
[表1]
Figure 2006346885
a)着色材層の画像受容層に対する密着性
b)ハイパロンゴム手摺りからの90°剥離力(N/25mm)
本発明の一実施形態であるマーキングフィルムの層構造を示す断面図である。 本発明の他の実施形態であるマーキングフィルムの層構造を示す断面図である。
符号の説明
1、3…粘着剤層、
2…画像受容層、
4…無黄変ポリウレタンフィルム、
5…表面保護シート、
6…剥離ライナ、
7…着色材層、
8…画像層、
9…下地層。

Claims (4)

  1. 弾性基材の表面に被着する粘着剤層;
    画像受容層と着色材層とを有していて、表面に着色材層から成る画像が形成された画像層;及び
    無黄変ポリウレタンフィルム及び画像受容層の表面に被着する粘着剤層を有する表面保護シート;
    を少なくとも有し、
    7〜20N/25mmの5%引張り張力、及び150%以上の伸び率を有する、弾性基材用マーキングフィルム。
  2. 前記画像受容層が、(a)脂肪族ポリエーテル系ポリウレタンと(b)脂肪族ポリエステル系ポリウレタン又は脂肪族アクリル系ポリウレタンとを含有する溶液又は分散体から形成された樹脂層である、請求項1記載の弾性基材用マーキングフィルム。
  3. 前記弾性基材がエスカレータ又は動く歩道の手すりベルトである請求項1又は2記載の弾性基材用マーキングフィルム。
  4. 前記画像が静電印刷法又は溶剤系インクジェット印刷法によって形成されたものである請求項1〜3のいずれか記載の弾性基材用マーキングフィルム。
JP2005172395A 2005-06-13 2005-06-13 エスカレータ又は動く歩道の手すりベルト用マーキングフィルム Expired - Fee Related JP4851734B2 (ja)

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