JP2006338410A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置において、画像データを取込む際の処理負担の増大を可及的に抑制する。
【解決手段】ラスタ走査状態で入力される種々の画像サイズの画像データを順次に受け取る画像データ入力部51と、画像データ入力部からラスタ走査状態で順次に画像データを受け取って画像処理する画像処理部52とが備えられた画像処理装置において、固定設定されたデータ受渡し用のデータサイズで画像データ入力部から画像処理部へ画像データを渡すように構成され、画像データ入力部に入力される画像の前記1ライン分の画像データのデータサイズが前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍でないときに、前記1ライン分の画像データに設定規則に従ってダミーデータを付加して、前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍のデータサイズとした状態で前記画像処理部に向けて送るように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ラスタ走査状態で入力される種々の画像サイズの画像データを順次に受け取る画像データ入力部と、画像データ入力部からラスタ走査状態で順次に画像データを受け取って画像処理する画像処理部とが備えられた画像処理装置に関する。
かかる画像処理装置において、処理対象の画像データを画像処理部へ取込む手法としては種々の形式が存在するが、例えば下記特許文献1にも記載のようなメモリを介して画像データを受渡しする形態が考えられている。
このような画像データの受渡しの形式では、画像処理部が1回に取込む画像データのデータサイズを受渡しのためのメモリの容量に応じて固定設定して、その固定設定したデータサイズを単位として画像データ入力部に入力された画像データをそのメモリへ書込み、画像処理部はそのメモリの画像データを一括して読出す、という形態をとる場合が多い。
この固定設定するデータサイズとしては、部品コストの低減や種々の画像サイズへの柔軟な対応等のために、1つの画像の画像データにおける主走査方向の1ライン分の画像データのデータサイズよりも小さいサイズに設定される場合が多く、1ライン分の画像データを前記の固定設定したデータサイズの転送データブロックに分割して複数回に分けて転送して画像処理部へ取込む。
このような条件下で画像処理部へ画像データを取込むとき、画像データ入力部に入力される画像の画像サイズに種々の画像サイズが存在するときは、ラスタ走査状態で入力される画像の主走査方向の1ライン分の画像データのデータサイズが、前記メモリを介した1回のデータ転送のデータサイズの整数倍に一致するとは限らず、従来は、図7に模式的に示すように、主走査方向の1ラインの画像データの始端や終端近辺の画像データを含む転送データブロックでは、隣接するラインの画像データを含めていた。
図7では、図面を簡略化する等のために、1画素の1色分の画像データが1バイトで、1回の転送のデータサイズが4バイトであるとして、1色分のデータ転送について示している。
すなわち、図7の最上段に示すように、1の転送データブロックが1バイト分のマスを4個連結したものとして示しており、主走査方向の1ラインの画像サイズが14画素の画像データを転送すると、1個目〜3個目の転送データブロック(ブロック1〜ブロック3)は、各転送データブロックが1ライン目の画像データのみを転送するものであるが、4個目の転送データブロック(ブロック4)は、1ライン目の画像データと2ライン目の画像データとを含むことになる。
特開平7−146120号公報
従って、上記従来構成では、画像処理部は、画像処理の都合上、受け取った画像データを1ライン毎にまとめる処理行うために、どのタイミングで受け取った転送データブロックが1ラインの終端と次ラインの始端にまたがった転送データブロックになっているかを管理する必要が生じて、処理負担の増大を招いていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、画像データを取込む際の処理負担の増大を可及的に抑制する点にある。
本出願の第1の発明は、ラスタ走査状態で入力される種々の画像サイズの画像データを順次に受け取る画像データ入力部と、画像データ入力部からラスタ走査状態で順次に画像データを受け取って画像処理する画像処理部とが備えられた画像処理装置において、固定設定されたデータ受渡し用のデータサイズで画像データ入力部から画像処理部へ画像データを渡すように構成され、前記データ受渡し用のデータサイズは主走査方向の1ライン分の画像データのデータサイズよりも小さいサイズに設定され、画像データ入力部に入力される画像の前記1ライン分の画像データのデータサイズが前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍でないときに、前記1ライン分の画像データに設定規則に従ってダミーデータを付加して、前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍のデータサイズとした状態で前記画像処理部に向けて送るように構成されている。
すなわち、画像データ入力部から画像処理部へ送られる画像データは、ダミーデータを付加することによって1ライン分の画像データのデータサイズが前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍となるので、1ライン分の画像データを前記受渡し用のデータサイズで転送データブロックに分割して、各転送データブロック毎に順次に画像入力部から画像処理部へデータを送ると、画像処理部では、1つの画像を受け取る範囲内において、転送データブロックを何回受け取ったときに1ライン分の画像データを全て受け取ることになるかの関係が常に固定されることになる。
又、本出願の第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、前記設定規則は、前記1ライン分の画像データの最後尾にのみダミーデータを付加するように設定されている。
すなわち、画像処理部は画像処理の都合上、本来の画像データと付加されたダミーデータとを識別する必要があるが、そのためにはダミーデータとしてどのような値を使用するか、あるいは、ダミーデータをどの位置に付加するか等の前記設定規則を画像処理部側で把握していれば良く、その設定規則は自由に設定することも可能である。
但し、前記設定規則の設定の仕方によっては、本来の画像データとダミーデータとの識別は可能であるものの、その識別のための処理が複雑化してしまう場合もある。
そこで、1ライン分の画像データの最後尾にのみダミーデータを付加することで、本来の画像データとダミーデータとの識別処理を簡素化することが可能となる。
又、本出願の第3の発明は、上記第1又は第2の発明の構成に加えて、前記受渡し用のデータサイズに相当する記憶容量を有するFIFOメモリが備えられ、前記画像データ入力部が前記入力される画像データのうちの一部のデータ又はそれに前記ダミーデータを付加したデータを前記FIFOメモリに順次に書込み、前記画像処理部が前記FIFOメモリに書込まれたデータを順次に読出すように構成されている。
従って、小容量のFIFOメモリを利用して、画像処理部へ効率良く画像データを取込める。
上記第1の発明によれば、画像処理部では、1つの画像を受け取る範囲内において、転送データブロックを何回受け取ったときに1ライン分の画像データを全て受け取ることになるかの関係が常に固定されることになるので、1ライン分の画像データをまとめる処理を簡素化することができ、もって、画像データを取込む際の処理負担の増大を可及的に抑制することができる。
又、上記第2の発明によれば、本来の画像データとダミーデータとの識別処理を簡素化することが可能となるので、画像データを取込む際の処理負担の増大を更に抑制することができる。
又、上記第3の発明によれば、小容量のFIFOメモリを利用して、画像処理部へ効率良く画像データを取込めるので、装置の低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の画像処理装置を、写真プリントシステムに備えた場合の実施の形態を図面に基づいて説明する。
写真プリントシステムDPは、いわゆるデジタルミニラボと称されるシステムを構成するものであり、図2のブロック図に示すように、現像処理済みの写真フィルム1(以下、単に「フィルム1」と略称する)の駒画像を読み取る写真フィルム読取り装置FSと、写真フィルム読取り装置FSにて読み取った駒画像を印画紙2に露光し且つ現像処理して写真プリントを作製する写真プリント装置EPとから構成されている。
〔写真フィルム読取り装置FSの概略構成〕
写真フィルム読取り装置FSは、筐体内に、図2に概略的に示すように、ハロゲンランプ10と、光ファイバー束にて構成されるライトガイド11と、フィルム1の駒画像を光電変換により読取るためのフィルム画像検出用センサ13と、フィルム1の駒画像をフィルム画像検出用センサ13の受光面上に結像させるためのズームレンズ14と、光路を90度屈曲させるためのミラー15と、フィルム画像検出用センサ13の出力信号を増幅及びA/D変換等する信号処理回路16とが設けられている。
写真フィルム読取り装置FSの筐体外部には、ライトガイド11の光出射端の下部に位置する状態で、図示を省略するフィルム搬送機構等が備えられてフィルム1を所定の読取り位置に位置させるフィルムキャリア12が着脱自在に備えられている。
フィルム画像検出用センサ13は、約5000個の受光素子を備えて集積化されたCCDラインセンサを3列に並べて、各CCDラインセンサの長手方向(主走査方向)がフィルム1の搬送方向である副走査方向と直交する姿勢で配置されており、各CCDラインセンサの受光面には夫々赤色、緑色、青色のカラーフィルタが形成されて、フィルム1の駒画像を色分解して検出する。
〔写真プリント装置EPの全体構成〕
写真プリント装置EPは、図2に示すように、筐体内部に、印画紙2に露光画像を形成する露光ヘッド21と、露光形成する画像の画像データに基づいて露光ヘッド21を制御する露光制御装置22と、露光ヘッド21にて露光された印画紙2を現像処理する現像処理装置23と、印画紙マガジン8から引き出された印画紙2を多数の搬送ローラ31にて現像処理装置23へ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられ、筐体外部には、現像処理装置23にて現像された印画紙2をオーダ毎に一時的に保存するためのソータ(図示を省略)と、現像処理装置23から排出された印画紙2をソータへ搬送する排出コンベア26とが設けられ、更に、これら各部を制御する主制御装置27が筐体内に設けられている。
印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン8から引き出された長尺の印画紙2を主制御装置27から指示されたプリントサイズに切断するカッタ32と、印画紙2の搬送列を振分ける振分け装置33とが備えられている。
露光ヘッド21は、画像データに基づいて強度変調されたレーザビームを搬送駆動される印画紙2上で走査して画像を露光形成するように構成されている。
主制御装置27は、パーソナルコンピュータにて構成され、プリント画像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の制御情報等を表示するためのモニタ27aと、操作者がそのモニタ27aに表示されたシミュレート画像を観察して露光条件の補正量を指示入力するための操作卓27bと、メモリーカードリーダ/ライタ,光磁気ドライブ装置及びCD−R/RWドライブ装置等の各種のドライブ装置を備える外部入出力装置27cとが接続されている。外部入出力装置27cを備えることによって、写真フィルム読取り装置FSから入力されたフィルム1の画像データ以外に、CD−Rメディア等の各種の記録媒体に記録された画像データによって写真プリントを作製することができると共に、写真フィルム読取り装置FSにて読み取った画像データをそれらの記録媒体に記録保存することができる。
主制御装置27の本体基板41には、図1に概略的に示すように、写真フィルム読取り装置FSにて読取ったフィルム1の駒画像の読取り画像データを受け取るための画像データ受信基板42と、写真フィルム読取り装置FSから受け取った画像データを画像処理する画像処理装置IPとが、拡張基板として組み付けられている。
画像データ受信基板42には、写真フィルム読取り装置FSと通信するための送受信インターフェース42aと写真フィルム読取り装置FSから受け取った画像データを一時的に記憶保持する受信メモリ42bとが備えられている。
画像処理装置IPは、複数の拡張基板にて構成されて、入力される画像データをパイプライン的に処理するが、図1では、最も入力側の拡張基板のみを示している。
図1に示す画像処理装置IPには、画像処理装置IPへのデータの取り込みを制御してラスタ走査状態で入力される画像データを順次に受け取る画像データ入力部51と、画像データ入力部51からラスタ走査状態で順次に画像データを受け取って画像処理する画像処理部52と、画像データ入力部51から画像処理部52へ画像データを受渡しするためのメモリ53と、画像処理部52で処理の完了した画像データを他の画像処理基板(図示を省略)へ送出するための送受信インターフェース54とが備えられている。
メモリ53は具体的にはFIFOメモリにて構成され、画像データ入力部51はFPGAにて論理回路として構成され、画像処理部52はDSPを備えて構成されている。
画像処理部52は、入力された画像の主走査方向の1ライン内においてフィルム画像検出用センサ13の感度バラツキ補正等の画像処理を実行する。
画像データ入力部51へは種々の画像サイズの画像の画像データが入力されるのを予定しており、画像処理装置IPは種々の画像サイズの画像に対応できるように構成されている。
〔画像処理装置IPへの画像データの取り込み〕
次に、画像処理装置IPにて処理対象となる画像データの画像処理装置IPへの取り込みについて説明する。
写真フィルム読取り装置FSにて読取られた画像データは、画像データ受信基板42の受信メモリ42bに記憶保持され、その受信メモリ42bの画像データは画像データ入力部51を経由して画像処理部52へ取込まれる。
画像データ入力部51を経由した画像処理部52への画像データの取り込みは、固定設定されたデータ受渡し用のデータサイズを単位として行い、そのデータ受渡し用のデータサイズで画像データ入力部51から画像処理部52へ画像データを渡す。
すなわち、各画像の画像データを、前記データ受渡し用のデータサイズの大きさのブロック(「転送データブロック」と称する)に分割して、その転送データブロック単位で順次に受渡しする。
前記データ受渡し用のデータサイズは、入力される画像の主走査方向の1ライン分の画像データのデータサイズよりも十分に小さいサイズに設定され、本実施の形態では、前記データ受渡し用のデータサイズすなわち1つの転送データブロックのデータサイズは、メモリ53の記憶容量と一致させてあり、例えば100バイト程度のサイズとしている。
画像データの具体的な転送形態を、図3の画像データのデータ並びを模式的,並びに,図4乃至図6のフローチャートに基づいて説明する。
図4は画像データ入力部51にて実行される処理であり、画像データ入力部51は実質的に図4の処理を実行するように論理回路が構成されている。
又、図5及び図6は画像処理部52のDSPによって実行される。
以下、写真フィルム読取り装置FSにて読取った画像データが画像データ受信基板42の受信メモリ42bに取込まれた状態から説明する。
尚、以下の説明では、図面を簡略化する等のために、1画素の1色分の画像データが1バイトで、前記受渡し用のデータサイズが4バイトであるものとして、1色分のデータ転送について説明する。すなわち、図3の最上段に示すように、1の転送データブロックが1バイト分のマスを4個連結したものとして示している。尚、実際には、前記受渡し用のデータサイズは上述のように100バイト程度に設定されている。
画像データを画像処理装置IPへ取込むときは、主制御装置27の本体基板41側から画像データ入力部51へ画像データの取り込みを指示する。
画像データ入力部51は、この画像データの取り込み指示を受け取るに伴って図4の処理を開始する。
先ず、画像データ入力部51が本体基板41側から受け取る画像データの取り込み指示には、これから転送する画像のサイズの情報が含まれ、画像データ入力部51は、先ず、その画像サイズの情報を抽出する(ステップ#1)。
画像データ入力部51は、画像サイズの情報を抽出すると、その画像サイズの情報を画像処理部52へ送信する(ステップ#2)。
これに伴って、画像処理部52は図5の処理を開始して、これから受信する画像の画像サイズの情報を取得する(ステップ#21)。
画像データ入力部51では、画像サイズの情報の取得後、メモリ53に画像データを書込む際に付加するダミーデータの数と、ダミーデータを付加するタイミングを特定する(ステップ#3)。
このダミーデータの付加について、図3に基づいて説明する。
図面での説明を容易にするために、受け取る画像の画像サイズが、主走査方向(横幅方向)で14画素であるとして説明すると、1色あたりの主走査方向の1ラインの画像データサイズは14バイトとなる。
上述のように1つの転送データブロックのデータサイズは4バイトであるので、そのまま各転送データブロックに画像データを充填すると、従来技術として説明した図7のように、1つの転送データブロック内に異なるラインの画像データが混在してしまうことになってしまう。
そこで、画像データ入力部51に入力される画像データの1ライン分(主走査方向の1ライン分)の画像データのデータサイズが前記データ受渡し用のデータサイズ(1つの転送データブロックのデータサイズ)の整数倍でないときに、1ライン分の画像データに設定規則に従ってダミーデータを付加して、前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍のデータサイズとするのである。
図3の事例で説明すると、画像データ入力部51に入力される画像データにおいて、主走査方向の1ライン分の画像データのデータサイズが14バイトであり、前記データ受渡し用のデータサイズ(4バイト)の整数倍ではないので、1ライン分の画像データに2バイトのダミーデータを付加して、前記データ受渡し用のデータサイズ(4バイト)の整数倍である16バイトとする。
更に詳細には、前記設定規則として、主走査方向の1ライン分の画像データの後(最後尾)にのみダミーデータを付加する。
従って、図3の例では、「1ライン目」の画像データにおいて、「ブロック1」〜「ブロック3」の各転送データブロックは、ラスタ走査状態で入力されてくる画像データをそのまま使用し、「1ライン目」の後端部分の画像データを含む「ブロック4」については、本来の画像データである2バイトのデータの後に、図3中において点線の斜線を付したマスで示すダミーデータを2バイト分付加する。「2ライン目」以降についても同様である。尚、ダミーデータの値は任意の値で良い。
図4のステップ#3では、図3の例で、1ラインあたり2バイトのデータをダミーデータとして付加することと、そのダミーデータを付加する位置として、4ブロック目毎に本来の画像データの2バイトの後に付加することとを特定する。1ライン分の画像データのデータサイズが前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍となるときは、いずれの転送データブロックにもダミーデータを付加しないように特定する。
これに対応して、画像処理部52側においても、画像データ入力部51から受け取った画像サイズの情報から、新たに画像データ入力部51から送られてくるデータに含まれるダミーデータの数と位置とを特定し、その特定結果を保持しておく(図5のステップ#22)。
すなわち、図3の例では、1ラインあたり2バイトのダミーデータが付加されており、そのダミーデータの存在位置として、4ブロック目毎の後端の2バイトであることを特定する。
画像データ入力部51は、ステップ#3でダミーデータの付加条件を特定した後、メモリ53が新規のデータの書込みが可能な状態となっていれば(ステップ#4)、主制御装置27の本体基板41側に、データ数を指定して画像データの送信を要求する。この際、そのときの転送データブロックが、ダミーデータを付加しない転送データブロックであれば(ステップ#5)、標準のデータ数としてメモリ53の容量いっぱいの100バイト程度に相当するデータ数(図3の簡単化した説明では4バイトの容量となる4個のデータ)の送出を要求し(ステップ#6)、ダミーデータを付加するように特定した転送データブロックであるときは(ステップ#5)、主走査方向の1ラインの端数のデータ数、すなわち、1ライン分の画像データ数を転送データブロックのデータサイズに相当するデータ数で除したあまりのデータ数(図3の簡単化した説明では2バイトの容量となる2個のデータ)の送出を要求する(ステップ#7)。
これに伴って、受信メモリ42bに記憶保持されている画像データの画像データ入力部51に向けてのラスタ走査状態での送出が開始され、画像データ入力部51はこの画像データの受取りを開始すると(ステップ#8)、受け取った画像データをメモリ53へ書込んでいく(ステップ#9)。
更に、そのときの転送データブロックが、ダミーデータを付加するように特定した転送データブロックであるときは(ステップ#10)、その転送データブロックの実画像データとして受け取った画像データをメモリ53へ書込んだ後に、ステップ#3において特定したデータ数のダミーデータを書込む(ステップ#11)。
メモリ53へのデータの書込みが完了すると、画像処理部52に対してメモリ53のデータの読取りを要求する信号を割り込み信号として送信する(ステップ#12)。
画像処理部52は、この読取り要求信号を受信すると、図6に示す割り込み処理を起動する。
先ず、メモリ53に書込まれているデータを、1つの転送データブロック分について全て読取る(ステップ#31)。
図5のステップ#22において特定した情報に基づいて、受け取った転送データブロックがダミーデータを含む1ラインの後端部分のブロックであるときは(ステップ#32)、ダミーデータを除去する(ステップ#33)。
このように適宜にダミーデータが除去されたデータ(実画像データのみからなるもの)は、画像処理部52に内蔵されているメモリに書込まれる(ステップ#34)。
画像処理部52では、この後、1ライン分の画像データを受け取る毎に、所定の画像処理を実行して、その処理結果の画像データを後段の画像処理基板へ送る。
画像データ入力部51は、ステップ#4〜ステップ#12の処理を繰り返し、1つの画像についての全ての画像データの転送データブロックの転送を終了すると(ステップ#13)、図4の処理を終了する。
〔写真プリントシステムDPの全体動作〕
次に、写真プリントシステムDPの全体動作について、フィルム1の読取り画像に基づいて写真プリントを作製する場合を例示して、概略的に説明する。
フィルム1がフィルムキャリア12にセットされるとそのフィルム1の搬送駆動が開始され、フィルム1の駒画像がフィルム画像検出用センサ13にて読取られて、信号処理回路16にてデジタル画像データに変換された後、主制御装置27へ順次に送られる。
主制御装置27は、写真フィルム読取り装置FSから受け取った画像データを上述のようにして画像処理装置IPへ送り、所定の画像処理を実行させる。
画像処理装置IPにて画像処理後の画像データは、モニタ27aに表示されるシミュレート画像の作製等に利用される。
オペレータは、モニタ27aに表示されたシミュレート画像を観察して、適宜露光条件の補正入力を操作卓27bから行う。
主制御装置27は、操作卓27bから補正入力があると、その指示に基づいて露光条件を修正して画像処理後の画像データから露光用の画像データを生成し、その画像データを露光制御装置22へ送る。
露光制御装置22は、印画紙2の搬送駆動と連動して、受け取った露光用の画像データに基づいて露光ヘッド21を駆動し、露光位置を搬送される印画紙2に対して潜像として画像を露光形成する。
露光ヘッド21にて露光処理された印画紙2は、現像処理装置23にて現像処理及び乾燥処理された後、排出コンベア26上に排出され、写真プリントとして仕上げられる。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、画像データ入力部51と画像処理部52との間の画像データの受渡しのためにFIFOメモリにより構成されるメモリ53を用いているが、メモリ53の構成は各種形式のメモリを用いることができる。
又、メモリ53がFIFOメモリでないときには、本来の画像データにダミーデータを付加する形態としては、本来の画像データをメモリ53へ書込んだ後、ダミーデータを付加すべきメモリエリアには書込み処理を行わず、もともと残っているデータをそのままダミーデータとして用いても良い。
(2)上記実施の形態では、ダミーデータを付加する位置として、1ラインの画像データの最後尾に付加する場合を例示しているが、1ラインの画像データの中間位置に付加したり、あるいは、1ラインの画像データの各転送データブロックに分散して配置する等、ダミーデータを付加する設定規則が画像データ入力部51と画像処理部52とで共有されておりさえすれば、ダミーデータの付加態様は適宜に変更可能である。
本発明の実施の形態にかかる要部ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの概略ブロック構成図 本発明の実施の形態にかかるダミーデータの付加態様を説明する図 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 本発明の実施の形態にかかるフローチャート 従来のデータ転送の態様を説明する図
符号の説明
51 画像データ入力部
52 画像処理部
53 FIFOメモリ

Claims (3)

  1. ラスタ走査状態で入力される種々の画像サイズの画像データを順次に受け取る画像データ入力部と、画像データ入力部からラスタ走査状態で順次に画像データを受け取って画像処理する画像処理部とが備えられた画像処理装置であって、
    固定設定されたデータ受渡し用のデータサイズで画像データ入力部から画像処理部へ画像データを渡すように構成され、
    前記データ受渡し用のデータサイズは主走査方向の1ライン分の画像データのデータサイズよりも小さいサイズに設定され、
    画像データ入力部に入力される画像の前記1ライン分の画像データのデータサイズが前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍でないときに、前記1ライン分の画像データに設定規則に従ってダミーデータを付加して、前記データ受渡し用のデータサイズの整数倍のデータサイズとした状態で前記画像処理部に向けて送るように構成されている画像処理装置。
  2. 前記設定規則は、前記1ライン分の画像データの最後尾にのみダミーデータを付加するように設定されている請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記受渡し用のデータサイズに相当する記憶容量を有するFIFOメモリが備えられ、
    前記画像データ入力部が前記入力される画像データのうちの一部のデータ又はそれに前記ダミーデータを付加したデータを前記FIFOメモリに順次に書込み、前記画像処理部が前記FIFOメモリに書込まれたデータを順次に読出すように構成されている請求項1又は2記載の画像処理装置。
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