JP2006344848A - レジスト剥離方法およびその装置 - Google Patents

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
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Abstract

【課題】CSPと呼ばれる半導体装置において、柱状電極を形成するためのメッキレジスト膜を剥離した際に発生するレジスト残渣を大幅に低減し、且つ、コストを低減する。
【解決手段】 ネガ型のドライフィルムレジストからなる柱状電極9形成用のメッキレジスト膜21の剥離に際し、まず、少なくとも有機アミンを含む第1のレジスト剥離液を用いて、メッキレジスト膜21の80〜99%を膨潤させて剥離し、次いで、少なくともジメチルスルホキシドを含む第2のレジスト剥離液を用いて、残りのレジストを溶解させて剥離する。これにより、レジスト残渣を大幅に低減することができる。また、第2のレジスト剥離液によって溶解すべきレジスト量を大幅に低減することができるので、第2のレジスト剥離液のレジスト溶解能力が劣化しにくいようにすることができ、第2のレジスト剥離液の寿命を延ばすことができ、コストを低減することができる。
【選択図】図3

Description

この発明はレジスト剥離方法およびその装置に関する。
例えば、従来の半導体装置には、CSP(chip size package)と呼ばれるもので、半導体基板上に形成された配線の接続パッド部上に柱状電極を形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、柱状電極は比較的高いため、その形成方法としては、精度が高く、透光率の高いネガ型のドライフィルムレジストを用い、下地金属層および配線が形成された半導体基板上に、このネガ型のドライフィルムレジストを密着させ、フォトリソグラフィ技術により柱状電極形成領域に配線の接続パッド部に達する開口部を有するメッキレジスト膜を形成し、このメッキレジスト膜をマスクとして電解メッキを行なって、メッキレジスト膜の開口部内に柱状電極を形成し、この後、メッキレジスト膜をレジスト剥離液を用いて剥離する方法が用いられている。
ところで、ネガ型のドライフィルムレジストとしては、少なくともアクリル樹脂を含み、その主成分がアクリル樹脂、アクリルエステルからなるものがある。レジスト剥離液としては、第1に、少なくとも有機アミンを含み、その主成分がモノエタノールアミン、水からなるものがあり(例えば、特許文献2参照)、第2に、少なくとも水溶性有機溶剤(ジメチルスルホキシド)を含み、その主成分がジメチルスルホキシド、水酸化テトラメチルアンモニウム、水からなるものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−195890号公報 特開2005−43874号公報 特開2005−31682号公報
しかしながら、第1のレジスト剥離液を用いてネガ型のドライフィルムレジストからなるメッキレジスト膜を剥離する場合には、メッキレジスト膜が膨潤して剥離されていくため、柱状電極の高さが高くなったり配線間の間隔が狭くなったりすると、柱状電極の根元部外周面、その下の配線の接続パッド部表面、配線の側面にレジスト残渣が発生することが判明した。このレジスト残渣は、下地金属層のエッチングの際、マスクとなってエッチング不良を引き起こし、配線間の短絡の原因となってしまう。
一方、第2のレジスト剥離液を用いてネガ型のドライフィルムレジストからなるメッキレジスト膜を剥離する場合には、メッキレジスト膜が溶解して剥離されていくため、レジスト残渣が発生しにくいが、第2のレジスト剥離液のレジスト溶解能力が比較的早期に劣化し、新品と交換する頻度が多くなり、ひいてはコスト高となってしまう。
そこで、この発明は、ネガ型のドライフィルムレジストからなるレジスト膜を剥離した際に発生するレジスト残渣を大幅に低減することができ、且つ、コストを低減することができるレジスト剥離方法およびその装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、ネガ型のドライフィルムレジストからなるレジスト膜の大部分を第1のレジスト剥離液を用いて剥離し、残りのレジストを第2のレジスト剥離液を用いて溶解させて剥離することを特徴とするものである。
この発明によれば、ネガ型のドライフィルムレジストからなるレジスト膜の大部分を第1のレジスト剥離液を用いて剥離し、残りのレジストを第2のレジスト剥離液を用いて溶解させて剥離することにより、ネガ型のドライフィルムレジストからなるレジスト膜を剥離した際に発生するレジスト残渣を大幅に低減することができ、且つ、コストを低減することができる。
図1はこの発明のレジスト剥離方法を含む製造方法により製造された半導体装置の一例の断面図を示す。この半導体装置はシリコン基板(半導体基板)1を備えている。シリコン基板1の上面には所定の機能の集積回路(図示せず)が設けられ、上面周辺部にはアルミニウム系金属等からなる複数の接続パッド2が集積回路に接続されて設けられている。
接続パッド2の中央部を除くシリコン基板1の上面には酸化シリコン等からなる絶縁膜3が設けられ、接続パッド2の中央部は絶縁膜3に設けられた開口部4を介して露出されている。絶縁膜3の上面にはポリイミド系樹脂等からなる保護膜5が設けられている。絶縁膜3の開口部4に対応する部分における保護膜5には開口部6が設けられている。
保護膜5の上面には銅等からなる下地金属層7が設けられている。下地金属層7の上面全体には銅からなる配線8が設けられている。下地金属層7を含む配線8の一端部は、保護膜5および絶縁膜3の開口部6、4を介して接続パッド2に接続されている。配線8の接続パッド部上面には銅からなる柱状電極9が設けられている。
配線8を含む保護膜5の上面にはエポキシ系樹脂等からなる封止膜10がその上面が柱状電極9の上面と面一となるように設けられている。柱状電極9の上面には半田ボール11が設けられている。複数の半田ボール11は封止膜10上にマトリクス状に配置されている。
次に、この半導体装置の製造方法の一例について説明する。まず、図2に示すように、ウエハ状態のシリコン基板(半導体基板)1の上面にアルミニウム系金属等からなる接続パッド2が設けられ、その上面の接続パッド2の中央部を除く領域に酸化シリコン等からなる絶縁膜3およびポリイミド系樹脂等からなる保護膜5が設けられ、絶縁膜3および保護膜5に設けられた開口部4、6を介して露出された接続パッド2の上面を含む保護膜5の上面全体に銅等からなる下地金属層7が設けられ、下地金属層7の上面の所定の箇所に銅からなる配線8が設けられたものを用意する。
次に、図3に示すように、配線8を含む下地金属層7の上面にネガ型のドライフィルムレジストを密着させ、フォトリソグラフィ技術を用いてメッキレジスト膜21をパターン形成する。この場合、配線8の接続パッド部に対応する領域におけるメッキレジスト膜21には開口部22が形成されている。次に、下地金属層7をメッキ電流路として銅の電解メッキを行うことにより、メッキレジスト膜21の開口部22内の配線8の接続パッド部上面に柱状電極9を形成する。
次に、第1のレジスト剥離液を用いたディップ法(あるいはシャワー法等)により、メッキレジスト膜21を剥離する。ここで、ネガ型のドライフィルムレジストからなるメッキレジスト膜21は、少なくともアクリル樹脂を含み、その主成分がアクリル樹脂、アクリルエステルからなるものである。第1のレジスト剥離液は、少なくとも有機アミンを含み、その主成分がモノエタノールアミン、水からなるものである。
そして、第1の剥離槽(図示せず)内に収容されている第1のレジスト剥離液中に図3に示すものを垂直にした状態で浸漬して上下方向に揺動させる。この場合、第1のレジスト剥離液の処理温度は40〜60℃とし、処理時間は15〜60分とし、処理枚数はバッチ処理で1回5〜25枚とした。すると、メッキレジスト膜21の80〜99%が膨潤して剥離され、例えば図4に示すように、柱状電極9の根元部外周面およびその周囲における配線8の接続パッド部上面(および場合により配線8の側面)にレジスト残渣23が発生した。
次に、第2のレジスト剥離液を用いたディップ法(あるいはシャワー法等)により、レジスト残渣23を剥離する。ここで、第2のレジスト剥離液は、少なくとも水溶性有機溶剤(ジメチルスルホキシド)を含み、その主成分がジメチルスルホキシド、水酸化テトラメチルアンモニウム、水からなるものがある。
そして、第2の剥離槽(図示せず)内に収容されている第2のレジスト剥離液中に図4に示すものを垂直にした状態で浸漬して上下方向に揺動させる。この場合、第2のレジスト剥離液の処理温度は40〜120℃とし、処理時間は15〜60分とし、処理枚数はバッチ処理で1回5〜25枚とした。すると、レジスト残渣23が溶解して剥離される。
この結果、柱状電極9の根元部外周面、その下の配線8の接続パッド部表面および配線8の側面にレジスト残渣が残りにくいようにすることができる。したがって、ネガ型のドライフィルムレジストからなるメッキレジスト膜21を剥離した際に発生するレジスト残渣23を大幅に低減することができる。次に、水洗処理および乾燥処理を行なう。
次に、配線8をマスクとして下地金属層7の不要な部分をエッチングして除去すると、図5に示すように、配線8下にのみ下地金属層7が残存される。この場合、上述の如く、メッキレジスト膜27を剥離した際に発生するレジスト残渣23が大幅に低減しているので、下地金属層7をエッチングする際にエッチング不良を引き起こすことがなく、したがって、配線8間に短絡が発生しないようにすることができる。
次に、図6に示すように、スクリーン印刷法やスピンコート法等により、柱状電極9および配線8を含む保護膜5の上面にエポキシ系樹脂等からなる封止膜10をその厚さが柱状電極9の高さよりもやや厚くなるように形成する。したがって、この状態では、柱状電極9の上面は封止膜10によって覆われている。
次に、封止膜10および柱状電極9の上面側を適宜に研磨し、図7に示すように、柱状電極9の上面を露出させ、且つ、この露出された柱状電極9の上面を含む封止膜10の上面を平坦化する。次に、図8に示すように、柱状電極9の上面に半田ボール11を形成する。次に、図9に示すように、ダイシング工程を経ると、図1に示す半導体装置が複数個得られる。
ところで、この半導体装置の製造方法では、上述の如く、第1のレジスト剥離液を用いたディップ法より、メッキレジスト膜21の80〜99%を膨潤させて剥離し、次いで、第2のレジスト剥離液を用いたディップ法により、レジスト残渣23を溶解させて剥離しているので、第2のレジスト剥離液によって溶解すべきレジスト量を大幅に低減することができる。この結果、第2のレジスト剥離液のレジスト溶解能力が劣化しにくいようにすることができ、すなわち、第2のレジスト剥離液の寿命を延ばすことができ、新品と交換する頻度が少なくなり、ひいてはコストを低減することができる。
(レジスト剥離装置の一例)
図10はレジスト剥離装置の一例の概略構成図を示す。このレジスト剥離装置は、上述の第1の剥離槽31を備え、第1の剥離槽31内に収容されている上述の第1のレジスト剥離液32から、当該第1のレジスト剥離液32中に上述の膨潤剥離により混入されたレジスト成分を分離して除去し、このレジスト成分分離除去後の第1のレジスト剥離液32を第1の剥離槽31内に再供給し、第1のレジスト剥離液32を循環させて使用することができるようになっている。
このため、第1の剥離槽31の下方には回収槽33が設けられている。回収槽33内には、第1の剥離槽31内に収容されている第1のレジスト剥離液32と同種の第1のレジスト剥離液32が収容されている。回収槽33の上部の所定の箇所には2次元的網目構造のフィルタ34が設けられている。
そして、第1の剥離槽31内の第1のレジスト剥離液32は、回収管35を介してフィルタ34の上側に回収されるようになっている。回収管35には電磁弁36が介在されている。一方、回収槽33内の第1のレジスト剥離液32は、供給管37を介して第1の剥離槽31の上側に再供給されるようになっている。供給管37にはポンプ38および3次元的網目構造のフィルタ39が介在されている。
次に、このレジスト剥離装置の動作について説明する。まず、上述の如く、第1の剥離槽31内に収容されている第1のレジスト剥離液32中に図3に示すものを垂直にした状態で浸漬して上下方向に揺動させると、メッキレジスト膜21の80〜99%が膨潤して剥離され、この膨潤剥離されたレジスト成分が第1の剥離槽31内に収容されている第1のレジスト剥離液32中に混入される。
そして、ある程度のバッチ処理が終了した時点において、電磁弁36を開けると、第1の剥離槽31内のレジスト成分を含む第1のレジスト剥離液32は回収管35を介してフィルタ34の上側に回収される。この回収されたレジスト成分を含む第1のレジスト剥離液32のうち、比較的小さめのレジスト成分を含む第1のレジスト剥離液32はフィルタ34を通過して回収槽33内に回収され、比較的大きめのレジスト成分はフィルタ34上に留められて除去される。そして、第1の剥離槽31内がからっぽとなったら、電磁弁36を閉じる。
次に、ポンプ38を駆動させると、回収槽33内の比較的小さめのレジスト成分を含む第1のレジスト剥離液32は供給管37を介してフィルタ39に供給される。この供給された比較的小さめのレジスト成分を含む第1のレジスト剥離液32のうち、主として第1のレジスト剥離液32はフィルタ39を通過して供給管37を介して第1の剥離槽31内に供給され、比較的小さめのレジスト成分はフィルタ39に捕獲されて除去される。そして、第1の剥離槽31内に第1のレジスト剥離液32がある程度供給されたら、ポンプ38を停止させる。
ここで、一例として、2次元的網目構造のフィルタ34および3次元的網目構造のフィルタ39の網目の直径は1〜1000μmであり、3次元的網目構造のフィルタ39の有効濾過面積は400〜1000cm2/250mmである。すると、フィルタ34、39の網目の直径が同じであっても、2次元的網目構造のフィルタ34を通過したレジスト成分の多くは3次元的網目構造のフィルタ39によって捕獲される。
この結果、第1の剥離槽31内に再供給された第1のレジスト剥離液32内にレジスト成分がほとんど混入していないため、第1のレジスト剥離液32のレジスト剥離能力が復元され、したがって第1のレジスト剥離液32の寿命を延ばすことができる。また、第1の剥離槽31内に収容されている第1のレジスト剥離液32中に浮遊するレジスト成分が図4に示すものの下地金属層7等に再付着する確率が低減するので、図4に示すものと同時に上述の第2の剥離槽内に持ち込まれるレジスト成分の量を低減することができ、ひいては上述の第2のレジスト剥離液の寿命を延ばすことができる。
(レジスト剥離装置の他の例)
図11はレジスト剥離装置の他の例の概略構成図を示す。このレジスト剥離装置において、図10に示すレジスト剥離装置と異なる点は、第1の剥離槽31の周囲にオーバーフロー槽40を設け、第1の剥離槽31内からオーバーフロー槽40内にオーバーフローした第1のレジスト剥離液32を回収管35を介してフィルタ34の上側に回収し、一方、回収槽33内の第1のレジスト剥離液32を供給管37を介して第1の剥離槽31内の底部に再供給するようにした点である。この場合、供給管37にはポンプ38および3次元的網目構造のフィルタ39が介在されているが、回収管35には電磁弁35は介在されていない。
そして、このレジスト剥離装置では、レジスト剥離処理中において、すなわち、第1の剥離槽31内に収容されている第1のレジスト剥離液32中に図3に示すものを垂直にした状態で浸漬して上下方向に揺動させている状態において、ポンプ38を駆動させると、回収槽33内の第1のレジスト剥離液32が供給管37を介して第1の剥離槽31内に供給され、これに応じて、第1の剥離槽31内からオーバーフロー槽40内にオーバーフローした第1のレジスト剥離液32が回収管35を介してフィルタ34の上側に回収される。
したがって、このレジスト剥離装置では、レジスト剥離処理中において、第1のレジスト剥離液32中に膨潤剥離により混入されたレジスト成分を分離して除去することができ、したがって処理時間を短縮することができ、また第1の剥離槽31内に収容されている第1のレジスト剥離液32中に浮遊するレジスト成分が図4に示すものの下地金属層7等に再付着する確率をより一層低減することができる。
なお、図10および図11においては、第2の剥離槽が単なる剥離槽である場合について説明したが、これに限らず、第2の剥離槽の部分をも図10あるいは図11に示すような構成としてもよい。この場合、第2のレジスト剥離液はレジストを溶解させるものであるが、レジスト成分が完全に溶解する前にフィルタ34、39で取り除くことにより、第2のレジスト剥離液の寿命を延ばすことができる。
ここで、第1、第2の剥離槽を備えたレジスト剥離装置としては、第1に、第1、第2の剥離槽としての単なる剥離槽を備えたもの、第2に、第1の剥離槽の部分を図10に示す構成とし、第2の剥離槽としての単なる剥離槽を備えたもの、第3に、第1の剥離槽の部分を図11に示す構成とし、第2の剥離槽としての単なる剥離槽を備えたもの、第4に、第1、第2の剥離槽の部分を共に図10に示す構成としたもの、第5に、第1の剥離槽の部分を図11に示す構成とし、第2の剥離槽の部分を図10に示す構成としたもの、第6に、第1、第2の剥離槽の部分を共に図11に示す構成としたものが考えられる。
また、上記実施形態では、第1の剥離槽内に第1の剥離液を収容しているが、第1の剥離槽内に第2の剥離液を収容してもよい。この場合、第1の剥離槽内に収容する第2の剥離液はある程度使い古して(比較的古くて)レジスト溶解能力がある程度低下したものとし、第2の剥離槽内に収容する第2の剥離液は比較的新しくてレジスト溶解能力が比較的高いものとする。
そして、比較的古い第2のレジスト剥離液を用いたディップ法(あるいはシャワー法等)より、メッキレジスト膜21の80〜99%を溶解させて剥離し、次いで、比較的新しい第2のレジスト剥離液を用いたディップ法(あるいはシャワー法等)により、残りのレジストを溶解させて剥離するようにしてもよい。この場合、比較的新しい第2のレジスト剥離液の処理温度を例えば60℃程度とした場合には、比較的古い第2のレジスト剥離液の処理温度をそれよりも低い温度例えば40℃程度としてもよい。
この発明のレジスト剥離方法を含む製造方法により製造された半導体装置の一例の断面図。 図1に示す半導体装置の製造に際し、当初用意したものの断面図。 図2に続く工程の断面図。 図3に続く工程の断面図。 図4に続く工程の断面図。 図5に続く工程の断面図。 図6に続く工程の断面図。 図7に続く工程の断面図。 図8に続く工程の断面図。 レジスト剥離装置の一例の概略構成図。 レジスト剥離装置の他の例の概略構成図。
符号の説明
1 シリコン基板
2 接続パッド
3 絶縁膜
5 保護膜
7 下地金属層
8 配線
9 柱状電極
10 封止膜
11 半田ボール
21 メッキレジスト膜
22 開口部
23 レジスト残渣
31 第1の剥離槽
32 第1の剥離液
33 回収槽
34 フィルタ
35 回収管
36 電磁弁
37 供給管
38 ポンプ
39 フィルタ
40 オーバーフロー槽

Claims (17)

  1. ネガ型のドライフィルムレジストからなるレジスト膜の大部分を第1のレジスト剥離液を用いて剥離し、残りのレジストを第2のレジスト剥離液を用いて溶解させて剥離することを特徴とするレジスト剥離方法。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液による剥離工程は、前記レジスト膜の大部分を膨潤させて剥離する工程であることを特徴とするレジスト剥離方法。
  3. 請求項2に記載の発明において、前記レジスト膜は少なくともアクリル樹脂を含むものからなることを特徴とするレジスト剥離方法。
  4. 請求項3に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液は少なくとも有機アミンを含むものからなり、前記第2のレジスト剥離液は少なくともジメチルスルホキシドを含むものからなることを特徴とするレジスト剥離方法。
  5. 請求項1に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液による剥離工程は、前記レジスト膜の大部分を溶解させて剥離する工程であることを特徴とするレジスト剥離方法。
  6. 請求項5に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液は、前記第2のレジスト剥離液の使い古したものからなることを特徴とするレジスト剥離方法。
  7. 請求項6に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液の処理温度は前記第2のレジスト剥離液の処理温度よりも低いことを特徴とするレジスト剥離方法。
  8. 請求項1に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液による剥離工程は、第1の剥離槽内に収容されている前記第1のレジスト剥離液による剥離であり、前記第1の剥離槽内から回収した前記第1のレジスト剥離液中のレジスト成分を分離して除去し、このレジスト成分分離除去後の前記第1のレジスト剥離液を前記第1の剥離槽内に再供給する工程を含むことを特徴とするレジスト剥離方法。
  9. 請求項8に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液による剥離工程は、前記第1の剥離槽内に収容されている前記第1のレジスト剥離液による剥離を行ないながら、前記第1の剥離槽内から回収した前記第1のレジスト剥離液中のレジスト成分を分離して除去し、このレジスト成分分離除去後の前記第1のレジスト剥離液を前記第1の剥離槽内に再供給する工程であることを特徴とするレジスト剥離方法。
  10. 請求項8に記載の発明において、前記第2のレジスト剥離液による剥離工程は、第2の剥離槽内に収容されている前記第2のレジスト剥離液による剥離であり、前記第2の剥離槽内から回収した前記第2のレジスト剥離液中のレジスト成分を分離して除去し、このレジスト成分分離除去後の前記第2のレジスト剥離液を前記第2の剥離槽内に再供給する工程を含むことを特徴とするレジスト剥離方法。
  11. 請求項10に記載の発明において、前記第2のレジスト剥離液による剥離工程は、第2の剥離槽内に収容されている前記第2のレジスト剥離液による剥離を行ないながら、前記第2の剥離槽内から回収した前記第2のレジスト剥離液中のレジスト成分を分離して除去し、このレジスト成分分離除去後の前記第2のレジスト剥離液を前記第2の剥離槽内に再供給する工程であることを特徴とするレジスト剥離方法。
  12. 請求項1に記載の発明において、前記第1のレジスト剥離液による剥離工程は、前記レジスト膜の80〜99%を剥離する工程であることを特徴とするレジスト剥離方法。
  13. 請求項1に記載の発明において、前記レジスト膜は、半導体基板上に形成された配線の接続パッド部上に柱状電極を形成するためのメッキレジスト膜であることを特徴とするレジスト剥離方法。
  14. ネガ型のドライフィルムレジストからなるレジスト膜の大部分を第1の剥離槽内に収容されている第1のレジスト剥離液を用いて剥離し、残りのレジストを第2の剥離槽内に収容されている第2のレジスト剥離液を用いて溶解させて剥離するレジスト剥離装置において、前記第1の剥離槽内に収容されている前記第1のレジスト剥離液を回収し、この回収された前記第1のレジスト剥離液中からレジスト成分を分離して除去し、このレジスト成分分離除去後の前記第1のレジスト剥離液を前記第1の剥離槽内に再供給する第1のレジスト剥離液循環手段を有することを特徴とするレジスト剥離装置。
  15. 請求項14に記載の発明において、前記第2の剥離槽内に収容されている前記第2のレジスト剥離液を回収し、この回収された前記第2のレジスト剥離液中からレジスト成分を分離して除去し、このレジスト成分分離除去後の前記第2のレジスト剥離液を前記第2の剥離槽内に再供給する第2のレジスト剥離液循環手段を有することを特徴とするレジスト剥離装置。
  16. 請求項14または15に記載の発明において、レジスト成分分離除去後の前記第1または第2のレジスト剥離液を前記第1または第2の剥離槽内に再供給しながら、前記第1または第2の剥離槽内に収容されている前記第1または第2のレジスト剥離液を回収することを特徴とするレジスト剥離装置。
  17. 請求項16に記載の発明において、前記第1または第2の剥離槽の周囲に第1または第2のオーバーフロー槽が設けられ、前記第1または第2の剥離槽内から前記第1または第2のオーバーフロー槽内にオーバーフローされた前記第1または第2のレジスト剥離液を回収することを特徴とするレジスト剥離装置。
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