JP2006323207A - 電子写真用クリーニングロール - Google Patents

電子写真用クリーニングロール Download PDF

Info

Publication number
JP2006323207A
JP2006323207A JP2005147148A JP2005147148A JP2006323207A JP 2006323207 A JP2006323207 A JP 2006323207A JP 2005147148 A JP2005147148 A JP 2005147148A JP 2005147148 A JP2005147148 A JP 2005147148A JP 2006323207 A JP2006323207 A JP 2006323207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
outer diameter
cleaning
cleaning roll
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005147148A
Other languages
English (en)
Inventor
Takushi Yokota
卓士 横田
Shigetoshi Takechi
重利 武智
Koji Kubo
幸治 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okura Industrial Co Ltd filed Critical Okura Industrial Co Ltd
Priority to JP2005147148A priority Critical patent/JP2006323207A/ja
Publication of JP2006323207A publication Critical patent/JP2006323207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】、被クリーニング体に付着したトナーを、より確実に除去できる電子写真用クリーニングロールを提供すること。
【解決手段】導電性軸体の外側に直接あるいは接着剤を用いて半導電性樹脂層が配された温度23℃、相対湿度50%RHにおける体積抵抗率が1×10〜1×1014Ω・cmで、外径が50mm以下のロールであって、以下の要件をすべて満たすことを特徴とする電子写真用クリーニングロール。
・JIS B 0601−1994に準拠して測定した十点平均表面粗さRzが1.0μm以下
・ロール外径の長手方向の変動幅、およびロール外径の周方向の変動幅がいずれも0.05mm以下
・ロール外径の長手方向の変動率、およびロール外径の周方向の変動率がいずれも0.4%以下
【選択図】 なし

Description

本発明は、電子写真方式の複写機、プリンター、ファックス等に使用される電子写真用ロールに関するものである。
従来、電子写真方式の複写機、プリンター、ファックス等は、一般にドラム状の感光体を備えており、その感光体に対して帯電、続いて露光を行なうことにより静電潜像を形成し、その後感光体上の潜像にトナーを静電気力で吸着させて現像する。次にその感光体上のトナーを記録用紙等の記録媒体に転写させ、その後その感光体を所定の電位に除電するとともに感光体上に残存するトナーを除去し、次の記録に備える。また、上記転写過程により用紙等の記録媒体に担持されたトナーを溶融、圧着することで記録媒体に定着する。このような一連の操作により記録作業を完了する。また、カラーレーザ複写機やカラーレーザプリンタ等の電子写真方式のカラー画像形成装置においては、感光体上に形成された、例えば4色のトナー像を一旦中間転写体上に静電的に一次転写し、該中間転写体上に形成されたトナー像を記録媒体に二次転写するといった所謂中間転写方式のものが普及しつつある。
しかしながら、上記した電子写真プロセスにおいても感光体や中間転写体等(以下、これらを被クリーニング体と称することがある)上に形成したトナー像を用紙等の記録媒体から完全に転写することは困難である。一般に被クリーニング体に残存する残留トナーのクリーニング手段としては、ウレタンゴム等の弾性材料からなるクリーニングブレードのエッジを感光体や中間転写体等の上に当接させて残留トナーを掻き落とす方式のものが広く用いられている。
一方、近年の画像形成装置に対する高画質化への要求に応える一つの方法として、トナーの粒子径の微細化および真球度の向上が図られている。このような微粒径の球形トナーを用いた場合、トナーの転写時等にかかる力を均質化し得るため、トナーの転写効率が高まり、その結果、前述の高画質化を達成し得る。また、転写効率の向上により残留トナー量が減少し、前記クリーニングブレード等のクリーニング手段の簡素化が図れる可能性があり、製造コスト低減も考えられる。
しかし微粒径の球形トナーの使用によっても、実際に該トナーの転写を完全なものとすることは不可能であり、やはり前記クリーニング手段は必須とされる。更に前記微粒径の球形トナーは、その形状的な特性のため、前記クリーニングブレード等のクリーニング手段からすり抜けてしまい、前記像担持体表面における残留トナーのクリーニング性が低下してしまうという問題が指摘される。これは前記クリーニングブレードのエッジに集積した球状の残留トナーの粒径分布が狭く、同程度の粒径を有しているため最密充填され易く、像担持体との摩擦力が大きくなることにより該クリーニングブレードが押し上げられてしまうことによる。これに抗しようとして、単に前記クリーニングブレードの圧接力を増加させただけではクリーニング性の改善は望めず、更に前記像担持体の駆動に必要とされるトルクの増大によって、感光体や中間転写体の表面を損傷し、これらの寿命を短縮させてしまう問題が生じる。さらにはブレードエッジのめくれや、局部的な裂けや破損が発生するというという問題点もある。
一方、被クリーニング体に付着したトナーを除去するために、ファーブラシ、磁気ブラシあるいは静電ブラシを用いることも知られている。これらによれば、上記したような形状の特性を有するトナーを被クリーニング体から除去することが可能であるが、反面その短所も有する。以下、それぞれの方式の特徴を記載する。
<ファーブラシ方式>
ファーブラシ方式は、ナイロン、ポリエステル樹脂、アクリルまたはポリアミド等の高結晶性高分子からなる短繊維が、前記像担持体に対して略垂直になるように回転支持材であるシャフトの周りに配設されることで形成されたファーブラシを用いる方式で、該短繊維により残留トナーを掻き落とすようにしたものである。しかしながら、ファーブラシと被クリーニング体とが接触するために、長期間の使用によりファーブラシが磨耗してしまい、ある程度の使用期間を経ると交換する必要が生ずるなど、ブラシの耐久性に問題があった。また、被クリーニング体表面に発生した傷等によりトナーが被クリーニング体表面に入り込んだ場合には、ファーブラシではトナーを十分に除去することが困難であった。さらに、ファーブラシを用いた場合には、ブラシロールを高速回転させるために発生した気流でトナーが飛散し、これを吸引するフィルターパック付きのバキューム装置が必要となるため、クリーニング装置が大型化したり、騒音が発生する等の問題点があった。
<磁気ブラシ方式>
磁気ブラシクリーニング方式は、スリーブに内包したマグネットロールの磁力により磁性キャリアを付着させて磁気ブラシを形成し、被クリーニング体表面にこの磁気ブラシを接触回転させてトナーを静電的に除去する方式である。磁気ブラシクリーニング方式は、静電気力を利用しているため、上述のファーブラシ方式と比較して小型である他、被クリーニング体に接触するのは磁気ブラシの穂先であるため、被クリーニング体表面を傷つけたり磨耗させたりすることも少ない。このため、磁気ブラシクリーニング方式は高速機に使用されていたが、バイアス電圧、ブラシ速度、磁極位置等の条件設定が難しいという問題点がある。
<静電ブラシ方式>
静電ブラシクリーニング方式は、導電性繊維からなるブラシロールにバイアス電圧を印加して、被クリーニング体表面からトナーを静電気力で除去する方式である。静電ブラシクリーニング方式は、静電気力によるクリーニング作用が大きいため、ファーブラシクリーニング方式に比べて、ブラシ回転数やブラシ食い込み量を小さくすることができ、その結果、被クリーニング体表面の磨耗やフィルミング現象の発生を抑えることができる。しかし、高湿条件下で被クリーニング体に残留したトナー量が多い場合などは、PCC(プレ・クリーニング・コロトロン)で十分に再帯電できないため、逆極性に帯電したトナーや低帯電のトナーはクリーニングできないという問題点がある。
一方近年、バイアスしたロールを用いる方式、所謂、クリーニングロール方式が知られるようになってきた。例えば特許文献1には、独立気泡タイプの発泡体からなる電子写真感光体用クリーニングロールであって、前記発泡体に導電化付与剤が添加されていることを特徴とするクリーニングロールが提案されており、残留トナーを除去する作用が向上したものであることが記載されている。
一方、特許文献2では、特定の多層構成で、導電層を有するクリーニングロールが提案されている。このクリーニングロールは、導電層の表面層が内側の層より硬度が高いものであり、しかも、表面層の算術平均粗さ(Ra)が、1.0μm以下であること等を特徴としている。このクリーニングロールにはトナーが付着しにくく、電子写真用画像形成装置におけるクリーニングロールとしても好ましく用いられると記載されている。
上記特許文献1には、表面層を含む少なくとも2層以上の導電層を有し、導電層と表面層が、それぞれ特定の硬度を有し、さらに、表面の算術平均粗さが特定の値以下であるクリーニングロールが記載されており、発泡体を必須としている。
一方特許文献2に記載の発明は、実質的に硬質の表面層と、実質的に軟質の導電層を備えたものであり、実施例においては軟質の導電層としてエピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、EPDMやその発泡体を用いたものが例示されている。
これら先行文献に記載されているごとくの発泡体や、弾性体を内側に用いたロール場合、ロールの表面に多少の凹凸があったとしても、ロールを被クリーニング体に適当な圧力を以て押しつけることにより、両者の当接が保たれるように考えられる。しかしながら、発泡体や、弾性体からなる層を有するロールの場合、経時によりロールが真円性を失う(「ヘタリ」を生じる)ようになり、クリーニング効果が低下してしまうという問題があった。さらに、本発明者らの検討の結果、発泡体などの軟質層を備えたクリーニングロールはロールの長手方向及び周方向において外径の変動が大きくなり、むしろクリーニングロールとして用いにくいものであることがわかった。
すなわち、導電性軸体に発泡体や弾性体を配する場合、発泡体や弾性体は比較的厚みの厚いものであることからロールの長手及び周方向の外径の変動が大きくなり、外径の小さい部分(導電性軸体の軸芯からの距離の短い部分)においてトナーの残存が起こりやすいことが判明した。
特開平 9−179464号公報 特開2004−21019号公報
本発明はこのような状況に鑑みなされたもので、被クリーニング体に付着したトナーを、より確実に除去できる電子写真用クリーニングロールを提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意研究を行った。この結果、導電性軸体に発泡体や弾性体を介して半導電性樹脂層を配するのではなく、導電性軸体に直接あるいは接着剤を用いて、半導電性樹脂層を配することによりロールの長手方向及び周方向の外径の変動幅および変動率を所定値以下に抑制し、さらに、半導電性樹脂層の十点平均表面粗さRzを特定値以下としたロールが、被クリーニング体からトナーを取り除く目的で使用される電子写真用クリーニングロールとして好適なものであることを見いだし本発明に至った。即ち本発明は、
(1)導電性軸体の外側に直接あるいは接着剤を用いて半導電性樹脂層が配された温度23℃、相対湿度50%RHにおける体積抵抗率が1×10〜1×1014Ω・cmで、外径が50mm以下のロールであって、以下の特性をすべて満たすことを特徴とする電子写真用クリーニングロールロール。
・JIS B 0601−1994に準拠して測定した十点平均表面粗さRzが1.0μm以下
・ロール外径の長手方向の変動幅、およびロール外径の周方向の変動幅がいずれも0.05mm以下
・ロール外径の長手方向の変動率、およびロール外径の周方向の変動率がいずれも0.4%以下
(2)該半導電性樹脂層の動摩擦係数が0.05〜0.5であることを特徴とする(1)に記載の電子写真用クリーニングロールに関するものである。
(3)半導電性樹脂層を構成する主たる合成樹脂がポリアミド系樹脂であることを特徴とする(1)または(2)のいずれかに記載の電子写真用クリーニングロールに関するものである。
本発明の電子写真用クリーニングロールは、その表面粗さRzが一定の範囲となるように、また長手方向及び周方向において外径の変動幅、変動率が小さく設定されている。このため被クリーニング体との間にほとんど間隙を生じず、被クリーニング体に付着したトナーを、より確実に除去できる。さらに被クリーニング体から電子写真用クリーニングロールへ移動した紙屑やトナー等(以下、これらを単にトナーと称する)をブレードによりほぼ完全に除去できる。また、電子写真用クリーニングロールを構成する半導電性樹脂層の動摩擦係数が0.05〜0.5であるとき、その効果は一層良好なものとなる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に用いられる導電性軸体はその材質を特に限定するものではなく、金属、導電性が付与された合成樹脂いずれもが使用可能である。但し、本発明の骨子の一つは電子写真用クリーニングロール(以下単に「クリーニングロール」と称することがある)の長手及び周方向の外径の変動幅および変動率を小さく抑えることであり、この目的のためには寸法精度よく加工できる金属製であること、さらには耐腐食性を考慮してステンレス製のものが最も好ましい。
一方、前記導電性軸体の外周に直接配される半導電性樹脂層の材質も特に限定されるものでなく、例えば、特開平5−107794号公報、特開平7−113029、特開平7−247397、特開平8−27344、特開平8−165395、特開平8−176389号公報、特開平8−337692号公報、特開平9−324133号公報、特開平10−7864号公報、特開平10−7865号公報、特開平11−29678号公報、特開2000−143918号公報、特開2003−191312号公報、特開2003−342466号公報、特開2004−210828号公報に記載されている合成樹脂組成物が好適に使用可能である。中でも、特開2004−210828号公報に記載されたようなポリアミド系樹脂組成物から構成されることが好ましい。この理由を次に述べる。
すなわち、一般に合成樹脂同士を摩擦すると合成樹脂表面が帯電するが、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリフッ化ビニリデン等多くの合成樹脂はマイナスに帯電する特性を有している。一方、プラスに帯電する合成樹脂は少なく、ポリアミドはプラス帯電する数少ない合成樹脂の一つである。
他方、トナーとしては通常マイナス帯電するトナーを用いることが多い。従って、クリーニングロールの半導電性樹脂層を構成する主たる合成樹脂としてポリアミド系樹脂を選択した場合、被クリーニング体に不要に付着したトナーを効果的に吸着除去できるのである。
なお、クリーニングロールの半導電性樹脂層を構成する主たる合成樹脂としてポリアミド系樹脂を選択した場合の半導電性樹脂層の構成については後述する。
また本発明のクリーニングロールは、温度23℃、相対湿度50%RHにおける体積抵抗率が1×10〜1×1014Ω・cmでなければならない。体積抵抗率が1×1014Ω・cmを超えるとクリーニングロール表面とトナーとの静電的な付着が強くなるため、被クリーニング体からクリーニングロールに移動したトナーをブレードで十分除去できなくなる。また、体積抵抗率が1×10Ω・cmより小さくなると被クリーニング体からトナーを効率的に移動させることが困難となる。このように、この範囲の体積抵抗率を示さなければ、クリーニングロールとしての性能を十分に発揮し得ない。
また本発明のクリーニングロールは長手方向の平均径が50mm以下に設定されている。これは電子写真方式の複写機、プリンター、ファックス等には小型化が要求されていることに即したものである。さらに導電性軸体の軸芯と、半導電性樹脂層の表面との距離のばらつきを低く抑えることを目的としてのことである。
さらに本発明のクリーニングロールは以下の要件をすべて満たしていなければならない。
・JIS B 0601−1994に準拠して測定した十点平均表面粗さRzが1.0μm以下、
・ロール外径の長手方向の変動幅、およびロール外径の周方向の変動幅がいずれも0.05mm以下(より好ましくは0.03mm以下)、
・ロール外径の長手方向の変動率、およびロール外径の周方向の変動率がいずれも0.4%以下(より好ましくは0.3%以下)、
これらの要件が全て満たされることにより、
・クリーニングロールと被クリーニング体との間に間隙をほとんど生じなくなるため、優れたクリーニング特性を示す、
・クリーニングロールに付着したトナーをブレードで除去する際に、クリーニングロールとブレードとの間隙からのトナーのすり抜けがほとんど起こらず、被クリーニング体に付着したトナーを除去することが安定的に行える、
等優れたクリーニングロールとして優れた特性を示す。前記した要件のうち一つでも満たされない場合にはこのような優れた特性を示し得ない。
次いで上記したロール外径の長手方向の変動幅、およびロール外径の周方向の変動幅、ならびにロール外径の長手方向の変動率、およびロール外径の周方向の変動率の求め方につき説明する。
[ロール外径の長手方向の変動幅]
レーザースキャン式非接触寸法測定器を用いて、クリーニングロールの長手方向に端部から10mm離れた位置からもう一方の端部に亘って50mm間隔でクリーニングロールの外径を測定して、0°D〜0°Dのデータを得る。同様の測定を、クリーニングロールを導電性軸体の軸芯を中心軸として45°、90°、135°回転させた状態でそれぞれ行い、表1に示されるような、0°D〜135°Dのデータを得る。
Figure 2006323207
表1に示した0°D〜0°Dの内の、最大値から最小値を減じることにより0°Rを求める。同様にして、45°R、90°R、135°Rを求める。0°R、45°R、90°R、135°Rのうちの最大値をロール外径の長手方向の変動幅(mm)とする。
[ロール外径の周方向の変動幅]
表1に示した0°D〜135°Dの内の、最大値から最小値を減じることにより1Rを求める。同様にして、2R、…、nRを求める。1R、2R、…、nRのうちの最大値をロール外径の周方向の変動幅(mm)とする。
[ロール外径の長手方向の変動率]
ロール外径の長手方向の変動幅をロール外径(平均外径)で除し、この値に100を乗じた値をロール外径の長手方向の変動率(%)とする。
[ロール外径の周方向の変動率]
ロール外径の周方向の変動幅をロール外径(平均外径)で除し、この値に100を乗じた値をロール外径の周方向の変動率(%)とする。
前述した要件を満たすようにする手段としては、
・半導電性のチューブの内径より若干大きい外径をもつ導電性軸体に半導電性のチューブをわずかに伸ばしつつ被せることにより張力をかけ、加熱する方法、
・導電性軸体に半導電性のチューブを被せ、加熱ロール等でクリーニングロール外周面を処理しつつ平滑化させる方法、
・導電性軸体に半導電性のチューブが被覆されたクリーニングロールへ熱風を吹き付けて加熱した後、コールドロールでクリーニングロール表面の平滑化と冷却を行なう方法、
・導電性軸体の選定において、表面粗さが小さいものを選ぶ方法、
等が例示できる。
なお、本発明のクリーニングロールの半導電性層の厚みは30〜500μm、より好ましくは50〜300μm、更に好ましくは70〜200μmに設定されるのが好ましい。
さらに本発明においては、半導電性樹脂層の動摩擦係数が0.05〜0.5であることが望ましい。動摩擦係数が0.05以下の場合には、クリーニングロールと被クリーニング体との間から除去すべきトナーがすり抜けてしまい、十分なトナー除去を行なうことが難しくなる場合がある。一方、0.5以上の場合には被クリーニング体との間の摩擦抵抗が高くなり、被クリーニング体の表面を磨耗させたり、傷つける可能性があるほか、被クリーニング体の円滑な回転運動の妨げとなる可能性がある。なお、半導電性樹脂層の動摩擦係数の測定方法は後述の実施例において述べるとおりである。
本発明を構成する半導電性樹脂層となるチューブを作製する材料となるコンパウンドは、ニーダー、ミキシングロール、バンバリーミキサー、一軸若しくは二軸の押出機等の加熱混練装置を用いて、各成分を特定の割合で、加熱混練して得ることができる。また、コンパウンドは加熱混練時の混練温度、混練装置の混練トルク等に留意して作製することが望ましい。
本発明のクリーニングロールは、例えば、押出成形加工、その中でも環状ダイスから上記半導電性樹脂層を構成する材料を押し出す成形方法、いわゆるインフレーション押出成形方法により本発明を構成する半導電性樹脂層となるチューブを得、次に、このチューブを導電性軸体上に被覆し、これを加熱、融着させることにより得ることができる(この方法が、生産速度の速さ、生産設備の簡易さ、生産コストの低さの点で最適である)。あるいは、パイプコーティングダイを取り付けた押出機で導電性軸体上に半導電性樹脂層を溶融被覆し、これを加熱、融着させることによりクリーニングロールを得ることができる。この方法で任意口径の導電性軸体の外周に設けられた半導電性樹脂層は継ぎ目を有さないものであり、電子写真方式の複写機、プリンター、ファックス等に使用されるクリーニングロールとして好適に使用することができる。
さらに必要であれば、前記した導電性軸体と半導電性樹脂層の接合に接着剤を用いてもよい。ここで用いる接着剤としては、反応硬化型接着剤、熱硬化型接着剤、ホットメルト型接着剤等の公知のタイプの接着剤が使用可能であるが、いずれのタイプの接着剤であっても導電性カーボンや金属粉末等の導電剤が分散されており、硬化後に導電性を有しているものであることが望ましい。用いる接着剤の厚みは、特に制限はないが、1〜20μm程度とするのが好ましい。また塗布方法としては、スプレー塗布、浸漬塗布、刷毛塗り等何ら限定されるものではない。
なお先に、クリーニングロールの半導電性樹脂層を構成する主たる合成樹脂としてポリアミド系樹脂を選択することが好ましいことを述べたが、これについて詳述する。
まず、ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6とナイロン66との共重合体、ナイロン6とナイロン12との共重合体等の脂肪族ポリアミドが挙げられ、これらのうちでも、加工温度を低く設定できることから、融点が230℃以下、さらには200℃以下のポリアミドが好ましく、この意味から、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6とナイロン66との共重合体、ナイロン6とナイロン12との共重合体から選ばれる1種以上の組み合わせが最適である。
また、ポリアミド系樹脂に半導電性を付与するために用いる導電性付与剤としては、カーボンブラック、グラフト化カーボンブラック、金属酸化物、金属粉末等の電子伝導性材料が例示できる。また、側鎖にアンモニウム塩を有するポリマー、アルカリ金属含有アイオノマー、エチレンオキシド鎖を有する高分子;アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属のチオシアン酸塩、リン酸塩、硫酸塩;過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸リチウム等のハロゲンの酸素酸塩に代表されるイオン伝導性材料、を例示できる。上記例示した導電性付与剤は、1種単独で用いることもできるし、2種以上を任意の混合比で混合して使用することもできるが、カーボンブラックとハロゲンの酸素酸塩、特に過塩素酸リチウムとを必須として用いるのが好ましい。
さらに、ポリアミド系樹脂に、導電性付与剤であるカーボンブラックを配合した場合には、クリーニングロール面内の抵抗バラツキを低減化する目的で、変性ポリオレフィン、および/または、ブタジエン・スチレン系共重合体の水素添加物を用いることができる。さらに、本発明の目的を損なわない範囲において、ポリオレフィン等他の合成樹脂、充填材、滑剤、アンチブロッキング剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、光安定剤、着色剤等を配合してもよい。
なお、半導電性樹脂層における合成樹脂成分と導電性付与剤の配合割合は合成樹脂成分100重量部に対し、導電性付与剤が2〜30重量部となるように設定することが望ましい。
以下、実施例により、本発明をより具体的に説明する。以下の実施例、比較例においては、下記の導電性軸体、合成樹脂、導電性付与剤等を用い、記載のごとく略称する。
<導電性軸体>
軸体:外径15mmで、長さ(有効面長)350mmの鉄製軸体
<ポリアミド>
Ny:共重合ナイロン(6ナイロンと12ナイロンとの共重合体):融点150〜160℃
<変性ポリオレフィン>
MPO:エチレン・メタクリル酸共重合体
<導電性付与剤>
CB:アセチレンブラック
Li:過塩素酸リチウム
<アンチブロッキング剤>
Si:シリカ:平均粒径5μm
作製した電子写真用クリーニングロールについて以下のようにして十点平均表面粗さRz、体積抵抗率、動摩擦係数、クリーニング性を評価した。
なお、ロール外径の長手方向の変動幅、ロール外径の周方向、ロール外径の長手方向の変動率、およびロール外径の周方向の変動率は前述した方法により評価した。なお、レーザースキャン式非接触寸法測定器として、レーザースキャンマイクロメータLSM−602、およびLSM−3000(いずれもミツトヨ社製)を用いた。
<十点平均表面粗さRz>
作製したクリーニングロールについて、表面粗さ形状測定機サーフコム570A(東京精密社製)を用いてJIS B 0601−1994に準拠して十点平均表面粗さRzを測定した。
<体積抵抗率>
作製したクリーニングロールについて、23℃、50%RHの条件下で、デジタル超高抵抗計R8340A(アドバンテスト社製)を用いて、クリーニングロールの軸体とクリーニングロール表面との間に電圧25Vを印加し、体積抵抗率を測定した。
<動摩擦係数>
摩擦係数測定機AB−401(テスター産業製)を用いて、作製したクリーニングロールから引き剥がしたフィルム状の半導電性樹脂層につき、被クリーニング体に接触する面同士の動摩擦係数を測定した。なお、測定は、JIS−K7125に準じる方法、詳しくは、幅25mm、長さ40mm、重さ200gの滑り片を用い、試験速度700mm/minで測定を行なった。
<クリーニング性>
得られたクリーニングロールを電子式複写機に装着して実際に複写を行い、被クリーニング体からクリーニングロールに移動したトナーをブレードによりほぼ完全に除去できるかどうかを判定した。
○…ほぼ完全に除去できる
×…ほぼ完全には除去できない
[製造例1]
Ny:30重量%、MPO:42重量%およびCB:28重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒し、カーボンブラックマスターバッチ(以下CB・MBと表す)を調製した。
[実施例1]
Ny:50重量%及びCB・MB:50重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度190℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆し、これを設定温度180℃の恒温器中にて静置して半導電性樹脂層を溶融させた後、取り出し冷却して、所望のクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
[実施例2]
Ny:49重量%及びCB・MB:50重量%及びLi:0.5重量%、Si:0.5重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度190℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆し、これを設定温度180℃の恒温器中にて静置して半導電性樹脂層を溶融させた後、取り出し冷却して、所望のクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
[実施例3]
Ny:40重量%、CB・MB:60重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度190℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆し、これを設定温度180℃の恒温器中にて静置して半導電性樹脂層を溶融させた後、取り出し冷却して、所望のクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
[実施例4]
Ny:59重量%、CB・MB:40重量%及びLi:0.5重量%、Si:0.5重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度190℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆してクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
[比較例1]
Ny:49重量%、CB・MB:50重量%及びLi:0.5重量%、Si:0.5重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度190℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆してクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
[比較例2]
Ny:30重量%及びCB・MB:70重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度190℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆し、これを設定温度180℃の恒温器中にて静置して半導電性樹脂層を溶融させた後、取り出し冷却して、所望のクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
[比較例3]
Ny:30重量%及びCB・MB:70重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度170℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆してクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
[比較例4]
Ny:60重量%及びCB・MB:40重量%の配合割合の原材料を、二軸混練機を用いて混練造粒して半導電性ポリアミド組成物のペレットを得た。このペレットを乾燥した後、リップ径φ15mmの環状ダイスを装着した一軸押出機を用いて、押出機設定温度170℃にて、厚さ100μm、外径φ15mmの単層のチューブ状フィルムを作製した。作製したチューブ状フィルムを所定の長さに切断し、軸体に直接被覆してクリーニングロールを得た。得られたクリーニングロールの各特性を評価した結果を表2に示す。
Figure 2006323207
上記した結果から明らかなように、実施例1〜4で示された本発明の電子写真用クリーニングロールは、十点平均表面粗さRz、ロール外径の長手方向の変動率、ロール外径の周方向の変動率、体積抵抗率ともに本願発明の要件を満たすものであり、電子写真装置において用いられるクリーニングロールとして優れた特性を示した。一方、比較例1〜比較例4で示された電子写真用クリーニングロールは、本発明で示されたいずれかの構成要件を欠いており、電子写真装置において用いられるクリーニングロールとして不適なものであった。
以上述べたように本発明の電子写真用クリーニングロールは、導電性軸体の外周に、直接あるいは接着剤を用いて半導電性樹脂層を配したものであり、表面が平滑であるとともに、外径の変動が少ないものである。このような特性を備えた本発明の電子写真用クリーニングロールは、被クリーニング体に付着したトナーを、より確実に除去できるものであり、当産業分野において好適に用いられるものである。

Claims (3)

  1. 導電性軸体の外側に直接あるいは接着剤を用いて半導電性樹脂層が配された温度23℃、相対湿度50%RHにおける体積抵抗率が1×10〜1×1014Ω・cmで、外径が50mm以下のロールであって、以下の要件をすべて満たすことを特徴とする電子写真用クリーニングロール。
    ・JIS B 0601−1994に準拠して測定した十点平均表面粗さRzが1.0μm以下
    ・ロール外径の長手方向の変動幅、およびロール外径の周方向の変動幅がいずれも0.05mm以下
    ・ロール外径の長手方向の変動率、およびロール外径の周方向の変動率がいずれも0.4%以下
  2. 該半導電性樹脂層の動摩擦係数が0.05〜0.5であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用クリーニングロール。
  3. 半導電性樹脂層を構成する主たる合成樹脂がポリアミド系樹脂であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子写真用クリーニングロール。
JP2005147148A 2005-05-19 2005-05-19 電子写真用クリーニングロール Pending JP2006323207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005147148A JP2006323207A (ja) 2005-05-19 2005-05-19 電子写真用クリーニングロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005147148A JP2006323207A (ja) 2005-05-19 2005-05-19 電子写真用クリーニングロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006323207A true JP2006323207A (ja) 2006-11-30

Family

ID=37542928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005147148A Pending JP2006323207A (ja) 2005-05-19 2005-05-19 電子写真用クリーニングロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006323207A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01102490A (ja) * 1987-10-15 1989-04-20 Canon Inc クリーニング装置
JP2000338793A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd クリーニング装置およびクリーニングユニット、ベルトユニット、画像形成装置
JP2001255756A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Ricoh Co Ltd 転写装置及び画像形成装置
JP2003295548A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Bridgestone Corp 導電性ローラ及び画像形成装置
JP2004210828A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Okura Ind Co Ltd ポリアミド系電子写真用部材

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01102490A (ja) * 1987-10-15 1989-04-20 Canon Inc クリーニング装置
JP2000338793A (ja) * 1999-05-28 2000-12-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd クリーニング装置およびクリーニングユニット、ベルトユニット、画像形成装置
JP2001255756A (ja) * 2000-03-08 2001-09-21 Ricoh Co Ltd 転写装置及び画像形成装置
JP2003295548A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Bridgestone Corp 導電性ローラ及び画像形成装置
JP2004210828A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Okura Ind Co Ltd ポリアミド系電子写真用部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5140920B2 (ja) 画像形成装置
US9014590B2 (en) Cleaning member, charging device assembly, and image forming apparatus
JP2006330483A (ja) 導電性部材及びそれを有するプロセスカートリッジ、並びに、そのプロセスカートリッジを有する画像形成装置
JP2010181819A (ja) 帯電部材、帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5447223B2 (ja) 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5110985B2 (ja) 接触式帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP5768602B2 (ja) 清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置
JP2008209488A (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007178750A (ja) 画像形成装置用ベルトおよびそれを備えた画像形成装置
JP2008209848A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5493890B2 (ja) 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2009300849A (ja) 帯電部材清掃部材、帯電装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP5013464B2 (ja) 像担持体保護剤、保護層形成装置、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP4980008B2 (ja) 導電性部材及びそれを有するプロセスカートリッジ、並びに、そのプロセスカートリッジを有する画像形成装置
JP6784079B2 (ja) 帯電部材、帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2006323207A (ja) 電子写真用クリーニングロール
JP2006276068A (ja) 帯電部材、クリーニング部材、及び画像形成装置
JP2012145718A (ja) 清掃体、清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置
JP5365732B2 (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2012194457A (ja) 清掃体、清掃装置、帯電装置、組立体及び画像形成装置
JP5747466B2 (ja) 帯電部材、プロセスユニットカートリッジおよび画像形成装置
JP6477119B2 (ja) 清掃構造、帯電装置、組立体及び画像形成装置
JP2007047322A (ja) 導電性部材及びその製造方法、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2014137453A (ja) 帯電装置、組立体、及び画像形成装置。
JP2009156904A (ja) 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120213