JP2007284069A - 運搬用架台及びこれを備えた機能物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】 他との衝突、位置ずれ、倒れ等を阻止して対象物品を損傷等から保護しつつも、軽量化、スペース効率・積載効率の増大化をも図り得る運搬用架台を提供する。
【解決手段】 一対の桁2,2と連結杆3とでH形の骨組みにする。対象物品5として底部51に支持杆52,52が固定され、各端部に取付溝521が形成されたものとする。各桁2を対象物品の幅寸法Bよりも所定量長くし、各取付溝521に挿入したネジ部411にナットをねじ込んで、対象物品と運搬用架台1とを一体に結合させる。各桁の両端部を対象物品の両側に突出させて倒れ防止する。2つの運搬用架台の桁を互いに位置をずらせて差し込み双方の対象物品を近接させれば、スペース効率が増大する。フォーク爪も直交2方向から差し込み得るし、段積みも位置ずれを防止した状態で行い得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、他との衝突により損傷・破損のおそれがあって保護する必要のある取り扱い要注意物品や重要物品、あるいは、倒れ等の発生により自・他に損傷・破損のおそれのある重量物品や背の高い物品等の運搬に好適に用いられる運搬用架台及びこの運搬用架台が一体結合されて自立機能,運搬機能,保護機能が付与されてなる機能物品に関する。
従来、物品の運搬用に供される補助具として、木製又は鋼製のパレットが一般に知られている。かかるパレットとしては、矩形の厚板の下面に脚部用の角材を固定してフォークリフトのフォークを差し込めるようにしたものや、厚さ方向の中間位置にフォーク爪が差し込めるように配置した鋼製枠部材の上下面に鋼板製の桟部材を溶接したもの等が提供されている。これらのパレットは、上に種々の物品を載置し、載置した状態で工場内での小移動(横持ち)や、トラックに載せて運搬する等の用途に用いられるものであり、その使用価値は主としてフォークリフトにより容易に移動し得る機能にあるものである。この他に、一対の上部フレーム材と、一対の下部フレーム材とを上下2段に井桁状に組み合わせて固定し、特に一対の下部フレーム材を平面視でハ字状に斜めに配置した運搬用スキッド(例えば特許文献1参照)や、上面に形成した切欠部に対し運搬対象の製品の脚部を上から収納させることにより製品の位置ずれを防止するようにしたリフト用運搬具(例えば特許文献2参照)も知られている。
特開平9−290836号公報 特開2001−247128号公報
ところで、上記従来のパレット等においては、運搬対象の物品は単に載置されるだけで結合まではされていないため、傾斜や衝撃等により位置ずれや、倒れ等が発生するおそれがある。又、特にパレット等の場合には、サイズが画一的に定められているため、その端から側方に載置物品が飛び出してしまい、他との衝突を招き易い場合もある。さらに、上記のパレット等では不使用保管時に上下方向に段積みし得るものであるが、上面に物品を載置させた状態では物品のサイズに関係なくパレット等の投影面積分の面積を必要として特に平面方向に対しスペース効率に欠けるものとなっている。この点、上記の運搬用スキッドは井桁状とハ字状配置の採用により平面方向でのスペース効率向上を意図したものではあるが、上下方向での段積みには適さない構造になっている。その上に、構造的な強度保持の観点から軽量化を十分に実現し得ないものとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記の不都合を共に解消し得る運搬用架台並びにかかる運搬用架台と一体化された機能物品を提供することにある。
上記目的を達成するために、運搬用架台に係る発明では、対象物品を上面に載置させた状態でその対象物品と共に運搬に供される運搬用架台として、さらに次の特定事項を備えるものとした。すなわち、所定間隔を隔てて互いに平行に配置された一対の桁と、この一対の桁の長さ方向中間部位同士を互いに連結する連結杆と、上記対象物品の底部を上記一対の桁に対し着脱可能に結合して固定する結合手段とを備えるものとする。そして、上記一対の桁において、上記対象物品の底部の幅と長さの内の一方寸法よりも長い長さを有し、互いに外向きに臨む外面間の間隔が上記底部の幅と長さの内の他方寸法よりも大きくなるように設定する。そして、上記結合手段として、上記一対の桁の各上面に設置し、上記対象物品の底部を各桁に結合させることにより各桁の長さ方向の中央寄り範囲に上記対象物品の底部が位置して各桁の両端部がそれぞれ上記対象物品の底部から突出して延びかつ各桁の上記外向きに臨む外面よりも内側寄り位置に上記対象物品が位置することになるように設置位置が設定されたものとする(請求項1)。
この発明の場合、運搬用架台が一対の桁と連結杆とにより平面視でH形に形成され、結合手段により対象物品と一体に結合されてその対象物品自体の剛性と一体となる上に、結合された状態では対象物品の底部から両側に各桁の両端部が突出して延びた状態になるため、特に倒れ等に対する抵抗を大幅に増大させて対象物品を安定保持し得るものとなる。その上に、対象物品が結合された状態では、その対象物品が上記一対の桁の外向きの外面位置よりも内側寄りに位置することになるため、上記の各桁の両端部が対象物品の底部から突出することと相俟って、対象物品の周囲を他との衝突から確実に回避して十分に保護し得るものとなる。さらに、対象物品と互いに一体に結合させた状態のままで、工場内、トラック運搬や現場設置までの全ての運搬過程における運搬の用に供することができるため、対象物品の十分なる保護が図り得るものとなる。その際、対象物品と一体に結合されて対象物品自体の剛性と一体となるため、運搬用架台それ自体の剛性を所定以上に高くする必要はなくなり、その分、軽量化を十分に実現させ得るものとなる。又、上記の如く平面視でH形となり、その上に対象物品から両側に各桁の両端部が突出することになるため、その突出部分を、同様に対象物品を結合させた状態で隣接させた本発明の運搬用架台の各桁の突出部分に対し、その桁分だけずらせて差し込むことが可能であり、差し込むことにより平面方向のスペース効率を増大させることが可能になる。
この発明においては次の各特定事項を付加することにより、より大きな作用が得られることになる。すなわち、第1として、上記対象物品を、その底部の上記一方寸法の両端側位置において上記結合手段により結合可能な結合部位を備えたものとし、上記結合手段を、上記各結合部位と互いに結合可能な位置に設置することができる(請求項2)。この場合には、対象物品をその四隅において各桁と結合されたものとすることが可能となり、より確実かつ安定的に運搬用架台と一体化させ得る。
第2として、上記連結杆を上記一対の桁に対しその両上面を互いに連結するように設置することにより、上記一対の桁間に、フォーク爪が各桁の長さ方向に差し込み可能な差し込み空間を形成するようにする一方、上記一対の桁に、各桁の長さ方向に直交する方向に貫通してフォーク爪が差し込み可能な差し込み孔を形成するようにすることができる(請求項3)。この場合には、運搬用架台を対象物品に結合したまま、その運搬用架台に対しフォークリフトのフォーク爪を差し込んで対象物品を運搬移動させることが可能となり、その際に、桁の長さ方向からも、その長さ方向に直交する方向からも、いずれの方向からもフォーク爪を差し込めることが可能になるため、フォークリフトによるリフト移動が極めて容易になる。
第3として、上記結合手段として、各桁の上面から上方にネジ部が突出するボルトにより構成し、上記一対の桁の各下面に、下方に向けて開口し上記ボルトのネジ部が下から上に入り込むことが可能な幅の凹溝を形成するようにすることができる(請求項4)。この場合には、不使用保管時に上下方向に段積みすることが可能になる上に、崩れたり位置ずれしたりしないようにその段積み状態をより安定した状態に維持させ得ることになる。すなわち、下段の各桁から上方に突出する各ボルトのネジ部が上段の各桁の下面に形成された凹溝に下から上に入り込むため、上段の運搬用架台を位置ずれ規制した状態で安定的に支持し得ることになる。
又、機能物品に係る発明では、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の運搬用架台と、この運搬用架台の上面に載置させた状態で一体に結合される対象物品とを備えるものとし、上記対象物品の底部に上記運搬用架台の結合手段により着脱可能に結合される結合部位を一体に形成し、この結合部位が上記結合手段により結合されることにより上記運搬用架台と対象物品とを互いに一体化させるようにする(請求項5)。
この発明の場合、運搬用架台の発明において説明した如く、対象物品を倒れ等に対する抵抗力が大幅に増大された状態で自立させ得る自立機能、対象物品を他との衝突等から確実に回避させた状態で保護し得る保護機能や、そのまま運搬に供し得るという運搬機能等の各種機能を取得した機能物品が得られる。
以上、説明したように、請求項1〜請求項4のいずれかの運搬用架台に係る発明によれば、結合手段により対象物品を運搬用架台と結合させると、対象物品の底部から両側に突出した各桁の両端部により倒れ等に対する抵抗を大幅に増大させることができる上に、その両端部と各桁の外向きの外面とにより対象物品の外周囲を他との衝突等から確実に回避した状態に保持することができるようになる。これにより、対象物品を倒れや他との衝突等から確実に回避して安定保持した状態に保護することができるようになる。その上に、軽量化を十分に図ることができる上に、対象物品を結合させた状態で保管する場合であっても、平面方向のスペース効率を増大させることができるようになる。
特に、請求項2によれば、対象物品をその四隅において各桁と結合させることができ、対象物品をより確実かつ安定的に運搬用架台と一体化させることができるようになる。
請求項3によれば、運搬用架台を対象物品に結合したまま、その運搬用架台に対しフォークリフトのフォーク爪を差し込んで対象物品を運搬移動させることができる上に、その際にフォーク爪を桁の長さ方向からも、その長さ方向に直交する方向からも、いずれの方向からも差し込むことができ、フォークリフトによるリフト移動を極めて容易に行うことができるようになる。
請求項4によれば、不使用保管時に上下方向に段積みすることができる上に、その段積みされた状態を崩れたり位置ずれしたりすることを防止して安定的に保持させることができる。
又、請求項5の機能物品によれば、対象物品と運搬用架台との一体結合によって、対象物品を倒れ等に対する抵抗力が大幅に増大された状態で自立させることができる自立機能、対象物品を他との衝突等から確実に回避させた状態で保護することができる保護機能や、そのまま運搬に供することができる運搬機能等の各種機能を付与することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る運搬用架台1を示す。同図中の符号2,2はそれぞれ桁、3は一対の桁2,2を互いに連結する連結杆、4,4,…はそれぞれ結合手段としてのボルト・ナット、5は対象物品である。対象物品5としては、温水タンクを内蔵したような重量物品、又は、重量物品であって背の高い物品を想定している。
各桁2はその長さが対象物品5の幅寸法Bよりも所定量長くなるように設定され、又、一対の桁2,2の外向きに臨む外面20,20間の間隔が対象物品5の長さ寸法Lよりも 僅かに大きくなるように設定されている。なお、図1に例示した対象物品5は高さ方向に同じ断面を有する箱形のものであり、その底部51も上記の幅寸法Bと長さ寸法Lと同じとなっている。各桁2や連結杆3はそれぞれ合成樹脂の成形品で構成し、両桁2,2と連結杆3とを例えばボルト・ナット等の固定手段を用いて一体化するようにしてもよいが、本実施形態では薄肉金属製の形材や板材を用いて形成している。
詳細には、各桁2は、図2にも示すように、上下の帯板状部材21,21と、この上下の帯板状部材21,21をその両端位置で連結する間隔部材22,22とで形成されている。上下の各帯板状部材21は矩形の波形断面を有する薄肉厚の軽量形材又は軽量形鋼により構成され、上下の帯板状部材21,21としてその軽量形材の波形断面の天地を逆にして使用している。従って、各桁2の上面においては長さ方向に延びる3条の平坦な山部211,211,…と、その山部211,211に挟まれて上方に開口する2条の平底の谷部212,212とが露出する一方、各桁2の下面においては長さ方向に延びる3条の平坦な山部213,213,…と、その山部213,213に挟まれて下方に開口する2条の平底の谷部214,214とが露出するようになっている。
上記各間隔部材22は、軽量化のために金属薄板素材を用いて半筒状に折曲して形成されている。この各間隔部材22と、上下の帯板状部材21,21とはそれぞれ溶接により接合されている。そして、上下の両帯板状部材21,21と、左右の両間隔部材22,22とにより区画されて、各桁2の幅方向(長さ方向に直交する方向)に貫通する貫通空間23が形成され、この貫通空間23がフォークリフトのフォーク爪が差し込まれる差し込み孔を構成している。従って、この貫通空間23がフォーク爪を差し込み得る内高さを備えるように上記の各間隔部材22の高さ寸法が設定され、これに上下の帯板状部材21,21の厚みを加えて各桁2の全体高さが定められることになる。
上記連結杆3は、比較的薄い厚みの帯板状部材31により構成され、その端部下面が上記の一対の桁2,2の各上面に対し溶接接合されている。この連結杆3は各桁2の長さ方向の中央位置に接合され、一対の桁2,2と併せて運搬用架台1を平面視でH形になるように構成している。図例のものは、上記連結杆3として各桁2の帯板状部材21と同じ軽量形材を用いている。
上記結合手段4は各桁2の上面から上方に向けてネジ部411が突出されたものである。具体的には、1つの結合手段4は少なくとも1組のボルト41及びナット42、あるいは1組のボルト41,ナット42及びワッシャー43により構成され、各桁2に対し2つの結合手段4,4が上記対象物品5の後述の支持杆52との関係で特定される所定の各位置に設置されている。すなわち、各桁2に対し、各桁2の長さ方向の中央位置を挟んで、対象物品5の長さ方向一側に設けられる一対の支持杆52,52の両取付溝521,521(図3参照)の中心間隔と同間隔を隔てて両ボルト41,41の中心軸が位置するように配置されている。そして、各ボルト41(図2参照)は、各桁2を構成する上側の帯板状部材21を下から貫通してそのネジ部411が上方に突出するように頭部412が上記帯板状部材21に溶着等により固定されている。そして、上記ネジ部411に対し、ワッシャー43とナット42とが予めセットされている。
そして、本実施形態では、上記のボルト41の設置位置を各桁2の上面の2条の谷部212,212の内の外側の谷部212を貫通してネジ部411が上方に突出するように設定している。この各ネジ部411の突出長さとしては、2以上の運搬用架台1,1を上下方向に段積みした場合に、下段の運搬用架台1(図2の実線参照)の各結合手段4のネジ部411の先端が上段の運搬用架台(同図の一点鎖線参照)の下側の帯板状部材21の谷部214内に下から上に入り込んでその谷部214の底に突き当たるように設定されている。この谷部214が請求項4に記載の「凹溝」を構成する。最小限の突出長さとしては、上段の運搬用架台1の各桁2の下側の帯板状部材21が下段の運搬用架台1の連結杆3上に載った状態で、下段の運搬用架台1の各ネジ部411の先端が上段の運搬用架台1の下面の上記谷部214の底に丁度突き当たるような長さであり、通常は製作誤差を含めて上記の最小限の突出長さよりも僅かに長くなるように設定されている。これにより、上段の運搬用架台1は下段の運搬用架台1側の4つのネジ部411,411,…の先端により支持されることになる。
上記対象物品5は、その底部51に対し脚部ともなる一対の支持杆52,52が予め固定されたものであり、この支持杆52,52を用いて運搬用架台1に結合させ得るようになっている。要するに、対象物品5とは、製造現場から設置現場までの横持ち・保管等を含めた運搬過程において結合手段4によって運搬用架台1と一体化させるための専用の結合部位が予め設けられたものであり、運搬用架台1はこのような特定の対象物品5のためのものである。本実施形態では、上記の「結合部位」が上記の各支持杆52の両端部位に設けられた後述の取付孔又は取付溝521である。
上記各支持杆52は、図3に詳細を示すようにL形鋼又はコ字状の溝形鋼により構成され、対象物品5の底部51の幅方向両端位置の下面に固定されている。そして、各支持杆52の両端部が対象物品5の底部51からそれぞれ所定寸法だけ突出され、この突出した部分に結合手段4を用いて結合させるための取付溝521が形成されている。この取付溝521は先端側に開口し結合手段4のネジ部411の外径よりも僅かに広い幅と、一対の桁2,2の対応する411,411の各位置よりも内側寄り位置までの余裕を持った奥行き(支持杆52の長手方向の深さ)とを有するように形成されている。なお、かかる取付溝521の代わりに、上記のネジ部411が挿通可能な取付孔を支持杆52に形成するようにしてもよい。
以上の構成の運搬用架台1に対し対象物品5を結合させるには、例えば次のようにすればよい。すなわち、各結合手段4のネジ部411からナット42及びワッシャー43を取り外し、一側(例えば図1の左側)の桁2上の両ネジ部411が対象物品5の支持杆52,52の一側の取付溝521,521に入り込むように、対象物品5を運搬用架台1に対し、あるいは、運搬用架台1を対象物品5に対し移動させて位置合わせし、次いで、他側(例えば図1の右側)の取付溝521,521内に他側のネジ部411,411が入るように上から嵌める。そして、各取付溝521内から突出するネジ部411に対しワッシャー43を嵌めてナット42をねじ込む。これで対象物品5は運搬用架台1に対し4箇所で結合・固定されて一体化される。これにより、対象物品5と運搬用架台1とが互いに一体結合されて機能物品を構成することになる。
この機能物品とされた状態では対象物品5の幅方向(幅寸法Bの方向)端部位置から両側に各桁2の両端部が突出して延びることになるため、対象物品5単独の場合と比べ倒れに対する抵抗を大幅に増大させて対象物品5を自立させることができる(自立機能)。又、対象物品5の長さ方向(長さ寸法Lの方向)端部からさらに外側位置に各桁2の外面20が位置することになるため、運搬用架台1の設置面(工場内のストックヤードの地面や、トラックの荷台)上を他の物が移動してきても、対象物品5に衝突する前に先に上記の外面20に衝突することになるため、対象物品5と他の物との衝突を回避することができる(保護機能)。これにより、対象物品5が背の高いものであっても、その対象物品5を安定的に保持しつつ外周囲を十分に保護することができる。
そして、上記運搬用架台1は対象物品5と一体化させて使用されるため、一体化のための結合・固定により対象物品5自体の剛性により補完されるため、運搬用架台1単独での剛性はさほど必要ではなく、H形というように最低限の構造に形成することができる。このため、大幅な軽量化を図ることができる。
フォークリフトにより移動させる際にも、図4(a)に示すように両桁2,2の貫通空間23,23に対しフォークリフトのフォーク爪F,Fを差し込むことができ、これにより、対象物品5をその長さ方向を前後方向にした状態で運搬することができる。あるいは、図4(b)に示すように一対の桁2,2間であって連結杆3の下側の貫通空所30に対してもフォークリフトのフォーク爪F,Fを差し込むことができ、これにより、対象物品5をその幅方向を前後方向にした状態で運搬することができる。このため、運搬用架台1と一体化された対象物品5を現在の設置状況の如何に拘わらず直交2方向のいずれからもリフトすることができ、フォークリフトによる移動を便宜なものにすることができる。さらに、図5に示すように2つの運搬用架台1,1に対しフォーク爪F,Fを差し込むことにより、2つの対象物品5,5を同時に移動させることもできる。すなわち、一方の運搬用架台1の桁2,2を他方の運搬用架台1の桁2,2に対し少しずらせて差し込んで両対象物品5,5を互いに当接させ、この状態で両運搬用架台1,1の貫通空間23,23にフォーク爪F,Fを個別に差し込む。これにより、互いに当接した状態の2つの対象物品5,5を同時に移動可能となる。これにより、フォークリフトを用いた移動作業の大幅な効率化を図ることができるようになる。なお、図4及び図5中の一点鎖線の矢印はそれぞれフォーク爪F,Fの差し込み方向を示す。
又、例えば工場内のストックヤードに対し運搬用架台1と一体化された対象物品5を平積みする場合にも、そのストックヤードの空間の効率的利用を図ることができる。すなわち、図6(a)に示すように従来のパレット100上に対象物品5を載置した場合には、複数のパレット100,100,…を極力詰めて並べたとしても、パレット100,100の端面同士を互いに隣接又は接触させて並べるしかなく、たとえ対象物品5の投影面積はパレット100のそれよりも小さいものであったとしても、結局は各パレット100の投影面積分のスペースを必要とすることになる。これに対し、図6(b)に示すように対象物品5を運搬用架台1に結合させた場合には、隣接する運搬用架台1,1の一方の両桁2,2を他方の両桁2,2に対し少しずらせて前述の貫通空所30内に差し込むことにより、隣接する対象物品5,5同士を近接又は当接させる位に詰めて並べることができるようになる。これにより、上記のストックヤードやトラックの荷台等の収容場所のスペース効率あるいは積載効率を従来のパレットによる場合と比べ飛躍的に増大させることができるようになる。以上のフォークリフトを用いた移動作業の容易化・効率化や、積載効率・スペース効率の向上等が上記機能物品の運搬機能の内容をなす。
一方、対象物品5と結合させる前の運搬用架台1や、対象物品5の運搬が完了して結合を解除した後の運搬用架台1の保管においても、保管スペースの省スペース化、スペース効率の増大化を図ることができる。すなわち、不使用時には図7に示すように上下方向に順次段積みすることができ、保管スペースの省スペース化を図ることができる。その上に、段積みした状態では下段の運搬用架台1の各ネジ部411が上段の運搬用架台1の谷部214内に入り込んだ状態で互いに位置ずれしないように保持される上に、段積みのための位置決め又は位置合わせが容易又は不要になる。なお、平面上に並べる場合にも、上記の図6(b)に示すように隣接する双方の運搬用架台1,1の桁2,2、2,2を互いにずらせて貫通空所30,30に差し込むことにより、従来のパレットを平面上に並べる場合よりもスペース効率の増大化を図ることができる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態では、結合手段4と、これにより結合される対象物品5側の結合部位の取付溝521との組み合わせにより、対象物品5と運搬用架台1との一体化を行っているが、これに限らず、例えば図8に示すような組み合わせにより一体化を行うようにしてもよい。すなわち、運搬用架台1の一方の側の桁2(図8では区別のために2aと表示)には2組のボルト・ナットの代わりに2つの係止金具44(図8には1つのみ図示)を固定し、他方の側の桁2(図8では2bと表示)には上記実施形態と同様の結合手段4を設置しておく。上記係止金具44は中央部441が凹となり両端部442,442が凸となるように板片素材を屈曲させたもので、凹となる中央部441の幅を上記取付溝521の溝幅より僅かに狭くなるように設定し、又、中央部441と両端部442,442との間の段差量を支持杆52の取付溝521を挟んだ両側片522,522の厚みと同等か僅かに大きいものに設定する。そして、上記係止金具44の中央部441の下面を上記桁2aの上面に溶接又はネジ止め等の手段により固定する。結合させるには、対象物品5の支持杆52の取付溝521を上記の係止金具44の中央部441に差し込むことにより、両側片522,522を係止金具44の両端部442,442と桁2の上面との間の隙間に差し込む。これにより、桁2の長さ方向及び上下方向に対する位置ずれを阻止した状態に係止する。他方の側の桁2bと各支持杆52の取付溝521と結合手段4との結合は上記実施形態で説明したと同様に行えばよい。
上記実施形態では、結合手段として、運搬用架台5の各桁2側にボルト41を固定してそのネジ部411を突出させるようにしたが、これに限らず、結合手段として、例えばナットを各桁2側に固定(例えば溶着固定)し、このナットに対し対象物品側の結合部位を間に挟んだ状態でボルトをねじ込んで結合させるという構成を採用してもよい。
本発明の実施形態を示す斜視図である。 図1のA−A線における拡大断面図である。 対象物品の斜視図とその底部側の部分拡大図である。 図4(a)は桁に直交する方向にフォーク爪を差し込む場合の斜視図であり、図4(b)は桁が延びる方向にフォーク爪を差し込む場合の斜視図である。 2つの運搬用架台に対しフォーク爪を差し込むことにより2つの対象物品を同時にリフトする場合を説明する斜視図である。 スペース効率について説明するための平面図であり、図6(a)は従来のパレットを用いた場合、図6(b)は本発明の運搬用架台を用いた場合である。 運搬用架台を2段に段積みした状態を説明する斜視図である。 他の結合手段の例を示す図3対応図である。
符号の説明
1 運搬用架台
2 桁
3 連結杆
4 結合手段
5 対象物品
20 外向きに臨む外面
23 貫通空間(差し込み孔)
30 貫通空所
41 ボルト(結合手段)
42 ナット(結合手段)
44 係止金具(結合手段)
51 対象物品の底部
214 谷部(凹溝)
411 ボルトのネジ部
521 取付溝(結合部位)
522 両端部(結合部位)

Claims (5)

  1. 対象物品を上面に載置させた状態でその対象物品と共に運搬に供される運搬用架台であって、
    所定間隔を隔てて互いに平行に配置された一対の桁と、この一対の桁の長さ方向中間部位同士を互いに連結する連結杆と、上記対象物品の底部を上記一対の桁に対し着脱可能に結合して固定する結合手段とを備え、
    上記一対の桁は、上記対象物品の底部の幅と長さの内の一方寸法よりも長い長さを有し、互いに外向きに臨む外面間の間隔が上記底部の幅と長さの内の他方寸法よりも大きくなるように設定され、
    上記結合手段は、上記一対の桁の各上面に設置され、上記対象物品の底部を各桁に結合させることにより各桁の長さ方向の中央寄り範囲に上記対象物品の底部が位置して各桁の両端部がそれぞれ上記対象物品の底部から突出して延びかつ各桁の上記外向きに臨む外面よりも内側寄り位置に上記対象物品が位置することになるように設置位置が設定されている
    ことを特徴とする運搬用架台。
  2. 請求項1に記載の運搬用架台であって、
    上記対象物品は、その底部の上記一方寸法の両端側位置において上記結合手段により結合可能な結合部位を備えており、
    上記結合手段は、上記各結合部位と互いに結合可能な位置に設置されている、運搬用架台。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の運搬用架台であって、
    上記一対の桁間には、上記連結杆が上記一対の桁に対しその両上面を互いに連結するように設置されて、フォーク爪が各桁の長さ方向に差し込み可能な差し込み空間が形成され、
    上記一対の桁には、各桁の長さ方向に直交する方向に貫通してフォーク爪が差し込み可能な差し込み孔が形成されている、運搬用架台。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の運搬用架台であって、
    上記結合手段は、各桁の上面から上方にネジ部が突出するボルトにより構成され、
    上記一対の桁の各下面には下方に向けて開口し上記ボルトのネジ部が下から上に入り込むことが可能な幅の凹溝が形成されている、運搬用架台。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の運搬用架台と、この運搬用架台の上面に載置させた状態で一体に結合される対象物品とを備え、
    上記対象物品の底部には上記運搬用架台の結合手段により着脱可能に結合される結合部位が一体に形成され、この結合部位が上記結合手段により結合されることにより上記運搬用架台と対象物品とが互いに一体化されている
    ことを特徴とする機能物品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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