JP2006328756A - 削孔装置および削孔方法 - Google Patents

削孔装置および削孔方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 フラッシング媒体として気体を用いた場合でも、フラッシングを確実に行うことができる削孔装置および削孔方法を提供する。
【解決手段】 削孔装置1は、先受鋼管10を備えている。先受鋼管10の先端部には、削孔ビット20が取り付けられており、先受鋼管10の後端部には、スイベルジョイント30を介して削岩機40が接続されており、削岩機を駆動させて地山の掘削を行う。先受鋼管10には、気体流通往路VTと気体流通復路VBが形成され、削孔ビット20には気体流通往路VTから気体流通復路VBに向けて空気を噴射する案内路25が形成されている。この空気の噴射により、気体流通復路VBに負圧が発生し、この負圧により、削孔ビット20の掘削によって生じたくり粉を吸引する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、削孔装置および削孔方法に係り、特に、トンネルの周囲における地山の補強を行うための長尺先受工法などに用いて好適な削孔装置および削孔方法に関する。
地質条件の悪い地山にトンネルを施工する際、トンネルの周囲において地山の安定化を図る、いわゆる先受工法を行うことがある。この先受工法は、トンネルアーチの外周に沿って補強管を打設し、補強管と地山との間に硬化剤などを注入することにより、切羽の前方における地中に補強材アーチを形成するというものである。
このような先受工法における削孔方法として、従来、特開平11−173057号公報に開示されたものがある。この削孔方法は、削孔ビットが装着された内管ロッドと、内管ロッドを収容する外管とを用いたいわば二重管構造をなす装置を用いており、内管ロッドには、削孔水やエアなどの冷却媒体を削孔ビットに供給する媒体供給通路が貫通形成されている。内管ロッドには、ドリフタが取り付けられており、ドリフタを駆動することにより内管ロッドを介して削孔ビットに推力、回転、打撃が加えられて削孔が行われる。また、削孔ビットに冷却媒体が供給されることにより、スライムが内管ロッドの外側および外管の内側を通過して、外管ロッドの後端部に送られる。外管の後端側は解放されており、この解放部分がスライムの排出口とされている。
特開平11−173057号公報
しかし、上記特許文献1に開示された削孔工法においては、内管から冷却媒体を供給している。このため、冷却媒体(フラッシング媒体)として削孔水が用いられる場合には、スライムの除去などを含めた外管内のフラッシングを好適に行うことができるものの、削孔水を用いた場合には、高圧かつ大量の削孔水を供給すると、削孔孔における孔壁の崩落の危険性などが懸念される。
また、エアなどの気体が冷却媒体(フラッシング媒体)として用いられる場合には、冷媒供給通路が形成されている二重管における内管の径が小さいため、十分な圧力でエアを供給することが困難である。したがって、冷却媒体としてエアなどを用いる場合には、フラッシングを十分に行うことができないという問題があった。
特に、長尺である長尺先受鋼管を用いた場合には、フラッシング媒体として気体を用いた場合に、フラッシングを十分に行うことができないという問題が顕著となるものであった。
また、上記特許文献1に開示された削孔工法では、エアの供給などによるフラッシング作業を行う必要がある。このため、装置構成が複雑となるという問題もあった。
そこで、本発明の課題は、フラッシング媒体として気体を用いた場合でも、フラッシングを確実に行うことができる削孔装置および削孔方法を提供することにある。また、他の課題は、簡素な構成の装置を用いて掘削作業を行うことができる掘削装置および掘削方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係る削孔装置は、先端部に配置され、地山を掘削するビット部材と、内管と外管とを備え、内管内に気体流通往路が形成されるとともに、内管と外管との間に気体流通復路が形成され、ビット部材の後端部に先端が接続された先受鋼管と、先受鋼管の後端部に接続され、先受鋼管における気体流通往路に気体を流入させる気体流入部を備えるとともに、気体流通復路を流通してきた気体を排出する排出部を備えるジョイント部材と、ジョイント部材における供給部に気体を供給する気体供給手段と、ジョイント部材に取り付けられ、ジョイント部材および先受鋼管を介してビット部材に掘削力を付与する掘削力付与手段と、を備え、ビット部材には、ビット部材によって地山を掘削して生じた土砂を気体流通往路に導入する土砂排出部と、気体流通往路を流通した気体を気体流通往路から気体流通復路に向けて案内する複数の案内路と、が形成されており、案内路を気体が流通することにより、土砂排出部を介して気体流通往路に向けて土砂が吸引されるものである。
本発明に係る削孔装置においては、本発明に係る削孔装置においては、フラッシング媒体として液体ではなく気体を用いている。このため、液体を供給した場合などにおける削孔孔における孔壁の崩落の心配などを低くすることができる。また、本発明に係る削孔装置において、ビット部材には、地山を掘削して生じた土砂を気体流通往路に導入する土砂排出部と、気体流通往路を流通した気体を気体流通往路から気体流通復路に向けて案内する複数の案内路と、が形成されている。このため、ビットの掘削によって生じた土砂を気体流通復路にスムーズに導入させ、さらに排出口まで搬送することができる。したがって、土砂の排出を容易に行うことができる。
なお、本発明における気体とは、純粋な気体のほか、ミスト状や泡状の添加剤を含有する気液混合体をも含むものである。
ここで、気体流通往路を流通した気体を、気体流通往路から先受鋼管の基端側に向けて噴出する気体噴出部が形成されている態様とすることができる。
このような気体噴出部が形成されていることにより、ビット部材によって掘削した土砂を気体流通復路に確実に導入することができるので、さらに土砂の排出を良好に行うことができる。
また、ビット部材に、先受鋼管における内管が嵌入される嵌入凹部が形成され、内管における外周面にテーパが付されており、内管が嵌入凹部に嵌入された際、内管と嵌入凹部との間に、気体流通往路を流通した気体が気体流通復路に向けて噴射される隙間が形成されている態様とすることもできる。
あるいは、ビット部材に、先受鋼管における内管が嵌入される嵌入凹部が形成され、内管における外周面に凹溝が形成されており、内管が嵌入凹部に嵌入された際、内管における凹溝と嵌入凹部との間に、気体流通往路を流通した気体が気体流通復路に向けて噴射される隙間が形成されている態様とすることもできる。
このように、内管における外周面にテーパが付され、または凹溝が形成されて内管が嵌入凹部に嵌入された際、内管と嵌入凹部との間に、気体流通往路を流通した気体が気体流通復路に向けて噴射される隙間が形成されていることにより、さらに確実に土砂を気体流通復路に導入することができる。
さらに、ビット部材に、気体流通往路を流通した空気をビット部材によって掘削される地山に向けて噴出する噴出孔が形成されている態様とすることもできる。
このように、気体流通往路を流通した空気をビット部材によって掘削される地山に向けて噴出する噴出孔が形成されていることにより、掘削された土砂の攪拌を行うことができるので、さらに確実に土砂を気体流通復路に導入することができる。
また、ジョイント部材における排出部に、吸引手段が設けられている態様とすることもできる。
このように、ジョイント部材における排出部に吸引手段を設けることにより、気体流通往路における土砂の残存を防ぐことができるので、さらに確実に土砂の排出を行うことができる。
さらに、気体流通復路を流通する気体を、ジョイント部材における排出部に案内する方向制御板が設けられている態様とすることもできる。
このように、気体流通復路を流通する気体を排出部に案内する方向制御板が設けられていることにより、気体によって搬送される土砂を確実に排出部に案内することができるので、よりスムーズに土砂の排出を行うことができる。
また、ビット部材と先受鋼管における内管との間、およびビット部材とジョイント部材との間のうちの少なくと一方に、先受鋼管の軸方向に向けた弾性を有する弾性部材を介在させた態様とすることもできる。
このような弾性部材を設けることにより、先受鋼管における内管をビット部材やジョイント部材に対してその軸方向に移動可能とすることができる。このような移動を可能とすることにより、ビット部材に形成された案内路を内管によって塞いだり、内管とジョイント部材との間に土砂が詰まったりすることを防止することができる。
さらに、ジョイント部材がスイベルジョイントであり、掘削力付与手段は、回転、打撃、および押付による掘削力を付与する態様とすることもできる。
このように、ジョイント部材としてスイベルジョイントを用い、掘削力付与手段によって回転、打撃、および押付の掘削力を付与することにより、ビット部材における掘削孔の掘削力を高いものとすることができる。
また、上記課題を解決した本発明に係る削孔方法は、上記のいずれかの削孔装置を用い、気体供給手段から気体を供給することにより、先受鋼管における気体流通往路および気体流通復路に気体を流通させるとともに、掘削力付与手段によって、ジョイント部材および先受鋼管を介してビット部材に掘削力を付与し、土砂排出部から土砂を吸引しながら、ビット部材によって削孔を行うことを特徴とする。
本発明に係る削孔装置および削孔方法によれば、フラッシング媒体として気体を用いた場合でも、フラッシングを確実に行うことができる。また、簡素な構成の装置を用いて掘削作業を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各実施形態において、同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、重複する説明は省略することがある。まず、本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係る削孔装置の側断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る削孔装置1は、先受鋼管10を備えている。先受鋼管10は、長さが約10mとされており、外側に配設された外鋼管11と、外鋼管11の内側に配設された内鋼管12とを備えている。さらに、外鋼管11は、先頭外管13と端末外管14を有している。この先頭外管13の後部と、端末外管14の前部には、継手部が形成されている。これらの継手部同士をネジ結合等することにより、先頭外管13と端末外管14とが接続されて外鋼管11が形成される。
また、内鋼管12は、先頭内管15と中間内管16と端末内管17とを有している。先頭内管15の後端部と中間内管16の先端部、および中間内管16の後端部と端末内管17の先端部は、それぞれ気密的に接続されている。先頭内管15の先端部は、先端側が後端側よりも縮径されるテーパを有している。また、先頭内管15の長手方向中央胴部には、スタビライザ18が取り付けられている。スタビライザ18の外径は、外鋼管11の内径よりもわずかに短く設定されている。
外鋼管11の内側と内鋼管12の外側との間、および内鋼管12の内側にはそれぞれ気体が流通可能な気体流通路が形成されている。このうちの内鋼管12の内側に形成された流路が気体流通往路VTとなり、外鋼管11の内側と内鋼管12の外側との間に形成された流路が気体流通復路VBとなる。
外鋼管11の先端部には、本発明のビット部材である削孔ビット20が取り付けられており、外鋼管11の後端部には、本発明のジョイント部材であるスイベルジョイント30が取り付けられている。削孔ビット20は、外鋼管11の先端部にねじ結合されて固定されている。
また、図2に示すように削孔ビット20の後端部であって、外鋼管11との接合部分よりも内側位置には、筒状の嵌入凹部21が形成されている。嵌入凹部21には、後部側が開口しており、この開口部分から先受鋼管10の内鋼管12における先頭内管15の先端部に形成されたテーパ部位が挿入されている。
さらに、削孔ビット20の正面には、複数のボタンビット22が設けられており、これらのボタンビット22によって地山を掘削して削孔を行う。また、削孔ビット20には、本発明の噴出孔であるエア噴射口23が形成されている。削孔ビット20には、先受鋼管10を介してフラッシングエアが供給され、このフラッシングエアはエア噴射口23から掘削面に向けて噴出される。なお、ボタンビット22に代えて、出入り可能なクロスビットを用いることもできる。
また、削孔ビット20には、本発明の土砂排出部である土砂流通口24が形成されている。ボタンビット22によって地山が掘削されて発生する土砂(以下「くり粉」という)は、エア噴射口23から排出された空気(フラッシングエア)とともに、土砂流通口24を通って先受鋼管10内における外鋼管11の内側であって内鋼管12の外側に形成された気体流通復路VBに導入される。図3(a)に示すように、エア噴射口23は、削孔ビット20の前面の中央部に形成されており、土砂流通口24は、削孔ビット20の前面の3箇所に形成されている。
さらに、削孔ビット20には、気体流通往路VTと気体流通復路VBとをつなぐ案内路25が形成されている。案内路25は、削孔ビット20の径方向から軸方向後方に向けて形成されており、気体流通往路VTから供給された空気を気体流通復路VBに案内する。図3(b)に示すように、この案内路25は複数、本実施形態では6箇所に形成されている。
また、図4(a)に示すように、削孔ビット20における嵌入凹部21の断面は円形をなしており、内鋼管12における先頭内管15の断面は、矩形状の四隅を円形に面取りした形状をなしている。このため、嵌入凹部21と先頭内管15との間には隙間26が形成されている。気体流通往路VTから供給された空気は、この隙間26から気体流通復路VBに噴射される。先頭内管15における先端部には、径方向に沿った気体流路19が形成されている。
さらに、図4(b)に示すように、中間内管16は、断面円形をなす円筒形状をなしている。この中間内管16に対して、3枚のスタビライザ18がそれぞれ中間内管16の径方向に等間隔で離間して配置されている。このスタビライザ18により、同軸状に配置された外鋼管11と内鋼管12との位置関係が維持されている。
他方、外鋼管11の後端部に接続されたスイベルジョイント30は、図1に示すように、スイベルボディ31およびスイベルアダプタ32を備えている。スイベルボディ31は、筒状の部材であり、その内部にスイベルアダプタ32が設けられ、スイベルアダプタ32はスイベルボディ31に対して摺動しながら相対的に回動可能とされている。スイベルジョイント30のスイベルアダプタ32が、先受鋼管10における外鋼管11の後端部にネジ結合等されて固定されて、スイベルジョイント30が先受鋼管10に固定されている。さらに、スイベルアダプタ32の中央部位には、内鋼管12における端末内管17が挿入されて固定されている。
また、スイベルボディ31とスイベルアダプタ32との間には、シール材33が設けられている。このシール材33をスイベルボディ31とスイベルアダプタ32との間に設けることにより、スイベルアダプタ32内に供給されたエアがスイベルボディ31とスイベルアダプタ32との間から漏れるのを防止している。
さらに、スイベルアダプタ32には、気体供給路であるエア通路34が形成されており、スイベルボディ31には、エア通路34に連通するエア流入口35が設けられている。エア通路34は、端末内管17に形成された気体流通往路VTと連通しており、エア流入口35には、本発明の気体供給手段であるコンプレッサ36が接続されている。
コンプレッサ36は、エア流入口35を介してスイベルアダプタ32に形成されたエア通路34に対して圧縮したエアを供給する。コンプレッサ36から供給される空気は、エア流入口35およびエア通路34を介して気体流通往路VTに導入される。ここで、スイベルアダプタ32におけるエア通路34は、スイベルアダプタ32の周方向に沿って形成された部分と軸方向に形成された部分とを有している。このため、スイベルアダプタ32がスイベルボディ31に対して相対的に回転した場合であっても、エア流入口35から流入したエアをエア通路34に供給可能とされている。
また、スイベルボディ31には、エア排出路37が形成されている。このエア排出路37も、スイベルアダプタ32の周方向に沿って形成された部分を有している。このため、スイベルボディ31に対して相対的に回転した場合であっても、エア排出路37と気体流通復路VBとは連通した状態を維持する。エア排出路37は、先受鋼管10に形成された気体流通復路VBと連通しており、気体流通復路VBを流通してきた空気および空気に混入されるくり粉をスイベルボディ31の外側に排出する。さらに、エア排出路37の出口位置には、気体を吸引する吸引装置38が設けられている。吸引装置38には、コンプレッサ36から圧縮空気が供給され、この圧縮空気に対して数倍の力でエア排出路37から空気を吸引するものである。
さらに、先受鋼管10における内鋼管12のうちスイベルボディ31のエア排出路37の部位に配置された部分には、図5に拡大して示す方向制御板39が設けられている。方向制御板39は、断面形状として、先受鋼管10の先端側が曲線状をなし、後端側が直線状をなす形状を回転させてなる曲面と平面とを有する形状をなしている。この気体流通復路VBを流通した空気および空気に含まれるくり粉は、曲面部分に当接し、エア排出路37の方向へと案内される。
また、スイベルジョイント30におけるスイベルアダプタ32の先端部には、先受鋼管10が接続されており、スイベルアダプタ32の後端部には、削岩機40におけるシャンクロッド41がネジ結合されて固定されている。削岩機40は、回転、打撃、押付などの掘削力を付与することができ、削岩機40によって与えられた掘削力は、シャンクロッド41およびスイベルアダプタ32を介して外鋼管11に与えられ、さらに外鋼管11を介して削孔ビット20に与えられる。また、スイベルアダプタ32の軸方向に延在するエア通路34は、先受鋼管10の内部に流通している。このエア通路34から流出するエアは、先受鋼管10内に流入する。
さらに、図1に示すように、先受鋼管10の先端部分において、内鋼管12と削孔ビット20との間には、削孔ビット20に対して内鋼管12を相対的に後端側に付勢する第一スプリング45が設けられている。さらに、先受鋼管10の後端部分において、内鋼管12とスイベルジョイント30との間には、スイベルジョイント30に対して内鋼管12を先端側に付勢する第二スプリング46が設けられている。これらの第一スプリング45および第二スプリング46の付勢力により、内鋼管12は、削孔ビット20およびスイベルジョイント30に対してスライド可能とされている。
さらに、図7に示すように、図1には図示しないが、先受鋼管10における外鋼管11には、その軸方向に離間して配置された複数の貫通孔10Aが形成されている。この貫通孔10Aには、図6にも示す蓋部材となるキャップ50が取り付け可能とされている。キャップ50は、円筒形状の本体部51と本体部51の底部に設けられた底板部52とを有している。本体部51の厚さ(高さ)は、外鋼管11の肉厚よりも薄くされている。また、底板部52には、一文字状の貫通部53が形成されている。キャップ50は、ゴム製であり、貫通部53は、通常時は閉じた状態となっているが、外部から加圧されることによって開放する態様となっている。
以上の構成を有する本実施形態に係る削孔装置を用いた削孔方法について説明する。
削孔を行う目的としては、軟弱な地山にトンネルを形成するにあたり、トンネルの形成に先立ち、図8に示すように、トンネルTの形成位置の周囲に、複数の掘削孔を形成し、先受鋼管10を挿入してトンネルの周囲における地山の崩落を防止することである。掘削装置によって形成された複数の掘削孔における先受鋼管10に対して、それぞれ硬化剤などを充填し、切羽の前方における地中に補強材をアーチ状に形成することにより、地山の崩落を防止する。
また、図9に示すように、先受鋼管10は、トンネルTに対してある程度の傾斜を持って配置されている。このように、先受鋼管10を所定の角度を持って配置し、補強材を形成することにより、高い補強性能を発揮する。なお、トンネル内には、作業用重機Mが配備されている。
削孔装置を用いた削孔を行うにあたり、まず、トンネルの形成位置の周囲に、削孔ビット20を押し当て、削岩機40を駆動する。削岩機40を駆動することにより、削岩機40による掘削力が発生する。削岩機40による掘削力には、回転、打撃、および押付によるものがある。
スイベルジョイント30におけるスイベルアダプタ32は、スイベルボディ31に収容され、スイベルボディ31に対して相対的に回転可能であるとともに、前後方向への微少な移動が可能とされている。削岩機40を駆動すると、削岩機40の掘削力による回転、打撃、および押付による運動は、シャンクロッド41を介してスイベルアダプタ32に伝達される。スイベルアダプタ32は、削岩機40からの回転運動を受けて、スイベルボディ31に対して相対的に回転する。また、削岩機40からの打撃、押付運動を受けてスイベルボディ31に対して相対的に前後動運動する。
スイベルアダプタ32が回転運動および前後動運動を行うと、これらの運動は、先受鋼管10に伝達され、さらに削孔ビット20に伝達される。先受鋼管10では、先頭外管13と端末外管14を接続する継手部は、それぞれ厚肉に形成されているので、削岩機40から与えられる掘削力に先受鋼管10が耐えられるようにされている。削孔ビット20は、これらの運動を受けて、ボタンビット22により、前方の地山に対して回転、打撃、押付の各掘削力を与えて、掘削を進めて先受鋼管10を地山に侵入させていく。
また、掘削を進めている間、コンプレッサ36からは、圧縮された空気(フラッシングエア)がエア流入口35に対して供給されている。エア流入口35に供給された空気は、エア通路34を通過して先受鋼管10における気体流通往路VTへと流入する。
ここで、スイベルアダプタ32に形成されたエア通路34は、スイベルアダプタ32がスイベルボディ31に対して相対的に移動した場合でも、エア流入口35との連通が維持されるように形成されているので、エア通路34には、空気が確実に供給される。また、スイベルボディ31とスイベルアダプタ32との間にはシール材33が設けられているので、スイベルボディ31とスイベルアダプタ32との間からの空気の漏洩を防止することができる。
エア通路34に流入した空気は、そのまま先受鋼管10の内鋼管12の内側に形成された気体流通往路VTに流入し、この気体流通往路VTを介して削孔ビット20におけるエア噴射口23から、噴射空気が掘削部Eに噴射される。このとき、噴射空気は、通過断面積の大きい先受鋼管10内を流通してエア噴射口23から噴射されている。このため、圧力損失がほとんどない状態で供給されているので、掘削部Eに対して高い圧力を維持したままの空気を噴射することができる。掘削部Eに流入した空気は、高い圧力の状態であるので、削孔ビット20によって地山を掘削して発生したくり粉を浮遊させた状態とすることができる。このまま、くり粉を浮遊させた空気は、土砂流通口24を介して先受鋼管10における気体流通復路VBに流入する。
また、コンプレッサ36から供給される空気は、気体流通往路VTを流通し、その後削孔ビット20に形成された案内路25を介して気体流通復路VBへと高速で流れる。この案内路25から気体流通復路VBまでの空気の流れにより、気体流通復路VBに負圧が発生する。この負圧により、削孔ビット20によって掘削されたくり粉は、空気とともに気体流通復路VBへと吸引されるので、くり粉の排出効果を増大させることができる。
さらに、本実施形態に係る削孔装置1では、先受鋼管10における内鋼管12の先端にテーパが付されており、削孔ビット20における嵌入凹部21と内鋼管12との間に隙間が形成され、この隙間からも空気が後方に流れる。この空気の流れによって気体流通復路VBにおける負圧をより大きくすることができるので、くり粉の排出効果をさらに増大させることができる。
しかも、本実施形態に係る削孔装置1では、スイベルボディ31に形成されたエア排出路37に吸引装置38が設けられている。この吸引装置38の吸引力により、気体流通復路VB内における空気およびこの空気に浮遊するくり粉が吸引されるので、くり粉の排出効果をさらに増大させることができるとともに、気体流通復路VB内におけるくり粉の残存を防止することができる。
また、本実施形態に係る削孔装置1では、内鋼管12におけるスイベルボディ31のエア排出路37の部位に配置された部分には、方向制御板39が設けられている。この方向制御板39が設けられていることにより、気体流通復路VBにおいてくり粉が浮遊する空気がエア排出路37の方向に案内される。したがって、スイベルボディ31とスイベルアダプタ32の摺動部分にくり粉が流出することを防止することができる。
さらに、本実施形態に係る削孔装置1では、内鋼管12と削孔ビット20との間および内鋼管12とスイベルジョイント30との間にそれぞれスプリング45,46が設けられている。このため、内鋼管12が削孔ビット20やスイベルジョイント30と直接接触しないようにすることができる。また、削岩機40の打撃による振動などによりスプリング45,46が伸縮する。このスプリング45,46の伸縮によって、内鋼管12が削孔ビット20およびスイベルジョイント30に対してその軸方向にスライドする。内鋼管12がスライドすることにより、先頭内管15が案内路25を塞いで空気の噴出を妨げるという事態を防止することができる。
このように、本実施形態に係る掘削方法においては、くり粉の排出を行うために供給する媒体として、水などの液体を用いることなく、空気を用いている。このため、地山に水などを付加することなどがないので、水などの増加による地山の崩落を防止することができる。
こうして、掘削が進行し、先受鋼管10が所定の深さ位置まで埋設されたときに、掘削作業を終了し、その後、先受鋼管10をスイベルジョイント30から切離す。それから、先受鋼管10の内部に硬化剤を充填して、トンネルの周囲の補強を行い、地山の崩落を防止する。硬化剤を充填する際には、先受鋼管10からスイベルジョイント30を取り外すとともに、先受鋼管10における内鋼管12を外鋼管11から取り外す。それから、外鋼管11の後端部に図示しない硬化剤注入装置を取り付ける。
硬化剤注入装置では、ポンプを利用して、外鋼管11内に硬化剤を注入する。外鋼管11内に硬化剤が注入されると、硬化剤の注入圧力が貫通孔10A(図6)に掛かり、この注入圧力によってキャップ50における底板部52に形成された貫通部53が開放し、貫通孔10Aを介して硬化剤が外鋼管11の外側における地山に注入される。また、注入圧力が高い場合、キャップ50は外鋼管11からはずれ、キャップ50が外れることによって、硬化剤が貫通孔10Aから注入される。こうして、硬化剤の注入が完了し、その後削孔ビット20は、地山内に埋め殺される。
このように、硬化剤を注入する際には、外鋼管11から外側の地山に向けて硬化剤を注入するために、貫通孔10Aにキャップ50が取り付けられているにも関わらず、貫通孔10Aから硬化剤がスムーズに流出することが望まれる。その一方、削岩機40による掘削作業が行われている際には、貫通孔10Aにキャップ50をすることにより、気体流通復路VBを流通する空気が外部へ流出するのを防止することが望まれる。この点、本実施形態における貫通孔10Aに取り付けられたキャップ50は、底板部52に形成された貫通部53は一文字状であるので、大きく開口することがない。このため、削孔時における空気の流出を防止することができる。その一方、硬化剤を注入する際には、硬化剤の注入によってキャップ50に大きな圧力が掛かるので、貫通部53が開口して硬化剤を流出させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、先端内管15の先端部には、テーパが付された態様とされているが、図10に示すような態様とすることもできる。図10に示す態様の先端内管60は、先端部にテーパは付されていないが、嵌入凹部21との間に隙間を形成するための凹溝61がその周囲に形成されている。また、先端内管60には、上記の実施形態と同様の気体流通往路VTが形成されており、先端内管60おける凹溝61が形成されている部位には、気体流通往路VTと凹溝61とを連通する気体流路62が形成されている。気体流通往路VTを流通した空気は、気体流路62を流通して凹溝61を流出し、後部における凹溝61と嵌入凹部21との間から吹き出され、気体流通復路VBへと流出する。そうして、気体流通復路VBに負圧が発生するため、この負圧により、削孔ビット20によって掘削されたくり粉は、空気とともに気体流通復路VBへと吸引されるので、くり粉の排出効果を増大させることができる。
また、削孔ビット20の先端にエア噴射口23を形成しているが、このエア噴射口を形成しない態様とすることもできる。この場合、削孔ビット20によって掘削したくり粉には、空気が噴射されないことになるが、案内路25および嵌入凹部21と先頭内管15との隙間から噴出される空気によって生じる負圧によって、気体流通復路VBにくり粉が吸引されることになる。また、上記実施形態では、トンネルを掘削する際に地山を補強するために用いているが、他の削孔工法、たとえばBAF工法(脚部補強工法)に用いることなどもできる。
本発明に係る削孔装置の側断面図である。 削孔ビットの正面図である。 (a)は図2のA−A線断面図、(b)は図2のB−B線断面図である。 (a)は図2のC−C線断面図、(b)は図2のD−D線断面図である。 (a)は端末内管の正面図、(b)は端末内管の側断面図である。 (a)はキャップの平面図、(b)はキャップの斜視図である。 外鋼管の拡大断面図である。 補強材を設けたトンネル周辺の模式的斜視図である。 トンネルを掘削する状態を示す側断面図である。 変形例に係る削孔ビットの正面図である。
符号の説明
1…削孔装置
10…先受鋼管
10A…貫通孔
11…外鋼管
12…内鋼管
18…スタビライザ
20…削孔ビット
21…嵌入凹部
22…ボタンビット
23…エア噴射口
24…土砂流通口
25…案内路
26…隙間
30…スイベルジョイント
34…エア通路
35…エア流入口
36…コンプレッサ
37…エア排出路
38…吸引装置
39…方向制御板
40…削岩機
45…第一スプリング
46…第二スプリング
50…キャップ
51…本体部
52…底板部
53…貫通部
VT…気体流通往路
VB…気体流通復路

Claims (10)

  1. 先端部に配置され、地山を掘削するビット部材と、
    内管と外管とを備え、前記内管内に気体流通往路が形成されるとともに、前記内管と前記外管との間に気体流通復路が形成され、前記ビット部材の後端部に先端が接続された先受鋼管と、
    前記先受鋼管の後端部に接続され、前記先受鋼管における前記気体流通往路に気体を流入させる気体流入部を備えるとともに、前記気体流通復路を流通してきた気体を排出する排出部を備えるジョイント部材と、
    前記ジョイント部材における供給部に気体を供給する気体供給手段と、
    前記ジョイント部材に取り付けられ、前記ジョイント部材および前記先受鋼管を介して前記ビット部材に掘削力を付与する掘削力付与手段と、
    を備え、
    前記ビット部材には、前記ビット部材によって地山を掘削して生じた土砂を前記気体流通往路に導入する土砂排出部と、
    前記気体流通往路を流通した気体を前記気体流通往路から気体流通復路に向けて案内する複数の案内路と、が形成されており、
    前記案内路を気体が流通することにより、前記土砂排出部を介して前記気体流通往路に向けて土砂が吸引されることを特徴とする削孔装置。
  2. 前記気体流通往路を流通した気体を、前記気体流通往路から前記先受鋼管の基端側に向けて噴出する気体噴出部が形成されている請求項1に記載の削孔装置。
  3. 前記ビット部材に、前記先受鋼管における内管が嵌入される嵌入凹部が形成され、
    前記内管における外周面にテーパが付されており、
    前記内管が前記嵌入凹部に嵌入された際、前記内管と前記嵌入凹部との間に、前記気体流通往路を流通した気体が前記気体流通復路に向けて噴射される隙間が形成されている請求項1または請求項2に記載の削孔装置。
  4. 前記ビット部材に、前記先受鋼管における内管が嵌入される嵌入凹部が形成され、
    前記内管における外周面に凹溝が形成されており、
    前記内管が前記嵌入凹部に嵌入された際、前記内管における前記凹溝と前記嵌入凹部との間に、前記気体流通往路を流通した気体が前記気体流通復路に向けて噴射される隙間が形成されている請求項1または請求項2に記載の削孔装置。
  5. 前記ビット部材に、前記気体流通往路を流通した空気を前記ビット部材によって掘削される地山に向けて噴出する噴出孔が形成されている請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項に記載の削孔装置。
  6. 前記ジョイント部材における排出部に、吸引手段が設けられている請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の削孔装置。
  7. 前記気体流通復路を流通する気体を、前記ジョイント部材における排出部に案内する方向制御板が設けられている請求項1〜請求項6のうちのいずれか1項に記載の削孔装置。
  8. 前記ビット部材と前記先受鋼管における内管との間、および前記ビット部材と前記ジョイント部材との間のうちの少なくと一方に、前記先受鋼管の軸方向に向けた弾性を有する弾性部材を介在させた請求項1〜請求項7のうちのいずれか1項に記載の削孔装置。
  9. 前記ジョイント部材がスイベルジョイントであり、
    前記掘削力付与手段は、回転、打撃、および押付による掘削力を付与する請求項1〜請求項8のうちのいずれか1項に記載の削孔装置。
  10. 請求項1〜請求項9のうちのいずれか1項に記載の削孔装置を用い、
    前記気体供給手段から気体を供給することにより、前記先受鋼管における気体流通往路および気体流通復路に気体を流通させるとともに、
    前記掘削力付与手段によって、前記ジョイント部材および前記先受鋼管を介して前記ビット部材に掘削力を付与し、
    前記土砂排出部から土砂を吸引しながら、前記ビット部材によって削孔を行うことを特徴とする削孔方法。
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