JP2006340984A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006340984A
JP2006340984A JP2005171054A JP2005171054A JP2006340984A JP 2006340984 A JP2006340984 A JP 2006340984A JP 2005171054 A JP2005171054 A JP 2005171054A JP 2005171054 A JP2005171054 A JP 2005171054A JP 2006340984 A JP2006340984 A JP 2006340984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
special symbol
unit
display
operation unit
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005171054A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Okada
和生 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2005171054A priority Critical patent/JP2006340984A/ja
Publication of JP2006340984A publication Critical patent/JP2006340984A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 従来のパチンコ機では、遊技者の意志とは関係なく大当り抽選の結果が表示されてしまうため、自らが大当り抽選に関与している感覚を遊技者に与え難かった。
【解決手段】 操作ユニット70は、上面左側に変動開始レバー71、上面右側に図柄停止ボタン72を備えて構成される単一の操作ユニットからなり、その被取付部がユニット取付部7aの突出部材73,73,74と嵌合することで、パチンコ機1の前面下部の幅方向左端側に形成されたユニット取付部7aに設けられる。普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)へパチンコ球が入賞して保留個数が“1”以上であるときに変動開始レバー71が操作されると、大当り抽選が行われ、特別図柄表示装置10において特別図柄の変動表示が開始される。その後、図柄停止ボタン72が操作されると、大当り抽選の結果に対応する態様で特別図柄表示装置10に特別図柄が停止表示される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表示手段に表示されている識別図柄を変動表示させると共に、抽選手段による抽選の結果に応じた識別図柄を表示手段に停止表示させる遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機としては、例えばパチンコ機がある。一般的なパチンコ機では、遊技盤の盤面に設けられた始動入賞口にパチンコ球が入賞すると、識別図柄表示装置において識別図柄の変動表示が開始され、大当り遊技を行うか否かの大当り抽選が行われる。この大当り抽選に当選すると、識別図柄の変動表示が停止した際に識別図柄表示装置に所定の識別図柄が停止表示され、遊技者に有利な大当り遊技が行われる。
下記の特許文献1には、上記の識別図柄の変動表示を遊技者の操作に基づいて開始させるパチンコ機が開示されている。このパチンコ機の上受皿の外壁部には、識別図柄の変動表示の開始を自動的に行うか手動で行うかを切り替える際に操作される切替ボタン、および識別図柄の変動表示の開始を手動で行う際に操作されるマニュアルスタートボタンが備えられている。このパチンコ機では、切替ボタンの操作により識別図柄の変動表示が手動で行われる場合、パチンコ球が始動入賞口に入賞しても直ちに大当り抽選や識別図柄の変動表示が開始されることはなく、遊技者によりマニュアルスタートボタンが操作されて初めて、大当り抽選や変動表示が開始される。
特開2003‐117120号公報(段落[0026]〜[0034])
しかしながら、上記の特許文献1に示すパチンコ機では、マニュアルスタートボタンを操作することにより、任意のタイミングで識別図柄の変動表示を開始させることはできるが、変動表示している識別図柄は所定時間経過後に自動的に停止表示してしまう。このように従来のパチンコ機では、遊技者の意志とは関係なく大当り抽選の結果が表示されてしまうため、自らが大当り抽選に関与している感覚を遊技者に与え難かった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、識別図柄を表示する表示手段と、遊技盤に形成された遊技領域に遊技球を発射する発射手段と、遊技領域に設けられた始動口に発射手段により発射された遊技球が入賞することを条件に遊技者に有利な大当り遊技を行うか否かの抽選を行う抽選手段と、表示手段に表示されている識別図柄を変動表示させると共に抽選手段による抽選の結果に応じた識別図柄を表示手段に停止表示させる表示制御手段とを備えて構成される遊技機において、
第1操作部と、この第1操作部の操作を検知する第1操作検知手段と、第2操作部と、この第2操作部の操作を検知する第2操作検知手段とを備え、表示制御手段は、第1操作検知手段からの検知信号によって第1操作部が遊技者によって操作されたことを検知したことを条件に、表示手段による識別図柄の変動表示を開始させ、第2操作検知手段からの検知信号によって第2操作部が遊技者によって操作されたことを検知したことを条件に、表示手段による識別図柄の変動表示を停止させることを特徴とする。
この構成によれば、第1操作検知手段によって第1操作部が遊技者によって操作されたことが検知されると、表示手段による識別図柄の変動表示が開始される。また、第1操作部の操作によって識別図柄の変動表示が開始され、識別図柄の変動表示が行われているときに、第2操作検知手段によって第2操作部が遊技者によって操作されたことが検知されると、表示手段による識別図柄の変動表示が停止して、抽選手段による抽選の結果に応じた識別図柄が表示手段に表示される。この結果、遊技者は、第1操作部の操作により自分の好きなタイミングで識別図柄の変動表示を開始させることができると共に、第2操作部の操作により自分の好きなタイミングで識別図柄を停止表示させて、抽選の結果を表示手段に表示させることができるようになる。このため、自らが大当り抽選に関与している感覚が遊技者に与えられるようになり、遊技の興趣が向上する。
また、本発明は、発射手段の発射強度を操作する発射操作手段を備え、第1操作部および第2操作部が、遊技機本体の幅方向の一端側に設けられ、発射操作手段が、遊技機本体の幅方向の他端側に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1操作部および第2操作部は遊技機本体の幅方向の一端側にある遊技者の一方の手で操作され、発射操作手段は遊技機本体の幅方向の他端側にある遊技者の他方の手で操作されるようになる。このため、遊技者は、識別図柄の変動表示の開始操作および停止操作と、遊技球の発射操作とを、左右両方の手でそれぞれ個別に同時に行うことができ、遊技機の操作性が向上する。
また、本発明は、第1操作部および第2操作部からなる外周に被取付部が形成された操作ユニットと、外周に被取付部が形成された灰皿ユニットとを備え、遊技機本体の所定箇所には、操作ユニットおよび灰皿ユニットのいずれの被取付部も着脱が自在な取付部を有することを特徴とする。
この構成によれば、操作ユニットの被取付部を遊技機本体の取付部から取り外して灰皿ユニットの被取付部を遊技機本体の取付部に装着し、灰皿ユニットの被取付部を遊技機本体の取付部から取り外して操作ユニットの被取付部を遊技機本体の取付部に装着することができる。このため、灰皿ユニットと操作ユニットとの遊技機本体の所定箇所への取り付けが互いに交換可能となる。この結果、操作ユニットが必要とされる遊技機と、操作ユニットが必要とされずに灰皿ユニットが装着される遊技機との間で、遊技機本体例えば遊技機枠の製作金型を共通に用いることができ、遊技機の製造コストの削減を図ることができる。
本発明による遊技機によれば、上記のように、遊技者は、第1操作部の操作により自分の好きなタイミングで識別図柄の変動表示を開始させることができると共に、第2操作部の操作により自分の好きなタイミングで識別図柄を停止表示させて、抽選の結果を表示手段に表示させることができるようになる。このため、自らが大当り抽選に関与している感覚が遊技者に与えられるようになり、遊技の興趣が向上する。
次に、本発明の最良の実施形態によるパチンコ機1について説明する。
図1は、本実施形態によるパチンコ機1の正面図である。パチンコ機1の正面には、遊技領域2が形成された遊技盤が設けられている。遊技盤の下方には上皿3が設けられており、上皿3の下方には下皿7が設けられている。賞球は上皿3に払い出されるが、上皿3が満杯のときは下皿7に払い出される。下皿7の左側の所定箇所にはユニット取付部7aが形成されており(図2参照)、このユニット取付部7aには灰皿ユニット8が取り付けられている。また、下皿7の右方に設けられたハンドルベース9には、遊技球であるパチンコ球をレール領域4を介して遊技領域2に発射する際に、遊技者によって操作される発射ハンドル5が、回動自在に設けられている。また、遊技領域2の上方には枠上部飾りランプ6が設けられている。
遊技領域2の中央には、識別図柄を表示する表示手段を構成する特別図柄表示装置10が設けられている。特別図柄表示装置10は液晶表示装置(LCD)からなり、数字や文字などの複数の図柄要素を特別図柄として表示する。この特別図柄表示装置10の上方には、普通図柄を構成する緑色LED(発光ダイオード)および赤色LEDが左右に並設された普通図柄表示装置11が設けられている。普通図柄表示装置11の左右には、4つのLEDからなる普通図柄始動記憶個数表示部17が設けられており、特別図柄表示装置10の下方には、4つのLEDからなる特別図柄始動記憶個数表示部12が設けられている。また、特別図柄表示装置10の左右には、通過ゲート13が設けられている。通過ゲート13は、普通図柄表示装置11に点灯表示される普通図柄の変動表示を開始させる普通図柄始動口を構成している。
また、特別図柄始動記憶個数表示部12の下方には、特別図柄始動入賞口を構成する普通電動役物(普通電役)14が設けられている。この普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)は、遊技者にとって有利な状態である同図に示す開状態と、これに比して不利な状態である閉状態とに変位自在な羽根部材を球受入口に有している。また、普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)の下方には、後述する大当り遊技の際に開放される大入賞口15が設けられており、普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)の左右には、一般入賞口16がそれぞれ設けられている。また、大入賞口15の下方には、上記の普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)、大入賞口15および一般入賞口16のいずれにも入賞しなかったパチンコ球が入球するアウト口17が設けられている。
上記の通過ゲート13を通過したパチンコ球は最大で4個まで保留され、後述するメインRAM34に格納された普通図柄保留個数カウンタに保留個数が記憶される。この保留個数に応じて、上述した普通図柄始動記憶個数表示部17が最大で4個まで点灯表示される。同様に、普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球も最大で4個まで保留され、後述するメインRAM34に格納された特別図柄始動入賞カウンタに保留個数が記憶される。この保留個数に応じて、上述した特別図柄始動記憶個数表示部12が最大で4個まで点灯表示される。
図2は、ユニット取付部7aから灰皿ユニット8が取り外された状態のパチンコ機1の下側一部拡大正面図であり、図3は、ユニット取付部7aに操作ユニット70が取り付けられたパチンコ機1の正面図である。なお、図2および図3において図1と同一部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図2に示すように、ユニット取付部7aの対向する各側面には、一対の円柱状突出部材73,73が設けられており、ユニット取付部7aの背面には直方体状突出部材74が設けられている。また、灰皿ユニット8の外周の両側面には、円柱状突出部材73,73と嵌合する円柱状溝が形成されており、灰皿ユニット8の外周の背面には、直方体状突出部材74と嵌合する直方体状溝が形成されている。灰皿ユニット8は、これら円柱状溝および直方体状溝からなる被取付部がユニット装着部7aの円柱状突出部材73,73および直方体状突出部材74からなる取付部と嵌合することでユニット装着部7aに取り付けられており、この嵌合を解くことでユニット取付部7から取り外される。
図3に示す操作ユニット70は、上面左側に第1操作部である変動開始レバー71、上面右側に第2操作部である図柄停止ボタン72を備えて構成される単一の操作ユニットからなり、その外周には、灰皿ユニット8と同様に、ユニット取付部7aの円柱状突出部材73,73に嵌合する円柱状溝および直方体状突出部材74に嵌合する直方体状溝からなる被取付部が形成されている。操作ユニット70も、その円柱状溝および直方体状溝がユニット取付部7aの円柱状突出部材73,73および直方体状突出部材74に嵌合することでユニット取付部7aに取り付けられ、この嵌合を解くことでユニット取付部7aから取り外される。ユニット取付部7aは、操作ユニット70および灰皿ユニット8のいずれの被取付部も着脱が自在な取付部を構成している。操作ユニット70がユニット取付部7aに取り付けられると、変動開始レバー71および図柄停止ボタン72はパチンコ機1本体の幅方向の一端側に設けられ、発射ハンドル5はパチンコ機1本体の幅方向の他端側に設けられる。操作ユニット70は、後述する特別図柄ゲーム(図9参照)において特別図柄表示装置10に表示される特別図柄の変動表示の開始操作や停止操作を行う際に用いられる。
また、図2に示すようにユニット取付部7aの対向する各側面には、一対の配線用開口部75,75が形成されている。変動開始レバー71および図柄停止ボタン72を電気的に接続するハーネスは、この配線用開口部75,75を通して配線される。
図4は、操作ユニット70がユニット取付部7に装着されているときにおける、パチンコ機1の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。この電子回路は、パチンコ遊技の進行に関する電気的制御などを行う主制御基板30に設けられた主制御回路、この主制御回路からの制御信号に基づいて各種演出装置の電気的制御を行う副制御基板40に設けられた副制御回路、および賞球等の払い出しやパチンコ球の発射を制御する枠制御基板60に設けられた払出・発射制御回路などから構成されている。
主制御基板30には、メインCPU31や初期リセット回路32が実装されている。また、主制御基板30には、メインCPU31がパチンコ機1の遊技動作を処理制御するためのプログラムなどが記憶格納されたメインROM(リードオンリメモリ)33や、処理制御時にデータが一時的に記憶されるメインRAM(ランダムアクセスメモリ)34も実装されている。メインRAM34には、大当り遊技における大入賞口15の開放回数を計数する大入賞口開放回数カウンタや、大当り遊技の各ラウンドにおいて大入賞口15が開放している時間を計時する大入賞口開放時間タイマ、上述した普通図柄保留個数カウンタおよび特別図柄始動入賞カウンタなどが記憶される。また、初期リセット回路32は、主制御回路の起動時にメインROM33に記憶されているプログラムに従った遊技処理を開始させるリセット信号を発生する。また、メインCPU31には、後述する各種スイッチやソレノイド等の周辺装置との間で信号を授受するI/Oポート35、および副制御基板40の副制御回路や枠制御基板60の払出・発射制御回路にコマンドを出力するコマンド出力ポート36が接続されている。I/Oポート35およびコマンド出力ポート36からは、メインCPU31から送出される制御信号が周辺装置や各基板40,60へシリアルに送信される。
また、主制御基板30には、上述した通過ゲート13の内側に設けられ、パチンコ球が通過ゲート13を通過するのを検出する通過ゲートスイッチ13sや、普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出する始動入賞口スイッチ14sが接続されている。また、大入賞口15に入賞したパチンコ球を検出するカウントスイッチ15s、大入賞口15内部のVゾーンを通過したパチンコ球を検出するV・カウントスイッチ15v、一般入賞口16へ入賞したパチンコ球を検出する一般入賞口スイッチ16sが接続されている。また、主制御基板30には、羽根部材を変位させて普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)の球受入口を開状態や閉状態にする始動入賞口ソレノイド24、大入賞口15の扉を開閉する大入賞口ソレノイド25、および大入賞口15内部のVゾーンにパチンコ球が入賞した後にパチンコ球をVゾーン以外へ誘導するシーソーソレノイド21vなどがアクチュエータとして接続されている。また、主制御基板30には、バックアップクリアスイッチ基板に設けられたバックアップクリアスイッチ26が接続されている。バックアップクリアスイッチ26は、主制御基板30の主制御回路を構成するメインRAM34、および、枠制御基板60の払出・発射制御回路を構成する図示しないRAMのバックアップ内容のクリアを指令するバックアップクリア信号を出力する。また、主制御基板30には、変動開始レバー71の操作を検知する第1操作検知手段を構成する変動スイッチ71s、および図柄停止ボタン72の操作を検知する第2操作検知手段を構成する図柄停止スイッチ72sが接続されている。これらスイッチ71s,72sのハーネスは、上述したユニット取付部7aの配線用開口部75,75を通って配線されている。
上記各スイッチ13s,15s,16s,15vおよび各アクチュエータ21v,24,25は、盤面中継基板80を介して主制御基板30に接続されている。上記各スイッチ13s〜16s,15vがパチンコ球を検出すると、その検出信号は主制御基板30のメインCPU31に入力され、入力される検出信号に応じて、メインCPU31は上記各アクチュエータ21v,24,25をそれぞれ駆動制御する。
副制御基板40には、特別図柄表示装置(LCD)10、ランプ・LED18、ならびにスピーカ19が接続されている。ランプ・LED18は、枠上部飾りランプ6,普通図柄表示装置11,特別図柄始動記憶個数表示部12,および普通図柄始動記憶個数表示部17などを表している。副制御基板40は、特別図柄表示装置10における画像表示を行う画像表示制御、遊技状態に応じてランプ・LED18の発光を制御する電飾制御、およびスピーカ19から効果音を放音させる音制御を行う。この副制御基板40には、サブCPU41、プログラムROM42、およびワークRAM43が実装されている。サブCPU41は、主制御基板30から受信したコマンドの解釈や、画像制御回路44、ランプ制御回路45、および音声制御回路46への制御指令を行う。プログラムROM42には、サブCPU41が特別図柄表示装置10や、ランプ・LED18、スピーカ19の各動作を処理制御するための制御プログラムなどが記憶格納されている。ワークRAM43は、サブCPU41が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となる。
画像制御回路44は、サブCPU41からの制御指令に応じて特別図柄表示装置10に識別図柄を表示するための画像データを生成する。また、ランプ制御回路45は、サブCPU41からの駆動信号により、パチンコ機1の遊技状態に応じてランプ・LED18の発光を制御する。音声制御回路46は、サブCPU41からの駆動信号により、パチンコ機1の遊技状態に応じてスピーカ19を制御する。
メインCPU31,メインROM33およびメインRAM34は、遊技領域2に設けられた普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)にパチンコ球が入賞することを条件に、遊技者に有利な大当り遊技を行うか否かの抽選を行う抽選手段を構成している。また、サブCPU41,プログラムROM42,ワークRAM43,および画像制御回路44は、特別図柄表示装置10に表示されている特別図柄を変動表示させると共に、抽選手段による抽選の結果に応じた特別図柄を特別図柄表示装置10に停止表示させる表示制御手段を構成している。本実施形態では、表示制御手段は、変動スイッチ71sからの検知信号によって、変動開始レバー71が遊技者によって操作されたことを検知したことを条件に、特別図柄表示装置10による特別図柄の変動表示を開始させ、また、図柄停止スイッチ72sからの検知信号によって、図柄停止ボタン72が遊技者によって操作されたことを検知したことを条件に、特別図柄表示装置10による特別図柄の変動表示を停止させる。
枠制御基板60には、払出・発射制御回路および電源回路61が実装されており、賞球などを払い出す払出装置63、および、遊技盤に形成された遊技領域2にパチンコ球を発射する発射手段を構成する発射装置64が接続されている。発射ハンドル5は、発射装置64の発射強度を操作する発射操作手段を構成している。払出・発射制御回路を構成する図示しない発射・払出CPUは、各種入賞に応じて主制御基板30から出力される払出コマンドに応じて払出装置63を駆動制御して賞球を払い出させると共に、遊技者による発射ハンドル5の操作に応じて発射装置64を駆動制御し、パチンコ球を遊技領域2へ発射させる。また、電源回路61は、各基板30,40,60に構成された回路等に電源を供給する。
また、枠制御基板60には、パチンコ球の球貸しを要求するカードユニット65が接続されており、このカードユニット65には、球貸し操作パネル66が接続されている。カードユニット65は、球貸し操作パネル66の操作に応じて枠制御基板60の払出・発射制御回路との間で通信を行う。
次に、本実施形態によるパチンコ機1の遊技動作の処理について説明する。
図5は、本実施形態によるパチンコ機1の主制御基板30の主制御回路で行われるメイン処理の概略を示すフローチャートである。
パチンコ機1の電源が投入されると、まず始めに、メインCPU31の動作の初期設定処理が行われる(図5,ステップ(以下Sと記す)1参照)。この初期設定処理では、メインRAM34のアクセス許可、バックアップ復帰処理、作業領域の初期化等の処理が実行される。引き続いて、特別図柄制御処理(S2)および普通図柄制御処理(S3)が実行される。S2の特別図柄制御処理では、後述するように、特別図柄表示装置10で行われる特別図柄ゲームの進行処理が、制御状態フラグの値に応じて行われる。また、S3の普通図柄制御処理では、普通図柄表示装置11で行われる普通図柄ゲームの進行処理が、制御状態フラグの値に応じて行われる。S3の処理が行われた後、処理はS2に戻る。このように、メイン処理においては、S1の初期設定処理が終了した後、S2およびS3の処理が繰り返し実行される。
また、メインCPU31は、上記のメイン処理を実行している間、初期リセット回路32から所定の周期(例えば2[msec])毎に発生されるクロックパルスに応じて、システムタイマ割込処理を実行する。
図6は、主制御基板30のメインCPU31によって行われる上記のシステムタイマ割込処理の概略を示すフローチャートである。
システムタイマ割込処理では、最初に、メインCPU31は、大当り判定用乱数カウンタ、大当り図柄決定用乱数カウンタ等の各カウント値を“1”増加させる乱数更新処理を実行する(図6,S11参照)。大当り判定用乱数カウンタは、後述する大当り判定処理(図11,S64参照)において大当り遊技を行うか否かを決定する際に、メインCPU31によって参照されるカウンタである。また、大当り図柄決定用乱数カウンタは、後述する特別図柄決定処理(図11,S65参照)において、変動表示を停止させたときに特別図柄表示装置10に表示される図柄を決定する際に、メインCPU31によって参照されるカウンタである。大当り判定用乱数カウンタおよび大当り図柄決定用乱数カウンタは、いずれもメインRAM34に格納されている。
次に、メインCPU31は、後述する入力信号処理を行い(S12)、続いて、主制御基板30の主制御回路と副制御基板40の副制御回路との同期をとるための待ち時間タイマ(t)や、上述した大入賞口開放時間タイマ等、各種のタイマの更新処理を実行する(S13)。次に、各種の変数に基づいてソレノイド21v,24,25などを駆動制御するための信号を出力する出力処理を実行する(S14)。
S14の処理が終了した後、メインCPU31は、コマンド出力処理を実行する(S15)。この処理では、メインCPU31は、メインRAM34の送信バッファに記憶されている各種のコマンドを副制御基板40の副制御回路へ送信する。これらのコマンドとしては、特別図柄表示装置10に表示される特別図柄の種類を示す特別図柄コマンド、特別図柄の変動表示パターンを示す変動パターンコマンド、特別図柄の変動表示を開始および停止させる変動表示開始コマンドおよび変動表示停止コマンドなどが含まれる。次に、メインCPU31は、払出装置63に賞球の払い出しを行わせるための払出コマンドを枠制御基板60の払出・発射制御回路へ送信する払出処理を実行する(S16)。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了し、割込発生前のアドレスへ復帰し、メイン処理を実行する。
次に、図7を参照して、図6,S12で行われる入力信号処理について説明する。
入力信号処理では、まず、メインCPU31は、大入賞口15にパチンコ球が入賞したか否かを検出する大入賞口入賞処理を行う(図7,S21参照)。大入賞口入賞処理では、カウントスイッチ15sおよびV・カウントスイッチ15vによるパチンコ球の検出を行なう。続いて、一般入賞口16にパチンコ球が入賞したか否かを検出する一般入賞口入賞処理を行う(S22)。一般入賞口入賞処理では、一般入賞口スイッチ16sによるパチンコ球の検出を行なう。続いて、メインCPU31は、後述する変動スイッチ検出処理(S23)を行った後、通過ゲート13をパチンコ球が通過したか否かを検出する通過ゲート入賞処理を行う(S24)。メインCPU31は、これらS21,S22の各処理においてパチンコ球が入賞したことを検出すると、賞球を払い出す上述した払出コマンドをメインRAM34の送信バッファに記憶する。この払出コマンドは、払出処理(図6,S16参照)で枠制御基板60の払出・発射制御回路へ送信される。
次に、図8を参照して、図7,S23で行われる変動スイッチ検出処理について説明する。
変動スイッチ検出処理では、まず、メインCPU31は、普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)へパチンコ球が入賞して特別図柄始動入賞カウンタの値(保留個数)が“1”以上であるとき(後述する図9に示す制御状態フラグの値が(01)であって、かつ、後述する図12,S73の処理で待ち時間タイマ(t)に変動時間がセットされていないとき)に、変動開始レバー71が操作されて、変動スイッチ71sからの開始信号が検出されたか否かを判別する(図8,S31参照)。この判別が“Yes”である場合、メインRAM34の所定領域に変動開始フラグをセットし(S32)、この変動開始フラグを“オン”にすると共に、変動表示開始コマンドをメインRAM34の送信バッファに格納する。S31の判別が“No”である場合、またはS32の処理が終了すると、続いて、メインCPU31は、特別図柄が変動表示中であるとき(後述する図9に示す制御状態フラグの値が(01)であって、かつ、後述する図12,S73の処理で待ち時間タイマ(t)に変動時間がセットされているとき)に、図柄停止ボタン72が操作されて、図柄停止スイッチ72sからの停止信号が検出されたか否かを判別する(S33)。この判別が“Yes”である場合、メインRAM34の所定領域に全図柄停止フラグをセットし(S34)、この全図柄停止フラグを“オン”にすると共に、変動表示停止コマンドをメインRAM34の送信バッファに格納する。S33の判別が“No”である場合、またはS34の処理が終了すると、変動スイッチ検出処理は終了する。
次に、図9を参照して、図5,S2でメインCPU31によって行われる特別図柄制御処理について説明する。なお、同図において、S42からS50の側方に描いた数値は、それらの処理に対応する制御状態フラグの内容を示し、その制御状態フラグの数値に対応する処理が実行され、特別図柄ゲームが進行することとなる。
この特別図柄制御処理では、最初に、メインCPU31は、制御状態フラグをロードして読み出す(図9,S41参照)。なお、後述するS42からS50において、メインCPU31は、後述するように、制御状態フラグの値に基づいて、各種の処理を実行するか否かを判断することとなる。この制御状態フラグは、特別図柄ゲームの遊技の状態を示すものであり、S42からS50における処理のいずれかを実行可能にするものである。また、それに加えて、メインCPU31は、各処理に対して設定された待ち時間タイマ(t)等に応じて決定される所定のタイミングで各処理を実行する。なお、この所定のタイミングに至る前においては、各処理を実行することなく終了することとなり、他のサブルーチンを実行することとなる。もちろん、所定の周期でシステムタイマ割込処理も実行する。
S42においては、特別図柄記憶チェック処理を実行する。詳しくは図11を用いて後述するが、この処理では、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄記憶チェックを示す値(00)である場合に、普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球の保留個数のチェックを行い、保留個数がある場合に、大当り判定、停止表示させる特別図柄、および特別図柄の変動パターン等の決定を行う。そして、メインCPU31は、特別図柄変動時間管理を示す値(01)を制御状態フラグにセットし、今回の処理で決定された変動パターンに対応する変動時間を待ち時間タイマ(t)にセットする。そして、待ち時間タイマ(t)にセットされた変動時間が経過すると、S43に処理を移す。
S43においては、特別図柄変動時間管理処理を実行する。詳しくは図12を用いて後述するが、この処理では、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理を示す値(01)であり、変動時間が経過した場合に、特別図柄表示時間管理を示す値(02)を制御状態フラグにセットし、変動確定後待ち時間(例えば1秒)を待ち時間タイマ(t)にセットする。そして、待ち時間タイマ(t)にセットした変動確定後待ち時間が経過すると、S44に処理を移す。
S44においては、特別図柄表示時間管理処理を実行する。詳しくは図13を用いて後述するが、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄表示時間管理を示す値(02)であり、変動確定後待ち時間が経過した場合に、大当りか否かを判断する。メインCPU31は、大当りである場合に、大当り開始インターバル管理を示す値(03)を制御状態フラグにセットし、大当り開始インターバルに対応する時間(例えば10秒)を待ち時間タイマ(t)にセットする。そして、待ち時間タイマ(t)にセットした大当り開始インターバルに対応する時間が経過すると、S45に処理を移す。また、メインCPU31は、大当りではない場合には、特別図柄ゲーム終了を示す値(08)をセットして、S50に処理を移す。
S45においては、大当り開始インターバル管理処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大当り開始インターバル管理を示す値(03)であり、その大当り開始インターバルに対応する時間が経過した場合に、大入賞口15を開放させるために、メインROM33から読み出されたデータに基づいて、メインRAM34に位置付けられた変数を更新する。そして、メインCPU31は、大入賞口開放中を示す値(04)を制御状態フラグにセットしてS47の処理を実行するように設定するとともに、開放上限時間(例えば30秒)を大入賞口開放時間タイマにセットし、大入賞口開放回数カウンタに初期値である“1”をセットする。そして、メインCPU31は、ラウンド数を示すデータおよび大入賞口15が開放中である旨を示す大入賞口開放中コマンドを、メインRAM34の送信バッファにセットする。これによって、大入賞口開放中コマンドは、主制御基板30のメインCPU31から副制御基板40のサブCPU41に送信される。これによって、副制御基板40の副制御回路においても、ラウンド数や大入賞口15の状態が認識される。この処理が終了した場合には、S47に処理を移す。
S46においては、大入賞口再開放前待ち時間管理処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口再開放待ち時間管理を示す値(06)であり、ラウンド間インターバルに対応する時間が経過した場合に、大入賞口開放回数カウンタを“1”増加するように記憶更新する。そして、メインCPU31は、大入賞口開放中を示す値(04)を制御状態フラグにセットしてS47の処理を実行するように設定するとともに、開放上限時間(例えば30秒)を大入賞口開放時間タイマにセットする。この処理が終了した場合には、S47に処理を移す。
S47においては、大入賞口開放中処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口開放中を示す値(04)である場合に、大入賞口15に入賞したパチンコ球の数を計数する大入賞口入賞カウンタが“10”以上であるという条件、または、大入賞口15の開放上限時間を経過した(大入賞口開放時間タイマが“0”である)という条件のいずれかを満たすか否かを判別する。メインCPU31は、いずれかの条件を満たした場合に、大入賞口15を閉鎖させるために、メインRAM34に位置付けられた変数を更新する。そして、メインCPU31は、大入賞口内残留球監視を示す値(05)を制御状態フラグにセットして、大入賞口内残留球監視時間(例えば1秒)を待ち時間タイマ(t)にセットする。つまり、大入賞口内残留球監視時間が経過した後、S48の処理を実行するように設定する。なお、メインCPU31は、上記のいずれの条件も満たさない場合には、上述した処理を実行しない。S47の処理が終了した場合には、S48に処理を移す。
S48においては、大入賞口内残留球監視処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大入賞口内残留球監視を示す値(05)であり、大入賞口内残留球監視時間が経過した場合に、大入賞口15における特定領域(Vゾーン)をパチンコ球が通過しなかったという条件、または、大入賞口開放回数カウンタが大入賞口開放回数最大値以上である(最終ラウンドである)という条件のいずれかを満たすか否かを判断する。メインCPU31は、いずれかの条件を満たした場合に、大当り終了インターバルを示す値(07)を制御状態フラグにセットし、大当り終了インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。つまり、大当り終了インターバルに対応する時間が経過した後、S49の処理を実行するように設定する。一方、メインCPU31は、いずれの条件も満たさない場合に、大入賞口再開放待ち時間管理を示す値(06)を制御状態フラグにセットするとともに、ラウンド間インターバルに対応する時間を待ち時間タイマにセットする。この場合、ラウンド間インターバルに対応する時間が経過した後、S46の処理を実行するように設定する。
S49においては、大当り終了インターバル処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが大当り終了インターバルを示す値(07)であり、大当り終了インターバルに対応する時間が経過した場合に、特別図柄ゲーム終了を示す値(08)を制御状態フラグにセットしてS50の処理を実行するように設定する。そして、メインCPU31は、大当り図柄が確変図柄である場合には、遊技状態を確率変動状態に移行させる制御を行う。この処理が終了した場合には、S50に処理を移す。
S50においては、特別図柄ゲーム終了処理を実行する。この処理において、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄ゲーム終了を示す値(08)である場合に、特別図柄始動記憶個数表示部12に示される特別図柄始動入賞カウンタの値(保留個数)を“1”減少するように記憶更新する。また、メインCPU31は、保留個数が“1”減少する旨の始動記憶数指定コマンドを示すデータを、メインRAM34の送信バッファにセットする。セットされた始動記憶数指定コマンドは、主制御基板30のメインCPU31から副制御基板40のサブCPU41に送信される。これによって、副制御基板40の副制御回路においても、保留個数が“1”減少した旨が認識される。そして、メインCPU31は、次回の変動表示を行うために、特別図柄記憶領域の更新を行い、制御状態フラグに特別図柄記憶チェックを示す値(00)をセットして、S42の処理を実行するように設定する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
上述したように制御状態フラグをセットすることにより、特別図柄表示装置10において特別図柄ゲームが実行されることとなる。具体的には、メインCPU31は、図10に示すように、大当り判定の結果がハズレで大当り遊技状態にならないときには、制御状態フラグを“00”、“01”、“02”、“08”と順にセットすることにより、図9に示すS42、S43、S44、S50の処理を所定のタイミングで実行することとなる。また、メインCPU31は、大当り判定の結果が大当りで大当り遊技状態になるときには、制御状態フラグを“00”、“01”、“02”、“03”と順にセットすることにより、図9に示すS42、S43、S44、S45の処理を所定のタイミングで実行し、大当り遊技状態への制御を実行することとなる。更には、メインCPU31は、大当り遊技状態への制御が実行された場合には、制御状態フラグを“04”、“05”、“06”と順にセットすることにより、図9に示すS47、S48、S46の処理を所定のタイミングで実行し、特別図柄ゲームを実行することとなる。なお、特別図柄ゲームが実行されている場合において、大当り遊技状態の終了条件が成立した場合には、制御状態フラグを“04”、“05”、“07”、“08”と順にセットすることにより、図9に示すS47からS50の処理を所定のタイミングで実行し、大当り遊技状態を終了することとなる。なお、この大当り遊技状態の終了条件は、所定の時間が経過するまでに大入賞口15の特定領域へのパチンコ球の通過がなかったこと(いわゆる「パンク」)、または、大当りラウンド最大継続数(上限ラウンド数、例えば、本実施形態においては15ラウンド)が終了したことである。
図11は、上述した特別図柄制御処理のS42において行われる特別図柄記憶チェック処理の詳細を示すフローチャートである。
この特別図柄記憶チェック処理では、まず、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄記憶チェックを示す値(00)であるか否かを判別する(図11,S61参照)。この判別が“No”である場合、特別図柄記憶チェック処理は終了する。一方、S61の判別が“Yes”である場合、続いてメインCPU31は、メインRAM34の特別図柄始動入賞カウンタの値を読み出して、普通電動役物14(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球の保留個数が“0”であるか否かを判別する(S62)。この判別が“Yes”である場合、特別図柄記憶チェック処理は終了する。一方、S62の判別が“No”である場合、メインCPU31は、制御状態フラグに特別図柄変動時間管理を示す値(01)をセットし(S63)、続いて、大当り判定処理を行う(S64)。大当り判定処理では、大当り判定用乱数カウンタの値を読み出して大当り遊技を実行するか否かを決定する大当り抽選を行い、この抽選に当選したか否かの判定を行う。
続いて、メインCPU31は特別図柄決定処理を行う(S65)。特別図柄決定処理では、メインCPU31は、大当り図柄決定用乱数カウンタの値を読み出し、大当り抽選の結果に基づいて図柄停止表示処理(図12,S77参照)で停止表示させる特別図柄を決定する。続いて、メインCPU31は、変動パターン決定処理を行う(S66)。変動パターン決定処理では、変動時間の異なる複数の変動表示パターンの中から、S64の大当り判定結果等に応じた変動パターンを決定する。S66の処理が終了すると、メインCPU31は、今回の変動パターンなどの決定に際して用いられたメインRAM34の記憶領域をクリアして(S67)、特別図柄記憶チェック処理を終了する。
図12は、上述した特別図柄制御処理のS43において行われる特別図柄変動時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。
この特別図柄変動時間管理処理では、まず、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄変動時間管理を示す値(01)であるか否かを判別する(図12,S71参照)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄変動時間管理処理を終了する。一方、S71の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、上述した変動スイッチ検出処理(図8参照)のS32において変動開始フラグがセットされて“オン”になっているか否か、すなわち遊技者により変動開始レバー71が操作されたか否かを判別する(S72)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄変動時間管理処理を終了する。一方、S72の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、図11,S66の変動パターン決定処理で決定した変動パターンに対応する変動時間を、待ち時間タイマ(t)にセットする(S73)。続いて、メインCPU31は、図柄変動表示処理を行う(S74)。この処理では、S73で変動時間がセットされた待ち時間タイマ(t)のカウントダウンを開始し、特別図柄表示装置10に表示する特別図柄の変動表示を副制御回路に開始させるように、変動表示開始コマンドをメインRAM34の送信バッファにセットする。
続いて、メインCPU31は、S73でセットした待ち時間タイマ(t)の値が“0”になったか否かを判別する(S75)。待ち時間タイマ(t)の値が“0”でなくてこの判別が“No”である場合、続いて、上述した変動スイッチ検出処理(図8参照)のS34において全図柄停止フラグがセットされて“オン”になっているか否か、すなわち遊技者により図柄停止ボタン72が操作されたか否かを判別する(S76)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄変動時間管理処理を終了する。全図柄停止フラグが“オン”になっていてS76の判別が“Yes”である場合、または、待ち時間タイマ(t)の値が“0”でS75の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、図柄停止表示処理を行う(S77)。この処理では、特別図柄表示装置10に変動表示されている特別図柄を、特別図柄決定処理(図11,S65参照)で決定された態様で副制御回路に停止表示させるように、変動表示停止コマンドをメインRAM34の送信バッファにセットする。
続いて、メインCPU31は、“オン”になっている変動開始フラグおよび全図柄停止フラグを“オフ”にして(S78)、制御状態フラグに特別図柄表示時間管理を示す値(02)をセットする(S79)。続いて、メインCPU31は、変動確定後待ち時間を待ち時間タイマ(t)にセットして(S80)、特別図柄変動時間管理処理を終了する。
図13は、上述した特別図柄制御処理のS44において行われる特別図柄表示時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。
この特別図柄表示時間管理処理では、まず、メインCPU31は、制御状態フラグが特別図柄表示時間管理を示す値(02)であるか否かを判別する(図13,S91参照)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄表示時間管理処理を終了する。一方、S91の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、図12,S80でセットした待ち時間タイマ(t)の値が“0”であるか否かを判別する(S92)。この判別が“No”である場合、そのまま特別図柄表示時間管理処理を終了する。一方、S92の判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、大当り判定処理(図11,S64)において大当り抽選に当選したと判定されたか否かを判別する(S93)。この判別が“Yes”である場合、メインCPU31は、制御状態フラグに大当り開始インターバル管理を示す値(03)をセットし(S94)、続いて、大当り開始インターバルに対応する時間を待ち時間タイマ(t)にセットする(S95)。一方、S93の判別が“No”である場合、メインCPU31は、制御状態フラグに特別図柄ゲーム終了を示す値(08)をセットする(S96)。S95またはS96の処理が行われると、特別図柄表示時間管理処理は終了する。
次に、図14に示すフローチャートを参照して、枠制御基板60の払出・発射制御回路によって処理制御される発射・払出制御処理の概略について説明する。
この発射・払出制御処理では、まず、発射・払出CPUは、初期設定を行い(図14,S131参照)、続いて、カードユニット65から受信した信号に基づいて球貸しの実行に関する制御を行う球貸し制御処理を行う(S132)。次に、発射・払出CPUは、払出コマンドから得た入賞情報に基づき、賞球払い出しの実行に関する制御を行う賞球制御処理を行い(S133)、続いて、球貸しや賞球の払い出しが行われた場合に、球貸しや賞球の払い出しに関する情報を外部に出力する情報出力処理を行う(S134)。情報出力処理では、球貸しによって貸し出される貸球25個毎に1パルスの貸球信号、あるいは賞球10個毎に1パルスの賞球信号がホールコンピュータに出力される。次に、発射・払出CPUは、カードユニット65と、球貸しに関する通信を行うプリペイドカードユニット通信処理を行い(S135)、続いて、払出装置63による払出球を計数するカウントスイッチの入力があった場合に、残賞球または残貸球の減算を行う計数スイッチ検出処理を行う(S136)。次に、発射・払出CPUは、後述する発射駆動処理を行い(S137)、その後、処理はS132に戻って上述の処理が繰り返される。
図15は、上記発射・払出制御処理のS137において行われる発射駆動処理の詳細を示すフローチャートである。
この発射駆動処理では、まず、発射・払出CPUは、制御タイマの値が“0”であるか否かを判別する(図15,S141参照)。この判別が“No”である場合、そのまま発射駆動処理を終了する。一方、S141の判別が“Yes”である場合、制御状態フラグがパチンコ球の発射を示す値であるか否かを判別する(S142)。この判別が“Yes”である場合、制御タイマに“13[msec]”を示す値をセットし、発射装置64の発射ソレノイドを“ON”にし、制御状態フラグに待機を示す値をセットする処理を行い(S143)、発射駆動処理を終了する。これにより、発射装置64の発射ソレノイドが13[msec]の間“ON”になって、1個のパチンコ球が遊技領域に発射される。
また、S142の判別が“No”である場合、発射があったことを表わす発射信号を送信し(S144)、制御タイマに“587[msec]”(=600[msec]‐13[msec])を示す値をセットし、発射ソレノイドを“OFF”にし、制御状態フラグに発射を示す値をセットする処理を行い(S145)、発射駆動処理を終了する。なお、制御タイマは、発射ハンドル5が操作されている間、計時するようになっている。これにより、発射ハンドル5が操作されている間は、発射装置64により600[msec]間隔でパチンコ球が遊技領域2に発射されることになる。
このような本実施形態によるパチンコ機1によれば、上述したように、変動スイッチ71sによって、変動開始レバー71が遊技者によって操作されたことが検知されると、変動開始フラグがセットされ(図8,S31〜S32参照)、特別図柄表示装置10による特別図柄の変動表示が開始される(図12,S72〜S74参照)。また、変動開始レバー71の操作によって特別図柄の変動表示が開始され、特別図柄の変動表示が行われているときに、図柄停止スイッチ72sによって、図柄停止ボタン72が遊技者によって操作されたことが検知されると、全図柄停止フラグがセットされ(図8,S33〜S34参照)、特別図柄表示装置10による特別図柄の変動表示が停止して(図12,S76〜S77参照)、抽選手段による抽選の結果に応じた特別図柄(図11,S65参照)が特別図柄表示装置10に表示される(図12,S77参照)。この結果、遊技者は、変動開始レバー71の操作により自分の好きなタイミングで特別図柄の変動表示を開始させることができると共に、図柄停止ボタン72の操作により自分の好きなタイミングで特別図柄を停止表示させて、抽選の結果を特別図柄表示装置10に表示させることができるようになる。このため、自らが大当り抽選に関与している感覚が遊技者に与えられるようになり、パチンコ遊技の興趣が向上する。
また、本実施形態では、変動開始レバー71および図柄停止ボタン72が、パチンコ機1の前面下部の幅方向左端側に設けられ、発射ハンドル5が、パチンコ機1の前面下部の幅方向右端側に設けられている。従って、変動開始レバー71および図柄停止ボタン72は、パチンコ機1の幅方向左端側にある遊技者の左手で操作され、発射ハンドル5は、パチンコ機の幅方向右端側にある遊技者の右手で操作されるようになる。このため、遊技者は、特別図柄の変動表示の開始操作および停止操作と、パチンコ球の発射操作とを、左右両方の手でそれぞれ個別に同時に行なうことができ、パチンコ機1の操作性が向上する。
また、本実施形態では、操作ユニット70の被取付部をパチンコ機1本体の下皿7に形成されたユニット取付部7aから取り外して、灰皿ユニット8の被取付部をユニット取付部7aに装着することができる。また、灰皿ユニット8の被取付部をユニット取付部7aから取り外して、操作ユニット70の被取付部をユニット取付部7aに装着することができる。このため、灰皿ユニット8と操作ユニット70とのパチンコ機1本体の下皿7への取り付けが互いに交換可能となる。この結果、操作ユニット70が必要とされるパチンコ機と、操作ユニット70が必要とされずに灰皿ユニット8が装着されるパチンコ機との間で、パチンコ機本体、例えば遊技機枠の製作金型を共通に用いることができ、パチンコ機の製造コストの削減を図ることができる。
なお、上記の実施形態では、遊技者により変動開始レバー71が操作されるまでは特別図柄の変動表示が開始されない場合(図12,S72およびS73参照)を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
図16および図17は、始動入賞があった後に変動開始レバー71が操作されるか所定時間が経過すると特別図柄の変動表示が開始される、上記実施形態の変形例によるパチンコ機における特別図柄記憶チェック処理および特別図柄変動時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。この変形例によるパチンコ機は、図15および図16に示す処理以外は、上記実施形態によるパチンコ機1と同じ構成をしている。なお、図15および図16において図11および図12に示す処理と同じ処理には同一のステップ番号が付してあり、その説明は省略する。
図16に示す特別図柄記憶チェック処理では、変動パターン決定処理(S66参照)の後、決定した特別図柄の変動パターンに対応する変動時間(例えば20[sec])が待ち時間タイマ(t)にセットされ(S201)、この時点から待ち時間タイマ(t)がカウントダウンされる。図17に示す特別図柄変動時間管理処理では、変動開始レバー71が操作されてS72で変動開始フラグが“オン”になっていると判別されたとき、または、変動開始レバー71が操作されないでS72で変動開始フラグが“オフ”であっても、待ち時間タイマ(t)の値がT1(例えば10[sec])以下になった時点で(S211)、ただちに特別図柄の変動表示が開始される(S74)。
この構成によれば、特別図柄ゲームにおける特別図柄の変動表示は、待ち時間タイマ(t)の値がT1以下になる前に変動開始レバー71が操作されるか、または、変動時間が待ち時間タイマ(t)にセットされてから変動開始レバー71が操作されずに所定時間が経過して、待ち時間タイマ(t)の値がT1以下になった時点で、開始されるようになる。従って、この構成によれば、遊技者により変動開始レバー71が操作されない場合であっても、所定時間後に特別図柄の変動表示を自動的に開始させることができるようになる。そして、この構成によっても、上記実施形態と同様な作用・効果が奏される。
また、上記実施形態では、発射操作手段が回動操作される発射ハンドル5からなる場合を説明したが、発射操作手段の構造は、発射装置64の発射強度を調整操作するものであれば適宜変更可能である。
図18は、ハンドルベース9に発射ハンドル5に代えて操縦桿80を備えた上記実施形態の他の変形例によるパチンコ機100の正面図である。また、図19は、図18に示す操縦桿80の構造を示す一部拡大右側面図である。なお、図18において図1と同一部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
操縦桿80は、図19に矢印で示すように遊技者に対して前後に傾倒自在にハンドルベース9に設けられており、操作されていない状態では、遊技者から見て手前側に倒れる方向に付勢されている。また、操縦桿80の先端部および先端付近の上側面には、発射強度増加ボタン81および発射強度減少ボタン82がそれぞれ設けられている。操縦桿80が、遊技者から見て奥側に傾倒操作されると、払出・発射制御回路によって発射装置64が駆動され、パチンコ球が遊技領域2に発射される。また、操縦桿80が奥側に傾倒操作された状態では、発射強度増加ボタン81が操作される毎に発射装置64の発射強度は増加し、発射強度減少ボタン82が操作される毎に発射装置64の発射強度は減少する。
このような操縦桿80からなる発射操作部を用いた場合であっても、上記実施形態における発射ハンドル5と同様、遊技者は、発射装置64の発射強度を適宜調整することができる。なお、発射強度増加ボタン81,発射強度減少ボタン82を設けないで、操縦桿80の傾倒操作量に応じて発射装置64の発射強度を調整する構成としてもよい。これらの構成によっても、上記実施形態と同様な作用・効果が奏される。
また、上記実施形態では、下皿7の左側の所定箇所にユニット取付部7aが設けられている場合を説明したが、ユニット取付部7aの設置位置は適宜変更可能である。
例えば、上皿3や下皿7などのパチンコ球の受皿から離れた位置にユニット取付部7aを設けた構成であったも構わない。この構成によれば、操作ユニット70は受皿から離れて設置されるようになるため、変動開始レバー71や図柄停止ボタン72を操作した際に発生する振動が、受皿付近の機器内部に設けられているパチンコ球の発射前誘導路や発射後誘導路といった発射通路などに伝わりにくくなる。発射前誘導路は、発射装置64により発射される前のパチンコ球を発射装置64によって発射される所定の位置に誘導する通路であり、発射後誘導路は、発射されたパチンコ球を遊技領域2に誘導する通路である。このため、発射装置64により発射されて発射通路を通るパチンコ球は、変動開始レバー71や図柄停止ボタン72の操作による振動に影響されずに正確に遊技領域2に発射されるようになり、遊技者は、狙った領域にパチンコ球を正確に発射させることができるようになる。
また、上記実施形態では、操作ユニット70に、特別図柄の変動表示を停止させる図柄停止ボタン72が1つだけ備えられている場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。特別図柄表示装置10において変動表示される特別図柄の数に併せて、図柄停止ボタンを複数備えた構成であっても構わない。
このような各構成によっても、上記実施形態と同様な作用・効果が奏される。
上記実施形態においては、本発明による遊技機をパチンコ機に適用した場合について説明したが、表示手段に表示されている識別図柄を変動表示させると共に、抽選手段による抽選の結果に応じた識別図柄を表示手段に停止表示させる他の遊技機に本発明を適用することも可能である。このような遊技機に本発明を適用した場合においても上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
本発明の一実施形態によるパチンコ機の外観を示す正面図である。 図1に示すパチンコ機のユニット取付部から灰皿ユニットを取り外した状態の下側一部拡大正面図である。 図1に示すパチンコ機のユニット取付部に操作ユニットを取り付けたときの外観を示す正面図である。 図3に示すパチンコ機の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるパチンコ機の主制御基板が行うメイン処理の概略を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるパチンコ機の主制御基板が行うシステムタイマ割込処理の概略を示すフローチャートである。 図6に示す入力信号処理の詳細を示すフローチャートである。 図7に示す変動スイッチ検出処理の詳細を示すフローチャートである。 図5に示す特別図柄制御処理の詳細を示すフローチャートである。 図9に示す特別図柄制御処理の流れを示す図である。 図9に示す特別図柄記憶チェック処理の詳細を示すフローチャートである。 図9に示す特別図柄変動時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。 図9に示す特別図柄表示時間管理処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるパチンコ機の枠制御基板が行う発射・払出制御処理の概略を示すフローチャートである。 図14に示す発射駆動処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の変形例によるパチンコ機の主制御基板が行う特別図柄記憶チェック処理を示すフローチャートである。 本発明の変形例によるパチンコ機の主制御基板が行う特別図柄変動時間管理処理を示すフローチャートである。 本発明の他の変形例によるパチンコ機の外観を示す正面図である。 図18に示すパチンコ機のハンドルベースに設けられた操縦桿の構造を示す一部拡大右側面図である。
符号の説明
1,100…パチンコ機
2…遊技領域
3…上皿
5…発射ハンドル
7…下皿
7a…ユニット取付部
8…灰皿ユニット
9…ハンドルベース
10…特別図柄表示装置(LCD)
12…特別図柄始動記憶個数表示部
14…普通電動役物
14s…始動入賞口スイッチ
15…大入賞口
15s…カウントスイッチ
15v…V・カウントスイッチ
21v…シーソーソレノイド
24…始動入賞口ソレノイド
25…大入賞口ソレノイド
30…主制御基板
31…メインCPU
33…メインROM
34…メインRAM
40…副制御基板
41…サブCPU41
42…プログラムROM
43…ワークRAM
44…画像制御回路
60…枠制御基板
64…発射装置
70…操作ユニット
71…変動開始レバー
71s…変動スイッチ
72…図柄停止ボタン
72s…図柄停止スイッチ
73…円柱状突出部材
74…直方体状突出部材
75…配線用開口部
80…操縦桿
81…発射強度増加ボタン
82…発射強度減少ボタン

Claims (3)

  1. 識別図柄を表示する表示手段と、遊技盤に形成された遊技領域に遊技球を発射する発射手段と、遊技領域に設けられた始動口に前記発射手段により発射された遊技球が入賞することを条件に遊技者に有利な大当り遊技を行うか否かの抽選を行う抽選手段と、前記表示手段に表示されている識別図柄を変動表示させると共に前記抽選手段による抽選の結果に応じた識別図柄を前記表示手段に停止表示させる表示制御手段とを備えて構成される遊技機において、
    第1操作部と、この第1操作部の操作を検知する第1操作検知手段と、第2操作部と、この第2操作部の操作を検知する第2操作検知手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記第1操作検知手段からの検知信号によって前記第1操作部が遊技者によって操作されたことを検知したことを条件に、前記表示手段による識別図柄の変動表示を開始させ、前記第2操作検知手段からの検知信号によって前記第2操作部が遊技者によって操作されたことを検知したことを条件に、前記表示手段による識別図柄の変動表示を停止させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記発射手段の発射強度を操作する発射操作手段を備え、
    前記第1操作部および前記第2操作部は、遊技機本体の幅方向の一端側に設けられ、前記発射操作手段は、遊技機本体の幅方向の他端側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1操作部および前記第2操作部からなる外周に被取付部が形成された操作ユニットと、外周に被取付部が形成された灰皿ユニットとを備え、遊技機本体の所定箇所には、前記操作ユニットおよび前記灰皿ユニットのいずれの前記被取付部も着脱が自在な取付部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
JP2005171054A 2005-06-10 2005-06-10 遊技機 Withdrawn JP2006340984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005171054A JP2006340984A (ja) 2005-06-10 2005-06-10 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005171054A JP2006340984A (ja) 2005-06-10 2005-06-10 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006340984A true JP2006340984A (ja) 2006-12-21

Family

ID=37638385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005171054A Withdrawn JP2006340984A (ja) 2005-06-10 2005-06-10 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006340984A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012040343A (ja) * 2010-12-21 2012-03-01 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2015073661A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2016067360A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP2017100031A (ja) * 2017-03-09 2017-06-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017148214A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012040343A (ja) * 2010-12-21 2012-03-01 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2015073661A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2016067360A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP2017148214A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 株式会社三洋物産 遊技機
JP2017100031A (ja) * 2017-03-09 2017-06-08 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4573739B2 (ja) 遊技機
JP5231866B2 (ja) 遊技機
JP5667795B2 (ja) 遊技機
JP4722722B2 (ja) 遊技機
JP2008061749A (ja) 遊技機
JP2008132178A (ja) 遊技機
JP2007275356A (ja) 遊技機
JP2006340984A (ja) 遊技機
JP2006320448A (ja) 遊技機
JP2006326130A (ja) 遊技機
JP7272615B2 (ja) 遊技機
JP5698434B2 (ja) 遊技機
JP5667794B2 (ja) 遊技機
JP2007029169A (ja) 遊技機
JP3799577B2 (ja) 遊技機
JP5539263B2 (ja) 遊技機
JP2001246073A (ja) 弾球遊技機およびゲームプログラムが記録された記録媒体
JP4792493B2 (ja) 遊技機
JP2007282801A (ja) 遊技機
JP7470426B2 (ja) 遊技機
JP7470424B2 (ja) 遊技機
JP7470425B2 (ja) 遊技機
JP7277893B2 (ja) 遊技機
JP2007000223A (ja) 遊技機
JP5891261B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090414

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090423

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100125