JP2006341896A - 折り畳み式スロープ及びそれを備えた包装ケース - Google Patents

折り畳み式スロープ及びそれを備えた包装ケース Download PDF

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Abstract

【課題】 簡便且つ低コストで、環境対応にも適した折り畳み式スロープ及びそれを備えた包装ケースを提供する。
【解決手段】 折り畳み式スロープ1は、2枚のパネル部材2a、2bから成るスロープ板3と、パネル板2aの裏面に固定されたスロープ台4とから構成されている。スロープ板3の表側及び裏側には、ヒンジ部6を跨ぐように可撓性のシート部材5a、5bが貼着されており、スロープ板3の裏面に貼着されるシート部材5bには、パネル部材略2枚分の厚みの弛み部分が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば電子機器等のような製品を梱包し、工場から据え付け場所まで運搬する際に用いる、折り畳み式のスロープ及びそれを備えた包装ケースに関するものである。
従来、電子機器等の重量のある製品を床面に段差のある場所に運搬する際、スロープ台とスロープ板との組み合わせにより段差部分にスロープを形成し、キャスター付きの製品の場合はそのまま、キャスター付きでない場合、或いは梱包状態の場合はキャスター付きの台車に乗せてスロープ上を移動させる方法が一般的に用いられている。このとき、運搬される製品が大型になるほどスロープ板も大型のものが必要となる。
ここで、大型のスロープ板は持ち運びや保管に不便であるため、スロープ板を折り畳み式にしたものが知られている。例えば特許文献1には、側壁の一部を折り畳み式のスロープ板とした梱包箱が開示されている。このような従来の折り畳み式スロープにおいては、通常、複数の平板部材同士を接合する接合部(ヒンジ部)には金属製や樹脂製の蝶番が用いられている。
しかし、金属製の蝶番は高価であるため、特にスロープが数回使用するだけの使い捨てであり、強度がさほど要求されない場合にはスロープの高コスト化に繋がる。また、比較的安価な樹脂製の蝶番を用いる場合であっても、スロープ板は通常、木製或いは圧縮ボード製であるため、使い捨てのスロープであれば廃棄やリサイクルを行う際に蝶番の分別廃棄が必要となり、環境対応にも問題があった。
また、特許文献1の構成では、運搬物の重量に耐え得る強度を有するスロープとするためには側壁を強固な部材で形成する必要があり、梱包箱の重量が重くなる上、梱包コストの増加にも繋がるという問題点があった。また、スロープが梱包箱と一体であるため、梱包を解いた後に他の場所でスロープを用いる場合にも不便であった。
一方、特許文献2には、2枚のパネル部材の角を削り取って形成した接合面をV字状溝を形成するように並べ、V字状溝の背面側にクッション材及びテープ材を接着するとともにV字状溝に接着剤を介在させてパネル部材を留め接ぎする方法が開示されている。
しかしながら、特許文献2の方法は、2枚のパネル部材を所定の角度で固定する場合には効果的であるものの、折り畳み及び展張を繰り返す場合には適用できず、仮にV字状溝に接着剤を介在させないとしても、パネル部材の片面のみが接合されることとなるため、十分な強度を確保できないという問題点があった。
実開平5−3129号公報 特開平10−281118号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、簡便且つ低コストで、環境対応にも適した折り畳み式スロープ及びそれを備えた包装ケースを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明は、複数枚のパネル部材がヒンジ部を介して接合されて成るスロープ板と、該スロープ板の裏面に配置され前記ヒンジ部に隣接する2枚のパネル部材のいずれか一方に固定されるスロープ台と、を備えた折り畳み式スロープにおいて、前記スロープ板の表面及び裏面には可撓性のシート部材が前記ヒンジ部を跨ぐように固定されており、前記スロープ板の裏面側に固定される前記シート部材には、前記スロープ板を水平に展張したとき前記パネル部材2枚分の厚み以上の弛み部分が形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の折り畳み式スロープにおいて、前記弛み部分の長さは前記パネル部材略2枚分の厚みと同等であり、前記弛み部分は前記ヒンジ部を挟んで対峙する2枚の前記パネル部材の端面に接着されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の折り畳み式スロープにおいて、前記シート部材は紙製又は布製であり、前記パネル部材及び前記スロープ台はパルプ材料で形成されることを特徴としている。
また本発明は、段ボールパレット上に筒状の側面部を連結させて形成される包装ケースであって、上記構成の折り畳み式スロープを前記段ボールパレットの天面端部に回動可能に連結したものである。
本発明の第1の構成によれば、スロープ板のヒンジ部を跨ぐように可撓性のシート部材を固定し、裏面側に固定されるシート部材には、パネル部材を水平に展張したときパネル部材2枚分の厚み以上の弛み部分を設けることにより、ヒンジ部に金属製や樹脂製の蝶番を用いた場合に比べて安価で簡易な構成とすることができ、数回使用する程度であれば十分な強度が確保されるため、使い捨てタイプの折り畳み式スロープを簡便且つ低コストで提供できる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の折り畳み式スロープにおいて、弛み部分の長さをパネル部材略2枚分の厚みと同等とし、ヒンジ部を挟んで対峙する2枚のパネル部材の端面に弛み部分を接着することにより、スロープ板を展張した際に余剰の弛み部分がヒンジ部、或いはパネル部材とスロープ台との間に挟まったり、弛み部分にシワが生じたりすることがなくなる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の折り畳み式スロープにおいて、シート部材を紙製又は布製とし、パネル部材及びスロープ台をパルプ材料で形成することにより、被梱包物の搬入後、段ボールケースと共にまとめて廃棄することができ、分別廃棄が不要になるとともに環境に対する負荷も低減可能となる。
また、本発明の第4の構成によれば、段ボールパレット上に筒状の側面部を連結させて形成される包装ケースの段ボールパレットの天面端部に、上記第1乃至第3のいずれかの構成の折り畳み式スロープを回動可能に連結することにより、運搬作業者は被梱包物運搬用のスロープを持ち運ぶ必要がなくなり、側面部を除去して折り畳み式スロープを展張するだけで段ボールパレットにスロープを形成することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の折り畳み式スロープの構成を示す概略図であり、図1(a)は側面図、図1(b)は平面図である。図1に示すように、折り畳み式スロープ1は、2枚のパネル部材2a、2bから成るスロープ板3と、パネル板2aの裏面に固定されたスロープ台4とから構成されている。
スロープ板3の表側及び裏側には、パネル部材2a、2bの接合部分(ヒンジ部)6を跨ぐように可撓性のシート部材5a、5bが貼着されている。スロープ板3の上部を形成するパネル部材2bの上端付近には貫通穴7が設けられている。この貫通穴7は、折り畳み式スロープ1を段ボールパレット(後述)の端部に連結するために用いられる。
図2は、図1(a)のヒンジ部6の拡大図である。スロープ板3の表面(谷折り側)に貼着されるシート部材5aは、ヒンジ部6を跨ぐように弛みなく接着されている。一方、スロープ板3の裏面(山折り側)に貼着されるシート部材5bには、ヒンジ部6を挟んで対峙するパネル部材2a、2bの間に弛み部分8が形成されている。この弛み部分8を伸長した長さは、パネル部材略2枚分の厚みとなっている。また、シート部材5bは非接着面S(図2の一点鎖線)を除いてパネル部材2a、2bの裏面及び対向する端面(接合面)9a、9b、並びにスロープ台4の上面4aに接着されている。
図1(a)の状態から、ヒンジ部6を支点としてパネル部材2aを反時計回り(図1の矢印A方向)に回動させていくと、端面9a、9bの離間に伴い弛み部分8が直線状に伸長され、パネル部材2aがパネル部材2b上に重なり合うことによりスロープ板3が2つ折りとなる。このとき、パネル部材2aの裏面に固定されたスロープ台4もパネル板2aと共に矢印A方向に回動することにより、図3に示すように折り畳み式スロープ1が折り畳まれた状態となる。さらに、図3の状態からパネル部材2aを時計回りに回動させることにより、再び折り畳み式スロープ1が展張された図1の状態に戻すことができる。
本発明は、スロープ板3のヒンジ部6を跨ぐようにシート部材5a、5bを貼着し、さらにスロープ板3の裏面に貼着されるシート部材5bには、スロープ板3を構成するパネル部材略2枚分の厚みの弛み部分8を設けたことを特徴とするものである。ヒンジ部にシート部材を用いた場合、金属製や樹脂製の蝶番に比べて強度的には劣るものの、数回使用する程度であれば十分な強度が確保されるため、特に使い捨てのスロープに適用すれば、安価で簡易な構成の折り畳み式スロープを提供できる。
本発明に使用されるシート部材5a、5bは、自由に折り曲げ可能な可撓性のシート材料であれば特に制限はなく、例えば紙製、布製、軟質樹脂製等のシートが挙げられるが、廃棄時の環境への負荷を考慮すれば、中でも紙製、布製のシートが好ましい。また、シート部材5a、5bのパネル部材2a、2bへの固定方法についても特に制限はないが、コスト面や組み立て作業性の面から接着剤又は粘着剤による固定が好ましい。さらに、紙製や布製のシートの裏面に予め粘着剤が塗布された紙製、布製テープを利用すれば、作業性が一層向上する。
なお、パネル部材2aを180°回動させてパネル部材2bに重ね合わせるためには、弛み部分8の長さはパネル部材2枚分の厚み以上であれば良い。しかし、弛み部分8の長さが必要以上に長い場合、スロープ板3を展張する際に余剰の弛み部分8がヒンジ部6、或いはパネル部材2bとスロープ台4との間に挟まってしまい、スロープ板3を完全に水平に展張できなくなるおそれがある。従って、弛み部分8はパネル部材略2枚分の厚みとすることが好ましい。また、弛み部分8は必ずしも端面9a、9bに接着しておく必要はないが、スロープ板3を水平に展張したとき弛み部分8にシワが生じないように接着しておくことが好ましい。
パネル部材2a、2b及びスロープ台4は、スロープ上を運搬される製品の重量に耐えるだけの強度を有する必要がある。このような材質としては、例えば金属製、硬質樹脂製、木製、パルプ製等が挙げられるが、重量が軽く、廃棄時の環境負荷も少ない木製やパルプ製が好ましい。パネル部材2a、2bとしては、木粉や廃パルプ材料にバインダーを加えて圧縮成形した圧縮ボードがコスト面、強度面から特に好ましく、スロープ台4としては、複数の段ボールを積層してブロック状にした段ボールブロックが特に好ましい。
上述のように、シート部材5a、5b、パネル部材2a、2b及びスロープ台4に金属や樹脂を用いることなく十分な強度を有する折り畳み式スロープを製造できるため、構成部品の材質に応じて分別廃棄する必要がなくなり、廃棄時の作業性も良くなるとともに環境対応にも優れたものとなる。
次に、本発明折り畳み式スロープを包装ケースに搭載する場合について説明する。図4は、折り畳み式スロープを製品と共に包装ケース内に梱包する状態を示す側面図であり、図5は梱包が終了した状態を示す側面図である。図4において、100は包装ケースであり、この例では、段ボールパレット10の上から筒状の側面部16を被せた構成となっており、段ボールパレット10は段ボールケース1の底面を兼ねている。このような包装ケース100を用いることにより、製品を梱包後、さらに包装ケース100をパレット上に載せる必要がないため、特に大型の製品等の梱包及び運搬が容易となる。
段ボールパレット10の天面11と底面12との間には、段ボールを折り曲げて形成した複数の柱部13が設けられている。天面11の4辺にはフラップ14が付設されており、各フラップ14の中央には貫通穴15aが形成されている。このような包装ケース100を用いて製品を梱包する場合、先ず、段ボールパレット10の天面11上に被梱包物Pを載置する。また、天面11の一端に設けられた連結穴17(図6参照)と、折り畳み式スロープ1のパネル部材2bに設けられた貫通穴7(図1(b)参照)とを結束バンド18を用いて連結する。次に、図4に示すように、被梱包物P及び折り畳み式スロープ1を内包するように、側面部16を矢印方向に被せていく。
側面部16を被せた後、図5に示すように各フラップ14を起立させる。側面部16の下方には、フラップ14を起立させたときに貫通穴15aと重なる位置に貫通穴15bが形成されており、貫通穴15a、15bを重ねた状態で留め具20を差し込むことにより、段ボールパレット10と側面部16とを一体に連結する。
そして、包装ケース100を据え付け場所へ搬送した後、留め具20を取り外して側面部16を除去する。同時に、折り畳み式スロープ1を外側へ倒し、さらにヒンジ部6(図1参照)を支点としてスロープ板3を水平に展張することにより、図6に示すように段ボールパレット10から床面までのスロープが完成する。これにより、被梱包物の据え付け作業者は運搬用のスロープを持ち運ぶ必要がなく、スロープを忘れたりするおそれがなくなる。なお、ここでは折り畳み式スロープ1を左右2箇所に連結しているが、幅広のスロープを1箇所に連結しても良い。
また、折り畳み式スロープ1をパルプ材料で形成しておけば、被梱包物の搬入後、包装ケース100と共にまとめて廃棄することができる。また、結束バンド18を切断して折り畳み式スロープ1を段ボールパレット10と分離することにより、搬入場所の段差部分の運搬に利用することもできる。さらに、折り畳み式スロープ1を分離して持ち帰り、新たな段ボールパレット10に連結して再利用することもできる。
その他本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では2枚のパネル部材2a、2bを用いてスロープ板3を構成したが、3枚以上のパネル部材を用いて3つ折り以上の折り畳みが可能なスロープとしても良い。また、スロープ台4はパネル部材2a側に固定することとしたが、パネル部材2b側に固定する構成としても良い。また、スロープ板3の大きさやスロープ台4の形状についても何ら制限はなく、梱包される製品の大きさや段ボールパレットの高さに合わせて自由に設計することができる。
本発明は、複数枚のパネル部材がヒンジ部を介して接合されて成るスロープ板と、該スロープ板の裏面に配置されヒンジ部に隣接する2枚のパネル部材のいずれか一方に固定されるスロープ台とを備えた折り畳み式スロープにおいて、スロープ板の表面及び裏面には可撓性のシート部材がヒンジ部を跨ぐように固定されており、スロープ板の裏面側に固定されるシート部材には、スロープ板を水平に展張したときパネル部材2枚分の厚み以上の弛み部分が形成されることとする。
これにより、ヒンジ部に金属製や樹脂製の蝶番を用いた従来の構成に比べて安価で簡易な構成とすることができ、且つ数回使用する程度であれば十分な強度が確保されるため、特に使い捨てタイプの折り畳み式スロープを簡便且つ低コストで提供できる。
また、弛み部分の長さをパネル部材略2枚分の厚みと同等とし、ヒンジ部を挟んで対峙する2枚のパネル部材の端面に弛み部分を接着したので、余剰の弛み部分がヒンジ部、或いはパネル部材とスロープ台との間に挟まったり、弛み部分にシワが生じたりすることがなくなり、スロープの折り畳みを円滑に行うことができる。
また、シート部材を紙製又は布製とし、パネル部材及びスロープ台をパルプ材料で形成すれば、金属製や樹脂製の部材を使用しないため環境に対する負荷も低減可能となる。また、被梱包物の搬入後、段ボールケースと共にまとめて廃棄することができ、構成部品毎に分別廃棄する必要もなくなる。
また、段ボールパレット上に筒状の側面部を連結させて形成される包装ケースにおいて、折り畳み式スロープを段ボールパレットの天面端部に回動可能に連結しておけば、被梱包物の据え付け作業者は運搬用のスロープを持ち運ぶ必要がなくなり、スロープを忘れるおそれがなくなる。また、側面部を除去して折り畳み式スロープを展張するだけで段ボールパレットにスロープを形成することができるので、据え付け作業性が一層向上する。
は、本発明の折り畳み式スロープの構造を示す概略図であり、図1(a)はスロープ板を展張した状態を示す側面図、図1(b)は平面図である。 は、本発明の折り畳み式スロープのヒンジ部周辺の拡大図である。 は、本発明の折り畳み式スロープを折り畳んだ状態を示す側面図である。 は、折り畳み式スロープを段ボールパレットに連結した本発明の包装ケース内に被梱包物を梱包する様子を示す側面図である。 は、折り畳み式スロープが被梱包物と共に包装ケース内に梱包された状態を示す側面図である。 は、側面部を除去して折り畳み式スロープを展張した状態を示す段ボールパレットの斜視図である。
符号の説明
1 折り畳み式スロープ
2a、2b パネル部材
3 スロープ板
4 スロープ台
5a、5b シート部材
6 ヒンジ部
7 貫通穴
8 弛み部分
9a、9b 端面
10 段ボールパレット
11 天面
16 側面部
18 結束バンド
20 留め具
100 包装ケース
S 非接着面
P 被梱包物

Claims (4)

  1. 複数枚のパネル部材がヒンジ部を介して接合されて成るスロープ板と、該スロープ板の裏面に配置され前記ヒンジ部に隣接する2枚のパネル部材のいずれか一方に固定されるスロープ台と、を備えた折り畳み式スロープにおいて、
    前記スロープ板の表面及び裏面には可撓性のシート部材が前記ヒンジ部を跨ぐように固定されており、前記スロープ板の裏面側に固定される前記シート部材には、前記スロープ板を水平に展張したとき前記パネル部材2枚分の厚み以上の弛み部分が形成されることを特徴とする折り畳み式スロープ。
  2. 前記弛み部分の長さは前記パネル部材略2枚分の厚みと同等であり、前記弛み部分は前記ヒンジ部を挟んで対峙する2枚の前記パネル部材の端面に接着されることを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式スロープ。
  3. 前記シート部材は紙製又は布製であり、前記パネル部材及び前記スロープ台はパルプ材料で形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の折り畳み式スロープ。
  4. 段ボールパレット上に筒状の側面部を連結させて形成される包装ケースであって、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の折り畳み式スロープを前記段ボールパレットの天面端部に回動可能に連結したことを特徴とする包装ケース。
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