JP2006342878A - ホースクランプ、ホースクランプの取付方法及びホースクランプの拡径方法 - Google Patents

ホースクランプ、ホースクランプの取付方法及びホースクランプの拡径方法 Download PDF

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重成 高橋
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Abstract

【課題】 ホースクランプにおいて、周囲に配設された部品等に対する操作部の攻撃性を小さくするとともに、作業性の低下を抑制できる操作部を有するホースクランプを提供する。
【解決手段】 締付リング2の周端部2a,2bを該締付リング2の周方向に折り返して形成した操作部8A,8B,8Cの端部に、締付リング2の幅方向に貫通した空洞部8Ac,8Ac,8Bc,8Ccを形成する。そして、空洞部8Ac,8Cc,8Acを略一直線上に位置させた状態で、該空洞部に、それぞれの空洞部の離間を阻止するピンを挿入して、締付リングの拡径状態を維持するようにする一方、空洞部8Ccに工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、空洞部8Bcに工具の他方のピン部を挿入して、工具の一対のピン部を互いに離間させて、ピン部離間前の径よりも締付リングを拡径させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホースクランプ、ホースクランプの取付方法及びホースクランプの拡径方法に関する。
従来、例えばゴムホースをパイプに締結するホースクランプとして、特許文献1には、締付リング部と操作部としての一対のグリップ部からなるクランプ本体と、一対のグリップに外嵌されてクランプ本体を拡径状態に維持するホルダーと、を備えたホースクランプが開示されている。このホースクランプでは、ホルダーによって拡径状態に維持したクランプ本体を、ホースにおけるパイプとの嵌合部分に外嵌させた後、クランプ本体からホルダーを外すことにより、クランプ本体が弾性力により縮径し、クランプ本体によってゴムホースをパイプに締結する。
特開平10−89577号公報
しかしながら、このホースクランプでは、締付リング部の周端部を締結リング部の外方へ向けて起立させてグリップ部を形成していることからグリップ頂部がエッジとなるので、周囲に配設される部品等に対する操作部の攻撃性が大きいという問題がある。
一方、操作部の攻撃性を小さくするために、グリップ部を小さく形成すると、作業性が低下するという問題がある。
本発明の目的は、周囲に配設される部品等に対する操作部の攻撃性を小さくするとともに、作業性の低下を抑制できる操作部を有するホースクランプを提供することである。
本発明のホースクランプは、有端環状に形成され基準径よりも拡径した状態に弾性変形可能な締付リングと、この締付リングの一対の周端部に形成され該締付リングの径を調整するための操作を受ける操作部と、を備え、前記締付リングの弾性力によりホースを締結するホースクランプにおいて、一方の前記締付リングの周端部に、前記締付リングの幅方向に間隔をあけて並列して形成された2つの第1の凸部と、前記2つの第1の凸部の基部を連結する連結部と、を有し、他方の前記周端部に、前記第1の凸部間に挿入される第2の凸部を有し、前記第1の凸部及び第2の凸部に前記操作部が形成される一方、前記連結部に、前記第2の凸部に形成された前記操作部に対向する別の操作部が形成され、前記第1の凸部、前記連結部及び前記第2の凸部を前記締付リングの周方向に折り返して前記操作部を形成するとともに、該操作部に前記締付リングの幅方向に貫通した空洞部を形成し、前記締付リングを基準径よりも拡径した状態にする場合は、前記第2の凸部に形成された前記操作部の前記空洞部に、工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、前記連結部に形成された前記操作部の前記空洞部に前記工具の他方のピン部を挿入して、前記工具の一対のピン部を互いに離間させ、また、前記締付リングを拡径状態に維持する場合には、前記第1の凸部及び第2の凸部の空洞部を略一直線上に位置させた状態で、該空洞部に、それぞれの空洞部の離間を阻止するピンを挿入すること最も主要な特徴とする。
本発明によれば、第1の凸部、連結部及び第2の凸部を締付リングの周方向に折り返して操作部を形成したので、第1の凸部、連結部及び第2の凸部の先端が周囲に配設された部品等に当接することが抑制されて、操作部の攻撃性を小さくすることができる。また、操作部に締付リングの幅方向に貫通した空洞部を形成し、前記締付リングを基準径よりも拡径した状態にする場合は、第2の凸部に形成された操作部の空洞部に、工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、連結部に形成された操作部の空洞部に工具の他方のピン部を挿入して、工具の一対のピン部を互いに離間させ、また、締付リングの拡径状態を維持する場合には、第1の凸部及び第2の凸部の空洞部を略一直線上に位置させた状態で、該空洞部に、それぞれの空洞部の離間を阻止するピンを挿入するようにしたので、ホースクランプの作業性の低下を抑制できる。
本発明の第1の実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態のホースクランプ1を示す斜視図、図2は、締付リング2にピン3が取り付けられた状態のホースクランプ1の一部を拡大して示す斜視図、図3は、締付リング2の展開図である。
図1及び図2に示すように、ホースクランプ1は、ホースクランプ本体としての締付リング2と、この締付リング2の拡径状態を維持するために締付リング2に取り付けられるピン3とから構成されている。このホースクランプ1は、締付リング2の弾性力(復元力)によって、ホース4(図4参照)をパイプ5(図4参照)などの結合部材に締結する。
締付リング2は、有端環状に形成され基準径よりも拡径した状態に弾性変形可能である。ここで、本実施の形態では、自由状態の締付リング2の径が基準径とされている。この締付リング2の一対の周端部2a,2bの一部は、締付リング2の周方向で互いに行き違っている。この締付リング2の周端部2a,2bには、締付リング2の径を調整するための操作を受ける操作部8が形成されている。
ここで、図3に示すように、締付リング2は、展開状態の締付リング2´としては、帯状であり、一方の端部は、凹状に、他方の端部は凸状に形成してある。
締付リング2の一方の周端部2aには、締付リング2の幅方向に間隔をあけて並列して形成された2つの第1の凸部9,9が設けられており、周端部2aは平面視で凹状となっている。また、締付リング2の他方の周端部2bには、第1の凸部9,9間に挿入された第2の凸部10が形成されている。これらの第1の凸部9及び第2の凸部10は、締付リング2の周方向に相対移動可能とされている。
操作部8は、一方の周端部2aにおいては、第1の凸部9の先端部9a,9aと、2つの第1の凸部9,9の基部9bを連結する連結部6aとに形成されている。また、操作部8は、他方の周端部2bにおいては、第2の凸部10の先端部10aに形成されている。この第2の凸部10の先端部10aに形成された操作部8は、連結部6aに形成された操作部8に対向している。以後、第1の凸部9,9に形成された操作部8を操作部8A,8Aとし、連結部6aに形成された操作部8を操作部8Bとし、第2の凸部10に形成された操作部8を操作部8Cとする。
これらの操作部8(8A,8A,8B,8C)は、締付リング2の周端部2a,2bの第1の凸部9,9、連結部6a及び第2の凸部10が締付リング2の周方向に湾曲状に折り返されることによって形成され、さらに該操作部8(8A,8A,8B,8C)における締付リング2の半径方向外方の頂部8Aa,8Aa,8Ba,8Caは湾曲状に形成されている。ここで、第1の凸部9,9、連結部6a及び第2の凸部10を「折り返す」とは、第1の凸部9,9、連結部6a及び第2の凸部10の先端、すなわち操作部8(8A,8A,8B,8C)の先端8Ab,8Ab,8Bb,8Cbが締付リング2の外方に突出しない状態とすることを指す。このように形成された操作部8A,8A,8B,8Cの先端8Ab,8Ab,8Bb,8Cbは、締付リング2の外周面に対向している。そして、これら頂部8Aa,8Aa、先端8Ab,8Abおよび締付リング2で囲まれる領域、頂部8Ba、先端8Bbおよび締付リング2で囲まれる領域、これら頂部8Ca、先端8Cbおよび締付リング2で囲まれる領域には、締付リング2の幅方向に該操作部8を貫通した空洞部8Ac,8Ac,8Bc,8Ccが形成されている。
一方、ピン3は、直線状に形成されたピン部3aとこのピン部3aの一端側に設けられたフック部3bとから構成されている。このピン3のピン部3aの径は、締付リング2に形成された操作部8の空洞部8cに挿脱自在の大きさに形成されるとともに、その長さは、締付リング2の一方の周端部2aの幅以上に形成されている。
かかるピン3は、操作部8Aの空洞部8Ac,8Acと操作部8Bの空洞部8Bcとを略一直線上に位置させた状態で、これら空洞部8Ac,8Bc,8Acに挿入され、空洞部8Ac、8Acと空洞部8Bcとが離間する(締付リング2が拡径状態よりも縮径される方向へ移動する)のを阻止し、締付リング2の拡径状態を維持するようになっている。
このような構成のホースクランプ1の取付方法を説明する。ここで、図4は、ホースクランプ1の一取付例を示す平面図である。
まず、締付リング2を、図1に示す自由状態から図2に示す拡径状態とする。具体的には、周端部2a,2bをそれらの行き違い量が少なくなる向きに移動させることにより、締付リング2を拡径し、一方の周端部2aの第1の凸部9,9に形成された操作部8A,8Aの空洞部8Ac,8Acと、第2の凸部10に形成された操作部8Cの空洞部8Ccとを締付リング2の幅方向に沿って略一直線上に位置させる。そして、これら3つの空洞部8Ac,8Cc,8Acにピン3を挿入して、空洞部8Ac、8Acと空洞部8Acとが離間する(締付リング2が拡径状態よりも縮径される方向へ移動する)のを阻止し、締付リング2の拡径状態を維持する。このように、操作部8A,8A,8Cは、締付リング2の径を調整するための操作として、ピン3の挿入を受ける。なお、この工程は、例えば、ホースクランプ1の製造工場にて行われる。
次に、このように締付リング2が拡径状態に維持されたホースクランプ1を、ホース4、またはホース4が嵌合される結合部材であるパイプ5に外嵌する。
そして、ホース4とパイプ5とを嵌合させる。
次に、ホース4とパイプ5との嵌合部分に、拡径状態に維持された締付リング2を外嵌する。
次に、操作部8A,8C,8Aからピン3を引き抜いて締付リング2を拡径状態よりも縮径させ、締付リング2の弾性力によってホース4をパイプ5に締結する。この後、例えば、図4に示すように、締付リング2が取り付けられた部分を含めてホース4にホースプロテクタ11を外嵌させてもよい。
次に、締付リング2によるホース4とパイプ5との締結のを解除する際のホースクランプ1の拡径方法を説明する。
この拡径方法では、接離自在な一対のピン部を有するスナップリングプライヤなどの工具(図示せず)が使用される。
まず、締付リング2の一方の周端部2aの第1の凸部9に形成された操作部8Aの空洞部8cに工具の一方のピン部を挿入するとともに、締付リング2の他方の周端部2bの第2の凸部10に形成された操作部8Cの空洞部8cに工具の他方のピン部を挿入する。
次に、この工具の一対のピン部を互いに離間させて、締付リング2を拡径させる。これにより、締付リング2によるホース4とパイプ5との締結が解除される。
以上説明したように、本実施形態においては、操作部8A,8A,8Cは、締付リングの周端部の第1の凸部9,9、連結部6a及び第2の凸部10を、締付リング2の周方向に折り返して、その頂部8Aa,8Aa,8Caが弓形状に形成されていることにより、操作部8A,8A,8Cの先端8Ab,8Ab,8Acが、周囲に配設された他部品等に当たることが抑制されて、操作部8の攻撃性が、頂部がエッジ状の操作部の場合に比べて小さくなる。特に、これにより、締付リング2にホースプロテクタ11を被せた際に、ホースプロテクタ11が破損されることが抑制される。
また、操作部8A,8A,8Cに締付リング2の幅方向に貫通した空洞部8Ac,8Ac,8Ccが形成されているとにより、これらの空洞部8Ac,8Ac,8Ccにピン3を挿入して、締付リング2の拡径状態を維持することができるので、ホースクランプ1の作業性の低下を抑制することができる。
すなわち、ホースクランプ1の取付作業では、ホースクランプ1の締付リング2をホース4に外嵌させた後、締付リング2からピン3を引き抜くだけでよいので、取付作業が比較的容易である。また、ピン3を引き抜く作業が、容易であることから、この作業を、作業者は利き手を用いなくとも簡単に行なうことができるので、作業性の低下を抑制できる。
また、ピン3は、ホースクランプ1の取付作業の際には引き抜かれるだけなので、変形しにくい。また、締付リング2によってホース4を締結した後は、ピン3は不要であるので、該ピン3を再利用することができる。
また、ピン3には、フック部3bが設けられているので、ピン3を引き抜くための工具としては、フック部3bに引っかかる形状のものであればよく、例えば、プライヤなど一般的な工具を用いることができ、特別な工具を必要としない。
また、ピン3には、フック部3bが形成されているので、床などに置かれたピン3が転がることが防止される。従って、締付リング2から引き抜いたピン3を床などに置いても、散乱することがない。
また、締付リング2においては、第2の凸部10の先端部に形成された操作部8Cに対向する操作部8Bが、2つの第1の凸部9,9の基部9bを連結する連結部6aに設けられているので、整備時等に、締付リング2を拡径状態とするには、操作部8B,8Cの空洞部8Bc,8Ccにスナップリングプライヤなどの一般的な工具を挿入しての作業によって行なうことができるので、作業性の低下を抑制できる。
なお、ピン3は、上述した形状のものに限るものではない。以下に、ピン3の変形例を図5及び図6に基づいて説明する。
図5は、第1の変形例のピン23を示す側面図である。図5に示すように、第1の変形例のピン23は、直線状に形成されたピン部23aと、このピン部23aの一側方に折り曲げられたフック部23bとから構成されている。
このような構成のピン23によれば、ホースクランプ1の取付作業時に、締付リング2に挿入されているピン23を抜き取るための作業スペースを、ピン部23の抜き取り方向(ピン部23aの長手方向)から遠ざけることができるので、作業スペースをピン23の抜き取り方向に確保できない場合等に好適である。
図6は、第2の変形例のピン33を示す側面図である。図6に示すように、第2の変形例のピン33は、直線状に形成されたピン部33aと、リング状に形成されたフック部33bと、ピン部3aとフック部3bとを連結する紐部33cとから構成されている。
このような構成のピン33によれば、作業者は、フック部3bに指を引っ掛けてピン3を締付リング2から引き抜くことができる。従って、ホースクランプ1をホース4に取り付ける作業において工具が不要となる。
次に、本発明の第2の実施形態を図7に基づいて説明する。前述した実施形態と同じ部分は、同一符号で示し説明も省略する。図7は、本実施形態のホースクランプ51の一部を拡大して示す斜視図である。
図7に示すように、本実施形態のホースクランプ51は、締付リング52における他方の周端部52bとピン53とが第1の実施形態に対して異なる。本実施形態の締付リング52の周端部52bには、締付リング52の周方向に延在し第1の凸部9,9間に挿入された幅狭部57aと、この幅狭部57aの先端部から締付リング52の幅方向に延在し第1の凸部9,9の表面に当接する幅広部57bとが形成されており、周端部52bは平面視略T字状となっている。幅広部57bには、締付リング52の一方の周端部52aの第1の凸部9に形成された操作部8Aに対向する操作部8Dが形成されている。
一方、ピン53は、U字状に形成されており、互いに平行な一対のピン部53aが形成されている。
このような構成のホースクランプ51の取付方法における第1の実施形態と異なる部分を説明する。本実施形態では、拡径状態にした締付リング52の第1の凸部9,9に形成された操作部8A,8Aの空洞部8Ac,8Acと幅広部57bに形成された操作部8Dの空洞部8Dcとに、U字状のピン53を跨って挿入して締付リング52の拡径状態を維持する。
次に、ホースクランプ51の拡径方法を説明する。まず、第1の凸部9に形成された操作部8Aの空洞部8Acに工具の一方のピン部を挿入するとともに、幅広部57bに形成された操作部8Dの空洞部8Dcに工具の他方のピン部を挿入して、工具の2つのピン部を互いに離間させて、ピン部離間前の径よりも締付リング52を拡径させる。
こうのような構成においても、第1の実施形態と同様に、操作部8A,8Dは、締付リング52の周端部の第1の凸部9,9及び幅広部57bを、締付リング52の周方向に折り返して、その頂部8Aa,8Daが弓形状に形成されていることにより、周囲に配設された部品等に対する操作部8の攻撃性が、頂部がエッジ状の操作部の場合に比べて小さくなる。また、操作部8に締付リング52の幅方向に貫通した空洞部8Ac,8Ac,8Dcが形成されていることにより、締付リング52を基準径よりも拡径した状態にする場合は、空洞部8Acに、工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、空洞部8Dcに工具の他方のピン部を挿入して、工具の一対のピン部を互いに離間させ、また、締付リング2の拡径状態を維持する場合は、これらの空洞部8Ac,8Ac,8Dcにピン53を挿入することができるので、ホースクランプ51の作業性の低下を抑制できる。
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の第1の実施形態のホースクランプを示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態のホースクランプの締付リングにピンが取付けられた状態のホースクランプの一部を拡大して示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態のホースクランプの締付リングの展開図である。 本発明の第1の実施形態のホースクランプの一取付例を示す平面図である。 第1の変形例のピンを示す側面図である。 第2の変形例のピンを示す側面図である。 本発明の第2の実施形態のホースクランプの一部を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
1 ホースクランプ
2 締付リング
2a 周端部
2b 周端部
3 ピン
4 ホース
5 パイプ(結合部材)
6a 連結部
8(8A,8B,8C,8D) 操作部
8Ac,8Bc,8Cc,8Dc 空洞部
9 第1の凸部
9b 第1の凸部の基部
10 第2の凸部
23 ピン
33 ピン
52 締付リング
52a 周端部
52b 周端部
53 ピン
51 ホースクランプ
57a 幅狭部
57b 幅広部

Claims (6)

  1. 有端環状に形成され基準径よりも拡径した状態に弾性変形可能な締付リングと、この締付リングの一対の周端部に形成され該締付リングの径を調整するための操作を受ける操作部と、を備え、前記締付リングの弾性力によりホースを締結するホースクランプにおいて、
    一方の前記締付リングの周端部に、前記締付リングの幅方向に間隔をあけて並列して形成された2つの第1の凸部と、前記2つの第1の凸部の基部を連結する連結部と、を有し、他方の前記周端部に、前記第1の凸部間に挿入される第2の凸部を有し、前記第1の凸部及び第2の凸部に前記操作部が形成される一方、前記連結部に、前記第2の凸部に形成された前記操作部に対向する別の操作部が形成され、
    前記第1の凸部、前記連結部及び前記第2の凸部を前記締付リングの周方向に折り返して前記操作部を形成するとともに、該操作部に前記締付リングの幅方向に貫通した空洞部を形成し、前記締付リングを基準径よりも拡径した状態にする場合は、前記第2の凸部に形成された前記操作部の前記空洞部に、工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、前記連結部に形成された前記操作部の前記空洞部に前記工具の他方のピン部を挿入して、前記工具の一対のピン部を互いに離間させ、また、前記締付リングを拡径状態に維持する場合には、前記第1の凸部及び第2の凸部の空洞部を略一直線上に位置させた状態で、該空洞部に、それぞれの空洞部の離間を阻止するピンを挿入することを特徴とするホースクランプ。
  2. 有端環状に形成され基準径よりも拡径した状態に弾性変形可能な締付リングと、この締付リングの一対の周端部に形成され該締付リングの径を調整するための操作を受ける操作部と、を備え、前記締付リングの弾性力によりホースを締結するホースクランプにおいて、
    一方の前記締付リングの周端部に、前記締付リングの幅方向に間隔をあけて並列して形成された2つの第1の凸部を有し、他方の前記周端部に、前記締付リングの周方向に延在し前記第1の凸部間に挿入された幅狭部とこの幅狭部から前記締付リングの幅方向に延在し前記第1の凸部の表面に当接する幅広部とを有し、前記第1の凸部及び前記幅広部に前記操作部が相対向して形成され、
    前記第1の凸部及び前記幅広部を前記締付リングの周方向に折り返して前記操作部を形成するとともに、該操作部に前記締付リングの幅方向に貫通した空洞部を形成し、前記締付リングを基準径よりも拡径した状態にする場合は、前記第1の凸部に形成された前記操作部の前記空洞部に、工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、前記幅広部に形成された前記操作部の前記空洞部に前記工具の他方のピン部を挿入して、前記工具の一対のピン部を互いに離間させ、また、前記締付リングを拡径状態に維持する場合には、前記第1の凸部に形成された前記操作部の前記空洞部と前記幅広部に形成された前記操作部の前記空洞部とに、それぞれの空洞部の離間を阻止するU字状のピンを跨って挿入することを特徴とするホースクランプ。
  3. 請求項1に記載のホースクランプの取付方法であって、
    前記操作部の前記空洞部を略一直線上に位置させた状態で、これらの空洞部に、それぞれの空洞部の離間を阻止するピンが挿入されて前記締付リングの拡径状態が維持されたホースクランプを、ホースまたは該ホースが嵌合された結合部材に外嵌する工程と、
    前記ホースと前記結合部材とを嵌合する工程と、
    前記ホースと前記結合部材との嵌合部分に前記ホースクランプを外嵌させる工程と、
    前記操作部から前記ピンを外して前記締付リングを前記拡径状態よりも縮径させて前記締付リングの弾性力によって前記ホースを前記結合部材に締結する工程と、
    を含むことを特徴とするホースクランプの取付方法。
  4. 請求項2に記載のホースクランプの取付方法であって、
    前記締付リングを基準径よりも拡径にして、前記締付リングの周方向で対向する、前記第1の凸部に形成された前記操作部の前記空洞部と前記幅広部に形成された前記操作部の前記空洞部とにU字状のピンが跨って挿入され前記締付リングの拡径状態が維持されたホースクランプを、ホースまたは該ホースが嵌合される結合部材を外嵌する工程と、
    前記ホースと前記結合部材とを嵌合する工程と、
    前記ホースと前記結合部材との嵌合部分に拡径状態の前記ホースクランプを外嵌させる工程と、
    前記操作部から前記ピンを外して前記締付リングを前記拡径状態よりも縮径させて前記締付リングの弾性力によって前記ホースを前記結合部材に締結する工程と、
    を含むことを特徴とするホースクランプの取付方法。
  5. 請求項1に記載のホースクランプの拡径方法であって、
    前記第2の凸部に形成された前記操作部の前記空洞部に、工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、前記連結部に形成された前記操作部の前記空洞部に前記工具の他方のピン部を挿入して、前記工具の一対のピン部を互いに離間させて、ピン部離間前の径よりも前記締付リングを拡径させることを特徴とするホースクランプの拡径方法。
  6. 請求項2に記載のホースクランプの拡径方法であって、
    前記第1の凸部に形成された前記操作部の前記空洞部に、工具が有する接離自在な一対のピン部の一方を挿入するとともに、前記幅広部に形成された前記操作部の前記空洞部に前記工具の他方のピン部を挿入して、前記工具の一対のピン部を互いに離間させて、ピン部離間前の径よりも前記締付リングを拡径させることを特徴とするホースクランプの拡径方法。
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