JP2006340844A - 加熱調理装置 - Google Patents

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英夫 中村
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Abstract

【課題】
熱効率を向上させてランニングコストを低減させるとともに、排気総量及び排気温度を低下させて作業環境を改善することができる加熱調理装置を提供する。
【解決手段】
上部に鍋等を設置可能な筐体部1と、該筐体部1内に略円環状に複数配設されるとともに、一次空気及び燃焼ガスの混合ガスを燃焼させて平面視略円形状の炎口部2aから炎を生じさせ、上部に設置された鍋等を加熱し得るバーナ2とを備えた加熱調理装置において、バーナ2のそれぞれの炎口部2aの上方を開口させるとともに筐体部1内における当該バーナ2より上部と下部とを隔てる二次空気遮蔽板材3を具備し、開口3の縁部を炎口部2aと同心状の略円形としてバーナ2との間隙部から炎口部2aに対する二次空気の供給がなされるものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、上部に載置された鍋等を加熱し得る所謂ブンゼン燃焼式のバーナユニットを具備した加熱調理装置に関するものである。
給食センターや大手食品メーカ等の厨房設備において、鍋等に収容されたスープ等の液体を加熱するための所謂ブンゼン燃焼式の加熱調理装置は、上部に鍋等を載置し得る筐体と、該筐体内に収容されて上部の鍋等を加熱すべく一次空気と燃焼ガスとの混合ガスを燃焼させる複数のバーナとを備えていた。このうち複数のバーナは、例えば平面視略円形状の炎口部を具備した所謂キノコバーナ(メッケルバーナ)と呼ばれるものから成り、筐体部内の下部平面に、円環状に配設されていた。
然るに、各バーナの炎口部から生じた炎は、混合ガスが高温とされることにより生成される内炎と、外内炎が周囲の二次空気と接触することで生成される外炎とを有し、当該外炎の外側に形成された高温外炎膜にて鍋等を加熱するようになっている。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来の加熱調理装置においては、バーナにおける燃焼用二次空気の調整が行われていなかったため、熱効率が低く、ランニングコストが嵩んでしまうという問題があった。即ち、従来の比較的大型の加熱調理装置においては、混合ガスの燃焼に伴って筐体内に導かれる二次空気が多量となってしまい、炎(高温外炎膜)の平均温度を低下させて熱効率を低下させてしまう虞があったのである。また、多量な二次空気の吸入を伴った燃焼により、排気総量も多くなってしまうとともに排気温度が高くなってしまい、厨房等作業環境が悪化してしまうという問題もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、熱効率を向上させてランニングコストを低減させるとともに、排気総量及び排気温度を低下させて作業環境を改善することができる加熱調理装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、上部に鍋等を設置可能な筐体部と、該筐体部内に略円環状に複数配設されるとともに、一次空気及び燃焼ガスの混合ガスを燃焼させて平面視略円形状の炎口部から炎を生じさせ、上部に設置された鍋等を加熱し得るバーナとを備えた加熱調理装置において、前記バーナのそれぞれの炎口部の上方を開口させるとともに前記筐体部内における当該バーナより上部と下部とを隔てる二次空気遮蔽板材を具備し、前記開口の縁部を前記炎口部と同心状の略円形としてバーナとの間隙部から炎口部に対する二次空気の供給がなされることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の加熱調理装置において、前記二次空気遮蔽板材に形成された開口は、その縁部がバーナ側へバーリング加工されたものであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の加熱調理装置において、前記バーナは、その側壁面における上下方向に亘って側方へ突出した凸条部が形成されるとともに、該凸条部に前記開口の縁部が当接して前記二次空気遮蔽板材が配設されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、下方からバーナに流れる空気のほとんどを二次空気遮蔽板材にて遮蔽しつつバーナ上方に形成された開口から必要量だけ二次空気を供給するので、熱効率を向上させてランニングコストを低減させるとともに、排気総量及び排気温度を低下させて作業環境を改善することができる。
また、開口の縁部を炎口部と同心状の略円形としてバーナとの間隙部から炎口部に対する二次空気の供給がなされるので、当該炎口部の周方向に対して二次空気を均等に供給することができ、バーナによる炎をより良好に生じさせることができる。
請求項2の発明によれば、二次空気遮蔽板材に形成された開口は、その縁部がバーナ側へバーリング加工されているので、二次空気遮蔽板材に開口を形成した後に、バーナと開口縁部との間の隙間寸法を調整して、流入する二次空気の量を更に適切なものとすることができる。
請求項3の発明によれば、バーナの側面に形成された凸条部に開口の縁部が当接して二次空気遮蔽板材が配設されるので、開口にバーナを挿通させれば、所定の間隙を常に確保することができ、バーナに対する開口の位置決めを容易とすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る加熱調理装置は、給食センターや大手食品メーカ等の厨房設備に配設され、鍋等を加熱し得る所謂ブンゼン燃焼式のバーナを複数具備したものであって、図1に示すように、筐体部1の上部に上部開口1aを有し、該上部開口1aに鍋等を載置可能とされるとともに、下部近傍に燃焼のための空気を吸引する吸引口1bが形成されたものである。
かかる筐体部1の内部には、図2及び図3で示すように、炎を発生し得る複数のバーナ2と、開口3aが形成された二次空気遮蔽板材3と、バーナ2に燃焼ガス(プロパンガスや天然ガス等)を供給し得るガス供給管4とが主に配設されており、バーナ2の燃焼の際には、二次空気遮蔽板材3よりも下方に位置する吸引口1bから空気が吸引されるようになっている。
各バーナ2は、平面視略円形状の炎口部2a(図4参照)を具備したブンゼン燃焼式の所謂キノコバーナ(メッケルバーナ)と呼ばれるものから成り、筐体部1内の下部平面において、2列の円環状に配設されている。即ち、内側円環状の列と、該列と同心状に形成された外側円環状の列の2列配置され、それぞれの炎口部2aから炎を生じさせ、筐体部1上に配置された鍋底を加熱し得るよう構成されているのである。
より具体的には、各バーナ2は、図4に示すように、金属製の2板材a、bを側面でかしめることにより形成されたもので、そのかしめ部がバーナ2の側面において上下方向に亘って延びた凸状部2bを成している。また、バーナ2の下部2cは、ノズル部4aを介してガス供給管4と接続されており、当該ノズル部4aから燃焼ガスが導入される際、その差圧により間隙から空気も巻き込んで導入し得るようになっている。しかして、かかる空気が燃焼の際の一次空気とされ、導入された燃焼ガスと一次空気とが混合され、炎口部2aから噴出し得るようになっている。
二次空気遮蔽板材3は、図5に示すように、各バーナ2に対応した位置に開口3aが形成された金属製部材(板材を椀状にプレス成形等したもの)から成り、筐体部1内に取り付けられて、バーナ2の上部と下部とを隔てるよう構成されたものである。より具体的には、二次空気遮蔽板材3は、筐体部1内の形状に倣った円形の外輪郭とされた平面部3bと、該平面部3b縁部から垂下して壁面を成す側壁部3cと、側壁部3cから側方に延びたフランジ部3dとから主に構成され、平面部3bに略円形の開口3aが形成されている。
そして、フランジ部3dには、ボルトBを挿通するためのボルト孔3daが複数箇所(本実施形態においては4箇所)形成されており、それぞれのボルト孔3daにボルトBを挿通して螺合させることにより、二次空気遮蔽板材3が筐体部1内に固定されるようになっている。然るに、二次空気遮蔽板材3を、ボルトBにて筐体部1内の所定位置に固定すると、平面部3bに形成された各開口3aが各バーナ2の上方にそれぞれ位置するとともに、上面視で開口3aと炎口部2aとが同心状になるよう設計されている。
二次空気遮蔽板材3を筐体部1内に取り付けると、バーナ2が取り付けられた空間と上部の鍋等が設置される空間とが隔成され、開口3aのみがそれら空間を連通させることとなる。これにより、バーナ2の燃焼時、下方の吸引口1bからバーナ2に流れる空気のほとんどを二次空気遮蔽板材3にて遮蔽しつつバーナ2上方に形成された開口3aから必要量だけ二次空気を供給するので、熱効率を向上させてランニングコストを低減させるとともに、排気総量及び排気温度を低下させて作業環境を改善することができる。
また、開口3aの縁部を炎口部2aと同心状の略円形としてバーナ2との間隙部から炎口部2aに対する二次空気の供給がなされるので、当該炎口部2aの周方向に対して二次空気を均等に供給することができ、バーナ2による炎をより良好に生じさせることができる。特に、本実施形態の如きバーナ2は、炎口部2aの外輪郭から中心までの寸法が比較的大きいため、二次空気を均等に供給することは燃焼効率の観点からも効果が大きい。
上記構成の加熱調理装置により上部に載置した鍋等を熱して内部の液体等を加熱するには、図示しない操作手段を操作してガスタンク等のガス源からガス供給管4に燃焼ガスを供給する。ガス供給管4に供給された燃焼ガスは、ノズル部4aからバーナ2の下部2cに至り、そこから一次空気と混合されつつ炎口部2aから噴出される。このとき、炎口部2aに図示しない点火手段を操作して点火することにより、炎を生じさせる。
このように生じた炎は、上述の如く供給された一次空気による内炎と二次空気による外炎とから成るものであるが、このうち二次空気は、吸引口1bから吸引される。かかる二次空気は、二次空気遮蔽板材3による遮蔽効果により吸引量が抑制され、開口3aからのみ供給されることとなるので、吸引口1bから吸引されて筐体部1内における上方へ流れる空気を抑制することができ、上部に載置された鍋等に当該空気が当たって冷やされ、熱効率が低下してしまうのを防止することができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば二次空気遮蔽板材3の開口3aの縁部を、図6に示すように、バーリング加工して下方(バーナ2側)へ傾斜させ、バーナ2と開口3aの縁部との間の間隙寸法tを調節可能なものとしてもよい。これにより、二次空気遮蔽板材3の平面部3bに開口3aを形成した後に、バーナ2と開口3a縁部との間の間隙を調整して、流入する二次空気の量を更に適切なものとすることができる。
また、図7に示すように、バーナ2の側面に形成された凸状部2bに開口3aの縁部が当接して二次空気遮蔽板材3が配設されるようにしてもよい。即ち、バーナ2が、ブンゼン燃焼式の所謂キノコバーナ(メッケルバーナ)と呼ばれるものにあっては、通常、かしめ部から成る凸状部2bが形成されているため、かかる凸状部2bに開口3aの縁部を当接させるのである。
これにより、同図(b)に示すように、凸状部2bの突出寸法分だけバーナ2と開口3a縁部との間の間隙t’が形成されるため、二次空気の流入を許容し得ることとなる。然るに、開口3aにバーナ2を挿通させれば、所定の間隙t’が常に確保されることとなるため、バーナ2に対する開口3aの位置決めを容易とすることができる。
更に、本実施形態においては、バーナ2が内側円環状の列と外側円環状の列とのそれぞれに形成されているが、1列或いは3列以上の円環状に複数のバーナ2を形成したものとしてもよい。また更に、バーナの個数は任意設定することができるが、その場合においても、それぞれのバーナの上方に開口が位置するように二次空気遮蔽板材を形成する必要がある。
バーナのそれぞれの炎口部の上方を開口させるとともに筐体部内における当該バーナより上部と下部とを隔てる二次空気遮蔽板材を具備し、開口の縁部を炎口部と同心状の略円形としてバーナとの間隙部から炎口部に対する二次空気の供給がなされる加熱調理装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものにも適用することができる。
本発明の実施形態に係る加熱調理装置の外観を示す斜視図 同加熱調理装置を上方から見た模式図 同加熱調理装置の内部構成を示す断面模式図 同加熱調理装置におけるバーナを示す上面及び側面図 同加熱調理装置における二次空気遮蔽板材を示す斜視図 本発明の他の実施形態における二次空気遮蔽板材の開口の縁部形状を示す断面模式図 本発明の他の実施形態における二次空気遮蔽板材の開口とバーナとの取付関係を示す(a)断面図(b)上面図
符号の説明
1 筐体部
2 バーナ
2a 炎口部
2b 凸条部
3 二次空気遮蔽板材
3a 開口
4 ガス供給管

Claims (3)

  1. 上部に鍋等を設置可能な筐体部と、
    該筐体部内に略円環状に複数配設されるとともに、一次空気及び燃焼ガスの混合ガスを燃焼させて平面視略円形状の炎口部から炎を生じさせ、上部に設置された鍋等を加熱し得るバーナと、
    を備えた加熱調理装置において、
    前記バーナのそれぞれの炎口部の上方を開口させるとともに前記筐体部内における当該バーナより上部と下部とを隔てる二次空気遮蔽板材を具備し、前記開口の縁部を前記炎口部と同心状の略円形としてバーナとの間隙部から炎口部に対する二次空気の供給がなされることを特徴とする加熱調理装置。
  2. 前記二次空気遮蔽板材に形成された開口は、その縁部がバーナ側へバーリング加工されたものであることを特徴とする請求項1記載の加熱調理装置。
  3. 前記バーナは、その側壁面における上下方向に亘って側方へ突出した凸条部が形成されるとともに、該凸条部に前記開口の縁部が当接して前記二次空気遮蔽板材が配設されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加熱調理装置。
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