JP2006338205A - 電子機器およびその制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】関数電卓など多機能型の電子機器において、制限対象となる機能を当該機能を制限させる側で任意に設定して、複数の機能のうち任意設定された一部の機能を制限する。
【解決手段】プロテクト対象アプリ,プロテクト表示画面,プロテクト時間からなる機能制限情報(プロテクトデータ)を記憶させたメモリカード(起動プロテクトカード)がカードスロットに装着検知されると、当該機能制限情報がフラッシュROM内のシステム領域における各対応するメモリ領域に読み込まれて記憶されると共に、表示部21に対しプロテクト表示画面G4が表示されて起動プロテクトの開始が外部に報知され、「EXE」キーのみのキー入力受付によって前記プロテクト対象アプリに応じた機能が制限設定されて当該機能制限されたメニューアイコンについて起動プロテクトマークMが付加されると共に、プロテクト残り時間Tが付加された機能選択メニュー画面G1′が表示される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば関数計算機能やプログラム計算機能を備えた小型電子式計算機(電卓)など、多機能型の電子機器およびその制御プログラムに関する。
例えば関数・プログラム電卓と呼ばれる小型電子式計算機では、基本の四則演算機能や行列演算機能の他に、関数・グラフ演算機能、数表演算機能、方程式演算機能、そして所望のデータの保存と再生が行える電子情報活用機能、任意のプログラミングによる計算が行えるプログラム演算機能など、多数の機能が搭載されており、機能選択メニュー画面に従って利用したい所望の機能を選択操作して起動させ利用することができる。
一般に、高校や大学などの教育現場にあって、学力試験などを行うに際しては、統計計算や微分積分計算そのものあるいはその応用が出題されたりするので、このような多機能な電子式計算機を利用して答案を作成することが禁止されており、例えば四則計算機能しか備えない電子式計算機だけしか利用が認められないのが現状である。
一方で、教育現場によっては学生に対し授業で積極利用するための小型・多機能の電子式計算機の購入を推奨するところもあり、この場合、多くの学生がこの多機能な小型電子式計算機を所有しているにもかかわらず、試験などでの使用は認められないのが現状である。
そこで、多数の演算機能の一部を制限すると共にその機能制限状態を外部に明確にして利用できるようにした電子式計算機が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
この電子式計算機は、計算機本体の上端部に対して着脱可能にした機能制限解除用キャップを設け、このキャップが取り付けられた状態では、機能制限解除モードとなり全ての機能の起動が可能な状態に設定されると共に、当該制限解除の状態であることが前記キャップに印刷表記された制限解除メッセージ「通常使用」により外部に明確に知らされる。また、機能制限解除用キャップが外された状態では、機能制限モードとなり基本計算機能のみ起動可能な状態に設定されると共に、当該機能制限の状態であることが前記キャップが外されることで露出するキャップ接続部の側面に印刷表記された制限メッセージ「試験対応」により外部に明確に知らされるものである。
特開2000−010932号公報
しかしながら、機能制限解除用キャップを着脱することで機能制限解除モードと機能制限モードとに切り換え設定する従来の電子式計算機では、計算機本体とキャップを一組として備える必要があるために部品点数が多くなり、製造面・使用面の両面において取り扱いに面倒が生じ、しかも制限対象となる機能が予め所定の機能に限られてしまう問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、制限対象となる機能を当該機能を制限させる側で任意に設定して、複数の機能のうち任意設定された一部の機能を制限することが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の電子機器は、複数の機能を有する電子機器であって、記録媒体を装着する記録媒体装着手段と、この記録媒体装着手段により装着された記録媒体から機能を制限する情報を読み出す制限情報読み出し手段と、この制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を制限する機能制限手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の電子機器は、前記請求項1に記載の電子機器において、前記記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、機能を制限する時間の情報を有し、前記機能制限手段は、前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を当該機能を制限する時間の間だけ制限することを特徴としている。
請求項3に記載の電子機器は、前記請求項1または請求項2に記載の電子機器において、さらに、前記機能制限手段により機能を制限する際に、機能制限を示す画像を表示部に表示させる制限画像表示制御手段を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載の電子機器は、前記請求項3に記載の電子機器において、前記機能制限を示す画像は複数種類の画像の中から選択された画像であって且つ前記記録媒体から読み出される機能を制限する情報に含まれ、前記制限画像表示制御手段は、前記機能制限手段により機能を制限する際に、前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に含まれる選択された画像を表示部に表示させることを特徴としている。
請求項5に記載の電子機器は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器において、さらに、ユーザ消去不可能な情報記憶領域と、この情報記憶領域に対し前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報を記憶させる制限情報記憶制御手段とを備え、前記機能制限手段は、前記情報記憶領域に記憶された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を制限することを特徴としている。
請求項6に記載の電子機器は、前記請求項5に記載の電子機器において、前記記録媒体はカード形状であって、さらに、前記記録媒体装着手段により前記カード形状の記録媒体が装着されたことを検知する記録媒体装着検知手段を備え、前記制限情報読み出し手段は、前記記録媒体装着検知手段により前記カード形状の記録媒体の装着が検知された際に当該記録媒体から機能を制限する情報を読み出すことを特徴としている。
請求項7に記載の電子機器は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器において、さらに、任意の機能の起動を指定する機能指定手段と、この機能指定手段により指定された機能が前記機能制限手段により機能制限されている機能である場合には、機能制限を示す画像を表示部に表示させる機能指定時制限画像表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項8に記載の電子機器は、前記請求項2に記載の電子機器において、前記機能制限手段は、前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に含まれる機能を制限する時間の情報に基づき当該制限時間の残りの時間を計数する残り時間計数手段と、この残り時間計数手段により計数される制限時間の残り時間を表示部に表示させる制限時間表示制御手段とを有することを特徴としている。
請求項9に記載の電子機器は、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器において、前記制限情報読み出し手段により記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、外部の情報機器により当該記録媒体に記録されることを特徴としている。
請求項10に記載の電子機器は、前記請求項3に記載の電子機器において、前記機能制限を示す画像は外部の情報機器によりユーザ操作に応じて任意に作成された画像であり、前記制限情報読み出し手段により記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、前記外部の情報機器により任意に作成された画像を含んで当該記録媒体に記録され、前記制限画像表示制御手段は、前記機能制限手段により機能を制限する際に、前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に含まれる任意に作成された画像を表示部に表示させることを特徴としている。
本発明の請求項1(請求項11)に記載の電子機器(電子機器の制御プログラム)によれば、記録媒体装着手段により装着された記録媒体から機能を制限する情報が読み出され、この記録媒体から読み出された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能が制限されるので、記録媒体に機能制限の対象となる機能を記録設定しておくことで、この記録媒体の装着により電子機器における任意の機能を適宜制限できるようになる。
本発明の請求項2に記載の電子機器によれば、前記請求項1に記載の電子機器において、記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、機能を制限する時間の情報を有し、機能制限手段は、制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を当該機能を制限する時間の間だけ制限するので、記録媒体に機能制限の対象となる機能と制限時間を記録設定しておくことで、この記録媒体の装着により電子機器における任意の機能を任意の時間だけ適宜制限できるようになる。
本発明の請求項3に記載の電子機器によれば、前記請求項1または請求項2に記載の電子機器において、さらに、機能制限手段により機能を制限する際には、機能制限を示す画像を表示部に表示させるので、記録媒体の装着により機能制限の状態となることを外部に報知できるようになる。
本発明の請求項4に記載の電子機器によれば、前記請求項3に記載の電子機器において、機能制限を示す画像は複数種類の画像の中から選択された画像であって且つ記録媒体から読み出される機能を制限する情報に含まれ、機能制限手段により機能を制限する際には、当該記録媒体から読み出された機能を制限する情報に含まれる選択された画像を表示部に表示させるので、記録媒体の装着により機能制限の状態となることを複数画像の中から選択されたその都度異なる画像の表示によって外部に報知できるようになる。
本発明の請求項5に記載の電子機器によれば、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器において、さらに、ユーザ消去不可能な情報記憶領域に対し記録媒体から読み出された機能制限情報を記憶させ、その情報記憶領域に記憶された機能制限情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を制限するので、記録媒体を一旦装着後外してしまっても、情報記憶領域に記憶された機能制限情報によって所望の機能制限を行うことができる。
本発明の請求項6に記載の電子機器によれば、前記請求項5に記載の電子機器において、記録媒体はカード形状であり、このカード形状の記録媒体の装着が検知された際に当該記録媒体から機能を制限する情報を読み出し、ユーザ消去不可能な情報記憶領域に記憶させるので、記録媒体を一時的に装着しその後は外してしまっても、情報記憶領域に記憶された機能制限情報によって所望の機能制限を行うことができ、例えば1枚の記録媒体によって多数の電子機器をそれぞれ同様の機能制限状態とすることができる。
本発明の請求項7に記載の電子機器によれば、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器において、さらに、任意の機能の起動を指定した際に、この指定された機能が機能制限されている機能である場合には、機能制限を示す画像を表示部に表示させるので、機能制限状態にある機能を起動させようとしても、当該機能が制限状態にあることを明確に確認することができる。
本発明の請求項8に記載の電子機器によれば、前記請求項2に記載の電子機器において、機能制限手段は、記録媒体から読み出された機能制限情報に含まれる当該機能を制限する時間の情報に基づきその残りの時間を計数し、この機能制限時間の残り時間を表示部に表示させるので、ユーザは機能制限状態となっている当該機能の制限が解除されるまでの時間を明確に確認することができる。
本発明の請求項9に記載の電子機器によれば、前記請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器において、記録媒体から読み出される機能制限情報は、外部の情報機器により当該記録媒体に記録されるので、電子機器において制限対象とすべき機能を、外部の情報機器により適宜選択的に設定記録することができる。
本発明の請求項10に記載の電子機器によれば、前記請求項3に記載の電子機器において、機能制限を示す画像は外部の情報機器によりユーザ操作に応じて任意に作成された画像であり、記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、外部の情報機器により任意に作成された画像を含んで当該記録媒体に記録される。そして、機能制限手段により機能を制限する際には、その記録媒体から読み出された機能制限情報に含まれる任意に作成された画像を表示部に表示させるので、機能制限を行う都度、外部の情報機器側にて任意作成された異なる内容の機能制限画像を表示できるようになる。
よって、本発明によれば、制限対象となる機能を当該機能を制限させる側で任意に設定して、複数の機能のうち任意設定された一部の機能を制限することが可能になる電子機器およびその制御プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器の実施形態に係る電子式計算機(電卓)10電子回路の構成を示すブロック図である。
図2は、前記電子式計算機10に対し機能制限のために装脱されるメモリカード13に記憶された機能制限情報の内容を示す図である。
図3は、前記電子式計算機10のフラッシュROM17内のシステム領域17aに用意された機能制限用のメモリ領域を示す図である。
図4は、前記電子式計算機10の外観構成を示す正面図である。
この電子式計算機(電卓)10は、コンピュータである制御部(CPU)11を備えている。
制御部(CPU)11は、ROM12に予め記憶されているシステムプログラム、あるいはメモリカード13から読み込まれてフラッシュROM17内のシステム領域17aに記憶された計算機制御プログラム、あるいは通信部14から外部PC15を経由して接続される通信ネットワークN上のWebサーバ(プログラムサーバ)16からダウンロードされて前記フラッシュROM17内のシステム領域17aに記憶された計算機制御プログラムに従いRAM18を作業用メモリ(ワークメモリ)として回路各部の動作を制御する。そして、前記ROM12に予め記憶されたシステムプログラムやフラッシュROM17内のシステム領域17aに読み込まれた計算機制御プログラムは、キー入力部19からのキー入力信号に応じて起動される。
制御部(CPU)11には、前記ROM12、メモリカード13、通信部14、フラッシュROM17、RAM18、キー入力部19が接続される他に、ディスプレイドライバ(DD)20を介して液晶表示部(LCD)21が接続される。
この電子式計算機10の本体側面には、図4に示すように、メモリカード13を装着するためのカードスロット13sが設けられ、このカードスロット13sに機能制限情報の記憶されたメモリカード13が装着された場合に、当該メモリカード13に記述された機能制限情報が読み込まれて前記フラッシュROM17内のシステム領域17aに書き込まれる。
メモリカード13に対し記述する機能制限情報は、例えば外部PC15におけるユーザ操作に応じてその時々に適切な制限情報が書き込まれるもので、図2に示すように、当該メモリカード13が機能制限情報(プロテクトデータ)の書き込まれたカードであることを判別するためのプロテクトカード判別用データ13p、機能制限の対象となる機能(アプリケーション)の種類を示すプロテクト対象アプリ13a、機能制限された状態であることを表示によって外部に知らせるためのプロテクト表示画面13b、機能制限の実行時間(期間)を設定するためのプロテクト時間13cが書き込まれる。
フラッシュROM17内のシステム領域17aには、図3に示すように、プロテクト対象アプリメモリ17a1、プロテクト表示画面メモリ17a2、プロテクト時間メモリ17a3、プロテクトフラグメモリ17a4、プロテクトタイマメモリ17a5がそれぞれ機能制限用のメモリ領域として用意される。
そして、機能制限情報を記述したメモリカード13が電子式計算機10のカードスロット13sに装着されると、当該メモリカード13に記憶されているプロテクト対象アプリ13a、プロテクト表示画面13b、プロテクト時間13cが電子式計算機10に読み込まれ、フラッシュROM17内のシステム領域17aにおける各対応するメモリ領域17a1,17a2,17a3に転送記憶される。
プロテクトフラグメモリ17a4には、メモリ領域17a1に記憶されたプロテクト対象アプリ13aに従って機能制限状態にセットされたことを示すプロテクトフラグが書き込まれ、プロテクトタイマメモリ17a5には、メモリ領域17a3に記憶されたプロテクト時間(期間)13cに従ってダウンカウントされるタイマカウントデータが記憶される。
なお、前記フラッシュROM17内のシステム領域17aは、ユーザ操作によってのアクセスが禁止され、メモリ領域17a1,17a2,17a3,17a4,17a5に記憶された機能制限関係情報について、その変更や消去をユーザが任意に行うことはできない。
また、フラッシュROM17内のユーザ領域17bには、各種の機能(アプリケーション)の起動に伴いユーザ操作に応じて入力されたり生成されたりした様々なデータが記憶保存される。
電子式計算機10の本体ケースには、図4に示すように、本体正面の下端から3分の2程度の範囲でキー入力部19が設けられ、上端から3分の1程度の範囲で液晶表示部21が設けられる。
キー入力部19には、この電子式計算機10に搭載された多数の機能(アプリケーション)を機能選択用のメニュー画面G1として表示させる際に操作される「MENU」キー19a、数字や演算子を入力する際に操作される数値・演算子キー19b、表示画面上でのカーソル移動操作やデータ選択操作などを行うためのカーソルキー19c、実行中の処理への戻りや抜け出しを指示する際に操作される「EXIT」キー19d、選択されたデータの確定や処理の実行を指示する際に操作される「EXE」キー19eなどが設けられる。
次に、前記構成における電子式計算機10の機能制限動作について説明する。
図5は、前記電子式計算機10における機能制限処理を示すフローチャートである。
図6は、前記電子式計算機10の機能制限処理に伴う表示動作を示す図である。
キー入力部19の「MENU」キー19aの操作に応じて、図6(A)に示すように、任意の機能(アプリケーション)をユーザにより選択起動させるための機能選択メニュー画面G1が表示部21に表示されたキー入力待ちの状態で(ステップS1)、カードスロット13sに対するメモリカード13の装着が検出されず(ステップS2(No))、機能制限の設定が何もされていない、所謂、起動プロテクト中でない状態では(ステップS5(No))、キー入力部19におけるキー入力操作に応じた処理が実行される(ステップS3→SB)。
前記機能選択メニュー画面G1にあって、例えばグラフ・関数機能「GRAPH(5)」が選択起動されて、図6(B)に示すように実行中にある、グラフ・関数表示画面G2aの表示状態で、カードスロット13sに対するメモリカード13の装着が検出されると(ステップS2)、メモリカードの挿入後処理(ステップSA)に移行され、当該カードスロット13sに装着されたメモリカード13の内部データが読み込まれる(ステップA1)。
すると、当該メモリカード13の内部データが機能制限情報である起動プロテクトカードであるか否かがプロテクトカード判別用データ13pの記録の有無によって判断され(ステップA2)、例えば判別データ13pの記録がなく単なるデータメモリとして起動プロテクトカードではないと判断された場合には、再び前記キー入力待ちの状態になる(ステップA2→S1)。
一方、メモリカード13から読み込まれた内部データにプロテクトカード判別用データ13pの記録があることで、当該メモリカード13が起動プロテクトカードであると判断された場合には、その機能制限情報であるプロテクト対象アプリ13a、プロテクト表示画面13b、プロテクト時間13cからなるプロテクトデータがフラッシュROM17内のシステム領域17aにおける各対応するメモリ領域17a1,17a2,17a3に転送記憶される(ステップA2→A3)。
ここで、前記システム領域17aのメモリ領域17a1に記憶された起動プロテクト対象アプリ13aが、現在実行中のアプリケーションである、つまり前記グラフ・関数機能の実行中であると判断された場合には(ステップA4)、図6(C)に示すように、現在実行編集中であるデータなどの保存(セーブ)をユーザに促すデータセーブメッセージ画面G3が表示部21に表示される(ステップA5)。
このデータセーブメッセージ画面G3の表示状態にあって、「EXIT」キー19dの操作に応じて前記グラフ・関数表示画面G2aの表示状態に戻り、現在実行編集中であるグラフデータなどの保存処理が行われると、図6(D)に示すように、システム領域17aのメモリ領域17a2に転送記憶されたプロテクト表示画面(G4)13bが読み出され、表示部21に表示されて起動プロテクトの実行操作「EXE」がユーザに促される(ステップA6)。
また、前記ステップA4において、システム領域17aのメモリ領域17a1に記憶された起動プロテクト対象アプリ13aが、現在実行中のアプリケーションではないと判断された場合には、そのまま図6(D)に示すように、システム領域17aのメモリ領域17a2に転送記憶されたプロテクト表示画面(G4)13bが読み出され、表示部21に表示されて起動プロテクトの実行操作「EXE」がユーザに促される(ステップA6)。
なお、このプロテクト表示画面(G4)13bの表示状態では、「EXE」キー19eの入力操作のみしか受け付けられないので、当該起動プロテクト対象アプリ13aに対する起動プロテクトの解除を行うことはできない。
そして、プロテクト表示画面(G4)13bに従って、キー入力部19の「EXE」キー19eが入力操作されると(ステップA7)、システム領域17aのメモリ領域17a3に転送記憶されたプロテクト時間13c(例えば60min)がタイマ用のメモリ領域17a5にセットされると共に(ステップA8)、同システム領域17aのメモリ領域17a1に転送記憶されたプロテクト対象アプリ13aに従い、この場合は「グラフ・関数機能」が起動プロテクト対象のアプリケーションとして設定され(ステップA9)、メモリ領域17a4に対してそのプロテクトフラグがセットされる(ステップA10)。
すると、図6(E1)に示すように、起動プロテクト対象のアプリケーションとして設定されているところのメニューアイコン(この場合は、「電子情報活用機能e−ACT(3)」「プログラム演算機能PRGM(B)」)について起動プロテクトマークMが付加されると共に、プロテクト残り時間Tが付加された機能選択メニュー画面G1′が表示部21に表示され、前記タイマ用のメモリ領域17a5にセットされたプロテクト時間13cのカウントダウン処理とその表示更新処理が開始される(ステップA11)。
なお、このステップA11では、前記ステップA6でのプロテクト表示画面G4(図6(D)参照)の表示によって、既に機能制限状態であることがユーザに明確に報知されているので、例えば図6(E2)に示すように、起動プロテクトマークMやプロテクト残り時間Tの付加されない通常の機能選択メニュー画面G1が再表示されて、タイマ用メモリ領域17a5にセットされたプロテクト時間13cのカウントダウン処理が開始される構成としてもよい。
この場合、起動プロテクト(機能制限)されている機能のメニューアイコンが選択されても、その都度前記プロテクト表示画面G4(図6(D)参照)が表示出力され、当該選択された機能が制限中(起動プロテクト中)であることがユーザに明確に報知される(図7のステップB1〜B5参照)。
この後、前記メモリカード(起動プロテクトカード)13から読み込まれた機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cに従った起動プロテクトの実行中にあっては、当該メモリカード(起動プロテクトカード)13の装着が無くなった後でも(ステップS2(No))、前記タイマ用のメモリ領域17a5にセットされたプロテクト時間13cのカウントダウン処理が継続的に実施されその起動プロテクト(機能制限)状態が維持される(ステップS5→S6,S7)。
そして、前記タイマ用のメモリ領域17a5にセットされたプロテクト時間13cが“0”となりそのカウントダウン処理が終了すると、システム領域17a内のメモリ領域17a4にセットされたプロテクトフラグがリセットされると共に、同システム領域17a内の各メモリ領域17a1,17a2,17a3に記憶された全ての機能制限情報(プロテクトデータ)が消去され、これまでの起動プロテクトの実行処理が解除される(ステップS7→S8)。
図7は、前記電子式計算機10の機能制限処理に伴うキー処理(SB)を示すフローチャートである。
図8は、前記電子式計算機10の機能制限処理に伴う起動プロテクト中でのキー処理(SB)に伴う表示動作を示す図である。
例えば図8(A)に示すように、起動プロテクト対象のアプリケーションとして設定されているところのメニューアイコン(この場合は、「電子情報活用機能e−ACT(3)」「プログラム演算機能PRGM(B)」)について起動プロテクトマークMが付加されると共に、プロテクト残り時間Tが付加された機能選択メニュー画面G1′が表示部21に表示されている状態で、起動対象機能(アプリケーション)を切り換えるべくカーソルキー19cが操作されて前記起動プロテクト中にある「プログラム演算機能PRGM(B)」のアイコンが選択されると(ステップB1→B2)、プロテクトされている機能(アプリケーション)の起動が指示されたと判断され(ステップB3)、図8(B)に示すように、システム領域17aのメモリ領域17a2に記憶されているプロテクト表示画面(G4)13bが読み出され、表示部21に表示されて当該起動指示された「プログラム演算機能PRGM(B)」は起動プロテクト中であることが報知される(ステップB4)。
そして再びキー処理に戻り(ステップB5)、前記プロテクト表示画面G4に従いキー入力部19の「EXE」キー19eが操作されると、通常のキー処理に移行され(ステップB6)、図8(C)に示すように、再び前記起動プロテクト中アイコンを含む機能選択メニュー画面G1′が表示部21に表示される。
そしてさらに、この起動プロテクト中アイコンを含む機能選択メニュー画面G1′において、起動対象機能(アプリケーション)を切り換えるべくカーソルキー19cが操作されて前記起動プロテクト中にある「電子情報活用機能e−ACT(3)」のアイコンが選択されると(ステップB1→B2)、前記同様にプロテクトされている機能(アプリケーション)の起動が指示されたと判断され(ステップB3)、図8(D)に示すように、プロテクト表示画面(G4)13bが表示部21に表示されて当該起動指示された「電子情報活用機能e−ACT(3)」は起動プロテクト中であることが報知される(ステップB4)。
そして再びキー処理に戻り(ステップB5)、前記プロテクト表示画面G4に従った「EXE」キー19eの入力操作待ち状態となる。
すなわち、前記メモリカード(起動プロテクトカード)13から読み込まれフラッシュROM17内のシステム領域17aにおける各メモリ領域17a1,17a2,17a3に記憶された機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cに従い、そのプロテクト対象アプリ13aが起動プロテクト(機能制限)されている状態では、当該起動プロテクトされている機能を起動させようとメニューアイコンを指定しても、その都度、プロテクト表示画面G4が表示されて、起動指示された機能が起動プロテクト中であることが報知されると共に、「EXE」キー19eのみ受付可能なキー入力操作待ち状態となり、この起動プロテクト(機能制限)状態をユーザ操作によって解除することはできない。
そして、システム領域17aにおけるタイマ用メモリ領域17a5にセットされたプロテクト時間13cが“0”となりそのカウントダウン処理が終了することで、プロテクトフラグがリセットされると共に、同システム領域17a内の各メモリ領域17a1,17a2,17a3に記憶された全ての機能制限情報(プロテクトデータ)が消去され、これまでの起動プロテクトの実行処理が解除される(ステップS5〜S8)。
図9は、前記電子式計算機10の機能制限処理に伴う起動プロテクト解除後のキー処理(SB)に伴う表示動作を示す図である。
図9(A)に示すように、起動プロテクト解除後の機能選択メニュー画面G1の表示状態にあって、起動対象機能(アプリケーション)を切り換えるべくカーソルキー19cが操作されて「電子情報活用機能e−ACT(3)」のアイコンが選択されると(ステップB1→B2(No))、通常のキー処理に移行され(ステップB6)、図9(B)に示すように、キー入力部19の「EXE」キー19eの操作に従い前記アイコン選択された「電子情報活用機能e−ACT(3)」が起動され、電子情報ファイルのリスト表示画面G2bが表示される。
すなわち、前記メモリカード(起動プロテクトカード)13から読み込まれフラッシュROM17内のシステム領域17aにおける各メモリ領域17a1,17a2,17a3に記憶された機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cに従い起動プロテクト(機能制限)された機能(アプリケーション)は、そのタイマ用メモリ領域17a5にセットされたプロテクト時間13cがカウントダウンされて“0”となることで、それまでの起動プロテクトの実行状態が解除されるようになり、メモリカード(起動プロテクトカード)13に記憶させるプロテクト時間13cによって本電子式計算機10における機能制限時間を設定することができる。
したがって、前記構成の電子式計算機10による機能制限処理によれば、プロテクト対象アプリ13a,プロテクト表示画面13b,プロテクト時間13cからなる機能制限情報(プロテクトデータ)を記憶させたメモリカード(起動プロテクトカード)13がカードスロット13sに装着され検知されると、当該機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cがフラッシュROM17内のシステム領域17aにおける各対応するメモリ領域17a1,17a2,17a3に読み込まれて記憶されると共に、表示部21に対しプロテクト表示画面G4が表示されて起動プロテクトの開始が外部に報知され、「EXE」キー19eのみのキー入力受付によって前記プロテクト対象アプリ13aに応じた機能が制限設定されて当該機能制限されたメニューアイコンについて起動プロテクトマークMが付加されると共に、プロテクト残り時間Tが付加された機能選択メニュー画面G1′が表示部21に表示される。
このため、例えば学校の各学生に本電子式計算機10を使用させている場合に、試験において「電子情報活用機能e−ACT(3)」と「プログラム演算機能PRGM(B)」の使用を禁止する際には、前記メモリカード(起動プロテクトカード)13の装着に応じたプロテクト表示画面G4および起動プロテクトマークMが付加された機能選択メニュー画面G1′の表示によって試験官は当該機能の機能制限が開始されたことを明確に確認することができ、しかもプロテクト残り時間Tのカウントダウンが“0”になるまで当該機能制限(起動プロテクト)状態は解除されないので、試験をする側により所望の機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cを記憶させた例えば1枚のメモリカード(起動プロテクトカード)13を各学生が所持する本電子式計算機10に順次使い回しして装脱させるだけで、全ての学生が所持する電子式計算機10を所望の機能制限(起動プロテクト)状態に確実に設定できるようになる。
なお、前記実施形態では、メモリカード(起動プロテクトカード)13から機能制限情報(プロテクトデータ)として読み込まれるプロテクト時間13cのカウントダウン終了のみによって機能制限(起動プロテクト)状態が解除される構成としたが、次の図10のフローチャートを参照して説明するように、制限対象でない機能(非プロテクトアプリ)の起動実行中において全てのメモリ状態をリセットするための全初期設定「Initialize All」を実行した場合にのみ、前記機能制限状態(起動プロテクト中)であってもこれを解除できる構成としてもよい。
図10は、前記電子式計算機10の機能制限状態(起動プロテクト中)における機能制限(起動プロテクト)解除処理を示すフローチャートである。
まず、メモリカード(起動プロテクトカード)13から読み込まれた機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cに従った機能制限状態(起動プロテクト中)にあっては、そのプロテクト対象アプリ13aに対する起動が指示されると(ステップC1)、前述したとおりプロテクト表示画面G4が表示されて起動プロテクト中であることがユーザに報知され、「EXE」キー19eのみの入力受付に応じて起動プロテクトマークMおよびプロテクト残り時間Tが付加された機能選択メニュー画面G1′が表示される。
また、この機能制限状態(起動プロテクト中)にあって、制限対象でない機能(非プロテクトアプリ)の起動実行中であり(ステップC2)、対応する機能実行中画面G2が表示されている状態で、例えばRAM18のみのリセット、フラッシュROM17のみのリセット、外部メモリ(メモリカード13)のみのリセットを行うためのリセット機能が実行された場合であっても(ステップC3)、前記プロテクト表示画面G4が表示されて起動プロテクト中であることがユーザに報知され、「EXE」キー19eのみの入力受付に応じて起動プロテクトマークMおよびプロテクト残り時間Tが付加された機能選択メニュー画面G1′が表示される。
すなわち、一部メモリのみの初期化によるリセット機能が実行指示されただけでは、リセット対象となっていないメモリ領域に保存されているデータに基づき制限解除後の機能によって試験中に禁止である情報を得る可能性があるので、前記機能制限状態(起動プロテクト中)は解除されることなく維持される。
一方、機能制限状態(起動プロテクト中)にあって、制限対象でない機能(非プロテクトアプリ)の起動実行中で(ステップC2)、対応する機能実行中画面G2が表示されている状態で、全てのメモリ状態をリセットするための全初期設定「Initialize All」が実行された場合には(ステップC5)、プロテクト時間13cのカウントダウン途中であってもその機能制限(起動プロテクト)状態は解除される。
すなわち、全てのメモリ内容が初期化によりリセットされた場合には、試験中に禁止である情報を得る可能性はないので、それまでの機能制限状態(起動プロテクト中)は解除される。
また、機能制限状態(起動プロテクト中)にあって、そのプロテクト時間13cのカウントダウンが終了した場合には(ステップC4)、前記実施形態での説明と同様に機能制限(起動プロテクト)状態は解除される。
なお、全てのメモリ状態をリセットするための全初期設定「Initialize All」のユーザ操作は、リセットメニューの選択により行うか、予め定められた複数のキーの同時操作により行うか、特定のリセットボタンの押下操作により行う構成とする。
次に、メモリカード13に対して所望の機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cを書き込み、起動プロテクトカードを生成する処理について説明する。
図11は、前記電子式計算機10に対する機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13を生成するための概略手順を示す図である。
プロテクト対象アプリ13a、プロテクト表示画面13b、プロテクト時間13cからなる機能制限情報(プロテクトデータ)は、外部PC15上での専用アプリケーションに従い作成入力され、そのカードスロットに直接あるいはカードライタを介して装着されたメモリカード13に書き込まれる。
こうして生成された機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13を前述した通り電子式計算機10のカードスロット13sに一時装着することで、当該メモリカード(起動プロテクトカード)13からその機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cが読み込まれてフラッシュROM17内のユーザアクセスによる消去不可能なシステム領域17aに記憶され、プロテクト表示画面G4が表示部21に表示されて機能制限(起動プロテクト)が開始される。
図12は、外部PC15上での専用アプリケーションとして実行され機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13を生成するためのプロテクトデータ作成処理を示すフローチャートである。
図13は、前記外部PC15上でのプロテクトデータ作成処理に伴うキー操作対応の表示動作(その1)を示す図である。
図14は、前記外部PC15上でのプロテクトデータ作成処理に伴うキー操作対応の表示動作(その2)を示す図である。
外部PC15において、プロテクトデータ作成処理が起動されると、PC15本体のカードスロットに直接あるいはカードライタを介してメモリカード13が接続されているか否か判断される(ステップD1)。
ここで、PC15に対してメモリカード13が接続されていないと判断されると、当該メモリカード13のPC15への接続を促すメッセージ画面(図示せず)がPC15上に表示される(ステップD1→D2)。
そして、PC15に対してメモリカード13が接続されたと判断されると、図13(A)に示すように、プロテクト対象アプリ選択画面H1が表示され、電子式計算機10にて利用可能な機能選択メニュー画面G1に基づき、起動プロテクトすべき所望のアプリケーション(機能)のユーザ選択が促される(ステップD3)。
このプロテクト対象アプリ選択画面H1において、図13(A)(B)に示すように、機能選択メニュー画面G1内でのカーソル移動操作(15a)および「ENTER」キー15bの操作により起動プロテクトすべき所望のアプリケーション(機能)が、例えば「電子情報活用機能e−ACT(3)」「プログラム演算機能PRGM(B)」として順次選択決定されると、その都度、各対応する機能アイコン上に起動プロテクトマークMが付加表示されると共に、選択されたアプリの記号名がプロテクトアプリ選択エリアXに配列表示される。
すると、前記ユーザ選択されて表示された2つのプロテクト対象アプリ名である「電子情報活用機能e−ACT(3)」「プログラム演算機能PRGM(B)」がPC内部メモリに登録される(ステップD3)。
こうして、プロテクト対象アプリ13aが選択されて登録され、「ESC」キー15cが操作されると、次に、図13(C)に示すように、プロテクト表示内容選択画面H2が表示され、予め用意されたプロテクト表示候補画像P1,P2,P3やユーザ任意に作成可能なプロテクト表示オリジナル画像P4,P5,P6に基づき、プロテクト表示画面G4(13b)のユーザ選択が促される(ステップD4)。
プロテクト表示オリジナル画像P4,P5,P6は、それぞれ例えばドットポイントの配列作業によって所望のオリジナル画像として作成される。
そして、前記プロテクト表示内容選択画面H2において、プロテクト表示候補画像P1,P2,P3上やユーザ任意に作成したプロテクト表示オリジナル画像P4,P5,P6上でのカーソル移動操作(15a)および「ENTER」キー15bの操作により所望の画像、例えば候補画像P3が選択決定されると、この候補画像P3に基づいたプロテクト表示画面G4(13b)がPC内部メモリに登録される(ステップD4)。
こうして、プロテクト対象アプリ13aおよびプロテクト表示画面G4(13b)が選択されて登録され、「ESC」キー15cが操作されると、次に、図14(D)に示すように、プロテクト時間設定画面H3が表示され、その時間設定エリアtに基づき前記プロテクト対象アプリ13aに対するプロテクト時間13cのユーザ設定が促される(ステップD5)。
このプロテクト時間設定画面H3における時間設定エリアtに対して、数値キー15dの操作により前記プロテクト対象アプリ13aに対する所望のプロテクト時間13cが、例えば「60min」として入力表示設定され、これを確定すべく「EXE」キー15eが操作されると、図14(E)に示すように、機能制限情報設定確認画面H4が表示され、前記プロテクト対象アプリ選択画面H1において選択登録されたプロテクト対象アプリ名(この場合「e−ACT」「PRGM」)がプロテクトアプリ選択エリアXに、前記プロテクト表示内容選択画面H2において選択登録された候補画像P3に基づくプロテクト表示画面G4(13b)がその画像表示エリアPに、前記プロテクト時間設定画面H3において入力設定されたプロテクト時間13c(この場合「60min」)が時間設定エリアtにそれぞれ表示され、ユーザの確認操作が促される。
そして、この機能制限情報設定確認画面H4において、ユーザ任意に選択設定されたプロテクト対象アプリ「e−ACT」「PRGM」13a、プロテクト表示画面「P3」13b、プロテクト時間「60min」13cからなる機能制限情報(プロテクトデータ)の内容の正否がユーザ確認され、「Y」キー15fが操作されると、図14(F)に示すように、カード書き込み中メッセージ画面H5が表示されると共に、PC内部メモリに登録された前記機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cが当該PC15に接続されているメモリカード13に書き込まれる(ステップD6)。
そして、PC内部メモリに登録された前記機能制限情報(プロテクトデータ)13a,13b,13cのメモリカード13への書き込みが終了すると、作成完了メッセージ画面H6が表示され、電子式計算機10に対する機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13の生成完了が報知される(ステップD6)。
したがって、このような外部PC15上で機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13を生成するためのプロテクトデータ作成機能によれば、機能制限情報(プロテクトデータ)であるプロテクト対象アプリ13a、プロテクト表示画面13b、プロテクト時間13cのそれぞれを個別にユーザによる選択操作により任意に設定できるので、例えば学生の試験に伴い各学生が所持する電子式計算機10の機能を試験時間中においてのみ制限しようとする場合でも、当該試験の内容に応じて制限すべき機能だけをその都度選択的に変更して設定できると共に、試験時間に応じてプロテクトする時間を設定できる。
しかも、各電子式計算機10において、機能制限(起動プロテクト)状態の確認に用いられるプロテクト表示画面G4(13b)の画像の内容を、予め設定されたプロテクト表示候補画像P1,P2,P3からだけでなく、ユーザ任意に作成可能なプロテクト表示オリジナル画像P4,P5,P6から選択して設定できるので、例えば学生に対する試験の都度その画像の内容を自由に変更設定することができる。よって、例えば過去の試験において使用されたプロテクト表示画面G4(13b)の画像の内容を悪意の学生が保存して再利用することで、あたかも機能制限(起動プロテクト)状態であるかのように表示させて試験官に確認させたとしても、外部PC15上で作成し機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13に書き込んだ実際のプロテクト表示画面G4(13b)の画像の内容と一致しなくなり、不正を未然に発見し防止することができる。
なお、前記各実施形態において記載した電子式計算機(電卓)10や外部PC15による各処理の手法、すなわち、図5のフローチャートに示す電子式計算機(電卓)10における機能制限処理、図7のフローチャートに示す前記電子式計算機(電卓)10の機能制限処理に伴うキー処理(SB)、図10のフローチャートに示す前記電子式計算機(電卓)10の機能制限状態(起動プロテクト中)における機能制限(起動プロテクト)解除処理、図12のフローチャートに示す外部PC15上での機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13を生成するためのプロテクトデータ作成処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)13、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体に格納して配布することができる。そして、グラフ・関数電卓などの種々の機能を搭載した電子機器であるコンピュータ端末やPC(15)は、この外部記憶媒体(13)に記憶されたプログラムをフラッシュROM17やPC内部メモリに読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した多機能電子機器での機能制限機能、機能制限解除機能、そして外部PCでの機能制限情報作成機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ)16から前記のプログラムデータを取り込み、前述した多機能電子機器での機能制限機能、機能制限解除機能、そして外部PCでの機能制限情報作成機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の電子機器の実施形態に係る電子式計算機(電卓)10電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子式計算機10に対し機能制限のために装脱されるメモリカード13に記憶された機能制限情報の内容を示す図。 前記電子式計算機10のフラッシュROM17内のシステム領域17aに用意された機能制限用のメモリ領域を示す図。 前記電子式計算機10の外観構成を示す正面図。 前記電子式計算機10における機能制限処理を示すフローチャート。 前記電子式計算機10の機能制限処理に伴う表示動作を示す図。 前記電子式計算機10の機能制限処理に伴うキー処理(SB)を示すフローチャート。 前記電子式計算機10の機能制限処理に伴う起動プロテクト中でのキー処理(SB)に伴う表示動作を示す図。 前記電子式計算機10の機能制限処理に伴う起動プロテクト解除後のキー処理(SB)に伴う表示動作を示す図。 前記電子式計算機10の機能制限状態(起動プロテクト中)における機能制限(起動プロテクト)解除処理を示すフローチャート。 前記電子式計算機10に対する機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13を生成するための概略手順を示す図。 外部PC15上での専用アプリケーションとして実行され機能制限用のメモリカード(起動プロテクトカード)13を生成するためのプロテクトデータ作成処理を示すフローチャート。 前記外部PC15上でのプロテクトデータ作成処理に伴うキー操作対応の表示動作(その1)を示す図。 前記外部PC15上でのプロテクトデータ作成処理に伴うキー操作対応の表示動作(その2)を示す図。
符号の説明
10 …電子式計算機(電卓)
11 …制御部(CPU)
12 …ROM
13 …メモリカード(起動プロテクトカード)
13s…カードスロット
13a…プロテクト対象アプリ
13b…プロテクト表示画面
13c…プロテクト時間
14 …通信部
15 …外部PC
16 …Webサーバ(プログラムサーバ)
17 …フラッシュROM
17a…システム領域
17a1…プロテクト対象アプリ用メモリ領域
17a2…プロテクト表示画面用メモリ領域
17a3…プロテクト時間用メモリ領域
17a4…プロテクトフラグ用メモリ領域
17a5…タイマ用メモリ領域
17b…ユーザ領域
18 …RAM
19 …キー入力部
19a…「MENU」キー
19b…数値・演算子キー
19c…カーソルキー
19d…「EXIT」キー
19e…「EXE」キー
20 …ディスプレイドライバ(DD)
21 …液晶表示部(LCD)
N …通信ネットワーク(インターネット)
G1 …機能選択メニュー画面
G1′…機能制限中の機能選択メニュー画面
G2 …機能実行中画面
G3 …データセーブメッセージ画面
G4 …プロテクト表示画面
M …起動プロテクトマーク
T …プロテクト残り時間
H1 …プロテクト対象アプリ選択画面
H2 …プロテクト表示内容選択画面
H3 …プロテクト時間設定画面
H4 …機能制限情報設定確認画面
H5 …カード書き込み中メッセージ画面
H6 …作成完了メッセージ画面
X …プロテクトアプリ選択エリア
P …画像表示エリア
P1〜P3…プロテクト表示候補画像
P4〜P6…プロテクト表示オリジナル画像
t …時間設定エリア

Claims (12)

  1. 複数の機能を有する電子機器であって、
    記録媒体を装着する記録媒体装着手段と、
    この記録媒体装着手段により装着された記録媒体から機能を制限する情報を読み出す制限情報読み出し手段と、
    この制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を制限する機能制限手段と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、機能を制限する時間の情報を有し、
    前記機能制限手段は、前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を当該機能を制限する時間の間だけ制限することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. さらに、
    前記機能制限手段により機能を制限する際に、機能制限を示す画像を表示部に表示させる制限画像表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記機能制限を示す画像は複数種類の画像の中から選択された画像であって且つ前記記録媒体から読み出される機能を制限する情報に含まれ、
    前記制限画像表示制御手段は、前記機能制限手段により機能を制限する際に、前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に含まれる選択された画像を表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. さらに、
    ユーザ消去不可能な情報記憶領域と、
    この情報記憶領域に対し前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報を記憶させる制限情報記憶制御手段とを備え、
    前記機能制限手段は、前記情報記憶領域に記憶された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を制限する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記記録媒体はカード形状であって、
    さらに、前記記録媒体装着手段により前記カード形状の記録媒体が装着されたことを検知する記録媒体装着検知手段を備え、
    前記制限情報読み出し手段は、前記記録媒体装着検知手段により前記カード形状の記録媒体の装着が検知された際に当該記録媒体から機能を制限する情報を読み出す、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. さらに、
    任意の機能の起動を指定する機能指定手段と、
    この機能指定手段により指定された機能が前記機能制限手段により機能制限されている機能である場合には、機能制限を示す画像を表示部に表示させる機能指定時制限画像表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
  8. 前記機能制限手段は、
    前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に含まれる機能を制限する時間の情報に基づき当該制限時間の残りの時間を計数する残り時間計数手段と、
    この残り時間計数手段により計数される制限時間の残り時間を表示部に表示させる制限時間表示制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  9. 前記制限情報読み出し手段により記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、外部の情報機器により当該記録媒体に記録されることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子機器。
  10. 前記機能制限を示す画像は外部の情報機器によりユーザ操作に応じて任意に作成された画像であり、
    前記制限情報読み出し手段により記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、前記外部の情報機器により任意に作成された画像を含んで当該記録媒体に記録され、
    前記制限画像表示制御手段は、前記機能制限手段により機能を制限する際に、前記制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に含まれる任意に作成された画像を表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  11. 記録媒体を装着する記録媒体装着部を備え、複数の機能を有する電子機器のコンピュータを制御するための電子機器の制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記記録媒体装着部に装着された記録媒体から機能を制限する情報を読み出す制限情報読み出し手段、
    この制限情報読み出し手段により読み出された機能を制限する情報に従って複数の機能のうちの一部の機能を制限する機能制限手段、
    として機能させるようにした電子機器の制御プログラム。
  12. 前記制限情報読み出し手段により記録媒体から読み出される機能を制限する情報は、外部の情報機器により当該記録媒体に記録されていることを特徴とする請求項11に記載の電子機器の制御プログラム。
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