JP2006329331A - 軸受組み込み冶具および軸受の組み込み方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる時に、円錐ころが内輪から落下するおそれがない軸受組み込み冶具および軸受の組み込み方法を提供する。
【解決手段】 軸受組み込み冶具は、内輪の大径側端面に固定され径方向に延びる第一部分11と、第一部分11の外方端部から軸方向に延び、保持器の外径面に当接する第二部分12とを有する断面略L字形状のステー10を備える。また、第一部分11には、ステー10が内輪の大径側端面に固定される際に、ねじ穴を露出させる貫通穴13が設けられている。軸受組み込み冶具は、ステー10とともにアイボルト41を備え、アイボルト41が貫通穴13によって露出されたねじ穴24と螺合することにより、ステー10の第一部分11が、大径側端面28に固定される。ここで、ステー10の第二部分12は、鉄板保持器23の外径面である大端面側の角部25に当接する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、内輪と円錐ころと保持器とからなる円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる軸受組み込み冶具および内輪アセンブリを吊り上げて回転軸に組み込む軸受の組み込み方法に関し、特に、風力発電機やトンネル掘削機の主軸等に利用され、大荷重、低回転数で使用される大型の円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる軸受組み込み冶具および内輪アセンブリを吊り上げて回転軸に組み込む軸受の組み込み方法に関する。
従来、風力発電機やトンネル掘削機の主軸等に利用され、大荷重、低回転数で使用される大型の円錐ころ軸受においては、内輪と円錐ころと保持器とからなる内輪アセンブリを回転軸に組み込む時に、内輪の大径側端面に設けた複数の吊り上げ用のねじ穴にアイボルトを螺合し、アイボルトと吊り上げ用のフックを、吊り上げ線であるチェーンで連結し、フックを介してクレーンで吊り上げて、回転軸に組み込んでいた。
図4は、円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げて回転軸に組み込む時の内輪アセンブリ100の概略断面図である。図4を参照して、内輪アセンブリ100は、内輪101と、円錐ころ102と、鉄板保持器103とからなる。内輪101の大径側端面112には、アイボルト121を螺合するための吊り上げ用のねじ穴111が、回転軸(図示せず)を中心にして点対称の位置に複数設けられている。ねじ穴111には、アイボルト121が螺合され、アイボルト121と吊り上げ用のフック123は、チェーン122で連結されている。フック123を介してクレーン124により、内輪アセンブリ100は、図中の矢印Xの方向に吊り上げられ、回転軸に組み込まれる。
なお、ボルト穴を設けて軸受を組み込む方法が、特開2003−21154号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1によると、外輪に設けられたボルト穴にボルトを挿通して、嵌合部に形成されたねじ穴に固定するという技術が開示されている。
特開2003−21154号公報(段落番号0012〜0013、図1)
上述した大型の円錐ころ軸受においては、加工精度上、内輪101と円錐ころ102との間、内輪101と鉄板保持器103との間等、内輪アセンブリ100を構成する各構成部材間に大きなすきまがある。
各構成部材間のすきまが大きいと、円錐ころ102や鉄板保持器103の動き量が大きくなり、円錐ころ102の小鍔面113での引っ掛りが小さくなる。引っ掛りが小さいと、製作吊り上げ時の鉄板保持器103の傾きや、自重による変形などにより、円錐ころ102が内輪101から落下するおそれがある。
各構成部材間のすきまにより、円錐ころ102が小鍔面113で引っ掛った場合の小鍔面113近傍の詳細を、図5を用いて説明する。図5は、図4においてVで示した部分の拡大図である。図5を参照して、設計時における基準位置、すなわち、すきまがない状態での円錐ころ102の外形は点線で表されている。各構成部材間のすきまにより、円錐ころ102が小鍔面113で引っ掛った場合の円錐ころ102の外形は実線で表されている。ここで、小鍔面113で引っ掛った場合の円錐ころ102の引っ掛り代aは、設計時における基準位置での円錐ころ102の引っ掛り代bと比べて小さくなる。
引っ掛り代が小さくなると、製作吊り上げ時の鉄板保持器103の傾きや、自重による変形などにより、円錐ころ102が内輪101から落下するおそれがある。
また、上述した風力発電機やトンネル掘削機の主軸として使用される大型の円錐ころ軸受は、ラジアル荷重に加え、スラスト荷重やモーメント荷重を受ける必要があるため、図6に示すように、軌道面と回転軸とのなす角度である接触角cを大きくする必要がある。接触角cが大きくなると、引っ掛り代が小さくなり、円錐ころ102が内輪101から落下するおそれがある。
この発明は、円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる時に、円錐ころが内輪から落下するおそれがない軸受組み込み冶具および軸受の組み込み方法を提供することを目的とする。
この発明に係る軸受組み込み冶具は、内輪と、円錐ころと、保持器とを組み合わせた円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる軸受組み込み冶具であって、内輪の大径側端面に固定され径方向に延びる第一部分と、第一部分の外方端部から軸方向に延び、保持器の外径面に当接する第二部分とを有するステーを備える。
このように構成することにより、円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる時に、保持器と内輪との位置関係がずれないように保持器を保持することができ、保持器および円錐ころの動き量を制限することができる。
また、軸受組み込み冶具は、非常に簡単な構造であるため、製作が容易である。
さらに、軸受組み込み冶具は、内輪への取り付け、取り外しが容易であるため、作業性を大幅に向上することができる。
好ましくは、ステーは、断面略L字形状を有する。
さらに好ましくは、内輪は、大径側端面にねじ穴を有し、ステーの第一部分はねじ穴を露出させる貫通穴を有し、軸受組み込み冶具は、ねじ穴に螺合するボルトを備える。
また、貫通穴は、軸受の径方向に長く延びる長穴である。
こうすることにより、保持器の外径寸法や形状に合わせて、軸受組み込み冶具の取り付け位置を調整し、保持器を保持することができる。
この発明の他の局面においては、軸受の組み込み方法は、大径側端面にねじ穴を有する内輪と、円錐ころと、保持器とを組み合わせた円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げて回転軸に組み込む軸受の組み込み方法であって、ねじ穴を露出する貫通穴を有して軸受の径方向に延びる第一部分と、第一部分の外方端部から軸方向に延びて保持器の外径面に当接する第二部分とを有するステーを準備し、ステーをねじ穴に螺合するアイボルトによって固定し、アイボルトに吊り上げ線を連結して内輪アセンブリを吊り上げる。
このような軸受の組み込み方法を使用することにより、より容易かつ確実に円錐ころ軸受を組み込むことができる。
この発明によると、内輪の大径側端面が第一部分で固定され、保持器の外径面が第二部分に当接するため、円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる時に、保持器と内輪との位置関係がずれないように保持器を保持することができ、保持器および円錐ころの動き量を制限することができる。
また、上記した軸受の組み込み方法を使用することにより、より容易かつ確実に円錐ころ軸受を組み込むことができる。
その結果、円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる時に、円錐ころが内輪から落下するおそれがない軸受組み込み冶具および軸受の組み込み方法を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る軸受組み込み冶具を示した図である。図1を参照して、軸受組み込み冶具は、内輪と、円錐ころと、保持器とを組み合わせた円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる軸受組み込み冶具であって、内輪の大径側端面に固定され径方向に延びる第一部分11と、第一部分11の外方端部から軸方向に延び、保持器の外径面に当接する第二部分12とを有する断面略L字形状のステー10を備える。また、第一部分11には、ステー10が内輪の大径側端面に固定される際に、後述するねじ穴を露出させる貫通穴13が設けられている。
なお、貫通穴13は、軸受の径方向に長く延びる長穴である。このように構成することにより、鉄板保持器の外径寸法や形状に合わせて、ステー10の取り付け位置を調整し、鉄板保持器を保持することができる。
図2は、図1において示したステー10を、内輪21の大径側端面28に固定した時の断面図である。図2を参照して、内輪アセンブリ20は、内輪21と、円錐ころ22と、鉄板保持器23とからなる。内輪21の大径側端面28には、アイボルト41を螺合するための吊り上げ用のねじ穴24が設けられている。
軸受組み込み冶具は、ステー10とともにアイボルト41を備え、アイボルト41が貫通穴13によって露出されたねじ穴24と螺合することにより、ステー10の第一部分11が、大径側端面28に固定される。ここで、ステー10の第二部分12は、鉄板保持器23の外径面である大端面側の角部25に当接する。この場合、内輪21と鉄板保持器23の組合せ状態を保った状態で保持されるよう、ねじ穴24の位置にあわせて、貫通穴13の径方向の位置が調整される。
鉄板保持器23は、ステー10を介して、内輪21との位置関係がずれないように内輪21に保持されているため、吊り上げ時の傾きによる変形はない。したがって、円錐ころ22は、内輪21と円錐ころ22との間のすきまにより円錐ころ22が移動することはあっても、動き量は制限されており、円錐ころ22が内輪21から落下するおそれはない。
また、鉄板保持器23の製作時の変形があっても、小端面27の一部が小鍔面26に十分に引っ掛っている状態で内輪21に保持されているため、落下するおそれはない。
以上のように、鉄板保持器23は、軸受組み込み冶具を介して、内輪21との位置関係がずれないように内輪21に保持されているため、鉄板保持器23および円錐ころ22の動き量を制限することができる。
したがって、内輪アセンブリ20の吊り上げ時に、円錐ころ22が内輪21から落下するおそれはない。
また、上記した軸受組み込み冶具は、非常に簡単な構造であるため、製作が容易である。
さらに、上記した軸受組み込み冶具は、内輪21への取り付け、取り外しが容易であるため、作業性を大幅に向上することができる。
次に、この発明の一実施形態に係る軸受の組み込み方法について説明する。まず、上記したステー10を準備する。次に、アイボルト41を貫通穴13に挿通してねじ穴24と螺合させることにより、ステー10の第一部分11を大径側端面28に固定する。これにより、ステー10の第二部分12は、鉄板保持器23の大端面側の角部25に当接される。ここで、軸受組み込み冶具は、円錐ころ22と鉄板保持器23との組合せ状態を保った状態で保持する。内輪21の大径側端面28には、ねじ穴24が回転軸(図示せず)を中心にして点対称の位置に複数設けられており、回転軸を中心にして点対称の位置に複数のステー10を固定した後、アイボルト41の環状部に連結された吊り上げ線であるチェーン42を介して、クレーン(図示せず)等により内輪アセンブリ20を上方に吊り上げる。そして、内輪アセンブリ20を、回転軸に組み込む。
このような軸受の組み込み方法を使用することにより、より容易かつ確実に円錐ころ軸受を組み込むことができる。
なお、上記の実施の形態においては、保持器として鉄板保持器23を使用したが、これに限らず、揉みぬき保持器、成型保持器、ピン型保持器等、他の保持器を使用する場合においても同様に、軸受組み込み冶具を使用して、組み込むことができる。
また、内輪21の大径側端面28とステー10の第一部分11が当接するようステー10を固定したが、これに限らず、平板状のスペーサを介してステー10と内輪21とを固定してもよい。
図3は、ピン型保持器を使用し、スペーサ66を介して軸受組み込み冶具の第一部分51を内輪61に固定した時の断面図である。図3を参照して、内輪アセンブリ60は、内輪61と、円錐ころ62と、ピン型保持器とからなる。ピン型保持器は、ピン63と二つの側板64a、64bから構成され、ピン63の小端面側の端部には側板64a、大端面側の端部には側板64bが取り付けられ、ピン63が抜けないようになっている。
ステー50は、アイボルト71がステー50の貫通穴53およびスペーサ66に設けられた貫通穴67を挿通してねじ穴70と螺合することにより、スペーサ66を介して内輪61に固定される。ここで、第二部分52と、側板64bの側部65とが当接する。
このように構成することにより、軸方向の、当接する位置関係を調整することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係る軸受組み込み冶具および軸受の組み込み方法は、円錐ころ軸受の内輪アセンブリの吊り上げ時に円錐ころが内輪から落下するおそれがないため、特に、風力発電機やトンネル掘削機の主軸等に利用され、大荷重、低回転数で使用される大型の円錐ころ軸受の軸受組み込み冶具および軸受の組み込み方法に有効に利用できる。
この発明の一実施形態に係るステー10を示す図である。 ステー10を円錐ころ軸受の内輪アセンブリ20に取り付けた時の断面図である。 ピン型保持器を使用し、スペーサ66を介してステー50を内輪61に取り付けた時の断面図である。 従来における内輪アセンブリ100を吊り上げて回転軸に組み込む円錐ころ軸受の内輪アセンブリ100の概略断面図である。 従来における吊り上げ時の内輪101の小鍔面26近傍の拡大図である。 従来における接触角が大きい場合の内輪アセンブリ100の断面図である。
符号の説明
10,50 ステー、11 第一部分、12,52 第二部分、13,53,67 貫通穴、20,60 内輪アセンブリ、21,61 内輪、22,62 円錐ころ、23 鉄板保持器、24,70 ねじ穴、25 角部、26 小鍔面、27 小端面、28 大径側端面、41,71 アイボルト、42 チェーン、63 ピン、64 側板、65 側部、66 スペーサ。

Claims (5)

  1. 内輪と、円錐ころと、保持器とを組み合わせた円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げる軸受組み込み冶具であって、
    前記内輪の大径側端面に固定され径方向に延びる第一部分と、
    前記第一部分の外方端部から軸方向に延び、前記保持器の外径面に当接する第二部分とを有するステーを備える、軸受組み込み冶具。
  2. 前記ステーは、断面略L字形状を有する、請求項1に記載の軸受組み込み冶具。
  3. 前記内輪は、大径側端面にねじ穴を有し、
    前記ステーの第一部分は前記ねじ穴を露出させる貫通穴を有し、
    当該軸受組み込み冶具は、前記ねじ穴に螺合するボルトを備える、請求項1または2に記載の軸受組み込み冶具。
  4. 前記貫通穴は、軸受の径方向に長く延びる長穴である、請求項1〜3のいずれかに記載の軸受組み込み冶具。
  5. 大径側端面にねじ穴を有する内輪と、円錐ころと、保持器とを組み合わせた円錐ころ軸受の内輪アセンブリを吊り上げて回転軸に組み込む軸受の組み込み方法であって、
    前記ねじ穴を露出する貫通穴を有して軸受の径方向に延びる第一部分と、前記第一部分の外方端部から軸方向に延びて前記保持器の外径面に当接する第二部分とを有するステーを準備し、
    前記ステーを前記ねじ穴に螺合するアイボルトによって固定し、
    前記アイボルトに吊り上げ線を連結して前記内輪アセンブリを吊り上げる、軸受の組み込み方法。
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