JP2006335434A - 容器の段積み位置決め構造 - Google Patents

容器の段積み位置決め構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2006335434A
JP2006335434A JP2005162924A JP2005162924A JP2006335434A JP 2006335434 A JP2006335434 A JP 2006335434A JP 2005162924 A JP2005162924 A JP 2005162924A JP 2005162924 A JP2005162924 A JP 2005162924A JP 2006335434 A JP2006335434 A JP 2006335434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
forming member
horizontal frame
surface forming
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005162924A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Tsubaki
正美 椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUBARU LOGISTICS CO Ltd
Original Assignee
SUBARU LOGISTICS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUBARU LOGISTICS CO Ltd filed Critical SUBARU LOGISTICS CO Ltd
Priority to JP2005162924A priority Critical patent/JP2006335434A/ja
Publication of JP2006335434A publication Critical patent/JP2006335434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stackable Containers (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

【課題】上下に正確に位置決めした状態で容易に段積みできる容器の段積み位置決め構造を提供する。
【解決手段】容器1は、段積みにより下段の容器1の側面形成部材20、30、40、50の上に載置される脚部17と、脚部17の下端に底面形成部材10の前方及び後方から互いに接近する方向に凹陥するように形成された一対の凹陥部17fと、前後方向に離間して下段の容器1の側面形成部材40、50から突出して各凹陥部17fとそれぞれ係合する突起部41、51とを有する。そして、複数の容器1を上下に積み重ねることによって、突起部41、51を脚部17の凹陥部17fに係合させて、上段の容器1と下段の容器1との相対的な位置決めを行う。
【選択図】 図14

Description

本発明は、上下に段積みされる複数の容器の位置決めを行う容器の段積み位置決め構造に関する。
例えば、図15に示す従来の段積み位置決め構造を有する梱包箱100は、腰下部材101、つま部材111、側部材121を備えており、分解組立可能な構成を有している。腰下部材101は、矩形枠部材102に平板103をはめ込んで形成された底面104を有し、その底面104の四隅には筒状脚105がそれぞれ設けられている。そして、底面104を介して筒状脚105と対応する上部位置には柱受筒106が立設されている。柱受筒106は、腰下部材101を上下に重ねた状態で、筒状脚105の下部から筒状脚105内に挿入される大きさを有しており、上下の腰下部材101の横ずれを防止できるようになっている。
つま部材111は、一対の対柱112、112と、これらの対柱112、112の頭頂部間を連結する上つま113とを有する門形枠部材によって構成されており、その門形枠部材によって形成される面には、2本のブレース114が互いに交差して対角線方向に掛け渡されている。そして、対柱112、112の外側面には、側部材121を着脱可能に取り付けるための短管115が上下2箇所に縦向きに固着されている。つま部材111は、両対柱112、112の各下端部を柱受筒106に上部から挿入して結合することで立て込まれ、腰下部材101の互いに対向する辺部から上方に向かって起立し、対峙するように腰下部材101に取り付けられる。
側部材121は、互いに平行に延在する上桁122と下桁123と、上下方向に延在して上桁122と下桁123の両端どうしをつなぐ一対の縦棒部材124、124とを有する方形枠部材によって形成されており、その方形枠部材によって形成される面には、2本のブレース125が互いに交差して対角線方向に掛け渡されている。側部材121の上桁122と下桁123の各両端部には、上桁122と下桁123の延在する方向に沿って各両端部から突出した端部でそれぞれ下方に向かって折曲されて形成された丸棒鉤片126が設けられている。側部材121は、各丸棒鉤片126をつま部材111の短管115に上方から差し込むことで結合されて立て込まれ、対峙するつま部材111の両端どうしを接続し、つま部材111との協同により周状に連続する四面を形成するようになっている。
側部材121の上桁122の両端には、上部に段積みされる梱包箱100の筒状脚105を受けるための受け皿127が固着されている。受け皿127は、つま部材111の上つまの両端上面に重ねられる大きさに形成され、その上面には、突起部128が設けられており、梱包箱100を段積みしたときに、上段の梱包箱100の筒状脚105に嵌入して位置決めが行われ、相対的な横ずれを防止するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来の段積み位置決め構造を有する梱包箱100は、例えばフォークリフト等の重機を操作して、爪を腰下部材101の下側に差し入れてすくい上げて持ち上げ、下段となる梱包箱100の上方位置に移動させ、その上方に持ち上げた梱包箱100を、爪の下降操作により下降させて、筒状脚105に下段となる梱包箱100の突起部128を嵌入させ、筒状脚105を下段となる梱包箱100の受け皿127で受けることにより段積みがなされる。
実開平2−99727号公報
上記従来の段積み位置決め構造は、上段となる梱包箱100の筒状脚105に下段となる梱包箱100の突起部128を嵌入させる必要があり、そのためには、上段となる梱包箱100の4個の筒状脚105が下段となる梱包箱100の4本の突起部128の上方にそれぞれ正確に位置するように、上段となる梱包箱100を移動させて、更にそのまま垂直に降下させなければならない。
しかしながら、このような重機の操作は困難であり、熟練を要し、非熟練者が段積み作業を行った場合には、作業時間が長くなり、コスト高を招いていた。
また、受け皿127から突起部128を取り外して筒状脚105を受け皿127のみで受ける構成にすると、段積み作業は容易になるが、上下の正確な位置決めが困難となる。したがって、例えば上下にきれいに整列して段積みできず、横方向の占有面積が拡大して例えばコンテナの中に所定数を納めることができず、デッドスペースの発生により輸送時や収納時におけるコスト高を招来するおそれがある。
また、受け皿127は、平面状に広がる形状を有しており、外形が大きいことから、搬送中に接触して破損するおそれがある。そして、受け皿127の分だけ梱包箱100の重量が増加し、輸送コストの増大を招くおそれがある。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたものであり、その目的は、上下に正確に位置決めした状態で容易に段積みできる容器の段積み位置決め構造を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明による容器の段積み位置決め構造は、底面を形成する底面形成部材と、底面形成部材の周端縁から上方に向かって延出して周状に連続する側面を形成する側面形成部材とを有した容器を上下に段積みするにあたり、上段の容器と下段の容器との相対的な位置決めを行う容器の段積み位置決め構造において、底面形成部材から下方に向かって突出して段積みにより下段の容器の側面形成部材の上に載置される脚部と、脚部の下端に互いに接近する方向に凹陥して形成された一対の凹陥部と、一対の凹陥部の位置に対応して側面形成部材の上端部から上方に向かって突出して段積みにより上段の容器の凹陥部に係合する一対の突起部とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の容器の段積み位置決め構造において、脚部は、底面形成部材から下方に向かって突起部の突出長さよりも長く突出する縦壁部と、縦壁部の下端で折曲されて底面形成部材に沿って延在しかつ底面形成部材の一方側と他方側とで互いに平行に延在する一対の側端縁を有した平板状の下壁部とを有し、一対の凹陥部は、下壁部を一対の側端縁から互いに接近する方向に切り欠いて形成された一対の切欠部を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の容器の段積み位置決め構造において、各切欠部は、下壁部を側端縁から半円状に切り欠いて形成されたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の容器の段積み位置決め構造において、各切欠部は、前記下壁部を前記側端縁からそれぞれ互いに接近する方向に移行するにしたがって漸次接近する一対の傾斜辺を有した谷形状に切り欠いて形成されたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造において、突起部は、側面形成部材の上面に基端が固定され、上方に向かって一定径を有して延在する柱状の胴部を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造において、突起部は、側面形成部材の上面に基端が固定され、上方に向かって一定径を有して延在する筒状の胴部を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造において、突起部は、側面形成部材の上面を形成する水平片に、水平片の先端から基端に向かって一対の切り込みを入れて、一対の切り込みの間に形成された部分を上方に折り曲げ変形させて側面形成部材に一体に形成された舌片からなることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造において、突起部は、側面形成部材の上面を形成する水平片にエンボス加工を施して水平片の上面から上方に向かって突出変形させて側面形成部材に一体に形成した山形状の凸部からなることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造において、突起部は、側面形成部材の上面を形成する水平片に、水平片の先端と基端との間に所定長さに亘って切り込みを入れて、切り込みによって分断された一対の部分のうち、いずれか一方の部分を上方に向かって突出変形させて側面形成部材に一体に形成したルーバ形状の凸部からなることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造において、突起部は、側面形成部材の上面を形成する水平片に、その水平片の先端と基端との間に所定長さに亘って切り込みを入れて、切り込みによって分断された一対の部分のうち、いずれか一方の部分を上方に向かって突出変形させて、切り込みに接近するにしたがって漸次上方に移行するように傾斜して突出し、切り込み部分が上下に離間して開口するルーバ形状の凸部からなることを特徴とする。
本発明によると、脚部の下端に互いに接近する方向に凹陥する一対の凹陥部が形成されており、その一対の凹陥部の位置に対応して側面形成部材の上端部から上方に向かって突出して段積みにより上段の容器の凹陥部に係合するように一対の突起部が設けられている。
したがって、段積みにより、上段の容器の脚部を、下段の容器の突起部の間に挟まれる位置に配置し、上段の容器が底面形成部材の一方側と他方側とを結ぶ方向、及び該方向に交差する方向に移動するのを規制し、上段の容器の正確な位置決めを行うことができる。
そして、各凹陥部は、底面形成部材の一方側及び他方側から互いに接近する方向に凹陥して形成されているので、段積みの際に、突起部に対して上方から接近させるだけでなく、側方から接近させても係合させることができる。したがって、段積み作業を容易化することができる。
また、段積みにより下段の容器の側面形成部材の上に脚部を載置するので、脚部を受ける受け皿等の専用部材が不要となり、容器の構造の簡素化及、製造の容易化、容器の軽量化を図ることができる。
次に、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態に係わる分解組立式容器の組み立て状態を示す斜視図、図2は、図1の分解斜視図、図3は、分解組立式容器の分解収納状態を示す斜視図である。そして、図4は、図1のA方向矢視図、図5は、図4のB部拡大図、図6は、図5のC方向矢視図、図7は、図5のD方向矢視図、図8は、図4のE部拡大図、図9は、図4のF方向矢視図、図10は、図8のG−G線断面図、図11は、図8のH方向矢視図である。また、図12は、突起部の他の実施例を示す斜視図、図13は、複数の分解組立式容器の段積み状態を示す分解斜視図、図14は、図13に示す分解組立式容器の要部を拡大して示す分解斜視図である。尚、説明の便宜上、図1及び図2において、矢印Fr方向を前側、矢印R方向を右側、矢印U方向を上側として説明する。また、図6は、構造の理解を容易ならしめるべく、床板16及びブレース60を取り外した状態を示しており、床板16は二点鎖線で示している。
本実施の形態における分解組立式容器1は、自動車のノックダウン部品等を収容してコンテナに載せて輸送するためのものであり、図1及び図2に示すように、底面形成部材10と、右側面形成部材20と、左側面形成部材30と、前上横フレーム40と、後上横フレーム50と、ブレース60を備えている。
底面形成部材10は、矩形枠部15と床板16を有しており、分解組立式容器1の下部に底面を形成するように構成されている。矩形枠部15は、左右に離間して互いに平行に延在する右下横フレーム11と左下横フレーム12、及び前後に離間して互いに平行に延在して前側(一方側)で右下横フレーム11の前端部と左下横フレーム12の前端部との間を連結する前下横フレーム13と、後側(他方側)で右下横フレーム11の後端部と左下横フレーム12の後端部との間を連結する後下横フレーム14を有している。
矩形枠部15の右下横フレーム11、左下横フレーム12、前下横フレーム13、後下横フレーム14は、例えば図5〜図7に示すように、断面が略L型の等辺山形鋼によって構成されており、各垂直片11a、12a、13a、14aが上方に向かって突出し、各水平片11b、12b、13b、14bが対向するフレームに向かって水平に突出するように組み合わされて溶接により結合されている。
矩形枠部15の中央には、右下横フレーム11、左下横フレーム12、前下横フレーム13、後下横フレーム14によって囲まれる開口部が形成されており、矩形の平板形状を有する床板16によって閉塞されている。床板16は、薄肉鋼板によって構成されており、その外周縁部が右下横フレーム11、左下横フレーム12、前下横フレーム13、後下横フレーム14の各水平片11b、12b、13b、14bの上面に溶接固定されている。
そして、前下横フレーム13及び後下横フレーム14の左右の両端部には、図2に示すように、右側面形成部材20及び左側面形成部材30を起立した状態で取り付けるためのフレームガイド13c、14cと、ボルト挿通孔13d、14dが各々設けられている。
フレームガイド13cは、例えば図5及び図6に示すように、前下横フレーム13の左端部において左下横フレーム12の垂直片12aから所定距離だけ離間した位置で前下横フレーム13の垂直片13aから枠内に向かって突出して設けられている。また、図2に示すように、前下横フレーム13の右端部においても垂直片13aから枠内に向かって突出して設けられている。同様に、フレームガイド14cは、後下横フレーム14の右端部と左端部において垂直片14aからそれぞれ枠内に向かって突出して設けられている。
前下横フレーム13の左端部に位置するボルト挿通孔13dは、例えば図5及び図7に示すように、前下横フレーム13の左端部において左下横フレーム12の垂直片12aとフレームガイド13cとの間の位置で、垂直片13aを前後に貫通して形成されている。また、前下横フレーム13の右端部に位置するボルト挿通孔13dは、例えば図2に示すように、前下横フレーム13の右端部においても、右下横フレーム11の垂直片11aとフレームガイド13cとの間の位置で、垂直片13aを前後に貫通して形成されている。同様に、後下横フレーム14の左端部に位置するボルト挿通孔14dは、左下横フレーム12の垂直片12aとフレームガイド14cとの間の位置で、垂直片14aを前後に貫通して形成されており、また、後下横フレーム14の右端部に位置するボルト挿通孔14dは、右下横フレーム11の垂直片11aとフレームガイド14cとの間の位置で、垂直片14aを前後に貫通して形成されている。
矩形枠部15の下面には、4個の脚部17が前後及び左右に離間して矩形枠部15の四隅に位置するようにそれぞれ設けられている。脚部17は、矩形枠部15を地面から所定高さ上方の位置に配置すると共に、例えば図3に示すように、複数の底面形成部材10を上下に積み重ねたときに、矩形枠部15の枠内に入り込み、各底面形成部材10が相対的に横方向にずれるの防止するようになっている。
脚部17は、例えば図4、図5、図7に示すように、扁平の角パイプを、前下横フレーム13の両端部及び後下横フレーム14の両端部で、右下横フレーム11の下面及び左下横フレーム12の下面に沿ってそれぞれ延在するように設けられている。そして、矩形枠部15の下面に結合される上壁部17aと、上壁部17aの左右の両端縁でそれぞれ下方に向かって折曲されて対峙する一対の縦壁部17b、17bと、一対の縦壁部17b、17bの下端を連結する下壁部17cを有している。
一対の縦壁部17b、17bは、図3に示すように、複数の底面形成部材10を上下に積み重ねたときに、下段に位置する矩形枠部15の垂直片13a、14aの上端と、上段に位置する矩形枠部15の垂直片13a、14aの下端との間に、例えばフォークリフトの爪(図示せず)を差し込むことが可能な間隙Kを形成する大きさに設定されており、下段に位置する床板16と上段に位置する床板16との間に、右側面形成部材20、左側面形成部材30、前上横フレーム40、後上横フレーム50、ブレース60等、底面形成部材10以外の構成部品を収容可能な空間部が形成される。
脚部17の下壁部17cは、左右一対の縦壁部17b、17bの下端で折曲されて、底面形成部材10に沿って延在する平板形状を有しており、床面形成部材10の前側と後側で互いに平行に延在する一対の側端縁17eから下壁部17cを互いに接近する方向に向かって凹むように切欠部17dが切欠形成されている。
切欠部17dは、例えば図1〜図3、図7に示すように、底面形成部材10の前側の脚部17では、下壁部17cの前側で左右に延在する側端縁17eから後方に向かって凹むように切り欠かれて形成されている。また、底面形成部材10の後側の脚部17では、下壁部17cの後側で左右に延在する側端縁17eから前方に向かって凹むように切り欠かれて形成されている(例えば図14を参照)。
切欠部17dは、図7のJ方向矢視図である図7(a)に示すように、側端縁17eの中央位置を中心位置として半円状に切り欠かれた凹円弧形状を有している。また、切欠部17dは、図7(b)に示すように、分解組立式容器1の前側と後側とに位置する側端縁17eからそれぞれ互いに接近する方向に移行するにしたがって互いに漸次接近する一対の傾斜辺を有して切り欠かれた谷形状に形成してもよい。
この切欠部17dを下壁部17cに形成することにより、脚部17には、分解組立式容器1を組み立てた状態で上下に積み重ねた際に、前上横フレーム40の突起部41及び後上横フレーム50の突起部51とそれぞれ係合して、下段の分解組立式容器1に対して位置決めする凹陥部17fが形成される。凹陥部17fは、脚部17の下端で底面形成部材10の前側及び後側から互いに接近する方向に凹陥して対をなすように形成される。
また、矩形枠部15の下面には、複数本の床下フレーム18とフォークガイド19が設けられている。床下フレーム18は、脚部17よりも外形が小さい扁平の角パイプ18aと、帯板状の平板部材によって構成されたフラットバー18bの2種類があり、角パイプ18aは、左右に所定間隔を有して前後に前下横フレーム13と後下横フレーム14との間に亘って延在するように設けられ、フラットバー18bは、前後に所定間隔を有して左右に右下横フレーム11と左下横フレーム12との間に亘って延在するように設けられている。
フォークガイド19は、底面形成部材10の下側に例えばフォークリフト(図示せず)の爪等を挿入して持ち上げる際に、爪と当接して案内する部材である。フォークガイド19は、図4及び図5に示すように、フォークリフトの爪等の横幅よりも若干広い横幅を有した平板部材の両側端部をフランジ曲げした断面略コ字状に構成されており、右下横フレーム11及び左下横フレーム12に沿ってそれぞれ前後に延在するように対をなして設けられている。
右側面形成部材20は、例えば図2に示すように、互いに平行に配置されて上下に延在する右前縦フレーム21及び右後縦フレーム22、そして、右前縦フレーム21の上端部と右後縦フレーム22の上端部との間を連結する右上横フレーム23により門形に形成された門形枠部25を有している。そして、右前縦フレーム21の下端を前下横フレーム13の右端部に取り付けかつ右後縦フレーム22の下端を後下横フレーム14の右端部に取り付けることにより右下横フレーム11の上部に右側面を形成するように構成されている。
門形枠部25の右前縦フレーム21、右後縦フレーム22、右上横フレーム23は、矩形枠部15の右下横フレーム11等と同一の等辺山形鋼からなり、右前縦フレーム21の前後片21aが後方に向かって突出しかつ左右片21bが左に向かって突出し、右後縦フレーム22の前後片22aが前方に向かって突出しかつ左右片22bが左に向かって突出し、右上横フレーム23の垂直片23aが下方に向かって突出しかつ水平片23bが左に向かって突出するように組み合わされ、溶接により互いに結合されて形成されている。
門形枠部25には、一対の固定ブレース26が互いに交差して右側面の対角線状に掛け渡されるように設けられている。固定ブレース26は、丸棒部材によって構成されており、一方の固定ブレース26は、例えば図1〜図3、図11に示すように、右前縦フレーム21の前後片21aの下部外側面に一端が溶接結合され、かつ右後縦フレーム22の前後片22aの上部外側面に他端が溶接結合されている。そして、他方の固定ブレース26は、右前縦フレーム21の前後片21の上部外側面に一端が溶接結合され、右後縦フレーム22の前後片22aの下部外側面に他端が溶接結合されている。
また、右前縦フレーム21の上端部には、例えば図8、図10、図11に示すように、前上横フレーム40の右端部を結合するためのボルト挿通孔21cが、左右片21bを前後に貫通して形成されている。また、右後縦フレーム22の上端部には、図2に示すように、後上横フレーム40の右端部を締結するためのボルト挿通孔22cが、左右片22bを前後に貫通して形成されている。
また、右前縦フレーム21の下部には、右前縦フレーム21の下端を前下横フレーム13の右端部に締結するためのボルト挿通孔21dが、左右片21bを前後方向に貫通して形成されており、右後縦フレーム22の下部には、右後縦フレーム22の下端を後下横フレーム14の右端部に締結するためのボルト挿通孔22dが、左右片22bを前後に貫通して形成されている。
右側面形成部材20は、底面形成部材10の上方から右前縦フレーム21の下端を前下横フレーム13のフレームガイド13cと右下横フレーム11の垂直片11aとの間に差し込み、かつ右後縦フレーム22の下端を後下横フレーム14のフレームガイド14cと右下横フレーム11の垂直片11aとの間に差し込むことによって、底面形成部材10の右下横フレーム11の上部に起立し、右側面を形成する。そして、右前縦フレーム21のボルト挿通孔21dが前下横フレーム13の右端部のボルト挿通孔13dと連通し、右後縦フレーム22のボルト挿通孔22dが後下横フレーム14の右端部のボルト挿通孔14dと連通するように構成されている。
左側面形成部材30は、例えば図2に示すように、互いに平行に配置されて上下に延在する左前縦フレーム31及び左後縦フレーム32、そして、左前縦フレーム31の上端部と左後縦フレーム32の上端部との間を連結する左上横フレーム33により門形に形成された門形枠部35を有している。そして、左前縦フレーム31の下端を前下横フレーム13の左端部に取り付けかつ左後縦フレーム32の下端を後下横フレーム14の左端部に取り付けることにより左下横フレーム12の上部に左側面を形成するように構成されている。
門形枠部35の左前縦フレーム31、左後縦フレーム32、左上横フレーム33は、矩形枠部15の左下横フレーム12等と同一の等辺山形鋼からなり、左前縦フレーム31の前後片31aが後方に向かって突出しかつ左右片31bが左に向かって突出し、左後縦フレーム32の前後片32aが前方に向かって突出しかつ左右片32bが左に向かって突出し、左上横フレーム33の垂直片33aが下方に向かって突出しかつ水平片33bが左に向かって突出するように組み合わされ、溶接により互いに結合されて形成されている。
門形枠部35には、一対の固定ブレース36が互いに交差して左側面の対角線状に掛け渡されるように設けられている。固定ブレース36は、丸棒部材によって構成されており、一方の固定ブレース36は、例えば図1〜図3に示すように、左前縦フレーム31の前後片31aの下部外側面に一端が溶接結合され、かつ左後縦フレーム32の前後片32aの上部外側面に他端が溶接結合されている。そして、他方の固定ブレース36は、左前縦フレーム31の前後片31の上部外側面に一端が溶接結合され、左後縦フレーム32の前後片32aの下部外側面に他端が溶接結合されている。
また、左前縦フレーム31の上端部には、図2に示すように、前上横フレーム40の左端部を締結するためのボルト挿通孔31cが、左右片31bを前後方向に貫通して形成されており、左後縦フレーム32の上端部には、後上横フレーム40の左端部を締結するためのボルト挿通孔32cが、左右片32bを前後方向に貫通して形成されている。
また、左前縦フレーム31の下部には、左前縦フレーム31の下端を前下横フレーム13の左端部に締結するためのボルト挿通孔31dが、左右片31bを前後方向に貫通して形成されており、左後縦フレーム32の下部には、左後縦フレーム32の下端を後下横フレーム14の左端部に締結するためのボルト挿通孔32dが、左右片32bを前後方向に貫通して形成されている。
左側面形成部材30は、底面形成部材10の上方から左前縦フレーム31の下端を前下横フレーム13のフレームガイド13cと左下横フレーム12の垂直片12aとの間に差し込み、かつ左後縦フレーム32の下端を後下横フレーム14のフレームガイド14cと左下横フレーム12の垂直片12aとの間に差し込むことによって、底面形成部材10の左下横フレーム12の上部に起立し、左側面を形成する。そして、左前縦フレーム31のボルト挿通孔31dが前下横フレーム13の左端部のボルト挿通孔13dと連通し、左後縦フレーム32のボルト挿通孔32dが後下横フレーム14の左端部のボルト挿通孔14dと連通するように構成されている。
前上横フレーム40は、例えば図1、図2、図4に示すように、前下横フレーム13と同一の長さを有し、互いに対向する右側面形成部材20と左側面形成部材30との間でかつ右前縦フレーム21の上端部と左前縦フレーム31の上端部との間に架設することにより前下横フレーム13の上部に前面を形成するように構成されている。
前上横フレーム40は、矩形枠部15の前下横フレーム13等と同一の等辺山形鋼によって構成されており、垂直片40aが下方に向かって垂下し、水平片40bが後方に向かって突出する姿勢状態で、右端部が右前縦フレーム21の上端部に取り付けられ、左端部が左前縦フレーム31の上端部に取り付けられる。
前上横フレーム40の右端部は、例えば図8〜図11に示すように、水平片40bが右前縦フレーム21の上に載せられ、垂直片40aが右前縦フレーム21の左右片21bの前面に対向して互いに重なり合うように配置される。そして、前上横フレーム40の水平片40bの上面が右上横フレーム23の水平片23bの上面と面一となるように取り付けられる。
また、前上横フレーム40の左端部は、水平片40bが左前縦フレーム31の上に載せられ、垂直片40aが左前縦フレーム31の左右片31bの前面に対向して互いに重なり合うように配置される。そして、前上横フレーム40の水平片40bの上面が左上横フレーム33の水平片33bの上面と面一となるように取り付けられる。
前上横フレーム40の右端部と左端部には、水平片40bの上面から上方に向かって各々突出するように突起部41が設けられている。突起部41は、例えば図8に2点鎖線で示すように、複数の分解組立式容器1を組み立てた状態で上下に段積みした際に、底面形成部材10の脚部17の凹陥部17fに係合して、脚部17の左右方向、及び前方への移動を規制するように構成されている。
突起部41は、その軸方向長さが縦壁部17bの高さよりも短く、凹陥部17fとの係合により、先端部が脚部17の内方に進入し、基端部の右側、左側、後側が脚部17の切欠部17dとの間に所定の間隙を有して対向する大きさを有している。
突起部41は、図8、図9、図11に示すように、水平片40bの上面に下端が固定されて上方に向かって一定径を有して延在する胴部42aと、胴部42aの上端から上方に移行するにしたがって漸次縮径するテーパ部42bを有したボス42を備えている。このボス42によれば、他の分解組立式容器1を上方に積み重ねるときに、テーパ部42bによって切欠部17dを案内し、胴部42aに容易に係合させることができる。
突起部41は、上記形状に限定されるものではなく、脚部17の切欠部17dと嵌合して位置決めできる形状であればよい。例えば、突起部41の他の実施例を示す斜視図である図12の図中(a)及び(b)に示すように、前上横フレーム40とは別部材によって構成され、水平片40bの上面に下端が固定されて上方に向かって一定径を有して延在する円柱状の胴部43aを有したボス43、或いは円筒状の胴部44aを有したボス44であってもよい。
突起部41は、ボス42、43、44のように別部材を前上横フレーム40に固定することによって形成されるものに限定されるものではなく、前上横フレーム40に変形加工を施すことによって一体に形成してもよい。例えば、図12(c)に示すように、水平片40bの後端から前方に向かって延在するように水平片40bに一対の切り込みを入れて、その一対の切り込みの間に形成された部分を上方に折り曲げ変形させて、水平片40bから上方に向かって突出する舌片45により構成してもよい。
また、図12(d)に示すように、水平片40bにエンボス加工を施し、水平片40bに一体に形成されて上方に向かって所定高さだけ突出する山形状の凸部46により構成してもよい。
そして更に、図12(e)に示すように、水平片40bの後端と前端との間に左右方向に切り込みを入れて、その切り込みによって分断された一対の部分のうち、その切り込みよりも前側部分を、プレス加工により上方に向かって突出変形させて、前端側から後端側に移行するにしたがって漸次上方に移行するように傾斜して突出し、切り込み部分が上下に離間して後方に向かって開口する、いわゆるルーバ形状の凸部47により構成してもよい。
前上横フレーム40の右端部と左端部には、図2に示すように、ボルト挿通孔40cが穿設されている。ボルト挿通孔40cは、前上横フレーム40の右端部と左端部を、それぞれ右前縦フレーム21の上端部と左前縦フレーム31の上端部に分解可能に締結するためのものであり、垂直片40aを前後に貫通して形成されている。そして、左端部と右端部の水平片40bを右前縦フレーム21の上端部及び左前縦フレーム31の上端部に載せることによって、右端部のボルト挿通孔40cが右前縦フレーム21のボルト挿通孔21cと同軸上に配置されて連通し、左端部のボルト挿通孔40cが左前縦フレーム31のボルト挿通孔31cと同軸上に配置されて連通するように構成されている。
後上横フレーム50は、例えば図1及び図2に示すように、後下横フレーム14と同一の長さを有し、互いに対向する右側面形成部材20と左側面形成部材30の間でかつ右後縦フレーム22の上端と左後縦フレーム32の上端との間に架設することにより後下横フレーム14の上部に後面を形成するように構成されている。
後上横フレーム50は、矩形枠部15の後下横フレーム14等と同一の等辺山形鋼によって構成されており、垂直片50aが下方に向かって垂下し、水平片50bが前方に向かって突出する姿勢状態で、右端部が右後縦フレーム22の上端部に取り付けられ、左端部が左後縦フレーム32の上端部に取り付けられる。
後上横フレーム50の右端部は、水平片50bが右後縦フレーム22の上に載せられ、垂直片50aが右後縦フレーム22の左右片22bの後面に対向して互いに重なり合うように配置される。そして、後上横フレーム50の水平片50bの上面が右上横フレーム33の水平片33bの上面と面一となるように取り付けられる。
また、後上横フレーム50の左端部は、水平片50bが左後縦フレーム32の上に載せられ、垂直片50aが左後縦フレーム32の左右片32bの後面に対向して互いに重なり合うように配置される。そして、後上横フレーム50の水平片50bの上面が左上横フレーム33の水平片33bの上面と面一となるように取り付けられる。
後上横フレーム50の右端部と左端部には、水平片50bの上面から上方に向かって突出するように突起部51がそれぞれ設けられており、突起部41と同様に、複数の分解組立式容器1を組み立てた状態で上下に段積みした際に、底面形成部材10の脚部17の凹陥部17fに係合して、脚部17の左右方向、及び後方への移動を規制するように構成されている。尚、突起部51の構成については、突起部41と同様の構成を有しているのでその詳細な説明を省略する。
また、後上横フレーム50の右端部と左端部には、図2に示すように、ボルト挿通孔50cが穿設されている。ボルト挿通孔50cは、後上横フレーム50の右端部と左端部を、それぞれ右後縦フレーム22の上端部と左後縦フレーム32の上端部に分解可能に締結するためのものであり、垂直片50aを前後に貫通して形成されている。そして、左端部と右端部の水平片50bを右後縦フレーム22の上端部及び左後縦フレーム32の上端部に載せることによって、右端部のボルト挿通孔50cが右後縦フレーム22のボルト挿通孔22cと同軸上に配置されて連通し、左端部のボルト挿通孔50cが左後縦フレーム32のボルト挿通孔32cと同軸上に配置されて連通するように構成されている。
ブレース60は、右前縦フレーム21、左前縦フレーム31、前下横フレーム13、前上横フレーム40によって形成される前面、及び右後縦フレーム22、左後縦フレーム32、後下横フレーム14、後上横フレーム50によって形成される後面においてそれぞれ対角線状に架設されるように合計で4本が取り付けられる。
例えば前面では、一本のブレース60が、前上横フレーム40の右端部を右前縦フレーム21の上端部に締結しかつ左前縦フレーム31の下端部を前下横フレーム13の左端部に締結して、前上横フレーム40の右端部と、前下横フレーム13の左端部との間に対角線状に架設され、他の一本のブレース60が、前上横フレーム40の左端部を左前縦フレーム31の上端部に締結しかつ右前縦フレーム21の下端部を前下横フレーム13の右端部に締結して、前上横フレーム40の左端部と、前下横フレーム13の右端部との間に対角線状に架設されるように構成されている。
そして後面では、一本のブレース60が、後上横フレーム50の右端部を右後縦フレーム22の上端部に締結しかつ左後縦フレーム32の下端部を後下横フレーム14の左端部に締結して、後上横フレーム50の右端部と、後下横フレーム14の左端部との間に対角線状に架設され、他の一本のブレース60が、後上横フレーム50の左端部を左後縦フレーム32の上端部に締結しかつ右後縦フレーム22の下端部を後下横フレーム14の右端部に締結して、後上横フレーム50の左端部と、後下横フレーム14の右端部との間に対角線状に架設されるように構成されている。
各ブレース60は、一直線状に延在する丸棒部材65の両端に各々締結手段61を備えている。締結手段61は、帯状の薄板鋼板により形成された平板部62と、その平板部62の一方の平面から垂直に延出するボルト63と、そのボルト63に螺合されるナット64を有している。ボルト63は、基端が平板部62に溶接されて一体に固定されたウェルドボルトにより構成されている。
そして、前面で、前上横フレーム40の右端部と、前下横フレーム13の左端部との間に対角線状に架設されるブレース60は、例えば図2、図8、図10に示すように、一方の締結手段61のボルト63を右前縦フレーム21の左右片21aの後側からボルト挿通孔21cに挿通させて、前上横フレーム40の右端部のボルト挿通孔40cを通過して前方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、右前縦フレーム21の左右片21aと前上横フレーム40の垂直片40aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。そして、図2、図5、図7に示すように、他方の締結手段61のボルト63を左前縦フレーム31の左右片31aの後側からボルト挿通孔31dに挿通させて、前下横フレーム13の左端部のボルト挿通孔13dを通過して前方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、左前縦フレーム31の左右片31aと前下横フレーム13の垂直片13aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。
同様に、前面で、前上横フレーム40の左端部と、前下横フレーム13の右端部との間に対角線状に架設されるブレース60は、特に拡大図として示さないが、一方の締結手段61のボルト63を左前縦フレーム31の左右片31aの後側からボルト挿通孔31cに挿通させて、前上横フレーム40の左端部のボルト挿通孔40cを通過して前方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、左前縦フレーム31の左右片31aと前上横フレーム40の垂直片40aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。そして、他方の締結手段61のボルト63を右前縦フレーム21の左右片21aの後側からボルト挿通孔21dに挿通させて、前下横フレーム13の右端部のボルト挿通孔13cを通過して前方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、右前縦フレーム21の左右片21aと前下横フレーム13の垂直片13aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。
そして、例えば後面で、後上横フレーム50の右端部と、後下横フレーム14の左端部との間に対角線状に架設されるブレース60は、一方の締結手段61のボルト63を右後縦フレーム22の左右片22aの前側からボルト挿通孔22cに挿通させて、後上横フレーム50の右端部のボルト挿通孔50cを通過して後方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、右後縦フレーム22の左右片22aと後上横フレーム50の垂直片50aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。そして、他方の締結手段61のボルト63を左後縦フレーム32の左右片32aの前側からボルト挿通孔31dに挿通させて、後下横フレーム14の左端部のボルト挿通孔14dを通過して後方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、左後縦フレーム32の左右片32aと後下横フレーム14の垂直片14aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。
同様に、後面で、後上横フレーム50の左端部と、後下横フレーム14の右端部との間に対角線状に架設されるブレース60は、特に拡大図として示さないが、一方の締結手段61のボルト63を左後縦フレーム32の左右片32aの前側からボルト挿通孔32cに挿通させて、後上横フレーム50の左端部のボルト挿通孔50cを通過して後方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、左後縦フレーム32の左右片32aと後上横フレーム50の垂直片50aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。そして、他方の締結手段61のボルト63を右後縦フレーム22の左右片22aの前側からボルト挿通孔22dに挿通させて、後下横フレーム14の右端部のボルト挿通孔14cを通過して後方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合することにより、平板部62とナット64との間に、右後縦フレーム22の左右片22aと後下横フレーム14の垂直片14aを重ね合わせた状態で分解可能に締結することができる。
上記分解組立式容器1の組み立ては、まず、底面形成部材10に右側面形成部材20と左側面形成部材30を取り付け、次いで、右側面形成部材20と左側面形成部材30との間に前上横フレーム40と後上横フレーム50を取り付け、最後にブレース60により各部を互いに分解可能に締結する。
右側面形成部材20は、底面形成部材10の上方から接近させて、右前縦フレーム21の下端部を前下横フレーム13のフレームガイド13cと右下横フレーム11の垂直片11aとの間に差し込み、かつ右後縦フレーム22の下端を後下横フレーム14のフレームガイド14cと右下横フレーム11の垂直片11aとの間に差し込み、底面形成部材10の右下横フレーム11の上部に起立させる。
これにより、右前縦フレーム21の左右片21bを前下横フレーム13の垂直片13aの後面に対向して重なり合うように配置し、前下横フレーム13の右側のボルト挿通孔13dと右前縦フレーム21のボルト挿通孔21dとを連通させ、右後縦フレーム22の左右片22bを後下横フレーム14の垂直片14aの前面に対向して重なり合うように配置し、後下横フレーム14の右側のボルト挿通孔14dと右後縦フレーム22のボルト挿通孔22dとを連通させる。
同様に、左側面形成部材30は、底面形成部材10の上方から接近させて、左前縦フレーム31の下端部を前下横フレーム13のフレームガイド13cと左下横フレーム12の垂直片12aとの間に差し込み、かつ左後縦フレーム22の下端を後下横フレーム14のフレームガイド14cと左下横フレーム12の垂直片12aとの間に差し込み、底面形成部材10の左下横フレーム12の上部に起立させる。そして、左前縦フレーム31の左右片31bを前下横フレーム13の垂直片13aの後面に対向して重なり合うように配置し、前下横フレーム13の左側のボルト挿通孔13dと左前縦フレーム31のボルト挿通孔31dとを連通させ、左後縦フレーム32の左右片32bを後下横フレーム14の垂直片14aの前面に対向して重なり合うように配置し、後下横フレーム14の右側のボルト挿通孔14dと左後縦フレーム32のボルト挿通孔32dとを連通させる。
そして、前上横フレーム40を右前縦フレーム21の上端部と左前縦フレーム31の上端部との間に掛け渡すように載せ、後上横フレーム50を右後縦フレーム22の上端部と左後縦フレーム32の上端部との間に掛け渡すように載せる。
各ブレース60は、右前縦フレーム21、左前縦フレーム31、前下横フレーム13、前上横フレーム40によって形成される前面、及び右後縦フレーム22、左後縦フレーム32、後下横フレーム14、後上横フレーム50によって形成される後面においてそれぞれ対角線状に架設される。
例えば前面では、一方の締結手段61によって前上横フレーム40の右端部を右前縦フレーム21の上端部に締結しかつ他方の締結手段61によって左前縦フレーム31の下端部を前下横フレーム13の左端部に締結して、前上横フレーム40の右端部と前下横フレーム13の左端部との間にブレース60を対角線状に架設する。そして、他方のブレース60も、一方の締結手段61によって前上横フレーム40の左端部を左前縦フレーム31の上端部に締結しかつ他方の締結手段61によって右前縦フレーム21の下端部を前下横フレーム13の右端部に締結して、前上横フレーム40の左端部と前下横フレーム13の右端部との間に対角線状に架設する。
そして、後面では、一方の締結手段61によって後上横フレーム50の右端部を右後縦フレーム22の上端部に締結しかつ他方の締結手段61によって左後縦フレーム32の下端部を後下横フレーム14の左端部に締結して、後上横フレーム50の右端部と後下横フレーム14の左端部との間にブレース60を対角線状に架設する。そして、他方のブレース60も、一方の締結手段61によって後上横フレーム50の左端部を左後縦フレーム32の上端部に締結しかつ他方の締結手段61によって右後縦フレーム22の下端部を後下横フレーム14の右端部に締結して、後上横フレーム50の左端部と、後下横フレーム14の右端部との間に対角線状に架設する。
締結手段61による締結は、例えば前面では、前上横フレーム40の右端部と前下横フレーム13の左端部との間に対角線状に架設されるブレース60の場合には、一方の締結手段61のボルト63を右前縦フレーム21の左右片21aの後側からボルト挿通孔21cに挿通し、前上横フレーム40の右端部のボルト挿通孔40cを通過させて前方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合して、平板部62とナット64との間に、右前縦フレーム21の左右片21aと前上横フレーム40の垂直片40aを重ね合わせた状態で分解可能に締結する(図8、図10、図11を参照)。
同様に他方の締結手段61のボルト63を左前縦フレーム31の左右片31aの後側からボルト挿通孔31dに挿通し、前下横フレーム13の左端部のボルト挿通孔40cを通過させて前方に突出させ、ボルト63の先端にナット64を螺合して、平板部62とナット64との間に、左前縦フレーム31の左右片31aと前下横フレーム13の垂直片13aを重ね合わせた状態で分解可能に締結する(図5、図7を参照)。
そして、前面で前上横フレーム40の左端部と前下横フレーム13の右端部との間に対角線状に架設されるブレース60、後面で後上横フレーム50の右端部と後下横フレーム14の左端部との間に対角線状に架設されるブレース60、後上横フレーム50の左端部と後下横フレーム14の右端部との間に対角線状に架設されるブレース60の場合も同様に分解可能に締結する。
上記組み立て作業により、分解組立式容器1は組み立てられ、底面形成部材10の左下横フレーム11、右下横フレーム12,前下横フレーム13、後下横フレーム14の上にそれぞれ起立して周状に連続する右側面、左側面、前面、及び後面を形成し、所定の容積空間を有する容器を形成する。そして、分解組立式容器1の分解作業は、組立作業と逆の作業によって行われる。
上記構成を有する分解組立式容器1は、組立状態では、底面形成部材10、右側面形成部材20、左側面形成部材30、前上横フレーム40、後上横フレーム50の各結合部分がそれぞれ各ブレース60の締結手段61によって分解可能に締結されるので、各部材が互いに固定されて全体の剛性が高くなり、各部材が有する強度を最大限利用でき、分解組立式容器1の構造を強固なものにすることができる。そして、前面において4箇所、後面において4箇所の合計で8箇所の結合部分において、ナット64の締め付け又は取り外しを行うだけで、分解組立式容器1の組み立てと分解を行うことができるので、短い時間で分解組立式容器1の組み立て及び分解を完了することができ、分解組立の作業時間の短縮化を図ることができる。
また、例えば右前縦フレーム21のボルト挿通孔21cと前上横フレーム40の右端部のボルト挿通孔40cにブレース60のボルト63を挿通する等、各結合部分のボルト挿通孔にボルト63を挿通することによって、各結合部分の位置決めができる。そして、締結手段61のボルト63が平板部62に一体に形成されているので、ボルト63を各結合部分のボルト挿通孔に挿通してボルト63の先端にナット64を緩く締めるだけで各結合部分の仮止めができ、分解組立式容器1の仮組みを行うことができる。そして、仮組みした後、各結合部分のナット64をそれぞれ締め付けることによって、分解組立式容器1の組み立てを完了することができる。したがって、分解組立式容器1の組み立てを容易に行うことができる。
特に、ブレース60は、前面では右前縦フレーム21及び左前縦フレーム23の後方から前方に向かってボルト63が挿通され、後面では右後縦フレーム22及び左後縦フレーム33の前方から後方に向かってボルト63が挿通されるように取り付けられる。したがって、ボルト63へのナット64の螺合や取り外し作業を分解組立式容器1の外側で行うことができ、分解組立式容器1の組み立て及び分解を更に容易なものとすることができる。また、ブレース60の平板部62や丸棒部材65を分解組立式容器1の内方に配置でき、外方への突出を抑えることができ、例えば、複数の分解組立式容器1を横に並べて配置したときに、互いに隣り合う分解組立式容器1との干渉を抑制し、より接近させて並べることができ、配置スペースを無駄なく有効に利用することができる。
また、上記分解組立式容器1は、分解作業により、底面形成部材10、右側面形成部材20、左側面形成部材30、前上横フレーム40、後上横フレーム50、ブレース60の各部材に分解され、図3に示すように、右側面形成部材20、左側面形成部材30、前上横フレーム40、後上横フレーム50、4本のブレース60を、底面形成部材10の矩形枠部15の中に収納することができ、更に、かかる分解収納状態で底面形成部材10を複数上下に重ね合わせることができる。
したがって、分解収納時の外形を最小にして小型化することができ、分解して輸送或いは保管するときの占有スペースを最小とし、収納に費やすコストを低くすることができる。また、底面形成部材10を上下に重ね合わせた状態では、上方に位置する底面形成部材10の脚部17が、下方に位置する底面形成部材10の矩形枠部15の枠内に入り込み、垂直片11a、12a、13a、14aと対向することによって、各底面形成部材10が相対的に横方向にずれるのを防止できる。
また、上記分解組立式容器1は、底面形成部材10、右側面形成部材20、左側面形成部材30、前上横フレーム40、後上横フレーム50、ブレース60の各部材に分解可能な構成を有することから、使用等により部材の損傷が発生した場合には、その損傷した部材のみを交換することで修復を完了できる。したがって、コスト効果と資源の再利用への貢献を大きくすることができる。
また、上記構成を有する分解組立式容器1は、例えば図13及び図14に示すように、組み立てた状態で複数を上下に段積みでき、上段の分解組立式容器1は、各脚部17が下段の分解組立式容器1の右側面形成部材20、左側面形成部材30、前上横フレーム40、後上横フレーム50の上部に載置され、各脚部17の下壁部17cが、右側面形成部材20の右上横フレーム23の水平片23b、左側面形成部材30の左上横フレーム33の水平片33b、前上横フレーム40の水平片40b、後上横フレーム50の水平片50bの各上面に接面し、各脚部17の凹陥部17fが、下段の分解組立式容器1の各突起部41、51と係合する。
底面形成部材10の前側の脚部17は、凹陥部17fが突起部41に係合して、切欠部17dが突起部41の基端部の左右、及び後側との間に所定の間隙を有して対向し、後側の脚部17は、凹陥部17fが突起部51に係合して、切欠部17dが突起部51の基端部の左右、及び前側との間に所定の間隙を有して対向する。これにより、前後に対をなす突起部41と突起部51との間に、前側の脚部17と後側の脚部17が挟まれるように配置し、上段の分解組立式容器1が下段の分解組立式容器1に対して前後方向及び左右方向に移動するのを規制し、正確に位置決めすることができる。
したがって、上下にきれいに整列して段積みでき、例えばコンテナの中などに所定数を収容することができる。よって、デッドスペースの発生を防止し、輸送時や収納時のコストを抑制できる。
また、分解組立式容器1の前側の凹陥部17fは、脚部17の下端で前方から後方に向かって凹陥して形成され、分解組立式容器1の後側の凹陥部17fは、脚部17の下端で後方から前方に向かって凹陥して形成されているので、突起部41、51に対して前側或いは後側から接近させて係合することができる。
したがって、例えばフォークリフトによって段積み作業を行う場合に、上段の分解組立式容器1を持ち上げたフォークリフトのマストを若干前傾させて、下段の分解組立式容器1の前方から接近させ、上段の分解組立式容器1の後側の脚部17が下段の分解組立式容器1の右上横フレーム23の水平片23bと左上横フレーム33の水平片33bの上に沿って後方に移行するように移動させることにより、最初に後側の脚部17の凹陥部17fを突起部51に係合させることができ、次いでフォークリフトの爪を下降させることにより前側の脚部17の凹陥部17fを突起部41に係合させることができる。
したがって、突起部41、51への係合を後から前に向かって順番に行うことができ、従来のように上下位置を正確に合わせてから垂直に下降させる必要がない。したがって、段積み作業を極めて容易に行うことができ、作業時間の短縮を図ることができる。
また、上記分解組立式容器1によれば、脚部17を受けるための受け皿等の専用部品を省略することができ、分解組立式容器1の構造の簡素化、製造の容易化、軽量化を図ることができる。また、凹陥部17fは、下壁部17cに切欠部17dを切欠形成するだけで設けることができる。したがって、脚部17に凹陥部17を容易に設けることができ、製造の簡単化により、製造コストを抑えることができる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、脚部17は、底面形成部材10の前側と後側とに分かれて配置された構成の場合を例に説明したが、底面形成部材10の前後に亘って延在する構成であってもよい。また、上述の実施の形態では、凹陥部17fが床面形成部材10の前側と後側から互いに接近する方向に凹陥して形成された場合を例に説明したが、床面形成部材10の対角線方向に沿って互いに接近する方向に凹陥して形成してもよい。また、分解組立式容器1は、自動車のノックダウン部品等を収容してコンテナに載せて輸送するのに用いるものを例に説明したが、他の用途、例えば部品の収納に用いるものであってもよい。
本実施の形態に係わる分解組立式容器の組み立て状態を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 分解組立式容器の分解収納状態を示す斜視図である。 図4は図1のA方向矢視図である。 図4のB部拡大図である。 図5のC方向矢視図である。 図5のD方向矢視図である。 図4のE部拡大図である。 図8のF方向矢視図である。 図8のG−G線断面図である。 図11は、図8のH方向矢視図である。 突起部の他の実施例を示す斜視図である。 複数の分解組立式容器の段積み状態を示す分解斜視図である。 図13の要部を拡大して示す分解斜視図である。 従来技術を説明する図である。
符号の説明
1 分解組立式容器
10 底面形成部材
11 右下横フレーム
12 左下横フレーム
13 前下横フレーム
14 後下横フレーム
15 矩形枠部
16 床板
20 右側面形成部材
21 右前縦フレーム
22 右後縦フレーム
23 右上横フレーム
30 左側面形成部材
31 左前縦フレーム
32 左後縦フレーム
33 左上横フレーム
40 前上横フレーム
50 後上横フレーム
60 ブレース
61 締結手段

Claims (9)

  1. 底面を形成する底面形成部材と、該底面形成部材の周端縁から上方に向かって延出して周状に連続する側面を形成する側面形成部材とを有した容器を上下に段積みするにあたり、上段の容器と下段の容器との相対的な位置決めを行う容器の段積み位置決め構造において、
    前記底面形成部材から下方に向かって突出して前記段積みにより前記下段の容器の前記側面形成部材の上に載置される脚部と、
    該脚部の下端に互いに接近する方向に凹陥して形成された一対の凹陥部と、
    該一対の凹陥部の位置に対応して前記側面形成部材の上端部から上方に向かって突出して前記段積みにより前記上段の容器の前記凹陥部に係合する一対の突起部とを備えたことを特徴とする容器の段積み位置決め構造。
  2. 前記脚部は、前記底面形成部材から下方に向かって前記突起部の突出長さよりも長く突出する縦壁部と、該縦壁部の下端で折曲されて前記底面形成部材に沿って延在しかつ前記底面形成部材の一方側と他方側とで互いに平行に延在する一対の側端縁を有した平板状の下壁部とを有し、
    前記一対の凹陥部は、前記下壁部を前記一対の側端縁から互いに接近する方向に切り欠いて形成された一対の切欠部を有することを特徴とする請求項1に記載の容器の段積み位置決め構造。
  3. 前記各切欠部は、前記下壁部を前記側端縁から半円状に切り欠いて形成されたことを特徴とする請求項2に記載の容器の段積み位置決め構造。
  4. 前記各切欠部は、前記下壁部を前記側端縁からそれぞれ互いに接近する方向に移行するにしたがって漸次接近する一対の傾斜辺を有した谷形状に切り欠いて形成されたことを特徴とする請求項2に記載の容器の段積み位置決め構造。
  5. 前記突起部は、前記側面形成部材の上面に基端が固定され、上方に向かって一定径を有して延在する柱状の胴部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造。
  6. 前記突起部は、前記側面形成部材の上面に基端が固定され、上方に向かって一定径を有して延在する筒状の胴部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造。
  7. 前記突起部は、前記側面形成部材の上面を形成する水平片に、該水平片の先端から基端に向かって一対の切り込みを入れて、該一対の切り込みの間に形成された部分を上方に折り曲げ変形させて前記側面形成部材に一体に形成された舌片からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造。
  8. 前記突起部は、前記側面形成部材の上面を形成する水平片にエンボス加工を施して前記水平片の上面から上方に向かって突出変形させて前記側面形成部材に一体に形成した山形状の凸部からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造。
  9. 前記突起部は、前記側面形成部材の上面を形成する水平片に、該水平片の先端と基端との間に所定長さに亘って切り込みを入れて、該切り込みによって分断された一対の部分のうち、いずれか一方の部分を上方に向かって突出変形させて、前記切り込みに接近するにしたがって漸次上方に移行するように傾斜して突出し、前記切り込み部分が上下に離間して開口するルーバ形状の凸部からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器の段積み位置決め構造。
JP2005162924A 2005-06-02 2005-06-02 容器の段積み位置決め構造 Pending JP2006335434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005162924A JP2006335434A (ja) 2005-06-02 2005-06-02 容器の段積み位置決め構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005162924A JP2006335434A (ja) 2005-06-02 2005-06-02 容器の段積み位置決め構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006335434A true JP2006335434A (ja) 2006-12-14

Family

ID=37556315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005162924A Pending JP2006335434A (ja) 2005-06-02 2005-06-02 容器の段積み位置決め構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006335434A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100845324B1 (ko) * 2007-10-23 2008-07-10 이춘우 접철식 컨테이너

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100845324B1 (ko) * 2007-10-23 2008-07-10 이춘우 접철식 컨테이너

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5505323A (en) Container capable of being assembled by interlocking connections
JP4012555B2 (ja) 積み重ね可能な棚構造
JP2006335434A (ja) 容器の段積み位置決め構造
JPH10147336A (ja) 伸縮式通い箱
KR20070120238A (ko) 접철식 파렛트
JP2005035650A (ja) 輸送用パレット
EP2853173B1 (en) Storage and transport module for workpieces in assembly lines
JP2007284069A (ja) 運搬用架台及びこれを備えた機能物品
JP2006335433A (ja) 分解組立式容器
KR100806947B1 (ko) 끼워맞춤식 스틸박스
JP2010064762A (ja) パレット及び箱体
JP5210644B2 (ja) 保管パレットの連結構造および連結棒
JP3542384B2 (ja) 鋼板製輸送容器
JP6325020B2 (ja) リターナブル輸送パレット
JP3606633B2 (ja) 嵌込組立式梱包容器
JP2004359328A (ja) 組立て式金属製パレット
JP7221144B2 (ja) パレット積み重ね用の治具
JP6563462B2 (ja) 枠組棚
KR20100003721U (ko) 스틸박스
JP2009102055A (ja) 組立式コンテナ
JP6101301B2 (ja) 角柱パイプを用いた支持棚
JP3701189B2 (ja) 棚装置
JP2001048169A (ja) 収納容器
JP2006199349A (ja) 組立て式コンテナ
JP3561958B2 (ja) 枠組棚における支柱の連結構造