JP2018185226A - ウェアラブル装置 - Google Patents

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ひかる 月原
Hikaru Tsukihara
ひかる 月原
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Abstract

【課題】回路基板の外縁部の近くにスイッチを配置できない場合でも、操作ボタンの操作によって外縁部側からスイッチを作動させることができるウェアラブル装置を提供する。【解決手段】ウェアラブル装置は、操作ボタン10Aと、回路基板20と、操作ボタン10Aへの操作に伴って移動する可動部材12Aと、回路基板20の配線と接続され、可動部材12Aの移動に応じて作動するスイッチ11Aとを有する。回路基板20は、外縁部から離れた位置に形成され、スイッチ11Aが配置される孔22Aと、外縁部から孔22Aに向かって延びたスリット23Aとを含む。可動部材12Aは、スリット23Aに位置しており、スリット23Aに沿って移動する。【選択図】図5

Description

本発明は、身に着けて使用可能なウェアラブル装置に関する。
身に着けて使用される代表的なウェアラブル装置である腕時計には、従来より様々な電子装置が搭載されている。例えば下記の特許文献には、時計の文字盤に配置された複数の発光体をボタンの操作によって順番に点灯させるように構成された腕時計が記載されている。
実用新案登録第3042489号公報
ウェアラブル装置は身に着けて使用されることから、薄く小型であることが求められる。また、視認なしに指先の感覚だけで操作できるボタン類は操作性に優れているため、ウェアラブル装置に用いられることが多い。例えば腕時計には、文字盤の平面に対して平行な方向に操作されるサイドボタンが設けられている。
ウェアラブル装置の薄いケースの中に回路基板を収容する場合、通常は、ケースの薄い方向と回路基板の厚み方向とを一致させる。この場合、上述したサイドボタンは、回路基板の平面に対して平行に移動することになる。従って、回路基板上のスイッチをサイドボタンによって押圧するためには、サイドボタンが他の部品とぶつからないように、サイドボタンの可動範囲を他の部品の実装範囲と重ならないようにする必要がある。
仮に、スイッチを回路基板の外縁部の近くに取り付けることができれば、サイドボタンの可動範囲と他の部品の実装範囲とが重なることはない。しかしながら、小型のウェアラブル装置においては、部品の配置に関する制約が厳しい傾向があり、回路基板の外縁部の近くにスイッチを配置できないことがある。こうした制約を満たすことができない場合、所望の外観デザインを実現できなかったり、ケースのサイズが大きくなったりするという不利益がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路基板の外縁部の近くにスイッチを配置できない場合でも、操作ボタンの操作によって外縁部側からスイッチを作動させることができるウェアラブル装置を提供することにある。
本発明の一つの側面に係るウェアラブル装置は、操作ボタンと、回路基板と、前記操作ボタンへの操作に伴って移動する可動部材と、前記回路基板の配線と接続され、前記可動部材の移動に応じて作動するスイッチとを有する。前記回路基板は、外縁部から離れた位置に形成され、前記スイッチが配置される孔と、前記外縁部から前記孔に向かって延びたスリットとを含む。前記可動部材は、前記スリットに配置されており、前記スリットに沿って移動する。
この構成によれば、前記回路基板の前記外縁部から離れた位置にある前記孔に前記スイッチが配置されており、前記操作ボタンが操作されると、前記外縁部から前記孔に向かって延びる前記スリットに沿って前記可動部材が移動し、この移動に応じて前記スイッチが作動する。すなわち、前記スイッチが前記回路基板の前記外縁部から離れた位置に配置されていても、前記操作ボタンの操作に伴って前記可動部材が前記スリットを移動することにより、前記スイッチが前記外縁部側から作動させられる。
好適に、前記ウェアラブル装置は、前記回路基板の一方の面を覆うカバー部材と、前記回路基板の前記一方の面において、前記外縁部に沿って配列された複数の発光素子とを有してよい。前記孔は、前記発光素子よりも前記外縁部から離れた位置に形成されてよい。前記スリットは、隣接する2つの前記発光素子の間に形成されてよい。前記カバー部材は、前記複数の発光素子から出射された光を前記回路基板の前記一方の面に対して垂直な方向へ導く複数の導光路を含んでよい。
この構成によれば、前記回路基板における前記外縁部の近くの領域が前記複数の発光素子の配置領域として用いられる。また、前記カバー部材に設けられた前記複数の導光路により、前記複数の発光素子から出射された光が前記回路基板の前記一方の面に対して垂直な方向に導かれる。
好適に、前記カバー部材は、隣接する2つの前記発光素子に対応する2つの前記導光路の間に形成された係合孔を含んでよい。前記可動部材は、前記係合孔と係合する係合部を含んでよい。
この構成によれば、前記可動部材の可動範囲が前記係合孔と前記係合部との係合によって制限される。また、隣接する2つの前記発光素子に対応する2つの前記導光路の間に前記係合孔が形成されるため、前記回路基板の外縁部付近における前記発光素子の配置領域を確保し易い。
好適に、上記ウェアラブル装置は、前記スイッチが取り付けられた可撓性基板を有してよい。前記スイッチは、前記可撓性基板の配線を介して前記回路基板の配線と接続されてよい。
この構成によれば、前記操作ボタンの操作に伴う前記可動部材の移動に応じて前記スイッチに力が作用しても、前記可撓性基板が柔軟に変形し得るため、前記スイッチと前記可撓性基板との接続部分や、前記回路基板と前記可撓性基板との接続部分に作用する力が低減され易くなる。
好適に、上記ウェアラブル装置は、前記回路基板の前記孔に配置され、前記可動部材の移動方向に対して垂直な支持面を持つ第1支持部材を有してよい。前記可撓性基板の一部は、前記支持面と前記スリットとの間に位置してよい。前記支持面と前記スリットとの間において、前記可撓性基板の一方の面と前記支持面とが対向するとともに、前記可撓性基板の他方の面と前記スリットとが対向してよい。前記スイッチは、前記可撓性基板の前記他方の面に取り付けられていてよい。
この構成によれば、前記スリットを移動する前記可動部材により前記スイッチが押圧されると、前記スイッチ及び前記可撓性基板は、前記支持面に向かって押されて、前記可動部材と前記支持面との間に挟まれる。前記支持面が前記可動部材の移動方向に対して垂直であるため、前記可動部材の押圧力は、前記可撓性基板と前記スイッチとの接続を引きは剥がす方向に作用し難い。
好適に、前記可撓性基板の前記一方の面が前記支持面に接着されていてもよい。
この構成によれば、前記可撓性基板の位置が安定的に固定される。また、前記支持面が前記可動部材の移動方向に対して垂直であるため、前記可動部材の押圧力は、前記可撓性基板と前記支持面との接着を引きは剥がす方向に作用し難い。
好適に、前記第1支持部材の前記支持面は、前記回路基板の前記孔を貫通してよい。前記可撓性基板は、前記支持面に沿って延び、前記回路基板の前記孔を貫通する貫通部を含んでよい。
この構成によれば、前記第1支持部材の前記支持面が前記可撓性基板の前記貫通部と共に前記回路基板の前記孔を貫通しているため、前記孔と前記支持面とにより前記可撓性基板の位置が定まり易くなる。
好適に、前記ウェアラブル装置は、前記回路基板から離れる方向における前記貫通部の端部を支持する第2支持部材を有してよい。
この構成によれば、前記回路基板から離れた前記貫通部の前記端部が支持されるため、前記可撓性基板の位置が定まり易くなる。
好適に、前記貫通部の前記端部には、前記回路基板に向かって窪んだ凹部が形成されてよい。前記第2支持部材は、前記凹部と係合する凸部を含んでよい。
この構成によれば、前記貫通部の前記端部において前記回路基板に向かって窪んだ前記凹部が前記第2支持部材の前記凸部と係合することにより、前記回路基板に対して平行な方向における前記端部の位置が定まり易くなる。
好適に、前記ウェアラブル装置は、前記回路基板の一方の面を覆うカバー部材を有してよい。前記可撓性基板は、前記回路基板の一方の面に接続された接続部と、前記接続部と前記貫通部との間において、前記回路基板の前記一方の面から離れる方向に湾曲した湾曲部とを含んでよい。前記湾曲部は、前記回路基板の前記一方の面から離れる方向における前記第1支持部材の端部を跨ぐように湾曲してよい。前記カバー部材は、前記回路基板の前記一方の面と平行な方向において前記湾曲部の周囲の少なくとも一部を囲んだ内壁を含んでよい。
この構成によれば、前記湾曲部の周囲の少なくとも一部が前記内壁によって囲まれているため、前記貫通部から前記接続部へ渡る前記可撓性基板の位置が定まり易くなる。
好適に、前記ウェアラブル装置は、前記回路基板の一方の面において、前記外縁部に沿って配列された複数の電子部品を有してよい。前記孔は、前記電子部品よりも前記外縁部から離れた位置に形成されてよい。前記スリットは、隣接する2つの前記電子部品の間に形成されてよい。
この構成によれば、前記回路基板における前記外縁部の近くの領域が前記複数の電子部品の配置領域として用いられる。
好適に、前記ウェアラブル装置は、複数の前記操作ボタンと、前記複数の操作ボタンへの操作に伴って移動する複数の前記可動部材と、それぞれ前記回路基板の配線と接続され、前記複数の可動部材への操作に応じて作動する複数の前記スイッチとを有してよい。前記回路基板は、前記複数のスイッチが配置される複数の前記孔と、前記外縁部から前記複数の孔に向かって延びた複数の前記スリットとを含んでよい。前記複数の操作ボタンは、前記回路基板の平面と平行な方向に並んでいてよい。
この構成によれば、前記複数の操作ボタンが前記回路基板の平面と平行な方向に並んでいるため、前記回路基板の平面と垂直な方向における前記ウェアラブル装置のサイズの小型化が容易になる。
好適に、上記ウェアラブル装置は、時計ムーブメントと、2つの前記操作ボタンの間に配置された竜頭と、前記回路基板の平面と平行に配置され、前記時計ムーブメントと前記竜頭とを結合するシャフトとを有してよい。
この構成によれば、前記2つの操作ボタンの間に前記竜頭が配置されるため、前記竜頭と前記2つの操作ボタンの操作が容易になる。
好適に、前記電子部品は発光素子であってよい。少なくとも12個の前記発光素子が前記時計ムーブメントの周囲に配置されてよい。
この構成によれば、前記発光素子の各々を時計における時間の表示に対応させ易くなる。
本発明によれば、回路基板の外縁部の近くにスイッチを配置できない場合でも、操作ボタンの操作によって外縁部側からスイッチを作動させることができる。
本実施形態に係るウェアラブル装置の一例を示す正面図である。図1Aは正面側からみたウェアラブル装置の外観を示し、図1Bはケースの内部に収容される本体ユニットを示す。 図1Bに示す本体ユニットの斜視図である。 図1Bに示す本体ユニットの分解斜視図である。 回路基板の正面図である。 カバー部材とベース部材の図示を省略した状態における本体ユニットの要部の拡大斜視図である。 スイッチとその周辺の部品の斜視図である。図6Aは主に可撓性基板とスイッチと可動部材を示し、図6Bは可動部材のみを示す。 ベース部材に設けられた一方の可撓性基板の支持部材を示す拡大斜視図である。図7Aは支持部材と可撓性基板を示し、図7Bは図7Aから可撓性基板を除いた状態を示す。 ベース部材に設けられた他方の可撓性基板の支持部材を示す拡大斜視図である。図8Aは支持部材と可撓性基板を示し、図8Bは図8Aから可撓性基板を除いた状態を示す。 カバー部材の一例を示す図である。図9Aは正面側からみたカバー部材を示し、図9Bは背面側からみたカバー部材を示す。 カバー部材の要部を示す拡大斜視図である。
以下、本実施形態に係るウェアラブル装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るウェアラブル装置の一例を示す正面図である。図1Aは正面側からみたウェアラブル装置の外観を示し、図1Bはケース60の内部に収容される本体ユニット5を示す。図1に示すウェアラブル装置は、腕時計である。図1Aは、腕時計の本体のみを示しており、腕に巻き付けるベルトの部分は図示を省略している。
本明細書では、互いに直交する3つの方向を「X」、「Y」及び「Z」と記す。また、X方向に含まれる互いに逆向きの方向を「X1」及び「X2」と記し、Y方向に含まれる互いに逆向きの方向を「Y1」及び「Y2」と記し、Z方向に含まれる互いに逆向きの方向を「Z1」及び「Z2」と記す。ただし、ウェアラブル装置に対するZ1側を「正面側」、Z2側を「背面側」と記す場合がある。
図1Aに示すウェアラブル装置は、正面側からみて概ね円形のケース60を有する。ケース60は、Z方向の厚みが薄い扁平な形状を持つ。ケース60の正面側には、透明なガラスで覆われた円形の文字盤62が設けられている。文字盤62の中心には、図1Bに示すように回転軸53が突出しており、この回転軸53に時針63と分針64が取り付けられている。ケース60における文字盤62の周囲には、透光性を有する環状の発光領域61が設けられている。発光領域61は、図1Bに示す複数の発光素子21の光を透過する。
図1に示すウェアラブル装置は、時針63及び分針64を回転させて時刻を合わせるために用いられる竜頭(りゅうず)50を有する。竜頭50は、ケース60の正面側からみて、回転軸53のX1方向に位置する。竜頭50が位置する回転軸53のX1方向は、回転軸53を中心に回転する時針63の「3時方向」に相当する。
また、図1に示すウェアラブル装置は、正面側からみて竜頭50のY1側とY2側にそれぞれ操作ボタン10Aと操作ボタン10Bを有する。時針63の方向で表現すると、操作ボタン10Aは「2時方向」に位置し、操作ボタン10Bは「4時方向」に位置する。「2時方向」は、「3時方向」(回転軸53のX1方向)に対してY1側に30度傾いた方向である。「4時方向」は、「3時方向」に対してY2側に30度傾いた方向である。以下の説明では、「2時方向」に平行な方向を「A方向」と記し、「4時方向」に平行な方向を「B方向」と記す場合がある。
本実施形態に係るウェアラブル装置は、操作ボタン10Aに関連する構成要素と、操作ボタン10Bに関連する構成要素とをそれぞれ備える。操作ボタン10Aに関連する構成要素の符号の末尾には「A」を付し、操作ボタン10Bに関連する構成要素の符号の末尾には「B」を付している。操作ボタン10Aに関連する構成要素と、操作ボタン10Bに関連する構成要素とは、本体ユニット5における配置位置が異なるものの、構造や機能は概ね等価である。そのため、以下では、操作ボタン10Aに関連する構成要素のみを説明し、操作ボタン10Bに関連する構成要素の説明を省略する場合がある。この場合、操作ボタン10Aに関連する構成要素の説明は、符号の末尾の「A」を「B」に読み替え、「A方向」を「B方向」に読み替えることで、操作ボタン10Bに関連する構成要素の説明に置き換えることができる。
図2は、図1Bに示す本体ユニット5の斜視図である。図3は、本体ユニット5の分解斜視図である。図2及び図3に示すように、本体ユニット5は、回路基板20と、ベース部材30と、カバー部材40を有する。回路基板20とベース部材30とカバー部材40は、正面側からみた形状が略合同な円であり、それぞれZ方向の厚みが薄い円盤状の形状を持ち、Z方向へ同心状に並んでいる。回路基板20は、ベース部材30のZ1側に載置される。カバー部材40は、回路基板20のZ1側の面を覆う。
本体ユニット5は、図3に示すように、操作ボタン10Aの操作に伴って移動する可動部材12Aと、可動部材12Aの移動に応じて作動するスイッチ11Aと、スイッチ11Aが取り付けられた可撓性基板13Aとを有する。スイッチ11Aは、可撓性基板13Aの配線を介して回路基板20の配線と接続される。
また、本体ユニット5は、操作ボタン10Bに関連する構成要素として、可動部材12Bと、スイッチ11Bと、可撓性基板13Bを有する。
本体ユニット5は、図2及び図3に示すように、回転軸53を回転駆動し、時針63及び分針64をそれぞれ回転させる時計ムーブメント51を有する。時計ムーブメント51は、シャフト52を介して竜頭50と結合される。シャフト52は、カバー部材40の溝48においてXY平面と略平行に配置される。
また、図3の例において、ベース部材30の内側には、Z2方向へ落ち込んだ矩形の窪み39が形成されており、この窪み39の中にバッテリ65が収容されている。バッテリ65は、図示しない配線を介して回路基板20の配線と接続されており、回路基板20に形成された回路に電源を供給する。
図4は、回路基板20の正面図であり、Z1側からみた回路基板20を示す。図4の例において、回路基板20のZ1側の面には、24個の発光素子21が取り付けられている。24個の発光素子21は、円形の回路基板20の外縁部に沿って等間隔に配列されている。図4の例では、回路基板20に取り付けられている他の部品(例えば発光素子21の駆動用ICや、コントロール用ICなど)の図示が省略されている。
回路基板20の中央部には、図4に示すように、時計ムーブメント51を配置させるための孔29が形成される。
回路基板20は、操作ボタン10Aに関連する構成要素である孔22A及びスリット23Aと、操作ボタン10Bに関連する構成要素である孔22B及びスリット23Bを有する。
孔22Aは、図4に示すように、発光素子21よりも回路基板20の外縁部から離れた位置に形成される。正面側からみて、孔22Aは回路基板20の中心から操作ボタン10Aへ向かう方向(A方向)に位置しており、概ね長方形の形状を持つ。孔22Aは、A方向に略平行な2つの辺を持つ。
スリット23Aは、図4に示すように、外縁部から孔22Aに向かって延びている。図4の例において、スリット23AはA方向と略平行に延びており、長方形の孔22Aの中央部とつながっている。スリット23Aは、隣接する2つの発光素子21の略中央を通る。
図5は、カバー部材40とベース部材30の図示を省略した状態における本体ユニット5の要部の拡大斜視図である。図6は、スイッチ11A及び11Bとその周辺の部品を示す斜視図である。図6Aは、主に可撓性基板13A,13Bとスイッチ11A,11Bと可動部材12A,12Bを示す。図6Bは、可動部材12A,12Bのみを示す。図6A及び図6Bの視線の方向は、図5と同じである。
図5に示すように、スイッチ11Aは孔22Aに配置される。可動部材12Aはスリット23Aに配置されており、スリット23Aに沿ってA方向に移動する。
可動部材12Aは、図6Bに示すように、本体部121Aと係合部122Aと突起部123Aを有する。本体部121Aは、略直方体であり、Z方向に垂直な2つの面と、A方向に垂直な2つの面を持つ。係合部122Aは、本体部121AのZ1側の面に設けられた円柱状の突起であり、カバー部材40の後述する係合孔43Aと係合する。突起部123Aは、本体部121AにおけるA方向と垂直な一方の面に設けられており、スイッチ11Aを押圧する。本体部121AにおけるA方向と垂直な他方の面は、操作ボタン10Aによって押圧される。
可動部材12Bは、可動部材12Aと同様に、本体部121Bと係合部122Bと突起部123Bを有する。
可撓性基板13Aは、図6Aに示すように、貫通部131Aと、湾曲部132Aと、接続部133Aを有する。可撓性基板13Aは、例えばフレキシブルプリント基板であり、図6Aに示すように曲げた状態で回路基板20に取り付けられる。
貫通部131Aは、図5に示すように、回路基板20の孔22Aを貫通する。図5及び図6の例において、貫通部131Aは概ねZ方向に延びている。貫通部131Aの2つの平面は、A方向と概ね垂直である。貫通部131は、例えば補強板などが貼り合わされており、接続部133Aや湾曲部132Aに比べて厚くなっている。可動部材12Aと対向する貫通部131Aの一方の平面には、スイッチ11Aが取り付けられている。
貫通部131Aは、図6Aに示すように、回路基板20から離れる方向における端部を持つ。貫通部131Aの端部は、回路基板20の孔22Aに対してZ2側にある。貫通部131Aの端部には、回路基板20に向かって窪んだ凹部134Aが形成される。凹部134Aは、A方向からみて半円状に湾曲している。
接続部133Aは、図5に示すように、コネクタ24Aを介して回路基板20のZ1側の面に接続される。湾曲部132Aは、貫通部131Aと接続部133Aとの間に設けられており、回路基板20のZ1側の面から離れる方向に湾曲している。
可撓性基板13Bは、可撓性基板13Aと同様に、貫通部131Bと、湾曲部132Bと、接続部133Bを有する。接続部133Bは、接続部133Aと同様に、コネクタ24Bを介して回路基板20に接続される。貫通部131Bの端部には、貫通部131Aと同様に、凹部134Bが形成される。
図7は、ベース部材30に設けられた可撓性基板13Aの支持部材(31A、32A)を示す拡大斜視図である。図7Aは支持部材(31A、32A)と可撓性基板13Aを示し、図7Bは図7Aから可撓性基板13Aを除いた状態を示す。なお、図7A及び図7Bでは、支持部材(31A、32A)の構造を図解するために、ベース部材30の一部をXZ平面に平行な平面で切除することにより図示を省略している。
ベース部材30は、操作ボタン10Aに関連する構成要素として、第1支持部材31Aと、第2支持部材32Aと、案内溝33Aを有する。
第1支持部材31Aは、回路基板20の孔22Aに配置され、可動部材12Aの移動方向(A方向)に対して垂直な支持面311A(図7B)を持つ。支持面311Aは、回路基板20の孔22Aを貫通している。可撓性基板13Aの一部(貫通部131A)は、支持面311Aとスリット23A(図4)との間に位置する。支持面311Aとスリット23Aとの間では、貫通部131Aの一方の面1311A(図7A)と支持面311A(図7B)とが対向するとともに、貫通部131Aの他方の面1312A(図7A)とスリット23A(図4)とが対向する。スイッチ11Aは、スリット23Aと対向する貫通部131Aの面1312Aに取り付けられている。
図7A及び図7Bに示すように、可撓性基板13Aの貫通部131Aは、支持面311Aに沿って延びている。支持面311Aと対向する貫通部131Aの面1311Aは、例えば両面テープなどによって支持面311Aに接着される。
可撓性基板13Aの湾曲部132Aは、図7Aに示すように、回路基板20のZ1側の面から離れる方向(Z1方向)における第1支持部材31Aの端部を跨ぐように湾曲している。
第2支持部材32Aは、回路基板20の孔22Aに対してZ2側にある貫通部131Aの端部を支持する。図7Bの例において、第2支持部材32Aは、回路基板20から離れる方向(Z2方向)へ窪んだ凹部322Aと、凹部322Aの中に形成された凸部321Aを有する。貫通部131Aの端部が凹部322Aの中に配置された状態で、貫通部131Aの端部に形成された凹部134Aと凸部321Aとが係合する。
案内溝33Aは、スリット23Aと共に可動部材12Aの移動を案内する。案内溝33Aは、スリット23Aと略同じ幅を持ち、A方向に延びている。回路基板20のZ2側にはみ出した可動部材12Aの一部が、案内溝33Aの中でA方向に移動する。
図8は、ベース部材30に設けられた可撓性基板13Bの支持部材(31B、32B)を示す拡大斜視図である。図8Aは支持部材(31B、32B)と可撓性基板13Bを示し、図8Bは図8Aから可撓性基板13Bを除いた状態を示す。なお、図8A及び図8Bでは、支持部材(31B、32B)の構造を図解するために、ベース部材30の一部をXZ平面に平行な平面で切除することにより図示を省略している。
ベース部材30は、操作ボタン10Bに関連する構成要素として、第1支持部材31Bと、第2支持部材32Bと、案内溝33Bを有する。第1支持部材31Bは、第1支持部材31Aと同様に、支持面311Bを有する。貫通部131Bの一方の面1311B(図8A)と支持面311B(図8B)とが対向するとともに、貫通部131Bの他方の面1312B(図8A)とスリット23B(図4)とが対向する。第2支持部材32Bは、第2支持部材32Aと同様に、凹部322Bと凸部321Bを有する。
図9は、カバー部材40の一例を示す図である。図9Aは正面側からみたカバー部材40を示し、図9Bは背面側からみたカバー部材40を示す。図10は、カバー部材40の要部を示す拡大斜視図であり、Z2側からみたカバー部材40の孔42A付近の構造を示す。
図9に示すように、カバー部材40は、回路基板20に取り付けられた24個の発光素子21に対応する24個の導光路41を有する。導光路41は、対応する発光素子21から出射された光を回路基板20のZ1側の面に対して垂直な方向(Z1方向)へ導く。図9の例において、正面側からみた導光路41の形状は略正方形である。カバー部材40は、例えば遮光性を有する絶縁材料によって形成してよい。また、導光路41の内面には、例えば光反射膜などを設けてもよい。
カバー部材40の中央部には、図9に示すように、時計ムーブメント51を配置させるための孔49が形成される。カバー部材40のZ1側の面には、カバー部材40の中心からX1方向へ延びる直線に沿って溝48が形成される。溝48には、時計ムーブメント51と竜頭50を結合するシャフト52が配置される。
カバー部材40は、操作ボタン10Aに関連する構成要素として、孔42Aと、係合孔43Aと、案内溝44Aと、凹部45Aを有する。
係合孔43Aは、図2に示すように、可動部材12Aの係合部122Aと係合する。係合孔43Aは、正面側からみてA方向にやや長い円の形状を持ち、隣接する2つの導光路41の間(図9の例では略中央)に形成される。可動部材12Aの可動範囲は、係合孔43Aに係合した円柱状の係合部122Aの可動範囲によって制限される。
孔42Aは、図9に示すように、正面側からみて長方形に近い形状を持っており、係合孔43Aに比べてカバー部材40の外縁部から離れた位置にある。孔42Aの中には、図2に示すように、可撓性基板13Aの湾曲部132Aが位置する。湾曲部132Aは、図10に示すように、孔42Aの内壁46によってA方向に垂直な2つの方向から囲まれている。これにより、湾曲部132Aは、A方向に垂直な方向への位置ずれを生じ難くなっている。
案内溝44Aは、スリット23A及び案内溝33Aと共に可動部材12Aの移動を案内する。案内溝44Aは、スリット23A及び案内溝33Aと略同じ幅を持ち、カバー部材40の外縁部から孔42Aに向かってA方向に延びている。回路基板20のZ1側にはみ出した可動部材12Aの一部が、案内溝44Aの中でA方向に移動する。係合孔43Aは、案内溝44Aの途中に形成される。
凹部45Aは、図9Bに示すように、背面側からみて長方形に近い形状を持っており、外縁部から離れた位置で孔42Aに接している。凹部45Aの中には、可撓性基板13Aの接続部133Aが位置する。接続部133Aは、凹部45Aの内壁47によってA方向に垂直な2つの方向から囲まれている。これにより、接続部133Aは、A方向に垂直な方向への位置ずれを生じ難くなっている。
カバー部材40は、操作ボタン10Bに関連する構成要素として、孔42Bと、係合孔43Bと、案内溝44Bと、凹部45Bを有する。
本実施形態に係るウェアラブル装置では、操作ボタン10AをA方向へ押圧すると、操作ボタン10Aによって可動部材12Aが押されてA方向に移動し、可動部材12Aによってスイッチ11Aが押圧されて作動する。可動部材12Aの可動範囲は、係合部122Aと係合孔43Aとの係合によって適切な範囲に制限される。操作ボタン10BをB方向へ押圧した場合も同様に動作する。
上述した構成を有する本実施形態に係るウェアラブル装置によれば、次のような効果が得られる。
(1)回路基板20の外縁部から離れた位置にある孔22Aにスイッチ11Aが配置されており、操作ボタン10Aが操作されると、外縁部から孔22Aに向かって延びるスリット23Aに沿って可動部材12Aが移動し、この移動に応じてスイッチ11Aが作動する。すなわち、スイッチ11Aが回路基板20の外縁部から離れた位置に配置されていても、操作ボタン10Aの操作に伴って可動部材12Aがスリット23Aを移動することにより、スイッチ11Aを外縁部側から作動させることができる。
(2)回路基板20における外縁部の近くの領域を複数の発光素子21の配置領域として用いることができる。また、カバー部材40に設けられた複数の導光路41により、複数の発光素子21から出射された光を回路基板20の正面方向へ導くことができる。
(3)可動部材12Aに設けられた係合部122Aと係合孔43Aとが係合することによって、A方向における可動部材12Aの可動範囲を制限できる。また、隣接した2つ発光素子21に対応する2つの導光路41の間に係合孔43Aが形成されるため、回路基板20の外縁部付近における発光素子21の配置領域を確保し易い。しかも、発光素子21の導光路としての機能と可動部材12Aの可動範囲を制限する機能とをカバー部材40において兼用できるため、それぞれに別の部材を設ける場合に比べて部品数を減らすことができる。
(4)操作ボタン10Aの操作に伴う可動部材12Aの移動に応じてスイッチ11Aに力が作用しても、可撓性基板13Aが柔軟に変形し得るため、スイッチ11Aと可撓性基板13Aとの接続部分や、回路基板20と可撓性基板13Aとの接続部分に作用する力を低減し易くすることができる。
(5)スリット23Aを移動する可動部材12Aによりスイッチ11Aが押圧されると、スイッチ11A及び可撓性基板13Aは、第1支持部材31Aの支持面311Aに向かって押されて、可動部材12Aと支持面311Aとの間に挟まれる。支持面311Aが可動部材12Aの移動方向に対して垂直であるため、可動部材12Aの押圧力は、可撓性基板13Aとスイッチ11Aとの接続を引きは剥がす方向に作用し難い。これにより、可撓性基板13Aとスイッチ11Aとの接続の耐久性を向上できる。
(6)可撓性基板13Aの一方の面1311Aが支持面311Aに接着されることにより、可撓性基板13Aの位置を安定的に固定できる。また、支持面311Aが可動部材12Aの移動方向に対して垂直であるため、可動部材12A材の押圧力は、可撓性基板13Aと支持面311Aとの接着を引きは剥がす方向に作用し難い。これにより、可撓性基板13Aと支持面311Aとの接着の耐久性を向上できる。
(7)第1支持部材31Aの支持面311Aが可撓性基板13Aの貫通部131Aと共に回路基板20の孔22Aを貫通しているため、孔22Aと支持面311Aとにより可撓性基板13Aの位置が定まり易くなる。これにより、可撓性基板13Aの位置ずれを生じ難くすることができる。また、可撓性基板13Aの位置ずれが生じ難くなることで、組み立て作業が容易になる。
(8)回路基板20から離れた可撓性基板13Aの貫通部131Aの端部が第2支持部材32Aによって支持されるため、可撓性基板13Aの位置が定まり易くなる。これにより、可撓性基板13Aの位置ずれを生じ難くすることができる。
(9)貫通部131Aの端部において回路基板20に向かって窪んだ凹部134Aが第2支持部材32Aの凸部321Aと係合することにより、回路基板20に対して平行な方向における貫通部131Aの端部の位置が定まり易くなる。これにより、可撓性基板13Aの位置ずれを生じ難くすることができる。
(10)回路基板20のZ1側の面を覆うカバー部材40の内壁46によって、回路基板20のZ1側の面と平行な方向における湾曲部132Aの周囲の少なくとも一部(A方向に垂直な2つの方向)が囲まれている。そのため、貫通部131Aから接続部133Aへ渡る部分における可撓性基板13Aの位置が定まり易くなる。これにより、可撓性基板13Aの位置ずれを生じ難くすることができる。
(11)複数の操作ボタン(10A、10B)が回路基板20の平面と平行な方向に並んでいるため、回路基板20の平面と垂直な方向におけるウェアラブル装置のサイズを小さくすることができる。
(12)2つの操作ボタン(10A、10B)の間に竜頭50が配置されるため、竜頭50と2つの操作ボタンの操作が容易になる。
(13)少なくとも12個の発光素子21が時計ムーブメント51の周囲に配置されているため、発光素子21の各々を時計における時間の表示に対応させ易くなる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
上述した実施形態では、回路基板20の外縁部に沿って複数の発光素子21が配列される例を挙げたが、回路基板の外縁部に沿って配置される電子部品は任意であり、発光素子に限定されない。すなわち、回路基板における外縁部の近くの領域を、発光素子以外の電子部品の配置領域として用いることも可能である。
また、回路基板20の外縁部の近くが電子部品以外のもの(例えばケース内の他の部品や、ケースの内面に形成されたリブなど)によって占められている場合にも、本発明は適用可能である。
上述した実施形態では、操作ボタン(10A、10B)の操作により押圧されて作動するスイッチ(11A、11B)が用いられる例を挙げたが、他の実施形態では、押圧スイッチ以外のスイッチ(回転スイッチ、傾倒スイッチ、引きスイッチなど)が用いられてもよい。
上述した実施形態では、操作ボタン(10A、10B)と可動部材(12A、12B)とが独立した部材である例を挙げたが、他の実施形態では、操作ボタンと可動部材とが一体的に形成されていてもよい。
上述した実施形態では、スイッチ(11A、11B)と回路基板20とが可撓性基板(13A、13B)を介して接続される例を挙げたが、他の実施形態では、可撓性基板以外のもの(ケーブル配線、非可撓性の基板など)によってスイッチと回路基板とが接続されてもよい。
上述した実施形態では、ウェアラブル装置として腕時計を例に挙げたが、身に着けて使用可能な他の種々のウェアラブル装置にも本発明は適用可能である。
5…本体ユニット、10A,10B…操作ボタン、11A,11B…スイッチ、12A,12B…可動部材、121A,121B…本体部、122A,122B…係合部、123A,123B…突起部、13A,13B…可撓性基板、131A,131B…貫通部、132A,132B…湾曲部、133A,133B…接続部、134A,134B…凹部、20…回路基板、21…発光素子、22A,22B…孔、23A,23B…スリット、24A,24B…コネクタ、29…孔、30…ベース部材、31A,31B…第1支持部材、311A,311B…支持面、32A,32B…第2支持部材、321A,321B…凸部、322A,322B…凹部、33A,33B…案内溝、40…カバー部材、41…導光路、42A,42B…孔、43A,43B…係合孔、44A,44B…案内溝、45A,45B…凹部、46,47…内壁、48…溝、49…孔、50…竜頭、51…時計ムーブメント、52…シャフト、53…回転軸、60…ケース、61…発光領域、62…文字盤、63…時針、64…分針、65…バッテリ

Claims (14)

  1. 操作ボタンと、
    回路基板と、
    前記操作ボタンへの操作に伴って移動する可動部材と、
    前記回路基板の配線と接続され、前記可動部材の移動に応じて作動するスイッチとを有し、
    前記回路基板は、
    外縁部から離れた位置に形成され、前記スイッチが配置される孔と、
    前記外縁部から前記孔に向かって延びたスリットとを含み、
    前記可動部材は、前記スリットに配置されており、前記スリットに沿って移動する、
    ウェアラブル装置。
  2. 前記回路基板の一方の面を覆うカバー部材と、
    前記回路基板の前記一方の面において、前記外縁部に沿って配列された複数の発光素子とを有し、
    前記孔は、前記発光素子よりも前記外縁部から離れた位置に形成され、
    前記スリットは、隣接する2つの前記発光素子の間に形成され、
    前記カバー部材は、前記複数の発光素子から出射された光を前記回路基板の前記一方の面に対して垂直な方向へ導く複数の導光路を含む、
    請求項1に記載のウェアラブル装置。
  3. 前記カバー部材は、隣接する2つの前記発光素子に対応する2つの前記導光路の間に形成された係合孔を含み、
    前記可動部材は、前記係合孔と係合する係合部を含む、
    請求項2に記載のウェアラブル装置。
  4. 前記スイッチが取り付けられた可撓性基板を有し、
    前記スイッチは、前記可撓性基板の配線を介して前記回路基板の配線と接続される、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のウェアラブル装置。
  5. 前記回路基板の前記孔に配置され、前記可動部材の移動方向に対して垂直な支持面を持つ第1支持部材を有し、
    前記可撓性基板の一部は、前記支持面と前記スリットとの間に位置しており、
    前記支持面と前記スリットとの間において、前記可撓性基板の一方の面と前記支持面とが対向するとともに、前記可撓性基板の他方の面と前記スリットとが対向し、
    前記スイッチは、前記可撓性基板の前記他方の面に取り付けられている、
    請求項4に記載のウェアラブル装置。
  6. 前記可撓性基板の前記一方の面が前記支持面に接着されている、
    請求項5に記載のウェアラブル装置。
  7. 前記第1支持部材の前記支持面は、前記回路基板の前記孔を貫通し、
    前記可撓性基板は、前記支持面に沿って延び、前記回路基板の前記孔を貫通する貫通部を含む、
    請求項5又は6に記載のウェアラブル装置。
  8. 前記回路基板から離れる方向における前記貫通部の端部を支持する第2支持部材を有する、
    請求項7に記載のウェアラブル装置。
  9. 前記貫通部の前記端部には、前記回路基板に向かって窪んだ凹部が形成されており、
    前記第2支持部材は、前記凹部と係合する凸部を含む、
    請求項8に記載のウェアラブル装置。
  10. 前記回路基板の一方の面を覆うカバー部材を有し、
    前記可撓性基板は、
    前記回路基板の一方の面に接続された接続部と、
    前記接続部と前記貫通部との間において、前記回路基板の前記一方の面から離れる方向に湾曲した湾曲部とを含み、
    前記湾曲部は、前記回路基板の前記一方の面から離れる方向における前記第1支持部材の端部を跨ぐように湾曲しており、
    前記カバー部材は、前記回路基板の前記一方の面と平行な方向において前記湾曲部の周囲の少なくとも一部を囲んだ内壁を含む、
    請求項7乃至9の何れか一項に記載のウェアラブル装置。
  11. 前記回路基板の一方の面において、前記外縁部に沿って配列された複数の電子部品を有し、
    前記孔は、前記電子部品よりも前記外縁部から離れた位置に形成され、
    前記スリットは、隣接する2つの前記電子部品の間に形成される、
    請求項1乃至10の何れか一項に記載のウェアラブル装置。
  12. 複数の前記操作ボタンと、
    前記複数の操作ボタンへの操作に伴って移動する複数の前記可動部材と、
    それぞれ前記回路基板の配線と接続され、前記複数の可動部材への操作に応じて作動する複数の前記スイッチとを有し、
    前記回路基板は、
    前記複数のスイッチが配置される複数の前記孔と、
    前記外縁部から前記複数の孔に向かって延びた複数の前記スリットとを含み、
    前記複数の操作ボタンは、前記回路基板の平面と平行な方向に並んでいる、
    請求項11に記載のウェアラブル装置。
  13. 時計ムーブメントと、
    2つの前記操作ボタンの間に配置された竜頭と、
    前記回路基板の平面と平行に配置され、前記時計ムーブメントと前記竜頭とを結合するシャフトとを有する、
    請求項12に記載のウェアラブル装置。
  14. 前記電子部品は発光素子であり、
    少なくとも12個の前記発光素子が前記時計ムーブメントの周囲に配置される、
    請求項13に記載のウェアラブル装置。
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