JP2006339461A - 半導体装置製造用成膜装置および成膜方法 - Google Patents

半導体装置製造用成膜装置および成膜方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、特に大気圧に近い圧力雰囲気で半導体基板上に薄膜を形成する装置におけるパーティクル発生の問題を回避して生産性を向上するのに好適な成膜装置および成膜方法を提供する。
【解決手段】
本発明における成膜装置は、少なくとも、半導体基板上に薄膜を形成するための反応室と、ガス供給系と、ガス排気系を有しており、前記ガス排気系は、反応室に接続する第一の排気管と、第一の排気管を分岐した第二および第三の排気管とで構成される。第二の排気管は第一のバルブと第一の圧力制御弁を有し、第三の排気管は第二のバルブと第二の圧力制御弁を備え、第一のバルブと第二のバルブとは、同時に開状態にはならないようにし、また、第一の圧力制御弁と第二の圧力制御弁とは、各々独立して機能する構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置を製造するための成膜装置および成膜方法に係り、特に大気圧に近い圧力雰囲気で半導体基板上に薄膜を形成する装置におけるパーティクル発生の問題を回避して生産性を向上するのに好適な半導体装置製造用成膜装置および成膜方法に関する。
近年、半導体装置の大容量化の進展に伴い素子の微細化が進んでいる。このような情況にあって、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)では、ワード線となるゲート電極配線の間隔が極めて狭くなってきた。その結果、通常の低圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法で形成する絶縁膜では、カバレージ不足が顕在化し、電極配線間を埋め込むことが困難となり、ボイド(空洞)が発生するようになってきた。ボイドの存在は、後の工程で形成される導電物質がボイド内を充填してしまい、意図しない配線間のショートをもたらす問題があった。
上記、ボイド発生を回避するため、カバレージのよい絶縁膜を形成する方法としてSACVD(Semi Atomospheric Chemical Vapor Deposition)法が用いられるようになってきた。SACVDは、大気圧近くの、CVDとしては高圧力となるガス雰囲気中で成膜する方法である。SACVD法を用いれば、ボイドの発生を回避して意図しない配線間のショートを防止できる利点があるが、一方で、高圧力で成膜せざるを得ないために、通常の低圧CVDに比べてパーティクルが著しく発生しやすく、また、成膜された膜中の不純物濃度が不均一になるという問題があった。
以下、SACVD法におけるパーティクル発生の問題、および成膜された膜中の不純物濃度が不均一になる問題について説明する。
最初に、図1aを用いて従来のSACVD装置の構成について説明する。なお、図中のVは、配管開閉用バルブを表し、黒塗りの場合が開状態を白抜きの場合が閉状態を表している。MFCはガス流量を制御するためのマスフローコントローラーを、LMFCは液化ガスの流量を制御するためのマスフローコントローラーを表している。VPはLMFCを通過した液化ガスを気化するための気化器を表している。また、各配管において太線で示されている部分はガスが供給されるか、配管が開状態になっていることを示している。また、矢印はガスの流れ方向を示している。
半導体基板が設置される反応室101には、ガス供給系およびガス排気系が接続されている。
ガス供給系は、クリーニングガス源104、パージガス源105、原料ガス源106および原料ガスを輸送するためのキャリヤガス源107を備えている。また、クリーニングガス供給系は、バルブV3、マスフローコントローラーMFC1を経て分岐され、分岐された配管には各々バルブV4およびV5が設けられている。また、パージガス供給系は、マスフローコントローラーMFC2およびバルブV6を備えている。さらに、原料ガス供給系は、3系統備え、各々バルブV7、V10、V13の二次側に液体原料用マスフローコントローラーLMFC1、LMFC2、LMFC3を備え、さらにその二次側に備えられたVP1、VP2、VP3を経て各々分岐されている。VP1の二次側分岐配管には各々V8およびV9が、VP2の二次側分岐配管には各々V11およびV12が、VP3の二次側分岐配管には各々V14およびV15が設けられている。また、キャリヤガス供給系は、MFC3およびV16を介して分岐され、各々VP1、VP2、VP3に接続されている。
一方、ガス排気系は、圧力計102、バルブV1、圧力制御弁APCを備えたガス排気管108を介して真空ポンプ103に接続されている。また、前述のV5、V9、V12、V15のバルブを備えた分岐配管が、圧力制御弁APCと真空ポンプ103の間の排気管に接続されている。
次に、図1aから図1e、および図2aから図2dを用いて装置の動作状態を説明する。ここで、図1aから図1eは、成膜シーケンスにおける各ステップに対応する装置の動作状態を示しており、図2aから図2dはクリーニングシーケンスにおける各ステップに対応する装置の動作状態を示している。
最初に、図1aは、半導体基板を反応室101に設置した後、反応室を真空排気するステップにおける装置の動作状態を示している。ガス供給系のバルブを全て閉としガス供給がない状態で、ガス排気系のV1を開としAPCを介して真空ポンプ103で反応室が真空排気される。
次に、図1bは、反応室の圧力を上昇させると共に原料ガスの流量を安定化させるステップにおける装置の動作状態を示している。パージガス供給系のV6を開としMFC2を介して反応室が所定の高い圧力に達するように窒素を供給する。反応室の圧力は、圧力計102でモニターされ、所定の高い圧力になるようにAPCを自動的に制御する。それと同時に、原料ガスの流量安定化のため、原料ガス系およびキャリヤガス系の各バルブを開とし、さらに分岐バルブV9、V12、V15を開として、配管109、110、111を通して排気配管108に排気する。この時、V9、V12、V15が開いた瞬間、排気配管108内の圧力バランスが崩れ、全てが真空ポンプ103に排気されず、一部がAPCおよびV1を介して反応室へ逆流してしまう。反応室へ逆流した原料ガスは、分解してパーティクルとなり半導体基板表面に付着し、歩留まり低下の原因となる。
次に、図1cは、成膜ステップにおける装置の動作状態を示している。反応室101が所定の圧力に維持され、原料ガスの流量が安定した状態で、パージガス供給系のV6を閉とし、排気管108に排気していた原料ガスをバルブを切り替えて(V9、V12、V15を閉、V8、V11、V14を開)、配管112、113、114を通して反応室へ導入し、半導体基板上に所望の成膜を行なう。この時、半導体基板以外の装置内壁、排気管108、APCなどにも反応生成物が付着する。付着しなかった反応生成物および未反応ガスは真空ポンプ103で排気される。
次に、図1dは、反応室および原料ガス供給配管内の真空引きステップにおける装置の動作状態を示している。所望の成膜が終了した後、原料ガス供給系のV7、V8、V10、V11、V13、V14を閉じてガス供給を停止し、反応室101を真空排気すると同時に、V9、V12、V15を開けてガス供給配管内に残留しているガスを真空排気する。この時、APCは反応室が低い圧力になるように自動的に制御される。
次に、図1eは、反応室およびガス供給系の配管内を不活性ガスによりパージするステップの装置の動作状態を示している。パージガス供給系のV6を開けて不活性ガスを反応室に供給すると同時に、キャリヤガス供給系から原料ガス供給系に不活性ガスを供給し、V9、V12、V15を介して真空ポンプ103に排気する。この後、図1aの状態に戻し、半導体基板を取り出し、次の半導体基板の処理を行なう。
上述した従来装置における成膜シーケンスでは、図1bに示した原料ガス流量安定化ステップにおいて、V9、V12、V15が開いた瞬間、排気配管108内の圧力バランスが崩れる。そのため、原料ガスは、全てが真空ポンプ103に排気されず、一部がAPCおよびV1を介して反応室へ逆流してしまう。その結果、逆流した原料ガスの一部はパーティクルを発生させて、半導体基板表面に付着し、製造歩留まりを低下させる問題がある。また、他の一部は予期せぬ膜として半導体基板表面に成膜されるが、膜中の不純物濃度が制御できない問題がある。
図3は、上記原料ガスの逆流により、予期せぬ膜が成膜された場合の膜中不純物濃度の分布を調べた結果の一例を示している。評価試料は、(a)図に示したように、上記従来技術によって半導体基板301上に、厚さが約1μmのBPSG(Boro-Phospho Silicate Glass)を成膜した構造になっている。BPSGはボロンとリンを不純物として含有する酸化シリコンである。不純物を含有した酸化シリコンは、熱処理することにより流動させることが可能であり、実際の製造工程で半導体基板表面に形成されるギャップを埋め込み平坦化するのに有用な利点がある。BPSGの形成には、母体となる酸化シリコンの原料としてテトラエトキシシラン(Si(OC2H5)4)、不純物となるボロンの原料としてテトラメトキシボレート(B(OCH3)4)、同じく不純物となるリンの原料としてテトラエトキシフォスフェート(P(OC2H5)4)を用いた。
(b)図は、成膜されたBPSGの表面からエッチングしながら膜中のボロンとリンの深さ方向濃度分布を調べた結果で、横軸が膜表面からの深さを、縦軸が不純物濃度を示している。図中のAはボロンの濃度分布、Bはリンの濃度分布を各々示している。いずれの不純物も表面から0.6μm程度までは、ほぼ一様に分布しているが、0.6μmから半導体基板表面に至る0.9μmの領域では、いずれの不純物も大幅に変動していることが示されている。これは、半導体基板表面の成膜初期の膜が、排気系から逆流した原料ガスにより不純物濃度が制御されない状態で成膜されたことに起因している。
次に、クリーニングシーケンスにおける装置の動作状態について図2aから図2bを用いて説明する。
前述の成膜シーケンスにおける成膜ステップでは、半導体基板のみならず、装置内壁や排気管、APCなどにも反応生成物が付着する。付着した反応生成物は、累積膜厚が厚くなると、剥がれてパーティクルとして半導体基板に付着し、歩留まりを低下させる原因となる。そのため、定期的にクリーニングガスにより反応生成物を除去する処理が必要である。
図2aは、反応室を真空引きするステップにおける装置の動作状態を示している。反応室には、半導体基板は設置されていない。ガス供給系のバルブは全て閉状態となっている。
次に、図2bは、クリーニングステップにおける装置の動作状態を示している。V3およびV4を開け、MFC1を介して配管115から三弗化塩素(ClF3)を導入する。
次に、図2cは、クリーニングガス供給配管を真空引きするステップにおける装置の動作状態を示している。所定のクリーニングが終了した後、V3およびV4を閉じ、V5を開けて配管116を通して残留ガスを真空排気する。
次に、図2dは、反応室をパージするステップにおける装置の動作状態を示している。パージガス供給系のV6を開け、MFC2を介して反応室を不活性ガスによりパージして一連のシーケンスを終了する。
上述したクリーニングシーケンスでは、反応室をクリーニングした後のクリーニングガスが排気配管108を通過することによって、排気配管108およびAPCがクリーニングされる。APCは、圧力制御の機能上、排気配管108上に設置せざるを得ず、反応室から離れた状態にある。そのため、APCのクリーニングは効率が悪く、反応室のクリーニングが完了した後も、3倍程度の時間をかけてクリーニングを継続せざるを得ない状況にあった。

特表2002-514003号公報
上記のように、従来装置における成膜シーケンスでは原料ガスの逆流によるパーティクルの発生による歩留まり低下の問題や成膜初期の不純物濃度が変動する問題があり、また、クリーニングシーケンスでは排気配管の、特にAPCのクリーニングに時間を要し、生産効率を低下させる問題があった。
上記問題に鑑み、本発明の目的は、成膜シーケンスにおける原料ガスの逆流を完全に抑えて歩留まり低下を回避し、また、クリーニング効率の向上により生産効率拡大に寄与できる半導体装置製造用成膜装置および成膜方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明における成膜装置は、少なくとも、半導体基板上に薄膜を形成するための反応室と、前記反応室にガスを供給するためのガス供給系と、前記反応室を所定のガス圧力に保持するためのガス排気系を備えており、前記ガス排気系は、反応室に接続する第一の排気管と、前記第一の排気管を分岐して設けられる第二および第三の排気管で構成され、前記第二の排気管は、排気管を開閉するための第一のバルブと、第一の圧力制御弁と、第一の真空ポンプとを少なくとも備え、前記第三の排気管は、排気管を開閉するための第二のバルブと、第二の圧力制御弁と、第二の真空ポンプとを少なくとも備えていることを特徴としている。
また、本発明における成膜装置では、前記第二の排気管が反応室を高圧力に保持するために設けられ、前記第三の排気管が前記第二の排気管が保持する前記高圧力よりも低い圧力に保持するために設けられており、さらに、前記第一のバルブと前記第二のバルブとは、同時に開状態にはならないことを特徴としている。また、前記第二の排気管に備えられた前記第一の圧力制御弁と前記第三の排気管に備えられた前記第二の圧力制御弁とは、各々独立して機能することを特徴としている。
また、本発明における成膜装置では、前記反応室にガスを供給するためのガス供給系は、前記薄膜を形成するための原料ガス供給系を備え、前記原料ガス供給系は、原料ガスを前記反応室に導入する配管と、原料ガスを前記反応室を通さずに排気する配管とに各々開閉バルブを介して分岐され、前記反応室を通さずに排気する配管は、前記第三の排気管に備えられた前記第二の圧力制御弁と前記第二の真空ポンプとの間に接続されていることを特徴としている。
また、本発明における成膜装置では、前記反応室にガスを供給するためのガス供給系は、前記半導体基板上以外の部分に形成される前記薄膜を除去するためのクリーニングガス供給系を備え、前記クリーニングガス供給系は、クリーニングガスを前記反応室に導入する配管と、クリーニングガスを前記反応室を通さずに排気する配管とに各々開閉バルブを介して分岐され、前記反応室を通さずに排気する配管は、前記第二の排気管に備えられた前記第一の圧力制御弁と前記第一のバルブとの間に接続されていることを特徴としている。
また、本発明における成膜方法は、
(1)半導体基板を反応室に搬送した後、反応室を低圧力に保持するための低圧力排気管を通じて真空排気するステップと、
(2)前記真空排気の後、前記低圧力排気管による排気から、反応室を高圧力に保持するための高圧力排気管による排気に切り替えると同時に、前記ガス供給系のパージガス導入配管から反応室に不活性ガスを導入して、反応室を高圧力状態にする反応室圧力上昇ステップと、
(3)前記反応室圧力が所定の圧力で安定した後、原料ガス供給系の、前記低圧力排気管に接続される配管を通して原料ガスを排気し、原料ガスの流量を安定化させるステップと、
(4)前記原料ガスの流量が安定した後、高圧力状態に保持されている反応室への不活性ガスの導入を停止すると同時に、前記低圧力排気管を介して排気され流量が安定している前記原料ガスを反応室へ導入する配管に切り替えて反応室へ導入し、半導体基板上に成膜するステップと、
(5)前記半導体基板上への成膜の後、前記高圧力排気管による排気から前記低圧力排気管による排気に切り替えると同時に、前記原料ガスの供給を停止し、反応室および原料ガス供給配管を真空排気するステップと、
(6)前記反応室および原料ガス供給配管を真空排気した後、パージガス供給配管から反応室に不活性ガスを導入すると共に、キャリアガス供給配管から原料ガス供給配管に不活性ガスを供給して、反応室および原料ガス供給配管を不活性ガスでパージするステップと、
から成ることを特徴としている。
さらに、本発明における成膜方法は、半導体基板上への成膜の後、半導体基板を反応室から取り出し、反応室および高圧力排気管をクリーニングするステップを含み、
(1)前記半導体基板を反応室から取り出した後、低圧力排気管を通じて反応室を真空排気するステップと、
(2)前記反応室を真空排気した後、クリーニングガス供給配管から反応室へクリーニングガスを供給して、反応室内に付着している反応生成物をクリーニングするステップと、
(3)前記反応室のクリーニングの後、反応室へのクリーニングガスの供給を停止して、低圧力排気管により反応室を真空排気すると同時に、クリーニングガス供給系の、高圧力排気管に接続される配管を通してクリーニングガスを排気し、前記高圧力排気管内に付着している反応生成物をクリーニングするステップと、
(4)前記高圧力排気管のクリーニングの後、クリーニングガスの供給を停止し、クリーニングガス供給配管を真空排気すると同時に、反応室にパージガス供給配管から不活性ガスを供給して、反応室をパージするステップと、から成ることを特徴としている。
本発明における成膜装置では、ガス排気系が、反応室を高圧力に保持するための高圧排気系統と反応室を低圧力に保持するための低圧排気系統の2系統からなり、各々独立動作が可能な、排気管を開閉するためのバルブと、圧力制御弁と、真空ポンプとを備えている。
そして、原料ガス供給系のうち、原料ガスを反応室を通さずに排気する配管を、低圧排気系統に接続させているので、原料ガスの流量安定化ステップでは、高圧排気系統が反応室を排気すると同時に、低圧排気系統は反応室と遮断された状態で原料ガスの流量を安定化させることができる。その結果、原料ガスの流量安定化ステップでは、原料ガスを排気する低圧排気系統を開閉バルブによって反応室と遮断することが可能となり、原料ガスが反応室へ逆流することを完全に防止することができる。
また、クリーニングガス供給系のうち、クリーニングガスを前記反応室を通さずに排気する配管は、高圧排気系統に備えられた圧力制御弁とバルブとの間に接続させている。したがって、低圧排気系統で反応室をパージするステップにおいて、反応室とはバルブによって遮断された高圧排気系統の圧力制御弁にクリーニングガスを直接供給することができるのでクリーニング効率を向上させることができる効果がある。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について説明する。
本第1の実施例では、本発明の成膜装置の構成について図4を用いて説明する。反応室101に接続されるガス供給系は、従来装置と同じであるので説明は省略する。
反応室を排気するためのガス排気系は、反応室に接続する第一の排気管117が、圧力計102を経た後で、第二の排気管118と第三の排気管119とに分岐された2系統で構成した。第二の排気管118は、排気管を開閉するための第一のバルブV1と、第一の圧力制御弁APC1と、第一の真空ポンプ103aとを備えている。一方、第三の排気管119は、排気管を開閉するための第二のバルブV2と、第二の圧力制御弁APC2と、第二の真空ポンプ103bとを備えている。第二の排気管118は、反応室を高圧力状態に維持する場合に用い、第三の排気管119は、反応室を低圧力状態に維持する場合に用いる。また、第一のバルブV1と第二のバルブV2とは、同時に開状態にならないように制御し、排気系相互の干渉を防止した。
原料ガスの流量安定化のために、原料ガスが排気される配管109、110、111は、低圧力状態を維持するための第三の排気管119のAPC2と真空ポンプ103bの間に接続した。また、クリーニングガスを排気するための配管116は、高圧力状態を維持するための第三の排気管118の第一のバルブV1と第一の圧力制御弁APC1の間に接続する構成とした。
本実施例1における本発明の装置構成によれば、成膜に用いる高圧力排気管と、真空排気やパージに用いる低圧力排気管とに排気管を分岐し、各々の排気管が相互に影響しない構成としている。原料ガスの流量安定化のために配管109、110、111は、低圧力排気管に接続した構成にしているので、反応室の昇圧と原料ガスの流量安定化とは、それぞれ独立して達成することが可能であり、原料ガスの反応室への逆流を防止できる効果がある。
本第2の実施例では、本発明の成膜装置を用いた成膜シーケンスにおける各ステップの装置の動作状態について図5a〜図5fを用いて説明する。
まず、成膜シーケンスにおける各ステップの装置の動作状態について図5a〜図5fを用いて説明する。
最初に、図5aは、反応室101を真空排気するステップにおける装置の動作状態を示している。半導体基板を反応室101に搬送した後、第一の排気管117および第一の排気管117を分岐した第三の排気管119を介して真空ポンプ103bにより反応室101内を真空排気する。この時、V2は開、V1は閉状態となっている。
次に、図5bは、反応室を成膜圧力となる高圧まで昇圧するステップにおける装置の動作状態を示している。この時、V2は閉、V1は開状態となり、V1、APC1を備えた第二の排気管を通して真空ポンプ103aにより反応室は真空排気される。それと同時に、パージガス供給系のV6が開となり、MFC2を介して反応室に窒素が供給される。反応室の圧力は、圧力計102でモニターされており、反応室の圧力が700torrになるようにAPC1を自動制御する。APCは、バタフライバルブで構成されており、設定された圧力に対して圧力計で計測される圧力が低い場合には、バタフライバルブが閉まる方向に動き、排気断面積を縮小させることにより圧力を上昇させる。一方、逆の場合には、バタフライバルブが開く方向に動き、排気断面積を拡大させることにより圧力を低下させる。ここでは、700torrに設定しているので、APC1は閉まる方向に動作する。
次に、図5cは、原料ガスの流量を安定化させるステップにおける装置の動作状態を示している。反応室が700torrになっている状態を維持したまま、ガス供給系のV7、V10、V13を開け、V7からは酸化シリコンの原料としてテトラエトキシシランを、V10からは不純物となるボロンの原料としてテトラメトキシボレートを、V13から同じく不純物となるリンの原料としてテトラエトキシフォスフェートを、各々液化ガス用のLMFC1、LMFC2、LMFC3に供給する。LMFCで流量を制御された各液化ガスは気化器VP1、VP2、VP3で気化される。各々の気化器にはキャリヤガス供給系からV16、MFC3を介して不活性ガスが供給されており、V9、V12、V15および配管109、110、111を通して第三の排気管119に輸送され、真空ポンプ103bにより排気される。V9、V12、V15が開いた瞬間に排気管119内の圧力バランスが崩れても、V2が閉じているので、原料ガスが反応室へ逆流することがない。なお、この原料ガス流量安定化ステップは、前ステップの反応室昇圧ステップと同時に行なっても良い。
次に、図5dは、成膜ステップにおける装置の動作状態を示している。半導体基板の温度を450℃とし、反応室の圧力および原料ガスの流量が安定した後、V9、V12、V15を閉め、V8、V11、V14を開け、配管112、113、114を通して第三の排気管119に排気していた各原料ガスを反応室に供給する。この時、パージガス供給系からはオゾンガスを供給する。窒素ガスで希釈したオゾンガスでもよい。また、オゾンガス供給系を独立して設けることもできる。反応室に供給された原料ガスはオゾンと反応し、半導体基板表面にBPSG膜を形成する。BPSG膜中のボロン、リンの濃度は各々の原料ガスの流量比率を制御することにより変化させることができる。未反応ガスは、第一の排気管117、V1、APC1を通して真空ポンプ103aにより排気される。成膜ステップは、大気圧に近い高圧力雰囲気で行なうために、ほとんど閉まった状態のAPC1には多量の反応生成物が付着する。
次に、図5eは、反応室の真空引きステップにおける装置の動作状態を示している。半導体基板上への所定の成膜が終了した時点で、V6、V8、V11、V14を閉めて反応室101へのガスの供給を停止すると同時に、V9、V12、V15を開け、原料ガス供給配管内に残留している原料ガスを真空ポンプ103bにより排気する。また、V1を閉めV2を開けて第三の排気管119を通して反応室101を真空排気する。
次に、図5fは、反応室をパージするステップにおける装置の動作状態を示している。V6を開けて不活性ガスを供給し反応室をパージすると同時に、キャリヤガス供給系から不活性ガスを供給し原料ガス供給系もパージする。
第2の実施例における本発明の成膜装置を用いた成膜シーケンスによれば、第二の排気配管を用いて反応室を昇圧する間に、反応室および第二の排気管とはV2によって隔離された第三の排気管を通して原料ガスが排気され流量の安定化を図っているので第三の排気管内の圧力が瞬間的に上昇しても、反応室への原料ガスの逆流を完全に抑えることができる。
本第3の実施例では、本発明の成膜装置を用いたクリーニングシーケンスにおける各ステップの装置の動作状態について図6a〜図6dを用いて説明する。
最初に、図6aは、反応室の真空排気ステップにおける装置の動作状態を示している。成膜シーケンスにおける一連のステップが終了し、半導体基板を反応室101から取り出した後、低圧用の第三の排気管119に接続されている真空ポンプ103bにより反応室101を真空排気する。V2が開でV1は閉となっている。
次に、図6bは、反応室のクリーニングステップにおける装置の動作状態を示している。クリーニングガス供給系のV3およびV4を開とし、MFC1を介して配管115から三弗化塩素を供給した。反応室内の半導体基板を設置するステージの温度は450℃とし、圧力計102でモニターされる圧力が1Torrになるように、APC2を制御した。反応室内のクリーニングに消費されたクリーニングガスは、第一の排気管117およびV2、APC2を備えた第三の排気管119を通して真空ポンプ103bにより排気される。
次に、図6cは、反応室を真空排気するステップの装置の動作状態を示している。反応室101のクリーニングが終了した後、V4を閉めて反応室へのクリーニングガスの供給を停止すると同時にV5を開けて、第二の排気管に接続された配管116を通してAPC1とV1の間にクリーニングガスを供給する。反応室を真空排気すると同時に、成膜ステップでAPC1および排気管内に付着した反応生成物をクリーニングすることができる。
次に、図6dは、反応室をパージするステップにおける装置の動作状態を示している。V3を閉めてクリーニングガスの供給を停止し、クリーニングガス供給配管内の残留ガスを真空排気すると同時に、パージガス供給系のV6を開とし、MFC2を介して不活性ガスを反応室101に供給し、反応室内をパージする。以下、図6aの状態に戻る。
第3の実施例における本発明の成膜装置を用いたクリーニングシーケンスによれば、クリーニングガスの排気管116を通して、反応室を介さずに、反応生成物の付着が著しい第二の排気管のAPC1と第一のバルブの間に直接供給している。また、反応室を真空排気すると同時に、APC1に対してクリーニングガスを直接供給することができるので、クリーニング効率を向上させることができる。
以上述べたように、本発明によれば、反応室に接続する排気管を、成膜用と真空引きパージ用の2系統に分岐し、各々相互干渉しないようにバルブで隔離している。したがって、原料ガス安定化の際に、原料ガスが反応室に逆流してパーティクルを発生させ、成膜初期の膜中不純物濃度をばらつかせる問題を回避できる。また、クリーニングシーケンスにおいては、反応室を介さずに、他のステップと同時にクリーニングガスを排気管に直接供給できるので、反応性生物の付着が著しいAPCのクリーニングを効率よく実施できるので生産効率を向上できる効果がある。
従来の装置における成膜シーケンスの問題を説明するための装置の初期状態図。 従来の装置における成膜シーケンスの問題を説明するための、図1aに続く装置動作状態図。 従来の装置における成膜シーケンスの問題を説明するための、図1bに続く装置動作状態図。 従来の装置における成膜シーケンスの問題を説明するための、図1cに続く装置動作状態図。 従来の装置における成膜シーケンスの問題を説明するための、図1dに続く装置動作状態図。 従来の装置におけるクリーニングシーケンスの問題を説明するための装置初期状態図。 従来の装置におけるクリーニングシーケンスの問題を説明するための、図2aに続く装置動作状態図。 従来の装置におけるクリーニングシーケンスの問題を説明するための、図2bに続く装置動作状態図。 従来の装置におけるクリーニングシーケンスの問題を説明するための、図2cに続く装置動作状態図。 従来の装置で成膜した膜中の不純物濃度がばらつく問題を説明するための図。 本発明の第1の実施例を説明するための装置構成図。 本発明の第2の実施例における成膜シーケンスを説明するための、装置初期状態図。 本発明の第2の実施例における成膜シーケンスを説明するための、図5aに続く装置動作状態図。 本発明の第2の実施例における成膜シーケンスを説明するための、図5bに続く装置動作状態図。 本発明の第2の実施例における成膜シーケンスを説明するための、図5cに続く装置動作状態図。 本発明の第2の実施例における成膜シーケンスを説明するための、図5dに続く装置動作状態図。 本発明の第2の実施例における成膜シーケンスを説明するための、図5eに続く装置動作状態図。 本発明の第3の実施例におけるクリーニングシーケンスを説明するための、装置初期状態図。 本発明の第3の実施例におけるクリーニングシーケンスを説明するための、図6aに続く装置動作状態図。 本発明の第3の実施例におけるクリーニングシーケンスを説明するための、図6bに続く装置動作状態図。 本発明の第3の実施例におけるクリーニングシーケンスを説明するための、図6cに続く装置動作状態図。
符号の説明
101 反応室
102 圧力計
103、103a、103b 真空ポンプ
104 クリーニングガス供給源
105 パージガス供給源
106 原料ガス供給源
107 キャリヤガス供給源
108、117、118、119−排気管
109、110、111、112、113、114、115116 配管
V1、V2、V3、V4、V5、V6、V7、V8、V9、V10 バルブ
V11、V12、V13、V14、V15、V16 バルブ
MFC1、MFC2、MFC3 マスフローコントローラー
LMFC1、LMFC2、LMFC3 液体用マスフローコントローラー
VP1、VP2、VP3 気化器
APC、APC1、APC2 圧力制御弁
301 半導体基板
302 BPSG膜

Claims (13)

  1. 少なくとも、半導体基板上に薄膜を形成するための反応室と、前記反応室にガスを供給するためのガス供給系と、前記反応室を所定のガス圧力に保持するためのガス排気系を備えた半導体装置製造用成膜装置において、
    前記ガス排気系は、反応室に接続する第一の排気管と、前記第一の排気管を分岐して設けられる第二および第三の排気管で構成され、前記第二の排気管は、排気管を開閉するための第一のバルブと、第一の圧力制御弁と、第一の真空ポンプとを少なくとも備え、前記第三の排気管は、排気管を開閉するための第二のバルブと、第二の圧力制御弁と、第二の真空ポンプとを少なくとも備えていることを特徴とする半導体装置製造用成膜装置。
  2. 前記第二の排気管は、反応室を高圧力に保持するために設けられ、前記第三の排気管は、前記第二の排気管が保持する前記高圧力よりも低い圧力に保持するために設けられていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置製造用成膜装置。
  3. 前記第一のバルブと前記第二のバルブとは、同時に開状態にはならないことを特徴とする請求項1および2記載の半導体装置製造用成膜装置。
  4. 前記第二の排気管に備えられた前記第一の圧力制御弁と前記第三の排気管に備えられた前記第二の圧力制御弁とは、各々独立して機能することを特徴とする請求項1乃至3記載の半導体装置製造用成膜装置。
  5. 前記反応室にガスを供給するためのガス供給系は、前記薄膜を形成するための原料ガス供給系を備え、前記原料ガス供給系は、原料ガスを前記反応室に導入する配管と、原料ガスを前記反応室を通さずに排気する配管とに各々開閉バルブを介して分岐され、前記反応室を通さずに排気する配管は、前記第三の排気管に備えられた前記第二の圧力制御弁と前記第二の真空ポンプとの間に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4記載の半導体装置製造用成膜装置。
  6. 前記原料ガスは、液化ガスを含むことを特徴とする請求項5記載の半導体装置製造用成膜装置。
  7. 前記反応室にガスを供給するためのガス供給系は、前記半導体基板上以外の部分に形成される前記薄膜を除去するためのクリーニングガス供給系を備え、前記クリーニングガス供給系は、クリーニングガスを前記反応室に導入する配管と、クリーニングガスを前記反応室を通さずに排気する配管とに各々開閉バルブを介して分岐され、前記反応室を通さずに排気する配管は、前記第二の排気管に備えられた前記第一の圧力制御弁と前記第一のバルブとの間に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4記載の半導体装置製造用成膜装置。
  8. 前記クリーニングガスは、三弗化窒素(NF3)あるいは三弗化塩素(ClF3)であることを特徴とする請求項7記載の半導体装置製造用成膜装置。
  9. 反応室にガス供給系から原料ガスを供給し、ガス排気系から余剰の原料ガスを排気して、反応室内の半導体基板上に薄膜を形成する成膜方法において、
    (1)半導体基板を反応室に搬送した後、反応室を低圧力に保持するための低圧力排気管を通じて真空排気するステップと、
    (2)前記真空排気の後、前記低圧力排気管による排気から、反応室を高圧力に保持するための高圧力排気管による排気に切り替えると同時に、前記ガス供給系のパージガス導入配管から反応室に不活性ガスを導入して、反応室を高圧力状態にする反応室圧力上昇ステップと、
    (3)前記反応室圧力が所定の圧力で安定した後、原料ガス供給系の、前記低圧力排気管に接続される配管を通して原料ガスを排気し、原料ガスの流量を安定化させるステップと、
    (4)前記原料ガスの流量が安定した後、高圧力状態に保持されている反応室への不活性ガスの導入を停止すると同時に、前記低圧力排気管を介して排気され流量が安定している前記原料ガスを反応室へ導入する配管に切り替えて反応室へ導入し、半導体基板上に成膜するステップと、
    (5)前記半導体基板上への成膜の後、前記高圧力排気管による排気から前記低圧力排気管による排気に切り替えると同時に、前記原料ガスの供給を停止し、反応室および原料ガス供給配管を真空排気するステップと、
    (6)前記反応室および原料ガス供給配管を真空排気した後、パージガス供給配管から反応室に不活性ガスを導入すると共に、キャリアガス供給配管から原料ガス供給配管に不活性ガスを供給して、反応室および原料ガス供給配管を不活性ガスでパージするステップと、
    から成ることを特徴とする成膜方法。
  10. 反応室にガス供給系から原料ガスを供給し、ガス排気系から余剰の原料ガスを排気して、反応室内の半導体基板上に薄膜を形成する成膜方法において、
    半導体基板上への成膜の後、半導体基板を反応室から取り出し、反応室および高圧力排気管をクリーニングするステップを含み、
    (1)前記半導体基板を反応室から取り出した後、低圧力排気管を通じて反応室を真空排気するステップと、
    (2)前記反応室を真空排気した後、クリーニングガス供給配管から反応室へクリーニングガスを供給して、反応室内に付着している反応生成物をクリーニングするステップと、
    (3)前記反応室のクリーニングの後、反応室へのクリーニングガスの供給を停止して、低圧力排気管により反応室を真空排気すると同時に、クリーニングガス供給系の、高圧力排気管に接続される配管を通してクリーニングガスを排気し、前記高圧力排気管内に付着している反応生成物をクリーニングするステップと、
    (4)前記高圧力排気管のクリーニングの後、クリーニングガスの供給を停止し、クリーニングガス供給配管を真空排気すると同時に、反応室にパージガス供給配管から不活性ガスを供給して、反応室をパージするステップと、から成ることを特徴とする成膜方法。
  11. 前記低圧力排気管が開状態の場合は、前記高圧力排気管は閉状態となり、前記高圧力排気管が開状態の場合は、前記低圧力排気管は閉状態となることを特徴とする請求項9および10記載の成膜方法。
  12. 前記原料ガスは、液化ガスを含むことを特徴とする請求項9乃至11記載の成膜方法。
  13. 前記クリーニングガスは、三弗化窒素(NF3)あるいは三弗化塩素(ClF3)であることを特徴とする請求項9乃至11記載の成膜方法。
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