JP2006344793A - トリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法 - Google Patents

トリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 トリミング用ヒューズの配線が簡単で特性劣化やノイズの影響を受けにくいトリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法を得る。
【解決手段】 基準電圧発生回路2の第1トリミング回路11と第2トリミング回路12のトリミング方法を決定し、該決定したトリミング状態になるようにテスト信号TEST1及びTEST2の各信号レベルを設定して第1トリミング回路11及び第2トリミング回路12にそれぞれ入力し、出力電圧Voを測定し、測定した出力電圧Voに基づいて出力電圧検出回路3のヒューズF10及びF11のトリミング内容を決定し、基準電圧発生回路2のヒューズF1〜F4を選択的に切断すると共に出力電圧検出回路3のヒューズF10,F11を決定された内容に基づいて選択的に切断するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法に関し、特に相互に関連する特性を備えた複数の回路に関わるトリミングを、1工程で行うことができるようにしたトリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法に関する。
従来、トリミングを行って回路特性を調整する部分が複数箇所存在し、更にそれらの回路特性が相互に関連する場合は、最初に最も基準となる回路の特性を決定するためのトリミングを行い、そのトリミング結果を受けて次の回路の特性を決定するためのトリミングを行っていた。
図5は、従来の定電圧回路の例を示した回路図であり、図5を用いて従来のトリミング方法を説明する。
図5の定電圧回路100は、シリーズレギュレータをなしており、所定の基準電圧Vrを生成して出力する基準電圧発生回路101と、出力電圧Voを分圧して分圧電圧Vo1を生成し出力する出力電圧検出回路102と、ゲートに入力された信号に応じて出力端子OUTに出力する電流の制御を行うPMOSトランジスタからなる出力トランジスタM15と、分圧電圧Vo1が基準電圧Vrになるように出力トランジスタM15の動作制御を行う誤差増幅回路103とで構成されている。
基準電圧発生回路101は、2つのデプレッション型NMOSトランジスタM1,M3と、2つのエンハンスメント型NMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと呼ぶ)M2,M4と、トリミング手段である2つのヒューズF5,F6とで構成されている。
ヒューズF5及びF6がそれぞれ切断されていない状態、すなわち、トリミングを行っていない初期状態では、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3はそれぞれ0バイアスされている。このため、デプレッション型NMOSトランジスタM1及びM3の各ドレインにはそれぞれ固有のドレイン電流id1及びid3が対応して流れる。NMOSトランジスタM2とM4の各ドレイン電流id2とid4の和は、ドレイン電流id1とid3の和と同じであり、NMOSトランジスタM2とM4の各ゲートが接続され、該接続部がNMOSトランジスタM2のドレインに接続されている。このことから、NMOSトランジスタM2及びM4の各ゲート電圧は、ドレイン電流id2とid4で決まる電圧に設定され、該電圧が基準電圧Vrになる。
一方、基準電圧Vrは、製造プロセスのバラツキの影響で温度特性が変化する。図6は、基準電圧Vrの温度特性例を示した図であり、縦軸が基準電圧Vrであり、横軸が温度である。図6において、実線で示した温度特性S1は目標とする温度特性であり、25℃付近で基準電圧Vrが最大になり、25℃付近から温度が上がるか又は下がるに連れて徐々に基準電圧Vrの電圧が低下するが、広い温度範囲に渡って基準電圧Vrの変動を小さく抑えることができる。図6において、1点鎖線で示した温度特性S2と破線で示した温度特性S3は、製造プロセスの変動によって、温度特性が変化した場合の特性図である。温度特性S2は、温度が上がるに連れて基準電圧Vrが上昇し、温度特性S3は、温度が上がるに連れて基準電圧Vrが低下する。温度特性S2及びS3は、温度変動による基準電圧Vrの変化が大きく、このまま定電圧回路の基準電圧源として用いた場合は、定電圧回路の仕様を満足することができない。
基準電圧Vrの温度特性は、基準電圧発生回路101で使用しているMOSトランジスタのゲート幅Wとゲート長Lの比W/Lを変えることで制御することができる。温度特性S2の場合は、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3のW/Lを小さくするか、NMOSトランジスタM2とM4のW/Lを大きくすることで、温度特性S1に近づけることができる。
また、温度特性がS3の場合は、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3のW/Lを大きくするか、NMOSトランジスタM2とM4のW/Lを小さくすることで、温度特性S1に近づけることができる。
しかし、完成した半導体装置ではMOSトランジスタの素子面積を減らしたり増やしたりすることはできないことから、図5の回路のようにデプレッション型NMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2の各々に、ヒューズF5とF6を介して並列に接続したデプレッション型NMOSトランジスタM3とNMOSトランジスタM4を備え、ヒューズを切断することでMOSトランジスタのW/Lの値を変えたのと同じ効果を持たせることができる。
例えば、温度特性がS2の場合は、ヒューズF5を切断することで、温度特性をS1に近づけることができるが、デプレッション型NMOSトランジスタM3のドレイン電流id3がなくなってしまう。このため、NMOSトランジスタM2とM4の各ドレイン電流が減少し、図7で示すように、基準電圧Vrは温度特性S2から温度特性S1に低下する。
また、温度特性S3の場合は、ヒューズF6を切断することで、温度特性をS1に近づけることができるが、NMOSトランジスタM4のドレイン電流id4がなくなってしまう。このため、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3のドレイン電流id1とid3がすべてNMOSトランジスタM2のドレイン電流id2になることから、基準電圧Vrは、図7に示すように温度特性S3から温度特性S1に上昇する。
このように、基準電圧発生回路101でトリミングを行うと、基準電圧Vrの温度特性は改善されるが、基準電圧Vrが変動してしまうため、定電圧回路100の出力電圧Voも変動してしまう。このことから、基準電圧発生回路101のトリミングを施した後、出力電圧Voの調整が必要になる。定電圧回路100の出力電圧Voは、ヒューズF10とF11の切断の組み合わせによって調整することができ、基準電圧Vrの温度特性を調整した後、出力電圧検出回路102でトリミングを行うことで、所望の出力電圧Voに調整することができる。
このように、定電圧回路100のトリミングによる調整を行うには、第1の工程で基準電圧発生回路101の温度特性を測定して基準電圧発生回路2のトリミング内容を決定し、第2の工程で基準電圧発生回路2のトリミングを実行し、第3の工程で定電圧回路100の出力電圧Voを測定し、出力電圧検出回路102のトリミング内容を決定し、第4の工程で出力電圧検出回路102のトリミングを実行する必要があり、工程が多くなっていた。
また、前記の例ではトリミングを行う回路が2箇所であったが、複数の回路特性が相互に関連し、しかも各々の回路でトリミングを行う場合は、測定を行ってトリミング内容を決定する前工程と、実際にトリミングを行う後工程の2つの工程を何度も繰り返して行わなくてはならず、製造工程が増加するため、半導体装置のコストアップの要因になっていた。
そこで、トリミングの工数を少なくするために、図8で示すようにトリミング用ヒューズFに直列にMOSトランジスタMを接続し、MOSトランジスタMのゲートをテストモード信号で制御することにより、ヒューズFを切断したのと同じ状態にすることができるようにした(例えば、特許文献1参照。)。このため、実際にヒューズを切断する前に、トリミングした状態を作り出して他の回路の調整も可能にしたことから、トリミングの工程を1度にまとめて行えるようにしている。
特開平7−141041号公報
しかし、図8の回路のように、トリミング用ヒューズFに直列にMOSトランジスタMを接続した場合、ヒューズFをMOSトランジスタの近くに配置することが困難な場合が多いことから、MOSトランジスタMとヒューズFの配線が長くなり、配線の引き回し等で半導体装置の回路レイアウトが複雑になり、特性劣化やノイズの影響を受けやすくなるため、高精度の特性が要求される用途に適さないという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、トリミング用ヒューズの配線が簡単で特性劣化やノイズの影響を受けにくいトリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る半導体装置は、ヒューズを切断することでトリミングを行う1つ以上のトリミング回路を有する半導体装置において、
前記トリミング回路は、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う半導体スイッチと、
前記ヒューズを有し、該ヒューズの切断に応じて該半導体スイッチをオン又はオフさせる制御回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行うものである。
具体的には、前記制御回路は、
切断されると前記半導体スイッチをオンさせる第1のヒューズと、
切断されると前記半導体スイッチをオフさせる第2のヒューズと、
を備え、
前記第1及び第2の各ヒューズがそれぞれ切断されていない前記初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行うようにした。
また、この発明に係る半導体装置は、制御電極に入力された信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、
所定の基準電圧を生成すると共に前記出力端子の電圧に比例した比例電圧を生成し該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
を備えた定電圧回路を有する半導体装置において、
前記出力電圧制御部は、
2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて前記基準電圧を生成する基準電圧発生回路を備え、
該基準電圧発生回路は、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記各電界効果トランジスタに対する同じ種類の電界効果トランジスタの並列接続制御を行う各半導体スイッチと、
トリミングによって選択的に切断される各ヒューズを有し、該選択されたヒューズの切断に応じて前記各半導体スイッチをオン又はオフさせて、前記基準電圧の温度特性を変える制御回路と、
からなるトリミング回路を備え、
前記制御回路は、前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチのオン/オフ制御を行うものである。
具体的には、前記制御回路は、
切断されると対応する前記半導体スイッチをオンさせる各第1のヒューズと、
切断されると対応する前記半導体スイッチをオフさせる各第2のヒューズと、
を備え、
前記第1及び第2の各ヒューズがそれぞれ切断されていない前記初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチのオン/オフ制御を行うようにした。
また、前記出力電圧制御部は、
前記出力端子の電圧を分圧して前記比例電圧を生成する出力電圧検出回路を備え、
該出力電圧検出回路は、
前記出力端子の電圧を分圧する複数の抵抗からなる抵抗回路と、
該抵抗回路の所定の抵抗に対応して設けられた、トリミングによって選択的に切断される1つ以上の第3のヒューズと、
を備え、
該第3のヒューズが選択的に切断されることによって、前記比例電圧を生成する際の分圧比が変えられるようにした。
また、前記基準電圧発生回路は、前記テスト信号に応じて前記各半導体スイッチを選択的にオンさせて前記基準電圧の温度特性の調整が行われ、該基準電圧発生回路及び前記出力電圧検出回路は、該基準電圧の温度特性が得られると共に前記出力端子の電圧が所望の電圧になるように、前記各ヒューズが選択的に一括してトリミングされるようにした。
また、この発明に係る半導体装置のトリミング方法は、制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う半導体スイッチと、ヒューズを有し、該ヒューズの切断に応じて該半導体スイッチをオン又はオフさせる制御回路とを備え、該ヒューズを切断することでトリミングが行われる半導体装置のトリミング方法において、
前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行い、
該半導体スイッチの状態を決定し、
前記テスト信号に関係なく、該決定した半導体スイッチの状態が維持されるように前記ヒューズの切断の実行選択を行うようにした。
また、この発明に係る半導体装置のトリミング方法は、制御電極に入力された信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、
2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて所定の基準電圧を生成する基準電圧発生回路及び前記出力端子の電圧に比例した比例電圧を生成する出力電圧検出回路を備え、該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
を有する定電圧回路を有し、
前記基準電圧発生回路は、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記各電界効果トランジスタに対する同じ種類の電界効果トランジスタの並列接続制御を行う各半導体スイッチと、
トリミングによって選択的に切断される各ヒューズの切断に応じて該各半導体スイッチをオン又はオフさせて、前記基準電圧の温度特性を変える制御回路とからなるトリミング回路を有する半導体装置のトリミング方法において、
前記各ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチをオン又はオフさせ、
前記基準電圧の所望の温度特性が得られる該各半導体スイッチの状態を決定し、
前記テスト信号に関係なく、該決定した各半導体スイッチの状態が維持されるように前記各ヒューズの切断の実行選択を行うようにした。
また、前記トリミング回路の各ヒューズと、前記出力端子の電圧を分圧する複数の抵抗からなる抵抗回路の所定の該抵抗に対応して設けられた前記出力電圧検出回路の1つ以上のヒューズとを、前記基準電圧の温度特性が得られると共に前記出力端子の電圧が所望の電圧になるように、選択的に一括してトリミングされるようにした。
また、この発明に係る半導体装置の製造方法は、制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う半導体スイッチと、ヒューズを有し、該ヒューズの切断に応じて該半導体スイッチをオン又はオフさせる制御回路とを備え、前記ヒューズを切断することでトリミングが行われる半導体装置の製造方法において、
前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行い、
該半導体スイッチの状態を決定し、
前記テスト信号に関係なく、該決定した半導体スイッチの状態が維持されるように前記ヒューズの切断の実行選択を行うようにした。
また、この発明に係る半導体装置の製造方法は、制御電極に入力された信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、
2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて所定の基準電圧を生成する基準電圧発生回路及び前記出力端子の電圧に比例した比例電圧を生成する出力電圧検出回路を備え、該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
を有する定電圧回路を有し、
前記基準電圧発生回路は、
制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記各電界効果トランジスタに対する同じ種類の電界効果トランジスタの並列接続制御を行う各半導体スイッチと、
トリミングによって選択的に切断される各ヒューズの切断に応じて該各半導体スイッチをオン又はオフさせて、前記基準電圧の温度特性を変える制御回路とからなるトリミング回路を有する半導体装置の製造方法において、
前記各ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチをオン又はオフさせ、
前記基準電圧の所望の温度特性が得られる該各半導体スイッチの状態を決定し、
前記テスト信号に関係なく、該決定した各半導体スイッチの状態が維持されるように前記各ヒューズの切断の実行選択を行うようにした。
また、前記トリミング回路の各ヒューズと、前記出力端子の電圧を分圧する複数の抵抗からなる抵抗回路の所定の該抵抗に対応して設けられた前記出力電圧検出回路の1つ以上のヒューズとを、前記基準電圧の温度特性が得られると共に前記出力端子の電圧が所望の電圧になるように、選択的に一括してトリミングされるようにした。
本発明のトリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法によれば、相互に関連する特性を備えた複数箇所の回路に関わるトリミングを、1工程にまとめて行うことができるようになり、工程の短縮を図ることができ、しかも従来のようにヒューズと半導体スイッチを直列に接続せずに、ヒューズを半導体スイッチをオン/オフするための制御回路側に設けるようにしたことから、半導体スイッチと回路に関わる配線を短くすることができ、半導体装置内での回路レイアウトが単純になり、レイアウトの複雑化に伴う特性劣化を防止することができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における半導体装置のトリミング回路の構成例を示した図であり、図1ではシリーズレギュレータをなす定電圧回路を例にして示している。
図1の定電圧回路1は、シリーズレギュレータをなしており、電源電圧Vddを所定の定電圧に変換して出力端子OUTから出力する。
定電圧回路1は、所定の基準電圧Vrを生成して出力する基準電圧発生回路2と、出力電圧Voを分圧して分圧電圧Vo1を生成し出力する出力電圧検出回路3と、ゲートに入力された信号に応じて出力端子OUTに出力する電流の制御を行うPMOSトランジスタからなる出力トランジスタM15と、分圧電圧Vo1が基準電圧Vrになるように出力トランジスタM15の動作制御を行う誤差増幅回路4とで構成されている。
基準電圧発生回路2は、2つのデプレッション型NMOSトランジスタM1,M3、2つのNMOSトランジスタM2,M4、第1トリミング回路11及び第2トリミング回路12で構成されている。第1トリミング回路11は、エンハンスメント型PMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ)M5、OR回路OR1、抵抗R1,R2及びヒューズF1,F2からなり、第2トリミング回路12は、PMOSトランジスタM6、OR回路OR2、抵抗R3,R4及びヒューズF3,F4からなる。
また、出力電圧検出回路3は、抵抗R10〜R13及びヒューズF10,F11で構成され、誤差増幅回路4は、PMOSトランジスタM10,M11及びNMOSトランジスタM12〜M14で構成されている。
電源電圧Vddと出力端子OUTとの間には、出力トランジスタM15が接続され、出力端子OUTと接地電圧Vssとの間には抵抗R10〜R13が直列に接続されている。抵抗R11に並列にヒューズF10が接続され、抵抗R12に並列にヒューズF11が接続され、抵抗R11とR12との接続部から分圧電圧Vo1が出力される。
基準電圧発生回路2において、電源電圧Vddと接地電圧との間には、デプレッション型NMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2が直列に接続され、デプレッション型NMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2との接続部には、デプレッション型NMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2の各ゲートがそれぞれ接続され、該接続部から基準電圧Vrが出力される。
また、電源電圧Vddと接地電圧Vssとの間には、PMOSトランジスタM5、デプレッション型NMOSトランジスタM3、PMOSトランジスタM6及びNMOSトランジスタM4が直列に接続されている。デプレッション型NMOSトランジスタM3とPMOSトランジスタM6との接続部には、デプレッション型NMOSトランジスタM3及びNMOSトランジスタM4の各ゲートが接続され、該接続部は、デプレッション型NMOSトランジスタM1及びNMOSトランジスタM2の接続部に接続されている。
第1トリミング回路11及び第2トリミング回路12は電源電圧Vdd2を電源として作動し、該電源電圧Vdd2は、電源電圧Vddと分離されている。これは、電源電圧Vddがアナログ回路用の電源であり、電源電圧Vdd2はデジタル回路用の電源であることに起因する。
電源電圧Vdd2と接地電圧Vssとの間には、抵抗R1、ヒューズF1及びF2が直列に接続され、ヒューズF1とF2との接続部AはOR回路OR1の一方の入力端に接続されている。OR回路OR1の他方の入力端は、抵抗R2によって接地電圧Vssにプルダウンされており、外部からテスト信号TEST1が入力され、OR回路OR1の出力端はPMOSトランジスタM5のゲートに接続されている。なお、OR回路OR1の入力端と抵抗R2との接続部をBとする。
同様に、電源電圧Vdd2と接地電圧Vssとの間には、抵抗R3、ヒューズF3及びF4が直列に接続され、ヒューズF3とF4との接続部CはOR回路OR2の一方の入力端に接続されている。OR回路OR2の他方の入力端は、抵抗R4によって接地電圧Vssにプルダウンされており、外部からテスト信号TEST2が入力され、OR回路OR2の出力端はPMOSトランジスタM6のゲートに接続されている。なお、OR回路OR2の入力端と抵抗R2との接続部をDとする。
次に、誤差増幅回路4において、NMOSトランジスタM12及びM13は差動対をなし、PMOSトランジスタM10及びM11はカレントミラー回路を形成して該差動対の負荷をなしている。PMOSトランジスタM10及びM11の各ソースは電源電圧Vddに接続され、PMOSトランジスタM10及びM11の各ゲートは接続されて該接続部がPMOSトランジスタM11のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM10のドレインはNMOSトランジスタM12のドレインに、PMOSトランジスタM11のドレインはNMOSトランジスタM13のドレインにそれぞれ接続されている。
NMOSトランジスタM12及びM13のソースは接続され、該接続部と接地電圧との間にはNMOSトランジスタM14が接続されている。NMOSトランジスタM12及びM14の各ゲートには基準電圧Vrがそれぞれ入力され、NMOSトランジスタM13のゲートには分圧電圧Vo1が入力されており、NMOSトランジスタM14は定電流源をなしている。
このような構成において、半導体スイッチをなすPMOSトランジスタM5は、OR回路OR1、抵抗R1,R2及びヒューズF1,F2からなる制御回路によってスイッチング制御される。同様に、半導体スイッチをなすPMOSトランジスタM6は、OR回路OR2、抵抗R3,R4及びヒューズF3,F4からなる制御回路によってスイッチング制御される。
第1トリミング回路11において、ヒューズF1及びF2が切断されていない初期状態では、接続部Aはローレベルに固定されることから、OR回路OR1からの出力信号の信号レベルは、接続部Bに入力されるテスト信号TEST1の信号レベルで決定される。すなわち、テスト信号TEST1がハイレベルのときはOR回路OR1の出力端はハイレベルになり、テスト信号TEST1がローレベルのときはOR回路OR1の出力端はローレベルになる。なお、テスト信号TEST1が入力されていない場合は、プルダウン抵抗R2によって接続部Bはローレベルになるため、オア回路OR1の出力端はローレベルになる。
PMOSトランジスタM5は、OR回路OR1の出力端がハイレベルのときはオフし、ローレベルのときはオンする。すなわち、テスト信号TEST1のレベルによってPMOSトランジスタM5をオン/オフ制御することができるため、テスト信号TEST1によって、図5のヒューズF5を切ったり繋いだりするのと等価の動作を行うことができる。PMOSトランジスタM5の動作状態が確定した場合は、テスト信号TEST1が入力されなくても該PMOSトランジスタM5の動作状態を維持できるように、トリミングによってヒューズF1又はF2の切断を行う。すなわち、PMOSトランジスタM5をオンさせるように設定する場合は、OR回路OR1の出力端をローレベルにすればよいことから、ヒューズF1を切断する。逆に、PMOSトランジスタM5をオフさせるように設定する場合は、OR回路OR1の出力端をハイレベルにすればよいことから、ヒューズF2を切断する。なお、トリミング状態が確定した場合は、テスト信号TEST1はローレベルか、又はハイインピーダンス状態にしておく。
同様に、第2トリミング回路12において、ヒューズF3及びF4が切断されていない初期状態では、接続部Cはローレベルに固定されることから、OR回路OR2からの出力信号の信号レベルは、接続部Dに入力されるテスト信号TEST2の信号レベルで決定される。すなわち、テスト信号TEST2がハイレベルのときはOR回路OR2の出力端はハイレベルになり、テスト信号TEST2がローレベルのときはOR回路OR2の出力端はローレベルになる。なお、テスト信号TEST2が入力されていない場合は、プルダウン抵抗R4によって接続部Dはローレベルになるため、OR回路OR2の出力端はローレベルになる。
PMOSトランジスタM6は、OR回路OR2の出力端がハイレベルのときはオフし、ローレベルのときはオンする。すなわち、テスト信号TEST2のレベルによってPMOSトランジスタM6をオン/オフ制御することができるため、テスト信号TEST2によって、図5のヒューズF6を切ったり繋いだりするのと等価の動作を行うことができる。PMOSトランジスタM6の動作状態が確定した場合は、テスト信号TEST2が入力されなくても該PMOSトランジスタM6の動作状態を維持できるように、トリミングによってヒューズF3又はF4の切断を行う。すなわち、PMOSトランジスタM6をオンさせるように設定する場合は、OR回路OR2の出力端をローレベルにすればよいことから、ヒューズF3を切断する。逆に、PMOSトランジスタM5をオフさせるように設定する場合は、OR回路OR2の出力端をハイレベルにすればよいことから、ヒューズF4を切断する。なお、トリミング状態が確定した場合は、テスト信号TEST2はローレベルか、又はハイインピーダンス状態にしておく。
PMOSトランジスタM5及びM6がそれぞれオンしている状態では、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3はそれぞれ0バイアスされている。このため、デプレッション型NMOSトランジスタM1及びM3の各ドレインにはそれぞれ固有のドレイン電流id1及びid3が対応して流れる。NMOSトランジスタM2とM4の各ドレイン電流id2とid4の和は、ドレイン電流id1とid3の和と同じである。また、NMOSトランジスタM2とM4の各ゲートが接続され、該接続部がNMOSトランジスタM2のドレインに接続されている。これらのことから、NMOSトランジスタM2及びM4の各ゲート電圧は、ドレイン電流id2とid4で決まる電圧に設定され、該電圧が基準電圧Vrになる。
基準電圧Vrの温度特性は、基準電圧発生回路2で使用しているMOSトランジスタのゲート幅Wとゲート長Lの比W/Lを変えることで制御することができる。図6の温度特性S2の場合は、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3のW/Lを小さくするか、NMOSトランジスタM2とM4のW/Lを大きくすることで、目標とする図6の温度特性S1に近づけることができる。
また、温度特性が図6のS3の場合は、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3のW/Lを大きくするか、NMOSトランジスタM2とM4のW/Lを小さくすることで、図6の温度特性S1に近づけることができる。
しかし、完成した半導体装置ではMOSトランジスタの素子面積を減らしたり増やしたりすることはできないことから、図1の回路のようにデプレッション型NMOSトランジスタM1とNMOSトランジスタM2の各々に、半導体スイッチをなすPMOSトランジスタM5とM6を介して並列に接続したデプレッション型NMOSトランジスタM3とNMOSトランジスタM4を備え、PMOSトランジスタM5又はM6をオフさせることでMOSトランジスタのW/Lの値を変えたのと同じ効果を持たせることができる。
例えば、基準電圧Vrの温度特性が図6のS2の場合は、PMOSトランジスタM5をオフさせることで、該温度特性を図6のS1に近づけることができるが、デプレッション型NMOSトランジスタM3のドレイン電流id3がなくなってしまう。このため、NMOSトランジスタM2とM4の各ドレイン電流が減少し、図7で示すように、基準電圧Vrは温度特性S2から温度特性S1に低下する。
また、基準電圧Vrが温度特性S3である場合は、PMOSトランジスタM6をオフさせることで、該温度特性をS1に近づけることができるが、NMOSトランジスタM4のドレイン電流id4がなくなってしまう。このため、デプレッション型NMOSトランジスタM1とM3のドレイン電流id1とid3がすべてNMOSトランジスタM2のドレイン電流id2になることから、基準電圧Vrは、図7に示すように温度特性S3から温度特性S1に上昇する。
このように、基準電圧発生回路2でトリミングを行うと、基準電圧Vrの温度特性は改善されるが、基準電圧Vrが変動してしまうため、定電圧回路1の出力電圧Voも変動してしまう。このことから、基準電圧発生回路2のトリミングを施した後、出力電圧Voの調整が必要になる。
誤差増幅回路4は、基準電圧Vrと分圧電圧Vo1との差電圧を増幅して出力トランジスタM15のゲートに出力する。出力電圧検出回路3は、出力トランジスタM15のドレインと接地電圧Vssとの間に直列に接続された4個の抵抗R10〜R13で構成されている。定電圧回路1の出力電圧Voは、下記(a)〜(d)式で示すように、ヒューズF10とF11の切断の組み合わせによって調整することができ、基準電圧Vrの温度特性を調整した後、出力電圧検出回路3でトリミングを行うことで、所望の出力電圧Voに調整することができる。
ヒューズF10及びF11が共に切断されていない場合、出力電圧Voは下記(a)式のようになる。
Vo=Vr×{(r10+r13)/r13}………………(a)
ヒューズF10だけを切断した場合、出力電圧Voは下記(b)式のようになる。
Vo=Vr×{(r10+r11+r13)/r13}………………(b)
ヒューズF11だけを切断した場合、出力電圧Voは下記(c)式のようになる。
Vo=Vr×{(r10+r12+r13)/(r12+r13)}………………(c)
ヒューズF10及びF11が共に切断された場合、出力電圧Voは下記(d)式のようになる。
Vo=Vr×{(r10+r11+r12+r13)/(r12+r13)}………………(d)
なお、前記(a)〜(d)式において、r10〜r13は抵抗R10〜R13の抵抗値を示している。
このようなことから、定電圧回路1の調整手順は以下のようになる。
第1の工程では、
(1) 定電圧回路1に通電を行い、基準電圧Vrの電圧値と定電圧回路1の消費電流を測定する。消費電流を測定するとき、テスト信号TEST1がハイレベルのときとローレベルのときの消費電流の差から、デプレッション型NMOSトランジスタM3の0バイアス電流を間接的に測定することができる。
(2) これらの測定値と、過去の製造データを比較することで、基準電圧発生回路2の温度特性を予測することができる。温度特性の予測値から、基準電圧発生回路2の第1トリミング回路11と第2トリミング回路12のトリミング方法を決定する。
(3) 前記(2)で決定したトリミング状態になるようにテスト信号TEST1及びTEST2の各信号レベルを設定し、第1トリミング回路11及び第2トリミング回路12にそれぞれ入力する。
(4) 定電圧回路1の出力電圧Voを測定する。
(5) 測定した出力電圧Voに基づいて出力電圧検出回路3のヒューズF10及びF11のトリミング内容を決定する。
次に、第2の工程では、
(1) 前記第1の工程の(2)で決定した内容に基づいて、基準電圧発生回路2のヒューズF1〜F4を選択的に切断する。
(2) 出力電圧検出回路3のヒューズF10,F11を前記第1の工程の(5)で決定された内容に基づいて選択的に切断する。
このように、相互に関連する特性を備えた複数箇所の回路に関わるトリミングを、前記第2の工程のように1つの工程にまとめて行うことができ、工程の短縮を図ることができる。更に、従来のようにヒューズと半導体スイッチをなすMOSトランジスタを直列に接続せずに、半導体スイッチをなすMOSトランジスタをオン/オフするための制御回路側にヒューズを設けるようにしたため、半導体スイッチと回路間の配線を短くすることができ、半導体装置内での回路レイアウトが単純になるようにすることができ、レイアウトの複雑化に伴う特性劣化を防止することができる。
なお、前記説明では、半導体スイッチM5及びM6にPMOSトランジスタを使用した場合を例にして示したが、半導体スイッチが使用される回路の電位によってNMOSトランジスタや、デプレッション型のMOSトランジスタを使用してもよい。また、半導体スイッチM5及びM6に、図2で示すような、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタを組み合わせたアナログスイッチとインバータからなるスイッチ回路を使用してもよい。
また、図3は、本発明の第1の実施の形態における半導体装置のトリミング回路の他の構成例を示した図であり、図3では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図3における図1との相違点は、第1トリミング回路11及び第2トリミング回路12の回路構成を変えたことにある。
図3において、第1トリミング回路11は、PMOSトランジスタM5、インバータINV31、抵抗R31,R32及びヒューズF31〜F33からなり、第2トリミング回路12は、PMOSトランジスタM6、インバータINV35、抵抗R35,R36及びヒューズF35〜F37からなる。
電源電圧Vdd2と接地電圧Vssとの間には、ヒューズF31、抵抗R31、R32及びヒューズF32が直列に接続され、抵抗R31とR32との接続部はPMOSトランジスタM5のゲートに接続されている。また、テスト信号TEST1は、インバータINV31で信号レベルが反転された後、ヒューズF33を介して抵抗R31と抵抗R32の接続部に入力される。同様に、電源電圧Vdd2と接地電圧Vssとの間には、ヒューズF35、抵抗R35、R36及びヒューズF36が直列に接続され、抵抗R35とR36との接続部はPMOSトランジスタM6のゲートに接続されている。また、テスト信号TEST2は、インバータINV35で信号レベルが反転された後、ヒューズF37を介して抵抗R35と抵抗R36の接続部に入力される。
このような構成において、ヒューズF31〜F33が切断される前は、テスト信号TEST1がインバータINV31を介してPMOSトランジスタM5のゲートに入力される。トリミングによって、ヒューズF31をカットするとPMOSトランジスタM5をオンさせ、ヒューズF32をカットするとPMOSトランジスタM5をオフさせることができる。ヒューズF31又はF32をカットした後、ヒューズF33をカットし、PMOSトランジスタM5がテスト信号TEST1の影響を受けないようにする。同様に、ヒューズF35〜F37が切断される前は、テスト信号TEST2がインバータINV35を介してPMOSトランジスタM6のゲートに入力される。トリミングによって、ヒューズF35をカットするとPMOSトランジスタM6をオンさせ、ヒューズF36をカットするとPMOSトランジスタM6をオフさせることができる。ヒューズF35又はF36をカットした後、ヒューズF37をカットし、PMOSトランジスタM6がテスト信号TEST2の影響を受けないようにする。このようにすることにより、図1と同じような効果を得ることができる。
また、図4は、本発明の第1の実施の形態における半導体装置のトリミング回路の他の構成例を示した図であり、図4では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図4における図1との相違点は、第1トリミング回路11及び第2トリミング回路12の回路構成を変えたことにある。
図4において、第1トリミング回路11は、PMOSトランジスタM5、インバータINV41、抵抗R41,R42及びヒューズF41,F42からなり、第2トリミング回路12は、PMOSトランジスタM6、インバータINV45、抵抗R45,R46及びヒューズF45,F46からなる。
電源電圧Vdd2と接地電圧Vssとの間には、抵抗R41、ヒューズF41、F42及び抵抗R42が直列に接続され、ヒューズF41とF42との接続部はPMOSトランジスタM5のゲートに接続されている。また、テスト信号TEST1は、インバータINV41で信号レベルが反転された後、ヒューズF42と抵抗R42との接続部に入力される。同様に、電源電圧Vdd2と接地電圧Vssとの間には、抵抗R45、ヒューズF45、F46及び抵抗R46が直列に接続され、ヒューズF45とF46との接続部はPMOSトランジスタM6のゲートに接続されている。また、テスト信号TEST2は、インバータINV45で信号レベルが反転された後、ヒューズF46と抵抗R46との接続部に入力される。
このような構成において、ヒューズF41及びF42が切断される前は、テスト信号TEST1がインバータINV41を介してPMOSトランジスタM5のゲートに入力される。トリミングによって、ヒューズF41のみをカットするとPMOSトランジスタM5をオンさせ、ヒューズF42のみをカットするとPMOSトランジスタM5をオフさせることができる。ヒューズF41又はF42をカットした後は、テスト信号TEST1をハイレベルに固定する。このため、インバータINV41の出力端はローレベルになることから、抵抗R42に電流を供給することがなく消費電流の増加を防止でき、トリミングでヒューズをカットして設定したPMOSトランジスタM5の動作に影響を与えることもない。
同様に、ヒューズF45及びF46が切断される前は、テスト信号TEST2がインバータINV45を介してPMOSトランジスタM6のゲートに入力される。トリミングによって、ヒューズF45のみをカットするとPMOSトランジスタM6をオンさせ、ヒューズF46のみをカットするとPMOSトランジスタM6をオフさせることができる。ヒューズF45又はF46をカットした後は、テスト信号TEST2をハイレベルに固定する。このため、インバータINV45の出力端はローレベルになることから、抵抗R46に電流を供給することがなく消費電流の増加を防止でき、トリミングでヒューズをカットして設定したPMOSトランジスタM6の動作に影響を与えることもない。このようにすることにより、図1と同じような効果を得ることができる。
なお、前記説明では説明を簡単にするために、基準電圧発生回路2に含まれるトリミング可能なデプレション型NMOSトランジスタM3とNMOSトランジスタM4がそれぞれ1つの場合を例にして説明したが、定電圧回路1が要求する仕様に応じて、トリミング可能なMOSトランジスタの数を増やすようにしてもよい。また、出力電圧Voにおいても、要求される仕様に応じて、出力電圧検出回路3におけるトリミング可能な抵抗を必要な数だけ増やすようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態における半導体装置のトリミング回路の構成例を示した図である。 図1の半導体スイッチM5及びM6の他の回路構成例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における半導体装置のトリミング回路の他の構成例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における半導体装置のトリミング回路の他の構成例を示した図である。 従来の定電圧回路の例を示した回路図である。 基準電圧Vrの温度特性例を示した図である。 基準電圧Vrの温度特性の変化例を示した図である。 従来のトリミング回路の例を示した回路図である。
符号の説明
1 定電圧回路
2 基準電圧発生回路
3 出力電圧検出回路
4 誤差増幅回路
11 第1トリミング回路
12 第2トリミング回路
M5,M6 PMOSトランジスタ
M15 出力トランジスタ
OR1,OR2 OR回路
F1〜F4,F10,F11,F31〜F33,F35〜F37,F41,F42,F45,F46 ヒューズ
R1〜R4,R31,R32,R35,R36,R41,R42,R45,R46 抵抗
INV31,INV35,INV41,INV45 インバータ

Claims (12)

  1. ヒューズを切断することでトリミングを行う1つ以上のトリミング回路を有する半導体装置において、
    前記トリミング回路は、
    制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う半導体スイッチと、
    前記ヒューズを有し、該ヒューズの切断に応じて該半導体スイッチをオン又はオフさせる制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行うことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記制御回路は、
    切断されると前記半導体スイッチをオンさせる第1のヒューズと、
    切断されると前記半導体スイッチをオフさせる第2のヒューズと、
    を備え、
    前記第1及び第2の各ヒューズがそれぞれ切断されていない前記初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行うことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 制御電極に入力された信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、
    所定の基準電圧を生成すると共に前記出力端子の電圧に比例した比例電圧を生成し該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
    を備えた定電圧回路を有する半導体装置において、
    前記出力電圧制御部は、
    2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて前記基準電圧を生成する基準電圧発生回路を備え、
    該基準電圧発生回路は、
    制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記各電界効果トランジスタに対する同じ種類の電界効果トランジスタの並列接続制御をそれぞれ行う各半導体スイッチと、
    トリミングによって選択的に切断される各ヒューズを有し、該選択されたヒューズの切断に応じて前記各半導体スイッチをオン又はオフさせて、前記基準電圧の温度特性を変える制御回路と、
    からなるトリミング回路を備え、
    前記制御回路は、前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチのオン/オフ制御を行うことを特徴とする半導体装置。
  4. 前記制御回路は、
    切断されると対応する前記半導体スイッチをオンさせる各第1のヒューズと、
    切断されると対応する前記半導体スイッチをオフさせる各第2のヒューズと、
    を備え、
    前記第1及び第2の各ヒューズがそれぞれ切断されていない前記初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチのオン/オフ制御を行うことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 前記出力電圧制御部は、
    前記出力端子の電圧を分圧して前記比例電圧を生成する出力電圧検出回路を備え、
    該出力電圧検出回路は、
    前記出力端子の電圧を分圧する複数の抵抗からなる抵抗回路と、
    該抵抗回路の所定の抵抗に対応して設けられた、トリミングによって選択的に切断される1つ以上の第3のヒューズと、
    を備え、
    該第3のヒューズが選択的に切断されることによって、前記比例電圧を生成する際の分圧比が変えられることを特徴とする請求項3又は4記載の半導体装置。
  6. 前記基準電圧発生回路は、前記テスト信号に応じて前記各半導体スイッチを選択的にオンさせて前記基準電圧の温度特性の調整が行われ、該基準電圧発生回路及び前記出力電圧検出回路は、該基準電圧の温度特性が得られると共に前記出力端子の電圧が所望の電圧になるように、前記各ヒューズが選択的に一括してトリミングされることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う半導体スイッチと、ヒューズを有し、該ヒューズの切断に応じて該半導体スイッチをオン又はオフさせる制御回路とを備え、該ヒューズを切断することでトリミングが行われる半導体装置のトリミング方法において、
    前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行い、
    該半導体スイッチの状態を決定し、
    前記テスト信号に関係なく、該決定した半導体スイッチの状態が維持されるように前記ヒューズの切断の実行選択を行うことを特徴とする半導体装置のトリミング方法。
  8. 制御電極に入力された信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、
    2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて所定の基準電圧を生成する基準電圧発生回路及び前記出力端子の電圧に比例した比例電圧を生成する出力電圧検出回路を備え、該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
    を有する定電圧回路を有し、
    前記基準電圧発生回路は、
    制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記各電界効果トランジスタに対する同じ種類の電界効果トランジスタの並列接続制御を行う各半導体スイッチと、
    トリミングによって選択的に切断される各ヒューズの切断に応じて該各半導体スイッチをオン又はオフさせて、前記基準電圧の温度特性を変える制御回路とからなるトリミング回路を有する半導体装置のトリミング方法において、
    前記各ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチをオン又はオフさせ、
    前記基準電圧の所望の温度特性が得られる該各半導体スイッチの状態を決定し、
    前記テスト信号に関係なく、該決定した各半導体スイッチの状態が維持されるように前記各ヒューズの切断の実行選択を行うことを特徴とする半導体装置のトリミング方法。
  9. 前記トリミング回路の各ヒューズと、前記出力端子の電圧を分圧する複数の抵抗からなる抵抗回路の所定の該抵抗に対応して設けられた前記出力電圧検出回路の1つ以上のヒューズとを、前記基準電圧の温度特性が得られると共に前記出力端子の電圧が所望の電圧になるように、選択的に一括してトリミングされることを特徴とする請求項8記載の半導体装置のトリミング方法。
  10. 制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行う半導体スイッチと、ヒューズを有し、該ヒューズの切断に応じて該半導体スイッチをオン又はオフさせる制御回路とを備え、前記ヒューズを切断することでトリミングが行われる半導体装置の製造方法において、
    前記ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記半導体スイッチのオン/オフ制御を行い、
    該半導体スイッチの状態を決定し、
    前記テスト信号に関係なく、該決定した半導体スイッチの状態が維持されるように前記ヒューズの切断の実行選択を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 制御電極に入力された信号に応じた電流を前記入力端子から前記出力端子に出力する出力トランジスタと、
    2つの電界効果トランジスタのゲート電極の仕事関数差を用いて所定の基準電圧を生成する基準電圧発生回路及び前記出力端子の電圧に比例した比例電圧を生成する出力電圧検出回路を備え、該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
    を有する定電圧回路を有し、
    前記基準電圧発生回路は、
    制御電極に入力された制御信号に応じてスイッチングを行い、前記各電界効果トランジスタに対する同じ種類の電界効果トランジスタの並列接続制御を行う各半導体スイッチと、
    トリミングによって選択的に切断される各ヒューズの切断に応じて該各半導体スイッチをオン又はオフさせて、前記基準電圧の温度特性を変える制御回路とからなるトリミング回路を有する半導体装置の製造方法において、
    前記各ヒューズが切断されていない初期状態に、外部から入力されたテスト信号に応じて前記各半導体スイッチをオン又はオフさせ、
    前記基準電圧の所望の温度特性が得られる該各半導体スイッチの状態を決定し、
    前記テスト信号に関係なく、該決定した各半導体スイッチの状態が維持されるように前記各ヒューズの切断の実行選択を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記トリミング回路の各ヒューズと、前記出力端子の電圧を分圧する複数の抵抗からなる抵抗回路の所定の該抵抗に対応して設けられた前記出力電圧検出回路の1つ以上のヒューズとを、前記基準電圧の温度特性が得られると共に前記出力端子の電圧が所望の電圧になるように、選択的に一括してトリミングされることを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方法。
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