JP2006341011A - 清掃装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレーム15にカバー62を支持し、カバー62によって粘着ロール70を被覆可能にし、粘着ロール70に接触する被清浄部を該粘着ロール70によって清浄にする清掃装置10であって、カバー62をフレーム15に対して変位させて粘着ロール70が被清浄部に接触する状態と非接触になる状態に切替え可能にし、該非接触になる状態で粘着ロール70を外界に臨ませるもの。
【選択図】 図1
Description
(a)清掃装置に粘着ロールを取付けたまま、粘着ロールの使用済粘着シートを剥離除去するに際しては、粘着ロールホルダのカバーを開き位置に位置付けることにより、粘着ロールを被清浄部から離して外界に臨ませる。粘着ロールのシート端を引張れば、粘着ロールはロール支軸に対して回転し、1周巻き分の使用済粘着シートを剥離除去できる。このとき、粘着ロールは外界に臨み、かつ被清浄部と非接触にされてスムースに回転できるから、使用済粘着シートの剥離除去性は良い。
(b)カバーをフレームに対して回転させることにより、粘着ロールを清掃装置に取付けたまま簡易に被清浄部に対し非接触にして外界に臨ませることができる。
(c)カバーに設けられる粘着ロールのロール支軸を、カバーの回転軸に対して偏心させた。これにより、カバーを回転させることにより、粘着ロールを被清浄部に対し非接触にして外界に臨ませることができる。
(d)カバーをフレームに対して平行移動させることにより、粘着ロールを清掃装置に取付けたまま簡易に外界に臨ませることができる。
(e)カバーの相対する側壁の一方に固定側ロール支軸を設け、他方にスライド側ロール支軸を設け、粘着ロールの端面に当たってスライドできるスライドプレートをスライド側ロール支軸に設けたから、粘着ロールは安定確実に着脱できる。
清掃具10は、床面1等の清掃面上のゴミ、例えば大粒、小粒の粒ゴミ、又はカーペット等の繊維に絡み付いた髪の毛等のゴミを捕集するものであり、図1〜図6に示す如く、柄11の先端部に左右揺動軸12を介して支持アーム13を清掃方向に交差する左右方向に揺動自在に結合し、支持アーム13の両側アーム部13Aに前後揺動軸14を介してフレーム15を清掃方向に沿う前後方向に揺動自在に支持している。
(1)清掃具10が柄11に加える押付け操作力により前輪21と後輪22を床面1に押付けて前進せしめられると、前輪21がフレーム15の長孔15Aの後方側に移動して伝動輪41にしっかり接し、前輪21の回転力によって直に押さえロール30を回転させるとともに、前輪21の回転力を伝動輪41経由で掻き上げロール40に伝え、掻き上げロール40を押さえロール30と反対方向に回転させる。
これにより、小さな紙片やスパゲッティ等の細長いゴミも捕集される。
(a)清掃具10に粘着ロール70を取付けたまま、粘着ロール70の使用済粘着シート71を剥離除去するに際しては、粘着ロールホルダ60の回転カバー62を開き位置に位置付けることにより、回転カバー62を押さえロール30と粘着ロール70の間に介在させ、粘着ロール70を押さえロール30から離して外界に臨ませる。粘着ロール70のシート端を引張れば、粘着ロール70はロール支軸63、64に対して回転し、1周巻き分の使用済粘着シート71を剥離除去できる。このとき、粘着ロール70は、回転カバー62の介在により押さえロール30から隔離されており、スムースに回転できるから、使用済粘着シート71の剥離除去性は良い。
(a)押さえロール30としてクッションロールを用いており、押さえロール30のクッション部の厚みを最大径とする大きなゴミも小さなゴミもクッション部の変形によって包み込み、掻き上げロール40の側に導き、押さえロール30と掻き上げロール40によって挟み込むから、清掃面にある大小様々のゴミをもらさず捕集することができる。
清掃具110は、床面等の清掃面上のゴミ、例えば大粒、小粒の粒ゴミ、又はカーペット等の繊維に絡み付いた髪の毛等のゴミを捕集するものであり、図16〜図19に示す如く、柄111の先端部に左右揺動軸112を介して支持アーム113を清掃方向に交差する左右方向に揺動自在に結合し、支持アーム113の両側アーム部113Aに前後揺動軸114を介してフレーム115を清掃方向に沿う前後方向に揺動自在に支持している。
(1)柄111の軸方向に加える操作力によりフレーム115を介して掻き上げ体116のタイヤ117及び接触回転体118のタイヤ119を床面に加圧しながら清掃具10を前進させ、掻き上げ体116及び接触回転体118を回動させ、同時に粘着ロール121を連れ回り回転させる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)清掃具110に粘着ロール121を取付けたまま、粘着ロール121の使用済粘着シート121Aを剥離除去するに際しては、粘着ロールホルダ130の回転カバー132を開き位置に位置付けることにより、回転カバー132を掻き上げ体116、接触回転体118と粘着ロール121の間に介在させ、粘着ロール121を掻き上げた116と接触回転体118から離して外界に臨ませる。
清掃具110Aが図16〜図21の清掃具110と異なる点は、粘着ロールホルダ130に代わる粘着ロールホルダ200を、フレーム115に対し上下に平行移動するものとしたことにある。
清掃具110Bが図16〜図21の清掃具110と異なる点は、粘着ロールホルダ130に代わる粘着ロールホルダ300を、フレーム115に対し揺動(回転)するものとしたことにある。
図25の清掃装置400は、搬送ベルト装置401の搬送ベルト402(被清浄部)の表面を粘着ロール420により清浄化するものである。
(a)清掃装置400に粘着ロール420を取付けたまま、粘着ロール420の使用済粘着シート421を剥離除去するに際しては、カバー412を開き位置に位置付けることにより、粘着ロール420を外界に臨ませる。粘着ロール420のシート端を引張れば、粘着ロール420はロール支軸413に対して回転し、1周巻き分の使用済粘着シート421を剥離除去できる。このとき、粘着ロール420は、外界に臨んでいてスムースに回転できるから、使用済粘着シート421の剥離除去性は良い。
15、115 フレーム
30 押さえロール(清掃ロール)
40 掻き上げロール(清掃ロール)
60 粘着ロールホルダ(隔離手段)
62、132、202、301 カバー
63、64、133、134 ロール支軸
68、136 スライドプレート
70、121 粘着ロール
116 掻き上げ体(清掃ロール)
118 接触回転体(清掃ロール)
130 粘着ロールホルダ(隔離手段)
400 清掃装置
410 フレーム
412 カバー
420 粘着ロール
Claims (5)
- フレームにカバーを支持し、カバーによって粘着ロールを被覆可能にし、粘着ロールに接触する被清浄部を該粘着ロールによって清浄する清掃装置であって、
カバーをフレームに対して変位させて粘着ロールが被清浄部に接触する状態と非接触になる状態に切替え可能にし、該非接触になる状態に切替えると同時に粘着ロールを外界に臨ませる清掃装置。 - 前記カバーをフレームに対して回転可能にする請求項1に記載の清掃装置。
- 前記カバーの回転軸をフレームに支持し、粘着ロールのためのロール支軸をカバーに設け、粘着ロールが被清浄部に接触する状態で、カバーの回転軸よりロール支軸を被清浄部寄りに設けてなる請求項2に記載の清掃装置。
- 前記カバーをフレームに対して平行移動可能にする請求項1に記載の清掃装置。
- 前記カバーの相対する側壁の一方に固定側ロール支軸を設け、他方にスライド側ロール支軸を設け、粘着ロールの端面に当たってスライドできるスライドプレートをスライド側ロール支軸に設けた請求項1〜4のいずれかに記載の清掃装置。
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