JP2020150401A - 差動増幅器のオフセット調整方法 - Google Patents

差動増幅器のオフセット調整方法 Download PDF

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淳一 岡野
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【課題】簡単な手法で入力オフセット電圧を調整できるようにした差動増幅器のオフセット調整方法を提供する。【解決手段】非反転入力端子13と反転入力端子14の間に生じる入力オフセット電圧を意図的に付与する入力オフセット電圧付与処理S1と、非反転入力端子13と反転入力端子14の間に高電圧を印加して入力オフセット電圧付与処理で付与した入力オフセット電圧をキャンセルする入力逆オフセット電圧を付与する入力逆オフセット電圧付与処理S5とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は差動増幅器の入力オフセット電圧を調整するオフセット調整方法に関する。
トランジスタで構成される差動増幅器では、製造時に使用するホトマスクのズレ等の公差、或いはプロセス中の材料や温度のばらつき、さらにはパッケージング工程におけるモールド樹脂の圧力分布のばらつき等によって、入力オフセット電圧が生じる。
この入力オフセット電圧は、出力電圧が所定の電圧のときの反転入力端子と非反転入力端子の間に生じる電圧差として定義される。
そこで従来では、図6に示すように、PMOSトランジスタMP21,MP22によって入力差動対を構成し、カレントミラー接続されたNMOSトランジスタMN21,MN22によってトランジスタMP21,MP22の能動負荷を構成した差動増幅回路20において、オフセット調整回路21が設けられたものがある(非特許文献1に類似の構成の記載がある)。図6において、22は電圧VHの電源端子、23は非反転入力端子、24は反転入力端子、25は出力端子、26は電流源である。
オフセット調整回路21は、トランジスタMN21のソースと接地の間、トランジスタMN22のソースと接地の間に、それぞれヒューズFを並列接続した抵抗R1、R2、・・・、Rn(nは正の整数)が直列接続されて構成される。そして、ウエハテストの段階で所望のヒューズFをレーザで溶断することで、当該ヒューズFに対応する抵抗を接続状態にするトリミングを行って、非反転入力端子23の電圧と反転入力端子24の電圧が同一のときに、出力端子25の出力電圧が所定値になるようにするものである。
この例では、抵抗R1、R2、・・・、Rnの抵抗値をr、2r、・・・、2rのように二進加重の値に設定しておくことで、各トランジスタMN21,MN22当たりの調整ステップ数を大きくすることができ、入力オフセット電圧を細かく調整できる。
「システムLSIのためのアナログ集積回路設計技術(上)」4版、P.R.グレイ、R.G.メイヤー著、永田穰訳、563頁
しかしながら、図6に示したようにヒューズFを溶断してトリミングする手法では、その溶断時にクズ片が発生したり、ヒューズの溶断が適切に行われなかった際には経時的にヒューズが切断され、いずれも特性変動を招く恐れがあった。また、図6で説明した手法は半導体チップを樹脂モールドによりパッケージングした後では調整することができないので、トリミングしたにもかかわらず入力オフセット電圧が規定値を超える不良品が発生する場合があった。さらにオフセット調整回路21を特別に設けるので回路規模が増大するとともに配線の寄生容量や寄生抵抗が増大する問題もあった。
本発明の目的は、簡単な手法で入力オフセット電圧を調整できるようにした差動増幅器のオフセット調整方法を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明の差動増幅器のオフセット調整方法は、非反転入力端子と反転入力端子に入力側が接続され且つ差動対を構成する同一導電型の2個のトランジスタを備える差動増幅器のオフセット調整方法において、前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に生じる入力オフセット電圧を意図的に付与する入力オフセット電圧付与処理を行う工程と、前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に高電圧を印加して前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に生じている入力オフセット電圧をキャンセルする入力逆オフセット電圧を付与する入力逆オフセット電圧付与処理を行う工程とを備えることを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、前記入力オフセット電圧付与処理は、差動増幅器の設計により行われることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、前記入力オフセット電圧付与処理で付与する入力オフセット電圧は、製造時に生じる入力オフセット電圧よりも、その絶対値が大きな値に設定されることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、前記入力逆オフセット電圧付与処理は、パッケージングの完了後の差動増幅器に対して処理されることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1、2、3又は4に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、前記入力逆オフセット電圧付与処理は、前記2個のトランジスタが永久的なダメージを受ける値より小さい値の入力逆オフセット電圧を付与することを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に印加する高電圧が所定を超えるときクリップする入力電圧制限回路が設けられた差動増幅器に対して前記入力逆オフセット電圧付与処理を行うことを特徴する。
本発明によれば、入力オフセット電圧付与処理によって入力オフセット電圧を意図的に発生させてから、入力逆オフセット電圧付与処理により入力オフセット電圧を調整するので、差動増幅器のパッケージング工程の後の段階でも入力オフセット電圧を調整することができる。よって、ヒューズを溶断するトリミング手法のようにクズ片が発生したり、ヒューズ溶断が不完全になるような問題が発生することはない。また、オフセット調整回路を新たに設けることは必須条件ではないので、回路規模が増大したり配線の寄生容量や寄生抵抗が増大することもない。
差動増幅器の回路図である。 入力オフセット電圧調整の処理のフローチャートである。 PMOSトランジスタの電圧印加による閾値変動の特性図である。 PMOSトランジスタの電圧印加の前後のドレン電圧・ドレイン電流特性図である。 入力電圧制限回路を設けた差動増幅器の回路図である。 従来のオフセット調整回路を備えた差動増幅器の回路図である。
まず、入力オフセット電圧調整の対象とした差動増幅器10について説明する。この差動増幅器10は図1に示すように構成され、出力段を備えている。11は高電圧電源端子、12は低電圧電源端子、13は非反転入力端子、14は反転入力端子、15はバイアス端子、16は出力端子である。
PMOSトランジスタMP11,MP12は入力差動対を構成し、PMOSトランジスタMP13はトランジスタMP11,MP12に動作電流を供給する電流源を構成し、NMOSトランジスタMN11,MN12はトランジスタMP11,MP12の能動負荷としてのカレントミラーを構成している。トランジスタMP11のゲートは非反転入力端子13に接続され、トランジスタMP12のゲートは反転入力端子14に接続されている。そして、トランジスタMP11,MN12の共通ドレインにゲートが接続されたNMOSトランジスタMN13と電流源としてのPMOSトランジスタMP14は出力段を構成し、そのトランジスタMN13,MP14の共通ドレインに出力端子16が接続されている。トランジスタMP15はトランジスタMP13,MP14とカレントミラー接続され、バイアス端子15の電圧に応じた電流をトランジスタMP13,MP14に流す。
この差動増幅器10では、出力端子16の出力電圧が(VH−VL)/2になったときの非反転入力端子13の電圧と反転入力端子14の電圧が異なる場合は、その端子13,14の間の電圧が入力オフセット電圧となる。
そこで本発明では、図2に示すフローチャートのように処理を行う。ステップS1のマスク設計時に、まず、差動増幅器10の回路定数が理想的な値のときに発生する入力オフセット電圧を、実物の作成あるいは類似構造の製品の量産実績から見積もる。この見積の入力オフセット電圧は、通常では前記したように、ホトマスクのズレなどの公差、プロセス内の材料や温度のばらつき、パッケージング工程でのモールド樹脂の圧力分布のばらつき等によって発生する入力オフセット電圧である。例えば、ある製造プロセスでは、0mVを中心にした3σ(最大ばらつき)が±1mVの入力オフセット電圧が発生し、この±1mVを見積の入力オフセット電圧とすることができる。なお、非反転入力端子13の入力電圧をVP、反転入力端子14の入力電圧をVNとすると、「+」はVN<VPのときの入力オフセット電圧、「−」はVP<VNのときの入力オフセット電圧を示す。
次に、意図的に入力オフセット電圧を付与させるための処理を行う。例えば、基本設計ではトランジスタMP11,MP12のサイズ比(W/L)は同じ値に設定され、それらの閾値電圧Vth(MP11)=Vth(MP12)=0.7Vであるところを、設計時にトランジスタMP11のサイズ比(W/L)を意図的に変更して、例えばトランジスタMP11の閾値電圧をVth(MP11)=0.695Vに変更する。
あるプロセスにおけるシミュレーションでは、トランジスタMP11,MP12に上記したように閾値電圧に差を設けるサイズに設定すると、+2.5mVの入力オフセット電圧を発生させることができる。よって、見積の入力オフセット電圧が±1mVであれば、意図的に付与する入力オフセット電圧を+2.5mVとしたときは、合計の入力オフセット電圧は±1mV+2.5mV=+1.5mV〜+3.5mVとなり、「+」の入力オフセット電圧が付与されることとなる。
ただし、意図的に発生させる入力オフセット電圧には下限値を設ける。つまり、見積の入力オフセット電圧の極性にかかわらず、合計の入力オフセット電圧が意図した極性と反対の極性とならないように、意図的に付与する入力オフセット電圧に下限値を設ける。つまり、見積の入力オフセット電圧よりも大きな絶対値の入力オフセット電圧を意図的に付与する。例えば、上記のように見積の入力オフセット電圧が±1mVであれば、意図的に付与する入力オフセット電圧の下限値を+1.5mVに設定する。これによって、合計の入力オフセット電圧は±1mV+1.5mV=+0.5mV〜+2.5mVとなって、「+」の入力オフセット電圧が得られる。
また、意図的に発生させる入力オフセット電圧には上限値も設ける。つまり、後記する入力逆オフセット電圧を付与する際に、差動増幅器が永久的なダメージを受けないような上限値を設ける。入力逆オフセット電圧付与では、トランジスタMP11,MP12の素子特性を意図的に変動させるが、その変動特性を事前に確認しておく。あるプロセスで得られる差動増幅器では、図3に示すように、非反転入力端子13と反転入力端子14の間に0V〜8Vの電圧を印加したとき、入力オフセット電圧を0mV〜−5mVの範囲で変動させることができる。この場合の許容上限値は−5mVとなる。なお、この図3の特性をもつ差動増幅器では、非反転入力端子13と反転入力端子14の間に印加する電圧(差動入力電圧)は、絶対最大定格として±1Vまでの範囲で使用される。
以上から、合計の入力オフセット電圧が+1.5mV〜+3.5mVとなる例では、その入力オフセット電圧が−5mV未満となるので、上記したプロセスで得られる差動増幅器の例では永久的なダメージを受けることを防止できる。
次に、ステップS2でホトグラフィ等により差動増幅器が形成されるウエハ製造、ステップS3で差動増幅器を含む個々の半導体チップに分割するダイシング、ステップS4でダイシングされた個々の半導体チップの樹脂モールド等によるパッケージングを行う。
そして、ステップS5において、入力逆オフセット電圧付与を行う。このときは、非反転入力端子13と反転入力端子14の間に高電圧を印加して、トランジスタMP11にホットキャリアを注入させることで、トランジスタMP11の閾値を変動させ、入力逆オフセット電圧を付与する。その際、高電圧印加によりトランジスタMP11の特性がどの程度変動するかを事前に確認しておく。
例えば、PMOSトランジスタのゲート電圧が一定の条件におけるドレイン電圧変化に対するドレイン電流の特性では、図4に示すように、ホットキャリアを注入する前は破線で示す特性であったものが、ホットキャリアを注入した後は実線で示す特性にシフトすることが知られている(特開平8−64814の図17)。PMOSトランジスタは、このような特性変動によって閾値電圧が変動する。
そこで、非反転入力端子13が正極、反転入力端子14側が負極となるよう、それら端子13,14の間に高電圧を印加する。これにより、トランジスタMP11にホットキャリアが発生して、トランジスタMP11のゲート酸化膜内に注入され、そこにトラップされる。よって、ゲート酸化膜トラップされた浮遊電荷によってトランジスタMP11の閾値電圧が調整される。この入力逆オフセット電圧付与の処理は、高電圧の印加と通常動作での入力オフセット電圧の確認とを繰り返して、入力オフセット電圧がゼロになるまで行う。
例えば、トランジスタMP11の前述の入力オフセット電圧の付与の結果で得られた合計の入力オフセット電圧が+3.5mVであったときは、図3に示した特性例では、高電圧の値を7Vとすれば良い。これにより−3.5mVの入力逆オフセット電圧が付与され、非反転入力端子13と反転入力端子14の間の入力オフセット電圧をゼロにすることができる。
以上の処理をパッケージング工程の後の段階で個々の差動増幅器について行うことで、個々の差動増幅器が持っている製造時の入力オフセット電圧をゼロに調整することができる。このとき、トリミング手法によるクズ片の発生の問題は生ぜず、事後的に不良品が発生する問題もない。さらに、図6で説明した手法では差動増幅器20に特別にオフセット調整回路21を設ける必要があり、チップ面積増大や寄生容量、寄生抵抗の増大を招いていたが、この問題も解消できる。
図5に変形例の差動増幅器10Aを示す。この図5では非反転入力端子13と反転入力端子14の間に、ダイオードを逆並列接続した入力電圧制限回路17を接続している。入力逆オフセット電圧付与の際に、両端子13,14の間に高電圧が印加されるので、その高電圧が所定値を超えて差動増幅器10Aを破壊するような高い電圧になっている場合に、クリップしてその破壊を防止できる。クリップする印加電圧の値はダイオードの直列接続数により設定できる。図示しないが、さらに両端子13,14と入力電圧制限回路17の間に、それぞれ直列に電流制限抵抗を接続すれば、入力電圧制限回路17に大電流が流れることを防止できる。
なお、量産で発生する入力オフセット電圧が個々の差動増幅器で同じ極性である場合は、その製造で発生する入力オフセット電圧の見積を省略できる。
また、以上の説明では、入力オフセット電圧付与をトランジスタMP11の側のサイズ等の調整で行い入力逆オフセットセット付与もトランジスタMP11の側の特性調整で行う例で説明したが、これに限られるものではない。
例えば、(a)入力オフセット電圧付与をトランジスタMP11の側の調整で行い入力逆オフセット電圧付与をトランジスタMP12の側の調整で行う、(b)入力オフセット電圧付与をトランジスタMP12の側の調整で行い入力逆オフセット電圧付与もトランジスタMP12の側の調整で行う、(c)入力オフセット電圧付与をトランジスタMP12の側の調整で行い入力逆オフセット電圧付与をトランジスタMP11の側の調整で行う、のいずれでも同様の効果を得ることができる。
また、入力オフセット電圧付与はトランジスタのサイズ変更の他に、差動対の一方のトランジスタのソースに固定抵抗を接続しておいてもよい。また、図6で説明したトリミングによって入力オフセット電圧付与を行うこともできるが、クズ片や回路規模拡大等の問題が残る。
さらに、以上の実施例はMOS型電界効果トランジスタの場合を例にして説明したが、接合型電界効果トランジスタでも入力逆オフセット電圧付与をホットキャリア注入で同様に行うことができる。バイポーラトランジスタでは、入力逆オフセット電圧付与をジャンクション状態を変動させることで行えばよい。
さらに、入力逆オフセット電圧付与は、ウエハテストの段階で行うこともできるが、この場合はパッケージング工程におけるモールド樹脂の圧力分布のばらつきによる入力オフセット電圧の特性を考慮して、入力逆オフセット電圧付与を行うのが好ましい。
10,10A:差動増幅回路、11:高電圧電源端子、12:低電圧電源端子、13:非反転入力端子、14:反転入力端子、15:バイアス端子、16:出力端子、17:入力電圧制限回路
20:差動増幅回路、21:オフセット調整回路、22:電源端子、23:非反転入力端子、24:反転入力端子、25:出力端子

Claims (6)

  1. 非反転入力端子と反転入力端子に入力側が接続され且つ差動対を構成する同一導電型の2個のトランジスタを備える差動増幅器のオフセット調整方法において、
    前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に生じる入力オフセット電圧を意図的に付与する入力オフセット電圧付与処理を行う工程と、前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に高電圧を印加して前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に生じている入力オフセット電圧をキャンセルする入力逆オフセット電圧を付与する入力逆オフセット電圧付与処理を行う工程とを備えることを特徴とする差動増幅器のオフセット調整方法。
  2. 請求項1に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、
    前記入力オフセット電圧付与処理は、差動増幅器の設計により行われることを特徴とする差動増幅器のオフセット調整方法。
  3. 請求項1又は2に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、
    前記入力オフセット電圧付与処理で付与する入力オフセット電圧は、製造時に生じる入力オフセット電圧よりも、その絶対値が大きな値に設定されることを特徴とする差動増幅器のオフセット調整方法。
  4. 請求項1、2又は3に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、
    前記入力逆オフセット電圧付与処理は、パッケージングの完了後の差動増幅器に対して処理されることを特徴とする差動増幅器のオフセット調整方法。
  5. 請求項1、2、3又は4に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、
    前記入力逆オフセット電圧付与処理は、前記2個のトランジスタが永久的なダメージを受ける値より小さい値の入力逆オフセット電圧を付与することを特徴とする差動増幅器のオフセット調整方法。
  6. 請求項1、2、3、4又は5に記載の差動増幅器のオフセット調整方法において、
    前記非反転入力端子と前記反転入力端子の間に印加する高電圧が所定を超えるときクリップする入力電圧制限回路が設けられた差動増幅器に対して前記入力逆オフセット電圧付与処理を行うことを特徴する差動増幅器のオフセット調整方法。
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