JP2006323745A - モータ制御装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
制御ゲイン切換えを簡素化し、PI型とI−P型の速度制御両方で利用できる積分補正式を用いて補正し、位置決め時間の短いモータ制御装置と制御方法を提供する。
【解決手段】
位置指令の差分値の絶対値と前記位置偏差の絶対値を計算し、前記状態量に応じて制御パラメータを変更するゲイン切換器16を備えるとともに、積分出力値は、次式で補正するようにした。
【数1】


ここで、v:積分器出力値、Kv:速度ゲイン、Ts:速度制御のサンプリング時間、Ki:速度ループ積分ゲイン、Verr:速度偏差 を表す。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットや工作機械などを駆動するサーボモータで、動作状態に応じて制御パラメータを切換えるゲイン切換器を備えたモータ制御装置とその制御方法に関するものである。
従来の動作状態に応じて制御パラメータを切り換えるゲイン切換器を備えたモータ制御装置においては、電動機の極低速状態、特に停止状態に限り発生する振動を回避することを目的するものやサーボゲインを不連続に切り換えても、モータにその不連続の影響が出ないようにすることを目的とするゲイン切換器を備えたモータ制御装置であった。
特許文献1では、電動機の極低速状態、特に停止状態に限り発生する振動を回避するゲイン切換器を備えたモータ制御装置が記載されている。以下、簡単に図面を用いて説明する。図7(従来装置1の図)において、701は指令パルスを発生するパルス発生器であり、指令パルスを702のサーボドライバが受け取る。サーボドライバ702は、703のパルス間隔計測器と704のサーボ定数切換器と705のサーボ制御器で構成されている。指令パルスは、サンプリング周期毎にパルス間隔計測器703へ入力される。パルス間隔計測器703は指令パルスが入力されない場合にカウントし、指令パルスが入力された場合はゼロクリアし、パルス間隔をサンプリング周期単位で計測するものである。パルス間隔計測器703で計測されたパルス間隔がサーボ定数切換器704の切換設定値以上の時間になれば、サーボ定数が切り換えられ、反対にパルス間隔計測器703で計測されたパルス間隔が、サーボ定数切換器704の切換設定値未満の時間になれば、切り換え前のサーボ定数に切り換える。指令パルスが切換え設定値以上の時間入力されない場合、低いサーボゲインとなり、それ以外の場合、高いサーボゲインとなる。
特許文献2では、サーボゲインを不連続に切換えても、モータにその不連続の影響が出ないようにするゲイン切換器を備えたモータ制御装置が記載されている。以下、簡単に図面を用いて説明する。図8(従来装置2の図)において、位置指令Psと810の検出器の出力であるモータ位置Pfbを800の減算器に入力し、減算器800の出力Erを801の位置ループゲインと乗算する。位置ループゲイン乗算結果である速度指令Vsと、803の速度検出器の出力であるモータ速度を802の減算器に入力する。減算器802の出力である速度偏差Evは804の速度ループゲインと乗算するとともに805の積分器に入力し、積分器出力を806の速度ループ積分ゲインと乗算する。速度ループゲイン乗算結果と速度ループ積分ゲイン乗算結果を807の加算器に入力し、加算器807の出力であるトルク指令を808のサーボアンプに入力し、サーボアンプ808では809のサーボモータを駆動する電流を出力する。サーボモータに結合された810の検出器によりモータ位置を出力して、フィードバック制御している。ゲイン切換は、動作状態データ(位置指令、位置フィードバック、速度フィードバック、トルク指令)に応じて811の動作状態判断部でゲイン切換信号を812のゲイン変更部と813の速度偏差積分値変更部に送信し、ゲイン変更部812では予め設定しておいた位置ループゲインと速度ループゲインと速度ループ積分ゲインに変更する。また、速度偏差積分値変更部813では動作状態判定部811から動作状態データを受け取り、ゲイン変更部812から新旧のゲインを受け取り、積分器805から現在の積分値を受け取って新しい積分値を生成し変更するものである。アンプへの出力が連続的になるように、ゲイン切換と同時に積分器805の積分値を調整する。この積分器805の積分値の調整は、ゲイン切換前の各ゲインをKp1、Kv1、Ki1、積分値をΣEv1、そしてゲイン切換後の各ゲインをKp2、Kv2、Ki2とすると、新しい積分値ΣEv2はゲイン切換前後でサーボアンプへの指令が等しいという条件より、
となり、この(2)式を変形して、
としている。ゲイン切換後は、切換後のKp2を使って指令速度Vsを算出し、指令速度Vsとモータ速度を使って速度偏差Evを算出し、Kv2、Ki2を使ってサーボアンプ808へのトルク指令を算出している。
特開平8−241129(3頁図1) 特開平7−194157(4頁図3)
従来のゲイン切換装置を備えたモータ制御装置の中で、特許文献1ではパルス発生器からの指令パルスのみを条件としてゲイン切換えしており、例えば指令パルスが入力されている期間はハイゲインとし、指令パルスが入力されない期間をローゲインとすると位置決め時間整定時間が延びるという問題がある。また、(3)式に示すような積分器の積分値の調整をしていないため、ゲイン切換時にオーバーシュートが発生するという問題がある。 特許文献2ではゲイン切換条件を位置指令、位置フィードバック、速度フィードバック、トルク指令としており、これらの値は動作条件で異なるのでその都度、ゲイン切換条件を設定する必要がある。また、(3)式は計算に利用する変数が多く複雑であると共に速度PI制御を対象とした積分補正式であり、速度I−P制御にする時には補正式を変更しなければならないという問題がある。
本発明では、このような問題点に鑑みてなされたものであり、制御ゲイン切換えを簡素化し、PI型とI−P型の速度制御両方で利用できる積分補正式を用いて補正し、ゲイン切換後のオーバーシュートを抑制し、位置決め時間が短く、設定の誤りなどをユーザが監視でき安全に調整ができるモータ制御装置と制御方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、位置指令を生成する位置指令生成器と、前記位置指令とモータ位置の偏差を入力し速度指令を生成する位置制御器と、前記速度指令とモータ速度の偏差を入力しトルク指令を生成する速度制御器と、前記トルク指令を入力しモータ駆動電流を生成する電流制御器と、前記位置制御器の位置制御ゲインと前記速度制御器の速度制御ゲインを状態に応じて切換えるゲイン切換器とを備えたモータ制御装置において、前記ゲイン切換器は、前記位置指令の時間差分の絶対値である位置指令差分絶対値が所定値以上のときは前記位置制御ゲインと前記速度制御ゲインを第1所定値に切換え、前記位置指令差分絶対値が所定値よりも小さく、前記位置偏差の絶対値である位置偏差絶対値が所定値以上のときは第2所定値に切換え、前記位置指令差分絶対値が所定値よりも小さく前記位置偏差絶対値が所定値よりも小さい時は第3所定値に切換えるとともに、前記速度制御器の積分器出力値を(1)式で補正することを特徴とするものである。
ここで、v:積分器出力値、Kv:速度ループゲイン、Ts:速度制御のサンプリング時間、Ki:速度ループ積分ゲイン、Verr:速度偏差 を表す。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記速度制御器はI−P制御器であることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記速度制御器はPI制御器であることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記ゲイン切換器は、外部信号の値に応じて、前記位置制御ゲインおよび前記速度制御ゲインを切換えることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記ゲイン切換器は、現在のゲイン設定値を表示できるモニタを備えたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、位置指令を発生する位置指令発生器と、前記位置指令とモータ位置の偏差を入力し速度指令を生成する位置制御器と、前記速度指令とモータ速度の偏差を入力しトルク指令を生成する速度制御器と、前記トルク指令を入力しモータ駆動電流を生成する電流制御器と、前記位置制御器の位置制御ゲインと前記速度制御器の速度制御ゲインを状態に応じて切換えるゲイン切換器とを備えたモータ制御装置のモータ制御方法において、位置指令の時間差分の絶対値である位置指令差分絶対値を求めるステップST1と、前記位置指令差分絶対値を所定値と比較し、前記位置指令差分絶対値が大きい場合はステップST4へ移行し、小さい場合はステップST3へ移行するステップST2と、位置制御ゲイン、速度制御ゲインを第1所定値に切換えるステップST4と、位置偏差絶対値を所定値と比較し、前記位置偏差絶対値が大きい場合はステップST5へ移行し、小さい場合はステップST6へ移行するステップST3と、前記位置制御ゲイン、前記速度制御ゲインを第2所定値に切換えるステップST5と、前記位置制御ゲイン、前記速度制御ゲインを第3所定値に切換えるステップST6と、前記速度制御器の積分器出力を(1)式で補正するステップST7とを備えることを特徴とするものである。
請求項1および6に記載の発明によると、速度制御方式(速度PI制御や速度I−P制御)によらず、ゲイン切換後のオーバーシュートを抑制できる。また、ゲイン切換条件を位置指令の差分値の絶対値を使っており、動作条件に大きく依存しないため切換条件の設定が容易である。
請求項2に記載の発明によると、積分補正式を使わなくとも位置P速度I−P制御でオーバーシュートを抑制できる。
請求項3に記載の発明によると、積分補正式を使わなくとも位置P速度PI制御でオーバーシュートを抑制できる。
請求項4に記載の発明によると、内部状態よりも外部信号(例えば負荷状態)を優先させてゲイン切換ができる。
請求項5に記載の発明によると、現在のゲイン設定値をモニタできるので、設定の誤りなどをユーザーが監視でき、安全に調整ができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のモータ制御装置の全体構成図であり、本実施例では速度比例積分制御を速度I−P制御に限定して説明する。速度PI制御においても、同様の方法で実現できる。図において、1は指令発生器であり、2の位置指令と3のモータ位置を4の減算器に入力した結果、5の位置偏差を出力する。位置偏差5は6の位置ループゲインと乗算し、乗算結果は速度指令となる。速度指令と7の差分演算器の出力であるモータ速度を8の減算器に入力する。減算器8の出力は速度偏差であり、速度偏差とモータ速度を9の速度I−P制御器に入力する。速度I−P制御器9では、速度偏差を10の積分制御器に入力する。積分制御器10では、(1)式を計算する。
まず、(1)式の右辺第1項の計算を説明する。1サンプリング過去の積分出力値(v[i−1])に1サンプリング過去の速度ループゲイン(Kv[i−1])を乗算し、乗算結果を現在の速度ループゲイン(Kv[i])で除算する。次に(1)式の右辺第2項の計算を説明する。速度偏差(Verr[i])とサンプリング時間Tsを乗算し、乗算結果を速度ループ積分ゲイン(Ki[i])で乗算する。(1)式の右辺第1項と第2項の和が積分制御器の出力値となる。次に、積分制御器の出力値と速度フィードバックを11の減算器に入力し、減算器11の出力と12の速度ループゲインを乗算する。乗算結果であるトルク指令を13の電流制御器に入力し、電流制御器13では14のモータを駆動する電流を出力する。モータ14が駆動されると回転数に応じて15の検出器でモータ位置3が出力される。次に16のゲイン切換器を説明する。ゲイン切換器16には位置指令2と位置偏差5を入力し、ゲイン切換器16では、位置指令2の差分値の絶対値と位置偏差5の絶対値を計算する。位置指令2の差分値の絶対値が所定値よりも大きい時(これを状態1とする)には、モータが動きだすことを表しており、位置ループゲインKp1,速度ループゲインKv1,速度ループ積分ゲインKi1を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12と積分制御器10の速度ループ積分ゲインに設定する。次に位置指令2の差分値の絶対値が0となり、位置偏差の絶対値が所定値以上の時(これを状態2とする)では、指令は0であるが、まだ駆動中であるので、位置ループゲインKp2,速度ループゲインKv2,速度ループ積分ゲインKi2を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12と積分制御器10の速度ループ積分ゲインに設定する。最後に位置指令2の差分の絶対値が0で、位置偏差の絶対値が所定値以下の時(これを状態3とする)、モータは停止状態であると見なし、位置ループゲインKp3,速度ループゲインKv3,速度ループ積分ゲインKi3を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12と積分制御器10の速度ループ積分ゲインに設定する。ゲイン切換時点、例えば状態1から状態2に変わった瞬間は、現在速度ループゲイン(Kv[i])はKv2であり、1サンプリング過去の速度ループゲイン(Kv[i−1])はKv1を表す。また、状態1が持続されている間は、現在の速度ループゲインも1サンプリング過去の速度ループゲインもKv1を表す。この時、(1)式のKv[i−1]はKv1であり、Kv[i]もKv1であることを表している。上記説明では、状態2と3の速度ループゲイン、位置ループゲイン、速度ループ積分ゲインは異なるが、同値としても良い。18は、現在の速度ループゲインを表示するモニタである。モニタ18の出力信号を計測装置などで取り込むことにより、運転状態を確認することができる。
次に、本発明のモータ制御装置(図1)と従来のモータ制御装置1(図8)をシミュレーションした。このシミュレーションでの各条件を説明する。指令発生器1では、速度台形指令を積分して位置指令として、減算器4に入力する。指令は、0sから加速し、0.1sで最大速度1000(1/min)に到達する。0.1sから0.3sまで1000(1/min)を維持し、0.3sから0.4sまで減速し、指令払い出し終了は0.4sとなる。その後、指令0であり、0.6sからまた負方向に加速し、0.7sで−1000(1/min)に到達し、0.7sから0.9sまで−1000(1/min)を維持し、0.9sから減速して1sで指令払い出し完了とする速度台形指令とした。モータ14には、定格トルクの10%に相当する外乱トルクが入力される。ゲイン切換器16の切換条件とゲイン設定値を次のように設定した。状態1は位置指令の差分の絶対値が1パルス以上として、位置ループゲインKp1=100Hz、速度ループゲインKv1=160Hz、速度ループ積分ゲインKi1=2πKv1として、状態2は位置指令2の差分の絶対値が0で位置偏差の絶対値が10パルスよりも大きい時とし、位置ループゲインKp2=90Hz、速度ループゲインKv2=150Hz、速度ループ積分ゲインKi2=2πKv2とした。さらに状態3は位置指令2の差分の絶対値が0で、位置偏差の絶対値が10パルス以下の時として、位置ループゲインKp3=80Hz、速度ループゲインKv3=80Hz、速度ループ積分ゲインKi3=2πKv3とした。それに対して従来装置1では、指令が1パルス以上の時には、位置ループゲインKp1=100Hz、速度ループゲインKv1=160Hz、速度ループ積分ゲインKi1=2πKv1とし、指令が0で、位置ループゲインKp3=80Hz、速度ループゲインKv3=80Hz、速度ループ積分ゲインKi3=2πKv3とした。この条件でモータ速度の波形比較(図5)とモータ位置の波形比較(図6)をした。まず図5を説明する。本発明の装置ではゲイン切換は図中AとBの時点で実行される。A時点以前が状態2であり、A時点以降が状態3である。またB時点以降は状態1である。従来装置のゲイン切換は、指令払い出し完了時点(図中0.4s)から0.6sまでは位置ループゲインKp3=80Hz、速度ループゲインKv3=80Hz、速度ループ積分ゲインKi3=2πKv3であり、0.6s以降は、位置ループゲインKp1=100Hz、速度ループゲインKv1=160Hz、速度ループ積分ゲインKi1=2πKv1としている。従来装置では、指令払い出し完了後にゲインを低くする為、0速度に到達する時間が本発明に比べて20ms長い事がわかる。また、指令1パルス以上になる時点(0.6s)から、従来装置1ではオーバーシュートが発生しているのに対して、本発明ではオーバーシュートがなく良好な結果となっている。次に図6を説明する。図中A、Bの説明は図5の説明と同じであるので説明を省略する。A時点で本発明装置の結果は、従来装置1の結果に比べて10パルス程度目標位置に近づいていることがわかる。また、位置決め整定時間を指令払い出し後、±2パルス以内に入ったときとすると、本発明装置は従来装置1の結果に比べて、20ms程度位置決め時間が短縮されていることがわかる。
図2は、請求項2記載のゲイン切換器を表している。図において、1は指令生成器であり、2の位置指令と3のモータ位置を4の減算器に入力し5の位置偏差を出力する。位置偏差5は6の位置ループゲインと乗算し、乗算結果は速度指令となる。速度指令と7の差分演算器の出力であるモータ速度を8の減算器に入力する。減算器8の出力は速度偏差であり、速度偏差と12の速度ループゲインを乗算する。乗算結果を201の積分制御器に入力する。速度偏差から積分出力値までの関係は、(4)式となる。
(4)
v:積分器出力値、Kv:速度ループゲイン、Ts:速度制御のサンプリング時間、Ki:速度ループ積分ゲイン、Verr:速度偏差
モータ速度と202の速度ループゲインを乗算した結果と積分出力値を11の減算器に入力する。減算器11の出力であるトルク指令を13の電流制御器に入力し、電流制御器13は14のモータを駆動する電流を出力する。16のゲイン切換器を説明する。ゲイン切換器16には位置指令2と位置偏差5を入力し、ゲイン切換器では、位置指令2の差分値の絶対値と位置偏差5の絶対値を計算する。位置指令2の差分値の絶対値が所定値よりも大きい時(これを状態1とする)には、モータが動きだすことを表しており、位置ループゲインKp1,速度ループゲインKv1,速度ループ積分ゲインKi1を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12、202と積分制御器201の速度ループ積分ゲインに設定する。次に位置指令2の差分値の絶対値が0となり、位置偏差の絶対値が所定値以上の時(これを状態2とする)では、指令は0であるが、まだ駆動中であるので、位置ループゲインKp2,速度ループゲインKv2,速度ループ積分ゲインKi2を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12、202と積分制御器201の速度ループ積分ゲインに設定する。最後に位置指令2の差分の絶対値が0で、位置偏差の絶対値が所定値以下の時(これを状態3とする)、モータは停止状態であると見なし、位置ループゲインKp3,速度ループゲインKv3,速度ループ積分ゲインKi3を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12、202と積分制御器201の速度ループ積分ゲインに設定する。ゲイン切換時点、例えば状態1から状態2に変わった瞬間は、現在速度ループゲイン(Kv[i])はKv2であり、1サンプリング過去の速度ループゲイン(Kv[i−1])はKv1を表す。また、状態1が持続されている間は、現在の速度ループゲインも1サンプリング過去の速度ループゲインもKv1を表す。この時、(4)式のKv[i−1]はKv1であり、Kv[i]もKv1であることを表している。18は、現在の速度ループゲインを表示するモニタである。モニタ18の出力信号を計測装置などで取り込むことにより、運転状態を確認することができる。
図3は、請求項3記載のゲイン切換装置を表している。図において、1は指令発生器であり、2の位置指令と3のモータ位置を4の減算器に入力した結果、5の位置偏差を出力する。位置偏差5と6の位置ループゲインを乗算し、乗算結果は速度指令となる。速度指令と7の差分演算器の出力であるモータ速度を8の減算器に入力する。減算器8の出力は速度偏差であり、速度偏差を300の速度PI制御器に入力する。速度PI制御器300では、速度偏差と12の速度ループゲインを乗算し、乗算結果を201の積分制御器に入力する。速度偏差から積分出力値までの関係は(4)式となる。
モータ速度と速度ループゲイン12の乗算結果と積分出力値を301の加算器に入力する。加算器301の出力であるトルク指令を13の電流制御器に入力し、電流制御器13は14のモータを駆動する電流を出力する。16のゲイン切換器を説明する。ゲイン切換器16には位置指令2と位置偏差5を入力し、ゲイン切換器では、位置指令2の差分値の絶対値と位置偏差5の絶対値を計算する。位置指令2の差分値の絶対値が所定値よりも大きい時(これを状態1とする)には、モータが動きだすことを表しており、位置ループゲインKp1,速度ループゲインKv1,速度ループ積分ゲインKi1を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12と積分制御器201の速度ループ積分ゲインに設定する。次に位置指令2の差分値の絶対値が0となり、位置偏差の絶対値が所定値以上の時(これを状態2とする)では、指令は0であるが、まだ駆動中であるので、位置ループゲインKp2,速度ループゲインKv2,速度ループ積分ゲインKi2を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12と積分制御器201の速度ループ積分ゲインに設定する。最後に位置指令2の差分の絶対値が0で、位置偏差の絶対値が所定値以下の時(これを状態3とする)、モータは停止状態であると見なし、位置ループゲインKp3,速度ループゲインKv3,速度ループ積分ゲインKi3を位置ループゲイン6と速度ループゲイン12と積分制御器201の速度ループ積分ゲインに設定する。ゲイン切換時点、例えば状態1から状態2に変わった瞬間は、現在速度ループゲイン(Kv[i])はKv2であり、1サンプリング過去の速度ループゲイン(Kv[i−1])はKv1を表す。また、状態1が持続されている間は、現在の速度ループゲインも1サンプリング過去の速度ループゲインもKv1を表す。この時、(4)式のKv[i−1]はKv1であり、Kv[i]もKv1であることを表している。18は、現在の速度ループゲインを表示するモニタである。モニタ18の出力信号を計測装置などで取り込むことにより、運転状態を確認することができる。
次に、本発明のモータ制御装置(図3)と従来のモータ制御装置2(図8)をシミュレーションした。このシミュレーションでの各条件を説明する。指令発生器1では、速度台形指令を積分して位置指令として、減算器4に入力する。指令は、0sから加速し、0.1sで最大速度1000(1/min)に到達する。0.1sから0.3sまで速度1000(1/min)を維持し、0.3sから0.4sまで減速し、指令払い出し終了は、0.4sとなる。その後、指令0であり、0.6sからまた負方向に加速し、0.7sで−1000(1/min)に到達し、0.7sから0.9sまで速度−1000(1/min)を維持し、0.9sから減速して、1sで指令払い出し完了とする速度台形指令とした。モータ13には、定格トルクの10%に相当する外乱トルクを入力した。ゲイン切換器16の切換条件とゲイン設定値を次のように設定した。状態1は位置指令の差分の絶対値が1パルス以上として、位置ループゲインKp1=100Hz、速度ループゲインKv1=160Hz、速度ループ積分ゲインKi1=2πKv1として、状態2は位置指令2の差分の絶対値が0で位置偏差の絶対値が10パルスよりも大きい時とし、位置ループゲインKp2=90Hz、速度ループゲインKv2=150Hz、速度ループ積分ゲインKi2=2πKv2とした。さらに状態3は位置指令2の差分の絶対値が0で、位置偏差の絶対値が10パルス以下の時として、位置ループゲインKp3=80Hz、速度ループゲインKv3=80Hz、速度ループ積分ゲインKi3=2πKv3とした。それに対して従来装置2では、位置指令の差分値が1パルス以上の時には、位置ループゲインKp1=100Hz、速度ループゲインKv1=160Hz、速度ループ積分ゲインKvi1=(2πKv1)^2とし、位置指令の差分値が0で速度フィードバックが1(1/min)より大きい時には、位置ループゲインKp2=90Hz、速度ループゲインKv2=150Hz、速度ループ積分ゲインKvi2=(2πKv2)^2とし、位置指令の差分値が0で速度フィードバックが1(1/min)以下であれば、位置ループゲインKp3=80Hz、速度ループゲインKv3=80Hz、速度ループ積分ゲインKvi3=(2πKv3)^2とした。従来装置2の説明には、ゲイン切換の条件に、動作状態(位置指令、位置フィードバック、速度フィードバック、トルク指令)を使うとあるが、どのような状態でゲイン切り換えするのかが、説明されていないため、上記のように位置指令の差分値とモータ速度を切換条件とした。この条件でモータ速度の波形比較(図9)とモータ位置の波形比較(図10)をした。まず図9を説明する。本発明の装置ではゲイン切換は図中BとCの時点で実行される。B時点以前が状態2であり、B時点以降が状態3であり、C時点以降は状態1である。従来装置のゲイン切換は、図中AとCの時点で実行される。A時点以前はKp2、Kv2、Kvi2のゲインを利用し、A時点からC時点まではKp3、Kv3、Kvi3のゲインを利用し、C時点以降はKp1、Kv1、Kvi1を利用するようにしている。A時点以前は、本発明装置による結果と従来装置による結果は一致しており良好であるが、A時点のゲイン切換により、従来装置2では速度フィードバックが、不連続な動きをしていることがわかる。それに対して、本発明装置のゲイン切換時点Bでは、不連続な動きはほとんど見られず良好である。C時点は指令が入力され、ゲイン切換が行われるが、本発明装置1および従来装置2で良好な結果となった。次に図10を説明する。図中A、B、Cは上記説明と同じなので、説明を省略する。A時点以前は、本発明装置と従来装置2の結果は一致し、良好であるが、A時点のゲインの切り換わりで、従来装置の応答が遅くなっていることがわかる。位置決め完了を目標位置の±5パルスとすると従来装置2の応答は6ms程度遅れている。
図4は請求項4に記載のモータ制御装置を表しており、400の外部信号(例えば、現在の負荷状態を表す信号)を16のゲイン切換装置に入力し、モータ制御装置の位置ループゲイン6と速度ループゲイン12と速度ループ積分ゲイン201を外部信号400の値に応じて、位置ループゲイン(Kp1,Kp2,Kp3)のいずれか一つと速度ループゲイン(Kv1,Kv2,Kv3)のいずれか一つと速度ループ積分ゲイン(Ki1,Ki2,Ki3)のいずれか一つを設定する。ゲイン設定の組み合わせとして、例えば位置ループゲインKp1と速度ループゲインKv1と速度ループ積分ゲインKi1を選択する。外部信号を割り込み動作として、位置指令の差分値の絶対値や位置偏差の絶対値条件よりも優先順位を高くしてゲイン切り換えを行うことができる。
図12は、請求項5に記載のゲイン切換器であり、ゲイン切換器で設定されている速度ループゲインをモニタした結果を表している。図12の説明を容易にする為に、図11の説明を交えて以下説明する。図11は本発明のゲイン切換条件に設定している位置指令差分値の絶対値と位置偏差の絶対値の状態変化を表している。図11の状態変化に対応するように図12の速度ループゲインが変化している。図11の指令払い出し完了時点以前(状態1)は、図12では速度ループゲインは160Hzになっており、図11の指令払い出し完了(位置指令の差分値の絶対値が0)時点以降から位置偏差の絶対値が10パルスよりも大きい時(状態2)は、図12では速度ループゲインは150Hzとなる。図11で位置指令の差分値の絶対値が0で位置偏差の絶対値が10パルス以内(状態3)で図12では速度ループゲインは80Hzとなっている。さらに、図11で指令開始(位置指令差分値の絶対値が1パルス以上)時点で、図12では速度ループゲインは第1所定値の160Hzとなる事を表している。従来のゲイン切換装置は、ユーザーが現在どのゲイン状態であるのかを確認できなかった。本発明では、例えば、この速度ループゲインをゲイン切換条件設定時にチェックし、デバッグ機能として利用できる。
図13は本発明のモータ制御方法を示すフローチャートである。図13においてステップST1で位置指令の時間差分の絶対値を求める。次にステップST2で位置指令差分絶対値と所定値を比較し、大きい場合はステップST4へ、小さい場合はステップST3へ移行する。次にステップST3で位置偏差の絶対値と所定値を比較し、大きい場合はステップST5へ、小さい場合はステップST6へ移行する。次にステップST4で位置制御ゲイン、速度制御ゲインを第1所定値に切換える。また、ステップST5で位置制御ゲイン、速度制御ゲインを中間ゲインの第2所定値に切換える。さらに、ステップST6で位置制御ゲイン、速度制御ゲインを第3所定値に切換える。次にステップST7で速度制御器の積分器出力を補正式(1)を使用して補正する。なお第1所定値>第2所定値>第3所定値である。
本発明によると、制御ゲイン切換えを簡素化し、PI型とI−P型の速度制御両方で利用できる積分補正式を用いて補正し、位置決め時間の短いモータ制御装置と制御方法を提供できるので、ロボットや工作機械だけでなくなめらかなエレベータ制御への適用も期待できる。
本発明の第1実施例を表すモータ制御装置 本発明の第2実施例を表すモータ制御装置 本発明の第3実施例を表すモータ制御装置 本発明の第4実施例を表すモータ制御装置 請求項1記載の装置と従来装置1(図8)との速度フィードバック比較結果 請求項1記載の装置と従来装置1(図8)との位置フィードバック比較結果 従来装置1 従来装置2 請求項3記載の装置と従来装置2(図9)との速度フィードバック比較結果 請求項3記載の装置と従来装置2(図9)との位置フィードバック比較結果 位置指令差分の絶対値と位置偏差の絶対値の結果 速度ループゲインのモニタ結果 モータ制御方法を示すフローチャート
符号の説明
1 指令発生器
2 位置指令
3 モータ位置
4、8、11、800、802 減算器
5 位置偏差
6 位置制御ゲイン
7 差分演算器
9、200、300 速度比例積分制御器
10、201 積分制御器
12、202 速度制御ゲイン
13 電流制御器
14、809 サーボモータ
15、810 検出器
16 ゲイン切換器
17 設定パラメータ
18 モニタ
301、807 加算器
400 外部信号
701 パルス発生器
702 サーボドライバ
703 パルス間隔計測器
704 サーボ定数切換器
705 サーボ制御器
801 位置ループゲイン
803 速度検出器
804 速度ループゲイン
805 積分器
806 速度ループ積分ゲイン
808 サーボアンプ
811 動作状態判断部
812 ゲイン変更部
813 速度偏差積分値変更部

Claims (6)

  1. 位置指令を生成する位置指令生成器と、前記位置指令とモータ位置の偏差を入力し速度指令を生成する位置制御器と、前記速度指令とモータ速度の偏差を入力しトルク指令を生成する速度制御器と、前記トルク指令を入力しモータ駆動電流を生成する電流制御器と、前記位置制御器の位置制御ゲインと前記速度制御器の速度制御ゲインを状態に応じて切換えるゲイン切換器とを備えたモータ制御装置において、
    前記ゲイン切換器は、前記位置指令の時間差分の絶対値である位置指令差分絶対値が所定値以上のときは前記位置制御ゲインと前記速度制御ゲインを第1所定値に切換え、前記位置指令差分絶対値が所定値よりも小さく、前記位置偏差の絶対値である位置偏差絶対値が所定値以上のときは第2所定値に切換え、前記位置指令差分絶対値が所定値よりも小さく前記位置偏差絶対値が所定値よりも小さい時は第3所定値に切換えるとともに、前記速度制御器の積分器出力値を(1)式で補正することを特徴とするモータ制御装置。

    ここで、v:積分器出力値、Kv:速度ループゲイン、Ts:速度制御のサンプリング時間、Ki:速度ループ積分ゲイン、Verr:速度偏差 を表す。
  2. 前記速度制御器はI−P制御器であることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記速度制御器はPI制御器であることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  4. 前記ゲイン切換器は、外部信号の値に応じて、前記位置制御ゲインおよび前記速度制御ゲインを切換えることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  5. 前記ゲイン切換器は、現在のゲイン設定値を表示できるモニタを備えたことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  6. 位置指令を発生する位置指令発生器と、前記位置指令とモータ位置の偏差を入力し速度指令を生成する位置制御器と、前記速度指令とモータ速度の偏差を入力しトルク指令を生成する速度制御器と、前記トルク指令を入力しモータ駆動電流を生成する電流制御器と、前記位置制御器の位置制御ゲインと前記速度制御器の速度制御ゲインを状態に応じて切換えるゲイン切換器とを備えたモータ制御装置のモータ制御方法において、
    位置指令の時間差分の絶対値である位置指令差分絶対値を求めるステップST1と、
    前記位置指令差分絶対値を所定値と比較し、前記位置指令差分絶対値が大きい場合はステップST4へ移行し、小さい場合はステップST3へ移行するステップST2と、
    位置制御ゲイン、速度制御ゲインを第1所定値に切換えるステップST4と、
    位置偏差絶対値を所定値と比較し、前記位置偏差絶対値が大きい場合はステップST5へ移行し、小さい場合はステップST6へ移行するステップST3と、
    前記位置制御ゲイン、前記速度制御ゲインを第2所定値に切換えるステップST5と、
    前記位置制御ゲイン、前記速度制御ゲインを第3所定値に切換えるステップST6と、前記速度制御器の積分器出力を(1)式で補正するステップST7と、
    を備えることを特徴とするモータ制御方法。

    ここで、v:積分器出力値、Kv:速度ループゲイン、Ts:速度制御のサンプリング時間、Ki:速度ループ積分ゲイン、Verr:速度偏差 を表す。
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