以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の印刷制御装置の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態の印刷制御装置10は、パーソナルコンピュータ11、プリンタ12、表示デバイス13、及びキーボード14やポインティングデバイス(例えばマウス)15等からなる。
パーソナルコンピュータ11は、このコンピュータ11を統括的に制御するCPU(中央処理装置)21、各種のプログラムやデータ等を記憶するROM22、各種のデータを一時的に記憶したりワークエリアとして用いられるRAM23、各種のプログラムやデータ等を記憶するHDD(ハードディスク装置)24、ネットワークを通じて、プリンタ12に接続されるネットワークインターフェース部25、表示デバイス13に接続されるディスプレイインターフェース部26、及びキーボード14やポインティングデバイス15等に接続される入力インターフェース部27等を備えている。
CPU21は、HDD24からオペレーティングシステムOSやアプリケーション等を読み出し、オペレーティングシステムOSを基にして、アプリケーションを実行し、ネットワークインターフェース部25を通じて、プリンタ12を制御したり、ディスプレイインターフェース部26を通じて、表示デバイス13を表示制御したり、入力インターフェース部27を通じて、キーボード14やマウス15等からのデータや指示を入力し、これによりプリンタ12のドライバ並びにインターフェースの機能を実現する。
アプリケーションとしては、図2に示す様なプリンタ12のドライバ並びにインターフェースを実現するためのものがある。本実施形態の印刷制御装置10は、この図2のアプリケーション30を動作させることにより具現化される。
このアプリケーション30は、CPU21によりHDD24から読み出され実行されて、その機能を果たすものであり、演算制御部31、記憶部32、表示制御部33、及び選択部34等を含んでいる。
選択部34は、共通設定画面選択部34aと、アイコン選択部34bとを含んでおり、キーボード14やマウス15で入力されたデータや指示を受信して、このデータや指示を演算制御部31に出力する。
記憶部32は、共通設定画面領域を作成するのに用いられる共通設定画面データ32a、複数のアイコンを示すアイコンデータ32b、及び共通設定画面群32c等を記憶している。
共通設定画面データ32aは、例えば図3に示す様に各機能を示すそれぞれの機能名a、b、c、d、…と、機能名に属する1又は複数の機能項目a1、b1、c1、c2、d1、…と、機能もしくは機能項目が選択されたか否かを示す選択フラッグと、機能名もしくは機能項目を示すアイコンA、B、C1、C2、D、…と、機能もしくは機能項目の関連付けを示す関連付けデータとを対応付けて記憶したものである。関連付けデータは、使用される機能名もしくは機能項目が表示される共通設定画面領域の共通設定画面番号と、使用される機能名もしくは機能項目に関連する他の機能名もしくは他の機能項目を示す関連機能データと、使用される機能名もしくは機能項目と同時に使用することができない他の機能名もしくは機能項目を示す制限機能データとからなる。
また、共通設定画面群32cは、複数の共通設定画面番号に対応するぞれぞれの共通設定画面領域を示すデータである。
演算制御部31は、共通設定画面演算制御部31aと、アイコン演算制御部31bとを含んでいる。アイコン演算制御部31bは、記憶部32のアイコンデータ32bを読み出して、このアイコンデータ32bを表示制御部33に出力する。また、共通設定画面演算制御部31aは、記憶部32の共通設定画面データ32a及び共通設定画面群32cを参照して、共通設定画面領域を表すデータを求め、このデータを表示制御部33に出力する。
表示制御部33は、共通設定画面表示制御部33aと、アイコン表示制御部33bとを含んでいる。アイコン表示制御部33bは、アイコン演算制御部31からアイコンデータ32bを受け取り、このアイコンデータ32bによって示される各アイコンを表示デバイス13に表示する。また、共通設定画面表示制御部33aは、共通設定画面演算制御部31aから共通設定画面領域を示すデータを受け取り、このデータに基づいて、共通設定画面領域を表示デバイス13に表示する。
アイコン演算制御部31b及びアイコン表示制御部33bの制御により、アイコンデータ32bによって示される各アイコンとして、例えば図4に示す様な各アイコンA、B、C1、D、…が表示デバイス13に表示される。
また、キーボード14やマウス15の入力操作によりアイコンが指示されると、共通設定画面演算制御部31a及び共通設定画面表示制御部33aの制御により、例えば図4に示す様な共通設定画面領域41が表示デバイス13に表示される。詳しくは、キーボード14やマウス15の入力操作によりアイコンAが指示されると、このアイコンAの指示が選択部34のアイコン選択部34bを介して共通設定画面演算制御部31aに通知される。これに応答して共通設定画面演算制御部31aは、記憶部32の共通設定画面データ32aの関連付けデータを参照して、このアイコンAに対応する共通設定画面番号1を読み出し、記憶部32の共通設定画面群32cを参照して、この共通設定画面番号1に対応する共通設定画面領域を表すデータを読み出し、このデータを共通設定画面表示制御部33aに出力する。この共通設定画面番号1に対応する共通設定画面領域は、共通設定画面データ32aの関連付けデータにおける共通設定画面番号1に対応する各機能名a、b、c、dの全てを設定するためのものである。共通設定画面表示制御部33aは、このデータを受け取ると、このデータに基づいて、図4に示す様な共通設定画面領域41を表示デバイス13に表示する。共通設定画面領域41には、各機能名a、b、dの機能を設定するためのそれぞれのチェック欄41a、41b、41dと、機能名cの機能を設定するための選択欄41cとが配列される。
このとき、共通設定画面演算制御部31aは、キーボード14やマウス15の入力操作によりアイコンAが指示されたことから、共通設定画面表示制御部33aに対して、アイコンAに対応する機能名aのチェック欄41aを含む領域42を機能名cの選択欄41cの上側に表示し、かつ領域42を選択欄41cよりも強調表示することを指示する。これにより、共通設定画面領域41において、アイコンAに対応するチェック欄41aが優先的に上側に表示されかつ強調表示される。
また、共通設定画面演算制御部31aは、キーボード14やマウス15の入力操作によりアイコンAが指示されたことから、このアイコンAに対応する機能名aの機能項目a1が使用されるとみなし、記憶部32の共通設定画面データ32aにおける機能項目a1の選択フラッグを「○」に設定する。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面表示制御部33aに対して、アイコンAに対応する機能名aのチェック欄41aを選択表示することを指示する。これに応答して共通設定画面表示制御部33aは、機能名aのチェック欄41aを選択表示(黒丸)する。
更に、共通設定画面演算制御部31aは、記憶部32の共通設定画面データ32aの関連付けデータを参照して、機能名aの機能項目a1の関連機能データ及び制限機能データが設定されていないことを確認する。
従って、アイコンAを指示すると、アイコンAの機能名aだけではなく、この機能名aに関連する他の各機能名b、c、dが共通設定画面41に表示される。このため、他の各アイコンB、C1、Dを指示する必要がなく、入力操作が簡略化され、また機能名aに関連する他の各機能名b、c、dが紹介される。更に、アイコンAを指示すると同時に、このアイコンAに対応する機能名aの機能項目a1が使用されるとみなされて、記憶部32の共通設定画面データ32aにおける機能項目a1の選択フラッグが「○」に設定され、共通設定画面領域41における機能名aのチェック欄41aが選択表示されるので、共通設定画面領域41において機能名aのチェック欄41aを選択指示する必要がなく、入力操作がより簡単化される。
次に、各アイコンA、B、C、D、…が表示デバイス13に表示されている状態で、キーボード14やマウス15の入力操作により、例えばアイコンBが指示された場合は、アイコンBの指示が選択部34を介して共通設定画面演算制御部31aに通知される。これに応答して共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、このアイコンBに対応する共通設定画面番号1を読み出し、共通設定画面群32cを参照して、この共通設定画面番号1に対応する共通設定画面領域を表すデータを読み出し、このデータを共通設定画面表示制御部33aに出力する。共通設定画面表示制御部33aは、このデータを受け取ると、このデータに基づいて、図5に示す様な共通設定画面領域43を表示デバイス13に表示する。
このデータは、共通設定画面番号1に対応する共通設定画面領域を表すので、図4の共通設定画面領域41を表すデータと同様である。
このとき、共通設定画面演算制御部31aは、アイコンBが指示されたことから、共通設定画面表示制御部33aに対して、アイコンBに対応する機能名bのチェック欄41bを含む領域42を機能名cの選択欄41cの上側に表示し、かつ領域42を選択欄41cよりも強調表示することを指示する。これにより、共通設定画面領域43において、アイコンBに対応するチェック欄41bが優先的に上側に表示されかつ強調表示されることになる。
また、共通設定画面演算制御部31aは、アイコンBが指示されたことから、このアイコンBに対応する機能名bが使用されるとみなして、共通設定画面データ32aにおける機能項目b1の選択フラッグを「○」に設定する。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面表示制御部33aに対して、アイコンBに対応する機能名bのチェック欄41bを選択表示することを指示する。これに応答して共通設定画面表示制御部33aは、機能名bのチェック欄41bを選択表示(黒丸)する。
更に、共通設定画面演算制御部31aは、機能名dが共通設定画面番号1に対応付けられているものの、選択フラッグが「○」となった機能項目b1の制限機能データとして、機能名dが設定されているので、共通設定画面表示制御部33aに対して、機能名dのチェック欄41dを領域42から削除することを指示する。これにより、領域42の機能名dのチェック欄41dが削除され、使用される機能項目b1と同時に使用することができない機能名dもしくは機能項目d1の選択指示が禁止され、誤入力が防止される。
また、共通設定画面演算制御部31aは、記憶部32の共通設定画面データ32aを参照して、選択フラッグが「○」となった機能項目b1の関連付けデータとして、関連機能データが設定されていないことを確認する。
尚、共通設定画面領域43における機能名dのチェック欄41dを削除せず、このチェック欄41dの選択指示だけを禁止して、誤入力を防止しても良い。
従って、アイコンBを指示すると、アイコンBの機能名bだけではなく、この機能名bに関する他の各機能名a、cが共通設定画面領域43に表示され、また機能名bの機能項目b1が使用されるとみなされて、記憶部32の共通設定画面データ32aにおける機能項目b1の選択フラッグが「○」に設定され、共通設定画面領域43における機能名bのチェック欄41bが選択表示される。また、機能名dのチェック欄41dが削除されて、使用される機能項目b1と同時に使用することができない機能名dもしくは機能項目d1の選択指示が禁止され、誤入力が防止される。
次に、各アイコンA、B、C1、D、…が表示デバイス13に表示されている状態で、キーボード14やマウス15の入力操作により、例えばアイコンC1が指示された場合は、アイコンC1の指示が選択部34を介して共通設定画面演算制御部31aに通知される。これに応答して共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、このアイコンC1に対応する共通設定画面番号1を読み出し、共通設定画面群32cを参照して、この共通設定画面番号1に対応する共通設定画面領域を表すデータを読み出し、このデータを共通設定画面表示制御部33aに出力する。共通設定画面表示制御部33aは、このデータを受け取ると、このデータに基づいて、図6に示す様な共通設定画面領域44を表示デバイス13に表示する。
このデータも、共通設定画面番号1に対応する共通設定画面領域を表すので、図4の共通設定画面領域41を表すデータと同様である。
このとき、共通設定画面演算制御部31aは、アイコンC1が指示されたことから、共通設定画面表示制御部33aに対して、アイコンC1に対応する機能名cの選択欄41cを領域42の上側に表示し、かつ選択欄41cを領域42よりも強調表示することを指示する。これにより、共通設定画面領域44において、アイコンC1に対応する選択欄41cが優先的に上側に表示されかつ強調表示されることになる。
また、共通設定画面演算制御部31aは、アイコンC1が指示されたことから、このアイコンC1に対応する機能名cの機能項目c1が使用されるとみなして、共通設定画面データ32aにおけるアイコンC1に対応する機能名cの機能項目c1の選択フラッグを「○」に設定する。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面表示制御部33aに対して、アイコンC1に対応する機能名cの機能項目c1を表示することを指示する。これにより、選択欄41cに機能名cの機能項目c1が表示される。
更に、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aにおける機能名cの機能項目c1の関連機能データとして、機能名bが設定されているので、共通設定画面データ32aにおける機能項目b1の選択フラッグを「○」に設定する。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面表示制御部33aに対して、機能名bのチェック欄41bを選択することを指示する。これにより、機能名bのチェック欄41bが選択表示(黒丸)される。
また、共通設定画面演算制御部31aは、記憶部32の共通設定画面データ32aを参照して、機能名bの機能項目b1の制限機能データとして、機能名dが設定されているので、共通設定画面表示制御部33aに対して、機能名dのチェック欄41dを領域42から削除することを指示する。これにより、領域42の機能名dのチェック欄41dが削除される。
この結果、共通設定画面領域44には、機能名cの機能設定用の選択欄41cと、各機能名a、bの機能設定用の各チェック欄41a、41bとが配列され、選択欄41cに機能名cの機能項目c1が表示され、機能名bのチェック欄41bが選択表示(黒丸)される。
引き続いて、図6の共通設定画面領域44において、キーボード14やマウス15の入力操作により、例えば選択欄41cに機能名cの機能項目c2が記入されて指示されたものとする。この場合は、機能項目c2の指示が選択部34の共通設定画面選択部34aを介して共通設定画面演算制御部31aに通知される。これに応答して共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、指示された機能項目c2に対応する共通設定画面番号1を読み出し、共通設定画面群32cを参照して、この共通設定画面番号1に対応する共通設定画面領域を表すデータを読み出し、このデータを共通設定画面表示制御部33aに出力する。共通設定画面表示制御部33aは、このデータを受け取ると、このデータに基づいて、図7に示す様な共通設定画面領域45を表示デバイス13に表示する。
また、共通設定画面演算制御部31aは、指示された機能項目c2が使用されるとみなして、共通設定画面データ32aにおける機能項目c1の選択フラッグを「×」にし、機能項目c2の選択フラッグを「○」に設定する。
更に、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aにおける機能項目c1の選択フラッグを「×」にし、機能項目c2の選択フラッグを「○」に設定したことから、この旨をアイコン演算制御部31bに通知する。これに応答してアイコン演算制御部31bは、アイコン表示制御部33bに対して、機能項目c1に対応するアイコンC1を消去し、この代わりに、機能項目c2に対応するアイコンC2を表示することを指示する。これにより、表示デバイス13の画面上で、アイコンC1が消去され、この代わりに、アイコンC2が表示され、共通設定画面領域での設定変更がアイコンの表示に反映される。
また、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aにおける機能名cの機能項目c2の関連機能データとして、機能名aが設定されているので、共通設定画面データ32aにおける機能項目a1の選択フラッグを「○」に設定する。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面表示制御部33aに対して、機能名aのチェック欄41aを選択することを指示する。これにより、機能名aのチェック欄41bが選択表示(黒丸)される。
更に、共通設定画面演算制御部31aは、記憶部32の共通設定画面データ32aを参照して、機能名cの機能項目c2の制限機能データが設定されていないことを確認する。
この結果、図7の共通設定画面領域45が表示デバイス13に表示される。この共通設定画面領域45には、機能名cの機能設定用の選択欄41cと、各機能名a、b、dの機能設定用の各チェック欄41a、41b、41dとが配列され、選択欄41cに機能名cの機能項目c2が表示され、機能名aのチェック欄41aが選択表示(黒丸)される。また、アイコンC1が消去され、この代わりに、アイコンC2が表示されて、共通設定画面領域45の設定内容がアイコンの表示に反映される。
図8(a)は、共通設定画面領域の変形例を示している。この変形例の共通設定画面領域46には、各機能名a、b1、b2のチェック欄46a、46b1、46b2と、機能名a+b2のチェック欄47とが配列されている。機能名a+b2のチェック欄47は、機能名aの関連機能データとして、機能名b2が設定されていることから表示されるものである。この様な共通設定画面領域46のデータを、共通設定画面群32cに登録して用いることもできる。
この共通設定画面領域46において、キーボード14やマウス15の入力操作により、機能名a+b2のチェック欄47が選択指示されたときには、図8(b)に示す様にチェック欄47が選択表示される。また、機能名b2が選択指示されたことから、アイコンB1が消去され、この代わりに、アイコンB2が表示され、共通設定画面領域46での設定変更がアイコンの表示に反映される。
次に、図9のフローチャートを参照しつつ、演算制御部31及び表示制御部33による表示制御を整理して説明する。
まず、共通設定画面演算制御部31aは、キーボード14やマウス15の入力操作によるアイコンの指示を待機しており(ステップS101で「No」)、アイコンが指示されると(ステップS101で「Yes」)、このアイコンの指示を選択部34を介して通知される。共通設定画面演算制御部31aは、アイコンの指示を受けると、共通設定画面データ32aの関連付けデータを参照して、このアイコンに対応する共通設定画面番号を読み出し、共通設定画面群32cを参照して、この読み出した共通設定画面番号に対応する共通設定画面領域を表すデータを読み出し、このデータを共通設定画面表示制御部33aに出力する。また、共通設定画面演算制御部31aは、指示されたアイコンに対応する機能のチェック欄や選択欄を優先的にかつ強調表示することを共通設定画面表示制御部33aに指示する。これに応答して共通設定画面表示制御部33aは、共通設定画面領域を表示デバイス13に表示し、指示されたアイコンに対応する機能のチェック欄や選択欄を優先的にかつ強調表示する(ステップS102)。
また、共通設定画面演算制御部31aは、指示されたアイコンに対応する機能名もしくは機能項目が使用されるとみなして、共通設定画面データ32aにおける該機能名もしくは機能項目の選択フラッグを「○」に設定し、共通設定画面表示制御部33aに対して、共通設定画面領域における該機能名もしくは機能項目の選択表示を指示する。更に、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aにおける該機能名もしくは機能項目の関連機能データとして、他の機能名もしくは機能項目が設定されていれば、この他の機能名もしくは機能項目の選択フラッグを「○」に設定し、共通設定画面表示制御部33aに対して、共通設定画面領域における該他の機能名もしくは機能項目の選択表示も指示する(ステップS103)。
更に、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、該指示されたアイコンに対応する機能名もしくは機能項目の制限機能データを確認し(ステップS104)、制限機能データとして、別の機能名もしくは機能項目が設定されていれば(ステップS104で「Yes」)、共通設定画面表示制御部33aに対して、この別の機能名もしくは機能項目の削除を指示する。これに応答して共通設定画面表示制御部33aは、共通設定画面領域における該別の機能名もしくは機能項目を削除し、該指示されたアイコンに対応する機能名もしくは機能項目と同時に使用することができない該別の機能名もしくは機能項目の選択指示を禁止する(ステップS105)。
また、共通設定画面演算制御部31aは、該指示されたアイコンに対応する機能名もしくは機能項目の制限機能データが設定されていなければ(ステップS104で「No」)、ステップS105を省略する。
引き続いて、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面領域においてキーボード14やマウス15の入力操作により機能もしくは機能項目が変更されるのを待機しており(ステップS106で「No」)、機能もしくは機能項目が変更されたならば(ステップS106で「Yes」)、共通設定画面データ32aにおける変更前の機能もしくは機能項目の選択フラッグを「×」にし、変更後の機能もしくは機能項目の選択フラッグを「○」に設定し、共通設定画面表示制御部33aに対して、共通設定画面領域における該変更後の機能もしくは機能項目の選択表示を指示する。また、共通設定画面演算制御部31aは、該変更後の機能もしくは機能項目に対応するアイコンをアイコン演算制御部31bに通知する。これに応答してアイコン演算制御部31bは、アイコン表示制御部33bに対して、変更前の機能に対応するアイコンを消去し、この代わりに、変更後の機能に対応するアイコンを表示する(ステップS107)。
そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、変更後の機能もしくは機能項目の関連機能データを確認し(ステップS108)、関連機能データとして、別の機能名もしくは機能項目が設定されていれば(ステップS108で「Yes」)、共通設定画面データ32aにおける該別の機能名の機能項目の選択フラッグを「○」に設定し、共通設定画面表示制御部33aに対して、この別の機能名もしくは機能項目の選択表示を指示する。これに応答して共通設定画面表示制御部33aは、共通設定画面領域において該別の機能名もしくは機能項目を選択表示する(ステップS109)。同時に、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、変更後の機能もしくは機能項目の制限機能データを確認し(ステップS108)、制限機能データとして、別の機能名もしくは機能項目が設定されていれば(ステップS108で「Yes」)、共通設定画面表示制御部33aに対して、この別の機能名の表示を削除することを指示する(ステップS109)。
この後、ステップS107に戻る。そして、先に述べた様に共通設定画面領域において別の機能名もしくは機能項目が表示されたのであれば、この別の機能名もしくは機能項目に対応するアイコンを表示してから(ステップS107)、この別の機能名もしくは機能項目の関連機能データ及び制限機能データを確認し(ステップS108)、同様の処理を繰り返す。
また、共通設定画面演算制御部31aは、別の機能名もしくは機能項目が設定されていなければ(ステップS108で「No」)、ステップS106に戻って、共通設定画面領域において機能もしくは機能項目が変更されるのを待機する。そして、機能もしくは機能項目が変更されると、ステップS107〜S109を繰り返す。
また、共通設定画面領域において機能もしくは機能項目が変更されるのを待機するに際し(ステップS106で「No」)、共通設定画面演算制御部31aは、キーボード14やマウス15の入力操作により共通設定画面領域を閉じる旨が指示されたか否かを判定しており(ステップS110)、この旨が指示されなければ(ステップS110で「No」)、ステップS106からの処理を繰り返す。また、この旨が指示されたならば(ステップS110で「Yes」)、この共通設定画面領域を閉じて、ステップS101に戻り、次のアイコンの指示を待機する。
更に、アイコンの指示を待機しているときには(ステップS101で「No」)、共通設定画面演算制御部31aは、キーボード14やマウス15の入力操作により設定の終了が指示されたか否かを判定しており(ステップS111)、設定の終了が指示されなければ(ステップS111で「No」)、ステップS101からの処理を繰り返し、設定の終了が指示されると(ステップS111で「Yes」)、この設定を終了する。
ただし、共通設定画面領域を閉じても、あるいは設定を終了しても、共通設定画面領域における機能名もしくは機能項目の選択表示の内容を保存しておくために、共通設定画面データ32aにおける機能名もしくは機能項目に対応する選択フラッグ「○」を保持しておく。
こうして共通設定画面領域における機能名もしくは機能項目が選択表示され、共通設定画面データ32aにおける機能名もしくは機能項目に対応する選択フラッグが「○」に設定された状態で、キーボード14やマウス15の入力操作により印刷の実行が指示されると、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、選択フラッグが「○」となっている機能名もしくは機能項目を読み出し、この読み出した機能名もしくは機能項目を出力する。アプリケーション30では、この読み出した機能名もしくは機能項目に基づいて、プリンタ12で解釈可能な印刷データを作成し、この印刷データをネットワークインターフェース部25からネットワークを通じてプリンタ12へと出力する。これにより、プリンタ12で印刷データが印刷される。
図10(a)は、印刷制御装置10における共通設定画面領域の具体的な表示例を示している。ここでは、表示デバイス13の画面に一覧表示領域51が表示され、この一覧表示領域51に複数のアイコン各アイコンI1、I2、…が表示されている。また、例えばキーボード14やポインティングデバイス15の入力操作により一覧表示領域51のスクロールボタン51aが操作されると、これに応答してアイコン表示制御部33bが一覧表示領域51の各アイコンをスクロール表示する。このスクロール表示により、各アイコンI1、I2、…の全てが順次表示される。
そして、例えば機能名「用紙方向」のアイコンI1が指示されたときには、図10(b)に示す様に共通設定画面領域52が表示されて、機能名「用紙方向」の各機能項目「たて」及び「よこ」のチェック欄52a、52bと、機能名「用紙方向」に関連する他の機能名「180度回転して印刷」のチェック欄52cとが表示される。このとき、指示されたアイコンI1に対応する機能名「用紙方向」の各チェック欄52a、52bが優先的にかつ強調表示され、またチェック欄52aが選択表示(黒丸)される。尚、各機能項目「たて」及び「よこ」の各チェック欄52a、52bの代わりに、図4の選択欄41cと同様に、各機能項目「たて」及び「よこ」を選択的に設定し得る選択欄を表示しても構わない。
また、例えば機能名「180度回転して印刷」のアイコンI2が指示されたときには、図10(c)に示す様に指示されたアイコンI2に対応する機能名「180度回転して印刷」のチェック欄52cが優先的にかつ強調表示され、またチェック欄52cが選択表示(チェックマーク)される。更に、機能名「180度回転して印刷」の関連機能データに基づいて、チェック欄52aも選択表示(黒丸)される。
図11(a)は、印刷制御装置10における共通設定画面領域の具体的な他の表示例を示している。ここでは、表示デバイス13の画面の一覧表示領域61に複数のアイコンI11、I12、…が表示されている。例えば、機能名「ステープル」のアイコンI11が指示されたときには、図11(b)に示す様な共通設定画面領域62が表示されて、機能名「ステープル」の各機能項目「なし」、「1箇所」、及び「2箇所」のチェック欄62a、62b、62cと、機能名「パンチ」の各機能項目「なし」及び「2箇所」のチェック欄62d、62eと、機能名「とじ位置」の選択欄62fとが表示される。このとき、指示されたアイコンI11に対応する機能名「ステープル」の各チェック欄62a〜62cが優先的にかつ強調表示され、またチェック欄62bが選択表示(黒丸)される。
また、ここでは、機能名「ステープル」のアイコンI11が指示される度に、機能名「ステープル」の各チェック欄62a〜62cが順次切替えられて選択表示される。例えば、図11(b)の共通設定画面領域62が閉じられてから、機能名「ステープル」のアイコンI11が再度指示されたときには、図12(a)に示す様な共通設定画面領域62が表示されて、機能名「ステープル」のチェック欄62cが選択表示(黒丸)され、更に図12(a)の共通設定画面領域63が閉じられてから、機能名「ステープル」のアイコンI11が再々度指示されたときには、図12(b)に示す様な共通設定画面領域62が表示されて、機能名「ステープル」のチェック欄62aが選択表示(黒丸)され、更に図12(b)の共通設定画面領域63が閉じられてから、機能名「ステープル」のアイコンI11がまた再度指示されたときには、図11(b)の共通設定画面領域62に戻り、以降同様の処理が繰り返される。
例えば、共通設定画面領域63が閉じられる度に、共通設定画面データ32aにおける機能名「ステープル」の各機能項目「なし」、「1箇所」、及び「2箇所」の選択フラッグを「○」に順次切替え設定し、機能名「ステープル」のアイコンI11が指示されたときに、選択フラッグ「○」の機能項目のチェック欄を選択表示する。図9のフローチャートにおいては、ステップS110で共通設定画面領域を閉じる旨が指示されたときに、各機能項目「なし」、「1箇所」、及び「2箇所」の選択フラッグを「○」に順次切替え設定し、図9のステップS101でアイコンI11が指示されたときに、図9の各ステップS102、S103で選択フラッグ「○」の機能項目のチェック欄を選択表示する。
また、各機能項目の選択フラッグを「○」に順次切替え設定するに際しても、選択フラッグ「○」の機能項目の関連機能データとして、他の機能名もしくは機能項目が設定されていれば、この他の機能名もしくは機能項目の選択フラッグを「○」にして、この他の機能名もしくは機能項目を選択表示し、制限機能データとして、別の機能名が設定されていれば、この別の機能名を共通設定画面領域から削除する。
尚、本実施形態では、図3の共通設定画面データ32aを用いているが、この代わりに、この共通設定画面データ32aにおける関連付けデータの画面番号を省略し、関連機能データだけに基づいて、相互に関連する機能を求めて共通設定画面領域に表示することも可能である。例えば、アイコンC1が指示されたときには、アイコンC1に対応する機能項目c1と関連機能データの機能名bとを読み出して求め、機能項目c1と機能名bを設定するための共通設定画面領域を生成して表示する。
また、制限機能データとして、機能名もしくは機能項目を設定しているが、別の種類のデータを設定しても良い。例えば、機能名「ステープル」の機能項目「2箇所」の制限機能データとして、印刷用紙のサイズ「A3」を設定しておき、機能項目「2箇所」が選択表示されたときには、サイズ「A3」の印刷用紙の使用を禁止する。あるいは、逆にサイズ「A3」の印刷用紙が使用されているときには、機能名「ステープル」の機能項目「2箇所」の設定を禁止して、各機能項目「なし」及び「1箇所」のいずれかの選択フラッグを「○」にして、各機能項目「なし」及び「1箇所」のいずれかを選択表示しても良い。
更に、本実施形態の印刷制御装置10では、アイコンが指示されると、共通設定画面領域を直ちに表示しているが、この代わりに、アイコンが指示されると、共通設定画面領域を表示するか否かを指示するための選択用画面を一旦表示し、この選択用画面で共通設定画面領域の表示が指示されてから、共通設定画面領域を表示する様にしても良い。
また、変更前の機能に対応するアイコンを消去し、この代わりに、変更後の機能に対応するアイコンを表示するという処理は、共通設定画面が閉じられてから行っても良い。
次に、表示デバイス13に表示される共通設定画面表示領域の変更手順について、図13のフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、共通設定画面演算制御部31aは、キーボード14やマウス15の入力操作により共通設定画面表示領域の設定が指示されると、図14(a)に示す様な設定用画面71を示すデータを記憶部32から読み出して、この設定用画面71を表示デバイス13に表示する。この設定用画面71には、複数のアイコンA、B、C1、C2、D、…等に対応するそれぞれの選択欄72a、72b、72c1、72c2、72d、…、編集操作領域73、OKボタン74、及びキャンセルボタン75等が表示されている。尚、各選択欄72a、72b、72c1、72c2、72d、…の全てを同時に表示することができなければ、スクロールバーを設けて、これらの選択欄をスクロール表示すれば良い。
各選択欄72a、72b、72c1、72c2、72d、…は、アイコン毎に、アイコンが表示される共通設定画面領域の共通設定画面番号を設定するためのものである。
編集操作領域73には、共通設定画面領域の共通設定画面番号を選択するための選択欄73a、共通設定画面領域の追加を指示するための追加ボタン73b、共通設定画面領域の削除を指示するための削除ボタン73c、及び共通設定画面領域の編集を指示するための編集ボタン73dが配置されている。
この表示状態で、共通設定画面演算制御部31aは、各選択欄72a、72b、72c1、72c2、72d、…の共通設定画面番号が変更されたか否かを判定したり(ステップS201)、追加ボタン73bが操作されたか否かを判定したり(ステップS202)、削除ボタン73cが操作されたか否かを判定したり(ステップS203)、編集ボタン73cが操作されたか否かを判定したり(ステップS204)、OKボタン74が操作されたか否かを判定している(ステップS205)。そして、共通設定画面番号が変更されず(ステップS201で「No」)、追加ボタン73bが操作されず(ステップS202で「No」)、削除ボタン73cが操作されず(ステップS203で「No」)、編集ボタン73cが操作されず(ステップS204で「No」)、OKボタン74が操作されなければ(ステップS205で「No」)、待機状態を維持する。
ここで、例えばキーボード14やマウス15の入力操作により追加ボタン73bが操作されると(ステップS202で「Yes」)。これに応答して共通設定画面演算制御部31aは、新たな共通設定画面番号「1」を追加設定し、この新たな共通設定画面番号「1」を選択欄73aに表示する(ステップS206)。
そして、例えばキーボード14やマウス15の入力操作により各選択欄72a、72b、72c1、72c2に新たな共通設定画面番号「1」が記入されると、共通設定画面演算制御部31aは、各選択欄72a、72b、72c1、72c2の共通設定画面番号が変更されたと判定し(ステップS201で「Yes」)、図14(b)に示す様な自動配置指示画面76を表示デバイス13に表示する。この自動配置指示画面76には、自動配置のチェック欄76a、OKボタン76b、及びキャンセルボタン76cが配置されている。この自動配置指示画面76で、キーボード14やマウス15の入力操作により、チェック欄76aの選択表示が指示されて、OKボタン76bが操作されると、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面領域の自動配置が指示されたと判定する(ステップS207で「Yes」)。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、新たな共通設定画面番号「1」が記入された各選択欄72a、72b、72c1、72c2のアイコンに対応する機能名もしくは機能項目を検索し、この検索した機能名もしくは機能項目を共通設定画面領域に自動配列して、共通設定画面領域を作成し、この共通設定画面領域を一時記憶する(ステップS208)。機能名もしくは機能項目の自動配列は、例えば機能名もしくは機能項目の配列優先順位を予め設定しておき、この配列優先順位に従ってなされる。
また、キーボード14やマウス15の入力操作により、自動配置指示画面76のキャンセルボタン76cが操作され、更に編集操作領域73の編集ボタン73cが操作されると、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面領域の自動配置が指示されず(ステップS207で「No」)、共通設定画面領域の手動配置が指示されたと判定する(ステップS204で「Yes」)。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、新たな共通設定画面番号「1」が記入された各選択欄72a、72b、72c1、72c2のアイコンに対応する機能名もしくは機能項目を検索し、この検索した機能名もしくは機能項目をランダムに配列した図14(c)に示す様な編集画面77を表示デバイス13に表示する。(ステップS209)。このとき、キーボード14やマウス15の入力操作により編集画面77における機能名もしくは機能項目の配列を任意に変更することができる。例えば、ドラッグアンドドロップ操作により機能名もしくは機能項目の位置を変更することができる。
そして、共通設定画面演算制御部31aは、編集画面77のOKボタン77aが操作されると(ステップS210で「Yes」)、この編集画面77を共通設定画面領域として設定し一時記憶する(ステップS211)。
こうしてステップS208又はステップS211で共通設定画面領域が設定された後、キーボード14やマウス15の入力操作により設定用画面71のOKボタン74が操作されると(ステップS205で「Yes」)、これに応答して共通設定画面演算制御部31aは、この設定された共通設定画面領域を共通設定画面番号「1」に対応付けて共通設定画面群32cに登録する。また、共通設定画面演算制御部31aは、記憶部32の共通設定画面データ32aの関連付けデータを参照して、新たな共通設定画面番号「1」が記入された各選択欄72a、72b、72c1、72c2のアイコンに対応する関連付けデータの共通設定画面番号を該新たな共通設定画面番号「1」に書き換える(ステップS212)。
あるいは、追加ボタン73bが操作されず(ステップS202で「No」)、各選択欄72a、72b、72c1、72c2に新たな共通設定画面番号が記入されなくても(ステップS201で「No」)、編集操作領域73の選択欄73aに共通設定画面番号が記入されてから、編集操作領域73の編集ボタン73cが操作されると、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面領域の手動配置が指示されたと判定する(ステップS204で「Yes」)。そして、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面データ32aを参照して、選択欄73aの共通設定画面番号に対応する機能名もしくは機能項目を検索し、この検索した機能名もしくは機能項目をランダムに配列した図14(c)に示す様な編集画面77を表示デバイス13に表示し(ステップS209)、編集画面77における機能名もしくは機能項目の配列の変更を可能する。そして、共通設定画面演算制御部31aは、編集画面77のOKボタン77aが操作されると(ステップS210で「Yes」)、この編集画面77を共通設定画面領域として設定し一時記憶する(ステップS211)。
一方、例えばキーボード14やマウス15の入力操作により、既存の共通設定画面番号「2」が選択欄73aに表示されて、削除ボタン73cが操作されると(ステップS203で「Yes」)、共通設定画面演算制御部31aは、選択欄73aの該既存の共通設定画面番号「2」を消去すると共に、各選択欄72a、72b、72c1、72c2、72d、…に該既存の共通設定画面番号「2」が表示されていれば、この共通設定画面番号「2」も消去する。更に、共通設定画面演算制御部31aは、共通設定画面番号「2」に対応する共通設定画面領域を共通設定画面群32cから削除する(ステップS213)。
従って、ユーザは、図14(a)、(b)、(c)の設定用画面71、自動配置指示画面76、及び編集画面77を用いて、共通設定画面データ32a及び共通設定画面群32cを書き換え、所望の共通設定画面領域を作成して用いることができる。
尚、共通設定画面データ32a及び共通設定画面群32cの内容を初期設定しておき、この初期設定した内容を書き換える様にする。これにより、多くの機能もしくは機能項目があっても、この初期設定した内容に基づいて該各機能もしくは機能項目を幾つかの共通設定画面領域に振り分けて紹介することができる。