JP5774147B2 - 打撃式削孔流体噴射装置及び高圧噴射地盤改良工法 - Google Patents

打撃式削孔流体噴射装置及び高圧噴射地盤改良工法 Download PDF

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本発明は、特に、対象地盤に硬質層や岩盤等の障害物が存在する場合に好適な打撃式削孔流体噴射装置、及びそれを用いた高圧噴射地盤改良工法に関する。
高圧噴射地盤改良工法は、対象地盤にケーシング等の回転軸を所定深さまで貫入し、引き抜き過程で回転軸内に沿って設けられ通路を利用して流体としてセメントミルク等の改良材を地盤中に噴射して改良杭を造成するものである。この地盤改良工法において、地盤に硬質層や岩盤等の障害物が存在する場合は、特許文献1〜3に示されるように、筒状のボデーと、ボデー内に組み込まれて圧縮空気により作動するピストン及び該ピストンの打撃により地盤を掘削するビットを有したダウンザホールハンマと、ボデー内の上下方向に設けられて流体を移送してボデーの先端側より噴射可能にする通路とを備えている削孔流体噴射装置が用いられる。
ここで、特許文献1の構造は、図8(a)に示されるごとく、筒状のケーシング10内に組み込まれて圧縮空気により作動するピストン11及びピストンの打撃により地盤を掘削するビット12を有したセメントミルク注入式のダウンザホールハンマにおいて、ケーシング10と該ケーシングに外嵌した外筒20との間にセメントミルク流路21を形成している点、その流路21は上端に流体としてセメントミルクを供給する流体供給路8を接続し、下端にセメントミルクの排出口22を有している。
特許文献2の構造は、同(b)に示されるごとく、筒状のボデー5と、ボデー5内に組み込まれて圧縮空気により作動するピストン12及びピストンの打撃により地盤を掘削するビット14を有したダウンザホールハンマにおいて、ビット14に設けられて側面に開口するノズル収容空間17及びそこに設けられた噴射ノズル22を有している点と、ビット14及びダウンザホールハンマ4を構成しているピストン12等に貫通されている軸孔14cに挿通された主改良材管(改良材供給路)19を有している。
特許文献3の構造は、図9(a),(b)に示されるごとく、本体ケース2内に組み込まれて圧縮空気により作動するピストン9及びピストンの打撃により地盤を掘削するビット6を有した複数のエアハンマ3、すなわち本体ケース2内にあって、ケース中心に設けらたエアハンマ3及び該エアハンマの周囲にあって等間隔に設けられた三機のエアハンマ3を有したエアハンマ装置において、本体ケース2内にあってエアハンマ3同士の間に位置して上下方向に延びてセメントミルク等の改良材を移送する複数の流体通路12を有し、また各流体通路12は下端が本体ケース2の下部先端で開口し、上端が本体ケース2の上面から上方に突出して流体供給管の接続部となる。
特開平6−264435号公報 特開2006−336389号公報 特開2013−2039号公報
上記各特許文献の構造は、高圧噴射地盤改良工法の適用に際し、ケーシング等の回転軸の先端に装着されて、対象地盤に含まれる硬質層や砕石等の障害物をエアハンマ(ダウンザホールハンマ)の打撃力で砕きながら貫入した後、引抜過程で装置先端からセメントミルク等の改良材を噴射するため効率的な施工を可能にするが、次のような点から未だ満足できなかった。
すなわち、特許文献1の構造では、セメントミルク等を移送する流体通路がケーシング10と外筒20との間に形成されているためセメントミルクの注入ないしは噴射圧が低圧となり、セメントミルクを下端周囲の排出口22から遠く離れた領域まで到達させることは不可能である。そのため、造成改良杭としては、ダウンホールハンマ径に近いものとなり、杭径が制約されることになる。
特許文献2の構造では、文献1に比べ、セメントミルク等を移送する流体通路が主改良材管19とL字形管21で形成されているため噴射ノズル22から遠く離れた領域まで到達可能となり造成される杭径もそれなりに大きくできる。しかし、この構造では、ピストン12及びビット14などが主改良材管19に沿って摺動するため摩擦抵抗を受けたり、摺動部にゴミや土などを挟み込むと打撃力が弱くなる。また、構造が複雑であり機械的故障も多くなり易い。
特許文献3の構造では、文献1や2に比べ、本体ケース2内に複数(好ましくは4機)のエアーハンマ3と、上下に貫通している1以上の流体通路12とを有している。しかし、この構造では、例えば、合計四機のエアーハンマで構成すると装置の小型化が困難である。また、流体通路12は、下端が本体ケースの下部先端で開口しているため本体ケースの径方向へは噴射できない。しかも、この構造では、流体通路12を本体ケース内の中央部を避けて周囲に配置しているため、本体ケースを回転しなから地盤中に貫入する方式だと流体通路への流体供給方式が複雑となり、回転しなから掘削することは困難である。
本発明の目的は、以上のような課題を一掃して、簡単かつ簡明な構造を維持しながら、地盤貫入時はハンマの打撃力と共に必要に応じて高圧水の噴射力も付与可能であり、また、セメントミルク等の改良材を装置の径方向へ高圧噴射できる打撃式削孔流体噴射装置及びそれを用いた高圧噴射地盤改良工法を提供することにある。
上記目的を達成するため請求項1の発明は、形態例として示した図面を参照して特定すると、筒状のボデー1と、前記ボデー内に組み込まれて圧縮空気により作動するピストン22及び該ピストンの打撃により地盤を掘削するビット23を有したダウンザホールハンマ2と、前記ボデー内の上下方向に設けられて流体として改良材又は水を移送して前記ボデーの先端側より噴射可能にする流体移送通路3とを備えている削孔流体噴射装置Aにおいて、前記流体移送通路3は、前記ボデー1の略中心上下方向に延びている縦通路30と、前記縦通路に接続されて前記縦通路に移送されてくる前記流体を前記ボデーの径方向に導く横通路31と、前記横通路の先端に設けられて前記流体を前記ボデーの外へ噴射するノズル35と、前記縦通路の先端開口を開閉する弁手段33とを有し、前記ダウンザホールハンマ2は、前記ボデー1と前記縦通路30との間に形成される空間にあって、前記横通路31の方向と略90度変位し、かつ、前記縦通路30を挟んだ左右又は前後に配置された二機からなることを特徴としている。
以上の本発明は、請求項2から4で特定したように具体化されることがより好ましい。
(1)、前記弁手段33は、前記縦通路30の先端に設けられた弁座33bと、前記縦通路内に投入されて前記弁座に係合する略ボール形の弁34とからなる構成である(請求項2)
(2)、前記ボデー1は高圧空気供給路60から圧送されくる高圧空気を前記ノズル35に導入可能にする高圧流体用通路(形態例だと、この通路に対応する箇所として通路12bと12c、通路用空間15及び接続孔13e)を有していると共に、前記ノズル35は前記移送されてくる前記流体として改良材を前記高圧流体用通路60から導入される高圧空気に同伴して高圧噴射可能な構成である(請求項3
これに対し、請求項4の高圧噴射地盤改良工法は、請求項1から3の何れかに記載の打撃式削孔流体噴射装置Aを、地中に貫入したり引き抜かれる回転軸Bの下端に連結し、かつ、前記流体移送通路3に前記流体を供給する流体供給路40を接続し、前記ダウンザホールハンマ2に圧縮空気を供給する圧縮空気供給路50を接続した状態で、前記打撃式削孔流体噴射装置Aを前記回転軸Bと共に回転し、かつ前記弁手段33の開状態で前記縦通路30の先端開口より地盤中に前記流体として水を噴射しつつ前記ダウンザホールハンマ2により地盤を所定深さまで掘削した後、前記縦通路30の先端開口を前記弁手段33にて閉じると共に引き抜き過程で前記ノズル35より前記流体としてセメントミルク等の改良材を地盤中に噴射することを特徴としている。
以上の本発明は、請求項5と6で特定したように具体化されることがより好ましい。
(1)、前記回転軸Bは、軸内の略中心に配置されて前記縦通路30に連通される流体移送用内管4と、内部に挿入した前記内管と間隙を保っている中管5と、内部に挿入した前記中管と間隙を保っている外管6との三重管からなり、前記内管と中管との間の間隙aが前記圧縮空気供給路50の圧縮空気を前記ボデー側に圧送可能にし、前記中管と前記外管との間の間隙bが高圧空気供給路60の高圧空気を前記ボデー側に圧送可能にする構成である(請求項5)
(2)、前記内管4は、栓部材45により開閉可能になっていると共に、開状態で請求項2の弁34を投入可能な投入口(例えば管部42の孔42a)を有している構成である(請求項6)
請求項1の発明では、まず、流体移送通路が特許文献2と同様にボデーの中心上下方向に配置されている縦通路を有しているため、特許文献1や3に比べて、ボデーの回転状態において流体をスイベルなどを介して縦通路に所定の圧力で供給可能となる。これに加え、この発明では、特許文献2に比べて、前記の縦通路と共に、該縦通路に接続されて流体をボデーの径方向に導く横通路及び該横通路に装着されて流体をボデー周囲の外へ噴射可能にするノズルを有している。このため、流体移送経路としては、縦通路の下端開口より下方へ噴射する縦経路、及び横通路側のノズルからボデー周囲の外へ噴射する横経路の2系統を有しているため、請求項4に例示されるごとく流体として水と改良材とを使い分けることが可能となる。また、地中の硬質層等の障害物に対する掘削力としては、ボデーの中心上下方向に配置された縦通路の下端からの高圧水の噴射力と、縦通路を挟んで並列配置された各ダウンザホールハンマの打撃力とを効率よく付与できる。勿論、ダウンザホールハンマは二機構成であり単一構成に比べ掘削力を増大でき、かつ、特許文献3の三機構成に比べ装置の小型化も維持し易くなる。
また、以上の発明では、縦通路の先端開口が弁手段により開閉可能になっているため、例えば弁手段で閉状態に切り換えて、流体としてセメントミルク等の改良材を横通路及びノズルよりボデー周囲の外へ噴射することが可能となる。
請求項2の発明では、弁手段が縦通路の先端開口に設けられた弁座と略ボール形の弁とからなる簡明な構成であるため、誤作動や故障を生じ難い点で優れている。
請求項3の発明では、例えば、流体として改良材が横通路に装着されたノズルから高圧空気用通路から導入される高圧空気に同伴されて高圧噴射されるため、造成される改良杭の杭径をより拡大可能となる。
請求項4の発明では、高圧噴射地盤改良工法として、以上の打撃式削孔流体噴射装置を回転軸と共に回転し、かつ縦通路の先端より地盤中に流体として水を噴射しつつ二機のダウンザホールハンマにより地盤を効率よく掘削可能となる。また、所定深さまで貫入した後は、縦通路の先端を閉じると共に引き抜き過程で横通路に装着されたノズルより流体としてセメントミルク等の改良材を地盤中に高圧力で効率よく噴射可能となる。
請求項5の発明では、以上の打撃式削孔流体噴射装置に連結される回転軸が横断面で三重管からなり、流体移送用内管と中管との間の隙間を圧縮空気供給路の圧縮空気を送る箇所として利用し、中管と外管との間の隙間を高圧空気供給路として利用しているため、図1に例示されるような簡易なスイベル構造を適用可能となり、ボデー内にあって圧縮空気供給路からの圧縮空気を各ダウンザホールハンマに作用させたり、高圧空気供給路からの高圧空気を横通路に装着されたノズルに作用させることができる。
請求項6の発明では、内管が上部に設けられた投入口から請求項2の弁を投入可能なため、上記弁手段として故障が起きにくい簡明な構造及び操作性が実現される。操作性の点は、図7から推察されるごとく弁が削孔流体噴射装置に連結される回転軸が最も深く貫入された状態で投入されるため地表側から容易に投入可能となる。
本発明の打撃式削孔流体噴射装置及びそれに連結された回転軸並びにスイベル構造を示した模式断面図である。 図1の打撃式削孔流体噴射装置の細部を示し、(a)は上面図、(b)は下面図、(c)は(a)のA−A線断面(但し、上下の中間部及び各ダウンザホールハンマは断面していない)、(d)は(a)のB−B線断面図である。 図1の細部を示し、(a)は図1のC−C線断面図、(b)は同図のD−D線断面図、(c)はE−E線断面図である。 上記打撃式削孔流体噴射装置の下部側の構造を示す分解図である。 (a)と(b)は図1の上部(最上段のスイベル)側構造を示す説明図である。 本発明の高圧噴射地盤改良工法を模式的に示し、(a)と(b)は掘削を開始した直前の状態を示す側面図と正面図、(c)は更に地中の障害物を破砕した掘削状態を示す正面図である。 (a)は図6(c)から更に深くまで掘削した状態を示す正面図、(b)は所定深さに達した後、改良材を横管のノズルより噴射している状態を示す正面図、(c)はそのノズルからの噴射を停止した状態を示す正面図である。 (a)は特許文献1の装置要部を示す断面図、(b)は特許文献2の装置要部を示す断面図である。 (a)と(b)は特許文献3の装置要部を示す断面図と下面図である。
以下、本発明の形態例を図面を参照して説明する。この説明では、装置特徴、それを用いた高圧噴射地盤改良工法を実施する際の工法実施の準備、施工要領の順に述べる。
(装置特徴)形態例の打撃式削孔流体噴射装置Aは、図1〜図4に示されるごとく、ケーシング等の回転軸Bの下端側に連結されて回転軸Bと共に、対象地盤の所定深さまで貫入され、引き抜き過程で回転軸B内に沿って設けられた内管4などを利用して流体としてセメントミルク等の改良材を地盤中に噴射して図7(c)の改良杭Dを造成するために好適なもので、ボデー1と、ボデー1内に組み込まれているダウンザホールハンマ2と、ボデー1内の中心上下方向に設けられて流体xを移送してボデー1の先端側より噴射可能にする流体移送通路3とを備えている。
ここで、ボデー1は、長さが約60〜150cmの円筒状からなり、上筒部10に対し下筒部11が着脱可能に連結されている。上筒部10は、内周の下側に設けられた雌ねじ10aと、上開口内に装着されて筒上方へ突出されている上ブロック12と、筒周囲に開口された2つの窓10b、及び筒内にあって各窓10bを閉じる箇所に装着された中ブロック13とを有している。これに対し、下筒部11は、上筒部10に比べかなり短寸となっており、上側周囲に設けられた雄ねじ11aと、筒内に装着された下ブロック14とを有している。そして、下筒部11は、上筒部10に対し雌ねじ10aと雄ねじ11aとの螺合により連結される。ボデー1は、上ブロック12と中ブロック13との間の上空間15と、中ブロック13と下ブロック14との間の下空間17とに筒内を区画している。各ブロック12,13には、縦通路用通路12a,13aが中心軸方向に貫通されている。
また、上ブロック12は、上側が連結部に設定されており、前記した通路12aと、通路12aと平行に設けられて通路12aより径小な2つの上通路12b及び各上通路12bに連通された上通路12bより径大な単一の下通路12cと、通路12b及び下通路12cと略90度変位すると共に縦通路30を挟んだ左右又は前後に設けられたダウンザホールハンマ2の上側を装着する2つの逆凹所12eと、図3のごとく上端側から通路12aと平行に設けられて各逆凹所12eと連通している片側3つ合計6つの圧縮空気用通路12dとを有している。このうち、通路12aは、中ブロック13の通路13aに連結管16により接続されている。各逆凹所12eの内周には雌ねじ12fが設けられている。雌ねじ12fには、ダウンザホールハンマ2の上周囲に設けられた雄ねじ26が螺合される。
中ブロック13及び下ブロック14には、前記各凹所12eの真下に貫通形成されて、各凹所12eに上端側を装着したダウンザホールハンマ2を挿通する対向した貫通孔13c,14bが設けられている。また、中ブロック13には、通路13aに接続されて半径方向に貫通されている2つの横孔13bと、ブロック周囲に設けられて各横孔13bを中心とした装着穴13dと、上空間15と各装着穴13dとを連通している2つの接続孔13eとを有している。このうち、各横孔13bは、通路13aから枝分かれした横通路31であり、向きが各貫通孔13cと略90度変位し、かつ、高さが多少異なる箇所に設けられている。
各装着穴13dにはノズル35が装着されている。このノズル35は、図1の下側拡大図に示されるごとく横通路31から移送されてくる流体を受け入れて窓10bより噴射可能にする噴射孔35aと、接続孔13eから圧送されてくる高圧空気を受け入れて噴射孔35aに導く高圧流体用導入孔35bとを有している。すなわち、ノズル35としては、例えば、縦通路30及び横通路31を介して噴射孔35aに移送されてくる流体としてセメントミルク等の改良材を、上空間15及び接続孔13eを介して導入孔35bに圧送される高圧空気を噴射孔35aに導入することによりその高圧空気に同伴して高圧噴射可能にする構成であればよい。
下ブロック14には、通路12a,13aと同軸線上に貫通された連通孔14aが設けられている。この連通孔14aには連結管18が装着される。つまり、連結管18の上端側は、中ブロック13の通路13aに対しパッキン等を介して着脱可能に連結される。連結管18の下端側は、下筒部11の下端の手前付近まで延び、内側に装着した弁手段33を構成しているノズルを有している。このノズルは、図4のごとく流体として水などを真下へ噴射する孔33aと、孔33aの上側に位置して球体ないしはボール形の弁34で開閉される弁座33bとを形成している。
ところで、本発明の縦通路30は、上ブロックの通路12aと、連結管16と、中ブロックの通路13aと、連結管18とからなる。流体移送通路3は、縦通路30と横通路31とからなる。但し、縦通路30としては、例えば、連結管16を延長して通路13aも管構成にし、その延長連結管に対して連結管18を直に又は接続管を介して着脱可能に連結するようにしてもよい。その場合、延長連結管は、下空間17まで延ばし、下空間17内で連結管18と着脱可能にすることが好ましい。一方、上ブロック12と中ブロック13とを一体化することも可能である。その場合は、一体化したブロックに対し、通路12a,13aつまり縦通路及び縦通路から枝分かれした横通路を設けたり、貫通孔13cに相当する孔や逆凹所12eに相当する箇所を形成したり、上通路12b及び下通路12cと接続孔13eとを連通するような圧縮空気用通路を設けることになる。
また、ダウンザホールハンマ2は、これ自体はよく知られた構造であり、図4のごとくシリンダ20内に組み込まれて圧縮空気により作動するピストン22及びピストン22の打撃により突出して地盤を掘削するビット23を有しており、ピストン22の往復運動にて作動されるビット23の打撃により玉石,岩盤などを破砕するものである。同図のLはそのビット23の突出する寸法である。符号21はシリンダ20に連結された案内支持部材、符号24はバルブ細管、符号25は削孔用チップ、22a,23aは内部流通路である。以上のようなダウンザホールハンマとしては、例えば特開2007−77579号公報等に開示されている構造又はそれに類似の構造であればよい。なお、このダウンザホールハンマ2は、上端周囲に設けられた雄ねじ26を有し、ボデー1に対し中ブロックの貫通孔13c及び下ブロックの貫通孔14bへの挿入による位置決め状態で、雄ねじ26と雌ねじ12fとの螺合により装着される。
(工法実施の準備)形態例の高圧噴射地盤改良工法は、図1に例示されるごとく以上の打撃式削孔流体噴射装置Aが地中に貫入したり引き抜かれる回転軸Bの下端に直接又は軸継手Cなどを介して連結されると共に、流体移送通路3に流体xを供給する流体供給路40がスイベル7Cなどを介して接続され、ダウンザホールハンマ2に圧縮空気を供給する圧縮空気供給路50がスイベル7Bなどを介して接続され、ノズル35に高圧空気を供給する高圧空気供給路60がスイベル7Aなどを介して接続される。その状態から、一般的には、図6及び図7に例示されるごとく削孔流体噴射装置Aを回転軸Bと共に回転したり地中に貫入したり引き抜くためボーリングマシン8又はそれに類似の装置が用いられると共に、各スイベル7A〜7C、回転軸B、削孔流体噴射装置A、流体供給路40、圧縮空気供給路50、高圧空気供給路60をまとめて吊り込むためのクレーン等の吊り手段9が用いられる。実施工では、ボーリングマシン8を地盤の所定位置に移動した後、吊り手段9で各スイベル7A〜7C等の各部材を吊り上げて、図6に示されるごとくボーリングマシン側チャック部8Aに対し上より下降しながら挿入してセットすることになる。
ここで、回転軸Bは、軸内の略中心に配置されて上記した縦通路30に連通される流体移送用内管4と、内管4の外側に配置されて内部に挿入した内管4と所定の間隙aを保っている中管5と、中管5の外側に配置されて内部に挿入した中管5と所定の間隙bを保っている外管6との三重管からなる。そして、回転軸Bは、内管4が流体供給路40から送られてくる流体xをスイベル7Cを介して導入して縦通路30の方向へ移送可能にし、内管4と中管5との間の間隙aが圧縮空気供給路50から圧送されてくる圧縮空気yをスイベル7Bを介して導入して通路12dの方向へ圧送可能にし、中管5と外管6との間の間隙bが高圧空気供給路60から圧送されてくる高圧空気zをスイベル7Aを介して導入して上通路12bの方向へ圧送可能にする。
詳述すると、スイベル7Aは、外管の上端6aと中管の上端5aとに対し回転自在に組み付けられると共に、導入部に高圧空気供給路60を接続具61などにより連結される。スイベル7Bは、中管の上端7aと内管の上端4aとに対し回転自在に組み付けられると共に、導入部に圧縮空気供給路50を接続具51などにより連結される。これに対し、スイベル7Cは、内管の上端4aに対し回転自在に組み付けられると共に、上端に連結されたL形のエルボ7Dを有し、該エルボ7Dの導入部に流体供給路40を接続具41などにより連結される。流体供給路40、圧縮空気供給路50、高圧空気供給路60は、地表側に設置された対応する設備にポンプ等を介して接続されている。なお、高圧空気と圧縮空気とは、空気の圧縮度が異なるだけで実質的に同じである。
また、エルボ7Dは、図5に示したごとく垂直部に連結されて栓部材45で開閉される管部42を有している。つまり、管部42は、エルボ7DのL形通路のうち垂直通路部に連通されていると共に、基端側に設けられた流体の残圧を抜くための孔42cを有している。管内は、円形の孔42aからなり、孔内周に2つの縦溝42bを形成している。栓部材45は、頭部43と、頭下面に突出されて孔42aに嵌入される軸部44と、軸部周囲に設けられて縦溝42bに嵌合される回り止め及びガイド兼用のリブ44aと、軸部44の下側周囲に装着されたパッキン46とを有している。
そして、栓部材45は、図1のごとく軸部44を管内に最後まで押し入れて管部42及び孔42cを塞いだ閉じ状態と、図5(a)のごとく軸部44を管内より少し引き抜いて孔42cを開放した半閉じ状態と、同(b)のごとく管内から完全に引き抜いた開状態とに切り換えられる。この形態例では、その開状態において、弁手段を構成しているボール形の弁34が管部42内に投入される。すると、弁34は、自重により管部42からエルボ7Dの垂直通路、スイベル7Cの通路、内管4、軸継手Cの通路c1、縦通路30を通して弁座33b上に落下し、弁手段33を閉じ状態に切り換える。
なお、形態例では、打撃式削孔流体噴射装置Aの上ブロック12と回転軸Bの下端との間に軸継手Cが介在されている。この軸継手Cは、図1の上側拡大図から推察されるごとく、上記した内管4に対して管部材4Aを介して通路12c(縦通路30)に連通する通路c1と、上記した間隙aに対して管部材4A及び5Aを介して通路12dに連通する通路a1と、上記した間隙bに対して管部材5Aを介して通路12bに連通する通路b1とを有している。但し、このような軸継手Cは、これ以外にも色々変形されたり、また、省略して上ブロック12と回転軸Bとを直に連結することも可能である。
(施工要領)次に、以上の準備が完了した後、高圧噴射地盤改良工法を実施する手順と要領について図6及び図7を参照し明らかにする。なお、施工時には、硬質層や岩盤等の障害物が対象地盤の表層付近等に存在していることが分かっているものとする。
図6(a),(b)は、上記準備が完了した状態から、削孔流体噴射装置Aがボーリングマシン側チャック部8Aの駆動部により回転軸1と共に回転されながら、ダウンザホールハンマ2が圧縮空気yの移送により駆動され、その駆動によって出没されるビット23により地盤を掘削し障害物を粉砕している初期状態である。この掘削貫入時には、流体xとして水が移送されて弁手段33を構成しているノズルの孔33aから噴射される。
図6(c)及び図7(a)は、削孔流体噴射装置Aが障害物を貫通し更に掘削貫入している状態を示している。この掘削貫入では、削孔流体噴射装置Aの回転力と、二機のダウンザホールハンマ2による打撃力と、ボデー10の先端から真下に噴射される水の噴射力とにより障害物を含めて効率よく破砕及び穿孔が可能となり、従来よりも短時間で目的の深さに達し施工の高速化も実現される。なお、この掘削貫入過程では、二機のダウンザホールハンマ2がビッド23の通路23aから圧縮空気を吐出する。この例では、その吐出された圧縮空気により、掘削土の一部が噴射された水と共に上昇移動されて地表側へ排土し易くなる。
図7(a)から目的の深さまで到達、正確には2つのノズル35のうち、上側のノズル35の噴射口が目的の深さに達したら流体xである水の噴射を停止する。その後は、図5(b)のごとく栓部材45を管部42から外して、弁(この例では鋼球)34を投入する。すると、弁手段33は、弁34が落下され弁座33b上に受け止められて孔33aを塞ぐことで閉状態になる。
図7(b)は、流体xとしてセメントミルク(改良材)が移送されると共に、高圧空気zが圧送されて、ノズル33がセメントミルクを高圧空気に同伴してボデー1の周囲外へ高圧噴射を開始した状態を示している。この状態から、図7(c)のごとく削孔流体噴射装置Aは回転軸1と共に回転されながら引き抜かれる。この引き抜き過程では、セメントミルクの移送流量や高圧空気の圧力などが予め決められた値に制御されることにより、セメントミルクをノズル33からより遠くまで飛ばされようにして、図7(c)のごとく従来より径大な改良杭Dを造成可能となる。なお、この引き抜き過程では、圧縮空気yの供給を停止してもよいが、好ましくはシリンダ20内に土などの逆流を防ぐため掘削貫入時より圧縮空気yの圧送量を少なくなるよう切り換える。
そして、流体xであるセメントミルク及び高圧空気zは、削孔流体噴射装置Aが所定深さ(改良区域深度)まだ引き抜かれた時点で移送を停止する。その後は、削孔流体噴射装置Aを地上まで引き抜く。そして、通常は、削孔流体噴射装置Aのボデー1やノズル35などを水などで洗浄した後、下筒部11を上筒部10から分離して弁34を回収し再び連結することになる。
以上のようにして、この高圧噴射地盤改良工法では、削孔流体噴射装置Aを回転軸Bと共に回転し、かつ必要に応じて縦通路30の先端より弁手段33を介して地盤中に流体xとして水を噴射しつつ二機のダウンザホールハンマ2により地盤を効率よく掘削可能となる。また、削孔流体噴射装置Aを所定深さまで貫入した後は、縦通路30の先端開口を閉じると共に引き抜き過程で横通路31に装着されたノズル35より流体としてセメントミルク等の改良材を地盤中に高圧力で効率よく噴射可能となる。しかも、この工法では、回転軸Bが横断面で三重管からなり、内管4と中管5との間の隙間aを圧縮空気供給路として利用し、中管5と外管6との間の隙間bを高圧空気供給路として利用しているため、構成簡易なスイベル構造が可能となる。
なお、本発明は、以上の装置構造と高圧噴射地盤改良工法に何ら制約されるものではない。本発明は、請求項1と6で特定される技術要素を備えておればよく、細部は必要に応じて種々変更可能なものである。例えば、装置構造としてはノズル35を単一構成にすることである。弁34を回収する構成と関係して、連結管18は中ブロックの通路13aに対し螺合等により着脱可能に連結し、かつ下ブロック14の連通孔14aに引き抜き可能にすることにより、弁34を回収するときに連結管18だけを着脱可能にすることである。
A・・・打撃式削孔流体噴射装置
B・・・回転軸(4は内管、5は中管、6は外管)
1・・・ボデー(10は上筒部、11は下筒部)
2・・・ダウンザホールハンマ(22はピストン、23はビット)
3・・・流体移送通路(30は縦通路、31は横通路)
7A〜7C・・・スイベル
8・・・ボーリングマシン(8Aはチャック部)
9・・・吊り手段
33・・・弁手段(33bは弁座、34は弁)
35・・・ノズル(35aは噴射孔、35bは高圧空気用導入孔)
42・・・管部(42aは投入口である孔)
45・・・栓部材
40・・・流体(水又は改良材)供給路
50・・・圧縮空気供給路
60・・・高圧空気供給路

Claims (6)

  1. 筒状のボデーと、前記ボデー内に組み込まれて圧縮空気により作動するピストン及び該ピストンの打撃により地盤を掘削するビットを有したダウンザホールハンマと、前記ボデー内の上下方向に設けられ流体として改良材又は水を移送して前記ボデーの先端側より噴射可能にする流体移送通路とを備えている削孔流体噴射装置において、
    前記流体移送通路は、前記ボデーの略中心上下方向に延びている縦通路と、前記縦通路に接続されて前記縦通路に移送されてくる前記流体を前記ボデーの径方向に導く横通路と、前記横通路の先端に設けられて前記流体を前記ボデーの外へ噴射するノズルと、前記縦通路の先端開口を開閉する弁手段とを有し、
    前記ダウンザホールハンマは、前記ボデーと前記縦通路との間に形成される空間にあって、前記横通路の方向と略90度変位し、かつ、前記縦通路を挟んだ左右又は前後に配置された二機からなることを特徴とする打撃式削孔流体噴射装置。
  2. 前記弁手段は、前記縦通路の先端に設けられた弁座と、前記縦通路内に投入されて前記弁座に係合する弁とからなることを特徴とする請求項1に記載の打撃式削孔流体噴射装置。
  3. 前記ボデーは高圧空気供給路に接続されて、該高圧空気供給路から圧送されくる高圧空気を前記ノズルに導入可能にする高圧流体用通路を有していると共に、前記ノズルは前記移送されてくる前記流体として改良材を前記高圧流体用通路から導入される高圧空気に同伴して高圧噴射可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の打撃式削孔流体噴射装置
  4. 請求項1から3の何れかに記載の打撃式削孔流体噴射装置を、地中に貫入したり引き抜かれる回転軸の下端に連結し、かつ、前記流体移送通路に前記流体を供給する流体供給路を接続し、前記ダウンザホールハンマに圧縮空気を供給する圧縮空気供給路を接続した状態で、
    前記打撃式削孔流体噴射装置を前記回転軸と共に回転し、かつ前記弁手段の開状態で前記縦通路の先端開口より地盤中に前記流体として水を噴射しつつ前記ダウンザホールハンマにより地盤を所定深さまで掘削した後、
    前記縦通路の先端開口を前記弁手段にて閉じると共に引き抜き過程で前記ノズルより前記流体としてセメントミルク等の改良材を地盤中に噴射することを特徴とする高圧噴射地盤改良工法。
  5. 前記回転軸は、軸内の略中心に配置されて前記縦通路に連通される流体移送用内管と、内部に挿入した前記内管と間隙を保っている中管と、内部に挿入した前記中管と間隙を保っている外管との三重管からなり、前記内管と中管との間の間隙が前記圧縮空気供給路の圧縮空気を前記ボデー側に圧送可能にし、前記中管と前記外管との間の間隙が高圧空気供給路の高圧空気を前記ボデー側に圧送可能にしていることを特徴とする請求項4に記載の高圧噴射地盤改良工法。
  6. 前記内管は、栓部材により開閉可能になっていると共に、開状態で請求項2の弁を投入可能な投入口を有していることを特徴とする請求項5に記載の高圧噴射地盤改良工法。
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