JP2006327473A - 車両センサモニタ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発進時から車輪速度センサ信号S1,S2のいずれかが0Km/hで、他方の車輪速度センサ信号S1又はS2が正常である場合には、発進モニタのLowモードが実行される(図2のステップS108、S118、S400参照)一方、それ以外の場合には、発進モニタのHighモード及びスリップモニタが実行され(図2のステップS108、S112、S200、S300参照)、スリップモニタと発進モニタのLowモードが併用されないようして、異常判定条件の一部重複があっても2つのモニタから異常との判定結果が出力されることが回避できるようになっている。
【選択図】図2
Description
具体的には、例えば、車両前輪と後輪の車輪速度を検出し、その検出差が所定範囲にない場合に、ABS(Antilock Brake System)制御の禁止などを行い車両運転の安全性が確保されるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
また、車両の走行状態を監視する装置のさらなる信頼性の向上を図り、より安全で安定した車両の走行を確保する等の観点から、例えば、1つの車輪の回転速度が所定速度以上であるにも関わらず、他の車輪の回転速度が0Km/hである場合に、車両の回転を検出するセンサが異常であると判定できるようにしたものなども提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、走行特性の違い等から、四輪車向けの装置や機能を、二輪車に単純に搭載できない場合がある。
そこで、自動二輪車にも上述のスリップモニタに加えて、従来四輪車両において用いられていたような発進モニタを併用しようとするとモニタの干渉という問題が生ずる。
一方、スリップモニタは、2つの車輪速度の差が所定時間以上継続された場合に、異常と判断するようになっている。そのため、発進モニタとスリップモニタを発進時から同時に動作させるようにした場合において、発進時から一方の車輪速度が0Km/hのままで、他方の車輪のみが加速してゆくような状態が発生すると、発進モニタにおいて異常と判定される基準が、スリップモニタで異常と判定される基準とが一部重複して設定されていると、発進モニタとスリップモニタの双方から異常との判定結果が出力されてしまうモニタ干渉の状態となる虞がある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、車両センサの動作を監視するモニタが搭載された車両におけるモニタ間の干渉を回避し、複数のモニタを適切に機能させることのできるセンサモニタ処理方法及び車両センサモニタ装置を提供するものである。
本発明の他の目的は、車輪速度センサをモニタする種々のモニタ間における干渉を回避し、それぞれのモニタを適切に機能させることのできるセンサモニタ処理方法及び車両センサモニタ装置を提供することにある。
車輪速度を検出する車輪速度センサの信号に基づいて、車両の発進時における前記車輪速度センサの異常の有無を判定する発進モニタと、正常な発進を経た後の走行状態における前記車輪速度センサの異常の有無を判定するスリップモニタとが実行されるよう構成されてなる車両センサモニタ装置であって、
前記車両センサモニタ装置は、車両が所定の動作状態にあるか否かを判定し、その判定結果に応じて前記発進モニタとスリップモニタとを択一的に実行せしめるよう構成されてなるものである。
また、従来と異なり、双方のモニタから異常との判定結果が出力されるようなことが確実に回避され、いずれか一方のモニタによる異常判定を得ることができるので、それによってABS制御の禁止などを的確に行うことができ、安全性の向上を図ることができるという効果を奏するものである。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における車両センサモニタ装置の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
本発明の実施の形態における車両センサモニタ装置は、特に、自動二輪車に適するもので、制御部(図1においては「CONT」と表記)51と、車輪速度を検出する2つの車輪速度センサ1,2と、警報回路52とを主たる構成要素として構成されてなるもので、後述するように所定の異常判定がなされた場合に、ABS制御の停止を行うものである。
なお、説明の便宜上、一方の車輪54を前輪、他方の車輪55を後輪とする。
警報回路52は、後述するように制御部51によりセンサ異常と判定され、所定の警報信号が出力された際に、その信号に基づいて、警報ランプ3の点灯を行うものである。なお、警報回路52は必ずしも警報ランプ3の点灯駆動に限定される必要はなく、例えば、警報音の発生を行うよう構成したものであってもよい。
まず、車両動作上の前提として、図示されないエンジンは、制御部51が始動された後に始動できるようになっているとする。
かかる前提の下、制御部51による処理が開始され、エンジン(図示せず)が停止状態にあることが確認されると(図2のステップS102参照)、次いで、リクエストフラグF1、F2が所定値、例えば、”1”に設定される(図2のステップS104参照)。
このステップS108において、前輪54の車輪速度センサ信号S1が入力されていると判定されると、リクエストフラグF1が”0”にリセットされ(図2のステップS110参照)、次いで、後輪55に対する車輪速度センサ信号S2が入力されているか否かが判定される(図2のステップS112参照)。
さらに、スリップモニタにおいて異常判定がなされなければ、先のステップS108へ戻り、以後、上述したと同様に処理が繰り返されることとなる。
本発明の実施の形態において、この所定のフラグ設定条件は、駆動輪である前輪54の車輪速度が0〜4Km/hの間にある場合、又は、4Km/h以下で、かつ、疑似車体速度が4Km/hとなっている間のいずれかを満足する場合に、リクエストフラグF1,F2のセットを可能とし、これらの条件が満たされない場合には、リセットされるものとしてある。なお、ここで、車輪速度0Km/hは、第1の切替判定用所定値であり、4Km/hは第2の切替判定用所定値である。
ステップS122においては、リクエストフラグF2が”1”にセットされ、後述するステップS400の処理へ進むこととなる。
そして、ステップS115において、フラグ条件が満足されていると判定された場合(YESの場合)には、次述するステップS116の処理へ進む一方、フラグ条件が満足されていないと判定された場合(NOの場合)には、前述したステップS110の処理へ進むこととなる。
そして、発進モニタのLowモードにおいて異常判定がなされなければ、先のステップS108へ戻り、以後、上述したと同様に処理が繰り返されることとなる。
最初に、発進モニタのLowモードについて、図3に示されたサブルーチンフローチャート及び図6に示された発進モニタのLowモードの動作を説明するための模式図を参照しつつ説明する。
まず、本発明の実施の形態においては、発進モニタをLowモードとHighモードの2つに構成し、Lowモードは、発進直後における車輪速度センサ信号の異常検出を主眼においたものであるのに対して、Highモードは、発進直後は一応正常であったにも関わらず、その後に生ずる車輪速度センサ信号の異常検出に主眼を置いたものである。
発進モニタのLowモードの実行が開始されると、前輪54の車輪速度センサ信号S1が所定値(本発明の実施の形態においては0Km/h)となったまま、かつ、後輪55の車輪速度センサ信号S2のみが正常に加速してゆく状態であり、しかも、後輪55の車輪速度が所定速度K1以上の状態が所定時間T1以上継続されたか否か、または、これとは、逆に、後輪55の車輪速度センサ信号S2が所定値(本発明の実施の形態においては0Km/h)となったままで、かつ、前輪54の車輪速度センサ信号S1のみが正常に加速してゆく状態であり、しかも、前輪54の車輪速度が所定速度K1以上の状態が所定時間T1以上継続されたか否かが判定される(図3のステップS402参照)。
ここで、異常処理は、特定のものに限定される必要はないが、本発明の実施の形態においては、警報回路52を介して車輪速度センサ異常を示す警報ランプ3が点灯されると共に、ABS制御の動作禁止信号がABSを構成する油圧装置53へ出力されるようになっている。
一方、ステップS402において、上述した2つの条件のいずれにも該当しないと判定された場合には、先の図2に示されたメインルーチンへ戻ることとなる。
発進モニタのHighモードの実行が開始されると、最初に、発進直後においては正常に変化していた車輪速度センサ信号S1,S2のいずれかが所定値(本発明の実施の形態においては0Km/h)となったか否かが判定される(図4のステップS202参照)。
そして、車輪速度センサ信号S1,S2のいずれかが0Km/hとなったと判定された場合(YESの場合)には、次述するステップS204の処理へ進む一方、いずれの車輪速度センサ信号S1,S2も0Km/hとなっていないと判定された場合(NOの場合)には、異常無しとして一連の処理が終了され、図2に示されたメインルーチンへ戻ることとなる。
図7には、この発進モニタのHighモードが実行されて車輪速度センサS1、S2の異常と判定される場合のセンサ信号の変化の様子が模式的に示されている。同図においては、車輪速度センサ信号S2が正常に加速してゆく一方(図7の実線参照)、車輪速度センサ信号S1が発進直後は正常であったものが、その後、減速状態となり、遂には0Km/hとなった場合の例が示されている(図7の二点鎖線)。
ここで、異常処理は、先にステップS404で説明した内容と基本的に同一であるので、再度の詳細な説明は省略することとする。
スリップモニタの実行が開始されると、車輪速度センサ信号S1、S2の出力値の差の絶対値が所定値K2以上で、かつ、その状態が所定時間T2以上継続されたか否かが判定される(図5のステップS302参照)。
ここで、車輪速度の差が所定値以上で所定時間継続される場合としては、例えば、先の図1で説明した2つの車速検出用歯車(図示せず)のいずれかの歯が何らかの原因により複数本欠け、その結果、対応する車輪速度センサS1,S2による見かけ上の車輪速度が実際の速度よりも低下し、他方の正常な車輪速度との間に差が生じるような場合が考えられる。
ここで、異常処理は、先にステップS404で説明した内容と基本的に同一であるので、再度の詳細な説明は省略することとする。
なお、ステップS302において、上述した条件が満たされていないと判定された場合(NOの場合)には、一連の処理が終了され、図2に示されたメインルーチンへ戻ることとなる。
最初に、例えば、発進時から車輪速度センサ信号S2は正常に制御部51へ入力される一方、車輪速度センサ信号S1が発進時から0Km/hの状態である場合について説明する。この場合、リクエストフラグF2はリセットされるのに対してリクエストフラグF1がセットされたままであるので、発進モニタのLowモードが実行されることとなる(図2のステップS102〜ステップS108、ステップS115〜ステップS120、ステップS400参照)。
そして、車輪速度センサ信号S1が所定速度K1以上となり、それが所定時間T1以上継続されると、異常と判定されABS制御の動作禁止などが行われることとなる(図3のステップS402,S404参照)。
発進時にいずれの車輪速度センサ信号S1,S2も正常である場合には、発進モニタのHighモード及びスリップモニタが実行されるのは、既に述べた通りである(図2のステップS102〜S114、ステップS200及びステップS300参照)。
この場合、発進後は、図2のステップS108〜ステップS114、ステップS200及びステップS300の処理が循環的に繰り返されることとなる。
車輪速度センサ信号S1が突然0Km/hに落ちた時点で、一方の車輪速度センサ信号S2は正常で、図2のステップS108ではS1の入力無しと判定され、ステップステップS115の処理へ進むこととなる。しかし、ステップS115においては、S2が10Km/h程度にあるとの前提条件より、フラグ条件が満足されていないと判定されるため、ステップS110においてリクエストフラグF1がリセットされることとなる。次いで、ステップS112においてS2有りと判定され、ステップS114へ進みリクエストフラグF2がセットされて、発進モニタのHighモードとスリップモニタが実行されることとなる(図2のステップS200,S300参照)。
なお、車輪速度センサ信号S1が0Km/hではないが、正常な車輪速度センサ信号S2よりも小さく、スリップモニタにより異常と判定される条件を満たす場合には、スリップモニタによる異常発生と判断されて警報等がなされることとなる(図5のステップS302、S304参照)。
かかる状態で走行中に、何らかの原因により車輪速度センサ信号S1が突然0Km/hに落ちたとする。
そして、発進モニタのLowモードにより異常と判定されると、所定の異常処理が実行されることとなる(図3のステップS402、S404参照)。
また、本発明の実施の形態においては、自動二輪車を前提として説明したが、基本的な構成は、四輪車にも適宜判定条件を変更することで適用できるものである。
さらに、本発明の実施の形態においては、スリップモニタと発進モニタのHighモードとが併用されるようにしたが、必ずしもスリップモニタと共に他のモニタが併用される必要はなくスリップモニタだけであってよい。すなわち、発進モニタのLowモードとスリップモニタとが択一的に実行されれば十分であり、スリップモニタと他の複数のモニタとを併用するようにしても、相互の干渉が無ければ勿論よいものである。
2…車輪速度センサ
3…警報ランプ
51…制御部
52…警報回路
53…油圧装置
54…車輪(前輪)
55…車輪(後輪)
Claims (15)
- 車輪速度を検出する車輪速度センサの信号に基づいて、車両の発進時における前記車輪速度センサの異常の有無を判定する発進モニタと、正常な発進を経た後の走行状態における前記車輪速度センサの異常の有無を判定するスリップモニタとが実行されるよう構成されてなる車両センサモニタ装置におけるセンサモニタ処理方法であって、
車両が所定の動作状態にあるか否かを判定し、その判定結果に応じて前記発進モニタとスリップモニタとを択一的に実行せしめることを特徴とするセンサモニタ処理方法。 - 車両が所定の動作状況にあるか否かの判定は、車輪速度と当該車輪速度に基づいて演算算出される疑似車体速度が所定の条件を満たすか否かによって行われるものであって、
車輪速度が0〜切替判定用所定値の間にあるか、又は、車輪速度が前記切替判定用所定値以下であって、かつ、前記疑似車体速度が前記切替判定用所定値にあるかのいずれかである場合には、発進モニタの実行が選択されることを特徴とする請求項1記載のセンサモニタ処理方法。 - 車両は自動二輪車であって、
発進モニタは、発進時から一方の車輪速度が0Km/hであるのに対して、他方の車輪速度が第1の所定速度以上となり、かつ、当該速度状態が第1の所定時間以上継続されたと判定した場合に、車輪速度センサの異常と判定することを特徴とする請求項2記載のセンサモニタ処理方法。 - スリップモニタは、2つの車輪速度の差の絶対値が第2の所定値以上となり、当該状態が第2の所定時間以上継続されたと判定した場合、車輪速度センサの異常と判定することを特徴とする請求項3記載のセンサモニタ処理方法。
- 車輪速度センサの異常と判定された場合、ABS制御の禁止を行うことを特徴とする請求項4記載のセンサモニタ処理方法。
- 車輪速度を検出する車輪速度センサの信号に基づいて、車両の発進時における前記車輪速度センサの異常の有無を判定する発進モニタと、正常な発進を経た後の走行状態における前記車輪速度センサの異常の有無を判定するスリップモニタとが実行されるよう構成されてなる車両センサモニタ装置であって、
前記車両センサモニタ装置は、車両が所定の動作状態にあるか否かを判定し、その判定結果に応じて前記発進モニタとスリップモニタとを択一的に実行せしめるよう構成されてなることを特徴とする車両センサモニタ装置。 - 車両が所定の動作状況にあるか否かの判定は、車輪速度と当該車輪速度に基づいて演算算出される疑似車体速度が所定の条件を満たすか否かによって行われるものであって、
車輪速度が0〜切替判定用所定値の間にあるか、又は、車輪速度が前記切替判定用所定値以下であって、かつ、前記疑似車体速度が前記切替判定用所定値にあるかのいずれかである場合には、発進モニタの実行が選択されるよう構成されてなることを特徴とする請求項6記載の車両センサモニタ装置。 - 車両は自動二輪車であって、
発進モニタは、発進時から一方の車輪速度が0Km/hであるのに対して、他方の車輪速度が第1の所定速度以上となり、かつ、当該速度状態が第1の所定時間以上継続されたと判定した場合に、車輪速度センサの異常と判定するよう構成されてなることを特徴とする請求項7記載の車両センサモニタ装置。 - スリップモニタは、2つの車輪速度の差の絶対値が第2の所定値以上となり、当該状態が第2の所定時間以上継続されたと判定した場合、車輪速度センサの異常と判定するよう構成されてなることを特徴とする請求項8記載の車両センサモニタ装置。
- 車輪速度センサの異常と判定された場合、ABS制御の禁止を行うよう構成されてなることを特徴とする請求項9記載の車両センサモニタ装置。
- 車輪速度を検出する車輪速度センサの信号に基づいて、車両の発進時における前記車輪速度センサの異常の有無を判定する発進モニタと、正常な発進を経た後の走行状態における前記車輪速度センサの異常の有無を判定するスリップモニタとが実行されるよう構成されてなる車両センサモニタ装置において実行されるセンサモニタ処理プログラムであって、
当該センサモニタ処理プログラムは、
車両が所定の動作状態にあるか否かを判定するステップと、
前記ステップにおける判定結果に応じて前記発進モニタとスリップモニタとを択一的に実行せしめるステップとを有してなることを特徴とするセンサモニタ処理プログラム。 - 車両が所定の動作状況にあるか否かの判定は、車輪速度と当該車輪速度に基づいて演算算出される疑似車体速度が所定の条件を満たすか否かによって行われるものであって、
車輪速度が0〜切替判定用所定値の間にあるか、又は、車輪速度が前記切替判定用所定値以下であって、かつ、前記疑似車体速度が前記切替判定用所定値にあるかのいずれかである場合には、発進モニタの実行が選択されることを特徴とする請求項11記載のセンサモニタ処理プログラム。 - 車両は自動二輪車であって、
発進モニタは、発進時から一方の車輪速度が0Km/hであるのに対して、他方の車輪速度が第1の所定速度以上となり、かつ、当該速度状態が第1の所定時間以上継続されたか否かを判定するステップと、
前記ステップにおいて、発進時から一方の車輪速度が0Km/hであるのに対して、他方の車輪速度が第1の所定速度以上となり、かつ、当該速度状態が第1の所定時間以上継続されたと判定された場合に、車輪速度センサの異常と判定するステップとを有してなることを特徴とする請求項12記載のセンサモニタ処理プログラム。 - スリップモニタは、2つの車輪速度の差の絶対値が第2の所定値以上となり、当該状態が第2の所定時間以上継続されたか否かを判定するステップと、
前記ステップにおいて、2つの車輪速度の差の絶対値が第2の所定値以上となり、当該状態が第2の所定時間以上継続されたと判定された場合、車輪速度センサの異常と判定するステップとを有してなることを特徴とする請求項13記載のセンサモニタ処理プログラム。 - 車輪速度センサの異常と判定された場合、ABS制御の禁止をステップを有してなることを特徴とする請求項14記載のセンサモニタ処理プログラム。
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