JP2006331395A - データ処理システム及びデータ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費者等の利用者が携帯するメモリを用いて当該利用者の商品等の購入履歴等を知ること。
【解決手段】 編集装置21で編集された広告データEDをネットワークを介して配信する装置22と、所定地域の第1の場所で配信された広告データEDを表示すると共に、メモリ識別データMIDを記憶したICカード40の読出、書込を行う第1のリーダ/ライタ35を有する表示端末装置32a〜32cと、所定地域の第2の場所に設置され、ICカード40の読出、書込を行う第2のリーダ/ライタ52と、第1のリーダ/ライタ35から供給されたメモリ識別データMIDに関連づけられた履歴データHD1,HD2及び第2のリーダ/ライタ52から供給されたメモリ識別データMIDに関連づけられた履歴データHD1を管理する管理装置23と、メモリ識別データMID毎に、履歴データHD1,HD2を関連づけ分析データDを生成する履歴分析装置24とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICカード等のメモリを用いて所有者の使用履歴データを収集するデータ処理システム及びデータ処理方法に関する。
メモリを内蔵したICカードの中には、価値データとして金額データをメモリに格納したものがある。このICカードは、ユーザが店舗で商品を購入するとき、リーダ/ライタによって、購入した商品の価格分だけ金銭データを減額すると共にメモリに購入履歴データを記録する更新処理が行われる。
また、人が多く集まる駅、広場、ロビー等には、宣伝広告用の表示装置が設置されることが多い。この表示装置では、広告代理店等が作成した広告データが動画又は静止画で表示される。この表示装置に表示される広告は、視聴者に対して一方的に流すものであり、仮に、視聴者が広告された一の商品の詳細を知りたいと思っても、即座に知ることはできない。また、広告主としても、所定場所に設置された表示装置を用いて行った広告の効果確認をすることもできない。特に、広告主は、表示装置が設置された所定場所と広告効果とを関連づけることはできない。
なお、特許文献1には、広告提供店舗の端末装置でクーポンを発行し、このクーポンをICカードに記録し、更に、店舗で使用したクーポン利用情報を管理装置に記録し、この利用情報に応じて広告報酬を算定するシステムが記載されている。しかしながら、この特許文献1のシステムでは、ICカードのユーザがどのような商品を購入したかを示す商品購入履歴、ICカードのユーザがどのような店舗を訪れたかを示す行動履歴等の履歴を追跡することができない。
特開2002−298025号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費者等の利用者が携帯するメモリを用いて当該利用者の商品等の購入履歴等を知ることができるデータ処理システム及びデータ処理方法を提供することにある。
具体的に、本発明の目的は、広告を行う場所と関連づけて利用者の商品等の購入履歴等を知ることができるデータ処理システム及びデータ処理方法を提供することにある。
更に、本発明の目的は、割引データ等のクーポンを発行し、ユーザの利用促進を図ることができるデータ処理システム及びデータ処理方法を提供することにある。
本発明に係るデータ処理システムは、複数の広告データを編集し、配信用の編集広告データを生成する編集手段と、上記編集手段で編集された編集広告データをネットワークを介して配信する配信手段と、第1の場所で上記配信された編集広告データを表示すると共に、メモリ識別データを少なくとも記憶したメモリの読出及び/又は書込を行う第1の読出/書込手段を有する表示手段と、上記第1の場所と異なる第2の場所に設置され、上記メモリの読出及び/又は書込を行う第2の読出/書込手段と、上記第1の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データ及び上記第2の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データを管理する管理手段と、上記メモリ識別データ毎に、上記第1の読出/書込手段からの上記履歴データ及び上記第2の読出/書込手段からの上記履歴データを関連づけ分析データを生成する分析手段とを備える。
上述したデータ処理システムのデータ処理方法は、複数の広告データを編集し、編集手段で配信用の編集広告データを生成するステップと、上記編集手段で編集された編集広告データを配信手段によってネットワークを介して配信するステップと、第1の場所に設置された表示手段で上記配信された編集広告データを表示するステップと、上記表示手段に設けられた第1の読出/書込手段でメモリに記憶されたメモリ識別データを読み出すステップと、上記第1の場所と異なる第2の場所に設置された第2の読出/書込手段で上記メモリに記憶されたメモリ識別データを読み出すステップと、上記第1の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データ及び上記第2の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データを管理手段で管理するステップと、分析手段で、上記メモリ識別データ毎に、上記第1の読出/書込手段からの上記履歴データ及び上記第2の読出/書込手段からの上記履歴データを関連づけ分析データを生成するステップとを有する。
本発明によれば、メモリに割り振られているメモリ識別データ毎に、上記第1の読出/書込手段からの上記履歴データ及び上記第2の読出/書込手段からの上記履歴データを関連づけ分析データを生成することで、第1の場所を中心とした所定範囲におけるメモリの所有者のメモリ使用履歴、すなわち行動履歴を知ることができる。
以下、本発明を適用したデータ処理システム及びデータ処理方法を図面を参照して説明
する。
図1に示すように、本発明を適用したデータ処理システム1では、広告主A、広告主B、広告主C・・・が管理する端末装置として第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cを備える。
ここで、広告主Aは、例えば大手広告代理店であり、特定企業及び/又は特定商品の第1の広告データAD1を第1の広告入力装置10aで生成する。広告主Aは、広告データを配信するための条件として、表示時間(例えば15秒、30秒)、時間帯、ループ回数、表示期間等を第1の広告入力装置10aに入力する。
広告主Bは、所定地域内の広告主であり、例えばホテルHの周辺500m内のチケット販売業者である。広告主Bは、第2の広告入力装置10bで特定の映画の広告データ、クーポンデータ等でなる第2の広告データAD2を生成する。
広告主Cは、例えば所定地域内における飲食店であり、例えばホテルHの周辺500m内の飲食店である。広告主Cは、第3の広告入力装置10cで特定店舗の広告データ、クーポンデータ等でなる第3の広告データAD3を生成する。
第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cは、例えば通常のコンピュータと同様な構成を有しており、ハードディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CPU(Central Processing Unit)、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、光ディスク等の外部記憶装置の入出力インタフェース(以下単にI/Fと言う。)、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cは、インストールされた編集ソフトウェア等で動画又は静止画データ、音声データ、文字データ等で構成された第1乃至第3の広告データAD1〜AD3を生成する。なお、本発明では、広告主の数や広告入力装置の数は、これに限定されるものではない。
また、このデータ処理システム1では、このシステム運営者Sが管理する装置として、広告主A、広告主B、広告主Cの第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cから供給された第1乃至第3の広告データAD1〜AD3を編集する編集装置21と、編集した編集広告データを配信する配信装置22とを備える。
編集装置21は、例えば通常のコンピュータと同様の構成を有し、ハードディスク、ROM、RAM、CPU、LCD、CRT等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、光ディスク等の外部記憶装置の入出力I/F、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。
編集装置21は、通信I/F又は入出力I/Fを介して第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cから供給される第1乃至第3の広告データAD1〜AD3が入力され、インストールされた編集ソフトウェア等の機能を実行することによって、入力された第1乃至第3の広告データAD1〜AD3を編集し、動画、静止画データ、音声データ、文字データ等で構成された編集広告データEDを生成する。ここで生成される編集広告データEDは、図2に示すように、第1の広告入力装置10aで生成された第1の広告データAD1、第2の広告入力装置10bで生成された第2の広告データAD2、第3の広告入力装置10cで生成された第3の広告データAD3を含む。そして、編集広告データEDは、例えば、第1乃至第3の広告データAD1〜AD3が表示画面上に3つに分割して表示されたり、一又は複数の広告データを他の広告データを重畳して表示するように編集されている。また、各広告データAD1〜AD3は、階層構造を有しており、一の広告データが選択されると、更に詳細な下層の広告データが表示されるようになっている。
なお、編集広告データEDは、システム運営者Sが編集装置21を用いて付した場所識別データPID、ここではホテルHの場所を特定する場所識別データPIDが含まれている。更に、編集広告データEDは、更に、後述するホテル入力装置31より供給された広告場所、ここではホテルHの提供する関連データRDが含まれている。
編集装置21は、以上のような編集広告データEDを生成すると、有線又は無線のネットワークを介して又は光ディスク等の可搬性記録媒体を介して配信装置22に供給する。この配信装置22は、例えば通常のサーバ装置と同様の構成を有し、ハードディスク、ROM、RAM、CPU、光ディスク等の外部記憶装置の入出力I/F、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。配信装置22は、指定された日時等の所定条件に従って、編集装置21で生成された編集広告データEDをホテルHにインターネット等のネットワークを介して配信する。ここで、配信装置22は、ハードディスクに構築されたデータベースによって、後述する編集広告データEDの配信先となる表示端末装置32a〜32cに割り振られている場所識別データPIDを、表示端末装置32a〜32cの例えばネットワーク上のアドレスデータに関連づけて管理している。配信装置22は、編集広告データEDに含まれる場所識別データPIDと同じ場所識別データPIDが割り当てられている表示端末装置32a〜32cに対して編集広告データEDを配信する。
更に、このデータ処理システム1は、ホテルHが管理する装置として、編集広告データEDに含ませるホテル関連データRD等を生成し、システム運営者Sが管理する編集装置21に供給するホテル入力装置31と、ホテルHのロビーと言った公共スペースや各客室に設置される表示端末装置32a〜32cとを備える。
ホテル入力装置31は、例えば通常のコンピュータと同様の構成を有し、ハードディスク、ROM、RAM、CPU、LCD、CRT等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、光ディスク等の外部記憶装置の入出力I/F、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。ホテルHは、宿泊者等の利用者に対して提供するホテル関連データRDとして、天気情報、周辺施設情報、交通機関運行情報、客室備品情報、試供品の宣伝情報等をホテル入力装置31で生成し、ネットワーク又は可搬性記録媒体を介して、システム運営者Sが管理する編集装置21に供給する。このホテル関連データRDも、図2に示すように、編集装置21の編集工程において、上述した編集広告データEDに含まれることになる。
表示端末装置32a〜32cは、図3に示すように、8〜12インチ程度のタッチパネル等で構成された表示操作部33と、十字キー、複数の押しボタン等でなる操作部34と、利用者が所有するICカード40の読出や書込を行う第1のリーダ/ライタ35と、配信装置22と通信をするための通信I/F36と、制御プログラム等が格納されたROM37aと、プログラム等がロードされるRAM37bと、制御プログラムに基づいて演算する制御部38とを備えている。この表示端末装置32a〜32cは、設置された場所を識別する場所識別データPIDが割り振られており、ROM37a等の記憶手段に格納されている。この表示端末装置32a〜32cに割り振られる場所識別データPIDは、ホテルH内の個々の表示端末装置32a〜32cに割り振られる識別データではなく、ホテルH内の例えば全ての表示端末装置32a〜32cに共通の識別データであり、表示端末装置32a〜32cの設置場所であり広告場所を特定するための識別データである。なお、場所識別データPIDには、更に、各客室、ロビー等ホテルH内の具体的設置場所の識別データを枝番等を用いて付加するようにしても良い。これにより、例えば、所定の客室に宿泊する利用者に合わせたホテル関連データRDをその客室に設置された表示端末装置32a〜32cに配信することができる。
第1のリーダ/ライタ35は、例えばRFID(Radio Frequency Identification System)でICカード40と通信を行うものであり、そのアンテナコイルが表示操作部33上に設けられている。この第1のリーダ/ライタ35のアンテナコイルは、表示操作部33上に設けるには、表示画面を見る際の妨げとならないように、光透過性を有するように例えば透明に形成されている。なお、表示操作部33は、表示機能のみの表示部であっても良い。また、第1のリーダ/ライタ35は、表示操作部33の近傍や筐体の裏面等に設けても良く、更に、表示端末装置32a〜32cと有線又は無線で接続された機器であっても良い。
このような表示端末装置32a〜32cの表示操作部33には、配信された編集広告データEDが表示され、表示操作部33又は操作部34を操作することによって、表示されている複数の広告データの中から一の広告データを選択し、下層の詳細な広告データを表示操作部33に表示することができる。また、この表示端末装置32a〜32cでは、編集広告データの各広告データに含まれるクーポンデータCDのダウンロードや各広告データAD1〜AD3で宣伝される商品の購入を第1のリーダ/ライタ35のアンテナコイルにICカード40を近接させることによって行うことができる。編集広告データEDでは、アンテナコイルが表示操作部33上に設けられているとき、クーポンデータCDをダウンロードする画面や商品を購入する画面において、アンテナコイルが設けられた部分に、「ICカードをかざして下さい。」といった表示を行うようになっている。また、表示端末装置32a〜32cは、ICカード40が利用されたとき、そのアクセスログデータを生成しハードディスク、半導体メモリ等に保存する。例えば、表示端末装置32a〜32cは、編集広告データED中のアクセスしたページのアドレスデータや日時データ、ICカード40のアクセスのあった日時等のログデータを保存する。なお、この表示端末装置32a〜32cが設置される場所は、ホテルHがICカード40が使用されたり宣伝広告が行われる第1の場所である。
なお、ホテルHに設置される表示端末装置32a〜32cの数は、これに限定されるものではない。
ここで、利用者が所有するICカード40は、このRFIDに従って、リーダ/ライタ側のアンテナコイルとICカード40側のアンテナコイルとが誘導結合によって磁気的に結合し、ICカードとリーダライタとの間で非接触データ通信を行う。このICカード40は、内部にメモリ素子を有しており、メモリ素子内には、メモリ素子の識別データに関連づけて価値データである金額データ等が格納されている。
ここで、ICカード40には、例えば第1のICカード40aと第2のICカード40bの二つの型がある。第1のICカード40aは、図4(A)に示すように、メモリ素子に、電子マネー領域41を有し、この電子マネー領域41に、メモリ素子を識別するメモリ識別データMID、貨幣価値データとなる金額データVD及び第1の履歴データHD1が格納される。第1の履歴データHD1には、入金や出金で金額が変動したときの日時データ、リーダ/ライタの識別データ、リーダ/ライタが設置されている店舗等の識別データ、購入した商品の識別データ、リーダ/ライタにアクセスしたときの日時データ等が含まれている。そして、メモリ識別データMIDには、金額データVDや第1の履歴データHD1が関連づけられている。
また、第2のICカード40bは、第1のICカード40aに、更なる機能を付加したものであり、ここでは、例えばホテルHの会員カードとして用いられるカードである。この第2のICカード40bは、図4(B)に示すように、メモリ素子に、上述の電子マネー領域41に加え、会員データ領域42とクーポン領域43とを有している。会員データ領域42には、会員識別データMDと第2の履歴データHD2とが格納されている。会員識別データMDは、例えば、会員番号、顧客ランク、氏名、電話番号、住所、電子メールアドレス等を含んでいる。また、第2の履歴データHD2は、ホテルHを何時、チェーン店であるときどこのホテルを利用したか、表示端末装置32a〜32cを利用した際のログ等の利用履歴等のデータを含んでいる。また、クーポン領域43には、表示端末装置32a〜32cからダウンロードしたクーポンデータCD等が格納される。そして、メモリ識別データMIDには、会員識別データMD、第2の履歴データHD2、クーポンデータCDが関連づけられている。
なお、以下、第1のICカード40aと第2のICカード40bとをまとめて単にICカード40とも言う。また、本発明では、ICカード40の種類に関し、上述の第1及び第2のICカード40a,40bの他に、更に別の機能が付加されたICカードが存在しても良い。更に、本発明では、利用者が携帯する携帯機器であれば、ICカード40に代わって、ICカード40の機能を実現する各種部品が内蔵された携帯型電話、電子手帳等の携帯型情報処理端末装置であっても良い。
上述した表示端末装置32a〜32cの第1のリーダ/ライタ35は、第1のICカード40aと通信を行うとき、少なくとも電子マネー領域41よりメモリ識別データMIDを読み出す。すなわち、第1のリーダ/ライタ35は、利用者が表示端末装置32a〜32cを用いて編集広告データEDの閲覧をしたとき、第1のICカード40aの電子マネー領域41よりメモリ識別データMIDを読み出す。また、第1のリーダ/ライタ35は、利用者が表示端末装置32a〜32cを用いて編集広告データEDの閲覧をし、広告対象の商品を購入したとき、第1のICカード40aの電子マネー領域41よりメモリ識別データMIDを読み出すと共に、商品の代金分金額データVDを減算し、第1の履歴データHD1を更新する。また、ホテルHが管理する装置であるから、この表示端末装置32a〜32cに設けられた第1のリーダ/ライタ35は、第2のICカード40bと通信を行うとき、第1のICカード40aのときと同様な第2のICカード40bの電子マネー領域41の読出や書込に加え、会員データ領域42にアクセスし、会員識別データMDを読み出すと共に、第2の履歴データHD2を更新する。更に、第1のリーダ/ライタ35は、利用者が表示端末装置32a〜32cを用いて編集広告データEDの閲覧をし、クーポンデータCDのダウンロードを行ったとき、クーポン領域43にクーポンデータCDを書き込む。
なお、図1に示すように、ICカード40の取扱店Aは、店舗端末装置51を管理している。このICカード40の取扱店Aは、例えば、上述した広告主B又は広告主Cにもなるものであり、例えばホテルHの周辺500m内の第1の広告データAD2や第2の広告データAD3の広告対象となった商品を実際に取り扱っている店舗である。ICカード40の取扱店Aが管理する店舗端末装置51は、例えばPOS端末(Point Of Sale terminal)に、ICカード40の第2のリーダ/ライタ52が有線又は無線で接続された装置であり、また、表示端末装置32a〜32cが設置された場所とは異なる第2の場所に設置される装置である。この第2のリーダ/ライタ52は、ICカード40とRFIDに従って通信を行う。なお、この第2のリーダ/ライタ52のアンテナコイルは、上述の第1のリーダ/ライタ35のアンテナコイルと異なり表示部に設けられるものではないから、必ずしも光透過性である必要は無い。この第2のリーダ/ライタ52では、第1のICカード40aと通信を行うとき、すなわち商品購入時の決済を行うとき、第1のICカード40aの電子マネー領域41よりメモリ識別データMIDを読み出すと共に、商品の代金分金額データVDを減算し、第1の履歴データHD1を更新する。また、第2のリーダ/ライタ52は、第2のICカード40bと商品購入時の決済のための通信を行うとき、第1のICカード40aの電子マネー領域41よりメモリ識別データMIDを読み出すと共に、商品の代金分金額データVDを減算し、第1の履歴データHD1を更新する。第2のリーダ/ライタ52は、第2のICカード40bのクーポン領域43に対応するクーポンデータCDがあるときには、その内容を代金に反映し、クーポン領域43のクーポンデータCDを消去する。
なお、所定期間後、ICカードの管理会社Mによって、ICカード40のメモリ識別データMIDは、ICカード管理装置61からシステム運営者Sが管理する履歴管理装置23に送信され、ICカードの管理会社Mからシステム運営者Sへの報告が行われる。そして、システム運営者Sの履歴管理装置23は、所定の広告主、例えば広告主Bが発行したクーポン割引率を適用すべきICカード40のメモリ識別データMIDと照合し、同広告主Bが発行したクーポンをホテルHにおいてICカード40の保有者が、ホテルH内の表示端末装置32a〜32c内の第1のリーダ/ライタ35を利用して取得したこと証明し、その結果を、ICカードの管理会社MのICカード管理装置61へ送信し、システム運営者SからICカードの管理会社Mへの報告を行う。ICカードの管理会社MのICカード管理装置61は、ICカード40の保有者が利用した金額に応じたクーポン割引率を適用し、同クーポンを適用したことを示す使用データをシステム運営者Sの履歴管理装置23に送信し、履歴管理装置23は、ICカード40のメモリ識別データMIDに関連された未利用クーポン情報を、利用済み状態へと更新する。
なお、この際、第2のリーダ/ライタ52は、第2のICカード40bの会員データ領域42には、ホテルHとは経済的や組織的に無関係であるためアクセスできない。一方で、第1のリーダ/ライタ35と第2のリーダ/ライタ52が経済的や組織的に同一の事業体に属し第1のICカード40aへのアクセス権限を有する場合する場合には、第1のICカード40aの保有者に関する第1の履歴データHD1等にアクセスすることができる。
また、図1に示すように、ホテルH内に設置された表示端末装置32a〜32cの第1のリーダ/ライタ35及び/又はICカード40の取扱店Aに設置された店舗端末装置51の第2のリーダ/ライタ52によって商品が購入されたとき、表示端末装置32a〜32cや店舗端末装置51は、ICカード40の管理会社M等が管理するICカード管理装置61にアクセスする。このICカード管理装置61は、例えば通常のコンピュータと同様の構成を有し、ハードディスク、ROM、RAM、CPU、LCD、CRT等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、光ディスク等の外部記憶装置の入出力I/F、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。このICカード管理装置61は、第1及び第2のICカード40a,40bの電子マネー領域41を管理する装置である。ICカード管理装置61は、表示端末装置32a〜32cの通信I/F36又は店舗端末装置51からネットワークを介して送信されたメモリ識別データMID等を管理する。システム運営者Sが運営する履歴管理装置23は、第1の履歴データHD1等を受信認証をし、ハードディスク等に構築されたデータベースで、暗号化されたセキュアな通信ネットワーク、又は可搬性記録媒体を介してICカードの管理会社Mが管理するICカード管理装置61から受信したメモリ識別データMIDと第1の履歴データHD1を相互に関連づけて管理する。また、履歴管理装置23は、利用者がクーポン領域43を有していない第1のICカード40aを用いてクーポンデータCDの取得を行ったとき、第1のICカード40にクーポンデータCDを保存することができないことから、クーポンデータCDをメモリ識別データMIDに関連づけて管理する。
本発明を適用したデータ処理システム1では、図1に示すように、更に、システム運営者Sが管理する装置として、ICカード40の履歴を管理する履歴管理装置23と、ICカード40の履歴を管理する履歴分析装置24とを備えている。
履歴管理装置23は、例えば通常のコンピュータと同様の構成を有し、ハードディスク、ROM、RAM、CPU、LCD、CRT等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、光ディスク等の外部記憶装置の入出力I/F、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。
この履歴管理装置23は、上述した表示端末装置32a〜32cの第1のリーダ/ライタ35が第1のICカード40aや第2のICカード40bにアクセスしたときの履歴として、表示端末装置32a〜32cの通信I/F36から送信されたメモリ識別データMID、アクセスした編集広告データEDのアドレスデータ、会員識別データMD、第2の履歴データHD2等をネットワークを介して受信し、これらのデータをハードディスク等に構築されたデータベースで相互に関連づけて管理する。また、この履歴管理装置23は、ICカード管理装置61から送信された取扱店Aにおける第1のICカード40aや第2のICカード40bの電子マネー領域41のメモリ識別データMIDや第1の履歴データHD1をICカード管理装置61を経由して受信する。
かくして、履歴管理装置23には、図5に示すように、ホテルHに設置された表示端末装置32a〜32cの第1のリーダ/ライタ35で取得したメモリ識別データMID、第1の履歴データHD1、会員識別データMD及び第2の履歴データHD2とICカード管理装置61で管理している商品の購入履歴に関する履歴データとして、メモリ識別データMID及び第1の履歴データHD1が蓄積されることになる。そして、この蓄積されたデータは、ネットワークや可搬性記録媒体を介して履歴分析装置24に供給される。
履歴分析装置24は、例えば通常のコンピュータと同様の構成を有し、ハードディスク、ROM、RAM、CPU、LCD、CRT等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、光ディスク等の外部記憶装置の入出力I/F、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。履歴分析装置24は、ホテルHに設置された表示端末装置32a〜32cで取得したメモリ識別データMIDと一致するICカード管理装置61で管理されているメモリ識別データMIDに関連づけられている第1の履歴データHD1を抽出する。
これを図6(A)乃至図6(C)を用いて説明する。図6(A)は、ホテルHに設置された表示端末装置32a〜32cの第1のリーダ/ライタ35からのメモリ識別データMID、第1の履歴データHD1、会員識別データMD及び第2の履歴データHD2を示し、図6(B)は、ICカード管理装置61が管理が管理しているメモリ識別データMID及び第1の履歴データHD1を示す。図6(A)の第1のリーダ/ライタ35からのメモリ識別データMID「0003」及び「0009」が図6(B)のICカード管理装置61からのメモリ識別データMIDと一致している。そこで、履歴分析装置24は、図6(C)に示すように、一致するメモリ識別データMID「0003」の第1の履歴データHD1(「BBB」、「FFF」)、会員識別データMD(「H0002」)及び第2の履歴データHD2(「YYY」)を抽出し、分析データDを生成する。また、一致するメモリ識別データMID「0009」の第1の履歴データHD1(「DDD」、「HHH」)、会員識別データMD(「H0004」)及び第2の履歴データHD2(「XYZ」)を抽出し分析データDを加工・生成する。この分析データDは、例えば、CSV(Comma Separated Value)形式やHTML(HyperText Markup Language)形式で生成される。
以上のように履歴分析装置24で生成された分析データDは、図1に示すように、ホテルHが管理するホテル管理装置39にネットワークを介して又は可搬性記録媒体で供給される。このホテル管理装置39は、例えば通常のコンピュータと同様の構成を有し、ハードディスク、ROM、RAM、CPU、LCD、CRT等の表示装置、キーボード、マウス等の入力装置、光ディスク等の外部記憶装置の入出力I/F、インターネット等のネットワークを介して通信するための通信I/F等を備えている。履歴分析装置24から供給されたホテル管理装置39では、分析データDを閲覧し、更に分析することによって、ホテルHの利用者の行動パターンを分析することができる。
例えば、図6(C)に示す分析データDによれば、ホテルHは、メモリ識別データMID「0003」に関連付いている会員識別データMD「H0002」によって、利用者の氏名、年齢、住所等の個人情報を得ることができ、更に、第2の履歴データHD2「YYY」によって、編集広告データEDの中でどの広告に興味を持ったかを知ることができ、更に、第1の履歴データHD1「BBB」、「FFF」によって、ホテルHからどれくらい離れた店舗を訪れ又商品を購入したかを知ることができ、これによって、例えば、ホテルHの生成する関連データRDの内容や編集広告データEDに含まれる第2の広告データAD2や第3の広告データAD3の内容を決めることができる。すなわち、ホテルHとしては、ホテルHの利用者、更に具体的には場所識別データPIDで特定される表示端末装置32a〜32cを利用した利用者の行動パターンを分析データDによって知ることができる。
なお、以上の例では、広告主B及び広告主Cは、ホテルHの周辺500mのものであったが、利用者の想定される行動範囲がこれより広い場合には、広告主Bや広告主Cを更に広い範囲から選ぶことができる。
次に、以上のような本発明が適用されたデータ処理システム1の処理手順について説明する。先ず、編集広告データEDが生成されて、表示端末装置32a〜32cに配信されるまでの一連の手順を説明する。
先ず、第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cでは、広告主A〜Cの操作に応じて所定の第1乃至第3の広告データAD1〜AD3が生成される。具体的に、広告主Aは、ここでは大手広告代理店であり、ここではホテルHの周辺500mといった所定地域に関係の無い第1の広告データAD1を第1の広告入力装置10aで生成する。例えば、第1の広告入力装置10aは、広告主Aの操作に応じて例えば所定のビールメーカの広告データを生成する。具体的に、第1の広告入力装置10aは、動画ファイル、静止画ファイル等の第1の広告データAD1を直接構成するHTML形式等のデータの他に、表示端末装置32a〜32cで流す表示時間(例えば15秒、30秒)、時間帯、ループ回数、表示期間等の配信条件データを広告主Aの操作に応じて生成する。
また、広告主B及び広告主Cは、ホテルHの周辺500mといった所定地域内の店舗主等であり、店舗が取り扱う商品やクーポンデータCDを第2及び第3の広告入力装置10b,10cで生成する。具体的に、第2及び第3の広告入力装置10b,10cは、店名、動画ファイル、静止画ファイル、店名、住所、電話番号、クーポンデータの割引率等の第2及び第3の広告データAD2,AD3を構成するHTML、CHTML(Compact HTML)形式等のデータを広告主Aや広告主Cの操作に応じて生成する。そして、第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cは、図1に示すように、ネットワークを介して又は可搬性記録媒体を用いてシステム運営者Sの編集装置21に供給する。
また、ホテルHが管理するホテル入力装置31では、ホテルHの担当者の操作に応じて宿泊者等の利用者に対して提供する天気情報、周辺施設情報、交通機関運行情報、客室備品情報、試供品の宣伝情報等ホテル関連データRDが生成される。そして、ホテル入力装置31は、図1に示すように、ネットワークを介して又は可搬性記録媒体を用いてシステム運営者Sの編集装置21に供給する。
そして、システム運営者Sが管理する編集装置21は、図7に示すように、ステップS1において、第1乃至第3の広告入力装置10a〜10cからの第1乃至第3の広告データAD1〜AD3及びホテル入力装置31からのホテル関連データRDが入力されると、ステップS2において、第1乃至第3の広告データAD1〜AD3及びホテル関連データRDを編集して編集広告データEDを生成する。ここで生成される編集広告データEDは、例えば、第1乃至第3の広告データAD1〜AD3が表示画面上に3つに分割して表示されたり、一又は複数の広告データを他の広告データを重畳して表示するように編集されているデータである。また、各広告データAD1〜AD3は、階層構造を有しており、一の広告データが選択されると、更に詳細な下層の広告データが表示されるようになっている。
ステップS3において、編集装置21は、ホテルHの表示端末装置32a〜32cに割り振られている場所識別データPIDを編集広告データEDに付与する。そして、編集装置21は、ステップS4において、場所識別データPIDが付与された編集広告データEDを配信装置22にネットワーク又は可搬性記録媒体を介して供給する。
ステップS5で場所識別データPIDが付与された編集広告データEDが入力された配信装置22は、ステップS6において、各編集広告データEDの配信条件、例えば配信時間になったかを判断する。そして、配信装置22は、配信条件に合致したとき、ステップS7において、データベースにアクセスし、入力された編集広告データEDに付された場所識別データPIDと一致する表示端末装置32a〜32cのアドレスデータに対してネットワークを介して配信する。
ホテルHに設置されている表示端末装置32a〜32cは、ステップS8において、配信装置22から送信された編集広告データEDを順次再生し、表示操作部33に表示する。ステップS9において、表示端末装置32a〜32bは、配信装置22から送信された次の又は新たな編集広告データEDを受信したかを判断し、次の又は新たな編集広告データEDを受信したとき、ステップS10において、順次、次の又は新たな編集広告データEDを再生する。
表示端末装置32a〜32cでは、例えば図8に示すように、表示操作部33上に第1乃至第3の広告データAD1〜AD3が表示画面上に3つに分割して表示される。例えば、図8の例では、第1の広告データAD1が最も大きく上段に表示され、その下段に、第2の広告データAD2が次に大きく表示され、最下段に、第3の広告データAD3が表示される。なお、表示操作部33に表示される第1乃至第3の広告データAD1〜AD3の表示面積や位置は、図8の例に限定されるものではなく、最も強調したい広告データを表示画面上で目立つように最も大きく又は中央に表示するようにしても良く、また、一又は複数の広告データを他の広告データを重畳して表示するようにしても良い。かくして、ホテルH内に設置された表示端末装置32a〜32cでは、図8に示すような編集広告データEDが表示操作部33に表示され、ホテルHの客室やロビーにいるホテルHの利用者に対して編集広告データEDを見せることができる。この編集広告データEDには、ホテルHの近隣の第2の広告主Bや第3の広告主Cの広告データAD2,AD3が含まれているので、ホテルHとして、宿泊者等の利用者に対して近隣の店舗情報を提供することができる。
なお、以上の例では、配信装置22から直接的に表示端末装置32a〜32cに編集広告データEDを配信する場合を説明したが、本発明では、ホテル内に、場所識別データPIDが割り振られたホテルサーバを設置し、このホテルサーバに対して配信装置22から編集広告データEDが配信されるようにし、編集広告データEDを受信したホテルサーバが更に、ホテルH内に設置された表示端末装置32a〜32cに配信するようにしても良い。更に、本発明では、宿泊客に応じたきめ細かな情報提供を行うために、ホテルサーバにおいて、各客室毎の店舗や商品の情報を編集広告データEDに付加し、各客室の表示端末装置32a〜32cに配信するようにしても良い。
次に、表示端末装置32a〜32cが利用者によって操作されたときの処理手順について図9を参照して説明する。
表示端末装置32a〜32cは、ステップS11において、図8に示す表示画面の第1の広告データAD1、第2の広告データAD2、第3の広告データAD3の何れの広告データが選択されたかを判断し、次いで、ステップS12において、選択された第1の広告データAD1、第2の広告データAD2、第3の広告データAD3の何れかを表示操作部33に表示する。ここで、第1乃至第3の広告データAD1〜AD3は、上述のように階層構造を有していることから、利用者が表示された画面を更に下層に進む選択操作を行うと、表示端末装置32a〜32cは、操作に応じて順次下層の広告データを表示する。表示端末装置32a〜32cは、その都度、ハードディスク等に表示した広告データのアドレスデータや日時データ等のログデータを記録する。
ここで、表示端末装置32a〜32cは、例えば第2の広告データAD2の下層の広告データに進み、ICカード40を必要とする画面が表示される。ここで、ICカード40を必要とする画面には、図10に示すように、その一部にICカード40をかざすカード領域33aが表示される。このカード領域33aは、表示操作部33の表面のICカード40と通信を行うアンテナコイル33bが設けられた領域に一致させるように表示される。そして、表示端末装置32a〜32cは、ステップS13において、第1のリーダ/ライタ35でICカード40と誘導結合によって磁気的に結合したかを判断することによって、ICカード40がかざされたかどうかを判断する。
なお、アンテナコイル33bとカード領域33aとの位置が不一致のときにも、表示端末装置32a〜32cは、第1のリーダ/ライタ35で、カード領域33aのアンテナコイル33bとICカード40とが誘導結合によって磁気的に結合したかによって、ICカード40がかざされたかどうかを判断する。
ステップS14において、表示端末装置32a〜32cは、第1のリーダ/ライタ35で通信を行うICカード40が第1のICカード40aかどうか、すなわちICカード40の種類を判断する。図4に示すように、第1のICカード40aには、会員データ領域42が無いからである。ここで、例えば、表示端末装置32a〜32cは、ICカード40の種類を示す識別データを第1のリーダ/ライタ35で読み出すことによってICカード40の種類を判別する。
表示端末装置32a〜32cは、通信を行うICカードが第1のICカード40aであるとき、第1のリーダ/ライタ35で、電子マネー領域41のメモリ識別データMIDを読み出し取得する。また、表示端末装置32a〜32cは、通信を行うICカードが第2のICカード40bであるとき、ステップS16において、第1のリーダ/ライタ35で、電子マネー領域41のメモリ識別データMID及び会員データ領域42の会員識別データMDを読み出し取得する。
ステップS17において、表示端末装置32a〜32cは、ネットワークを介して、履歴管理装置23に、ICカード40の履歴データを送信する。具体的に、表示端末装置32a〜32cは、第1のICカード40aのとき、電子マネー領域41のメモリ識別データMIDを履歴管理装置23に送信する。このとき、表示端末装置32a〜32cは、ログとして記録している表示した広告データのアドレスデータ等をメモリ識別データMIDに関連づけて履歴管理装置23に送信するようにしても良い。これにより、匿名ではあるがメモリ識別データMIDに関連づけられた分析データDを生成することができる。また、表示端末装置32a〜32cは、第2のICカード40bのとき、電子マネー領域41のメモリ識別データMID及び会員データ領域42の会員識別データMD、更に、第2の履歴データHD2としてログとして記録している表示した広告データのアドレスデータ等を履歴管理装置23に送信する。かくして、履歴管理装置23には、表示端末装置32a〜32cでの利用者のアクセスの履歴が蓄積されることになる。
次に、表示端末装置32a〜32cで利用者がクーポンデータCDを取得するまでの一連の手順について図11を参照して説明する。
表示端末装置32a〜32cは、ステップS21において、利用者の操作に応じて、第2の広告データAD2又は第3の広告データAD3の下層ページでクーポンデータCDの取得画面を表示する。ここで表示端末装置32a〜32cの表示操作部33に表示されるクーポンデータCDの取得画面は、図10に示したICカード40と通信を行う画面と同様で、表示操作部33の表面のICカード40と通信を行うアンテナコイル33bが設けられた領域に一致させてカード領域33aが表示されるものである。そして、表示端末装置32a〜32cは、ステップS22において、クーポンデータCDの取得要求の操作が行われたかを判断し、クーポンデータCDの取得要求操作が行われたとき、ステップS23において、第1のリーダ/ライタ35でICカード40と誘導結合によって磁気的に結合したかを判断することによって、ICカード40がかざされたかどうかを判断する。
表示端末装置32a〜32cは、ICカード40を検出したとき、ステップS24において、第1のリーダ/ライタ35で通信を行うICカード40が第1のICカード40aかどうか、すなわちICカード40の種類を判断する。図4に示すように、第1のICカード40aには、クーポンデータCDを格納する記憶領域が無いからである。
表示端末装置32a〜32cは、通信を行うICカードが第1のICカード40aであるとき、ステップS25において、第1のリーダ/ライタ35で、電子マネー領域41のメモリ識別データMIDを読み出し取得すると共に、クーポンデータCDの取得要求をICカード管理装置61に送信する。第1のICカード40aには、クーポンデータCDを記憶する領域が無く、ICカード管理装置61で管理する必要があるためである。ICカード管理装置61では、クーポンデータCDの取得要求を、メモリ識別データMIDに関連づけてデータベースで管理する。かくして、第1のICカード40aを所有している利用者及び第2のICカード40bを所有している利用者は、何時でもICカード40の取扱店AでクーポンデータCDを使用することができるようになる。また、履歴管理装置23では、第1のICカード40a、第2のICカード40bを問わずクーポンデータCDの発行状況を管理する。
また、表示端末装置32a〜32cは、通信を行うICカードが第2のICカード40bであるとき、ステップS26において、第2のICカード40bに、クーポンデータCDを送信する。第2のICカード40bは、メモリ素子のクーポン領域43に表示端末装置32a〜32cから送信されたクーポンデータCDを格納する。
ステップS27において、表示端末装置32a〜32cは、上述した図9のステップS17と同様に、ネットワークを介して、ICカード40の使用履歴を管理するため、履歴管理装置23に、ICカード40の履歴データを送信する。
次に、利用者がICカード40で商品を購入する際の一連の手順について図12を参照して説明する。
表示端末装置32a〜32cの第1のリーダ/ライタ35及びICカード40の取扱店Aの店舗端末装置51の第2のリーダ/ライタ52は、ステップS31において、ICカード40と誘導結合によって磁気的に結合したかを判断することによって、ICカード40がかざされたかどうかを判断する。ステップS32において、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、ICカード40の電子マネー領域41のメモリ識別データMIDを読み出し取得する。また、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、ステップS33において、利用者又は店員によって商品の購入操作が行われたかを判断する。
商品の購入操作が行われたとき、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、ステップS34において、通信を行うICカード40が第2のICカード40bであるかどうか、すなわちICカード40の種類を判断する。第2のICカード40bには、クーポンデータCDが格納されるクーポン領域43があるのに対して第1のICカード40aには、クーポン領域43が設けられていないからである。
ここで、通信を行うICカード40がクーポン領域43を有していない第1のICカード40aであるとき、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、ステップS35において、ICカード管理装置61で管理されているクーポンデータCDの有無を確認するため、確認要求データを、メモリ識別データMIDと共にICカード管理装置61に送信する。ICカード管理装置61では、ステップS51において、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52から送信されたクーポンデータCDの確認要求データをメモリ識別データMIDと共に受信すると、次いで、ステップS52において、データベースにアクセスして、受信したメモリ識別データMIDと同じメモリ識別データMIDを検索する。ステップS53において、ICカード管理装置61は、受信したメモリ識別データMIDと同じメモリ識別データMIDがあるとき、メモリ識別データMIDにクーポンデータCDが関連づけられているかを判断する。そして、ICカード管理装置61は、クーポンデータCDがあるとき、ステップS54において、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52に対してクーポンデータCD有りの確認データを送信する。ICカード管理装置61は、クーポンデータCD有りの確認データを送信するとき、これに合わせてクーポンデータCDの内容も第1及び第2のリーダ/ライタ35,52に送信する。また、ICカード管理装置61は、クーポンデータCDが無いとき、ステップS54において、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52に対してクーポンデータCD無しの確認データを送信する。第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、ステップS36において、ICカード管理装置61から送信されたクーポンデータCDの有り又は無しの確認データを受信する。
第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、ステップS37において、クーポンデータCDの有無を判断する。すなわち、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、クーポン領域43のある第2のICカード40bのとき、第2のICカード40bのクーポン領域43にアクセスし、クーポンデータCDが無いかどうかを判断する。また、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、クーポン領域43の無い第1のICカード40aのとき、ICカード管理装置61から送信された確認データに基づいてクーポンデータCDが無いかどうかを判断する。
第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、クーポンデータCDが無いとき、ステップS38において、割引等の特典無しの通常の課金処理、すなわちICカード40の電子マネー領域41にアクセスし、購入する商品の代金の金額分、金額データの減算処理を行うと共に、第1の履歴データHD1を更新する。また、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、クーポンデータCDが有るとき、ステップS39において、割引等の特典有りの割引課金処理、すなわちICカード40の電子マネー領域41にアクセスし、購入する商品の代金から割り引いた金額分、金額データの減算処理を行うと共に、第1の履歴データHD1を更新する。また、クーポンデータCDに応じたポイント等の加算を行う。
ステップS40において、第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、メモリ識別データMIDに関連づけた第1の履歴データHD1を、ICカード管理装置61に送信する。これにより、ICカード管理装置61では、データベースによって、メモリ識別データMIDに関連づけて第1の履歴データHD1を蓄積することができる。なお、第1のリーダ/ライタ35は、第2のICカード40と通信を行ったとき、履歴分析装置24に、会員データ領域42の会員識別データMDや第2の履歴データHD2を送信し、履歴分析装置24でこれらのデータを管理するようにしても良い。
なお、上述のように、システム運営者Sは、第1のICカード40a、第2のICカード40bの両方に対するクーポンデータCDの発行状況、すなわちクーポンデータCDの取得要求を履歴管理装置23で管理している。利用者が第1及び第2のリーダ/ライタ35,52から商品の購入を行う場合には、ICカードの管理会社Mが管理するICカード管理装置61を介してシステム運営者Sが管理する履歴管理装置23でクーポンデータCDを照合しクーポンデータCDの認証を取るようにしても良い。クーポンデータCDの認証が取れた場合には、履歴管理装置23は、ICカード管理装置61に認証結果を送信し、ICカード管理装置61及び第1及び第2のリーダ/ライタ35,52は、ここで、クーポンデータCDの内容を反映させて課金処理を行う。
また、表示端末装置32a〜32cのリーダ/ライタ35がシステム運営者Sが管理する履歴管理装置23だけとネットワーク上で接続している場合にあって、リーダ/ライタ35で商品購入が行われたときには、上述の購入に関するデータを履歴管理装置23を介してICカード管理装置61に送信するようにしても良い。
次に、履歴分析装置24で分析データDするまでの一連の手順を図13を参照して説明する。
先ず、ステップS61において、履歴管理装置23には、表示端末装置32a〜32cからの履歴データが入力され、入力されたデータをデータベースに蓄積する。具体的に、履歴管理装置23には、上述のステップS17で表示端末装置32a〜32cから送信された第1のICカード40aのメモリ識別データMIDやこれに関連づけられた広告データのアドレスデータ等、更には、第2のICカード40bの電子マネー領域41のメモリ識別データMID、会員データ領域42の会員識別データMD及び第2の履歴データHD2が入力される。また、ステップS62において、履歴管理装置23には、ICカード管理装置61からの履歴データが入力される。具体的に、上述のステップS40でICカード管理装置61が管理しているメモリ識別データMIDに関連づけた第1の履歴データHD1が入力される。かくして、履歴管理装置23には、第1のICカード40a及び第2のID40bの全ての履歴データが蓄積されることになる。すなわち、図5に示すように、履歴管理装置23には、第1のICカード40a及び第2のICカード40bの電子マネー領域41に格納されているメモリ識別データMID及び第1の履歴データ並びに第2のICカード40bの会員データ領域42の会員識別データMD及び第2の履歴データHD2が蓄積されることになる。
次いで、履歴管理装置23は、所定期間が経過すると、ステップS63において、蓄積したデータを履歴分析装置24に出力する。ステップS64において、履歴分析装置24は、履歴管理装置23から入力されたデータを受信すると、次いで、ステップS65において、ホテルHに設置された表示端末装置32a〜32cで取得したメモリ識別データMIDと一致するICカード40の取扱店Aに設置された店舗端末装置51で取得したメモリ識別データMIDに関連づけられている第1の履歴データHD1を抽出し、分析データDを生成する。上記図6の例では、表示端末装置32a〜32cからのメモリ識別データMID「0003」及び「0009」が履歴管理装置23からのメモリ識別データMIDに一致する。そこで、履歴分析装置24は、一致するメモリ識別データMID「0003」に関し、第1の履歴データHD1(「BBB」、「FFF」)、会員識別データMD(「H0002」)及び第2の履歴データHD2(「YYY」)を抽出し、分析データDを生成する。また、履歴分析装置24は、一致するメモリ識別データMID「0003」に関し、第1の履歴データHD1(「DDD」、「HHH」)、会員識別データMD(「H0004」)及び第2の履歴データHD2(「XYZ」)を抽出し、分析データDを加工・生成する。
そして、履歴分析装置24は、ステップS66において、分析データDをホテル管理装置39に出力する。ホテル管理装置39では、分析データDを閲覧し、更に分析することによって、ホテルHの利用者の行動パターンを分析することができる。
例えば、図6(C)に示す分析データDによれば、ホテルHは、メモリ識別データMID「0003」に関連付いている会員識別データMD「H0002」によって、利用者の氏名、年齢、住所等の個人情報を得ることができ、更に、第2の履歴データHD2「YYY」によって、編集広告データEDの中でどの広告に興味を持ったかを知ることができ、更に、第1の履歴データHD1「BBB」、「FFF」によって、ホテルHからどれくらい離れた店舗を訪れ又商品を購入したかを知ることができ、これによって、例えば、ホテルHの生成する関連データRDの内容や編集広告データEDに含まれる第2の広告データAD2や第3の広告データAD3の内容を決めることができる。すなわち、ホテルHとしては、ホテルHの利用者、更に具体的には場所識別データPIDで特定される表示端末装置32a〜32cを利用した利用者の行動パターンを分析データDによって知ることができる。そして、例えば、広告主B及び広告主Cは、ホテルHの周辺500mのものであったが、利用者の行動範囲がこれより広い場合には、広告主Bや広告主Cを更に広い範囲から選ぶことができる。
以上、ホテルHに分析データDを提供するためのデータ処理システム1を例に取り説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、表示端末装置32a〜32cを駅等の公共場所に複数設置し、分析データDを、駅近隣の第2の広告主Bや第3の広告主Cに提供するようにしても良い。これにより、例えば、第2の広告主Bや第3の広告主Cは、駅に設置された表示端末装置32a〜32cの利用者の行動履歴等を知ることができる。
本発明を適用したデータ処理システムの構成を示す図である。 編集広告データの構成を示す図である。 ホテル内に設置される表示端末装置のブロック図である。 ICカードの記録領域を示す図であり、(A)は、専ら電子マネーの用途に用いられる第1のICカードの記録領域を示し、(B)は、ホテル会員カート等の多用途の第2のICカードの記録領域を示す。 履歴乖離装置に供給されるデータを示す図である。 (A)は、ホテルに設置された表示端末装置の第1のリーダ/ライタからのメモリ識別データMID、第1の履歴データHD1、会員識別データMD及び第2の履歴データHD2を示す図であり、(B)は、ICカードの取扱店Aに設置された店舗端末装置の第2のリーダ/ライタからのメモリ識別データMID及び第1の履歴データHD1を示す図であり、(C)は、(A)及び(B)から生成された分析データを示す図である。 編集広告データが生成されて、表示端末装置に配信されるまでの一連の手順を示すフローチャートである。 表示端末装置の表示操作部に編集広告データを表示された状態を示す図である。 表示端末装置が利用者によって操作されたときの処理手順を示すフローチャートである。 表示端末装置の表示操作部にICカードと通信を行う際のページが表示された状態を示す図である。 クーポンデータを取得する際の一連の手順を示すフローチャートである。 利用者が商品を購入する際の一連の手順を示すフローチャートである。 履歴分析装置で分析データを生成するまでの一連の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 データ処理システム、10a〜10c 第1乃至第3の広告入力装置、21 編集装置、22 配信装置、23 履歴管理装置、24 履歴分析装置、31 ホテル入力装置、32a〜32c 表示端末装置、33 表示操作部、33a カード領域、33b アンテナコイル、35 第1のリーダ/ライタ、39 ホテル管理装置、40 ICカード、40a 第1のICカード、40b 第2のICカード、41 電子マネー領域、42 会員データ領域、43 クーポン領域、51 店舗端末装置、52 第2のリーダ/ライタ、61 カード管理装置

Claims (6)

  1. 複数の広告データを編集し、配信用の編集広告データを生成する編集手段と、
    上記編集手段で編集された編集広告データをネットワークを介して配信する配信手段と、
    第1の場所で上記配信された編集広告データを表示すると共に、メモリ識別データを少なくとも記憶したメモリの読出及び/又は書込を行う第1の読出/書込手段を有する表示手段と、
    上記第1の場所と異なる第2の場所に設置され、上記メモリの読出及び/又は書込を行う第2の読出/書込手段と、
    上記第1の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データ及び上記第2の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データを管理する管理手段と、
    上記メモリ識別データ毎に、上記第1の読出/書込手段からの上記履歴データ及び上記第2の読出/書込手段からの上記履歴データを関連づけ分析データを生成する分析手段とを備えるデータ処理システム。
  2. 上記メモリは、更に、上記メモリ識別データに関連付いて所有者識別データを記憶しており、
    上記分析手段は、更に、上記メモリ識別データに上記所有者識別データを関連づける請求項1記載のデータ処理システム。
  3. 上記複数の広告データの内の少なくとも一は、上記第1の場所を含む所定地域の広告データであり、上記編集手段は、上記第1の場所を識別する場所識別データに関連づけて編集広告データを生成し、
    上記表示手段は、上記第1の場所を識別する場所識別データに関連づけられており、
    上記配信手段は、上記編集広告データの場所識別データと一致する場所識別データに関連づけられた表示手段に、上記編集広告データを配信する請求項2記載のデータ処理システム。
  4. 上記少なくとも一の広告データは、クーポンデータを含んでおり、
    上記表示手段において上記所定地域の広告データにアクセスされ、上記クーポンデータの取得要求がされたとき、上記第1の読出/書込手段は、上記クーポンデータを上記メモリに書き込む請求項3記載のデータ処理システム。
  5. 更に、メモリには、上記メモリ識別データに関連づけられた価値データが記憶されており、この価値データは、上記メモリの記憶内容を管理するメモリ管理手段により管理されており、
    上記少なくとも一の広告データは、クーポンデータを含んでおり、
    上記表示手段において上記所定地域の広告データにアクセスされ、上記クーポンデータの取得要求がされたとき、上記第1の読出/書込手段は、上記クーポンデータの取得要求データを、上記メモリ識別データに関連づけて上記メモリ管理手段に送信し、上記メモリ管理手段は、上記メモリ識別データに関連づけて上記クーポンデータの取得要求データを管理し、
    上記第2の読出/書込手段は、読み取ったメモリのメモリ識別データに関連づけられた上記クーポンデータの取得要求データが上記メモリ管理手段にあるとき、上記クーポンデータの内容に応じて上記メモリに記憶されている価値データを更新する請求項4記載のデータ処理システム。
  6. 複数の広告データを編集し、編集手段で配信用の編集広告データを生成するステップと、
    上記編集手段で編集された編集広告データを配信手段によってネットワークを介して配信するステップと、
    第1の場所に設置された表示手段で上記配信された編集広告データを表示するステップと、
    上記表示手段に設けられた第1の読出/書込手段でメモリに記憶されたメモリ識別データを読み出すステップと、
    上記第1の場所と異なる第2の場所に設置された第2の読出/書込手段で上記メモリに記憶されたメモリ識別データを読み出すステップと、
    上記第1の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データ及び上記第2の読出/書込手段から供給された上記メモリ識別データに関連づけられた履歴データを管理手段で管理するステップと、
    分析手段で、上記メモリ識別データ毎に、上記第1の読出/書込手段からの上記履歴データ及び上記第2の読出/書込手段からの上記履歴データを関連づけ分析データを生成するステップとを有するデータ処理方法。
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