JP2006325126A - 通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来より高速且つ広範囲に情報を伝達することができる通信端末を提供する。
【解決手段】 通信端末20は、映像情報を作成する情報作成部21と、情報作成部21によって作成された映像情報の送信動作を実行する無線通信部27と、複数の送信動作が無線通信部27によって実行される順番を設定する順番設定部30とを備え、順番設定部30は、複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の順番を、映像情報の送信先に応じて設定する。
【選択図】 図2
【解決手段】 通信端末20は、映像情報を作成する情報作成部21と、情報作成部21によって作成された映像情報の送信動作を実行する無線通信部27と、複数の送信動作が無線通信部27によって実行される順番を設定する順番設定部30とを備え、順番設定部30は、複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の順番を、映像情報の送信先に応じて設定する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、外部の通信端末に対して情報を送信する通信端末に関するものである。
従来の通信端末として、安全走行に必要な情報を車車間の通信手段を用いて後続車両に伝達することで安全走行を支援する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、道路の走行状態に関する情報を迅速に伝達するために対向車線の車両を中継する装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、従来の通信端末においては、渋滞情報等の情報が有効に周囲へ伝達される速度が遅かった。
例えば、特許文献1における走行制御装置は、車両Aの急ブレーキの情報を後続車Bに伝達するが、後続車Bとの距離が離れていて通信ができない場合には、さらに後続の車には情報が伝達されない場合が発生する。また、後続車Bのさらに後方の車両Cが高速に走行中であり、車両Bより早く車両Aへ近付く場合には、後続車Bへ情報を伝達するのではなく、急ブレーキを起こした車両Aに近付く速度の最も速い車両Cへ優先的に情報を送信するべきである。
また、特許文献2は、対向車線の車両を経由することで渋滞情報や天候情報等を後続車両へ高速に伝達するが、対向車線へ伝達するのみでは、情報は道路方向にのみ伝達され、道路と直交する方向への伝達速度は遅かった。さらに、情報を反対車線に送信する条件は、例えばテールバック走行状態であるなど、走行状態が既定の条件に合致した場合であり、反対車線の受信側車両の状態を考慮した条件ではなかった。そのため、対向車線に車両が複数台あった場合には、適切な車両を選択して情報を送信することは出来なかった。
そこで、本発明は、高速かつ広範囲に情報が伝達することができる通信端末を提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、情報の送信動作を実行する送信動作実行手段と、複数の前記送信動作が前記送信動作実行手段によって実行される順番を設定する順番設定手段とを備え、前記順番設定手段は、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報の送信先に応じて設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信先に応じて設定した順番に従って情報を送信するので、従来より高速且つ広範囲に情報を伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作によって送信される前記情報は、優先度が設定され、前記順番設定手段は、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信動作における前記情報の送信先と、前記優先度とに応じて設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信先だけではなく情報の優先度にも応じて設定した順番に従って情報を送信するので、より高速且つ広範囲に情報を伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、情報の送信動作を実行する送信動作実行手段と、複数の前記送信動作が前記送信動作実行手段によって実行される順番を設定する順番設定手段と、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作によって送信される前記情報に対して優先度を設定する優先度設定手段とを備え、前記順番設定手段は、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記優先度設定手段によって設定された前記優先度に応じて設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、情報の優先度に応じて設定した順番に従って情報を送信するので、従来より高速且つ広範囲に情報を伝達することができる。また、本発明の通信端末は、情報について優先度を付加することで、優先的に広範囲に伝達したい情報について、先に送信することで重要な情報を他の情報よりもより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、自身の位置に対する前記送信先の相対位置を取得する自身相対送信先位置取得手段を備え、前記順番設定手段は、前記自身相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記自身の位置から前記送信先が遠い前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信元からの距離が遠い送信先への送信動作について、その優先順位を高くすることで、位置のみを取得可能な安価な送信元及び送信先にとっても、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記送信先の移動速度を取得する送信先速度取得手段を備え、前記順番設定手段は、前記送信先速度取得手段によって取得した前記移動速度に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信先が高速に移動する前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、速度の速い送信先への送信動作について、その優先順位を高くすることで、速度のみを取得可能な安価な送信元及び送信先にとっても、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、自身の位置に対する前記送信先の相対位置を取得する自身相対送信先位置取得手段と、前記自身に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する自身相対送信先速向取得手段とを備え、前記順番設定手段は、前記自身相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記自身相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記自身から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信元から高速に遠ざかる送信先への送信動作について、その優先順位を高くすることで、より高精度に、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、自身の位置に対する前記送信先の相対位置を取得する自身相対送信先位置取得手段と、前記自身に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する自身相対送信先速向取得手段とを備え、前記順番設定手段は、前記自身相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記自身相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記自身に前記送信先が近付く前記送信動作については最も上位に設定するとともに、前記自身から前記送信先が遠ざかる前記送信動作については前記自身から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信元に近付く送信先への送信動作について、最も上位にすることで、周辺の送信先に対してもれなく送信動作が可能でありながら、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記送信先の相対位置を取得する情報相対送信先位置取得手段を備え、前記順番設定手段は、前記情報相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置から前記送信先が遠い前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信元と情報位置が異なる場合においても、情報位置からの距離が遠い送信先への送信動作について、その優先順位を高くすることで、位置のみを取得可能な安価な送信元及び送信先にとっても、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記送信先の相対位置を取得する情報相対送信先位置取得手段と、前記情報位置に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する情報相対送信先速向取得手段とを備え、前記順番設定手段は、前記情報相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記情報相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信元と情報位置が異なる場合においても、情報位置から高速に遠ざかる送信先への送信動作について、その優先順位を高くすることで、より高精度に、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記送信先の相対位置を取得する情報相対送信先位置取得手段と、前記情報位置に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する情報相対送信先速向取得手段とを備え、前記順番設定手段は、前記情報相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記情報相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置に前記送信先が近付く前記送信動作については最も上位に設定するとともに、前記情報位置から前記送信先が遠ざかる前記送信動作については前記情報位置から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信元と情報位置が異なる場合においても、情報位置に近付く送信先への送信動作について、最も上位にすることで、周辺の送信先に対してもれなく送信動作が可能でありながら、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記情報の送信先の相対移動速度を取得する情報相対送信先速度取得手段を備え、前記順番設定手段は、前記情報相対送信先速度取得手段によって取得された前記相対移動速度に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置に対して前記送信先が高速に移動する前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信先と情報位置が異なる場合においても、速度の速い送信先への送信動作について、その優先順位を高くすることで、速度のみを取得可能な安価な送信元及び送信先にとっても、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、情報の送信動作を実行する送信動作実行手段と、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び自身を含む複数の送信元のうち前記自身以外の送信元による前記送信動作が実行される順番を設定する順番設定手段とを備え、前記順番設定手段は、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び前記自身以外の送信元による前記送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信元に応じて設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、送信元に応じて設定した順番に従って情報を送信するので、従来より高速且つ広範囲に情報を伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記送信元の移動速度を取得する送信元速度取得手段を備え、前記順番設定手段は、前記送信元速度取得手段によって取得した前記移動速度に基づいて、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び前記自身以外の送信元による前記送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信元が高速に移動する前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、高速に移動する送信元からの送信動作の優先順位を高くすることで、単純な処理方法によって、情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、前記送信元が保有している前記情報のリストを取得するリスト取得手段を備え、前記順番設定手段は、前記リスト取得手段によって取得された前記リストに基づいて、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び前記自身以外の送信元による前記送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、同じ情報を保有している他の前記送信元が少ない前記送信元の前記送信動作ほど上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、同じ情報を保有している他の送信元が少ない情報についての送信動作ほど上位に設定することで、全体として送信動作の回数を減らすことができ、効率よく情報をより高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、外部環境についての前記情報を作成する情報作成手段と、前記情報作成手段によって作成された前記情報に対する前記情報位置を作成する情報位置作成手段とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、情報位置を付加した情報を作成することができることで、価値のある情報が起こった場合に、高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、自身の位置を取得する自身位置取得手段と、前記自身の位置に対する前記情報位置の相対位置を取得する自身相対情報位置取得手段とを備え、前記情報位置作成手段は、前記自身位置取得手段によって取得された前記自身の位置と、前記自身相対情報位置取得手段によって取得された前記相対位置とに基づいて、前記情報位置を作成する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、情報の位置と自身の位置が異なる場合においても、情報位置を付加した情報を作成することができることで、価値のある情報が起こった場合に、高速に広範囲に伝達することができる。
また、本発明の通信端末は、送信先の通信手段の種類を取得する送信先通信手段取得手段を備え、前記順番設定手段は、前記送信先通信手段取得手段により取得された前記送信先の通信手段がより広範囲または高速な通信手段である場合に、前記送信先を上位に設定する構成を有している。
この構成により、本発明の通信端末は、より広範囲または高速な通信手段を持つ送信先へ情報が優先的に送信され、高速かつ広範囲に情報を伝達することができる。
本発明は、従来より高速且つ広範囲に情報を伝達することができる通信端末を提供することができるものである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る通信端末の構成について説明する。
図1に示すように、通信システム10は、本実施の形態に係る通信端末20と、通信端末20と同様な構成を有する複数の通信端末、例えば通信端末40、50、60等とを備えている。ここで、通信端末20、40、50、60は、それぞれ車両82、84、85、86に搭載されている。また、車両82は、車線91a上を走行している。車両84は、車線91aの進行方向と同一の進行方向であり車線91aと隣接した車線91b上を走行している。車両85は、車線91aの進行方向とは逆の進行方向であり車線91aと隣接した車線92a上を走行している。車両86は、車線91aと直交する車線93a上を走行している。
図2に示すように、通信端末20は、図示していないカメラを有し車両82(図1参照。)の外部環境についての情報として映像情報を作成する情報作成手段としての情報作成部21と、利用者によるボタン押下等に応じて情報作成部21の起動タイミングを情報作成部21に与える入力部22と、通信端末20自身の絶対位置(緯度及び経度)をGPS(Global Positioning System)等によって取得する自身位置取得手段としての絶対位置取得部23と、時刻を取得するための時計24と、情報作成部21によって作成された映像情報を記録するHDD(Hard Disk Drive)等の情報記録手段25と、大きさが通信端末20自身の移動速度であり向きが通信端末20自身の移動方向である移動ベクトルを取得する移動ベクトル取得部26と、通信端末40、50、60(図1参照。)等の外部の通信端末と通信を行い情報作成部21によって作成された映像情報の送信動作を実行する送信動作実行手段としてのIEEE802.11規格準拠等の無線通信部27と、通信端末20自身の絶対位置に対する外部の通信端末の相対位置を取得する自身相対送信先位置取得手段としての相対位置取得部28と、大きさが通信端末20自身に対する外部の通信端末の相対移動速度であり向きが通信端末20自身に対する外部の通信端末の相対移動方向である相対移動ベクトルを取得する自身相対送信先速向取得手段としての相対移動ベクトル取得部29と、通信端末20自身及び外部の通信端末のうち何れの通信端末から、通信端末20自身及び外部の通信端末のうち何れの通信端末に、何れの映像情報が送信されるかの順番、即ち、通信端末20自身及び外部の通信端末において映像情報の送信動作が実行される順番を設定する順番設定手段としての順番設定部30とを備えており、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む一般的なコンピュータによって構成されている。
ここで、情報作成部21は、例えば、映像情報の内容が事故映像であるときに映像情報の優先度を“10”とし、映像情報の内容が渋滞映像であるときに映像情報の優先度を“7”とする等、映像情報の内容に応じて映像情報の優先度を設定するようになっており、優先度設定手段を構成している。なお、情報作成部21が設定する優先度は、図3に示すようになっている。優先度“10”の事故情報は、例えば事故周辺の車に備えられたカメラから、ユーザーによってスイッチを押下する操作により取得した画像または映像に、カーナビゲーションの算出する位置から取得した位置情報を付加したものである。事故情報の画像/映像を撮影するカメラは、道路に固定して備えられたものでもよく、その場合には遠隔地でカメラ映像を監視している人によるスイッチ押下、またはカメラ映像、衝撃や音を利用して自動的に事故であることを認識して作成してもよい。優先度“9”の事故情報は、画像無しで、事故位置または事故情報を作成した位置のみからなるものである。優先度“7”の渋滞旅行時間情報は、ある区間の道路を走行するのにかかった旅行時間に、スイッチ押下によってカメラから取得した渋滞道路の画像/映像を付加したものである。優先度“6”の渋滞旅行時間情報は、ある区間の道路を走行するのにかかった旅行時間のみからなるものである。渋滞旅行時間情報としては、VICS(Vehicle Information and Communication System)等によって自動的に収集される情報を使用しても良い。優先度“2”のエンターテインメント情報としては、例えば道路脇にある情報端末から、道路を走行する車に対して販促用に音楽や映画の予告編等を流しても良い。優先度“1”の広告情報は、道路脇の店からの広告情報である。優先度“1”のその他の情報としては、任意のデジタルデータが含まれ得る。
また、情報作成部21は、映像情報を作成するときに絶対位置取得部23によって取得された絶対位置と、映像情報を作成するときに時計24によって取得された時刻と、映像情報のファイルサイズと、映像情報の優先度と、映像情報の識別情報(以下「ファイルID」という。)とを映像情報に関連付けて、例えば図4(a)に示すようなリスト(以下「関連情報リスト」という。)として情報記録手段25に記録させるようになっている。即ち、情報作成部21は、映像情報に関連付けられた絶対位置(以下「情報位置」という。)を映像情報に対して作成する情報位置作成手段を構成している。なお、関連情報リストのファイル形式としては、XML(Extensible Markup Language)形式等、種々のファイル形式を採用することができる。
なお、情報位置は、事故や渋滞といったように情報自身と位置が関連するような情報については、情報作成時に設定し、エンターテインメント情報等といった位置の関連しない情報については、無効値(0,0)として設定しておき、通信端末の位置を代用してもよい。
また、移動ベクトル取得部26は、任意の方法で移動ベクトルを算出することができる。例えば、移動ベクトル取得部26は、ある一定時間おいた2つの位置の差分として移動ベクトルを算出したり、GPSのドップラーシフトを利用して移動ベクトルを算出したり、マップマッチング結果を利用して移動ベクトルを算出したりすることができる。
また、無線通信部27は、情報記録手段25によって記録された関連情報リストと、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置と、移動ベクトル取得部26によって取得された通信端末20自身の移動ベクトルと、通信可能な外部の通信端末の機器ID(以下「通信可能端末ID」という。)と、通信端末20自身がどの程度広範囲に映像情報を伝達することができるかを示す度合い(以下「エリア貢献度」という。)とを、外部の通信端末に送信するようになっている。なお、エリア貢献度は、例えば、携帯電話等のグローバルな通信手段を通信端末20が使用できる場合や、通信端末20が高速な通信方式に対応している場合や、通信端末20を搭載した車両82の目的地が遠い場合等に高くなる。
また、無線通信部27は、外部の通信端末が記録している関連情報リストと、外部の通信端末の絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度とを、外部の通信端末から受信して情報記録手段25に記録させるようになっており、リスト取得手段、送信先速度取得手段、送信元速度取得手段及び送信先通信手段取得手段を構成している。
また、相対位置取得部28は、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置と、無線通信部27によって受信された外部の通信端末の絶対位置とに基づいて、通信端末20自身の絶対位置に対する外部の通信端末の相対位置を算出するようになっている。また、相対位置取得部28は、情報作成部21によって作成した関連情報リスト内や、無線通信部27によって外部の通信端末から取得した関連情報リスト内の情報位置と、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置や、無線通信部27によって受信された外部の通信端末の絶対位置とに基づいて、情報位置に対する送信先の相対位置を取得するようになっており、情報相対送信先位置取得手段を構成している。
また、相対移動ベクトル取得部29は、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置と、移動ベクトル取得部26によって取得された通信端末20自身の移動ベクトルと、無線通信部27によって受信された外部の通信端末の絶対位置及び移動ベクトルとに基づいて、通信端末20自身に対する外部の通信端末の相対移動ベクトルを算出するようになっている。例えば、図1に示す状態において、通信端末20自身に対する通信端末40の相対移動ベクトル41は、通信端末40の移動ベクトル40aと、通信端末20自身の移動ベクトル20aとの差分ベクトル42から、通信端末40の絶対位置と、通信端末20自身の絶対位置とを通る直線43の延在方向に分離したベクトルである。同様に、通信端末20自身に対する通信端末50の相対移動ベクトル51は、通信端末50の移動ベクトル50aと、通信端末20自身の移動ベクトル20aとの差分ベクトル52から、通信端末50の絶対位置と、通信端末20自身の絶対位置とを通る直線53の延在方向に分離したベクトルである。また、通信端末20自身に対する通信端末60の相対移動ベクトル61は、通信端末60の移動ベクトル60aと、通信端末20自身の移動ベクトル20aとの差分ベクトル62から、通信端末60の絶対位置と、通信端末20自身の絶対位置とを通る直線63の延在方向に分離したベクトルである。また、相対移動ベクトル取得部29は、情報作成部21によって作成した関連情報リスト内や、無線通信部27によって外部の通信端末から取得した関連情報リスト内の情報位置と、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置及び移動ベクトル取得部26によって取得された通信端末20自身の移動ベクトルや、無線通信部27によって受信された外部の通信端末の絶対位置及び移動ベクトルとに基づいて、情報位置に対する送信先の相対移動ベクトルを取得するようになっており、情報相対送信先速度取得手段及び情報相対送信先速向取得手段を構成している。
また、図2に示すように、順番設定部30は、無線通信部27によって外部の通信端末に送信した通信端末20自身の関連情報リスト及び移動ベクトルと、無線通信部27によって外部の通信端末から受信した外部の通信端末の関連情報リスト及び移動ベクトルとに基づいて、映像情報の送信動作の順番を設定するようになっている。
次に、通信端末20の動作について説明する。
まず、通信端末20が映像情報を作成するときの情報作成処理について説明する。
図5に示すように、通信端末20の情報作成部21は、起動タイミングが入力部22から与えられたか否かを判断する(S101)。そして、情報作成部21は、起動タイミングが入力部22から与えられなかったとS101において判断すると、図5に示す情報作成処理を終了する。一方、情報作成部21は、起動タイミングが入力部22から与えられたとS101において判断すると、映像情報を作成する(S102)。
情報作成部21は、S102において映像情報を作成すると、通信端末20自身の絶対位置を情報位置として絶対位置取得部23から取得し(S103)、時刻を時計24から取得し(S104)、S102において作成した映像情報のファイルサイズを取得し(S105)、S102において作成した映像情報の内容に応じて映像情報の優先度を設定する(S106)。
次いで、情報作成部21は、S102において作成した映像情報のファイルIDを設定する(S107)。例えば、情報作成部21は、映像情報を作成するたびに増加させる連番を通信端末20自身の機器IDである“ID20”に付加することによって、映像情報のファイルIDを“ID201”、“ID202”、“ID203”等のように設定する。
そして、情報作成部21は、S103において取得した情報位置と、S104において取得した時刻と、S105において取得した映像情報のファイルサイズと、S106において取得した映像情報の優先度と、S107において取得した映像情報のファイルIDとを、S102において作成した映像情報に関連付けて、例えば図4(a)に示すような関連情報リストを作成し(S108)、S102において作成した映像情報と、S108において作成した関連情報リストとを情報記録手段25に記録させた後(S109)、図5に示す情報作成処理を終了する。
次に、通信端末20が外部の通信端末に映像情報を送信するときの情報送信処理について説明する。
図6に示すように、通信端末20は、通信可能な外部の通信端末の検出を無線通信部27によって試みる(S121)。例えば、図1に示す状態において、通信端末20は、通信可能な外部の通信端末として通信端末40、50、60を検出する。
そして、通信端末20は、通信可能な外部の通信端末をS121において検出したか否かを判断する(S122)。そして、通信端末20は、通信可能な外部の通信端末をS121において検出しなかったとS122において判断すると、図6に示す情報送信処理を終了する。一方、通信端末20は、通信可能な外部の通信端末をS121において検出したとS122において判断すると、S121において検出した全ての通信端末のうちの1つの通信端末との通信の接続を無線通信部27による無線LAN(Local Area Network)のアドホックモード等によって確立する(S123)。
通信端末20は、外部の通信端末との接続をS123において確立すると、情報記録手段25に記録されている関連情報リストと、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置と、移動ベクトル取得部26によって取得された通信端末20自身の移動ベクトルと、通信端末20自身の通信可能端末ID及びエリア貢献度とを、無線通信部27によって接続中の通信端末に送信するとともに、接続中の通信端末が記録している関連情報リストと、接続中の通信端末の絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度とを、接続中の通信端末から無線通信部27によって受信する(S124)。
通信端末20は、接続中の通信端末との間で関連情報リスト、絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度をS124において交換すると、接続中の通信端末との通信を切断し(S125)、S121において検出した全ての通信端末との間で関連情報リスト、絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度を交換したか否かを判断する(S126)。
通信端末20は、S121において検出した1つ以上の通信端末との間で関連情報リスト、絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度を交換していないとS126において判断すると、S121において検出した全ての通信端末のうちの関連情報リスト、絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度を未だ交換していない通信端末に対してS123の処理から繰り返す。
一方、通信端末20は、S121において検出した全ての通信端末との間で関連情報リスト、絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度を交換したとS126において判断すると、通信端末20自身の関連リストと、S121において検出した全ての通信端末からS124において受信した関連情報リストとを1つに統合する(S127)。例えば、通信端末20が通信可能な通信端末が通信端末40、50、60であって通信端末20、40、50、60の関連情報リストがそれぞれ図4(a)、(b)、(c)、(d)である場合、通信端末20は、通信端末20自身の関連リストと、通信端末40、50、60の関連情報リストとを、図7に示すように1つに統合する。また、通信端末20は、S124において他の通信端末から受信した絶対位置や移動ベクトル等に基づいて、S127において図8に示す通信端末のリストも生成する。
次いで、通信端末20の順番設定部30は、S127において1つに統合した関連情報リストと、S127において生成した通信端末のリストと、S121において検出した全ての通信端末にS124において送信した通信端末20自身の移動ベクトルと、S121において検出した全ての通信端末からS124において受信した外部の通信端末の移動ベクトルとに基づいて、映像情報の送信動作の順番を設定する(S128)。
例えば、車両82、84、85、86の状況が図1に示す状況であって、S127において1つに統合された関連情報リストが図7に示す関連情報リストであり、S127において生成した通信端末のリストが図8に示すリストである場合、通信端末20は、図9に示すように、優先度が高い映像情報の送信動作ほど上位の順番に設定する。即ち、通信端末20は、優先度が“10”であるID501の映像情報の送信動作、優先度が“9”であるID202の映像情報の送信動作、優先度が“6”であるID201又はID502の映像情報の送信動作といったような順番に設定する。
また、通信端末20は、図9に示すように、優先度が同じ映像情報の送信動作については情報位置に対して近付く方向に送信先が移動している送信動作を、情報位置に対して遠ざかる方向に送信先が移動している送信動作より、上位の順番に設定する。例えば、通信端末20は、通信端末20から通信端末40へのID201の映像情報の送信動作については、相対位置取得部28によって取得されたID201の映像情報の情報位置201(図10参照。)に対する通信端末40の相対位置と、相対移動ベクトル取得部29によって取得された情報位置201に対する通信端末40の相対移動ベクトル201a(図10参照。)とに基づいて、情報位置201に対して遠ざかる方向に送信先である通信端末40が移動していることを判断することができる。同様に、通信端末20は、通信端末20から通信端末50へのID201の映像情報の送信動作については、情報位置201に対して近付く方向に送信先である通信端末50が移動していることを判断することができ、通信端末20から通信端末60へのID201の映像情報の送信動作については、情報位置201に対して遠ざかる方向に送信先である通信端末60が移動していることを判断することができ、通信端末50から通信端末20へのID502の映像情報の送信動作については、ID502の映像情報の情報位置502(図10参照。)に対して近付く方向に送信先である通信端末20が移動していることを判断することができ、通信端末50から通信端末40へのID502の映像情報の送信動作については、情報位置502に対して近付く方向に送信先である通信端末40が移動していることを判断することができ、通信端末50から通信端末60へのID502の映像情報の送信動作については、情報位置502に対して遠ざかる方向に送信先である通信端末60が移動していることを判断することができる。したがって、通信端末20は、優先度が同じ“6”である映像情報の送信動作については、通信端末20から通信端末50へのID201の映像情報の送信動作、通信端末50から通信端末20へのID502の映像情報の送信動作又は通信端末50から通信端末40へのID502の映像情報の送信動作、通信端末20から通信端末40へのID201の映像情報の送信動作、通信端末20から通信端末60へのID201の映像情報の送信動作又は通信端末50から通信端末60へのID502の映像情報の送信動作という順番に設定する。
また、通信端末20は、図9に示すように、優先度が同じ映像情報の送信動作であって情報位置に対して近付く方向に送信先が移動している送信動作については情報位置に対して近付く方向に送信先が高速に移動している送信動作ほど上位の順番に設定する。例えば、通信端末20は、相対移動ベクトル取得部29によって取得された情報位置201に対する通信端末50の相対移動ベクトル201b(図10参照。)と、相対移動ベクトル取得部29によって取得された情報位置502に対する通信端末20の相対移動ベクトル502a(図10参照。)と、相対移動ベクトル取得部29によって取得された情報位置502に対する通信端末40の相対移動ベクトル502b(図10参照。)とに基づいて、ID502の映像情報の送信先である通信端末20が情報位置502に対して近付く方向に移動する速度、ID502の映像情報の送信先である通信端末40が情報位置502に対して近付く方向に移動する速度、ID201の映像情報の送信先である通信端末50が情報位置201に対して近付く方向に移動する速度の順に高速になっていることを判断することができる。したがって、通信端末20は、優先度が同じ“6”である映像情報の送信動作であって情報位置に対して近付く方向に送信先が移動している送信動作については、通信端末20から通信端末50へのID201の映像情報の送信動作、通信端末50から通信端末40へのID502の映像情報の送信動作、通信端末50から通信端末20へのID502の映像情報の送信動作という順番に設定する。
また、通信端末20は、図9に示すように、優先度が同じ映像情報の送信動作であって情報位置に対して遠ざかる方向に送信先が移動している送信動作については情報位置に対して遠ざかる方向に送信先が高速に移動している送信動作ほど上位の順番に設定する。例えば、通信端末20は、相対移動ベクトル取得部29によって取得された相対移動ベクトル201aと、相対移動ベクトル取得部29によって取得された情報位置201に対する通信端末60の相対移動ベクトル201c(図10参照。)と、相対移動ベクトル取得部29によって取得された情報位置502に対する通信端末60の相対移動ベクトル502c(図10参照。)とに基づいて、ID502の映像情報の送信先である通信端末60が情報位置502に対して遠ざかる方向に移動する速度、ID201の映像情報の送信先である通信端末60が情報位置201に対して遠ざかる方向に移動する速度、ID201の映像情報の送信先である通信端末40が情報位置201に対して遠ざかる方向に移動する速度の順に高速になっていることを判断することができる。したがって、通信端末20は、優先度が同じ“6”である映像情報の送信動作であって情報位置に対して遠ざかる方向に送信先が移動している送信動作については、通信端末20から通信端末40へのID201の映像情報の送信動作、通信端末20から通信端末60へのID201の映像情報の送信動作、通信端末50から通信端末60へのID502の映像情報の送信動作という順番に設定する。
そして、通信端末20は、通信端末20自身の送信動作の順番が来るまで、通信端末20自身の送信動作の順番が来たか否かをS128において設定した順番に基づいて判断する(S129)。例えば、S128において順番が図9に示すように設定された場合、通信端末20は、順番“10”が来るまで、S129に示す処理を繰り返す。なお、通信端末20は、送信動作の順番に従った通信を、例えば、通信方式がCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式である場合は、待ち時間の制御によって実現することができ、通信方式がTDMA(Time Division Multiple Access)方式である場合は、送信時間配分の制御によって実現することができる。
通信端末20は、通信端末20自身の送信動作の順番が来たとS129において判断すると、順番が来た今回の送信動作の送信先である通信端末との通信の接続を無線通信部27によって確立する(S130)。
通信端末20は、通信端末との接続をS123において確立すると、今回の送信動作で送信する映像情報を、接続中の通信端末に無線通信部27によって送信する(S131)。例えば、通信端末20は、S128において順番が図9に示すように設定された場合、順番“4”の送信動作において、機器IDが“ID50”である通信端末50に、ID202の映像情報を送信する。
次いで、通信端末20は、接続中の通信端末との通信を無線通信部27によって切断した後(S132)、通信端末20自身の送信動作が全て終了したか否かを、S128において設定した順番に基づいて判断する(S133)。
そして、通信端末20は、通信端末20自身の送信動作が全て終了していないとS133において判断すると、未だ終了していない送信動作のためにS129の処理から繰り返す。
一方、通信端末20は、通信端末20自身の送信動作が全て終了したとS133において判断すると、図6に示す情報送信処理を終了する。
以上に説明したように、通信端末20は、送信先や映像情報の優先度に応じて設定した順番に従って映像情報を送信するので、従来より高速且つ広範囲に映像情報を伝達することができる。
なお、通信端末20は、送信動作によって送信する情報として、車両82の外部環境の映像情報を用いているが、車両82の外部環境の映像情報以外の情報を用いるようになっていても良い。例えば、通信端末20は、車両82のワイパーによって天候を検知し、ワイパーによって検知した天気を、送信動作によって送信する情報として用いるようになっていても良い。また、通信端末20は、送信動作によって送信する情報として、車両82の移動速度の変化から算出した旅行時間や、VICS等によって取得した渋滞情報や、音楽情報等を用いるようになっていても良い。
また、通信端末20は、送信動作によって送信する情報として、位置に関連付けられた映像情報を用いるようになっているが、位置に関連付けられていない情報を用いるようになっていても良い。
また、通信端末20は、送信動作によって送信する情報として、情報作成部21によって通信端末20自身が作成した映像情報を用いるようになっているが、通信端末20自身が作成した情報以外の情報を用いるようになっていても良い。
また、通信端末20は、情報送信処理において、外部の通信端末との通信の切断中に新たな外部の通信端末を無線通信部27によって検出した場合、S128において設定した順番に従った映像情報の送信動作を一旦中止した後、新たに検出した通信端末との間で関連情報リスト、絶対位置、移動ベクトル、通信可能端末ID及びエリア貢献度を交換して、新たに検出した通信端末も含んだ新たな送信動作の順番を設定し直し、設定し直した順番に従って映像情報の送信動作を再開するようになっていても良い。
また、通信端末20は、優先度が高い映像情報の送信動作ほど上位の順番に設定し、優先度が同じ映像情報の送信動作については情報位置に対して近付く方向に送信先が移動している送信動作を情報位置に対して遠ざかる方向に送信先が移動している送信動作より上位の順番に設定し、優先度が同じ映像情報の送信動作であって情報位置に対して近付く方向に送信先が移動している送信動作については情報位置に対して近付く方向に送信先が高速に移動している送信動作ほど上位の順番に設定し、優先度が同じ映像情報の送信動作であって情報位置に対して遠ざかる方向に送信先が移動している送信動作については情報位置に対して遠ざかる方向に送信先が高速に移動している送信動作ほど上位の順番に設定するという条件以外の条件で、送信動作の順番を設定するようになっていても良い。
例えば、通信端末20は、移動ベクトル取得部26によって取得された通信端末20自身の移動ベクトルと、無線通信部27によって取得した外部の通信端末の移動ベクトルとに基づいて、送信先が高速に移動する送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良い。
また、通信端末20は、相対位置取得部28によって取得された通信端末20自身に対する外部の通信端末の相対位置に基づいて、通信端末20自身の位置から送信先が遠い送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良い。また、通信端末20は、相対位置取得部28によって取得された通信端末20自身に対する外部の通信端末の相対位置と、相対移動ベクトル取得部29によって取得された通信端末20自身に対する外部の通信端末の相対移動ベクトルとに基づいて、通信端末20自身から送信先が高速に遠ざかる送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良いし、通信端末20自身に送信先が近付く送信動作については最も上位の順番に設定するとともに、通信端末20自身から送信先が高速に遠ざかる送信動作については通信端末20自身から送信先が高速に遠ざかる送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良い。
また、通信端末20は、相対位置取得部28によって取得された情報位置に対する送信先の相対位置に基づいて、情報位置から送信先が遠い送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良い。また、通信端末20は、情報位置に対する送信先の相対移動ベクトルに基づいて、情報位置に対して送信先が高速に移動する送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良い。
また、通信端末20は、通信端末20自身のエリア貢献度と、S124において受信した外部の通信端末のエリア貢献度とに基づいて、より広範囲に映像情報を伝達することができる通信端末が送信先である送信動作ほど、上位の順番に設定するようになっていても良い。
また、通信端末20は、優先度が高くても送信時間が長くかかる可能性がある映像情報については、送信動作の順番を下げるようになっていても良いし、送信先が同じであって優先度が互いに近い複数の映像情報については、送信動作の順番を連続させるようになっていても良い。
また、通信端末20は、送信先や映像情報の優先度に応じて設定した送信動作の順番に従って映像情報を送信するようになっているが、送信元に応じて設定した送信動作の順番に従って映像情報を送信するようになっていても、従来より高速且つ広範囲に映像情報を伝達することができる。
例えば、通信端末20は、移動ベクトル取得部26によって取得した通信端末20自身の移動ベクトルや、無線通信部27によって外部の通信端末から取得した外部の通信端末の移動ベクトルに基づいて、送信元が高速に移動する送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良い。
また、通信端末20は、情報記録手段25に記録されている通信端末20自身の関連情報リストや、無線通信部27によって取得された外部の通信端末の関連情報リストに基づいて、同じ映像情報を保有している他の送信元が少ない送信元の送信動作ほど上位の順番に設定するようになっていても良い。例えば、S127において1つに統合された関連情報リストが図7に示す関連情報リストである場合、通信端末20と、機器IDが“ID40”である通信端末40との2つの通信端末によってID203の映像情報が保有されているので、通信端末20は、ID203の映像情報の送信動作を他の映像情報の送信動作より下位の順番に設定するようになっていても良い。
また、通信端末20は、上述した複数の条件を組合せた条件で、送信動作の順番を設定するようになっていても良い。
また、通信端末20は、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置を情報位置として使用するようになっているが、通信端末20自身の絶対位置以外の位置を情報位置として使用するようになっていても良い。例えば、通信端末20は、通信端末20自身の絶対位置に対するカメラの撮影対象の相対位置をカメラの画像から取得する自身相対情報位置取得手段として情報作成部21を機能させ、絶対位置取得部23によって取得された通信端末20自身の絶対位置と、通信端末20自身の絶対位置に対するカメラの撮影対象の相対位置とに基づいて、撮影対象の絶対位置を情報作成部21に算出させるようにして、撮影対象の絶対位置を情報位置として使用するようになっていても良い。
また、通信端末20は、外部の通信端末の絶対位置を外部の通信端末から無線通信部27によって受信するようになっているが、赤外線やUWB(Ultra Wide Band)等によって外部の通信端末の絶対位置を無線通信部27によって通信端末20自身で直接検出するようになっていても良い。
また、通信システム10は、各通信端末が全ての通信端末に共通の送信動作の順番をそれぞれ独自に設定するようになっているが、他の方法によって送信動作の順番を設定するようになっていても良い。例えば、通信システム10は、優先度が最も高い映像情報を記録している通信端末や、エリア貢献度が最も大きい通信端末や、機器IDが最も小さい通信端末や、通信端末群の中心位置に最も近い通信端末等、特定の通信端末が送信動作の順番を設定して他の通信端末にブロードキャストするようになっていても良い。
また、通信システム10は、各通信端末が1度に1つの通信端末のみに映像情報を送信するようになっているが、各通信端末が同時に複数の通信端末に映像情報を送信することができるようになっていても良い。
以上のように、本発明に係る通信端末は、従来より高速且つ広範囲に情報を伝達することができるという効果を有し、事故情報や渋滞情報を伝達する通信端末等として有用である。
10 通信システム
20、40、50、60 通信端末(送信先、送信元)
21 情報作成部(情報作成手段、情報位置作成手段、優先度設定手段、自身相対情報位置取得手段)
22 入力部
23 絶対位置取得部(自身位置取得手段)
24 時計
25 情報記録手段
26 移動ベクトル取得部
27 無線通信部(送信動作実行手段、リスト取得手段、送信先速度取得手段、送信元速度取得手段、送信先通信手段取得手段)
28 相対位置取得部(自身相対送信先位置取得手段、情報相対送信先位置取得手段)
29 相対移動ベクトル取得部(自身相対送信先速向取得手段、情報相対送信先速向取得手段、情報相対送信先速度取得手段)
30 順番設定部(順番設定手段)
20、40、50、60 通信端末(送信先、送信元)
21 情報作成部(情報作成手段、情報位置作成手段、優先度設定手段、自身相対情報位置取得手段)
22 入力部
23 絶対位置取得部(自身位置取得手段)
24 時計
25 情報記録手段
26 移動ベクトル取得部
27 無線通信部(送信動作実行手段、リスト取得手段、送信先速度取得手段、送信元速度取得手段、送信先通信手段取得手段)
28 相対位置取得部(自身相対送信先位置取得手段、情報相対送信先位置取得手段)
29 相対移動ベクトル取得部(自身相対送信先速向取得手段、情報相対送信先速向取得手段、情報相対送信先速度取得手段)
30 順番設定部(順番設定手段)
Claims (17)
- 情報の送信動作を実行する送信動作実行手段と、複数の前記送信動作が前記送信動作実行手段によって実行される順番を設定する順番設定手段とを備え、
前記順番設定手段は、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報の送信先に応じて設定することを特徴とする通信端末。 - 前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作によって送信される前記情報は、優先度が設定され、
前記順番設定手段は、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信動作における前記情報の送信先と、前記優先度とに応じて設定することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 情報の送信動作を実行する送信動作実行手段と、複数の前記送信動作が前記送信動作実行手段によって実行される順番を設定する順番設定手段と、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作によって送信される前記情報に対して優先度を設定する優先度設定手段とを備え、
前記順番設定手段は、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記優先度設定手段によって設定された前記優先度に応じて設定することを特徴とする通信端末。 - 自身の位置に対する前記送信先の相対位置を取得する自身相対送信先位置取得手段を備え、
前記順番設定手段は、前記自身相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記自身の位置から前記送信先が遠い前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の通信端末。 - 前記送信先の移動速度を取得する送信先速度取得手段を備え、
前記順番設定手段は、前記送信先速度取得手段によって取得した前記移動速度に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信先が高速に移動する前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の通信端末。 - 自身の位置に対する前記送信先の相対位置を取得する自身相対送信先位置取得手段と、前記自身に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する自身相対送信先速向取得手段とを備え、
前記順番設定手段は、前記自身相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記自身相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記自身から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の通信端末。 - 自身の位置に対する前記送信先の相対位置を取得する自身相対送信先位置取得手段と、前記自身に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する自身相対送信先速向取得手段とを備え、
前記順番設定手段は、前記自身相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記自身相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記自身に前記送信先が近付く前記送信動作については最も上位に設定するとともに、前記自身から前記送信先が遠ざかる前記送信動作については前記自身から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の通信端末。 - 前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記送信先の相対位置を取得する情報相対送信先位置取得手段を備え、
前記順番設定手段は、前記情報相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置から前記送信先が遠い前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の通信端末。 - 前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記送信先の相対位置を取得する情報相対送信先位置取得手段と、前記情報位置に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する情報相対送信先速向取得手段とを備え、
前記順番設定手段は、前記情報相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記情報相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の通信端末。 - 前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記送信先の相対位置を取得する情報相対送信先位置取得手段と、前記情報位置に対する前記送信先の相対移動速度及び相対移動方向を取得する情報相対送信先速向取得手段とを備え、
前記順番設定手段は、前記情報相対送信先位置取得手段によって取得された前記相対位置と、前記情報相対送信先速向取得手段によって取得された前記相対移動速度及び前記相対移動方向とに基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置に前記送信先が近付く前記送信動作については最も上位に設定するとともに、前記情報位置から前記送信先が遠ざかる前記送信動作については前記情報位置から前記送信先が高速に遠ざかる前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の通信端末。 - 前記情報に関連付けられた位置である情報位置に対する前記情報の送信先の相対移動速度を取得する情報相対送信先速度取得手段を備え、
前記順番設定手段は、前記情報相対送信先速度取得手段によって取得された前記相対移動速度に基づいて、前記複数の送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記情報位置に対して前記送信先が高速に移動する前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項3に記載の通信端末。 - 情報の送信動作を実行する送信動作実行手段と、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び自身を含む複数の送信元のうち前記自身以外の送信元による前記送信動作が実行される順番を設定する順番設定手段とを備え、
前記順番設定手段は、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び前記自身以外の送信元による前記送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信元に応じて設定することを特徴とする通信端末。 - 前記送信元の移動速度を取得する送信元速度取得手段を備え、
前記順番設定手段は、前記送信元速度取得手段によって取得した前記移動速度に基づいて、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び前記自身以外の送信元による前記送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、前記送信元が高速に移動する前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項12に記載の通信端末。 - 前記送信元が保有している前記情報のリストを取得するリスト取得手段を備え、
前記順番設定手段は、前記リスト取得手段によって取得された前記リストに基づいて、前記送信動作実行手段による前記送信動作及び前記自身以外の送信元による前記送信動作のうち少なくとも一部の送信動作の前記順番を、同じ情報を保有している他の前記送信元が少ない前記送信元の前記送信動作ほど上位に設定することを特徴とする請求項12に記載の通信端末。 - 外部環境についての前記情報を作成する情報作成手段と、前記情報作成手段によって作成された前記情報に対する前記情報位置を作成する情報位置作成手段とを備えたことを特徴とする請求項8〜請求項11の何れかに記載の通信端末。
- 自身の位置を取得する自身位置取得手段と、前記自身の位置に対する前記情報位置の相対位置を取得する自身相対情報位置取得手段とを備え、
前記情報位置作成手段は、前記自身位置取得手段によって取得された前記自身の位置と、前記自身相対情報位置取得手段によって取得された前記相対位置とに基づいて、前記情報位置を作成することを特徴とする請求項15に記載の通信端末。 - 送信先の通信手段の種類を取得する送信先通信手段取得手段を備え、
前記順番設定手段は、前記送信先通信手段取得手段により取得された前記送信先の通信手段がより広範囲または高速な通信手段である場合に、前記送信先を上位に設定することを特徴とする請求項1〜16の何れかに記載の通信端末。
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JP2005148366A JP2006325126A (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 通信端末 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009159113A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | アドホックネットワークシステム |
WO2009110465A1 (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-11 | 日本電気株式会社 | 通信機、通信方法、路車間および車車間通信システム、プログラムおよび記録媒体 |
JP2019149655A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | 株式会社日立製作所 | 移動体端末の通信を制御する制御局及び制御方法 |
-
2005
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