JP2006329147A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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【課題】 噴孔へのデポジットの堆積を低減する燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】 噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁にコーティング部41を設置している。コーティング部41とデポジットとは線膨張係数が異なっている。そのため、弁ボディ21または弁ボディ21の近傍において温度が変化すると、弁ボディ21に付着しているデポジットはコーティング部41において膨張率の差によって剪断力を受ける。その結果、噴孔25の内部に付着したデポジットは、噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁から剥離する。弁ボディ21の内壁から剥離したデポジットは噴孔25の内部を流れる燃料によって除去される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関などのエンジンに用いられる燃料噴射弁に関する。
燃料噴射弁において噴孔を形成する弁ボディの外壁にデポジットが付着すると、噴孔からの燃料の噴射が妨げられる。その結果、エンジンの出力低下を招いたり、燃費の悪化あるいは排気中の有害成分の増加を招くおそれがある。そこで、特許文献1に開示されている発明では、噴孔を形成している弁ボディにコーティング部を形成している。コーティング部は、弁ボディの外壁に開口する噴孔の周囲に形成されている。コーティング部は、弁ボディに付着するデポジットと線膨張係数の異なる材料から形成されている。これにより、燃料噴射弁の弁ボディの温度が上昇すると、線膨張係数の違いから、弁ボディの外壁からのデポジットの剥離が促進される。
特開2002−364498号公報
特許文献1に開示されている発明では、噴孔の出口へのデポジットの付着が低減されるにすぎない。しかしながら、噴孔の内部にデポジットが付着すると、噴孔から噴射される燃料の噴射量が変化したり、噴霧の形状が悪化するおそれがある。特に、噴孔の断面積が大きな場合、燃料噴射量の変化および噴霧形状の悪化が大きくなる。
そこで、本発明の目的は、噴孔へのデポジットの堆積を低減する燃料噴射弁を提供することにある。
請求項1記載の発明では、複数のコーティング部は噴孔において弁ボディの内周面側の端部から外周面側の端部までの間に設けられている。各コーティング部の線膨張係数は、互いに線膨張係数と異なっている。そのため、弁ボディの温度が上昇すると、各コーティング部の線膨張係数の違いから、弁ボディに付着したデポジットは弁ボディから剥離する。剥離したデポジットは、噴孔を流れる燃料によって除去される。したがって、噴孔へのデポジットの堆積を低減することができる。
請求項2記載の発明では、各コーティング部は噴孔を形成する弁ボディの内壁に形成されている。そのため、噴孔を形成する弁ボディの内壁へのデポジットの付着が低減される。また、噴孔を形成する弁ボディの内壁にコーティング部を形成することにより、コーティング部によって剥離したデポジットは噴孔の内部を流れる燃料によって除去される。したがって、噴孔の内部へのデポジットの堆積を低減することができる。
請求項3記載の発明では、各コーティング部は噴孔の周方向へ連続して形成されている。そのため、デポジットは噴孔を形成する弁ボディの内壁の全周にわたり付着が低減される。したがって、噴孔の内部へのデポジットの堆積を低減することができる。
請求項4記載の発明では、噴孔はスリット状である。スリット状の噴孔では、断面積が大きくなるため、噴孔を形成する弁ボディの内壁にデポジットが付着しやすくなる。コーティング部を設置することにより、断面積に関係なく噴孔を形成する弁ボディの内壁へのデポジットの付着が低減される。したがって、噴孔の内部へのデポジットの堆積を低減することができる。
請求項5記載の発明では、噴孔は略円錐形状である。噴孔の形状にかかわらずコーティング部を設置することにより、噴孔を形成する弁ボディの内壁へのデポジットの付着が低減される。したがって、噴孔の内部へのデポジットの堆積を低減することができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁(以下、燃料噴射弁を「インジェクタ」という。)を図2に示す。第1実施形態によるインジェクタ10は、例えば直噴式のガソリンエンジンに適用される。なお、インジェクタ10は、直噴式のガソリンエンジンに限らず、ポート噴射式のガソリンエンジン、またはディーゼルエンジンなどに適用してもよい。直噴式のガソリンエンジンにインジェクタ10を適用する場合、インジェクタ10は図示しないエンジンのガソリンヘッドに搭載される。
インジェクタ10のハウジング11は筒状に形成されている。ハウジング11は、第一磁性部12、非磁性部13および第二磁性部14を有している。非磁性部13は、第一磁性部12と第二磁性部14との磁気的な短絡を防止する。第一磁性部12、非磁性部13および第二磁性部14は、例えばレーザ溶接などにより互いに一体に接続されている。なお、ハウジング11は、磁性材料または非磁性材料により筒状の一体物に成形し、熱加工などをすることにより非磁性部13に対応する部分を非磁性化したり、第一磁性部12または第二磁性部14に対応する部分を磁性化してもよい。
ハウジング11の軸方向の一方の端部には入口部材15が設置されている。入口部材15はハウジング11の内周側に圧入されている。入口部材15は燃料入口16を形成している。燃料入口16には、図示しないポンプにより燃料タンクから燃料が供給される。燃料入口16に供給された燃料は、フィルタ部材17を経由してハウジング11の内周側へ流入する。フィルタ部材17は、燃料に含まれる異物を除去する。
ハウジング11の軸方向の他方の端部には、ホルダ20が設置されている。ホルダ20は、筒状に形成され、内側に弁ボディ21が設置されている。弁ボディ21は、筒状に形成され、例えば圧入あるいは溶接などによりホルダ20の内側に固定されている。弁ボディ21は、図1に示すように先端に近づくにつれて内径が小さくなる円錐状の内壁22に弁座23を有している。弁ボディ21は、内壁22のハウジング11とは反対側に接続するサック部24を有している。サック部24には、噴孔25の一方の端部が開口している。噴孔25は、一方の端部がサック部24を形成する弁ボディ21の内壁に開口し、他方の端部が弁ボディ21の外壁に開口している。これにより、噴孔25は、弁ボディ21の内壁と外壁とを連通している。
弁部材としてのニードル26は、図2に示すようにハウジング11、ホルダ20および弁ボディ21の内周側に軸方向へ往復移動可能に収容されている。ニードル26は、弁ボディ21と概ね同軸上に配置されている。ニードル26は、燃料入口16とは反対側の端部にシール部27を有している。シール部27は、弁ボディ21の弁座23に着座可能である。図1に示すように弁ボディ21の内壁22とシール部27が形成されているニードル26の外壁との間には、燃料が流れる燃料通路28が形成される。
インジェクタ10は、図2に示すようにニードル26を駆動する駆動部30を有している。駆動部30は、ニードル26を電磁的に駆動する電磁駆動部である。駆動部30は、スプール31、コイル32、固定コア33、可動コア34およびプレートハウジング35を有している。スプール31は、ハウジング11の外周側に設置されている。スプール31は、樹脂で筒状に形成され、外周側にコイル32が巻かれている。コイル32は、コネクタ36の端子と電気的に接続している。ハウジング11を挟んでコイル32の内周側には固定コア33が設置されている。固定コア33は、例えば鉄などの磁性材料により筒状に形成され、ハウジング11の内周側に例えば圧入などにより固定されている。プレートハウジング35は、磁性体から形成され、コイル32の外周側を覆っている。プレートハウジング35は、ハウジング11の第二磁性部14とホルダ20とを磁気的に接続している。スプール31およびコイル32の外周側は、コネクタ36を一体に形成する樹脂モールド38により覆われている。
可動コア34は、ハウジング11の内周側に軸方向へ往復移動可能に収容されている。可動コア34は、例えば鉄などの磁性材料から筒状に形成されている。可動コア34は、固定コア33とは反対側の端部がニードル26と一体に接続している。ニードル26のシール部27とは反対側の端部は、可動コア34に固定されている。これにより、可動コア34およびニードル26は一体に軸方向へ往復移動する。
可動コア34は、固定コア33側の端部において弾性部材であるスプリング18と接している。スプリング18は、一方の端部が可動コア34に接しており、他方の端部がアジャスティングパイプ19と接している。なお、弾性部材には、例えば板ばねまたは気体や液体のダンパなど、スプリング18に限らず適用可能である。アジャスティングパイプ19は、固定コア33に圧入されている。アジャスティングパイプ19の圧入量を調整することにより、スプリング18の荷重は調整される。スプリング18は、軸方向へ伸びる力を有している。そのため、一体のニードル26および可動コア34は、スプリング18によりシール部27が弁座23に着座する方向へ押し付けられている。
コイル32に通電していないとき、スプリング18の押し付け力により、シール部27は弁座23に着座する。コイル32に通電していないとき、固定コア33と可動コア34との間には所定の隙間が形成されている。コイル32に通電されると、可動コア34は固定コア33に吸引されるとともに、固定コア33と可動コア34とは互いに相対する面同士が接する。これにより、一体の可動コア34およびニードル26の固定コア33側への移動は制限される。
次に、弁ボディ21について詳細に説明する。
図1に示すように、弁ボディ21は円錐状の内壁22に弁座23を有している。弁座23には、ニードル26のシール部27が着座可能である。内壁22の燃料流れ下流側すなわちハウジング11と反対側の端部にはサック部24が接続している。サック部24は、弁ボディ21の内壁によって包囲されている。サック部24は、弁座23に近い側が略円筒状に形成され、弁座23から遠い先端側が略半球面状に形成されている。
サック部24を形成する弁ボディ21の内壁には、噴孔25の燃料入口251が開口している。噴孔25は、サック部24とは反対側の燃料出口252が弁ボディ21の外壁に開口している。これにより、噴孔25は、弁ボディ21を貫いて弁ボディ21の内壁と外壁とを連通している。噴孔25は、図1および図3に示すように軸に垂直な断面が扁平なスリット状に形成されている。噴孔25の断面は、例えば楕円形あるいは長円形に形成されている。
噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁には、複数のコーティング部41が設置されている。コーティング部41は、例えばジェラルミンあるいは酸化チタンなどの線膨張係数が大きな材料から形成されている。また、複数のコーティング部41を設置する場合、各コーティング部41は互いに熱膨張係数が異なる材料で形成してもよい。また、コーティング部41は、一部が例えばポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素含有樹脂で形成してもよい。本実施形態の場合、コーティング部41は、弁ボディ21の内壁において噴孔25の燃料入口251から燃料出口252までの間に二個所設置されている。この場合、例えばコーティング部41の一方をジェラルミンあるいは酸化チタンなどの線膨張係数の大きな材料で形成し、他方をフッ素含有樹脂で形成してもよい。コーティング部41は、噴孔25の周方向の全周にわたり形成されている。すなわち、コーティング部41は、噴孔25の周方向へ切れ目なく連続して形成されている。
次に、上記の構成によるインジェクタ10の作動について説明する。
図2に示すコイル32への通電が停止されているとき、固定コア33と可動コア34との間には磁気吸引力は発生しない。そのため、可動コア34は、スプリング18の押し付け力により固定コア33とは反対側へ移動している。その結果、コイル32への通電が停止されているとき、ニードル26のシール部27は弁座23に着座している。したがって、燃料は噴孔25から噴射されない。
コイル32に通電されると、コイル32に発生した磁界によりプレートハウジング35、ホルダ20、第一磁性部12、可動コア34、固定コア33および第二磁性部14に磁気回路が形成され磁束が流れる。これにより、固定コア33と可動コア34との間には磁気吸引力が発生する。固定コア33と可動コア34との間に発生する磁気吸引力がスプリング18の押し付け力よりも大きくなると、一体の可動コア34およびニードル26は固定コア33方向へ移動する。その結果、ニードル26のシール部27は弁座23から離座する。
燃料入口16から流入した燃料は、フィルタ部材17、入口部材15の内周側、アジャスティングパイプ19の内周側、可動コア34の内周側、可動コア34を内周側から外周側へ貫く燃料孔39およびホルダ20の内周側を経由して燃料通路28へ流入する。燃料通路28に流入した燃料は、弁座23から離座したニードル26と弁ボディ21との間およびサック部24を経由して噴孔25へ流入する。これにより、噴孔25から燃料が噴射される。
コイル32への通電を停止すると、固定コア33と可動コア34との間の磁気吸引力は消滅する。これにより、一体の可動コア34およびニードル26はスプリング18の押し付け力により固定コア33とは反対側へ移動する。これにより、一体の可動コア34およびニードル26はスプリング18の押し付け力により弁座23に着座する。その結果、燃料通路28と噴孔25との間の燃料の流れは遮断される。したがって、噴孔25からの燃料の噴射は終了する。
第1実施形態では、噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁に複数のコーティング部41を設置している。コーティング部41は、それぞれ熱膨張率が異なるとともに、インジェクタ10の噴孔25の近傍に付着するデポジットと線膨張率が異なる材料によって形成されている。噴孔25からは燃料が繰り返し噴射されるため、噴孔25を形成しているインジェクタ10の弁ボディ21には例えば燃料に含まれる高沸点成分などのデポジットが付着しやすい。また、直噴式のエンジンにインジェクタ10を適用する場合、噴孔25を形成しているインジェクタ10の弁ボディ21は高温の燃焼ガスに晒される。そのため、噴孔25に残留した燃料は噴孔25内あるいは噴孔の近傍で固化し、デポジットとして弁ボディ21に付着する。
本実施形態では、噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁に複数のコーティング部41を設置している。各コーティング部41は、それぞれ線膨張係数が異なるとともに、デポジットと線膨張係数が異なっている。そのため、弁ボディ21または弁ボディ21の近傍において温度が変化すると、弁ボディ21に付着しているデポジットはコーティング部41において膨張率の差によって剪断力を受ける。その結果、噴孔25の内部に付着したデポジットは、噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁から剥離する。特に、コーティング部41を噴孔25の軸方向へ複数設置することにより、デポジットは細かく粉砕されて剥離する。また、コーティング部41を、噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁に設置することにより、噴孔25からの燃料の噴射時、弁ボディ21の内壁から剥離したデポジットは噴孔25の内部を流れる燃料によって除去される。したがって、噴孔25の内部へのデポジットの堆積を低減することができる。
また、本実施形態では、各コーティング部41を線膨張係数が異なる材料で形成することにより、弁ボディ21に付着したデポジットが噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁から剥離する部分が増加する。そのため、噴孔25の内部へのデポジットの堆積を低減することができる。さらに、複数のコーティング部41の一部をフッ素含有樹脂で形成することにより、噴孔25を形成する弁ボディ21の内壁へのデポジットの付着が低減される。すなわち、フッ素含有樹脂で形成したコーティング部41によりデポジットの付着を低減するとともに、弁ボディ21および各コーティング部41間の線膨張係数の相違によって弁ボディ21からのデポジットの剥離が促進される。したがって、噴孔25の内部へのデポジットの堆積をより低減することができる。
また、第1実施形態では、弁ボディ21はスリット状の噴孔25を形成している。スリット状の噴孔25の場合、断面積が増大し、デポジットの付着を招きやすい。特に、スリット状の噴孔25の場合、噴孔25の内側にデポジットが付着すると、噴孔25から噴射される燃料の噴霧形状の悪化を招きやすい。すなわち、スリット状の噴孔25の場合、噴孔25から精密に形状および噴射量が設定された液膜状の噴霧が噴射される。そのため、噴孔25の内部にデポジットが付着すると、噴霧の形状および燃料の噴射量が変化し、所望の噴霧形状および燃料噴射量を得ることが困難になる。そこで、噴孔25の内部にコーティング部41を設置することにより、デポジットの付着が低減されるため、噴霧の形状および燃料噴射量を精密に維持することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるインジェクタの噴孔の近傍を図4に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態では、図4に示すように弁ボディ21が形成する噴孔51は軸に垂直な断面が円形状に形成されている。噴孔51は、サック部24側の燃料入口511から弁ボディ21の外壁側の燃料出口512にかけて徐々に内径が拡大している。これにより、噴孔51は、略円錐形状に形成されている。噴孔51を形成する弁ボディ21の内壁には、コーティング部42が設置されている。コーティング部42は、第1実施形態と同様に噴孔51の軸方向へ複数個所設置され、噴孔51の周方向へ連続して形成されている。
第2実施形態では、噴孔51の形状にかかわらず略円錐形状の噴孔51であってもコーティング部42を適用することができる。これにより、噴孔51の内部へのデポジットの堆積を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述した複数の実施形態では、弁ボディ21に一つの噴孔25、51を設置する例について説明した。しかし、弁ボディ21に二つ以上の噴孔が設置される場合も、各噴孔にコーティング部41、42を設置してもよい。また、上述の実施形態ではニードル26を電磁的に駆動するインジェクタ10を例に説明したが、例えば油圧でニードル26を駆動するインジェクタに本発明を適用してもよい。
本発明の第1実施形態によるインジェクタの要部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態によるインジェクタを示す断面図である。 図1のIII−III線で切断した断面図である。 (A)は本発明の第2実施形態によるインジェクタの要部を示す断面図であり、(B)は(A)のB−B線で切断した断面図である。
符号の説明
10 インジェクタ(燃料噴射弁)、21 弁ボディ、22 内壁、23 弁座、25、51 噴孔、26 ニードル(弁部材)、28 燃料通路、41、42 コーティング部

Claims (5)

  1. 内壁に形成されている弁座、および前記弁座の下流側に設置され前記内壁と外壁とを連通している噴孔を有する弁ボディと、
    前記弁ボディとともに燃料通路を形成し、前記弁座に着座または前記弁座から離座することにより前記噴孔からの燃料の噴射を断続する弁部材と、
    前記噴孔の前記内壁側の端部から前記外壁側の端部までの間に設けられ、線膨張係数が異なるコーティング部と、
    を備えることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記各コーティング部は、前記噴孔を形成する前記弁ボディの内壁に設けられていることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 前記各コーティング部は、前記噴孔の周方向へ連続して形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 前記噴孔は、軸に垂直な断面が扁平なスリット状であることを特徴とする請求項1、または3記載の燃料噴射弁。
  5. 前記噴孔は、軸に垂直な断面が円形状の略円錐形状であることを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料噴射弁。
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