JP2006330207A - レーザポインタ - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な動作を担保しつつ製造コストを有効に抑えることができるレーザポインタを提供する。
【解決手段】ペン型の筐体1と、各スイッチ51、52、53、54が操作された場合に操作力が厚み方向に作用する形で各スイッチ51、52、53、54を支持する基板5とを具備するレーザポインタであって、筐体1に、基板5の両側縁5a、5aが厚み方向に移動することを規制する規制手段Zを一体に設けていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、プレゼンテーション等に用いられ、レーザ光により所望の箇所を指し示すレーザポインタに関するものである。
従来、会議等で行われるプレゼンテーションにおいて、発表者が表示画面の所望の箇所を指し示すために、以前使われていた指示棒に代わって、レーザ光によって使用者から遠く離れた箇所も容易に指し示す事ができるレーザポインタが多く使われるようになっている。なかでもペン型のレーザポインタは持ち運びがし易い上に扱いやすく、特に多く使われるようになっている。さらに、レーザポインタは単にレーザを指し示す機能のみならず、近年主流となっているパーソナルコンピュータを用いたプレゼンテーションを好適に行えるようにするため、例えば、プレゼンテーション画面のスクロールを行ったり、パーソナルコンピュータのポインティングデバイスの機能を備える等、パーソナルコンピュータを無線により操作する機能が付与されたものも提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
そして、このようなペン型のレーザポインタP1は、図8に示すように、通常ペン型の筐体100の内部にレーザ光を発光する照射部と、レーザを発光させる操作やパーソナルコンピュータ等を操作する機能を行うための電子部品やボタンやダイヤル等の手動で操作される操作部Xを搭載した基板500と、単4電池などの電源を内蔵した構造となっている。そして基板100は同図に示すように、手動での操作によって操作部Xを介して基板100が撓んだりしないように格別の部材としての樹脂パーツJに支持された状態で筐体100に取り付けられた態様となっている。
「コクヨ 2005オフィスサプライズ編」、コクヨ株式会社、平成16年12月、p.317
ここで、もしこのような格別の部材が無く筐体に対して基板が十分に支持されていないと、基板に取り付けられた電子部品が筐体内で他の部位と接触してしまうといった事がおこり得る。
また、格別の部材である樹脂パーツに基板を支持させていることによって、レーザポインタの組み付け工程についても、基板に樹脂パーツを支持させた状態としてから筐体内に樹脂パーツを挿入するといった2つの工程が必須の工程となっている。このような格別の部材並びに上述した2つの工程が、部品コストの面からも組み立てコストの面からも、レーザポインタの製造コストの一部を占めているのが現状である。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、良好な動作を担保しつつ、製造コストを有効に抑えることができるレーザポインタを提供する。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係るレーザポインタは、ペン型の筐体と、当該筐体の外側から手動で操作するための操作部と、当該操作部が操作された場合に操作力が厚み方向に作用する形で前記操作部を支持する基板とを具備するレーザポインタであって、前記筐体に、前記基板の両側縁が厚み方向に移動することを規制する規制手段を一体に設けていることを特徴とする。
ここで、規制手段の態様は筐体の内面に形成した溝や突条、さらには筐体の内面に形成された入り隅を利用したものであっても良い。また、厚み方向への移動を「規制する」とは、厚み方向に移動不能に構成しているものに限られる事はなく、操作ボタンを押圧する際の基板の移動のみを規制するものも含む概念である。さらに、操作部は使用者の手指に直接触れて操作されるようなものに限られることはない。例えば別体のカバーを介して間接的に操作力が加わるように構成されているものや、筐体を部分的に柔軟に構成するなどして使用者の操作力が筐体を介して伝達され得るものであればよい。
このようなものであれば、筐体の内部に基板を固定するための格別の部材を設ける必要がないため、レーザポインタを構成する部品点数を有効に削減する事ができる。また、基板の両側縁が規制手段によって厚み方向への移動を規制される事により、例えば基板に搭載された電子回路が動いてしまうことを有効に防ぐことができる。
特に、レーザポインタの組み立て工程をさらに簡略化すべく規制手段に基板を取り付ける際の案内ガイドとしての機能を付与するためには、規制手段を、基板を挿入する挿入始端位置から挿入終端位置に亘って設ける事が望ましい。
ここで、規制手段は基板の挿入始端から挿入終端に亘って連続して設けたものであっても間欠的に設けたものであってもよい。
また基板の厚み方向の位置決めを確実に行うためには規制手段を、基板の厚み方向に移動不能に構成している事が望ましい。
基板を配置する上での設計自由度を向上させるための規制手段の具体的な構成として、規制手段を筐体の肉厚を変化させて形成した溝又は入り隅によって構成しているものが好ましい。ここで溝とは、基板の厚み寸法に応じて筐体の肉厚を薄く形成した溝であっても、基板を両側から規制するように2つの突条を形成する事により当該突条の間に形成された溝であっても良い。そして、筐体を円筒状のものとすれば筐体の強度を高く設定する事が可能となる。
また規制手段を実現し得る他の構成として、規制手段を設けるための格別の加工を施すことを有効に回避するのであれば、筐体の内面に形成された対向する一対の入り隅を、規制手段とする態様を挙げる事ができる。
本発明によれば、筐体の内部に基板を固定するための格別の部材を設ける必要がないため、レーザポインタを構成する部品点数を有効に削減する事ができる。すなわち、部品点数の削減によるレーザポインタの部品コストと組み付け工程を減らす事による組み立てコストとの両方を削減してレーザポインタの低価格化に寄与する事が可能となる。
そして、樹脂パーツのような格別の部材を用いて基板を支持させなくても、基板の両側縁が規制手段によって厚み方向への移動を規制される事により、例えば基板に搭載された電子回路が動いてしまう可能性を有効に排除することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るレーザポインタPは、図1及び図2に示すように、主として、筐体1と、当該筐体1の外側から手動で操作するための操作部たる後述するレーザスイッチ51、ページバックスイッチ52、ページネクストスイッチ53及びマウススイッチ54と、当該各スイッチ51、52、53、54が操作された場合に操作力が厚み方向に作用する形で各スイッチ51、52、53、54を支持する後述する基板たる第1基板5とを少なくとも具備するものである。
ここで本実施形態に係るレーザポインタPは、筐体1に、第1基板5の両側縁たる側縁部5a、5aが厚み方向に移動することを規制する規制手段Xたる一対の支持用溝18、18を一体に設けていることを特徴としたものである。
以下、このレーザポインタPの各部の具体的な構成について詳述する。
筐体1は、図1、図2及び図3に示すように、例えば真鍮等の金属素材からなり、長手方向に連通した内部空間を有する概略円筒状のペン型をなすものである。この筐体1に、後述する各スイッチカバーC1、C2、C3、C4を筐体1の外部に表出させるためのスイッチ用孔11、12、13、14を長手方向に沿って形成している。具体的には、筐体1の長手寸法略中間位置から先端側に向かって、平面視略縦長楕円形状をなすレーザスイッチ用孔11、平面視略横長楕円形状をなすページバックスイッチ用孔12及びページネクストスイッチ用孔13、さらに平面視円形状をなすマウススイッチ用孔14をこの順で形成している。なお、本実施形態では、形状が類似しているページバックスイッチカバーC2とページネクストスイッチカバーC3との区別を容易に認識できるように、ページネクストスイッチカバーC3の上端部に突部C32を設けている。また図示しないが、各孔の形成箇所近傍に、各スイッチ52、53、54に対応する操作内容を直感し得る文字又は記号(例えば、「Laser」「Back」「Next」「Mouse」)を刻印や印字或いはシール体の貼付等により表示している。また、マウススイッチ用孔14を形成した箇所よりさらに先端側に、平面視略円形状の窓部15を形成し、この窓部15にレンズ体16を嵌入して、この窓部15及びレンズ体16を利用して後述する発光体55の発光状態を視認できるようにしている。さらに、筐体1と基端側キャップ部材3に対して螺合可能に構成している。
しかして、この筐体1の内周面部に、長手方向に沿って連続して延び、且つ後述する第1基板5の厚み寸法に略合致させるように、筐体1の肉厚を減じて形成した規制手段Zたる一対の支持用溝18、18を、筐体1の先端から基端にかけて形成している。これら一対の支持用溝18、18を相互に対向する位置、すなわち筐体1を径方向に2等分し得る位置に形成し、これら支持用溝18同士の離間距離が筐体1の内径より若干大きくなるようにしている。なお、これら一対の支持用溝18、18を結ぶ仮想直線と略直交し得る直線上において対向する一対の溝19が筐体1の長手方向に形成されているが、これらの溝19は筐体1の成形時(引抜加工時)に便宜的に形成されたものであり、第1基板5を支持する役割を果たすものではない。本実施形態では、第1基板5を支持する役割を果たさない溝19の何れか一方と、前記各孔11、12、13、14及び窓部15の各中心とを略一致させている。
先端側キャップ部材2は、図1及び図2に示すように一方向側にのみ開放した概略筒状をなし、開放端側に、筐体1の先端部に嵌合可能に構成している。また、先端側キャップ部材2の先端部には、レーザ光線照射用の貫通孔22を形成している。
基端側キャップ部材3は、図2に示すように、摘み部を有するキャップ本体31と、キャップ本体31の内部に圧入され、電池Bの端子として機能する端子部材32とを備えたものである。端子部材32の内周面を筐体1の基端部に螺合可能に構成している。
内部取付ユニット4は、図4に示すように、主として、所定の受信器と通信するための回路を実装した基板たる第1基板5と、赤色レーザを発光するための回路を実装した第2基板6と、赤色レーザを緑色レーザに変換する波長変換モジュール7とを一体的に設けたものである。具体的には、第1基板5の基端部には、例えば合成樹脂素材からなるスペーサ8と、電池Bの端子として機能するバネ部材9とをそれぞれ適宜の取付手段により一体的に取り付けている。また、第1基板5の先端部には、波長変換モジュール7(及び照射部)を設けている。そして波長変換モジュール7の先端部側の所定領域において緑色レーザが照射される発光通路を囲むようにコイル状に巻いてなるコイル状のアンテナAを設けている。
第1基板5は、両側縁部5a、5a間の寸法が、筐体1の内周面部に形成した前記一対の支持用溝18、18の離間距離と略一致する概略板状のものである。この第1基板5はレーザの発光を操作するレーザスイッチ51の他に、図示しないパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続した受信器(本実施形態では2.45GHz周波数帯域の電磁波を受信する受信器)と通信するための回路を実装している。具体的には、第1基板5に、ページバックスイッチ52、ページネクストスイッチ53及びマウススイッチ54の各部品を基端側からこの順で実装し、各スイッチ52、53、54に対して押下力が付与された場合に、これら各スイッチ52、53、54毎に対応する所定の信号、すなわち、図示しない表示画面に表示されている画面を前の画面に切り替える旨の画面戻し信号、同表示画面に表示されている画面を次の画面に切り替える旨の画面送り信号、同表示画面上に表示されるマウスポインタを所定方向に移動する旨のマウスポインタ移動信号を、電磁波を利用して前記受信器に向けて発信するようにしている。本実施形態では、通信方式として、2.45GHz周波数帯域の電磁波を利用したRF(Radio Frequency)方式を採用し、略10メートル以内にある前記受信器との間で通信可能にしている。
ここで本実施形態において、レーザスイッチ51、ページバックスイッチ52、ページネクストスイッチ53及びマウススイッチ54は、それぞれ独立して本発明に係る操作部をなすものである。
第2基板6は、第1基板5よりも巾寸法及び長手寸法を小さく設定したものであり、この第2基板6に、赤色レーザを発光するための回路を実装している。なお、レーザを発光するか否かの制御は第1基板5に実装したレーザスイッチ51に対して押下力が付与された否かにより行われる。また、レーザ光線の発光に連動して点灯する発光体55を第1基板5に実装している。本実施形態では、この発光体55をマウススイッチ54の実装箇所よりさらに先端側に実装している。なお、第2基板6と上述の第1基板5とは、それぞれの長手方向に沿った中心軸を一致させた状態で厚み方向に所定距離離間させた状態で積層され且つ電気的に接続されている。
波長変換モジュール7は、その内部において、例えば図示しない半導体レーザ発光素子が発光する808nmの赤色レーザを1064nmに変換し、そのレーザを図示しない波長変換結晶に通すことにより波長532nmに変換した緑色レーザを照射するものである。
次に、このような各部品からなるレーザポインタPの組立手順について、図2、図4及び図5を用いて説明する。
先ず、筐体1に形成したレーザスイッチ用孔11、ページバックスイッチ用孔12、ページネクストスイッチ用孔13及びマウススイッチ用孔14にそれぞれレーザスイッチカバーC1、ページバックスイッチカバーC2、ページネクストスイッチカバーC3、マウススイッチカバーC4を取り付ける。なお図5において、各孔11、12、13、14並びに窓部15に取り付けられている各スイッチカバーC1、C2、C3、C4並びにレンズ体16の図示を省略している。
次いで図5(a)に示すように、第1基板5の側縁部5aを筐体1の内周面部に設けた支持用溝18内に嵌入させた姿勢で、内部取付ユニット4を、筐体1の先端側の挿入始端位置Z1から挿入する。そして図5(b)に示すように第1基板5の長手方向に沿った側縁部5aを支持用溝18に沿って案内させながら内部取付ユニット4を筐体1の長手方向にスライド移動させる。本実施形態では、図5(c)に示すように、筐体1の先端部とアンテナAのコイル状部分の始端部とが略一致する所定位置とした際に、第1基板5の側縁部5aの最も基端部よりの箇所に接している支持用溝18における位置を挿入終端位置Z2としている。
そして、上述の通り図5では各スイッチカバーC1、C2、C3、C4並びにレンズ体16の図示を省略していたが、図2に示しているように、挿入終端位置Z2まで内部取付ユニット4をスライド移動させた状態では、各スイッチカバーC1、C2、C3、C4とこれら各スイッチカバーC1、C2、C3、C4に対応する各スイッチ51、52、53、54とが相互に軽く接触し得る状態となり、発光体55と筐体1の窓部15に設けたレンズ体16とが筐体1の径方向に沿って一致する。なお、マウススイッチ54の先端部はマウススイッチカバーC4の内部空間に収容された状態となる。そして、この取付状態においてアンテナAが筐体1の先端から突出した状態で表出し、筐体1の先端側に前記先端側キャップ部材2を取り付ける。具体的には、先端側キャップ部材2を筐体1の内周面部に圧入することにより行う。この取付状態において、前記アンテナAが先端側キャップ部材2により被覆される。次いで、筐体1の基端部側から電池B(本実施形態では単4電池2個)を挿入し、最後に基端側キャップ部材3の端子部材32に形成した雄ネジを筐体1の基端部に螺合することにより、基端側キャップ部材3を筐体1の基端部に取り付ける。その結果、端子部材32及び電池端子用のバネ部材9にそれぞれ電池Bが接して通電可能な状態になる。
以上の手順で組み立ててなるレーザポインタPは、ユーザがレーザスイッチカバーC1を押下することにより、レーザスイッチ51に対してその押下力が付与され、波長変換モジュール7のレンズ部72を介して照射され且つ先端側キャップ部材2の先端部に形成した貫通孔22を通過した緑色レーザによって任意の位置を照射して指示することができる。緑色レーザの発光中は、発光体55が点灯し、筐体1の窓部15及びレンズ体16によりその点灯状態を視認することができる。また、ユーザが、ページバックスイッチカバーC2、ページネクストスイッチカバーC3、又はマウススイッチカバーC4を押下することにより、対応する各スイッチ52、53、54に対してその押下力が付与され、各スイッチ52、53、54に対応する前記各信号を電波を利用して前記受信器に向けて発信することができる。この場合、金属製の筐体1が、第1基板5の不要輻射(電波ノイズ)を好適に遮蔽するため、この不要輻射による電波の干渉を有効に防止する事ができる。また、アンテナAの周囲を合成樹脂製(非金属性)の先端側キャップ部材2により被覆しているため、アンテナAの放射する電波が無用に減衰する事もない。したがって、電子機器との通信距離を十分に確保する事ができる。
以上のように、本実施形態に係るレーザポインタPは、ユーザが付与する筐体1の外側からの押下力を各スイッチカバーC1、C2、C3、C4を介して間接的に受ける操作部たるレーザスイッチ51、ページバックスイッチ52、ページネクストスイッチ53及びマウススイッチ54が第1基板5に実装されており、この第1基板5の長手方向に沿った両方の側縁部5a、5aを筐体1に形成した一対の支持用溝18、18に支持させることにより、当該一対の支持用溝18、18を第1基板5の厚み方向への移動を規制する規制手段Zとして機能させている。
斯かる構成とする事により、各スイッチ51、52、53、54に対して前記押下力が付与された際に、その押下力により、第1基板5がその厚み方向へ移動すること、換言すれば第1基板5が筐体1の径方向に回転して位置ずれすることを好適に規制することができる。つまり、第1基板5の両側縁5a、5aが規制手段Zによって厚み方向への移動を規制される事により、例えば第1基板5に搭載された電子回路が押下力によって動いてしまうといった事を有効に防ぐことができる。また、上述の図8に示したレーザポインタP1のように、筐体100の内部に基板500を固定するための樹脂パーツJのような格別の部材を設ける必要がないため、レーザポインタPを構成する部品点数を有効に削減したものとなっている。
また、規制手段Zを、第1基板5を挿入する挿入始端位置Z1から挿入終端位置Z2に亘って設けているので、規制手段Zは、筐体1に内部取付ユニット4すなわち第1基板5を取り付ける際の案内ガイドとしての作用もそうするものとなっており、斯かる構成により、レーザポインタPの組み立て工程を従来のレーザポインタP1と比べて簡略化したものとなっている。
そして、規制手段Zは、第1基板5の厚み方向に移動不能に構成しているため、第1基板5の厚み方向の位置決めを確実に行い得るものとなっている。
さらに、規制手段Zを筐体1の肉厚を変化させて形成した一対の支持用溝18、18によって構成しているので、簡単な加工によって所望の位置に第1基板5の位置を決定し得るものとなっている。詳細には、筐体1を円筒状のものとして強度の高い形状に設定しつつ、所定位置に規制手段Zである一対の支持用溝18、18を設定したものとなっている。
なお本実施形態では、従来の図8に係るレーザポインタP1とは異なり、樹脂パーツJの使用を回避する事により、特に図3に示すように第1基板5よりも下方の空間を有効に創出して第2基板6を収納するスペースを有効に確保している。すなわち、筐体1内部の空間を有効に利用し得る様に構成している。つまり、本実施形態に係る規制手段Zを採用する事により、第1基板5及び第2基板6といった多重構造とした基板を採用して多くの電子部品を組み込むことにより、レーザポインタPに種々の機能を付与する事が可能となっている。また言い換えれば、筐体1内部のスペースを有効に活用する事により、より小さな筐体1内に収納して、レーザポインタPの小型化を図る事が可能となっている。
そして、本実施形態に係る規制手段Zは筐体1に形成した支持用溝18のような筐体1の肉厚を減じて基板たる第1基板5を厚み方向に移動不能に形成した溝に限られるものではなく、図6及び図7に示すような態様としても良い。なお、同図において筐体1並びに基板50以外の構成要素の記載を省略し、模式的に図示したものとしている。
具体的には、まず図6(a)のように、筐体1の内面にそれぞれ2つずつの突条1t、1tを形成し、これらの突条1tの間に溝1sを形成して基板50を挟み込むようにしてもよい。加えて基板5は上記実施形態の様な2層のものに限られず、同図に示す基板50のように、1層のみとしたものでもよい。そして同図(a)のように突条1tを採用した場合には、規制手段Zは必ずしも連続して形成されることに限られるものではなく、図6(b)に示すように間欠的に形成したものであっても良い。さらに、基板50を上下方向に移動不能に形成したものに限られず、図6(c)に示した溝1s並びに図6(d)に示した突条1tのように基板50が上下方向にある程度移動不能に形成したものであっても、他の部品等を組み込んだ際に操作部の操作による基板50の厚み方向への移動を規制し得るものであればよい。斯かる構成とすれば、溝1sの位置を適宜設定して所望の位置に基板を設定する事が可能である。
さらには図7に示すように、規制手段Zを、筐体1の内面に形成された対向する一対の入り隅1u、1uとしたものであってもよい。
具体的には、図7(a)に示すように断面視多角形状すなわち6角形状の筐体1を採用して、対向する入り隅1uと入り隅1uとの間に基板50を挿入したものであっても良い。また図7(b)に示すように断面視部分円柱形状の筐体1を用いて、対向している一対の入り隅1u、1uを利用して基板50を支持するようなものであっても良い。さらには図7(c)に示すように、円形状の外側面を有した筐体1であって、肉厚を変化させる事によって内面に対向する一対の入り隅1u、1uを形成したものであれば、当該対向する一対の入り隅1u、1uの間に基板50を支持させる事によって本発明に係る規制手段Zとする事が可能である。このように、筐体1の内面に形成された入り隅1uを利用すれば、規制手段Zを設けるための格別の加工を施すことを有効に回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。例えば、基板の一方の側縁部を溝によって支持し他方を入り隅によって支持している規制手段を設けたものであってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るレーザポインタの外観図。 同実施形態に係る断面図。 図2に係るX−X断面図。 同実施形態に係る要部説明図。 同実施形態に係る説明図。 同実施形態の変形例に係る模式的な断面図。 同上。 従来のレーザポインタの構造を示す模式的な断面図。
符号の説明
1…筐体
18…溝(支持用溝)
1s…溝
1u…入り隅
5…基板(第1基板)
5a…側縁(側縁部)
51…操作部(レーザスイッチ)
52…操作部(ページバックスイッチ)
53…操作部(ページネクストスイッチ)
54…操作部(マウススイッチ)
P…レーザポインタ
Z…規制手段
Z1…挿入始端位置
Z2…挿入終端位置

Claims (6)

  1. ペン型の筐体と、当該筐体の外側から手動で操作するための操作部と、当該操作部が操作された場合に操作力が厚み方向に作用する形で前記操作部を支持する基板とを具備するレーザポインタであって、
    前記筐体に、前記基板の両側縁が厚み方向に移動することを規制する規制手段を一体に設けていることを特徴とするレーザポインタ。
  2. 前記規制手段を、前記基板を挿入する挿入始端位置から挿入終端位置に亘って設けている請求項1記載のレーザポインタ。
  3. 前記規制手段を、前記基板の厚み方向に移動不能に構成している請求項1又は2記載のレーザポインタ。
  4. 前記規制手段を前記筐体の肉厚を変化させて形成した溝又は入り隅によって構成している請求項1、2又は3記載のレーザポインタ。
  5. 前記筐体を円筒状のものとしている請求項1、2、3又は4記載のレーザポインタ。
  6. 前記規制手段を、前記筐体の内面に形成された対向する一対の入り隅としている請求項1、2、3、4又は5記載のレーザポインタ。
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