JP5515076B2 - レーザポインタ - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光をスクリーン等に照射することができるレーザポインタに関するものである。
従来、レーザ光をスクリーン等に照射することができるレーザポインタが多く提案されている。中には、レーザを照射する機能のみならず、パーソナルコンピュータを操作し得る機能を有したものや、防水、防塵性能等を付与したものなど、種々の機能・性能を有したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
またこのレーザポインタに関し、現在市販されているものは全て、予め決められた所定の要件を満たしたものとなっている。その所定の要件とは、ケーシングの長さ寸法が80mm以上、重量が40g以上という外形、重量に関したものや、JIS8500に定義されている通称単1〜単5サイズの円筒型乾電池を2つ以上同じもの使用すること等、レーザポインタの電気的な規格、持ち運びや取り回しに関することについても種々の要件が義務付けられている。
特開2006−330208号公報
しかしながら、現状もっとも短い寸法を有したいわゆる単5と称される円筒型乾電池を使用しても、ケーシングの長さ寸法が80mm程度の寸法を確保する必要があることを考えると、従前の構造をそのまま適用すれば、ケーシング自体の径を大きく形成し、機構部品を内蔵した構成としなければならないのが現状である。しかし他方、使用者のニーズとしては、衣服のポケットや、或いはペンケース等に入れるなど、筆記具と同様に扱い得る程度の細身の形状が、使用者にとって扱い易い形状として認識されている。つまり斯かるレーザポインタに至っても、ケーシングをなるべくスマートな形状とすることで、この様な筆記具と同様に扱い得る程度の長さ・形状を実現することにより、使用者に扱われやすいものとすることが求められている。
本発明は、このような不具合に着目したものであり、現状許容される範囲で細身な形状を維持しつつ、なるべく短い寸法のものを実現することで、使用者にとって取り扱いし易い形状のレーザポインタを提供することを目的としている。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち本発明に係るレーザポインタは、筒状のケーシングと、このケーシングの一端側に位置付けられた電気回路基板と、この電気回路基板から前記ケーシングの延伸方向に沿って隔てられた前記ケーシングの他端側に位置付けられ乾電池を前記筒状のケーシングが延出する方向に沿って並べて収容し得る電池収容部と、この電池収容部に並べて収容された乾電池の一端側を押圧しながら接するように設けられた先端部及び前記電気回路基板の他端縁よりも一端側で支持されるとともに前記先端部からの電気を前記電気回路基板へ通電させ得る基端部を有している支持電極とを具備し、前記ケーシングが、前記支持電極の基端部近傍に前記電気回路基板の他端縁よりも一端側で係り合うことにより前記先端部から前記基端部を介した前記電気回路基板への衝撃の伝達を抑制する衝撃抑制部を有し、前記衝撃抑制部が、前記電気回路基板の他端縁よりも一端側に位置付けられているリブを有していることを特徴とする。
ここで、レーザポインタの「一端」とは、一般にレーザ光が照射されるレーザポインタの、いわゆる先端側と通常認識されると考えられるが、本発明では、「一端」側とは、レーザポインタの先端側、基端側の何れを示すものであっても良い。
このようなものであれば、通常乾電池を支持する電極と電気回路基板とを長手方向に並べて配置する場合には電気回路基板と電極との間を電気的にも配置としても仕切る格別の部材を必要とするところ、電気回路基板と支持電極との間に別途電極を支持する仕切板等を介在させることを有効に回避して、筒状のケーシングの径が大きくなることを回避しつつより短寸、すなわち、よりコンパクトなレーザポインタを構成することができる。
また、支持電極を介して電気回路基板に伝わる衝撃を有効に抑制するために、ケーシングに、支持電極の基端部近傍に係り合うことにより先端部から基端部を介した電気回路基板への衝撃の伝達を抑制する衝撃抑制部を設けている。そして電気回路基板が、前記支持電極の配置に干渉させないために他端縁から一端側へ退避するよう凹ませて設けた退避凹部を有していることが望ましい。
そして斯かる衝撃抑制部の具体的な構成として、この衝撃抑制部を、ケーシングの内面側から突出するリブと、当該リブに設けられ支持電極を挟持するスリットとを有したものとすることが好ましい。
この衝撃抑制部をケーシング内でコンパクトに位置付けるためには、リブを、電気回路基板の他端縁よりも一端側に位置付けておくことが望ましい。
そして支持電極の構成は種々考えられるが、乾電池に関して、所定の規格を満たすものであっても当該規格の範囲内で寸法が異なる場合が考えられるが、それらの寸法の差異を支持電極の構成によって有効に許容するための具体的な構成としては、この支持電極を、導電性素材からなるコイルバネとする態様を挙げることができる。
そして、上述のような電気回路基板の配置を利用してレーザポインタ自体をさらにコンパクトに構成するためには、レーザを照射するためのレーザ照射部と、レーザ照射操作等を受け付けるための操作部とを、ケーシングの長手方向における基板の範囲内に収めて位置付けておくことが好ましい。
上記の構成を適用した場合、レーザ照射部をケーシング内に位置決めする構成を単純且つコンパクトに実現する必要が有るが、レーザ照射部が、ケーシングの一端側にねじ止めされたビスを挿通させたワッシャによりケーシングの一端縁に押圧支持される構成を適用することにより、上記の課題を解消することができる。
そしてケーシングを、乾電池の円筒面に沿った円筒形状とすれば、コンパクト且つ扱い易い形状のレーザポインタを提供することができる。
本発明によれば、通常乾電池を支持する電極と電気回路基板とを長手方向に並べて配置する場合には電気回路基板と電極との間を電気的にも配置としても仕切る格別の部材を必要とするところ、電気回路基板と支持電極との間に別途電極を支持する仕切板等を介在させることを有効に回避して、筒状のケーシングの径が大きくなることを回避しつつ、より短寸でコンパクトなレーザポインタを構成することができる。
本発明の一実施形態に係る外観図。 同実施形態に係る正面図。 同平面図。 同底面図。 同左側面図。 同分解斜視図。 同実施形態に係る要部を示す図。 同要部を示す別の図。 同要部の側断面を示す図。 同実施形態の他の要部を示す構成説明図。 同上。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るレーザポインタは、図1ないし図11に示すように、先端カバー11、上カバー12、下カバー13及び電池カバー14を主体とする円筒形状をなすケーシング1と、このケーシング1の一端面である前端面からレーザ光を照射するためのレーザ照射部2と、当該レーザ光の照射に係る操作を受け付けるための操作部3と、ポケット等の掛止対象へレーザポインタを掛け止めるためのクリップ5と、図6等に示すようにケーシング1内に内蔵され種々の回路等を支持している電気回路基板たる基板6と、乾電池Kからの電極を基板6側へ通電し得る電極部7を主に有している。
なお本明細書では、レーザ光が照射される側を本発明に係る「一端」に該当する「先端」又は前端と記載し、クリップが配置されている側を本発明に係る「他端」に該当する「基端」と記載するものとする。
レーザ照射部2は、図同に示すように、ケーシング1の一端すなわち先端側にある先端カバー11付近に位置付けられ、操作部3の操作によって、例えば赤色のレーザ光を、レーザ照射口11aを介して外部へ発振・照射するレーザ素子21と、例えば基板6側に取り付けられてレーザ素子21を制御する図示しないレーザ制御装置とを有しているものであるが、当該レーザ照射部2の具体的な構成については既存のものであるのでその詳細な説明を省略するものとする。レーザ素子21は、本実施形態ではケーシング1内部において下カバー13に設けられた後述するレーザ固定部135に固定されたものとなっている。なお当該レーザ照射部2は一例として赤色のレーザ光を照射する態様としているが、勿論緑色や青色のレーザ光を照射するものであってもよい。
操作部3は、上カバー12から露出したレーザ照射ボタン31と、図2、3及び5に示すように上カバー12及び下カバー13の間に位置付けられた電源スイッチ32とを有している。レーザ照射ボタン31は、上カバー12から露出するボタンカバーと、ボタンカバーに加えられた外力を基板6側に伝えるためのボタン本体とを有している。そしてこのレーザ照射ボタン31は、押下された状態でのみレーザ照射部2からレーザ光を照射させるものである。電源スイッチ32は、スライドさせることで電源の入切を切り替えるためのものであり、電源が「入」すなわちONの状態では、レーザ照射ボタン31の押下によるレーザ光の照射が可能な状態となる。
表示部4は、レーザ光の照射に連動して発光する、例えばLEDを用いた通電表示ランプ41と、乾電池Kの電池残量が所定値よりも少なくなった場合に、例えば赤色で点滅することによってその旨を使用者に知らしめるための電池残量通知ランプ42とを有している。
ケーシング1は、図1ないし図11に示すように概略円筒形状をなすものであり、先端側に配された先端カバー11と、操作部3や表示部4を表出させるとともにクリップ5とともに衣類のポケット等の取付対象を挟持する上カバー12と、電池Kを交換するために下カバー13に対して着脱可能に構成された電池カバー14とを有するものである。そして当該ケーシング1内では、先端縁すなわち先端カバー11付近にレーザ照射部2、操作部3、表示部4及び基板6を集中させて設けるとともに、他端すなわち基端側には、後述の通りクリップ5を周面つまり挟持面12aから突出させて取り付けている。またケーシング内部には例えば単5型と称される規格の円筒型乾電池Kを直列に2つ収容し得る電池収容部Xを設けている。また本実施形態では、これら上カバー12と下カバー13とが協働することによりクリップ5を強固に固定しながら収容するクリップ収容部10を形成しているものであるが、斯かるクリップ収容部10の具体的な構成については後に詳述する。
先端カバー11は、中央よりやや偏心した箇所にレーザ光を透過し得る開口であるレーザ照射口11aを形成している。
また電池カバー14は、下カバー13の電池カバー取付部133に適宜係り合う構成とすることで当該下カバー13に対して着脱可能に形成されたカバー本体141と、カバー本体141の内側に取り付けられた所定の厚みを有する金属板からなるウエイト板142とを有している。このウエイト板142は、当該レーザポインタの乾電池Kを含んだ総重量が40gを超えるのに寄与するとともに、このレーザポインタの長手方向の重心が基端側すなわちクリップ5に近接することにも寄与している。
上カバー12は、表面においてクリップ5と当接して例えば衣服の一部を挟持し得る挟持面12aと、クリップ5を構成するブロック部52に当接することでブロック部52を被覆するためのブロック当接部121とを有している。
下カバー13は、電池カバー14とともにレーザポインタの下半分を略覆うとともに上カバー12の基端側にまで被覆するように形成したものであり、この上カバー12の基端側には本発明の突出部として、上カバー12の挟持面12aよりも突出させて設けたブロック被覆部131と、ブロック被覆部131に近接して設けたストラップ孔132と、下側において電池カバー14に着脱可能に係り合う電池カバー取付部133と、先端側すなわち先端カバー11付近で基板6を固定するための基板固定部134と、レーザ素子21を固定するためのレーザ固定部135と、基板6に接続された後述するコイル電極72に係り合うコイル当接リブ136とを有している。ストラップ孔132は、このレーザポインタを別異の箇所に吊り下げておくための図示しないストラップを挿通し得る受容孔である。電池カバー取付部133は、上述の通り電池カバー14を着脱可能に支持し得るものであり、本実施形態では図1に図示の状態から、電池カバー14を基端側へ所定寸法スライドさせることにより係り合いを解除し得る形状を、一例として適用している。
そして、ブロック被覆部131は、特に図6、図9に示すように、クリップ5の後述するブロック部52の上側に接する箇所で、且つ、ケーシング1の周面たる挟持面12aから突出させて設けた本発明の突出部に該当する箇所である。また当該ブロック被覆部131は、図1及び図6に示すように、上述したブロック当接部121とともにクリップ5を収容するクリップ収容部10を構成するものであるが、斯かるクリップ収容部については後に詳述する。そしてこのブロック被覆部131は、ブロック部52を例えば超音波溶着によって強固に取り付けられ、その上側には、ブロック部52を挿通してこのブロックをビス止めするためのめねじ部131aを設けている。なお本実施形態では、ブロック部52と当該ブロック被覆部131とが溶着される領域を溶着領域Yとして、図9で薄墨を付して示している。
基板固定部134は、特に図6、図10及び図11に示すように先端カバー11近傍で基板6を取り付けるための箇所であり、本実施形態では基板6の他端縁たる基端縁6a近傍に設け基板6を当接支持する基板支持リブ134aと、先端側において基板6に設けたボス穴63に係り合う基板固定ボス134bとを有している。
レーザ固定部135は、同図に示すように、基板固定部134に正面視重複する位置に位置付けられたものであり、レーザ素子21を位置決めするためのレーザ支持リブ135aと、レーザ素子21付近に形成された雌ねじ孔であるビス穴135bと、当該ビス穴135bに螺合させるレーザ固定ビス135cと、このレーザ固定ビス135cに挿通させるとともにレーザ固定ビス135cのねじ止めに応じてレーザ素子21を上方及び側方から押圧固定するレーザ押圧ワッシャ135dとを有している。
コイル固定リブ136は、同図に示すように、レーザ固定部135と同じく基板固定部134に正面視重複する位置に位置付けられたリブであり、本発明ではコイル電極72に加わる外力を基板6側で抑制するために設けた本発明の衝撃抑制部に該当するものである。当該コイル固定リブ136は、コイル電極72の伸縮方向すなわちケーシング1の延伸方向の外力を受けるためのコイル当接面136aと、コイルの一部を挟持してコイルの細かな動きが基板6側へ伝わるのを抑制するコイル挟持スリット136bとを有している。
一方クリップ5は、図7、図8及び図9に特に示すように、ケーシング1の周面たる挟持面12aから突出させて設けた突出部たるブロック被覆部131からケーシング1の延伸方向に向かって伸びるクリップ本体51と、このクリップ本体51の基端部51aを保持するブロック部52と、このブロック部52をケーシング及び電極部にねじ止めするためのブロック固定ビス53とを主に有している。そしてこのクリップ5は、製造時に予め金型にクリップ本体51を位置決めした状態でブロック部52の射出成形を行う、いわゆるインサート成型により一体的に形成されたものである。
クリップ本体51は、例えば一本の金属製の線状部材を適宜成型することによって形成されたものであり、ブロック部52に覆われた基端部51aにおけるブロック部52内の所定箇所を部分的に圧肉に形成した抜止部511と、基端部51aの近傍、具体的にはケーシング1から露出した基端部51a近辺の箇所で部分的に線状部材を薄肉に形成した変形助長部512と、先端部51b近傍において線状部材を湾曲させて設け、上カバー12の挟持面12aとともに衣類のポケット等を押圧挟持し得る押圧部513とを有している。
ブロック部52は、上述の通りクリップ本体51と共に一体成形された樹脂製のブロック体521と、このブロック体521の正面視中央部近傍には上カバー12並びに後述する板状電極71に固定されるために設けた貫通孔522とを有している。
基板6は、レーザ照射部2や操作部3、そして表示部4と適宜電気的に接続して、レーザポインタを正確に動作させるためのものである。本実施形態では当該基板6の電気的な構造については既存の構成を適用しているため、本実施形態での詳細な説明を省略するものとする。
そして当該基板6は、図6、図10及び、図11では破線で示すように、下カバー13の基板固定部134によって先端側すなわち先端カバー11近傍に固定されたものであり、当該基板6のとしての電気的機能を果たす基板本体61と、電極部7のコイル電極72に対し例えばハンダ付け等により電気的に接続させる箇所に設けた開口形状のコイル接続穴62と、基板6の先端側において基板固定ボス134bに係り合い固定される2つのボス穴63と、コイル電極72の配置に干渉させないために基板本体61を基端縁6aから退避させて設けた退避凹部64とを有している。
電極部7は、電池収容部Xの基端側から基板6に至るまで上カバー12に沿って延出するとともに、本実施形態では+側電極の役割を果たす板状電極71と、マイナス側電極の役割を果たすとともに乾電池Kを弾性付勢により押圧支持しているコイル電極72とを有している。
板状電極71は、当該板状電極71の主体をなす電極本体71aと、この電極本体71aにおけるクリップ5に対し正面視重複する位置に設けられたねじ挿通孔71bとを有している。本実施形態ではこの電極本体71aも所要の重量を有する金属部材を用いることにより、前記のウエイト板142同様、レーザポインタ自体の重量を所定重量とすること並びに長手方向における重心をクリップ5側すなわち基端よりに偏位させることに寄与している。
コイル電極72は、概略円錐形状をなす弾性を有する線状金属からなるコイルバネ形状のものを主体としており、先端部において乾電池Kの−極を押圧するための電池押圧部72aと、基端部において適宜線状金属を湾曲成形して基板6のコイル接続穴62に挿入接続する基板挿入部72bとを有している。
ここで、本実施形態に係るレーザポインタは、ケーシング1と、このケーシング1の周面つまり挟持面12aから突出した突出部たるブロック被覆部131からケーシング1の延伸方向に沿って伸びるクリップ本体51を有したクリップ5を具備することを特徴とするものである。そしてクリップ本体51のブロック部52からの立ち上がり箇所を略覆う形状をなすクリップ収容部10をケーシング1に形成することにより、クリップ5がケーシング1に対して強固に固定されているものである。
具体的には図6及び図9に示すように、ケーシング1は、上カバー12のブロック当接部121と下カバー13のブロック被覆部131とによって、ブロック部52を外側から完全に被覆するクリップ収容部10を形成しているものである。そしてブロック部52は、上述の通りブロック被覆部131に対して超音波溶着により接合されることにより、ケーシング1に対して強固に接続される。さらにブロック部52は同図に示すとおり、ブロック固定ビス53を板状電極71の電極本体71a、ブロック体521を介してブロック被覆部131のめねじ部131aに、ねじ止めすることによりブロック部52は電極部7にも強固に固定されるものとなっている。
さらに、本実施形態に斯かるレーザポインタは、図10に特に示すように、乾電池Kの先端側を押圧しながら接するように設けられた先端部たる電池押圧部72a及び基板6に支持されるとともに電池押圧部72aからの電気を基板6へ通電させ得る基端部たる基板挿入部72bを有した支持電極たるコイル電極72を適用しているものである。そしてコイル電極72の基端部を直接基板6へ電気的に接続させる基板挿入部72bとするとともに、コイル電極72への衝撃を抑制するための衝撃抑制部たるコイル当接リブ136を、基板6の基端縁6aよりも先端側に位置付けている。しかも、コイル電極72の動作範囲であるもっとも先端側を基端縁6aから退避させた退避凹部64として形成することにより、コイルバネと基板6との距離を近接させて設けることにより、単5乾電池Kの太さに応じたケーシング1の径を保持しつつ、ケーシング1の長手寸法を有効に節約しているものである。
加えて本実施形態では、図11に示すように、レーザを照射するためのレーザ照射部2を、ケーシング1の長手方向における基板6の範囲内に収めるべくレーザ照射部2が、ケーシング1の先端側にねじ止めされたレーザ固定ビス135cを挿通させたレーザ押圧ワッシャ135dによりケーシング1の先端縁に押圧支持させている。そうすることにより、本実施形態では、ケーシング1の長手方向における基板6の範囲内には、レーザ照射部2、操作部3、表示部4が全て収まる構成として、ケーシング1の径の増大を回避しつつ、ケーシング1の延伸方向の寸法を所要の寸法に抑え得たものとなっている。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係るレーザポインタは、通常乾電池Kを支持する電極と基板6とを長手方向に並べて配置する場合には基板6と電極との間を電気的にも配置としても仕切る格別の部材を必要とするところ、基板6と支持電極たるコイル電極72との間に別途電極を支持する仕切板等を介在させることを有効に回避して、筒状のケーシング1の径が大きくなることを回避しつつより短寸、すなわち、よりコンパクトなレーザポインタを実現している。
また、コイル電極72を介して基板6に伝わる衝撃を有効に抑制するために本実施形態では、ケーシング1に、コイル電極72の基端部つまり基板挿入部72b近傍に係り合うことにより先端部つまり電池押圧部72aから基板挿入部72bを介した基板6への衝撃の伝達を抑制する衝撃抑制部としてのコイル当接リブ136を設けている。
そして斯かるコイル当接リブ136の具体的な構成として本実施形態では、このコイル当接リブ136がコイル電極72を挟持するコイル挟持スリット136bを設けたものとしている。
このコイル当接リブ136をケーシング1内でコンパクトに位置付けるために本実施形態では基板6の他端縁たる基端縁6aよりも一端すなわち先端側にコイル当接リブ136を位置付けている。
そしてコイル電極72の構成を満たすものは他にも種々考えられる。しかし本実施形態では乾電池Kに関して、所定の規格を満たすものであっても当該規格の範囲内で寸法が異なる場合が考えられる。それ故に、それらの寸法の差異をコイル電極72の構成によって有効に許容させている。
そして、上述のような基板6の配置を利用してレーザポインタ自体をさらにコンパクトに構成するために本実施形態では、レーザを照射するためのレーザ照射部2と、レーザ照射操作等を受け付けるための操作部3とを、ケーシング1の長手方向における基板6の範囲内に収めて位置付けている。
本実施形態ではレーザ照射部2をケーシング1内に位置決めする構成を単純且つコンパクトに実現する必要が有ったが、レーザ照射部2が、ケーシング1の先端側にねじ止めされたレーザ固定ビス135cを挿通させたレーザ押圧ワッシャ135dによりケーシング1の先端縁に押圧支持される構成を適用することにより、上記課題を解消した。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態では単5サイズの円筒型乾電池を用いた態様を開示したが、勿論、単4や単3といった別のサイズの乾電池を用いたものであってもよい。またレーザ素子の態様や操作部の具体的な態様は上記実施形態のものに限定されることはなく、既存のものを含め、種々の態様のものを適用することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…ケーシング
135c…ビス
135d…ワッシャ
136…衝撃抑制部(コイル当接リブ)
136b…スリット(コイル挟持スリット)
2…レーザ照射部
3…操作部
6…電気回路基板
6a…他端縁(基端縁)
72a…先端部(電池押圧部)
72b…基端部(基板挿入部)
72…支持電極、コイルバネ(コイル電極)
X…電池収容部

Claims (7)

  1. 筒状のケーシングと、
    このケーシングの一端側に位置付けられた電気回路基板と、
    この電気回路基板から前記ケーシングの延伸方向に沿って隔てられた前記ケーシングの他端側に位置付けられ乾電池を前記筒状のケーシングが延出する方向に沿って並べて収容し得る電池収容部と、
    この電池収容部に並べて収容された乾電池の一端側を押圧しながら接するように設けられた先端部及び前記電気回路基板の他端縁よりも一端側で支持されるとともに前記先端部からの電気を前記電気回路基板へ通電させ得る基端部を有している支持電極とを具備し、
    前記ケーシングが、前記支持電極の基端部近傍に前記電気回路基板の他端縁よりも一端側で係り合うことにより前記先端部から前記基端部を介した前記電気回路基板への衝撃の伝達を抑制する衝撃抑制部を有し、
    前記衝撃抑制部が、前記電気回路基板の他端縁よりも一端側に位置付けられているリブを有していることを特徴とするレーザポインタ。
  2. 前記電気回路基板が、前記支持電極の配置に干渉させないために他端縁から一端側へ退避するよう凹ませて設けた退避凹部を有している請求項1記載のレーザポインタ。
  3. 前記衝撃抑制部が、前記ケーシングの内面側から突出する前記リブと、当該リブに設けられ前記電極を挟持するスリットとを有している請求項1又は2記載のレーザポインタ。
  4. 前記支持電極が、導電性素材からなるコイルバネである請求項1、2又は3記載のレーザポインタ。
  5. レーザを照射するためのレーザ照射部と、レーザ照射操作等を受け付けるための操作部を、前記ケーシングの長手方向における前記基板の範囲内に収めて位置付けている請求項1、2、3又は4記載のレーザポインタ。
  6. 前記レーザ照射部が、前記ケーシングの一端側にねじ止めされたビスを挿通させたワッシャにより前記ケーシングの一端縁に押圧支持されている請求項5記載のレーザポインタ。
  7. 前記ケーシングを、前記乾電池の円筒面に沿った円筒形状としている請求項1、2、3、4、5又は6記載のレーザポインタ。
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