JP2006344462A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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広明 山田
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Abstract

【課題】自動車などに新たに設置される拡張負荷に、所望の電力や信号を容易に供給することを可能とするジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】ジョイントコネクタ1はコネクタハウジング2とバスバ3を備えている。コネクタハウジング2にはコネクタ収容部4と拡張電線収容部5とが設けられている。コネクタ収容部4には雄型のコネクタ9が嵌合する。拡張電線収容部5には拡張負荷用の電線10の端末10a同士を溶着して得られたボンダ部11が挿入される。バスバ3はコネクタハウジング2に収容される。バスバ3はコネクタ収容部4内に収容される雄タブ13と拡張電線収容部5内に収容される金具部16とを一体に備えている。コネクタ収容部4と雄タブ13とは通常電線取付部15を構成している。拡張電線収容部5と金具部16とは拡張電線取付部20を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成するジョイントコネクタに関する。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッテリなどの電源からの電力や制御装置からの制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタとを備えている。
電線は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。コネクタは、導電性の板金で構成されて前記電線の芯線に取り付けられる端子金具と、前記端子金具を収容するコネクタハウジングと、を備えている。コネクタは、前述した電子機器に設けられたコネクタに嵌合する。前述した構成のワイヤハーネスは、コネクタが電子機器のコネクタと嵌合して、該電子機器に所望の電力や信号を伝送する。こうして、前述したワイヤハーネスは、自動車に配索される。
前述したワイヤハーネスを構成するコネクタとして、該コネクタに取り付けられる電線の端末同士を接続するジョイントコネクタが用いられることがある。ジョイントコネクタは、電線の端末同士を接続して、該電線の芯線同士を電気的及び機械的に接続する。
前述した自動車は、ユーザなどの要望により、工場などから出荷された後にナビゲーション装置などの負荷が、オプション装置として搭載されることがある。この種のオプション装置として搭載される負荷を、以下、拡張負荷と呼ぶ。
前述した従来のジョイントコネクタを備えたワイヤハーネスでは、前述した拡張負荷に所望の信号や電力を供給するために、新たにジョイントコネクタを追加したり、該拡張負荷に接続した拡張負荷用の電線を、周知のジョイント金具を用いたり抵抗溶接などの熱溶着を行って前述したジョイントコネクタに端末が取り付けられた電線に取り付けていた。
このように、従来のワイヤハーネスに用いられるジョイントコネクタでは、前述したナビゲーション装置などの拡張負荷を新たに搭載する際に、ジョイントコネクタを設置するスペースが必要であった。しかしながら、ユーザなどの要望により前述した自動車に搭載される電子機器が増加する傾向であり、新たに設置するジョイントコネクタ用のスペースを確保することが困難となる傾向である。
また、従来のワイヤハーネスに用いられるジョイントコネクタでは、拡張負荷に接続した拡張負荷用の電線を、前述した電線に取り付ける必要が生じていた。このため、前述した自動車内などの限られた狭いスペースで電線同士の接続を行う必要が生じていた。このように、従来のワイヤハーネスに用いられるジョイントコネクタでは、自動車などに新たに設置される拡張負荷に所望の電力や信号を供給することが困難となる傾向であった。
したがって、本発明の目的は、自動車などに新たに設置される拡張負荷に、所望の電力や信号を容易に供給することを可能とするジョイントコネクタを提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のジョイントコネクタは、複数の電線の端末に取り付けられて、これら複数の電線同士を接続するジョイントコネクタにおいて、前記複数の電線の端末が取り付けられる通常電線取付部と、前記複数の電線と異なる拡張負荷用の電線の端末が取り付けられる拡張電線取付部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のジョイントコネクタは、請求項1に記載のジョイントコネクタにおいて、前記通常電線取付部は、前記電線の端末が取り付けられる端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部と、を備え、前記拡張電線取付部は、前記端子金具と一体でかつ拡張負荷用の電線の端末が取り付けられる金具部と、前記端子収容部と一体でかつ前記金具部を収容する金具部収容部とを備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のジョイントコネクタは、請求項2に記載のジョイントコネクタにおいて、前記拡張電線取付部の前記金具部は、筒状に形成されて、内側に前記拡張負荷用の電線の端末を複数収容することを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のジョイントコネクタは、請求項3に記載のジョイントコネクタにおいて、前記拡張電線取付部の前記金具部は、前記拡張負荷用の電線の端末同士を接合した接合部を収容することを特徴としている。
請求項1に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、拡張負荷用の電線の端末が取り付けられる拡張電線取付部を備えているので、拡張負荷が新たに設置された際にも必要な電線の端末を拡張電線取付部に取り付けることができる。このため、拡張負荷が新たに設置されても、新たなジョイントコネクタを設ける必要が生じないとともに、新たに設置される電線を既存の電線に取り付ける必要が生じない。
請求項2に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、通常電線取付部と拡張電線取付部とが一体であるので、大型化を抑制できる。さらに、通常電線取付部の端子金具と拡張電線取付部の金具部とが一体であるので、拡張電線取付部に拡張負荷用の電線を取り付けることで、該拡張負荷用の電線を既存の電線に確実に電気的に接続できる。
請求項3に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、拡張電線取付部の金具部が筒状に形成されているので、該拡張電線取付部の金具部が拡張負荷用の電線の端末を複数収容しても、該拡張電線取付部の金具部の大型化を抑制できる。したがって、ジョイントコネクタ自体の大型化をより確実に抑制できる。
請求項4に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、拡張電線取付部の金具部が、複数の拡張負荷用の電線の端末同士を接合した接合部を収容するので、確実に複数の拡張負荷用の電線の端末同士を接続できる。また、複数の拡張負荷用の電線の端末同士を接合するので、該接合箇所の大きさを端子金具などを用いる場合より小型化でき、拡張電線取付部の金具部の大型化を確実に抑制できる。したがって、ジョイントコネクタ自体の大型化をより一層確実に抑制できる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、拡張負荷が新たに設置されても、新たなジョントコネクタを設ける必要が生じないとともに、新たに設置する拡張負荷用の電線を既存の電線に取り付ける必要が生じない。したがって、新たなジョントコネクタを設置するスペースを確保する必要と、狭いスペース内で電線同士を接続する必要がなくなるので、自動車などに新たに設置される拡張負荷に所望の電力や信号を容易に供給することを可能とすることができる。
請求項2に記載の本発明は、大型化を抑制できるので、設置に必要なスペースが大きくなることを防止でき、容易に設置することができる。また、拡張電線取付部に拡張負荷用の電線を取り付けることで、該拡張負荷用の電線を既存の電線に確実に電気的に接続できるので、新たに拡張負荷が設置されても電線同士の接続作業を行う必要が全く生じない。
請求項3に記載の本発明は、大型化をより確実に抑制できるので、設置に必要なスペースが大きくなることをより確実に防止でき、より確実に容易に設置することができる。
請求項4に記載の本発明は、大型化をより一層確実に抑制できるので、設置に必要なスペースが大きくなることをより一層確実に防止でき、より一層確実に容易に設置することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるジョイントコネクタを、図1乃至図5に基づいて説明する。
ジョイントコネクタ1は、図1及び図2に示すように、コネクタハウジング2と、バスバ3と、を備えている。コネクタハウジング2は、絶縁性の合成樹脂で構成されており、箱状に形成されている。コネクタハウジング2は、端子収容部としてのコネクタ収容部4と、金具部収容部としての拡張電線収容部5とを一体に備えている。
コネクタ収容部4と、拡張電線収容部5とは、それぞれ、筒状に形成されている。コネクタ収容部4と、拡張電線収容部5とは、隔壁6により互いに仕切られている。コネクタ収容部4と、拡張電線収容部5とは、該コネクタハウジング2の図1中に上方に位置する一つの外面と図1中下方に位置する他の一つの外面との双方に開口している。
コネクタ収容部4には、前述した一つの外面と他の一つの外面との間に図示しない仕切壁が設けられている。仕切壁は、コネクタ収容部4内を塞いでいる。この仕切壁には、バスバ3の後述する雄タブ13を通す図示しない貫通孔が複数設けられている。また、収容部4,5間に位置する隔壁6には、バスバ3の後述する連結部17を通す図示しないスリットが設けられている。スリットは、前述した隔壁6の他の一つの外面寄りの端部に開口して、該隔壁6の端部から前述した一つの外面に向かって延在している。
前述したコネクタ収容部4の内側には、複数の電線8の端末8aに取り付けられた雄型のコネクタ9が侵入する。そして、コネクタ収容部4は、内側に侵入した雄型のコネクタ9が嵌合する。雄型のコネクタ9に端末8aが取り付けられた電線8は、導電性の芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。電線8は、自動車に工場出荷時に搭載される各種の電子機器に電力や信号を供給する通常電線(既存の電線に相当)である。このように、ジョイントコネクタ1は、コネクタ収容部4内に雄型のコネクタ9が嵌合して、前述した複数の電線8の端末8aに取り付けられる。
前述した拡張電線収容部5の内側には、複数の拡張負荷用の電線10の端末10a同士を電気的及び機械的に接続したボンダ部11(則ち、拡張負荷用の電線10の端末10a)が侵入する。拡張負荷用の電線10は、前述した電線8と同様の被覆電線である。拡張負荷用の電線10は、電線8と別体の(異なる)電線であり、ナビゲーション装置などの乗員の要望などによって自動車に搭載される電子機器(前述した拡張負荷に相当)に電力や信号を供給する電線(新たに設置される電線に相当)である。なお、拡張負荷とは、乗員の要望などによって前述した自動車にオプション装備として搭載される電子機器である。
ボンダ部11は、前述した複数の拡張負荷用の電線10の端末10aの芯線同士を、ろう付けや抵抗溶接などの熱溶着するなどして得られる。ボンダ部11は、特許請求の範囲に記載された接合部をなしている。なお、本明細書に記した接合部とは、拡張負荷用の電線10の端末10aの芯線同士を、該芯線と別体の金具などで加締めることなく、周知の溶接方法などによって機械的及び電気的に接合された部分を示している。このように、ジョイントコネクタ1は、拡張電線収容部5内にボンダ部11が侵入して、前述した複数の拡張負荷用の電線10の端末10aに取り付けられる。
バスバ3は、導電性の板金に打ち抜き加工や曲げ加工などを施して得られる。バスバ3は、コネクタハウジング2内に収容されるとともに、雄タブ部12と、金具部16と、連結部17とを一体に備えている。
雄タブ部12は、互いに平行な複数の雄タブ13と、該雄タブ13同士を連結する連結片14とを一体に備えている。雄タブ13は、帯板状に形成されており、特許請求の範囲に記載された端子金具をなしている。前述した雄タブ13は、前述した貫通孔を通ってコネクタハウジング2のコネクタ収容部4内に収容される。雄タブ13は、コネクタ収容部4に嵌合した雄型のコネクタ9の図示しない端子金具と接続する。雄タブ13は、雄型のコネクタ9の図示しない端子金具を介して、電線8の端末8aが取り付けられる。
連結片14は、コネクタハウジング2内に収容された際に雄タブ13の前述した雄型のコネクタ9から離れた側の端部同士を連結している。雄タブ部12は、雄タブ13がコネクタ収容部4内に収容されることで、該コネクタ収容部4内に収容される。雄タブ部12は、雄タブ13が雄型のコネクタ9の図示しない端子金具と接続し、連結片14が雄タブ13同士を連結することで、前述した電線8同士を電気的に接続する。
前述した複数の雄タブ部12と、コネクタ収容部4とで、特許請求の範囲に記載された通常電線取付部15を構成している。通常電線取付部15は、コネクタ収容部4に雄型のコネクタ9が嵌合しかつ雄タブ13が該雄型のコネクタ9の端子金具と接続することで、前述した複数の電線8の端末8aが取り付けられる。
金具部16は、一つの平板部18と、該平板部18の幅方向の両端から立設した一対の弾性片19と、を備えて筒状(樋状)に形成されている。弾性片19は、平板部18の縁から立設した後、互いに近づきかつ平板部18に近づく方向に延びている。弾性片19は、平板部18の縁から離れた側の端が、平板部18に接離するように弾性変形自在である。なお、接離とは、互いに近づいたり離れることをいう。金具部16は、コネクタハウジング2の拡張電線収容部5内に収容される。
金具部16は、平板部18と一対の弾性片19との間則ち内側にボンダ部11が侵入する。金具部16は、弾性片19がボンダ部11を平板部18に向かって付勢して、該ボンダ部11を弾性片19と平板部18との間に挟む。金具部16は、ボンダ部11を弾性片19と平板部18との間に挟んで、ボンダ部11と機械的及び電気的に接続する。金具部16は、ボンダ部11と機械的及び電気的に接続することで、前述した拡張負荷用の電線10の端末10a同士を電気的に接続する。
前述した金具部16と、拡張電線収容部5とで、特許請求の範囲に記載された拡張電線取付部20を構成している。拡張電線取付部20は、拡張電線収容部5内にボンダ部11が侵入して、該ボンダ部11を金具部16の平板部18と弾性片19との間に挟むことで、前述した複数の拡張負荷用の電線10の端末10aが取り付けられる。
連結部17は、雄タブ部12の連結片14と、金具部16の平板部18とを互いに連結している。則ち、雄タブ13と金具部16とは、一体に形成されている。
前述したバスバ3は、雄タブ部12がコネクタ収容部4内に収容され、金具部16が拡張電線収容部5内に収容されて、コネクタハウジング2に取り付けられる。バスバ3は、雄タブ部12の雄タブ13が雄型のコネクタ9の端子金具と接続し、金具部16がボンダ部11と接続することで、前述した複数の電線8,10同士を接続する。
前述した構成のジョイントコネクタ1は、以下のように組み立てられる。まず、バスバ3をコネクタハウジング2の図1中に下方に位置する他の一つの外面に相対させる。そして、バスバ3の雄タブ13を貫通孔に挿入し、かつ金具部16を拡張電線収容部5内に挿入するとともに、連結部17を前述したスリット内に挿入する。そして、バスバ3の連結片14などを仕切壁に重ねて、前述したバスバ3をコネクタハウジング2に取り付ける。こうして、前述したジョイントコネクタ1が組み立てられる。
そして、複数の拡張負荷用の電線10の端末10a同士を接合したボンダ部11を取り付ける際には、以下のように行う。まず、図3に示すように、ボンダ部11をコネクタハウジング2の拡張電線収容部5内の金具部16に相対させる。そして、図4に示すように、ボンダ部11を拡張電線収容部5内の金具部16内に挿入する。すると、ボンダ部11が金具部16の弾性片19と平板部18との間に侵入して、図4中の二点鎖線で示すように、弾性片19が平板部18から離れる方向に変位するとともに、弾性片19がボンダ部11を平板部18に向かって付勢する。
このように、金具部16は、弾性片19と平板部18との間にボンダ部11を挟んで固定する。そして、図5に示すように、ボンダ部11が金具部16に奥まで挿入されて該ボンダ部11則ち複数の拡張負荷用の電線10の端末10aがジョイントコネクタ1に取り付けられる。
前述した構成のジョイントコネクタ1は、前述した雄型のコネクタ9及び電線8,10などと自動車に配索されるワイヤハーネス21を構成する。ジョイントコネクタ1は、自動車の工場出荷時などの前述したナビゲーション装置などの拡張負荷が搭載される前には、前述した拡張電線収容部5内に金具部16のみが収容されて、該金具部16則ち拡張電線収容部5内に拡張負荷用の電線10の端末10a同士を接合したボンダ部11が取り付けていない。
ナビゲーション装置などの拡張負荷の設置に応じて、該拡張負荷用の電線10の端末10a同士を溶着してボンダ部11が形成される。そして、ジョイントコネクタ1は、ボンダ部11が金具部16内に挿入されて、前述した拡張負荷用の電線10の端末10aが取り付けられる。
本実施形態によれば、拡張負荷用の電線10の端末10aが取り付けられる拡張電線取付部20を備えているので、拡張負荷が新たに設置された際にも必要な電線10の端末10aを拡張電線取付部20に取り付けることができる。このため、拡張負荷が新たに設置されても、新たなジョントコネクタを設ける必要が生じないとともに、新たに設置される電線10を既存の電線8に取り付ける必要が生じない。
これにより、新たなジョントコネクタを設置するスペースを確保する必要と、狭いスペース内で電線8,10同士を接続する必要がなくなるので、自動車などに新たに設置される拡張負荷に所望の電力や信号を容易に供給することを可能とすることができる。
コネクタ収容部4と拡張電線収容部5とが一体で、かつ雄タブ13と金具部16とが一体であるので、通常電線取付部15と拡張電線取付部20とが一体である。このように、通常電線取付部15と拡張電線取付部20とが一体であるので、ジョイントコネクタ1の大型化を抑制できる。したがって、大型化を抑制できるので、設置に必要なスペースが大きくなることを防止でき、容易に設置することができる。
さらに、通常電線取付部15の雄タブ13と拡張電線取付部20の金具部16とが一体であるので、拡張電線取付部20に拡張負荷用の電線10を取り付けることで、該拡張負荷用の電線10を既存の電線8に確実に電気的に接続できる。したがって、新たに拡張負荷が設置されても電線8,10同士の接続作業を行う必要が全く生じない。
拡張電線取付部20の金具部16が筒状に形成されて、該拡張電線取付部20の金具部16が拡張負荷用の電線10の端末10aを複数収容するので、該拡張電線取付部20の金具部16の大型化を抑制できる。これにより、ジョイントコネクタ1自体の大型化をより確実に抑制できる。したがって、大型化をより確実に抑制できるので、設置に必要なスペースが大きくなることをより確実に防止でき、より確実に容易に設置することができる。
拡張電線取付部20の金具部16が、複数の拡張負荷用の電線10の端末10a同士を接合したボンダ部11を収容するので、確実に複数の拡張負荷用の電線10の端末10a同士を接続できる。また、複数の拡張負荷用の電線10の端末10a同士を接合するので、該接合箇所の大きさを金具などを用いて加締める場合より小型化でき、拡張電線取付部20の金具部16の大型化を確実に抑制できる。このため、ジョイントコネクタ1自体の大型化をより一層確実に抑制できる。したがって、設置に必要なスペースが大きくなることをより一層確実に防止でき、より一層確実に容易に設置することができる。
前述した実施形態では、ボンダ部11を金具部16内に圧入して、拡張負荷用の電線10の端末10aをジョイントコネクタ1に取り付けている。しかしながら、本発明では、ボンダ部11や拡張負荷用の電線10の端末10aを直接バスバ3の金具部16に周知の溶接方法を用いて溶着して、取り付けても良い。要するに、本発明は、ボンダ部11や拡張負荷用の電線10の端末10aを金具部16に種々の方法を用いて取り付ければ良い。
また、前述した実施形態では、雄タブ13は、雄型のコネクタ9の端子金具を介して電線8の端末8aが取り付けられる。しかしながら、本発明は、コネクタ収容部4内に収容される端子金具に直接電線8の端末8aを取り付けても良いことは勿論である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるジョイントコネクタなどを示す斜視図である。 図1に示されたジョイントコネクタの分解斜視図である。 図2に示されたジョイントコネクタのバスバの金具部にボンダ部を相対させた状態を示す斜視図である。 図3に示されたボンダ部を金具部内に圧入した状態を示す斜視図である。 図4に示されたボンダ部を金具部の奥まで圧入した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ジョイントコネクタ
4 コネクタ収容部(端子収容部)
5 拡張電線収容部(金具部収容部)
8 電線
8a 端末
10 拡張負荷用の電線
10a 端末
11 ボンダ部(接合部)
13 雄タブ(端子金具)
15 通常電線取付部
16 金具部
20 拡張電線取付部

Claims (4)

  1. 複数の電線の端末に取り付けられて、これら複数の電線同士を接続するジョイントコネクタにおいて、
    前記複数の電線の端末が取り付けられる通常電線取付部と、
    前記複数の電線と異なる拡張負荷用の電線の端末が取り付けられる拡張電線取付部と、
    を備えたことを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記通常電線取付部は、前記電線の端末が取り付けられる端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部と、を備え、
    前記拡張電線取付部は、前記端子金具と一体でかつ拡張負荷用の電線の端末が取り付けられる金具部と、前記端子収容部と一体でかつ前記金具部を収容する金具部収容部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記拡張電線取付部の前記金具部は、筒状に形成されて、内側に前記拡張負荷用の電線の端末を複数収容することを特徴とする請求項2記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記拡張電線取付部の前記金具部は、前記拡張負荷用の電線の端末同士を接合した接合部を収容することを特徴とする請求項3記載のジョイントコネクタ。
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