JP2006344558A - 自動車用放電灯ヘッドランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な組付作業で、十分なノイズレベル低減を図ることができる自動車用放電灯ヘッドランプを提供する。
【解決手段】 放電灯と、放電灯からの光を反射する金属製のリフレクタ5と、リフレクタ5の裏面側に設けられ放電灯を点灯させるためのイグナイタ8と、イグナイタ8を制御する制御部9と、イグナイタ8と制御部9とを電気的に接続し、外表面が金属製のチューブで覆われたコード10とを備えた車両用放電灯ヘッドランプであって、コード10をリフレクタ5に固定した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車用放電灯ヘッドランプに関する。
近年、自動車用のヘッドランプとして放電灯(メタルハライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯、高輝度放電灯(HID)等)を用いた放電灯ヘッドランプが用いられている。この種の放電灯ヘッドランプでは、ランプハウジング、ランプハウジングの前部開口部を覆うレンズ、及びランプハウジングの後部開口部を覆うカバー等によって灯室が画成され、この灯室内に、光源としての放電灯と、この放電灯の後方側にリフレクタとが設けられている)。
ところで、上記放電灯ヘッドランプにおいては、放電灯の点灯時にノイズ(電波ノイズ、電磁波)が発生するため、このノイズが周辺の電子機器(自動車に搭載のマイコン、またはテレビや携帯電話等)に悪影響を及ぼす恐れがある。
そこで、従来の放電灯ヘッドランプでは、放電灯の前方に金属製のバルブシェードを設けるとともに、リフレクタの背面等を金属製のシェード板で覆って、さらに、これらバルブシェードやシェード板にハーネスを接続して灯具ユニットをグランドレベルに落とすことにより、ノイズ低減を行っている。また、ハーネスの外表面を金属繊維のメッシュでシールドすることにより、より一層のノイズ低減を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−35214号公報
しかしながら、上記従来技術では、ハーネスやメッシュのインピーダンスなど余分な経路が発生するので、ノイズレベルの低減は十分とはいえない。
また、ハーネスをバルブシェードやシェード板にハーネスを接続しなければならず、放電灯ヘッドランプの製造ラインでの組付作業効率が悪くなる。
本発明の課題は、簡単な組付作業で、十分なノイズレベル低減を図ることができる自動車用放電灯ヘッドランプを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、放電灯と、該放電灯からの光を反射する金属製のリフレクタと、該リフレクタの裏面側に設けられ前記放電灯を点灯させるためのイグナイタと、該イグナイタを制御する制御部と、前記イグナイタと前記制御部とを電気的に接続し、外表面が金属製のチューブで覆われたコードとを備えた自動車用放電灯ヘッドランプであって、前記コードを前記リフレクタに固定したことを特徴としている。
上記構成によれば、イグナイタと制御部とを接続するコードをリフレクタに固定するだけであるから、製造ラインでの組付作業は極めて簡単である。また、外表面が金属製のチューブで覆われたコードを金属製のリフレクタに固定しているので、灯具ユニットを容易にグランドレベルに落とすことができ、十分なノイズレベル低減を実現できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記コードの長さ方向に沿って中間位置を前記リフレクタの裏側に固定したことを特徴としている。
上記構成によれば、リフレクタ裏側へのコードの固定作業が簡略化され、また放電灯からのノイズ低減を図る上でも効果的である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記コードを覆う前記チューブは、金属繊維のメッシュ構造をなしていることを特徴としている。
上記構成によれば、コードをリフレクタ裏側に固定した際、チューブとリフレクタとの接触面積を多く確保することができる。また、金属繊維のメッシュ構造であるから、固定具の形状に対応しやすい。
請求項4に記載の発明は、請求項1,2又は3において、前記リフレクタの裏面に設けられヘッドランプ本体の光軸調整を行うための部位を利用して、前記コードを前記リフレクタに固定したことを特徴としている。
上記構成によれば、コードのリフレクタへの取付が簡単であるとともに、取付スペースも確実に確保することができる。
本発明によれば、イグナイタと制御部とを接続するコードをリフレクタに固定する構成であるから、簡単な組付作業で、十分なノイズレベル低減を図ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図1及び図2は本発明に係る自動車用の放電灯ヘッドランプの構成を示しており、図1は放電灯ヘッドランプの縦断面図、図2は放電灯ヘッドランプのうちリフレクタを背面側(図1の右側)から見たときの概略構成図である。
図1に示すように、放電灯ヘッドランプ1は、前面側に設けられたアウタレンズ21と、このアウタレンズ21の後部に設けられたハウジング22とを備えている。放電灯ヘッドランプ1の内部にはランプユニット2が設けられ、このランプユニット2は、フレーム3、フレーム3の前部開口部を覆う凸レンズ4、及びフレーム3の後部開口部を覆う金属製のリフレクタ5を備えている。そして、フレーム3、凸レンズ4及びリフレクタ5によって灯室6が形成され、この灯室6内に、光源として放電灯7が設けられている。ここでは、放電灯7としては、メタルハライドランプ等の高圧金属蒸気放電灯、または高輝度放電灯(HID)等が用いられている。
リフレクタ5の裏面側中央には放電灯7を点灯させるためのイグナイタ8が設けられ、また、ランプユニット2の下方にはイグナイタ8を制御する制御部9が設置されている。イグナイタ8にはコード10の一端が取り付けられ、このコード10はランプユニット2の後部斜め下方の空間を配策された後、他端が制御部9の上面板9Aに取り付けられている。
コード10は、電流が流れる芯線10Aを内部に有し、この芯線10Aの外側がチューブ10Bで覆われている(図4参照)。なお、チューブ10Bは金属繊維のメッシュ構造をなしている。
リフレクタ5の裏面には、図2に示すように、上下左右4箇所に取付部11〜14が設けられ、これら取付部11〜14の中央にはネジ孔11A〜14A(14Aは図1参照)がそれぞれ形成されている。図示してないが、ランプハウジング22に形成された貫通孔にビスを通し、そのビスをネジ孔11A〜14Aに螺合させることにより、ランプユニット2を放電灯ヘッドランプ1内部に固定することが可能となっている。
本実施例では、取付部11〜14のうち、取付部11〜13はランプユニット2をランプハウジング22に取り付けるために使用されており、ネジ孔11A〜13Aに螺合させた前記ビスを調整することにより、ランプユニット2の光軸調整を行うことができるようになっている。残りの取付部14Aには、図3に示すような固定具15が取り付けられる。
固定具15は金属製で且つ略直方体をなしており、下部には切り込み15Aが形成されている(図4も参照)。切り込み15Aは、間口15Bと、間口15Bよりも幅が狭まった奥部15Cとを有し、また切り込み15Aには間口15B寄りの中間部に段部15Dが形成されている。ここで、間口15Bの上部(段部15D付近)の幅をH1とする。また、固定具15の上部にはビス18(図1及び図2参照)が挿通される貫通孔15Eが形成されている。
一方、コード10の中間位置には固定金具17が設けられている。固定金具17は金属板で形成され、略コの字型に折り曲げられている。この固定金具17は開放端17A側が上方に向けて配置され、両側板17B,17Cは開放端17A側が互いに接近するよう傾斜している。つまり、開放端17A側の間隔hが底板17Dの幅Hよりも狭くなっている。なお、固定具15は、間口15Bを含めて切り込み15Aが固定金具17の両側板17B,17Cの傾斜に合わせた傾斜面となっている。
コード10をリフレクタ裏面の取付部14に取り付ける際は、先ず、コード10の中間位置に設けられた固定金具17を固定具15下部の間口15Bに挿入し、そのまま押し込んで、固定金具17をコード10と共に奥部15Cにセットする。この場合、固定具15の間口15Bが固定金具17の両側板17B,17Cの傾斜に合わせて傾斜面に形成されているので、固定金具17を間口15Bに押し込んだとき、底板17Dが下方に凸状に変形して固定金具17は固定具15の奥部15C内に容易に挿入可能であるが、固定金具17の底板17Dの幅Hが固定具15の間口15Bの開口幅H1よりも僅かに広く形成され、さらに奥部15Cが固定金具17の外形に略等しく形成されているので、固定金具17つまりコード10は奥部15C内に一旦挿入されると、段部15Dに引っ掛かり固定具15からは容易には外れない。
そして、コード10が取り付けられた固定具15には貫通孔15Eにビス18(図2参照)が挿通され、さらに、そのビス18がリフレクタ5裏面の取付部14のビス孔14Aに螺合される。これにより、コード10の中間位置をリフレクタ5裏面の取付部14に固定することができる。
次に、本実施例の作用について説明する。
コード10の外表面が金属繊維のメッシュ構造からなるチューブ10Bで覆われているので、コード10は固定金具17及び固定具15を介して、つまり導電性を有する金属材料からなる部材を介して金属製のリフレクタ5に接続されることになり、ランプユニット2を容易にグランドレベルに落とすことができる。その結果、十分なノイズレベル低減を図ることができる。
本実施例によれば、イグナイタ8と制御部9とを接続するコード10をリフレクタ5の裏側に固定するだけであるから、製造ラインでの組付作業は極めて簡単である。
ここで、本実施例による放電等ヘッドランプによってノイズレベルがどの位低減できるのかについて、従来の放電灯ヘッドランプと比較しながら実験を行った。図5は、その実験結果を示しており、(a)は従来の放電灯ヘッドランプにおけるノイズレベル特性を、(b)は本実施例の放電灯ヘッドランプにおけるノイズレベル特性をそれぞれ示している。
図5から分かるように、本実施例の放電灯ヘッドランプでは、従来の放電灯ヘッドランプに比べて、ノイズレベル全体が低減されており、特に30〜54MHz、68〜108MHz、142〜175MHzの各周波数帯域においてノイズレベルが大幅に低減されている。
本発明に係る自動車用放電灯ヘッドランプの縦断面図である。 自動車用放電灯ヘッドランプをその背面側から見たときの概略構成図ある。 固定具と固定金具の斜視図である。 図3において、固定具の切り込みに固定金具を挿入したときのSA−SA線に沿った断面図である。 (a)は従来の放電灯ヘッドランプにおけるノイズレベル特性を、(b)は本発明の放電灯ヘッドランプにおけるノイズレベル特性をそれぞれ示す図である。
符号の説明
1 放電灯ヘッドランプ
2 ランプユニット
5 リフレクタ
7 放電灯
8 イグナイタ
9 制御部
10 コード
14 取付部
15 固定具
17 固定金具

Claims (4)

  1. 放電灯と、該放電灯からの光を反射する金属製のリフレクタと、該リフレクタの裏面側に設けられ前記放電灯を点灯させるためのイグナイタと、該イグナイタを制御する制御部と、前記イグナイタと前記制御部とを電気的に接続し、外表面が金属製のチューブで覆われたコードとを備えた自動車用放電灯ヘッドランプであって、
    前記コードを前記リフレクタに固定したことを特徴とする自動車用放電灯ヘッドランプ。
  2. 前記コードの長さ方向に沿って中間位置を前記リフレクタの裏側に固定したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用放電灯ヘッドランプ。
  3. 前記コードを覆う前記チューブは、金属繊維のメッシュ構造をなしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用放電灯ヘッドランプ。
  4. 前記リフレクタの裏面に設けられヘッドランプ本体の光軸調整を行うための部位を利用して、前記コードを前記リフレクタに固定したことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の自動車用放電灯ヘッドランプ。

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