JP7370291B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7370291B2
JP7370291B2 JP2020061155A JP2020061155A JP7370291B2 JP 7370291 B2 JP7370291 B2 JP 7370291B2 JP 2020061155 A JP2020061155 A JP 2020061155A JP 2020061155 A JP2020061155 A JP 2020061155A JP 7370291 B2 JP7370291 B2 JP 7370291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse
switch
signal
input
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020061155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021163786A (ja
JP2021163786A5 (ja
Inventor
美臣 椎名
憲治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ablic Inc
Original Assignee
Ablic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ablic Inc filed Critical Ablic Inc
Priority to JP2020061155A priority Critical patent/JP7370291B2/ja
Priority to US17/211,538 priority patent/US11676789B2/en
Priority to CN202110324132.XA priority patent/CN113466743A/zh
Publication of JP2021163786A publication Critical patent/JP2021163786A/ja
Publication of JP2021163786A5 publication Critical patent/JP2021163786A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7370291B2 publication Critical patent/JP7370291B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/0241Structural association of a fuse and another component or apparatus
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/54Testing for continuity
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/52Testing for short-circuits, leakage current or ground faults
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/74Testing of fuses
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/0241Structural association of a fuse and another component or apparatus
    • H01H2085/0283Structural association with a semiconductor device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/30Means for indicating condition of fuse structurally associated with the fuse
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/16Indicators for switching condition, e.g. "on" or "off"
    • H01H9/167Circuits for remote indication
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/20Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits characterised by logic function, e.g. AND, OR, NOR, NOT circuits

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置に関する。
半導体装置は、特定の機能を実現する回路(以下、「機能回路」とする)を備えている。機能回路は、例えば、電圧値や電流値等の回路特性を製造後に変更可能にする観点から、経路にツェナーダイオードやフューズ等の切断可能な素子を含む回路(トリミング回路)を有して構成されることがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されるトリミング回路は、電源と接地との間に、直列に接続された2本のフューズを含んでいる。このトリミング回路は、電源と直列に接続された2本のフューズとの間に、さらに、一端が電源と接続され、他端が電源側のフューズに接続される抵抗素子を含んでいる。このトリミング回路を有する半導体装置では、トリミング回路に含まれる2本のフューズのうち、一方のフューズを切断し、他方のフューズを残す(切断しない)ことによって、回路特性を変更することができる。
特開2006-344793号公報
しかしながら、上述した従来の半導体装置では、回路特性を切り替える2本の直列接続されたフューズが正しい状態で切断されているか否かを事後的に検出することが困難な場合が生じ得る。具体的には、誤って2本のフューズが両方切断されてしまった場合と、切断されるべきフューズが切断されずに2本のフューズが両方残ってしまった場合である。以下、2本のフューズが共に切断されていない状態又は切断されている状態を、「異常な切断状態」と呼称する。
誤って2本のフューズが両方切断されてしまった場合には、トリミング回路と接続される端子の電位が浮いてしまう。従って、2本のフューズが両方切断されてしまった場合、正しい状態で切断されているのか、誤った状態で切断されているのかの検出が困難であった。
また、正しい切断状態が、電源側のフューズを切断し、接地側のフューズを残す状態である場合、2本のフューズが正しく切断されれば、2本のフューズの接続点の電圧は接地電圧となる。ところが、誤って2本のフューズが両方残った場合においても、2本のフューズの接続点の電圧は接地電圧となる。従って、電源側のフューズを切断し、接地側のフューズを残す場合には、正しい切断状態と、2本のフューズが両方残った誤った切断状態との違いを検出することができなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みて、2本の直列接続されたフューズが共に短絡又は切断されている異常な切断状態を検出可能な半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、第1端及び第2端をそれぞれ含む第1のフューズ及び第2のフューズを有し、前記第1のフューズの第2端と前記第2のフューズの第1端とが接続されて構成されるトリミング回路と、第1の電源と接続される第1端と、第2端とを含む第1の電流源と、第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第2の電流源と、前記第1の電流源の前記第2端と接続される第1端と、前記第1のフューズの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第1のスイッチと、前記第1のスイッチの第2端、前記第1のフューズの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される第1端と、前記第2の電流源の前記第1端と接続される第2端とを含む第2のスイッチと、第1の電源と接続される第1端と、前記第1のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第3の電流源と、前記第2のフューズの第2端と接続される第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第4の電流源と、前記第1のスイッチの第2端、前記第2のスイッチの第1端、前記第1のフューズの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される入力端と、出力端とを含むラッチ回路と、前記ラッチ回路の出力端と接続される第1入力端と、前記ラッチ回路の前記入力端と接続される第2入力端と、前記第1入力端に入力される信号と前記第2入力端に入力される信号との一致又は不一致を判定した結果を表す信号を出力する出力端とを含む判定回路と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る半導体装置は、第1端及び第2端をそれぞれ含む第1のフューズ及び第2のフューズと、前記第1のフューズの第2端と接続される第1端と、前記第2のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第1のスイッチと、を有するトリミング回路と、第1の電源と接続される第1端と、第2端とを含む第1の電流源と、第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第2の電流源と、前記第1の電流源の第2端と接続される第1端と、前記第2のフューズの第1端及び前記第1のスイッチの第2端と接続される第2端とを含む第2のスイッチと、前記第1のフューズの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される第1端と、前記第2の電流源の前記第1端と接続される第2端とを含む第3のスイッチと、第1の電源と接続される第1端と、前記第1のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第3の電流源と、前記第2のフューズの第2端と接続される第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第4の電流源と、前記第1のスイッチの第1端、前記第3のスイッチの第1端及び前記第1のフューズの第2端と接続される第1入力端と、前記第1のスイッチの第2端、前記第2のスイッチの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される第2入力端と、前記第1入力端に入力される信号と、前記第2入力端に入力される信号との一致又は不一致を判定した結果を表す信号を出力する出力端とを含む判定回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、2本の直列接続されたフューズが共に短絡又は切断されている異常な切断状態を検出することができる。
第1の実施形態に係る半導体装置の回路図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の回路図である。 第2の実施形態に係る半導体装置における制御回路の他の例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置を、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置の一例である半導体装置1Aの回路図である。
図1によれば、半導体装置1Aは、トリミング回路10Aと、電流源11~14と、スイッチSW1と、スイッチSW2と、ラッチ回路23と、EXNOR回路24と、制御回路25Aと、を備えている。
トリミング回路10Aは、直列接続されるフューズF1及びフューズF2を有している。第1のフューズとしての フューズF1及び第2のフューズとしてのフューズF2は、それぞれ第1端及び第2端を含んでいる。フューズF1とフューズF2とは、フューズF1の第2端とフューズF2の第1端とが接続されることによって、直列に接続されている。フューズF1とフューズF2との接続点は、ノードN2を形成している。
第1の電源3と第2の電源4との間には、2本の電流経路が形成されている。1本目の電流経路には、電流源11と電流源12とが直列に接続されている。また、電流源11と電流源12との間には、スイッチSW1とスイッチSW2とが直列に接続されている。スイッチSW1とスイッチSW2との接続点は、ノードN1を形成している。
第1の電流源としての電流源11は、第1の電源3と接続される第1端と、第2端とを含んでいる。第2の電流源としての電流源12は、第1端と、第2の電源4と接続される第2端とを含んでいる。
第1のスイッチとしてのスイッチSW1は、電流源11の第2端と接続される第1端と、フューズF1の第2端及びフューズF2の第1端と接続される第2端とを含んでいる。スイッチSW1は、さらに、制御信号の入力端である制御端を含んでいる。この制御端には制御信号CS1が供給される。
第2のスイッチとしてのスイッチSW2は、スイッチSW1の第2端、フューズF1の第2端及びフューズF2の第1端と接続される第1端と、電流源12の第1端と接続される第2端とを含んでいる。スイッチSW2は、さらに、制御信号の入力端である制御端を含んでいる。この制御端には制御信号CS2が供給される。
2本目の電流経路には、電流源13と電流源14とが直列に接続されている。電流源13と電流源14との間には、トリミング回路10Aが接続されている。
第3の電流源としての電流源13は、第1の電源3と接続される第1端と、フューズF1の第1端と接続される第2端とを含んでいる。第4の電流源としての電流源14は、フューズF2の第2端と接続される第1端と、第2の電源4と接続される第2端とを含んでいる。
また、ノードN1とノードN2とは接続されている。すなわち、ノードN1及びノードN2は同一のノードを形成している(以下、このノードをノードN1と呼称する)。ノードN1は、さらに、バッファーである 直列接続された2個のインバータ21、22を介してラッチ回路23と接続されている。
ラッチ回路23は、インバータ21、22を介して、スイッチSW1の第2端、スイッチSW2の第1端、フューズF1の第2端及びフューズF2の第1端と接続される入力端と、出力端とを含んでいる。
判定回路としてのEXNOR回路24は、ラッチ回路23の出力端と接続される第1入力端24aと、ラッチ回路23の入力端と接続される第2入力端24bと、出力端を含んでいる。この出力端は、半導体装置1Aの出力端子Toと接続されている。
制御回路25Aは、トリガ信号TRGが入力される入力端と、制御信号CS1が出力される第1出力端と、制御信号CS2が出力される第2出力端と、を含んでいる。制御回路25Aの第1出力端は、スイッチSW1の制御端と接続されている。制御回路25Aの第2出力端は、スイッチSW2の制御端と接続されている。
次に、半導体装置1Aの動作について説明する。
電流源11~14は、それぞれ、電流I1~I4を供給している 。スイッチSW1には第1の制御信号としての制御信号CS1が入力される。スイッチSW2には第2の制御信号としての制御信号CS2が入力される。制御信号CS1、CS2は、例えば、制御回路25Aから供給される。制御回路25Aは、トリガ信号TRGが入力されると、制御信号CS1及び制御信号CS2を生成し、それぞれ、スイッチSW1及びスイッチSW2へ出力する。
制御信号CS1は、第1の信号レベルであるローレベル(以下、「Lレベル」とする)と第2の信号レベルであるハイレベル(以下、「Hレベル」とする)とを遷移する。制御信号CS1に基づいて、スイッチSW1の開閉は制御される。スイッチSW2の開閉は、制御信号CS2に基づいて制御される。制御信号CS2及びスイッチSW2の開閉は、制御信号CS1及びスイッチSW1の開閉と同様である。
ラッチ回路23は、スイッチSW1及びスイッチSW2が、それぞれ、閉状態及び開状態である第1の開閉状態におけるノードN1の電位をラッチする。その後、スイッチSW1及びスイッチSW2を、第1の開閉状態から第2の開閉状態へ開閉状態を遷移させる。
スイッチSW1及びスイッチSW2が第2の開閉状態へ遷移すると、ラッチ回路23から出力される信号SO1 が第1入力端24aに入力されるとともに、ラッチ回路23へ入力される信号SO2が第2入力端24bに入力される。信号SO1は、スイッチSW1が閉じ、スイッチSW2が開いている状態におけるノードN1の電位を示している。信号SO2は、スイッチSW1が開き、スイッチSW2が閉じている状態におけるノードN1の電位を示している。
EXNOR回路24は、制御信号CS2の信号レベルがHレベルの期間において、信号SO1、SO2の信号レベルが一致しているか否(不一致)かを判定する。EXNOR回路24は、信号SO1、SO2が共にLレベル又はHレベルである場合、すなわち両方の信号SO1、SO2が一致している場合、一致と判定した結果を表すHレベルの信号OUTを出力端子Toへ出力する。一方、EXNOR回路24は、信号SO1及び信号SO2がLレベル及びHレベル又はHレベル及びLレベルである場合、すなわち両方の信号SO1、SO2の信号レベルが不一致の場合、不一致と判定した結果を表すLレベルの信号OUTを出力端子Toへ出力する。
次に、半導体装置1Aを適用してフューズF1、F2の短絡 (非切断)及び切断の状態を検出する方法(以下、「状態検出方法」とする)について説明する。
<第1の状態検出方法>
第1の状態検出方法では、電流I1~I4が下記式(1)~(3)の条件を満たすように設定されている。具体的に説明すれば、電流I1と電流I2とが等しく(下記式(1)参照)、電流I3と電流I4とが等しく(下記式(2)参照)、電流I3(=I4)が電流I2(=I1)に対して十分に大きく(下記式(3)参照)設定されている。電流I3、I4が電流I1、I2に対して十分に大きいとは、電流I3、I4が電流I1、I2に対して1桁以上大きいことをいう。
I1=I2 ・・・(1)
I3=I4 ・・・(2)
I2<<I3 ・・・(3)
制御信号CS1及び制御信号CS2は、信号レベルがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移する。また、制御信号CS2は、制御信号CS1の信号レベルがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移した後に、その信号レベルがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移するように設定されている。上記制御信号CS1、CS2の設定によって、第2の開閉状態は、スイッチSW1が開き、スイッチSW2が閉じた状態に設定される。
第1の開閉状態におけるノードN1の電位、すなわち信号SO1について説明する。
第1の開閉状態では、フューズF1、F2が共に短絡されている場合及びフューズF1、F2が共に切断されている場合、ノードN1の電位は第1の電源3の電位、すなわち、Hレベルになる。また、フューズF1が短絡され、フューズF2が切断されている場合、上記式(3)の関係から、ノードN1の電位はHレベルになる。さらに、フューズF1が切断され、フューズF2が短絡されている場合、上記式(3)の関係から、ノードN1の電位は第2の電源4の電位、すなわちLレベルになる。
ラッチ回路23は、例えば、制御信号CS1の信号レベルがHレベルからLレベルへ遷移する際、すなわちスイッチSW1がオフするタイミングで、第1の開閉状態(スイッチSW1が閉じ、スイッチSW2が開いた状態)におけるノードN1の電位をラッチする。
続いて、第2の開閉状態におけるノードN1の電位、すなわち信号SO2と、信号OUTについて説明する。
第2の開閉状態では、フューズF1、F2が共に短絡されている場合及びフューズF1、F2が共に切断されている場合、ノードN1の電位は第2の電源4の電位、すなわち、Lレベルになる。また、フューズF1が短絡され、フューズF2が切断されている場合、上記式(3)の関係から、ノードN1の電位は第1の電源3の電位、すなわちHレベルになる。さらに、フューズF1が切断され、フューズF2が短絡されている場合、上記式(3)の関係から、ノードN1の電位はLレベルになる。
信号OUTは、信号SO1、SO2が共にLレベル又はHレベルである場合、その信号レベルはHレベルになる。一方、信号SO1及び信号SO2がLレベル及びHレベル又はHレベル及びLレベルである場合、信号OUTの信号レベルはLレベルになる。
第1の状態検出方法によれば、フューズF1、F2が想定される状態で切断された正常な切断状態であれば、信号OUTの信号レベルはHレベルになる。ここで、正常な切断状態は、フューズF1、F2の何れか一方が切断され、他方が短絡されている状態である。一方、フューズF1、F2が想定外の状態で切断された異常な切断状態であれば、信号OUTの信号レベルはLレベルになる。ここで、異常な切断状態は、フューズF1、F2が共に切断又は短絡されている状態である。
故に、第1の状態検出方法によれば、信号OUTの信号レベルがLレベルの場合に、フューズF1、F2が異常な切断状態であることを検出できる。
また、フューズF1、F2が切断されているか否(短絡されている)か、すなわちフューズF1、F2の切断状態を検出する際に、フューズF1、F2に大電流を流す必要がない。従って、第1の状態検出方法によれば、フューズF1、F2への損傷発生を防止することができる。
さらに、第1の状態検出方法によれば、半導体装置1Aがパッケージ状態であっても、フューズF1、F2の異常な切断状態を検出することができる。
<第2の状態検出方法>
第2の状態検出方法は、第1の状態検出方法に対して、電流I1と電流I2の設定と、第2の開閉状態の設定が相違するが、その他は第1の状態検出方法と実質的に相違しない。そこで、第2の状態検出方法を説明するにあたり、第1の状態検出方法と重複する説明については、簡略又は省略して説明する。
第2の状態検出方法では、電流I1~I4が上記式(2)及び(3)並びに下記式(4)の条件を満たすように設定されている。具体的に説明すれば、電流I1は電流I2よりも小さく(下記式(4)参照)、電流I3と電流I4とが等しく(上記式(2)参照)、電流I3(=I4)が電流I2(>I1)よりも十分に大きく(上記式(3)参照)設定されている。
I1<I2 ・・・(4)
制御信号CS1及び制御信号CS2は、信号レベルがLレベル→Hレベル→Lレベルと遷移する。制御信号CS2は、制御信号CS1の信号レベルがHレベルである期間にその信号レベルがLレベルからHレベルに遷移する。上記制御信号CS1、CS2の設定によって、第1の開閉状態では、制御信号CS1及び制御信号CS2が、それぞれ、Hレベル及びLレベルとなる。また、第2の開閉状態では、制御信号CS1及び制御信号CS2は、共にHレベルとなる。
従って、第2の状態検出方法では、第1の開閉状態は、スイッチSW1が閉じ、スイッチSW2が開いた状態に設定される。第2の開閉状態は、スイッチSW1、SW2が共に閉じた状態に設定される。また、ラッチ回路23は、第1の開閉状態(スイッチSW1が閉じ、スイッチSW2が開いた状態)に遷移した後、第2の開閉状態(スイッチSW1、SW2が共に閉じた状態)に遷移する前に、ノードN1の電位をラッチする。すなわち、第1の開閉状態におけるノードN1の電位がラッチされる。
第2の状態検出方法における信号SO1、信号SO2及び信号OUTの信号レベルの遷移は、第1の状態検出方法における信号SO1、信号SO2及び信号OUTの信号レベルの遷移と同様である。従って、Lレベルの信号OUTがEXNOR回路24から出力されていれば、フューズF1、F2が異常な切断状態であることを検出できる。第2の状態検出方法によれば、第1の状態検出方法と同様の効果を得ることができる。
<第3の状態検出方法>
第3の状態検出方法は、第1の状態検出方法に対して、電流I3と電流I4の設定及びフューズF1、F2が共に短絡されている場合における信号SO1の信号レベルが相違するが、その他は第1の状態検出方法と実質的に相違しない。そこで、第3の状態検出方法を説明するにあたり、第1の状態検出方法と重複する説明については、簡略又は省略して説明する。
第3の状態検出方法では、電流I1~I4が上記式(1)及び(3)並びに下記式(5)の条件を満たすように設定されている。具体的に説明すれば、電流I1は電流I2と等しく(上記式(1)参照)、電流I3は電流I4よりも小さく(下記式(5)参照)、電流I3(<I4)が電流I2(=I1)よりも十分に大きく(上記式(3)参照)設定されている。
I3<I4 ・・・(5)
第1の開閉状態では、フューズF1、F2が共に短絡されている場合、上記式(3)及び(5)の関係から、ノードN1の電位は、第2の電源4の電位になる。すなわち信号SO1の信号レベルはLレベルになる。なお、フューズF1、F2が共に切断されている場合、フューズF1が短絡され、フューズF2が切断されている場合及びフューズF1が切断され、フューズF2が短絡されている場合における信号SO1の信号レベルは、第1の状態検出方法と同様である。
また、第2の開閉状態では、フューズF1、F2が共に短絡されている場合、フューズF1、F2が共に切断されている場合、フューズF1が短絡され、フューズF2が切断されている場合及びフューズF1が切断され、フューズF2が短絡されている場合における信号SO2の信号レベルは、第1の状態検出方法と同様である。
信号OUTの信号レベルは、フューズF1、F2が共に短絡されている場合、一致を示すHレベルになる。また、フューズF1、F2が共に切断されている場合、フューズF1が短絡され、フューズF2が切断されている場合及びフューズF1が切断され、フューズF2が短絡されている場合における信号OUTの信号レベルは、第1の状態検出方法と同様である。
また、第3の状態検出方法では、フューズF1、F2が共に短絡されている場合、上記式(1)、(3)及び(5)の条件から、半導体装置1A内の消費電流がゼロにならない 。半導体装置1A内の消費電流について説明すれば、上述した第1、2の状態検出方法では、何れの場合においても消費電流は発生しない。すなわち、消費電流はゼロである。また、第3の状態検出方法では、フューズF1、F2が共に短絡されている場合を除く3つの場合において、半導体装置1A内の消費電流はゼロである。
第3の状態検出方法では、フューズF1、F2が正常な切断状態にある場合の他、フューズF1、F2が共に短絡されている場合においても、信号OUTの信号レベルがHレベルとなる。一見すると、フューズF1、F2が正常な切断状態にある場合と、フューズF1、F2が共に短絡されたフューズF1、F2の異常な切断状態との区別ができないようにも思える。しかしながら、第3の状態検出方法では、フューズF1、F2が正常な切断状態にある場合における半導体装置1A内の消費電流と、フューズF1、F2が共に短絡された場合における半導体装置1A内の消費電流とでは、電流の有無という明確な差異が生じる。
第3の状態検出方法によれば、第1の状態検出方法及び第2の状態検出方法と同様の効果を得ることができる。また、第3の状態検出方法によれば、信号OUTの信号レベル及び半導体装置1A内の消費電流の2個の情報から、フューズF1、F2の異常な切断状態をより詳細に判別することができる。具体的に説明すれば、フューズF1、F2の異常な切断状態のうち、フューズF1、F2が共に短絡されている状態なのか、フューズF1、F2が共に切断されている状態なのかを判別することができる。
なお、上述した第3の状態検出方法は、電流I1が電流I2と等しい場合、すなわち上記式(1)が成立する場合を説明しているが、電流I1は必ずしも電流I2と等しくなくてもよい。電流I1は電流I2よりも小さくてもよい。この場合における信号SO1、SO2、OUT及び消費電流の有無は、電流I1が電流I2と等しい場合における信号SO1、SO2、OUT及び消費電流の有無と同様である。換言すれば、第3の状態検出方法は、電流I1が電流I2以下(I1≦I2)であればよい。
本実施形態によれば、フューズF1、F2が共に短絡している状態又はフューズF1、F2が共に切断されている状態である異常な切断状態を検出することができる。また、本実施形態によれば、半導体装置1Aがパッケージ状態であっても、フューズF1、F2が正常な切断状態であるか否(異常な切断状態である)かを検出することができる。さらに、フューズF1、F2を損傷させることなく、フューズF1、F2が正常な切断状態であるか否かを検出することができる。
また、第3の状態検出方法を適用すれば、フューズF1、F2の異常な切断状態のうち、フューズF1、F2が共に短絡している状態及びフューズF1、F2が共に切断されている状態の何れの状態であるかを検出することができる。
[第2の実施形態]
図2は第2の実施形態に係る半導体装置の一例である半導体装置1Bの回路図である。図2に示される半導体装置1Bは、フューズF1、F2の短絡及び切断の状態を検出する状態(以下、「状態検出モード」とする)である。
半導体装置1Bは、半導体装置1Aに対して、トリミング回路10A及び制御回路25Aの代わりにトリミング回路10B及び制御回路25Bを備える点と、スイッチSW1の第2端及びスイッチSW2の第1端の接続先と、ラッチ回路23が省略されている点とで相違するが、その他の点は同様である。そこで、本実施形態では、上記相違する点を中心に説明し、半導体装置1Aと重複する説明については省略する。
図2によれば、半導体装置1Bは、トリミング回路10Bと、電流源11~14と、スイッチSW1と、スイッチSW2と、EXNOR回路24と、制御回路25Bと、を備えている。
トリミング回路10Bは、直列接続されるフューズF1及びフューズF2と、第1のスイッチとしてのスイッチSW3と、を有している。スイッチSW3は、フューズF1の第2端と接続される第1端と、フューズF2の第1端と接続される第2端と、制御信号としての制御信号CS1が入力される制御端と、を含んでいる。
スイッチSW3の第1端は、フューズF1の第2端に加え、さらに第3のスイッチとしてのスイッチSW2の第1端と接続されている。スイッチSW3の第1端、フューズF1の第2端及びスイッチSW2の第1端の接続点は、ノードN3を形成している。さらに、ノードN3は、インバータ27を介して第1入力端24aと接続されている。
スイッチSW3の第2端は、フューズF2の第1端に加え、さらに第2のスイッチとしてのスイッチSW1の第2端と接続されている。スイッチSW3の第2端、フューズF2の第1端及びスイッチSW1の第2端の接続点は、ノードN4を形成している。ノードN4は、インバータ28を介して第2入力端24bと接続されている。
制御回路25Bは、トリガ信号TRGが入力される入力端と、制御信号としての制御信号CS1が出力される出力端と、を含んでいる。制御回路25Bの出力端は、スイッチSW1、SW2、SW3の各制御端と接続されている。
スイッチSW3は、スイッチSW1、SW2と逆の開閉状態で開閉するスイッチである。具体的に説明すれば、スイッチSW1、SW2が開状態ではSW3が閉状態になる。また、スイッチSW1、SW2が閉状態ではSW3が開状態になる。
次に、半導体装置1Bの動作について説明する。
電流源11~14は、それぞれ、電流I1~I4を供給している。スイッチSW1、SW2、SW3の各制御端には制御信号CS1が入力される。
制御信号CS1は、例えば、制御回路25Bから供給される。制御回路25Bは、トリガ信号TRGが入力されると、制御信号CS1を生成し、それぞれ、スイッチSW1、SW2、SW3の各制御端へ出力する。スイッチSW1、SW2、SW3は、制御信号CS1に基づいて、開状態又は閉状態に制御される。
半導体装置1Bは、フューズF1、F2の短絡及び切断の状態を検出しない状態である通常モードと、状態検出モードとを切り替えることができる。通常モードと状態検出モードとは、制御信号CS1の信号レベルが切り替えられることによって切り替えられる。
半導体装置1Bのモードは、例えば、制御信号CS1の信号レベルがLレベルの場合には通常モードとなり、制御信号CS1の信号レベルがHレベルの場合には状態検出モードとなる。通常モードでは、スイッチSW1、SW2、SW3は、それぞれ、開状態、開状態及び閉状態である。状態検出モードでは、スイッチSW1、SW2、SW3は、それぞれ、閉状態、閉状態及び開状態である。
半導体装置1Bが通常モードから状態検出モードへ遷移すると、スイッチSW1、SW2、SW3は、それぞれ、閉状態、閉状態及び開状態へ遷移する。状態検出モードでは、信号SO1が第1入力端24aに入力されるとともに、信号SO2が第2入力端24bに入力される。信号SO1は、ノードN3の電位がインバータ27によって反転された信号である。信号SO2は、ノードN4の電位がインバータ28によって反転された信号である。
EXNOR回路24は、制御信号CS1の信号レベルがHレベルの期間、すなわち状態検出モードのとき、信号SO1、SO2の信号レベルが一致しているか否(不一致)かを判定する。
次に、半導体装置1Bを適用したフューズF1、F2の状態検出方法(以下、「第4の状態検出方法」とする)について説明する。
第4の状態検出方法では、電流I3、I4が電流I1、I2に対して十分に大きく設定されている。なお、電流I1と電流I2との大小関係及び電流I3と電流I4との大小関係は、電流I3、I4が電流I1、I2に対して十分に大きければ不問である。すなわち、電流I1は、電流I2と等しくてもよいし、電流I2と異なっていてもよい。電流I3は、電流I4と等しくてもよいし、電流I4と異なっていてもよい。但し、電流I3、I4が電流I1、I2に対して十分に大きいという条件から、I2<I1及びI4<I3の場合においても、電流I1は電流I4に対して十分に小さい(I1<<I4)を満たすように設定されている。
状態検出モードにおいて、ノードN3の電位は、フューズF1が短絡されている場合、I3>>I2からHレベルになる。また、フューズF1が切断されている場合、電流I2によってLレベルになる。従って、信号SO1の信号レベルは、フューズF1が短絡されている場合にはLレベルに、フューズF1が切断されている場合にはHレベルになる。
ノードN4の電位は、フューズF2が短絡されている場合、I4>>I1からLレベルになる。また、フューズF2が切断されている場合、電流I1によってHレベルになる。従って、信号SO2の信号レベルは、フューズF2が短絡されている場合にはHレベルに、フューズF2が切断されている場合にはLレベルになる。
信号OUTの信号レベル及び信号OUTの信号レベルと対応するフューズF1、F2の短絡及び切断の状態は、第1の状態検出方法と同様である。すなわち、第4の状態検出方法では、信号OUTの信号レベルがHレベルの場合にフューズF1、F2が正常な切断状態であり、信号OUTの信号レベルがLレベルの場合にフューズF1、F2が異常な切断状態であることを検出できる。
本実施形態によれば、フューズF1、F2の異常な切断状態を検出することができる。また、半導体装置1Bがパッケージ状態であっても、フューズF1、F2が正常な切断状態であるか否(異常な切断状態である)かの検出することができる。さらに、フューズF1、F2を損傷させることなく、フューズF1、F2が正常な切断状態であるか否かを検出することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階では、上述した例以外にも様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更をすることができる。
例えば、上述した実施形態では、半導体装置1A、1Bが、それぞれ、制御回路25A、25Bを備えている例を説明したが、半導体装置1A、1Bはこの例に限定されない。半導体装置1Aは、必ずしも制御回路25Aを備えていなくてもよい。制御回路25Aが省略された半導体装置1Aは、半導体装置1Aの外部に設けた制御回路からそれぞれ制御信号CS1、CS2がスイッチSW1、SW2の各制御端に供給されるように構成されていてもよい。また、半導体装置1Aは、スイッチSW1、SW2を手動によって開閉可能なスイッチを適用して構成されていてもよい。
上述した半導体装置1Aは、ノードN1とラッチ回路23の入力端との間にインバータ21、22が接続されている例であるが、必ずしもインバータ21、22が接続されていなくてもよい。
半導体装置1Bは、必ずしも制御回路25Bを備えていなくてもよい。制御回路25Bが省略された半導体装置1Bは、半導体装置1Bの外部に設けた制御回路からそれぞれ制御信号CS1がスイッチSW1、SW2、SW3の各制御端に供給されるように構成されていてもよい。また、半導体装置1Bは、スイッチSW1~SW3を手動によって開閉可能なスイッチを適用して構成されていてもよい。
上述した実施形態では、半導体装置1A、1Bが、判定回路としてのEXNOR回路24を備えている例を説明したが、半導体装置1A、1Bはこの例に限定されない。判定回路は、ラッチ回路23に入力される信号と、ラッチ回路23から出力される信号とが不一致する場合にHレベルの信号を出力するように構成されていてもよい。すなわち、半導体装置1A、1Bは、EXNOR回路24の代わりに、EXOR回路を備えていてもよい。
また、論理回路は、ラッチ回路23に入力される信号と、ラッチ回路23から出力される信号との一致又は不一致を判定可能であれば、その構成は問わない。すなわち、論理回路は、必ずしもEXNOR回路24やEXOR回路を備える構成でなくてもよい。例えば、EXNOR回路24やEXOR回路の代わりに、例えば、AND素子、OR素子及びインバータ等の論理素子を複数個接続して構成される、EXNOR回路24又はEXOR回路と等価な回路を備えていてもよい。
なお、半導体装置1Bは、スイッチSW1及びスイッチSW2と、スイッチSW3とが互いに排他的に開閉動作するように構成されていればよく、必ずしも図2に例示される例に限定されない。半導体装置1Bは、例えば、スイッチSW1~SW3と、図3に例示される制御回路25Cとを備え、制御信号CSに基づいてスイッチSW3が開閉制御され、制御信号CSXに基づいてスイッチSW1及びスイッチSW2が開閉制御されるように構成されていてもよい。
この半導体装置1Bにおいて、第2の制御信号としての制御信号CSXは、第1の制御信号としての制御信号CSの反転信号である。すなわち、制御信号CSXは、制御信号CSの信号レベルと排他的に信号レベルが遷移する制御信号である。また、スイッチSW1~SW3は、制御端に入力される制御信号に基づく開閉状態が同じ開閉状態となるスイッチである。第1のスイッチとしてのスイッチSW3は、制御信号CSが入力される制御端を含んでいる。第2のスイッチとしてのスイッチSW1及び第3のスイッチとしてのスイッチSW2は、それぞれ、制御信号CSXが入力される制御端を含んでいる。
また、半導体装置1Bは、他の構成として、制御端に入力される制御信号に基づく開閉状態が同じ開閉状態となるスイッチSW1~SW3と、制御回路25Bとを備え、さらに、スイッチSW3の制御端と制御回路25Bの出力端との間に接続されるインバータを備える構成でもよい。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1A、1B 半導体装置
3 第1の電源
4 第2の電源
10A、10B トリミング回路
11 電流源(第1の電流源)
12 電流源(第2の電流源)
13 電流源(第3の電流源)
14 電流源(第4の電流源)
23 ラッチ回路
24 EXNOR回路(判定回路)
24a 第1入力端
24b 第2入力端
25A、25B、25C 制御回路
F1 フューズ(第1のフューズ)
F2 フューズ(第2のフューズ)
SW1 スイッチ(第2のスイッチ、第1のスイッチ)
SW2 スイッチ(第3のスイッチ、第2のスイッチ)
SW3 スイッチ(第1のスイッチ)

Claims (5)

  1. 第1端及び第2端をそれぞれ含む第1のフューズ及び第2のフューズを有し、前記第1のフューズの第2端と前記第2のフューズの第1端とが接続されて構成されるトリミング回路と、
    第1の電源と接続される第1端と、第2端とを含む第1の電流源と、
    第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第2の電流源と、
    前記第1の電流源の第2端と接続される第1端と、前記第1のフューズの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの第2端、前記第1のフューズの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される第1端と、前記第2の電流源の第1端と接続される第2端とを含む第2のスイッチと、
    第1の電源と接続される第1端と、前記第1のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第3の電流源と、
    前記第2のフューズの第2端と接続される第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第4の電流源と、
    前記第1のスイッチの第2端、前記第2のスイッチの第1端、前記第1のフューズの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される入力端と、出力端とを含むラッチ回路と、
    前記ラッチ回路の出力端と接続される第1入力端と、前記ラッチ回路の入力端と接続される第2入力端と、前記第1入力端に入力される信号と前記第2入力端に入力される信号との一致又は不一致を判定した結果を表す信号を出力する出力端とを含む判定回路と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1のスイッチの開閉を制御する第1の制御信号及び前記第2のスイッチの開閉を制御する第2の制御信号を生成する制御回路をさらに備え、
    前記第1のスイッチは、前記第1の制御信号が入力される制御端を含み、
    前記第2のスイッチは、前記第2の制御信号が入力される制御端を含んで構成される請求項1記載の半導体装置。
  3. 第1端及び第2端をそれぞれ含む第1のフューズ及び第2のフューズと、前記第1のフューズの第2端と接続される第1端と、前記第2のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第1のスイッチと、を有するトリミング回路と、
    第1の電源と接続される第1端と、第2端とを含む第1の電流源と、
    第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第2の電流源と、
    前記第1の電流源の前記第2端と接続される第1端と、前記第2のフューズの第1端及び前記第1のスイッチの第2端と接続される第2端とを含む第2のスイッチと、
    前記第1のフューズの第2端及び前記第1のスイッチの第1端と接続される第1端と、前記第2の電流源の前記第1端と接続される第2端とを含む第3のスイッチと、
    第1の電源と接続される第1端と、前記第1のフューズの第1端と接続される第2端とを含む第3の電流源と、
    前記第2のフューズの第2端と接続される第1端と、第2の電源と接続される第2端とを含む第4の電流源と、
    前記第1のスイッチの第1端、前記第3のスイッチの第1端及び前記第1のフューズの第2端と接続される第1入力端と、前記第1のスイッチの第2端、前記第2のスイッチの第2端及び前記第2のフューズの第1端と接続される第2入力端と、前記第1入力端に入力される信号と、前記第2入力端に入力される信号との一致又は不一致を判定した結果を表す信号を出力する出力端とを含む判定回路と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  4. 第1の信号レベル及び第2の信号レベルを遷移する制御信号を生成する制御回路をさらに備え、
    前記第1のスイッチは、前記制御信号が入力される制御端を含み、前記第1の信号レベ
    ルの前記制御信号が入力されると閉じ、前記第2の信号レベルの前記制御信号が入力されると開くように構成され、
    前記第2のスイッチは、前記制御信号が入力される制御端を含み、前記第1の信号レベルの前記制御信号が入力されると開き、前記第2の信号レベルの前記制御信号が入力されると閉じるように構成され、
    前記第3のスイッチは、前記制御信号が入力される制御端を含み、前記第1の信号レベルの前記制御信号が入力されると開き、前記第2の信号レベルの前記制御信号が入力されると閉じるように構成される請求項3記載の半導体装置。
  5. 第1の信号レベル及び第2の信号レベルを遷移する第1の制御信号と、前記第1の制御信号の信号レベルと排他的に信号レベルが遷移する第2の制御信号とを生成する制御回路をさらに備え、
    前記第1のスイッチは、前記第1の制御信号が入力される制御端を含み、
    前記第2のスイッチ及び前記第3のスイッチは、前記第2の制御信号が入力される制御端を含んで構成される請求項3記載の半導体装置。
JP2020061155A 2020-03-30 2020-03-30 半導体装置 Active JP7370291B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020061155A JP7370291B2 (ja) 2020-03-30 2020-03-30 半導体装置
US17/211,538 US11676789B2 (en) 2020-03-30 2021-03-24 Semiconductor device
CN202110324132.XA CN113466743A (zh) 2020-03-30 2021-03-26 半导体装置和元件切断异常检测方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020061155A JP7370291B2 (ja) 2020-03-30 2020-03-30 半導体装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021163786A JP2021163786A (ja) 2021-10-11
JP2021163786A5 JP2021163786A5 (ja) 2022-09-16
JP7370291B2 true JP7370291B2 (ja) 2023-10-27

Family

ID=77854688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020061155A Active JP7370291B2 (ja) 2020-03-30 2020-03-30 半導体装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11676789B2 (ja)
JP (1) JP7370291B2 (ja)
CN (1) CN113466743A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344793A (ja) 2005-06-09 2006-12-21 Ricoh Co Ltd トリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法
JP2007134558A (ja) 2005-11-11 2007-05-31 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2008177252A (ja) 2007-01-16 2008-07-31 Sharp Corp 基準電流源回路および赤外線信号処理回路
JP2014165390A (ja) 2013-02-26 2014-09-08 Seiko Instruments Inc ヒューズ回路及び半導体集積回路装置
JP2020150401A (ja) 2019-03-13 2020-09-17 新日本無線株式会社 差動増幅器のオフセット調整方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000340656A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Fujitsu Ltd トリミング回路

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344793A (ja) 2005-06-09 2006-12-21 Ricoh Co Ltd トリミング回路を有する半導体装置、そのトリミング方法及びその製造方法
JP2007134558A (ja) 2005-11-11 2007-05-31 Nec Electronics Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2008177252A (ja) 2007-01-16 2008-07-31 Sharp Corp 基準電流源回路および赤外線信号処理回路
JP2014165390A (ja) 2013-02-26 2014-09-08 Seiko Instruments Inc ヒューズ回路及び半導体集積回路装置
JP2020150401A (ja) 2019-03-13 2020-09-17 新日本無線株式会社 差動増幅器のオフセット調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11676789B2 (en) 2023-06-13
CN113466743A (zh) 2021-10-01
US20210304997A1 (en) 2021-09-30
JP2021163786A (ja) 2021-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7573273B2 (en) Fuse cutting test circuit, fuse cutting test method, and semiconductor circuit
US7629802B2 (en) Semiconductor device including fuse and method for testing the same capable of suppressing erroneous determination
US6995601B2 (en) Fuse state detection circuit
JP3927092B2 (ja) 充放電保護回路
KR100310755B1 (ko) 반도체장치및퓨즈검사방법
KR100203606B1 (ko) 불량 구제 판정 회로
US7030641B1 (en) Programmable fuse state determination system and method
KR100660899B1 (ko) 누설 전류 패스를 제거할 수 있는 퓨즈 회로
KR101497998B1 (ko) 안티―퓨즈들을 프로그래밍하기 위한 방법 및 디바이스
JP7370291B2 (ja) 半導体装置
JP4128597B2 (ja) 複数のトリップポイントを有するヒューズラッチ装置およびヒューズのテスト方法
KR20160132290A (ko) Otp 메모리 읽기 회로
JP5880826B2 (ja) トリミング回路及び調整回路
JP4086009B2 (ja) 電池用過充電過放電検出回路
KR100752645B1 (ko) 누설 전류 패스를 차단할 수 있는 퓨즈 회로
KR20020013452A (ko) 퓨즈 링크용의 온-칩 트림 링크 감지 및 래치 회로
KR20060112298A (ko) 퓨즈 절단에 상관없이 반도체 집적 회로의 최적화 조건을재설정하는 로직 회로
JP2009194139A (ja) 半導体装置及びその制御方法
JP2021163786A5 (ja)
JP2007013079A (ja) 半導体メモリ装置のリペア入出力ヒューズ回路
CN115373462B (zh) 芯片修调检测电路及其芯片、电子设备
KR100632617B1 (ko) 리페어 회로
KR19980014817A (ko) 반도체 메모리 장치의 리페어 정보 저장 및 검출 회로
US7015743B2 (en) Circuit of redundancy IO fuse in semiconductor device
JP2023006267A (ja) 充電制御回路、充電制御装置、及びバッテリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220908

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231010

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7370291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150