JPH10332720A - 回転速度センサの異常検出装置 - Google Patents

回転速度センサの異常検出装置

Info

Publication number
JPH10332720A
JPH10332720A JP13627197A JP13627197A JPH10332720A JP H10332720 A JPH10332720 A JP H10332720A JP 13627197 A JP13627197 A JP 13627197A JP 13627197 A JP13627197 A JP 13627197A JP H10332720 A JPH10332720 A JP H10332720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
control
rotation speed
sensor
speed sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP13627197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Yamashita
勝 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP13627197A priority Critical patent/JPH10332720A/ja
Publication of JPH10332720A publication Critical patent/JPH10332720A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転速度センサの異常を検出するにあたり誤
検出が成されるのを防止するとともに、誤検出に基づく
異常対応制御が成されるのを防止すること。 【解決手段】 各車輪の回転速度に応じた回転速度信号
を出力する回転速度センサaと、車両速度あるいは一部
の回転速度センサの回転速度信号が所定速度以上である
にもかかわらず、回転速度信号が発生しない回転速度セ
ンサaが存在しているという異常判断条件が成立したと
きに異常発生と判断するセンサ異常判断部bと、センサ
異常判断部bの異常発生判断時には、異常に対応した所
定の制御を行う異常対応部cと、を備えた回転速度セン
サの異常検出装置において、センサ異常判断部bにおけ
る異常判断条件が成立後、この条件が所定時間内に消失
したときには、異常対応部cの異常対応制御を停止する
よう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、自動車などの車
両において車輪に設けられて車輪の回転速度に応じた信
号を出力する回転速度センサの短絡などの異常を検出す
る回転センサの異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 最近、制動時に制動液圧を自動最適制
御するアンチスキッド装置と呼ばれるブレーキ装置が一
般化している。このような装置は、車輪の回転速度を検
出する回転速度センサからの信号に基づいて車輪の状態
を検出し、コントロールユニットに記憶されているプロ
グラムに基づいて制動液圧の制御を行うように構成され
ている。ところで、このようなブレーキ装置では、車輪
の回転状態を検出する回転速度センサが故障した場合、
車輪の状態を検出できなくなるために適切な制動制御を
行うことができなくなる。そこで、回転速度センサの故
障をプログラム的に検出する装置が提案されている。す
なわち、複数の車輪に設けられている回転速度センサの
うちの1つのセンサが検出する回転速度が0Km/hで
あるにもかかわらず、他の車輪の回転速度センサが所定
速度以上を検出しているという異常判断条件が成立した
ときには、0Km/hを検出しているセンサに異常が発
生したと判断するよう構成されている。上述のような従
来装置としては、例えば、特開平1−204859号公
報に記載されているものが公知であって、この装置は、
駆動輪に設けた回転速度センサの検出速度がある所定速
度以上であるにもかかわらず、全ての非駆動輪に設けら
れた回転速度センサから所定の速度信号が得られない
と、これら非駆動輪の回転速度センサが故障であると判
断するよう構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
した従来技術にあっては、以下に述べるような誤判断が
成されるおそれがある。すなわち、低摩擦係数(以下、
低μという)路では、駆動輪がスリップし易いが、この
ような路面において発進時に駆動輪がスリップして、車
両が前進しない場合、駆動輪の回転速度センサの回転速
度信号は所定速度以上の高速を示しているのに、非駆動
輪の回転速度センサの回転速度信号は0Km/hを示す
ことになり、回転速度センサが故障していないのに異常
判断条件が成立してしまい、異常と誤判断される。ある
いは、4輪が全輪駆動する四輪駆動車に上述の従来装置
を適用した場合、例えば、凍結路を登坂するようなとき
に、4輪のうちの1輪だけが高路面摩擦係数(以下、高
μという)部分に接地し、他の3輪が低路面摩擦係数
(以下、低μという)部分に接地しているというような
状態において、停車状態から発進しようとしたときに、
低μ路の3輪がホイルスピンを起こすのに対して、高μ
路の1輪が回転しないという状態が発生する場合が有
り、この状態では、3輪のセンサの出力信号が所定速度
以上を示すのに、高μ路の1輪のセンサの出力信号が車
速0Km/hを示して、異常発生と判断される場合も有
る。ちなみに、従来装置では、上述のようなセンサの異
常検出を1秒ごとなどの短時間ごとに行っており、上述
のようなホイルスピン状態がこの判断を行う間継続され
ると異常発生判断が成されてしまう。そして、このよう
に異常発生と判断されると、回転速度センサの出力に基
づく制御を中止するなどの異常発生に対応した制御が実
行されてしまい、すなわち、回転速度センサに異常がな
いのに制御が中止されてしまうという問題が生じる。本
発明は、上述の従来装置の問題点に着目してなされたも
ので、回転速度センサの異常を検出するにあたり誤検出
が成されるのを防止するとともに、誤検出に基づく異常
対応制御が成されるのを防止することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために請求項1記載の発明は、図1のクレーム対応図に
示すように、複数の車輪のそれぞれに設けられて、各車
輪の回転速度に応じた回転速度信号を出力する回転速度
センサaと、車両速度あるいは一部の回転速度センサa
の回転速度信号が所定速度以上であるにもかかわらず、
前記回転速度信号が発生しない回転速度センサaが存在
しているという異常判断条件が成立したときに異常発生
と判断するセンサ異常判断部bと、このセンサ異常判断
部bの異常発生判断時には、異常に対応した所定の制御
を行う異常対応部cと、を備えた回転速度センサの異常
検出装置において、前記センサ異常判断部bにおける異
常判断条件が成立後、この条件が所定時間内に消失した
ときには、前記異常対応部cの異常対応制御を停止する
よう構成したことを特徴とする。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明の前記異常対応部cが異常対応
制御を停止する前記異常判断条件成立後の所定時間内と
は、20秒以内であることを特徴とする。請求項3記載
の発明は、請求項1または2記載の発明の前記異常対応
部cの異常対応制御が、警報ランプdを点灯させること
であることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求
項1ないし3記載の発明において、車載のブレーキ装置
が、車輪の制動液圧を減圧・保持・増圧可能な制動液圧
調整装置fと、前記回転速度センサaから得られる回転
速度信号と前記車両速度計算部bが推定した車両速度と
の関係から車輪のスリップ状態を判断して前記制動液圧
調整装置fの作動を制御する制動液圧制御部eとを備
え、前記異常対応部cは、異常対応制御時には、前記制
動液圧制御部eの制動液圧の制御を中止させることを特
徴とする。請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明
において、前記センサ異常判断部bにおける異常判断条
件が成立後に所定時間内に消失したことにより前記異常
対応部cが異常対応制御を停止した際には、前記制動液
圧制御部eが制動液圧の制御を再開することを特徴とす
る。
【0005】
【作用】 本発明では、回転速度センサaの一部に短絡
などの異常が発生した場合、走行時には、車両速度ある
いは正常な回転速度センサaの出力する回転速度信号が
所定速度以上を示しているのに対して、一部の回転速度
センサaが出力する回転速度信号が速度0を示すことに
なり、このような状態が発生すると、センサ異常判断部
bが異常発生と判断し、さらに、異常対応部cは、例え
ば、請求項3記載の発明のように警報ランプdを点灯さ
せたり、ブレーキ装置の制動液圧制御部eの制御を中止
させるというような異常対応制御を実行する。一方、回
転速度センサaに異常が生じていないのに、低μ路発進
時などにおいて駆動輪スリップが生じて、一部の車輪は
回転するのに一部の車輪は停止しているという状態にな
った場合、上記と同じく、回転速度センサaの一部が出
力する回転速度信号が所定速度以上を示しているのに対
して、一部の回転速度センサaが出力する回転速度信号
が速度0を示すという状態、すなわち、異常判断条件が
成立し、上記と同様に、センサ異常判断部bが異常発生
と判断するとともに、異常対応部cが異常対応制御を実
行することになる。しかしながら、上述のようなスリッ
プ状態は、通常、一時的なものである。すなわち、駆動
輪の回転がある程度の短時間持続されれば駆動力が路面
に伝達されるようになって車両が走行を開始してそれま
で停止していた車輪も回転を開始するか、あるいは、あ
る程度スリップ状態が持続すると駆動輪の回転を停止さ
せる操作を行うのが一般的であり、これらの場合には、
それまで回転していなかった車輪の回転速度センサaか
ら出力される回転速度信号が所定速度以上を示すように
なるか、あるいは、全輪の回転速度センサaの回転速度
信号が示す速度が0になり、いずれの場合も異常判断条
件が不成立となる。そして、本発明では、このように異
常判断条件が成立してから不成立となるまでの時間が所
定時間内(例えば、請求項2記載の発明のように20秒
以内)であれば、上記異常対応部cによる異常対応制御
を停止させるもので、例えば、請求項3記載の発明で
は、警報ランプdの点灯を停止させる。このように、本
発明では、一時的に異常判断条件が成立しても、その条
件成立が駆動輪スリップなどによるごく一時的なもので
あって予め設定された所定時間以内であれば、異常対応
制御を停止する。請求項4記載の発明では、異常対応部
cが異常対応制御を行ったときには、ブレーキ装置の制
動液圧制御部eによる制動液圧の減圧・保持・増圧制御
を中止する。したがって、ブレーキ装置は、運転者の制
動操作に応じた制動液圧が発生するだけの通常のブレー
キ状態となる。請求項5記載の発明では、センサ異常判
断部bにおける異常判断条件が、所定時間内に成立→不
成立となって異常対応部cが異常対応制御を停止する
と、制動液圧制御部eが制動液圧の制御を再開する。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。まず、実施の形態の機械的構
成を図2の概略構成図により説明する。図中1はマスタ
シリンダであり、ブレーキペダル2を踏み込むことでマ
スタシリンダ圧が発生するよう構成されている。そし
て、前記マスタシリンダ1は、各車輪のホイルシリンダ
3にブレーキ回路4を介して接続されている。
【0007】さらに、前記ホイルシリンダ3は、ドレー
ン回路5を介してリザーバ6に接続され、このリザーバ
6に貯留されたブレーキ液は、ポンプ7の駆動によりダ
ンパ室8を介してブレーキ回路4に戻されるよう構成さ
れている。
【0008】また、前記ブレーキ回路4とドレーン回路
5との接続部位には、ホイルシリンダ3における制動液
圧を制御する流入弁9および流出弁10が設けられてい
る。流入弁9は、常開の弁で通常はブレーキ回路4を開
放しており、通電時にはブレーキ回路4を遮断して、マ
スタシリンダ1とホイルシリンダ3との連通を断つよう
構成され、また、前記流出弁10は、常閉の弁で通常は
ドレーン回路5を遮断しており、通電時には、ドレーン
回路5を開放してホイルシリンダ3の制動液圧をリザー
バ6に抜くよう構成されている。したがって、ホイルシ
リンダ3の制動液圧は、流入弁9および流出弁10の駆
動により、減圧・保持・増圧することができる。なお、
前記ブレーキ回路4の流入弁9を迂回してホイルシリン
ダ3の制動液圧をマスタシリンダ1に戻すバイパス回路
11が設けられ、このバイパス回路11には逆流防止用
のチェック弁12が設けられている。
【0009】以上、図2により説明した構成のうちマス
タシリンダ1、ブレーキペダル2、ホイルシリンダ3、
ブレーキ回路4を除いた構成が、ホイルシリンダ3にお
ける制動液圧を減圧・保持・増圧可能とする構成であ
り、請求の範囲の制動液圧調整装置に相当するものであ
る。
【0010】次に、図3のシステム概要図に基づいて前
記ポンプ7,流入弁9,流出弁10などの駆動を制御す
るコントロールユニット13について説明する。前記コ
ントロールユニット13は、波形成形回路13a、制御
用マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)13
b、フェイルセーフ用マイクロコンピュータ(以下、マ
イコンという)13c、モータ駆動回路13d、リレー
駆動回路13e、バルブ駆動回路13fを備えている。
【0011】前記モータ駆動回路13dは、前記ポンプ
7の駆動源であるモータMの駆動を制御するもので、制
動時に車輪ロックを防止する制御(以下、これをABS
制御という)を実行している間、モータMを駆動させる
ものであり、モータ駆動時には、電源とモータMとを結
ぶ回路に設けたモータリレー14を閉成させる。
【0012】前記リレー駆動回路13eは、リレースイ
ッチ15の切換を制御する。このリレースイッチ15
は、前記流入弁9および流出弁10のコイル16と電源
とを結ぶ回路の途中に設けられた常閉のスイッチであ
り、閉状態ではコイル16への通電を可能としている
が、開状態ではコイル16への通電が不可能となり、し
たがって、ホイルシリンダ3の制動液圧の調整が不可能
となる。
【0013】前記バルブ駆動回路13fは、流入弁9お
よび流出弁10のコイル16に接続されており、必要に
応じ両弁9,10の駆動を制御する。前記制御用マイコ
ン13bは、各駆動回路13d,13e,13fの作動
を制御するものであり、入力側には、波形成形回路13
aを介して車輪の回転に応じてパルスを発生する回転速
度センサとしての車輪速度センサ17FL,17FR,17
RL,17RRが接続されているとともにブレーキペダル2
を踏んだときに閉じられるストップランプスイッチ18
が接続されている。なお、各符号FLFRRLRRはそれ
ぞれ車輪の位置を表しており、FLは左前、FRは右前、RL
は左後、RRは右後を示しているが、特定の車輪を指さな
い場合には、これらの符号FLFRRLRRを省略する
か、あるいはこれらの符号の部分をXXと表記するものと
する。
【0014】また、フェイルセーフ用マイコン13c
は、出力側に発光ダイオード19ならびにABS警報ラ
ンプ20が接続され、かつ、前記制御用マイコン13b
ならびにバルブ駆動回路13fから信号を入力する。な
お、図中21はイグニッションスイッチである。
【0015】次に、コントロールユニット13のマイコ
ン13b,13cによるABS制御動作を図4,5のフ
ローチャートに基づいて説明する。図4はメインルーチ
ンを示し、イグニッションスイッチ21のONによりス
タートし(S1)、ステップS2において、初回の判断
か否かを判断し、初回であればステップS3に進んで、
第1タイマFVT1のカウント,第2タイマFVT2の
カウント,短絡判断フラグFVをそれぞれ0にリセット
してステップS4に進み、初回でなければステップS3
を経ることなくステップS4に進む。
【0016】ステップS4では、各車輪速センサ17XX
から各車輪速度VFL,VFR,VRL,VRRを読み込む。
【0017】ステップS5では、ステップS4で読み込
んだ値から前輪速度VIFと後輪速度VIRとを求める。ち
なみに、前輪速度VIFは、前輪の車輪速度VFL,VFR
高い方の値で、後輪速度VIRは後輪の車輪速度VRL,V
RRの高い方の値である。
【0018】続くステップS6では、ステップS5で得
られた前輪速度VIFと後輪速度VIRから擬似車両速度V
Iを求めるもので、擬似車両速度VIは前輪速度VIF
後輪速度VIRとの高い方の値から成る。
【0019】続くステップS7で、擬似車両速度VIが
10Km/hよりも大きく、かつ、各車輪速度VXXのい
ずれか1つが0Km/hであるか否か、すなわち、異常
判断条件が成立したか否かを判断し、YESすなわち異
常判断条件の成立でステップS8,S9に進んで、第1
タイマFVT1,第2タイマFVT2のカウントを加算
し、NOすなわち異常判断条件の不成立でステップS1
4に進む。よって、上記ステップS7の判断処理を行う
部分が請求の範囲のセンサ異常判断部に相当する。
【0020】ステップS10では、第2タイマFVT2
のカウントが所定値A(例えば、1秒程度の極短時間)
を越えたか否かを判定し、YESすなわちFVT2>A
であれば、ステップS11に進んで短絡判断フラグFV
XXを1にセットする。すなわち、車輪速度VXX=0であ
る車輪速度センサ17XXに異常が発生しているとする短
絡判断フラグFVXXを1にセットする。
【0021】そして、続くステップS12により通常ブ
レーキ状態とする。すなわち、も他ー駆動回路13dに
よりモータリレー14を開成させてモータMが駆動でき
ない状態とするとともに、リレー駆動回路13eにより
リレースイッチ15を開成させて流入弁9および流出弁
10のコイル16に通電できないようにして、ホイルシ
リンダ3の液圧を制御できない状態とするものであり、
つまり、ホイルシリンダ3の制動液圧はマスタシリンダ
1で発生した液圧と同圧となる通常ブレーキ状態となる
ものである。
【0022】さらに、続くステップS13では、ABS
警報ランプ20を点灯させる。このようにステップS7
において異常判断条件が成立した場合には、短絡判断フ
ラグFVXXが1にセットされて通常ブレーキ状態となる
とともに、ABS警報ランプ20が点灯されるものであ
る。
【0023】一方、ステップS7において、異常判断条
件が成立しない場合、すなわち、NOと判断された場
合、ステップS14に進んで、第1タイマFVT1のカ
ウントが、前記所定値Aと所定値B(このBの値は、例
えば、20秒程度の十分に長い時間である)との間であ
るか否かを判定し、YESすなわちA<FVT1<Bで
ある場合には、ステップS17に進んで、第1カウンタ
FVT1ならびに第2カウンタFVT2を0にリセット
するとともに、短絡判断フラグFVXXを0にリセットす
る。ちなみに、本実施の形態では所定値Bとして20秒
という値を用いているが、これは駆動輪スリップによる
上記ステップS7の条件成立を確実に排除するためのも
のであるから、15秒あるいは10秒やそれ以下の時
間、あるいは25秒、30秒といった時間に設定しても
よい。
【0024】そして、続くステップS18において、ブ
レーキ制御を実行する。なお、このブレーキ制御につい
て図5のフローチャートにより説明するが、このブレー
キ制御を行うのに先立ち、このステップS18において
モータリレー14およびリレースイッチ15を閉成させ
てモータMの駆動を可能とするとともに、流入弁9およ
び流出弁10のコイル16への通電が可能となる。さら
に、ステップS19ではABS警報ランプを消灯させ
る。
【0025】一方、ステップS14でNOと判断された
場合、すなわち、第1タイマFVT1のカウントがA以
下、あるいはB以上である場合には、ステップS15に
進んで第1カウンタFVT1ならびに第2カウンタFV
T2を0にリセットする。
【0026】続くステップS16では、短絡判断フラグ
FVXXが1であるか否かを判断し、YESであればステ
ップS12に進み、NOであればステップS10に進
む。
【0027】次に、図5によりステップS18で行うブ
レーキ制御について説明する。このブレーキ制御は、制
動時の車輪ロックを防止するための制御(ABS制御)
について記載されているが、この他に、例えば、ヨーレ
イトが車両姿勢を乱す方向に大きくなったときにこれを
安定させる方向にヨーレイトを生じさせるように制動力
を発生させる制御や、あるいは駆動輪がスリップした際
に駆動トルクを低減させるよう制動力を発生させる制御
などを行うようにしてもよい。ステップS21におい
て、ステップS4で読み込んだ各車輪速度VXXから車輪
加速度△VXXを算出し、続くステップS22において下
記の式により減圧閾値λを演算する。 λ=VI×0.8−K なお、VIは擬似車両速度、Kは4〜8の範囲内の定数
である。
【0028】ステップS23では、各車輪速度VXXが減
圧閾値λ未満であるか否か判断し、YES(VXX<λ)
でステップS26に進み、NO(VXX≧λ)でステップ
S24に進む。
【0029】ステップS24では、車輪加速度△VXX
所定値C(Cは正の値である)よりも大きいか否か判定
し、YES(△V>C)でステップS25に進んで増圧
し、NO(△V≦C)であればステップS28に進んで
液圧を保持する。
【0030】ステップS26では、車輪加速度△VXX
所定値D(Dは0を含む正の値である)未満であるか否
か判断し、YES(△V<D)でステップS27に進ん
で減圧を行い、NO(△V≧D)でステップS28に進
む。
【0031】次に、実施の形態の作動を図6のタイムチ
ャートに基づいて説明する。 a)車輪速度センサ故障時 車輪速度センサ17XXのいずれかが短絡してその出力が
常時0Km/hを示すようになった場合、走行を開始し
て車速が10Km/hを越えると、図6(a)に示すよ
うに、擬似車両速度VI>10Km/h,車輪速度VXX
=0Km/hというステップS7の異常判断条件が成立
して第1・第2タイマFVT1,FVT2共にカウント
され、第2タイマFVT2のカウントが所定値A(1秒
程度)を越えると、短絡判断フラグFVが1にセットさ
れて、通常ブレーキ状態となるとともに、ABS警報ラ
ンプ20が点灯してABS制御を実行することができな
い異常発生状態であることが報知される。そして、この
場合、車速10Km/h以上の速度で走行を続ければ、
異常判断条件が成立した状態が延々と続く結果、図示の
ように両タイマFVT1,FVT2のカウントはそれぞ
れ所定値BおよびAを越えて延々と増加されるととも
に、上記通常ブレーキ状態(FV=1の状態)が維持さ
れる。
【0032】b)ホイルスピン発生時 発進時に駆動輪が一時的にスリップして車両が走行を開
始せず、一部の車輪は回転するが一部の車輪は回転しな
い状態が生じた場合、図6(b)に示すように擬似車両
速度VI>10Km/h,車輪速度VXX=0Km/hと
いうステップS7の異常判断条件が成立することにな
り、第1・第2タイマFVT1,FVT2共にカウント
され、さらに、第2タイマFVT2のカウントが所定値
Aを越えると、短絡判断フラグFVが1にセットされ
て、通常ブレーキ状態となるとともにABS警報ランプ
20が点灯される。ところが、このような駆動輪のスリ
ップは一時的なものである。例えば、凍結路のような低
μ路において車両を発進させようとしたところで駆動輪
スリップが生じたため、運転者がアクセルを緩める操作
を行った場合[図6(b)]や、あるいは、高μ路にお
いて一時的に駆動輪スリップが生じたが、すぐに駆動力
が路面に伝達されて車両が発進した場合[図6(c)]
には、前者の場合には、図6(b)に示すように、擬似
車両速度VIが10Km/h以下となることで、異常判
断条件が不成立となり、また、後者の場合には全ての車
輪速度VXXが10Km/hを越えることで異常判断条件
が不成立となる。そして、いずれの場合も図4のフロー
チャートのステップS7→S14→S17→S18→S
19の流れとなり、短絡判断フラグFVが0にリセット
され、ブレーキ制御(ABS制御)が可能となるととも
にABS警報ランプ20が消灯される。
【0033】c)車輪速度センサの短絡が一時的な場合 車輪速度センサ17XXの短絡が、車両の振動などにより
一時的に生じた場合、その短絡が、車両の発進から所定
時間B以内に正常に復帰すれば、図6(c)のスピン時
と同様となり、短絡判断フラグFVが0にリセットさ
れ、ブレーキ制御(ABS制御)が可能となるとともに
ABS警報ランプ20が消灯される。
【0034】以上説明したように、本実施の形態では、
車輪速度センサ17XXの異常判断条件が成立した場合に
は、1秒程度の短時間である所定時間Aの経過後には、
ABS警報ランプ20を点灯させて運転者に異常発生を
報知するとともに、ブレーキ制御を中止してセンシング
異常状態で制御を実行しないようにしながらも、上記異
常判断条件の成立が駆動輪スリップや一時的断線などに
よる一時的なもので、その後、20秒程度の所定時間B
内に異常判断条件が成立しなくなった時には、上記AB
S警報ランプ20の点灯ならびにブレーキ制御の中止を
停止させて、誤判断により異常対応制御が成されたまま
になるのを防止できる。
【0035】なお、ブレーキ制御を中止するためには、
ブレーキシステムの電源を遮断(リレー14,15を遮
断)してもよい。
【0036】次に、他の実施の形態について説明する。
図7は他の実施の形態の制御流れを示すフローチャート
である。ステップS101では、車輪速度センサ17の
異常判断の処理が行われているか否かを判別するもので
あり、短絡判断フラグFVXXが1であるか否かを判断し
ている。ちなみに、FVXX=1の場合はステップS11
9において異常判断処理を実行している場合である。そ
して、ステップS101において、FVXX=1であれば
異常判断処理を継続させるため、あらためてセンサの異
常検出処理を行わない。一方、FVXX≠1であれば、セ
ンサ異常検出処理を実行するためにステップS102に
進む。
【0037】ステップS102は、車輪速度センサ17
の断線などのチェック処理条件である、擬似車両速度V
Iが10Km/h以上であるか否かを判断する。10K
m/h異常であれば、ステップS103に進み、10K
m/h未満であれば異常の判定処理を行わずにセンサ異
常継続時間を示すタイマFVTも同時にクリアにするた
めにステップS114に進む。
【0038】ステップS103では、各車輪速度センサ
17の車輪速度VXXが0Km/h、すなわち、センサの
断線などの異状があるか否かの判定を行う。0Km/h
の場合は、ステップS104に進み、0Km/hでない
場合は、S114に進み、センサ異常の判定処理をやめ
る。
【0039】ステップS104では、センサの異常継続
時間が所定時間継続したか否かを判定する。異常継続時
間をカウントするタイマFVTXXが1秒以上の場合に
は、センサ異常であるか、または本発明の要旨であるホ
イルスピンによるセンサの異常であるかを判定するた
め、ステップS105に進む。一方、タイマFVTXX
1秒未満の場合には、ステップS113に進んでタイマ
FVTXXをインクリメントする。
【0040】ステップS105では、センサの異常が断
線によるものかホイルスピンによるものかを判定するた
めに、異常継続時間をカウントするタイマFVTXXのカ
ウントをサイドチェックする。すなわち、FVTXXが2
0秒以上の場合は、センサの0Km/hの値が明らかに
ホイルスピンのものではないので、S106に進んで短
絡判断フラグFVXXを1にセットする。
【0041】一方、FVTXXが20秒未満の場合は、セ
ンサの異常が断線によるものかホイルスピンによるもの
かが不明である。したがって、ステップS111に進ん
で、タイマFVTXXをインクリメントするとともに、ス
テップS112に進んでステップS113においてAB
S警報ランプ20を仮点灯させるためのフラグである異
常復帰フラグFVRXXを1にセットする。
【0042】ステップS107では、センサ異常の判断
が成されているかを判断するため、短絡判断フラグFV
XXが1でないか否かを判断し、FVXX=1の場合は、ス
テップS119に進んで異常判断処理を行う。一方、F
XX≠1の場合は、ステップS108に進み、センサの
異常がホイルスピンによるものか否かの判断を終えてい
るか否かを判断する。
【0043】そして、ステップS108において、異常
復帰フラグFVRXX=1のときは、センサの異常がホイ
ルスピンによるものか判断しきれていない。したがっ
て、ステップS109、S110に進んで、ABS警報
ランプ20の点灯と、ABS制御の中止を仮に行う。F
VRXX≠1の場合は、センサ異常はないから何も処理を
行わない。
【0044】ステップS114では、異常復帰フラグF
VRXXが1であるか否かを判断し、FVRXX=1の場合
は、センサの異常(0Km/h)が1秒以上継続してい
たが(S104でYES)、当該異常継続時間が20秒
未満であったために、ホイルスピンによるセンサ異常と
判定できる(S105でYES)場合である。したがっ
て、S115〜S117において、異常復帰フラグFV
XXをクリアした後、ABS警報ランプ20の消灯およ
びABS制御を可能とし、さらに、ステップS118に
おいてタイマFVTXXをクリアする。一方、ステップS
114においてFVRXX≠1の場合には、センサの断線
などの異常を何ら示していないから、異常復帰フラグF
VRXXをクリアする。このように、図7に示す実施の形
態にあっても、前述した実施の形態と同様の作用効果を
得ることができる。
【0045】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明の回転
速度センサの異常検出装置にあっては、センサ異常判断
部における異常判断条件が成立しても、その後、所定時
間内にその条件が消失したときには、異常対応部の異常
対応制御を停止するよう構成したために、駆動輪スリッ
プなどの一部の車輪は回転し、一部の車輪は回転しない
というようにセンサ異常判断部における異常判断条件が
成立する状態が一時的に生じたときには、この異常判断
条件が成立している間は異常対応部が異常対応制御を一
時的に実行するが、その後、異常判断条件が成立しなく
なると、異常対応部による異常対応制御も停止するもの
で、したがって、異常判断条件が成立すると直ちに異常
対応制御を実行して異常発生に対応するようにしながら
も、誤検出の場合には異常対応制御がそのまま続行され
ることを防止することができるという効果が得られる。
すなわち、単に異常判断条件が成立してから異常対応制
御の実行を開始するまでの時間を長くとった場合、本当
に異常が発生した場合の対応がそれだけ遅れてしまう
が、本発明では、このように本当に異常が発生した場合
の対応遅れを防止しながら、誤判断により異常対応制御
が成されたままになるのを防止できる。請求項2記載の
発明では、異常対応部が異常対応制御を停止する異常判
断条件が成立後の所定時間を20秒以内に設定したた
め、駆動輪スリップなどを原因とした回転速度センサの
異常判断の誤判断を確実に防止できるとともに、本当に
回転速度センサに異常が発生した場合にはこれを確実に
検出することができるという効果が得られる。請求項4
または5記載の発明では、ABS制御やヨーレイト制御
などを実行可能なブレーキ装置のフェイルセーフ性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転速度センサの異常検出装置を示す
クレーム対応図である。
【図2】実施の形態の概略構成図である。
【図3】実施の形態のシステム概要図である。
【図4】実施の形態のメインルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図5】実施の形態のサブルーチンであるブレーキ制御
を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態の作用を示すタイムチャートであ
る。
【図7】他の実施の形態の制御流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
a 回転速度センサ b センサ異常判断部 c 異常対応部 d 警報ランプ e 制動液圧制御部 f 制動液圧調整装置 M モータ 1 マスタシリンダ 2 ブレーキペダル 3 ホイルシリンダ 4 ブレーキ回路 5 ドレーン回路 6 リザーバ 7 ポンプ 8 ダンパ室 9 流入弁 10 流出弁 11 バイパス回路 12 チェック弁 13 コントロールユニット 13a 波形成形回路 13b 制御用マイコン 13c フェイルセーフ用マイコン 13d モータ駆動回路 13e リレー駆動回路 13f バルブ駆動回路 14 モータリレー 15 リレースイッチ 16 コイル 17 車輪速度センサ 18 ストップランプスイッチ 19 発光ダイオード 20 ABS警報ランプ 21 イグニッションスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車輪のそれぞれに設けられて、各
    車輪の回転速度に応じた回転速度信号を出力する回転速
    度センサと、 車両速度あるいは一部の回転速度センサの回転速度信号
    が所定速度以上を示しているにもかかわらず、前記回転
    速度信号が発生しない回転速度センサが存在していると
    いう異常判断条件が成立したときに異常発生と判断する
    センサ異常判断部と、 このセンサ異常判断部の異常発生判断時には、異常に対
    応した所定の制御を行う異常対応部と、を備えた回転速
    度センサの異常検出装置において、 前記センサ異常判断部における異常判断条件が成立後、
    この条件が所定時間内に消失したときには、前記異常対
    応部の異常対応制御を停止するよう構成したことを特徴
    とする回転速度センサの異常検出装置。
  2. 【請求項2】 前記異常対応部が異常対応制御を停止す
    る前記異常判断条件成立後の所定時間内とは、20秒以
    内であることを特徴とする請求項1記載の回転速度セン
    サの異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記異常対応部の異常対応制御が、警報
    ランプを点灯させることであることを特徴とする請求項
    1または2記載の回転速度センサの異常検出装置。
  4. 【請求項4】 車載のブレーキ装置が、車輪の制動液圧
    を減圧・保持・増圧可能な制動液圧調整装置と、前記回
    転速度センサから得られる回転速度信号と前記車両速度
    計算部が推定した車両速度との関係から車輪のスリップ
    状態を判断して前記制動液圧調整装置の作動を制御する
    制動液圧制御部とを備え、 前記異常対応部は、異常対応制御時には、前記制動液圧
    制御部の制動液圧の制御を中止させることを特徴とする
    請求項1ないし3記載の回転速度センサの異常検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記センサ異常判断部における異常判断
    条件が成立後に所定時間内に消失したことにより前記異
    常対応部が異常対応制御を停止した際には、前記制動液
    圧制御部が制動液圧の制御を再開することを特徴とする
    請求項4記載の回転速度センサの異常検出装置。
JP13627197A 1997-05-27 1997-05-27 回転速度センサの異常検出装置 Ceased JPH10332720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13627197A JPH10332720A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 回転速度センサの異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13627197A JPH10332720A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 回転速度センサの異常検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10332720A true JPH10332720A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15171300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13627197A Ceased JPH10332720A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 回転速度センサの異常検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10332720A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137317A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Toyota Motor Corp 車輪速センサ異常検出装置およびそれを搭載した自動車
JP2006327474A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Bosch Corp 車輪速度センサ監視装置
JP2006327473A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Bosch Corp 車両センサモニタ装置
JP2016175528A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 トヨタ自動車株式会社 異常情報生成装置及び車両制御システム
JP2019207142A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 日本精工株式会社 センサシステムの異常診断方法、センサシステムの異常診断装置並びにセンサシステムおよびこれを備える車両

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137317A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Toyota Motor Corp 車輪速センサ異常検出装置およびそれを搭載した自動車
JP4706235B2 (ja) * 2004-11-12 2011-06-22 トヨタ自動車株式会社 車輪速センサ異常検出装置およびそれを搭載した自動車
JP2006327474A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Bosch Corp 車輪速度センサ監視装置
JP2006327473A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Bosch Corp 車両センサモニタ装置
JP4625718B2 (ja) * 2005-05-27 2011-02-02 ボッシュ株式会社 車両センサモニタ装置
JP2016175528A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 トヨタ自動車株式会社 異常情報生成装置及び車両制御システム
US9902381B2 (en) 2015-03-19 2018-02-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Abnormality information generating apparatus and vehicle control system
JP2019207142A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 日本精工株式会社 センサシステムの異常診断方法、センサシステムの異常診断装置並びにセンサシステムおよびこれを備える車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3572978B2 (ja) 車両用走行制御装置
US6285944B1 (en) Apparatus and method for performing automatic control over velocity of automotive vehicle
US6076898A (en) Braking control system for a four-wheel drive vehicle
JPH0471738B2 (ja)
US7871136B2 (en) Trouble diagnosis device of vehicle body acceleration sensor and antilock-brake system
EP0196753B1 (en) Anti-skid control with fail-safe function
JPH0327419B2 (ja)
US4955671A (en) Antiskid control device
US5615934A (en) Method and system for detecting aquaplaning of a vehicle in an anti-lock brake system
US5236254A (en) Anti-lock brake pressure control system with failure mode
JPH10332720A (ja) 回転速度センサの異常検出装置
JPH1073609A (ja) 回転速度センサのエラーの検出方法および装置
US5627755A (en) Method and system for detecting and compensating for rough roads in an anti-lock brake system
JP3520290B2 (ja) 回転速度センサの異常検出装置
JP3319988B2 (ja) 車両の運動制御装置におけるセンサ異常検出装置
JP3726505B2 (ja) 車両の制動力制御装置
JP3589031B2 (ja) 車両用走行制御装置
US5542756A (en) Reduced brake switch dependence control method and system for vehicle anti-lock brake system
KR101211099B1 (ko) 차량의 이종타이어 감지 방법
JP3996265B2 (ja) 四輪駆動車の走行制御装置
EP0376273B1 (en) Antilock control device
JP3984419B2 (ja) アンチスキッド制御装置
JP2917491B2 (ja) アンチスキッドブレーキ制御方法
JPH11291886A (ja) 車輪速センサの異常検出装置
EP1055575B1 (en) Automotive brake control system

Legal Events

Date Code Title Description
A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20040302