JP2006330588A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送中の感光材料の角折れを防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、処理液で濡れている感光材料を挟持しつつ搬送する複数のローラ対を有する画像形成装置であって、処理液が満たされる処理槽と、処理液で濡れている感光材料を挟持しつつ搬送する複数のローラ対62a、64a、66a、68aと、処理液で濡れている感光材料の搬送方向を変えるガイド84aとを有し、ガイド84aの感光材料の搬送経路18において上流側のローラ対66aが、2〜5Nの搬送力で感光材料を搬送するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関するものであり、特に、露光された感光材料を複数の処理液で現像処理する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、露光されたシート状の感光材料(以下、「感光シート」と称する。)を、現像するための複数の処理液それぞれが満たされた複数の処理槽内を搬送することにより現像処理する。搬送は、感光シートを挟持しつつ搬送する複数のローラ対によって行われる。処理槽内にも複数のローラ対が配置されている。複数のローラ対は、最小限の搬送力、すなわち、最小限のニップ圧で感光シートを挟持しつつ搬送している。
処理槽内にローラ対が配置されている画像形成装置として、特許文献1のものがある。この画像形成装置において、処理槽内に配置される複数のローラ対は、処理槽に支持されておらず、処理槽に対して出し入れ可能な搬送ラックに支持されている。これにより、搬送ラックを処理槽から出すだけでローラ対に関するメンテナンス(例えば、ローラ対に詰まったシートの除去など)が可能になる。
感光シートは、1つの処理槽内においてまたは1つの処理槽内から次の処理槽内に搬送される際に、搬送方向を変えられている。搬送方向を変える位置(直線の搬送経路に続く曲線の搬送経路)には、搬送方向に湾曲したガイド面を有するガイドが設けられている。感光シートは、湾曲したガイド面と対向する面の下流側部分または下流側端がガイド面に当接した状態で、ガイドの感光材料の搬送経路において上流側のローラ対によって搬送されることにより、屈曲されつつ曲線の搬送経路に沿って方向を変える。
特開2001−051390公報
しかしながら、近年、画像形成装置の小型化により、1つの処理槽内においてまたは1つの処理槽内から次の処理槽内に搬送される感光シートは、急激に搬送方向を変えられて大きく屈曲した状態で搬送される場合がある。感光シートは、方向を変える場合、緩やかに湾曲するガイドによって緩やかな曲線の搬送経路に沿って小さく屈曲された状態で方向を変えられていたのに代わって、急激に湾曲するガイドによって急な曲線の搬送経路に沿って大きく屈曲された状態で方向を変えられている。これにより、曲線の搬送経路の配置に要するスペースを小さくして画像形成装置を小型化している。
1つの処理槽内においてまたは1つの処理槽内から次の処理槽内に搬送される感光シートは、上述のように大きく屈曲された状態で急激に方向を変えられる場合、搬送方向に対して傾くことがある。特に、感光シートがガイドに対して上流側で隣接する直線の搬送経路において最下流側に位置する1つのローラ対だけで搬送されるような搬送方向長さを備え、該1つのローラ対が処理液中に配置されて処理液中で該感光シートを搬送している場合において傾くことがある。
これは、大きく屈曲されてガイドと圧接する感光シートと該ガイドの間に大きい摩擦力が発生することと該感光シートが処理液で濡れていること(厳密には、該感光シートとローラ対のローラの外周面との間に処理液が存在すること)により、該感光シートが挟持しているローラ対のローラの外周面に対して滑ることによる。別の観点から言えば、急激に湾曲するガイド面に当接することにより大きく屈曲して搬送される感光シートが、ガイドの上流側において少なくとも2つのローラ対に挟持されるような搬送方向長さを備えていないことによる(少なくとも2つのローラ対に挟持されていれば、感光シートが傾く可能性は低い。)。搬送方向に対して傾いた感光シートは、画像形成装置から排出されるまで、角が先行して搬送され続けることになる。その結果、感光シートの角は、搬送中に他のローラ対のローラや他のガイド(傾く要因となったローラ対やガイドの下流側に配置されている複数のローラ対やガイドのいずれか)に当たり折れることがある。
そこで、本発明は、処理液で濡れていても傾くことなく感光シートの搬送方向を急激に変えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、
処理液で濡れている感光材料を挟持しつつ搬送する複数のローラ対を有する画像形成装置であって、
処理液が満たされる処理槽と、
処理液で濡れている感光材料を直線の搬送経路に沿って搬送する複数の第1のローラ対と、
複数の第1のローラ対において最下流側の第1のローラ対から搬送される感光材料を搬送方向を変えつつ第2のローラ対のニップ部に案内するガイドとを有し、
上記最下流側の第1のローラ対は、他の第1のローラ対に比べて搬送力が大きくなるように構成されていることを特徴とする。
ここで言う「処理液で濡れている感光材料」とは、処理液中の感光材料または搬送されて処理液から出た後の乾いていない感光材料を言い、したがって、ここで言う「処理液で濡れている感光材料を挟持しつつ搬送するローラ対」は、処理液中または処理液外のいずれかに配置されているローラ対を言う。同様に、ガイドも処理液中または処理液外のいずれかに配置されているものを言う。
本発明によれば、処理液で濡れている感光材料を直線の搬送経路に沿って搬送する複数の第1のローラ対において最下流側の第1のローラ対が他の第1のローラ対に比べて搬送力が高くなるように構成されているため、該最下流の第1のローラ対のみで搬送されるような搬送方向長さの感光シートであっても、ガイドに当接して大きく屈曲した状態で方向を変えられる際に搬送方向に対して傾くことがなくなる。
本実施形態に係る画像形成装置は、画像データに対応する画像を感光シートに形成するものである。画像形成装置は、オペレータが画像形成装置を操作するための操作装置と接続されており、該操作装置を介して画像データを提供される。また、画像形成装置には、画像データと共に、画像データの画像が形成される感光シートのサイズ指定などの画像形成に関する情報が操作装置から提供される。例えば、操作装置は、搭載するフィルムスキャナを介して読み取ったフィルムの画像に対応する画像データを作成して該画像データを画像形成装置に送出するとともに、例えばマウスやキーボードを介してオペレータが入力した感光シートのサイズの情報を送出するように構成されている。広義には、画像データを作成する操作装置などの手段も画像形成装置に含まれる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を図1に示す。図において符号10で示される画像形成装置は、概略、露光部12、現像部14、乾燥部16から構成される。また、これらを通過する感光シートの搬送経路18を画像形成装置10は有する。なお、本明細書において、位置関係を示す用語として「上流」または「下流」という用語が使用されており、これは搬送経路18上における位置関係を示している。また、方向に関しては、搬送経路方向を搬送方向と称し、該搬送方向と直交しつつ水平な方向を幅方向と称する。
露光部12は、感光シートに画像データに対応する潜像を形成する部分であって、概略、搬送方向に長尺な感光シートを巻回して収容するマガジン20a、20bと、マガジン20から感光シートを引き出して搬送する引き出しローラ対22と、引き出された感光シートを切断するカッター24と、切断された感光シートを露光領域26に向かって搬送するフィードユニット28と、フィードユニット28から感光シートを受け取り後述する露光ローラ対に搬送する受取ローラ対30と、供給された感光シートを露光速度で搬送する露光ローラ対32と、感光シートに走査レーザ光34を照射して潜像を形成する露光ユニット36と、露光済みの感光シートを複数の搬送経路に振り分ける振り分けユニット38を有する。
以下、複数のローラ対について説明する。本明細書において、「ローラ対」は、感光シートの幅方向(搬送方向に直交し、感光シートに平行な方向)に伸びる回転中心軸を有する2つのローラから構成され、ぞれぞれのローラの外周面により感光シートを搬送経路18上で挟持するニップ部を形成しているものをいう。ローラ対は、各ローラの外周が発泡ウレタンなどの弾性部材で構成されている、または各ローラ同士がばねなどの付勢手段によって付勢されている、若しくは両方によって各ローラ同士が圧接することで感光材料を挟持するために必要なニップ圧を得ている。
複数のローラ対の中には感光シートを挟持しつつ搬送するものがある。搬送するためのローラ対は、少なくとも一方のローラがモータなどによって回転されることにより、感光シートを搬送する。
なお、説明するローラ対以外にもローラ対は配置されている。
マガジン20a、20bそれぞれは、例えば幅や厚さなどが異なる長尺状の感光シートを巻回して収容している。また、マガジン20a、20bは画像形成装置10に対して着脱可能に構成されている。マガジン20a、20bを交換することにより、画像形成装置10は複数種類の感光シートに対応できる(サポートできる)。マガジン20a、20bに収容されている感光シートは、引き出しローラ対32(図示しないローラ対も含む)によって引き出される。
引き出しローラ対32は、マガジン20a、20bのいずれか一方から感光シートを引き出して下流に搬送するように構成されている。感光シートが引き出されるマガジンは、作製されるプリント紙(画像形成装置から最終的に出力される感光シート)の大きさによって決定される。
カッター24は、搬送された長尺状の感光シートを幅方向に切断して、所定の搬送方向長さの矩形状の感光シートを形成するように構成されている。
フィードユニット28は、カッター24で切断されて形成された感光シートを把持するチャッカ40を有する。チャッカ40は、駆動手段(図示せず)によって搬送方向に往復移動可能に構成されている。フィードユニット28は、チャッカ40が感光シートを把持した状態でチャッカ駆動手段によって搬送方向に移動されることにより、感光シートを下流の露光領域26に向かって搬送する。
受取ローラ対30は、フィードユニット28から搬送された感光シートを受取り、露光搬送ローラ対32に向かって該感光シートを搬送する。
2つの露光ローラ対32は、露光領域26を挟んで配置されており、感光シートを露光速度(副走査速度)で搬送する。
露光ユニット36は、感光シートに画像データに対応する潜像を形成するものであり、露光ローラ対32によって副走査速度で搬送されている感光シートにレーザ光34を該感光シートの幅方向(主走査方向)に走査して潜像を形成する。
振り分けユニット38は、露光された複数の感光シートの現像処理を並行に行うために、感光シートを現像部14に向かう幅方向に並列する複数の搬送経路に振り分ける振り分けチャッカ42を有する。
複数の搬送経路について説明する。画像形成装置10は、種々の幅を有する複数種類の感光シートをサポートするため、複数種類の感光シートにおいて最大幅の感光シートが搬送できるように構成されている(例えば、ローラ対のローラの外周面の幅方向長さが最大幅より大きくされている。)。そのため、最大幅の感光シートより半分以下の幅の感光シート(以下、「狭幅の感光シート」と称する。)は、幅方向に並列して搬送することが可能である。振り分けユニット38は、露光されて一列に並んで搬送されてくる狭幅の感光シートを複数列で搬送されるように振り分ける役割をする。したがって、振り分けられた感光シートは、図1においては1つの搬送経路に見えるが、幅方向に並列する複数の搬送経路に沿って搬送されることになる。
振り分けユニット38の振り分けチャッカ42は、駆動手段(図示せず)によって幅方向と搬送方向に往復移動可能に構成されている。振り分けユニット38は、振り分けチャッカ42が一列に並んで搬送されてくる複数の狭幅の感光シートを1つずつ把持して該感光シートを幅方向に並列する複数の搬送経路の1つに供給することにより、感光シートを並列する複数の搬送経路に振り分ける。なお、振り分けユニット38は、振り分け不可能な大きさ、すなわち最大幅または最大幅の半分以上の幅の感光シートの場合、該感光シートを振り分けずに(幅方向に関する位置を変えずに)そのまま下流に搬送するように構成されている。
現像部14は、露光部12から搬送された露光済みの感光シートを現像処理する部分であって、概略、発色現像用の処理液が満たされた発色現像槽44と、漂白定着用の処理液が満たされた漂白定着槽46と、安定用の処理液が満たされた安定槽48と、それぞれの槽内において感光シートを搬送するための複数の搬送ラック50a〜50fを有する。
搬送ラック50a〜50fは槽44〜48に対して出し入れ可能に構成されており、搬送ラック50a、50bは発色現像槽44に収容され、50c、50dは漂白定着槽46に収容され、50e、50fは安定槽48に収容されるように構成されている。
発色現像槽44に収容されている搬送ラック50a、50bの断面を示す図2に示すように、搬送ラック50aは、発色現像槽44の搬送経路18において上流側に配置されるものであって、液面上(図面において、液面は符号LLが付されている二点鎖線で示されている)で感光シートを受取り、隣接する下流側の搬送ラック50bに該感光シートを液中で渡すように構成されている。漂白定着槽46や安定槽48に収容されている上流側の搬送ラック50c、50eも同様である。
一方、搬送ラック50bは、搬送経路18において下流側に配置されるものであって、隣接する上流側の搬送ラック50aから感光シートを液中で受取り、液面上で該感光シートを隣の漂白定着槽46に収容されている上流側の搬送ラック50cに渡すように構成されている。漂白定着槽46や安定槽48に収容されている下流側の搬送ラック50d、50fも同様である。
具体的に言うと、搬送ラック50aは、他から感光シートを受け取るためのローラ対62aと、他に感光シートを渡すためのローラ対64aと、液中で感光シートを搬送するための複数のローラ組66a(図2においては、66a’と66a’’が示されている)と、槽の底部で感光シートの搬送方向を変えるためのローラ組68aを有する。なお、他の搬送ラック50b〜50fも、数、配置位置、形状などが異なるものの同様に機能するローラ対やローラ組を有する。従って、以下においては搬送ラック50aについてのみ詳細に説明する。
ローラ対62aは、搬送ラック50aに搬送されてくる感光シートを最初に受け取るために、搬送ラック50aにおいて最上流側に配置されている。
ローラ対64a(請求の範囲に記載の第2のローラ対に該当)は、2搬送ラック50aから感光シートを送出するために、搬送ラック50aにおいて最下流側に配置されている。
ローラ組66a’は、1つのセンターローラ70a’と、センターローラ70a’の外周面と当接してそれぞれニップ部を形成する2つのサイドローラ72a’から構成される。センターローラ70a’は、サイドローラ72a’より大きい外周径を有する。
2つのサイドローラ72a’は、2つのニップ部がセンターローラ70a’を挟んで対向するようにセンターローラ70a’に対して配置されている。ローラ組66a’は、感光シートを液面LLから発色現像槽44の底部に向かって搬送するとともに、感光シートを該底部から液面LLに向かって搬送するように機能する。言い換えると、ローラ組66a’は、感光シートを液面LLから発色現像槽44の底部に向かって搬送するセンターローラ70’aと上流側のサイドローラ72a’からなるローラ対と、感光シートを該底部から液面LLに向かって搬送するセンターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’からなるローラ対(請求の範囲に記載の第1のローラ対に該当)を組み合わせたような構造である(センターローラ70a’が共有されている)。
なお、ローラ組66a’’を含む他のローラ組66aも、後述するように感光シートの搬送力が異なるだけで、ローラ組66a’と同一の構成である。複数のローラ組66aは、感光シートを直線の搬送経路に沿って搬送している。
ローラ組68aは、1つのターンローラ74aと、ターンローラ74aと当接する無端状のベルト76aと、ベルト76aを支持する3つのテンションローラ78aから構成されている。ターンローラ74aとベルト76aは、該ベルト76aに3つのテンションローラ78aによって張力が加えられていることにより圧接している。感光シートは、ターンローラ74aの外周面とベルト76aの間に挟持された状態で、液面LLから槽44の底部に向かう方向から逆方向に搬送方向を変えられる。ローラ組68aは、ターンローラ74a、テンションローラ78aの少なくとも1つが回転手駆動段(図示せず)によって回転されることにより、搬送方向を変えつつ感光シートを搬送する。
また、搬送ラック50aはローラ対62a、64a、ローラ組66a、68aと協働して感光シートを搬送するためのガイドを有する。ガイドは、搬送ラックの本体の一部の面(以下、「ガイド面」と称する。)で構成されており、搬送経路18に沿って配置されているローラ対(搬送ラック50aにおいては、ローラ対62a、64a、ローラ組66a、68a)の間に配置され、上流側のローラ対(ローラ組)(他の搬送ラックのローラ対も含む)のニップ部から送り出された感光シートを下流側のローラ対(ローラ組)(他の搬送ラックのローラ対も含む)のニップ部に案内するものである。
例えば、搬送ラック50aは、搬送ラック50aの外部から搬送されてきた感光シートをローラ対62aのニップ部に案内するガイド80aや、液面LLから槽44の底部に向かう搬送経路18の部分において上流側のローラ組66a’のニップ部から下流側のローラ組66a’’のニップ部に感光シートを案内するガイド82aや、底部から液面LLに向かう搬送経路18の部分においてローラ組66a’のニップ部からローラ対64aのニップ部に感光シートを案内するガイド84aなどのガイドを有する。なお、他の搬送ラックも、数、配置位置、形状などが異なるものの同様に機能するガイドを有する。
複数のガイドにおいて、搬送方向に湾曲したガイド面、例えば、ガイド80a、84aなどがある。これは感光シートの搬送方向を変えるためのもので、該感光シートは、ガイドに対して下流側で隣接するローラ対のニップ部にその下流側端が到達するまでの間、ガイド面に当接した状態でガイドの上流側の少なくとも1つのローラ対によって押し出されるように搬送されることにより、屈曲されつつ方向を変える。
このように湾曲したガイド面を有するガイドに対して上流側で隣接するローラ対が、感光シートを直線の搬送経路に沿って搬送する複数のローラ対において最下流側のローラ対である場合、該最下流側のローラ対は、該直線の搬送経路に沿って搬送する他のローラ対に比べて搬送力が大きくなるように構成されている。このことについて一例を挙げて詳細に説明する。
図3は、図2に示すガイド84a周辺の部分拡大図である。例えば、ガイド面の湾曲が最も大きい(曲率半径が最も小さい)ガイド84aに対して上流側で隣接する処理液中のローラ組66a’の搬送力が、他のローラ組66a(66a’’を含み66a’以外の不図示のローラ組66a)に比べて大きくなるように構成されている。
ガイド84aに当接しながら搬送される感光シートは、ローラ対64aのニップ部86aにその下流側端が到達するまでの間、少なくともローラ組66a’のセンターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’にそのニップ部88a’で挟持されて搬送されている。
この場合において、ローラ対64aのニップ部86aからローラ組66a’のニップ部88a’までの搬送経路18上の距離L1(請求の範囲に記載の第1の距離に該当)とローラ組66a’のニップ部88a’からローラ組66a’’のニップ部88a’’までの搬送経路18上の距離L2(請求の範囲に記載の第2の距離に該当)との合計より小さい搬送方向長さの感光シート(以下、「短尺な感光シート」と称する。)は、ローラ組66a’のセンターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’だけでそのニップ部88a’で挟持されていることになる。
この短尺な感光シートは、屈曲されることにより圧接しているガイド84aとの間に発生する摩擦力と処理液によって濡れていることにより、該感光シートを挟持しているセンターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’の外周面に対して滑ることがある。その結果、短尺な感光シートは、搬送方向に対して傾くことがある。
ここで、「搬送方向に対して傾く」とは、通常において搬送される感光シートは矩形状の該感光シートの1つの端(縁)が先行するが、それとは異なり、感光シートの縁の両側の一方の角が先行した状態を言う。当然ながら、感光シートが搬送方向に対して傾いて角が先行するのは、角がガイドやローラに衝突して折れる可能性があるため好ましくない。
液中にある短尺な感光シートがガイド84aに当接しながら搬送される際に搬送方向に対して傾かないように、ローラ組66a’のセンターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’からなるローラ対は、他のローラ組66aのセンターローラと下流側のサイドローラから成るローラ対に比べて大きい2〜5Nの範囲の搬送力になるように構成されている。
この2〜5Nの範囲の搬送力は、発明者が実験によって求めた範囲である。発明者は、ローラ対の搬送力と感光シートの傾き量の関係について調べた。
実験には、ガイド面の曲率半径が最も小さい(曲率半径20mm)ガイド84aに下流側で隣接するローラ対64aのニップ部86aからガイド84aの上流側で隣接するローラ組66a’のニップ部88a’までの搬送経路18上の距離L1が40mmであり、また、ローラ組66a’のニップ部88a’からローラ組66a’’のニップ部88a’’までの搬送経路18上の距離L2が61.2mmである搬送ラック50aを有する画像形成装置を用いた。これに対応して搬送方向長さがL1とL2の和より小さい82.5mmの短尺な感光シートを使用した。さらに、発色現像用または漂白定着用の処理液による違いも調べた。
傾き量は、ローラ対64aのニップ部86aに感光シートが到達する前に画像形成装置10を停止して測定した。傾き量は、先行する角と次に続く角の搬送方向距離で示す。この距離の値が大きいほど傾きが大きいことを示す。
搬送力は、センターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’に搬送されている感光シートの上流側端にプッシュプルゲージを取り付け、該感光シートがプッシュプルゲージを牽引する力と同等とみなした。
また、搬送力は、センターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’の外周面を構成する弾性材料を変えるまたは2つのローラ同士を圧接させるために付勢している押圧力を変える、すなわちニップ圧を変えることにより変更した。
センターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’の外周を構成する材料として、比較のためのプラスチックと硬度の異なるポリウレタンゴム(PUR)を使用した。硬度は、JIS K6301の試験法により測定されてものである。
押圧力の変更は、センターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’の外周面を圧接させるために付勢しているばねを変更することにより行った。
図4は、実験の結果の表を示す図である。図において示される実験結果の値は、平均の値である。図に示すように、傾き量は、処理液の違いによって異なるものの、搬送力が約2N以下になると大きくなることがわかる。また、漂白定着液の場合において、搬送力は約6.5Nと最大である。
また、センターローラ70a’と下流側のサイドローラ72a’の外周面それぞれを構成する弾性部材の硬度が低いほど傾き量が小さくなることがわかる。しかしながら、図には示していないが、発明者は、センターローラ70a’の外周面の硬度が35°以下、または下流側のサイドローラ72a’の外周面の硬度が20°以下では搬送力が増加しない、すなわち、該2つの硬度が限界値であることを実験により見出している。
さらに、ばねによる押圧力が、3.29N、5.26N、6.91Nと順に大きくなるほど、搬送力が大きくなることがわかる。
以上の実験結果より、発明者は、濡れている(液中も含む)感光シートを搬送するとともに搬送方向を変えるガイドに上流側で隣接する直線の搬送経路において最下流側に位置するローラ対の搬送力は2〜5Nの範囲が適切であることを見出している。上限を約5Nとしているのは、搬送力を約5N以上に強くするためにローラの外周面を構成する弾性部材の硬度を下げると、ローラの弾性部材の寿命が短くなるためである。
また、発明者は、実験結果により、濡れている(液中も含む)感光シートを搬送するとともに搬送方向を変えるガイドに上流側で隣接する直線の搬送経路において最下流側に位置するローラ対が2〜5Nの範囲の搬送力を得るのに必要なローラ対のローラの外周面を構成する弾性部材の硬度は、一方のローラが35〜45°の範囲の硬度で、他方のローラが20〜35°の範囲の硬度であることを見出している。
なお、2つのローラ同士を圧接させるために付勢している押圧力を適切な値とするとともに、ローラ対のローラの外周面を構成する弾性部材の硬度を適切な値にしてローラ対の搬送力が2〜5Nの範囲になるならば、ローラ対の各ローラの外周面を構成する弾性部材の硬度は上述の範囲に限定されない。
また、直線の搬送経路に沿って感光シートを搬送する全てのローラ対を搬送力が2〜5Nになるように構成することが考えられるが、これは好ましくない。すなわち、直線の搬送経路において感光シートは屈曲せずに搬送されるため、感光シートと直線の搬送経路上のガイドの間に発生する摩擦力は小さく、この小さい摩擦力に対抗するために、湾曲したガイドと感光シートの間の摩擦力に抗するための2〜5Nの搬送力で感光シートを搬送することは過剰である。また、搬送力が高くなる、すなわちニップ圧が高くなると、ローラ対と感光シートの間に処理液が流入し難くなり、その分処理が進行しなくなる。したがって、搬送方向を変えるガイドに上流側で隣接する直線の搬送経路において最下流側に位置するローラ対のみが、直線の搬送経路における他のローラ対に比べて大きい2〜5Nの範囲の搬送力で感光シートを搬送するように構成されるのが好ましい。
図1に戻って、複数の搬送ラック50a〜50fによって発色現像槽44内、漂白定着槽46内、安定槽48内と順に適切な搬送力で搬送されて処理された感光シートは、ローラ対(図示せず)によって乾燥部16に搬送される。
乾燥部16は、現像処理されて濡れた状態の感光シートを乾燥する部分であって、乾燥部16内の搬送経路18に沿って複数のローラ対(図示せず)によって搬送されている感光シートに温風を送るためのブロア(図示せず)を有する。また、ブロアによって乾燥した感光シートを画像形成装置10の外部に送出するための送出口90を有する。
次に、画像形成装置10における画像形成の流れを説明する。まず、マガジン20a、20bのいずれかから引き出しローラ対32によって引き出された感光シートは、カッター24によって矩形状に切断される。続いて、感光シートは、フィードユニット28と受取ローラ対30を介して露光ローラ対32に供給され、そこで露光ユニット36によって潜像が形成される。潜像が形成された感光シートは、振り分けユニット38によって複数の搬送経路に振り分けられる。振り分けられた感光シートは、搬送ラック50a〜50fによって複数の槽44〜48内を搬送されて現像処理される。このとき、ガイド(例えば、84a)によって搬送方向を変えられる感光シートは、該ガイドの上流のローラ対によって所定の搬送力で搬送されるため、搬送方向に対して傾くことがない。傾くことがなく搬送されて現像処理された感光シートは、乾燥部16で乾燥されて送出口90から送出される。
本実施形態によれば、現像処理中において処理液で濡れている感光シートは、適切な搬送力で搬送方向に対して傾くことなくガイドによって方向を変えながら搬送されるため、感光シートの角が折れることがなくなる。
以上、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、上述の実施形態の画像形成装置は、画像データに対応する潜像を感光シートに形成するために走査レーザ光を該感光シートに照射する露光方式であるが、これに限定されず、写真フィルムに光を照射して該写真フィルムからの透過光により感光シートに潜像を形成する投影露光方式であってもよい。
また、1つの槽に2つの搬送ラックがある場合、上流側の搬送ラックから下流側の搬送ラックへの感光シートの受け渡しは液中で行われているが、これに限らず液外であってもよい。この場合、搬送経路において上流側の搬送ラックが液面上まで感光シートを搬送し、液面上で該感光シートを下流側の搬送ラックに受け渡す。しかしながら、同一処理液での処理において、処理中の感光シートを外気に曝し再び処理を行うのが不適切である場合、例えば、外気に曝すことにより感光シート上の処理液が流れ、その流れ跡が最終のプリント紙に縞として現れる場合、液中で感光シートを受け渡すのが好ましい。
さらに、図1に示すように、1つの処理液が満たされた各槽に2つずつ搬送ラックが収容されているが、これに限定しているわけでなく、処理液の種類や処理時間などの現像処理時間によって変更してもよい。例えば、処理時間を長くするために槽内の搬送経路の距離を大きくする場合、3つの搬送ラックを槽内に収容してもよい。また、1つの処理液を1つの槽に満たすのではなく、複数の槽に満たしてもよい。
なお、1つの槽内に2つ以上の搬送ラックがあって液中で感光シートを受け渡す場合、最上流側と最下流側で配置される搬送ラック以外の搬送ラック(最上流側と最下流側の搬送ラックに挟まれているラック)は、液中で感光シートを受取り、液中で該感光シートを渡すように構成されている。
確認のために、処理液で濡れている感光シートの搬送方向を変えるガイドに対して上流側で隣接して2〜5Nの搬送力で感光シートを搬送する直線の搬送経路において最下流側のローラ対は、上述の実施形態の説明においては搬送ラックに設けられているものであるが、これには限定されない。広義には、現像部の最上流側の処理槽から乾燥部内の乾燥が完了するまでの搬送経路(言い換えると、処理液で濡れている感光シートが搬送されている搬送経路)上に配置されている搬送方向を変えるガイドに対して上流側で隣接する直線の搬送経路において最下流側のローラ対も含まれる。
また、上述の実施形態と異なるが、搬送ラックを有することなく処理槽に直接ガイドやローラ対が設けられた画像形成装置においても、搬送方向を変えるガイドに対して上流側で隣接する直線の搬送経路において最下流側のローラ対が2〜5Nの搬送力で処理液で濡れている感光シートを搬送してもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略図である。 発色現像槽に収容される2つの搬送ラックの弾面図を示す図である。 搬送経路において上流側に配置される図2に示す一方の搬送ラックの部分拡大図である。 濡れている感光シートの適切な搬送力を調べるために行われた実験の結果の表を示す図である
符号の説明
18:搬送経路
62a:ローラ対
64a:ローラ対
66a:ローラ対(ローラ組)
68a:ローラ対(ローラ組)
84a:ガイド

Claims (3)

  1. 処理液で濡れている感光材料を挟持しつつ搬送する複数のローラ対を有する画像形成装置であって、
    処理液が満たされる処理槽と、
    処理液で濡れている感光材料を直線の経路に沿って搬送する複数の第1のローラ対と、
    複数の第1のローラ対の上記直線の経路において最下流側の第1のローラ対から搬送される感光材料を、搬送方向を変えつつ第2のローラ対のニップ部に案内するガイドとを有し、
    上記最下流側の第1のローラ対は、他の第1のローラ対に比べて搬送力が大きくなるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記最下流側の第1のローラ対のニップ部と第2のローラ対のニップ部の間の感光材料の経路上の第1の距離と上記最下流側の第1のローラ対のニップ部と上記最下流側の第1のローラ対に対して上流側で隣接する第1のローラ対のニップ部の間の感光材料の経路上の第2の距離との合計より小さく、且つ第1の距離および第2の距離より大きい搬送方向長さの感光材料を処理することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 処理槽内に出し入れ可能であって感光材料を処理液が満たされた処理槽内を搬送するための搬送ラックを有し、
    搬送ラックは、複数の第1のローラ対、ガイド、および第2のローラ対を備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像形成装置。
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