JP2006324121A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】力率改善手段からのノイズの影響を抑制し、安定した動作を行う誘導加熱装置を提供すること。
【解決手段】制御手段15はインバータ8駆動開始から停止までの間に力率改善手段3の停止期間を設けるべく制御するので、安定した動作を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭やオフィス、レストラン、工場などで使用される誘導加熱装置に関するものである。
従来、この種の誘導加熱装置として、例えば、電磁調理器に関して、入力電流波形を整形するスイッチング手段を有し、特に鉄などの強磁性体以外の材質で形成された被加熱物を加熱する際の力率を改善する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の誘導加熱装置として、特許文献1における誘導加熱装置(誘導加熱調理器)について、図を用いて説明する。
図6は特許文献1に記載された従来の誘導加熱装置の一実施例を示す回路図、図7は図6の各部の信号波形図である。
図6において、交流電圧Vacの商用電源101がブリッジ回路105に接続されている。ブリッジ回路105は2個のサイリスタ107a、107bと2個のダイオード109a、109bとをブリッジ接続して構成されており、商用電源101の交流電流を直流電流に変換させる。
コンデンサ111はリプル電流を除去するために比較的大きな容量に設定されており、ブリッジ回路105で整流された脈流を平滑するための平滑手段である。
入力制御回路133は商用電源101側に設けられたカレントトランス134と接続されている。カレントトランス134は商用電源101から入力する入力電流Iinを検出し、この検出した入力電流Iinの電流値に相応する情報を入力制御回路133へ送出する。
入力制御回路133はマイクロコンピュータ等の演算処理部を内蔵しており、カレントトランス134からの実際の入力電流Iinに関する情報などから最適なPWM制御を実行する、すなわち入力制御回路133は入力電流Iinの電流波形がほぼ正弦波となるように力率を改善するために、第7図(c)に示すようなパルス信号133aをトランジスタTr1に出力する。
トランジスタTr1はパルス信号133aに基づいて所定の波形整形に係る周期でスイッチング動作して入力電流Iinの波形を整形するためのスイッチング手段である。
また、リアクタLはトランジスタTr1がオンしたときに商用電源101からの電力を蓄積するとともに、トランジスタTr1がオフしたときにこの蓄積した電力をコンデンサ111へ供給するためのタンク手段である。
特開平1−246783号公報
トランジスタTr1のオン/オフ時には、スイッチングに伴うノイズが発生する。
通常、リアクタLに流れる電流が0点を通らない場合は連続動作モード、0点を通る場合は不連続動作モードと呼ばれる。連続動作モード、不連続動作モードのどちらを採用するかは、リアクタL形状、損失、トランジスタTr1定格、損失などによって左右される。
連続動作モードでは、インバータの定格出力にもよるが、一般にリアクタLの容量を大きく設定することで、継続してリアクタL電流が流れるようにしている。そのため、トランジスタTr1がオフする際のターンオフ電流は比較的少ないが、ターンオンする際に急激に短絡電流が流れる。
一方で不連続モードでは、リアクタL電流が0点を通るよう、リアクタLの容量を小さく設定しているため、リアクタL電流ピークは高くなる。そのため、トランジスタTr1がオンする際のターンオン電流はほとんど流れないが、ターンオフ電流が大きくなる。
例えば、トランジスタTr1をオフする際のdI/dt及びdV/dtを抑制するためにスナバなどが設けられる場合があるが、トランジスタTr1はいかなる入力電流であっても波形整形されるようにPWM制御されるために、オン/オフの導通比、タイミングが一定でなく、トランジスタTr1のターンオン時の短絡電流またはターンオフ電流ピークの増加を抑制することは不可避である。
すなわち、連続動作モード、不連続動作モードどちらを採用しても、トランジスタTr1のスイッチングに伴い、急激な電流変化が生じるため、電磁ノイズをパターンへ伝搬させる、又は周囲の配線などに輻射することになる。
このようなノイズは、入力制御回路133の動作を不安定にし、カレントトランス134などの検知精度を下げてしまう。
例えば、入力電流やインバータ出力などから被加熱物の材質を検知するなどの鍋種検知、被加熱物の移動などによる加熱不適切な状態を検知する小物検知、過出力に対する保護検知が、ノイズによって精度が下がって正常に行われないため、加熱継続できなかったり、回路の故障を招く恐れがある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、安定した動作を行う誘導加熱装置を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱装置は、インバータは第2のスイッチング素子群のオン/オフによって高周波電流を加熱コイルに供給して被加熱物を誘導加熱し、力率改善手段は第1のスイッチング素子のオン/オフによって力率を改善するとともに、制御手段はインバータ駆動開始から停止までの間に力率改善手段の停止期間を設けるべく制御したものである。
力率改善手段の動作中は制御手段などに与えるノイズの影響が大きいが、力率改善手段の停止期間中は、力率改善手段から発生するノイズも停止する。この期間中に、制御手段が鍋種判定、小物判定、検知手段からの信号読み込みを行うことによって、それら制御に与えるノイズの影響を抑制することが可能とし、誘導加熱装置の動作を安定したものにすることができる。
本発明の誘導加熱装置は、加熱動作の中で力率改善手段の停止期間を設けることにより、安定した動作を行うことが可能である。
第1の発明は、商用電源からの交流電圧を整流する整流手段と、前記整流手段の出力側に接続される力率改善手段と、前記力率改善手段に内包される第1のスイッチング素子と、前記力率改善手段の出力側に接続される平滑手段と、前記平滑手段に接続されるインバータと、前記インバータに内包される複数からなる第2のスイッチング素子群と、前記インバータに接続されかつアルミニウム若しくは銅またはこれらと略同等以上の電気伝導率を有する低透磁率材料からなる被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記インバータの出力の大きさを検出する検知手段と、前記検知手段からの信号を入力しかつ前記インバータの制御を行う制御手段とを備え、前記インバータは前記第2のスイッチング素子群のオン/オフによって高周波電流を前記加熱コイルに供給して前記被加熱物を誘導加熱し、前記力率改善手段は前記第1のスイッチング素子のオン/オフによって力率を改善するとともに、前記制御手段は前記インバータ駆動開始から停止までの間に前記力率改善手段の停止期間を設けるべく制御する誘導加熱装置とするものである。
アルミニウム若しくは銅またはこれらと略同等以上の電気伝導率を有する低透磁率材料からなる被加熱物を誘導加熱する場合、加熱コイルから発生する高周波磁界と被加熱物間の反発力に起因する被加熱物の振動音を抑制するために、インバータ電源電圧を平滑してインバータ出力を略一定にする平滑手段が必要である。
また、平滑手段を設けることによって入力電流が歪むために、入力電流を正弦波状に整形し、力率を改善する力率改善手段も必要となる。
前述したように、力率改善手段は、内包するスイッチング素子のオン/オフによって入力電流の整形を行い、力率を改善するものであるが、力率改善手段の動作、すなわち第1のスイッチング素子のスイッチング動作によって発生するノイズは、制御手段、検知手段などに影響を与える。しかしながら本発明によると、所定の期間、力率改善手段の動作を停止することにより、制御手段が検知手段の信号を精度良く読み込むことができるため、安定した加熱動作が可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明のいずれかにおいて、制御手段は検知手段出力に基づいた被加熱物の材質判定時において力率改善手段を停止すべく制御する請求項1に記載の誘導加熱装置とするものである。
被加熱物の材質判定は、機器への負荷を抑制するため、特に入力電流が低い状態で行われ、検知手段の出力信号も低いレベルとなる。その際、力率改善手段が動作してノイズを発生した場合、制御手段は検知手段の出力信号を精度良く読み込むことができない。
被加熱物の材質判定を正確に行えない場合、例えばアルミ製の被加熱物を鉄系の被加熱物と判定した場合、回路部品に過剰な負荷がかかる上、加熱を継続できない。
本発明では、被加熱物の材質判定時において力率改善手段を停止するため、制御手段はノイズの影響を抑制し、検知手段の出力信号を精度良く読み込むことが可能となる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明のいずれかにおいて、制御手段は、検知手段信号が所定値以下となった場合において力率改善手段を停止すべく制御する誘導加熱装置とするものである。
被加熱物の加熱中に、例えば使用者によって被加熱物を移動された場合、加熱コイル及び被加熱物で構成される加熱構成のインダクタンスが変化する。すなわち、インバータの状態が急変する。このような場合、インバータ出力が低下して、入力電流が流れにくい状態になる。
本発明では、検知手段信号が所定値以下となるインバータ出力が低下した状態において、力率改善手段を停止する。インバータ出力が低下した状態は、加熱に適さない状態の場合、すなわち小物加熱状態または被加熱物がない状態の場合があるが、制御手段は、精度良く検知手段信号を取り込み、加熱に適しているか、不適なのか正確に判定することが可能となる。
第4の発明は、特に第1または第2の発明のいずれかにおいて、制御手段は、商用電源半周期内での検知手段信号読み込みタイミングを力率改善手段の動作/停止によって変更する誘導加熱装置とするものである。
力率改善手段が動作している場合には、例えば入力電流波形が略正弦波状になるため、入力電流ピークが商用電源半周期のほぼ中間に位置する。そのため、制御手段が検知手段信号を読み込むタイミングを商用電源半周期のほぼ中間にすれば、入力電流ピークを検知することが可能である。
一方で、力率改善手段が停止している場合には、入力電流波形が歪んだ形になるために、ピークも商用電源半周期のほぼ中間から遅れた位置になる。制御手段の検知手段信号を読み込むタイミングが商用電源半周期のほぼ中間のままであれば、入力電流のピークを検知することができない。
しかしながら、本発明では、読み込みタイミングを変更することが可能であるため、力率改善手段の動作/停止に関わらず、入力電流がピークとなるタイミングで検知することができる。
従って、制御手段は、入力電流、インバータ出力などを過剰に低く検知することがないため、安定した制御が可能である。
第5の発明は、特に第1または第2の発明のいずれかにおいて、制御手段は、商用電源半周期内での検知手段信号読み込み回数を力率改善手段が動作している時に対して停止している時に少なく設定する誘導加熱装置とするものである。
力率改善手段が動作している間は、発生するノイズが周囲に影響を及ぼす。検知手段の出力信号にもノイズが重畳するため、制御手段が検知信号を読み込んだ瞬間に正常な信号ではなくノイズの重畳した信号を読み込む場合がある。
通常、制御手段は、商用電源半周期の間に複数回検知手段の出力信号を読み込み、ノイズの影響を抑制すべく内部演算を行うが、力率改善手段の動作/停止によって、重畳するノイズレベルは異なるため、読み込み回数を変更すれば効率的な制御を行うことが可能である。
すなわち、力率改善手段が動作している時には、制御手段は検知手段の出力信号を読み込む回数を増やして、ノイズの影響を受けた信号を除去、除外して、正常な検知信号から演算を行う。また、力率改善手段が停止している時には、読み込む回数を減らし、その時間を別の制御に当てることで、効率的な制御を行うことが可能である。
第6の発明は、特に第1または第2の発明のいずれかにおいて、制御手段は、検知手段信号に対して行う補正を力率改善手段の動作/停止によって変更する誘導加熱装置とするものである。
例えば検知手段が、ピークホールド方式となる回路であった場合、力率改善手段が動作している際には、発生するノイズの影響で検知手段信号の全体のレベルが上昇する。
本発明では、力率改善手段が動作している際、制御手段は読み込んだ検知手段信号に補正を行い、ノイズの影響を除去した補正後の信号を元に演算を行う。
一方で、力率改善手段が停止している際には、ノイズの影響が少なくなるために、制御手段は補正量を少なくして演算を行うため、力率改善手段の動作/停止に関わらず、精度の高い検知が可能となる。
第7の発明は、特に第1または第2の発明のいずれかにおいて、制御手段は、検知手段信号の一部または全てを商用電源が所定値以下となるタイミングで読み込む誘導加熱装置とするものである。
力率改善手段は、入力電流を正弦波状に整形することを目的としているため、商用電源のゼロボルトクロス前後は、電圧、電流とも低い値となる。従ってこの期間は、力率改善手段から発生するノイズも、商用電源ピーク付近に比べて低くなる。
本発明では、商用電源が所定値以下となるゼロボルトクロス前後で、制御手段は検知手段からの信号を読み込むことにより、力率改善手段から発生するノイズの影響を抑制し、精度良い検知が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における誘導加熱装置を示すものであり、特に誘導加熱調理器の要部の概略回路図である。
図1において、商用電源1からの交流電圧を整流するダイオードブリッジからなる整流手段2の出力側には、力率改善手段3が接続されている。
力率改善手段3は、第1のスイッチング素子4、第1のチョークコイル5、及び第1のダイオード6で構成されており、第1のチョークコイル5はその一方をダイオードブリッジ2高電位出力側に、もう一方を第1のスイッチング素子4高電位端子(IGBTの場合はコレクタ、MOSFETの場合はドレイン)に接続されている。
第1のスイッチング素子4の低電位端子(IGBTの場合はエミッタ、MOSFETの場合はソース)は、ダイオードブリッジ2の低電位出力側に接続されている。
また第1のダイオード6は、カソードを第1のスイッチング素子4の高電位端子に接続されている。
力率改善手段3の出力側となる第1のダイオード6のアノードと第1のスイッチング素子4低電位端子間には、大容量の電解コンデンサからなる平滑手段7が接続されている。本実施の形態では、容量820μFの電解コンデンサが2個並列に接続されており、通常の場合(商用電源1がAC200V、ピーク約280Vの場合)おおよそ350Vになるよう力率改善手段3によって昇圧されていることになる。
平滑手段7には、インバータ8が接続されており、インバータ8側から見て平滑手段7はインバータ8電源の役割をなしている。
インバータ8内部には、平滑手段7電圧を昇圧する昇圧手段9、昇圧された電圧を平滑する第2の平滑手段10、第2の平滑手段10に並列接続され、それぞれ直列に接続されている2個のIGBTからなる第2のスイッチング素子群11、第2のスイッチング素子群11の低電位側スイッチング素子11aの高電位端子と低電位端子に並列接続される加熱コイル12と共振コンデンサ13の直列接続体が内包されている。
また第2のスイッチング素子群11はそれぞれ逆導通ダイオードを内蔵している。
第2の平滑手段10は、平滑手段7と同様に、インバータ8から見てインバータ8の電源の役割をなしている。
第2の平滑手段10の両端には、第2の平滑手段10の電圧を検知するべく、抵抗からなる第1の電圧検知手段14が接続される。この抵抗によって分圧された分圧電圧は、マイクロコンピュータからなる制御手段15の電源電圧(本実施の形態では5V)以下になるような分圧比で入力される。
また、同様に共振コンデンサ13の両端には、共振コンデンサ13の電圧を検知するべく、第2の電圧検知手段16が接続される。検知された検知電圧は、マイクロコンピュータからなる制御手段15の電源電圧(本実施の形態では5V)以下になるような分圧比で入力される。
昇圧手段9の回路構成は、力率改善手段3と同様となっており、第3のスイッチング素子17と第2のチョークコイル18と第2のダイオード19で構成されている。第3のスイッチング素子17は、第2のスイッチング素子群11と同様、逆導通ダイオードを内蔵している。
第2のチョークコイル18はその一方を平滑手段7の高電位側に、もう一方を第3のスイッチング素子17の高電位端子に接続されている。第3のスイッチング素子17の低電位端子は、平滑手段7の低電位側に接続されている。また第2のダイオード19は、アノードを第3のスイッチング素子17高電位端子に、カソードを第2の平滑手段10高電位側に接続されている。
また第2の平滑手段10電圧は、平滑手段7電圧(350V)を昇圧して約700Vとしているため、耐圧を高く設定できない電解コンデンサではなく、フィルムコンデンサを使用している。本実施の形態では、フィルムコンデンサ10の容量を5μFに設定している。
加熱コイル12上方には、強化ガラスが配置されており(図示せず)、その上にアルミニウム若しくは銅またはこれらと略同等以上の電気伝導率を有する低透磁率材料からなる被加熱物20が置かれる。
また、加熱コイル12は、損失を抑制するために、素線を束ねた撚り線を多層にして平板上に巻き回されて構成される。
制御手段15には、前述のように第1の電圧検知手段14及び第2の電圧検知手段16からの信号が入力されるとともに、商用電源1からの入力電流を検知するカレントトランスなどからなる入力電流検知手段21からの信号も入力される。
さらに、制御手段15は、第1の電圧検知手段14、第2の電圧検知手段16、入力電流検知手段21などからの信号に基づき、所定の出力が得られるよう、第1のスイッチング素子4の動作、第2のスイッチング素子群11、第3のスイッチング素子17の動作を制御する。
また、使用者による操作で被加熱物20の加熱/停止を行うべく信号を出力する操作手段22が制御手段15に接続されている。操作手段22には、装置の状態、すなわち火力表示、タイマー表示、温度表示などの情報を表示する液晶などからなる表示手段23と、報知音や音声を発生するブザーやスピーカーなどで構成される鳴動手段24を内包されている。
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、商用電源1が投入され、使用者が操作手段22により被加熱物20の加熱開始操作を行うと、操作手段22から制御手段15に対して加熱開始信号が出力される。また同時に、操作手段22から表示手段23及び鳴動手段24に信号が出力され、使用者の操作に応じた表示及び音声などの鳴動によって加熱開始を報知する。
操作手段22からの加熱開始信号を入力した制御手段15は、第2のスイッチング素子群11を動作させるべく駆動信号を出力する。その際、第2のスイッチング素子群11の低電位側スイッチング素子11aのオン時間を最小に、高電位側スイッチング素子11bのオン時間を最大になるよう、かつそれぞれが排他的にオンするように制御を行う。
制御手段15は、共振コンデンサ13と加熱コイル12と被加熱物20からなる共振要素の共振周波数約90kHzの約1/3となる周波数の33kHzの一定駆動周波数(周期)のまま低電位側スイッチング素子11aと高電位側スイッチング素子11bの排他的駆動を継続しながら、徐々に低電位側スイッチング素子11aのオン時間を延ばしていく。制御手段15は、低電位側スイッチング素子11aのオン時間が駆動周期の1/2に達すると、低電位側スイッチング素子11aと高電位側スイッチング素子11bのオン時間比を一定にしたまま、駆動周波数(周期)を下げていく。
図2において、図2(a)は力率改善手段3が停止時の入力電流波形、図2(b)は力率改善手段3が動作時の入力電流波形、図2(c)は図2(b)における第1のスイッチング素子4の駆動信号、図(d)は商用電源1電圧を示している。
制御手段15はインバータ8駆動開始から停止までの間に力率改善手段3の停止期間を設けるべく制御するものであり、本実施の形態では加熱開始当初がその停止期間に相当する。
図2に示すように、加熱開始当初の入力電流波形は、力率改善手段3が停止しているため、歪んだ形となる。
また、入力電流のピークは商用電源1半周期の中間よりも遅れた位置にある。
制御手段15は、入力電流ピークを検知するべく、検知手段信号である入力電流検知手段21信号読み込みタイミングを、商用電源1半周期内の中間よりも遅れた位置(図2矢印Aに示す)に設定する。
図3は、制御手段15が入力電流を検知する瞬間の入力電流検知手段21信号を拡大したものであり、図2の矢印A及びB部分の拡大を示している。
力率改善手段3の動作/停止によって、入力電流検知手段21信号に重畳するノイズレベルは異なっている。このようなノイズの影響を極力除去するために、制御手段15は、入力電流検知手段21信号を複数回読み込んだ上で、内部演算(所定値以上の変化のある値は除外する、全体を平均するなど)を行っている。
しかしながら、被加熱物20の材質判定時のように、力率改善手段3が停止している期間では、図3(a)のように、重畳するノイズが少ない。従って、制御手段15は、商用電源1半周期内での検知手段信号、すなわち入力電流検知手段21信号読み込み回数を、力率改善手段3が動作している時に対して停止している時に少なく(本実施の形態では動作時6回、停止時4回)設定することにより、読み込み時間を短くし、効率よい制御を可能にしている。
一連の動作中に、共振コンデンサ13の電圧を検知する第2の電圧検知手段16の出力が、入力電流検知手段21からの出力に応じて設定されるしきい値を越えると、制御手段15は、加熱コイル12上方に加熱適当な被加熱物20が戴置されていると判断し、平滑手段7電圧が350Vになるよう第1のスイッチング素子4の駆動を開始し、さらに、第3のスイッチング素子17の駆動を開始する。
制御手段15は検知手段出力に基づいた被加熱物20の材質判定時において、力率改善手段3を停止すべく制御するもので、これにより力率改善手段3から発生するノイズの影響を抑制し、精度良い材質判定が可能となる。
制御手段15は、内部に発振回路を内包しており、その発振周波数に同期して第1のスイッチング素子4駆動を行う。また制御手段15は、平滑手段7電圧検知手段(図示せず)や、入力電流検知手段21の検知結果から演算を行い、第1のスイッチング素子4のオン時間を変更し、入力電流が略正弦波状になって力率が改善され、かつ平滑手段7電圧が設定値になるよう図2に示すようなPWM制御を行う。
このとき、入力電流のピークは商用電源1半周期のほぼ中間となっている。制御手段15は、入力電流ピークを検知するべく、検知手段信号である入力電流検知手段21信号読み込みタイミングを、商用電源1半周期内のほぼ中間(図2矢印Bに示す)に変更する。
つまり、制御手段15は、商用電源1半周期内での検知手段信号読み込みタイミングを、力率改善手段3の動作/停止によって変更しており、入力電流がピークとなるタイミングで検知することができる。
また、力率改善手段3動作時、制御手段15は発生するノイズの影響で検知手段信号の全体のレベルが上昇することを見越して、レベルを下げるべく内部で補正を行う。
つまり、制御手段15は、検知手段信号に対して行う補正を、力率改善手段3の動作/停止によって変更することにより、ノイズの影響を抑制し、精度の高い検知が可能となる。
被加熱物20の材質判定後当初、第3のスイッチング素子17のオン時間は、最小となるよう設定されるが、第2の平滑手段10電圧が第1の電圧検知手段14によって、約700Vに達したと検知されるまで徐々にオン時間を延ばされる。その後は、制御手段15によって、第2の平滑手段10電圧が約700Vを維持するよう、第3のスイッチング素子17オン時間が制御される。
第2のチョークコイル18には、第3のスイッチング素子17のオン時間中に平滑手段7を短絡する電流が流れ、第2のチョークコイル18にはエネルギーが蓄積される。第3のスイッチング素子17がオフすると、第2のチョークコイル18に蓄積されたエネルギーは、第2のダイオード19を介して第2の平滑手段10を充電する。その結果、第2の平滑手段10電圧は、平滑手段7電圧に対して昇圧されることになる。
この昇圧動作は、力率改善手段3においても同様で、第3のスイッチング素子17に相当するのが第1のスイッチング素子4、平滑手段7に相当するのが整流手段2出力、第2のチョークコイル18に対して第1のチョークコイル5、第2のダイオード19に対して第1のダイオード6、第2の平滑手段10に対して平滑手段7となる。
なお、第3のスイッチング素子17は一定周波数となる約20kHzで動作するよう制御される。
第3のスイッチング素子17駆動開始後、制御手段15は、入力電流検知手段21の出力と、操作手段22による加熱出力設定とを比較して、適宜第2のスイッチング素子群11の駆動周波数、及び第3のスイッチング素子17のオン時間を制御する。
つまり、インバータ8は制御手段15の制御によって、第2のスイッチング素子群11のオン/オフを行い、高周波電流を加熱コイル12に供給して被加熱物20を誘導加熱する。
図4は、本実施の形態における所定の入力電流が得られている状態での各部動作波形を示している。
図4(a)は低電位側スイッチング素子11aの高電位端子−低電位端子間の電圧(Vce)、図4(b)は低電位側スイッチング素子11a電流(Ic)、図4(c)は高電位側スイッチング素子11bの高電位端子−低電位端子間の電圧(Vce)、図4(d)は高電位側スイッチング素子11b電流(Ic)、図4(e)は加熱コイル12電流(IL)、図4(f)は第3のスイッチング素子17の高電位端子−低電位端子間の電圧(Vce)、図4(g)は第3のスイッチング素子17電流(Ic)を示している。
本実施の形態において、制御手段15は、共振コンデンサ13と加熱コイル12と被加熱物20からなる共振要素の共振周波数の約1/3となる周波数で第2のスイッチング素子群11を動作させる。これは、被加熱物20がアルミニウムなどの高電気伝導率、低透磁率の材質であることに関係がある。
被加熱物20材質がアルミニウムなどであった場合、加熱コイル12から見た被加熱物20の高周波抵抗が非常に低いために、被加熱物20内部に誘導電流が誘起されても十分なジュール熱が生じない。
このような被加熱物20を誘導加熱するためには、加熱コイル12に流れる高周波電流によって発生する高周波磁界の強度を強くする、または周波数を高めて被加熱物20の高周波抵抗を高めるといった方法が有効である。
本実施の形態では、加熱コイル12をターン数を増やして発生する高周波磁界強度を高め、さらに磁界周波数を約20kHzから約90kHzに高めることで、アルミニウムなどの被加熱物20を十分な火力で誘導加熱可能にしている。
しかしながら、磁界周波数を高めるということは、第2のスイッチング素子群11の駆動周波数を高めることになり、スイッチング回数が増加し、損失増加につながるという課題がある。そこで、本実施の形態では、共振現象を利用し、第2のスイッチング素子群11の駆動1周期中に3回の共振が得られるような第2のスイッチング素子群11駆動周波数を選択している。つまり、共振コンデンサ13と加熱コイル12と被加熱物20からなる共振要素の共振周波数の約1/3となる周波数で第2のスイッチング素子群11を動作させている。
これにより、磁界周波数は高める一方で、第2のスイッチング素子群11のスイッチング回数増加を抑制し、第2のスイッチング素子群11の損失増加を抑制することができる。
また、被加熱物20材質がアルミニウムなどである場合、電気伝導率が高いために、鉄などの材質に比べ、誘導加熱時に誘起される誘導電流が大きい。この誘導電流は、加熱コイル12から発生する高周波磁界に反発するよう生じるものであるから、被加熱物20が動きやすくなる。
平滑手段7もしくは第2の平滑手段10の容量が小さい場合、インバータ8の瞬時出力は、商用電源1に同期して変動し、この変動に起因して、被加熱物20から振動音が発生する。
本実施の形態では、平滑手段7の容量を820μFを2個、第2の平滑手段10の容量を5μFとすることで、十分な容量を確保しており、商用電源1に同期したインバータ8出力の変動が大幅に軽減されている。
図5は、本実施の形態における各部動作波形の全体図を示している。
図5(a)は平滑手段7電圧(VC2)、図5(b)は第2の平滑手段10電圧(VCc)、図5(c)はインバータ8出力と相関する共振コンデンサ13電圧(VC1)、図5(d)は商用電源1電圧を示している。なお、図5(e)、図5(f)、図5(g)は平滑手段7及び第2の平滑手段10の容量が十分ではない場合のVC2、VCc、VC1である。
平滑手段7の容量を大きく設定することにより、商用電源1から流れる入力電流が歪んでしまい、力率が低下するのだが、力率改善手段3によって入力電流の整形が行われるため、高力率を維持することが可能である。
矢印Aは、制御手段15が第1の電圧検知手段14及び第2の電圧検知手段16からの出力信号を読み込むタイミングを示している。つまり、制御手段15は、検知手段信号の一部を、商用電源1が所定値以下となるタイミングで読み込んでいる。
商用電源1が所定値以下となる期間では、力率改善手段3に加わる電圧、電流が少ないため、発生するノイズも少ない。つまり、ノイズの影響が少ない期間中に、制御手段15は検知信号を読み込んでいるのである。
第1の電圧検知手段14及び第2の電圧検知手段16は、VCc、VC1を検知するものであるが、上記読み込みタイミングではピークとなっていない。しかしながら平滑手段7及び第2の平滑手段10容量を十分大きく設定しているため、平滑された結果、読み込みタイミングでのVCc、VC1はピークとの差が少ない。
本実施の形態では、VCc、VC1の検知信号に対して、補正を行ってピークでの値を推定することにより、ノイズの影響が少ない期間中に精度良く検知を行うことが可能である。
このような一連の加熱動作中に、使用者による被加熱物20の移動などが原因で、被加熱物20、加熱コイル12、共振コンデンサ13からなる共振要素の共振周波数が大きく変動する場合がある。
このとき、第2のスイッチング素子群11の駆動周波数(もしくはその整数倍)と共振周波数が大きく異なると、加熱コイル12に十分な共振電流が流れなくなるために、入力電流及びインバータ8の出力が低下する。
インバータ8の状態が被加熱物20の加熱に適さないのであれば、インバータ8にかかる負荷を低減するために、直ちに加熱を停止して所定期間後に再加熱開始すべきである。しかしながら、使用者の調理動作中であれば、加熱停止を繰り返すのは利便性を損なうものである。
本実施の形態では、第2の電圧検知手段16の出力信号、つまり、インバータ8出力と相関を持つ共振コンデンサ13電圧が所定値以下になった場合、制御手段15は、力率改善手段3を停止させ、加熱継続に適した状態かどうかを第1の電圧検知手段14、第2の電圧検知手段16、入力電流検知手段21などの検知信号から総合的に精度良く判断する。
これにより、インバータ8出力が低下、検知信号も低レベルとなった場合、力率改善手段3が動作することによるノイズの影響を抑制している。
つまり、制御手段15は、検知手段信号が所定値以下となった場合において、力率改善手段3を停止すべく制御し、精度良い検知を行っているものである。
以上のように、本実施の形態においては、力率改善手段の動作状態を検知することにより、部品への負荷を低減し、かつ他機器への影響が少ない誘導加熱装置を提供することが可能となる。
なお、本実施の形態では、制御手段15によって、第1のスイッチング素子4、第2のスイッチング素子群11、第3のスイッチング素子17全ての駆動を制御する例を挙げたがこれに限定するものではない。例えば、第1のスイッチング素子4の駆動を制御する専用の制御手段(ICなど)を用いることにより同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱装置は、力率改善手段の動作状態を検知することにより、部品への負荷を低減し、かつ他機器への影響が少ない誘導加熱装置を提供することができるので、誘導加熱調理器としてはもちろんのこと、誘導加熱式湯沸かし器、誘導加熱式アイロン、またはその他の誘導加熱式加熱装置としても有用である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱装置(誘導加熱調理器)の要部概略回路図 同誘導加熱装置(誘導加熱調理器)の力率改善手段3による入力電流整形の模式図 同誘導加熱装置(誘導加熱調理器)の制御手段15による入力電流検知手段21信号読み取りタイミングを示した模式図 同誘導加熱装置(誘導加熱調理器)の所定の入力電流が得られている状態での各部動作波形図 同誘導加熱装置(誘導加熱調理器)の各部動作波形の全体図 従来の誘導加熱装置における一実施例を示した回路図 同誘導加熱装置における各部信号波形図
符号の説明
1 商用電源
2 整流手段
3 力率改善手段
4 第1のスイッチング素子
7 平滑手段(電解コンデンサ)
8 インバータ
11 第2のスイッチング素子群
12 加熱コイル
14 第1の電圧検知手段
15 制御手段
16 第2の電圧検知手段
20 被加熱物

Claims (7)

  1. 商用電源からの交流電圧を整流する整流手段と、前記整流手段の出力側に接続される力率改善手段と、前記力率改善手段に内包される第1のスイッチング素子と、前記力率改善手段の出力側に接続される平滑手段と、前記平滑手段に接続されるインバータと、前記インバータに内包される複数からなる第2のスイッチング素子群と、前記インバータに接続されかつアルミニウム若しくは銅またはこれらと略同等以上の電気伝導率を有する低透磁率材料からなる被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記インバータの出力の大きさを検出する検知手段と、前記検知手段からの信号を入力しかつ前記インバータの制御を行う制御手段とを備え、前記インバータは前記第2のスイッチング素子群のオン/オフによって高周波電流を前記加熱コイルに供給して前記被加熱物を誘導加熱し、前記力率改善手段は前記第1のスイッチング素子のオン/オフによって力率を改善するとともに、前記制御手段は前記インバータ駆動開始から停止までの間に前記力率改善手段の停止期間を設けるべく制御する誘導加熱装置。
  2. 制御手段は検知手段出力に基づいた被加熱物の材質判定時において力率改善手段を停止すべく制御する請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 制御手段は、検知手段信号が所定値以下となった場合において力率改善手段を停止すべく制御する請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  4. 制御手段は、商用電源半周期内での検知手段信号読み込みタイミングを力率改善手段の動作/停止によって変更する請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  5. 制御手段は、商用電源半周期内での検知手段信号読み込み回数を力率改善手段が動作している時に対して停止している時に少なく設定する請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  6. 制御手段は、検知手段信号に対して行う補正を力率改善手段の動作/停止によって変更する請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
  7. 制御手段は、検知手段信号の一部または全てを商用電源が所定値以下となるタイミングで読み込む請求項1または2に記載の誘導加熱装置。
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