JP2006322904A - Iddq検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキャンテスト機能を備え複数の論理ブロックから構成されたCMOS集積回路において、スキャンチェーンを用いて内部の様々な電位状態を設定してIDDQ検査を実施する際に、不良箇所の絞り込みを容易にする。
【解決手段】論理ブロック120に対して選択的にクロックを供給するゲート部130を設け、外部から与えられるゲート制御信号によりゲート部130のゲートを制御する。LSI全体を動作させてIDDQ値に異常が見られた場合に、論理ブロック120を選択的に動作させつつIDDQの測定を繰り返すことで、異常なIDDQ値が測定される論理ブロック120を特定する。さらに、スキャンチェーンに沿って複数に分割した回路ブロックを選択的に動作可能に構成することで、異常なIDDQ値が測定される回路ブロックを狭く絞り込むことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はスキャンチェーンを用いて内部の電位状態を設定して行うIDDQ(静止電源電流)検査において、不良箇所の絞り込みを容易にすることができるIDDQ検査方法に関する。
静止時の電流がごく僅かなリーク電流のみであるというCMOS集積回路(LSI)の構造上の特性を利用し、製造過程におけるゲート酸化膜のショート等の欠陥を検出する静止電源電流(IDDQ)検査は、スキャンテストでは検出が難しい製造不良を検出することができる検査手法として普及しており、特に近年の微細化、高集積化に伴いテストが困難化しているLSI内部の不良を検出する有力な手段となっている。
従来のLSIの検査工程では、IDDQ検査における検査精度を向上させるために、スキャンチェーンを用いてテストパターンを設定することで回路のトグル率を高くして回路の様々な電位状態を実現し、IDDQ測定を多数回実施し、リーク電流が多いチップを不良チップとして選別している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001-296334号公報
上記従来のIDDQ検査では、スキャンパターンを用いることで検査精度の向上を図っているが、不良箇所を特定する方法が無く、不良箇所の絞り込みを行うためのIDDQ測定用パターン発生には時間がかかるため、検査工程で後戻りが多く発生するという問題があった。
本発明は、スキャンテスト機能を備えたCMOS集積回路(LSI)において、スキャンチェーンを用いて内部の様々な電位状態を設定してIDDQ検査を行う際に、不良箇所の絞り込みを容易にすることができるIDDQ検査方法を提供することを目的とする。
第1の発明のIDDQ検査方法は、スキャンテスト機能を備え複数の論理ブロックから構成されたCMOS集積回路(LSI)において、スキャンチェーンを用いて内部の様々な電位状態を設定し静止電源電流(IDDQ)を測定して異常判定を行うIDDQ検査方法であって、選択的に回路部分を動作させることにより異常なIDDQが測定される回路部分を特定するものである。
上記構成によれば、LSI全体を動作させてIDDQ値に異常が見られた場合に、回路部分を選択的に動作させつつIDDQの測定を繰り返すことで、異常なIDDQ値が測定される回路部分を容易に特定することができる。
第2の発明のIDDQ検査方法は、第1の発明のIDDQ検査方法において、前記選択的に動作させる回路部分は前記論理ブロック単位で決定されるものである。
上記構成によれば、LSI全体を動作させてIDDQ値に異常が見られた場合に、論理ブロックを選択的に動作させつつIDDQの測定を繰り返すことで、異常なIDDQ値が測定される論理ブロックを容易に特定することができる。
第3の発明のIDDQ検査方法は、第2の発明のIDDQ検査方法において、前記選択的に動作させる回路部分は前記論理ブロックをスキャンチェーンに沿って複数に分割した回路ブロック単位で決定されるものである。
上記構成によれば、LSI全体を動作させてIDDQ値に異常が見られた場合に、まず論理ブロックを選択的に動作させることで異常なIDDQ値が測定される論理ブロックを特定し、次にスキャンチェーンに沿って複数に分割した回路ブロックを選択的に動作させることで回路ブロックを分離して診断することができるため、より狭く異常なIDDQ値が測定される回路ブロックを絞り込むことができる。
第4の発明のIDDQ検査方法は、第1の発明のIDDQ検査方法において、前記回路部分に対するクロックの供給をゲート制御することにより、前記回路部分を選択的に動作させるものである。
上記構成によれば、周知のゲート制御手法により回路部分に対するクロックの供給あるいは停止を行うことで、容易に回路部分を選択的に動作あるいは停止させることができる。
第5の発明のIDDQ検査方法は、第1の発明のIDDQ検査方法において、前記回路部分に対するスキャンデータの供給をゲート制御することにより、前記回路部分を選択的に動作させるものである。
上記構成によれば、周知のゲート制御手法により回路部分に対するスキャンデータの供給あるいは遮断を行うことで、容易に回路部分の電位状態を選択的に制御することができ、回路部分を選択的に動作あるいは停止させた場合と同等の効果を得ることができる。
第6の発明のIDDQ検査方法は、第4または第5の発明のIDDQ検査方法において、前記ゲート制御は外部から与えられるゲート制御信号によるものである。
上記構成によれば、外部からゲート制御信号を与えることでクロックあるいはスキャンデータに対するゲート制御を任意に制御することができるため、IDDQ検査を効率よく実施することができる。
第7の発明のIDDQ検査方法は、第4または第5のIDDQ検査方法において、前記ゲート制御は外部から与えられるコード化されたゲート制御信号をLSI内部でデコードした信号によるものである。
上記構成によれば、外部から与えるゲート制御信号がコード化されていることにより、IDDQ検査のためにのみ必要となる外部端子数を削減することができ、コスト削減に寄与する。
第8の発明に係るIDDQ検査方法は、第4または第5の発明のIDDQ検査方法において、前記ゲート制御は外部からシリアル信号で与えられるゲート制御信号をLSI内部でパラレル信号に変換した信号によるものである。
上記構成によれば、外部から与えるゲート制御信号がシリアル信号で与えられることにより、IDDQ検査のためにのみ必要となる外部端子数を削減することができ、コスト削減に寄与する。
第9の発明のIDDQ検査方法は、第4または第5の発明のIDDQ検査方法において、前記ゲート制御はLSI内部でカウンタ等を用いて生成されるシーケンス信号によるものである。
上記構成によれば、LSI内部で生成されるシーケンス信号をゲート制御信号として使用するため、IDDQ検査のためにのみ必要となる外部端子数を削減することができ、コスト削減に寄与する。
第10の発明のIDDQ検査方法は、第1の発明のIDDQ検査方法において、前記回路部分に対して外部から個別にクロックを供給することにより、前記回路部分を選択的に動作させるものである。
上記構成によれば、外部から回路部分毎に供給するクロックを用いてIDDQ検査を行うため、タイミング等を任意に制御することができ、IDDQ検査を効率よく実施することができる。
本発明によれば、LSI全体を動作させてIDDQ値に異常が見られた場合に、論理ブロックあるいは論理ブロックをスキャンチェーンに沿って複数に分割した回路ブロックを選択的に動作させつつIDDQの測定を繰り返すことで、異常なIDDQ値が測定される回路部分を容易にかつ木目細かく特定することができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図である。図1において、120は各種の論理ブロック、110は各論理ブロック120に必要なクロックを生成するクロックジェネレータ、130はクロックジェネレータ110が出力するクロックをゲートして各論理ブロックにクロックを供給するゲート部、190はゲート部130にゲート制御信号を供給するゲート制御信号端子である。
クロックジェネレータ110から出力されるクロックをゲート部130でゲート制御することにより、ゲート制御信号端子190から入力されるゲート制御信号に応じて論理ブロック120へのクロックの供給を選択的に停止することができ、そのスキャンチェーンに連なるフリップフロップの状態を保つことが可能である。
以上のように構成された半導体集積回路について、以下その動作を説明する。各論理ブロックにはスキャンチェーンが張られており、図示されない外部端子からランダムデータを入力して内部の様々な電位状態を実現し、高いトグル率でIDDQ測定を複数回実施することにより、検査精度の向上が図られる。
半導体集積回路内の全論理ブロック120にクロックが供給された状態でIDDQ値に異常が見られた場合は、ゲート制御信号により論理ブロック120へのクロックの供給を選択的に停止させ、そのスキャンチェーンに挿入されているフリップフロップの状態を保った状態でIDDQ値を測定する。ここで正常値が測定できれば、このスキャンチェーンに挿入されているフリップフロップの間に不良箇所が存在することになり、不良箇所を絞り込むことができる。
このように、ゲート制御信号端子190からゲート部130を制御することにより、特定の論理ブロックを個別に指定してクロックを供給したり停止したりすることが可能である。これにより、IDDQ値に異常が発生する論理ブロックを特定することができ、容易に不良箇所を絞り込むことができる。
図2は本発明の第2の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図1に示した第1の実施形態の構成に対して、ゲート制御信号端子190とゲート部130の間にデコード部140を挿入した構成となっている。
デコード部140では、ゲート制御信号端子190から入力されるゲート制御信号をデコードして論理ブロックを選択する信号を生成する。これにより、クロックを供給あるいは停止する論理ブロック指定をコード化することができ、ゲート制御信号端子190の端子数を減らすことができる。
図3は本発明の第3の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図2に示した第2の実施形態の構成に対して、論理ブロック120を論理ブロック121で、デコード部140をデコード部141でそれぞれ置き換えた構成となっている。
論理ブロック121はスキャンチェーンの途中以降のフリップフロップに供給されるクロックを停止することができるゲート122を備えている。デコード部141はゲート制御信号端子190から入力されるゲート制御信号をデコードし、ゲート部130において論理ブロックを選択する信号を生成するとともに、論理ブロック121の部分選択をする信号を生成する。この部分選択信号によりゲート122をゲート制御する。
これにより、第1の実施形態と同様にしてIDDQ値に異常が発生する論理ブロックを特定した後に、その論理ブロックのスキャンチェーンの途中以前に連なる回路ブロックとスキャンチェーンの途中以降に連なる回路ブロックとを分離して診断することができるため、より狭く不良箇所を絞り込むことができる。
図4は本発明の第4の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図3に示した第3の実施形態の構成に対して、論理ブロック121を論理ブロック123で置き換えた構成となっている。
論理ブロック123はスキャンチェーンの途中以降のフリップフロップに供給されるスキャンチェーン入力を遮断することができるゲート124を備えている。デコード部141で生成される部分選択信号によりゲート124をゲート制御することで、ゲート124以降のスキャンチェーンに連なるフリップフロップの状態を保つことができる。
これにより、第1の実施形態と同様にしてIDDQ値に異常が発生する論理ブロックを特定した後に、その論理ブロックのスキャンチェーンの途中以前に連なる回路ブロックとスキャンチェーンの途中以降に連なる回路ブロックとを分離して診断することができるため、より狭く不良箇所を絞り込むことができる。
図5は本発明の第5の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図2に示した第2の実施形態の構成に対して、論理ブロック120を論理ブロック125で、ゲート部130をゲート部131で、デコード部140をデコード部141でそれぞれ置き換え、さらに擬似ランダムパターン発生器(PRPG)150を追加した構成となっている。デコード部141は第3の実施形態のデコード部141と同様の働きをする。
スキャンチェーンにはランダムデータがPRPG150から供給される。論理ブロック125は、全体を動作させるか、あるいはスキャンチェーンの途中以降のフリップフロップに連なる回路ブロックのみを動作させるかを選択することができるように、スキャンチェーンの途中からクロックを供給するOR回路126およびランダムデータを供給するOR回路127を備えている。
ゲート部131は、クロックジェネレータ110から出力されるクロックに対して論理ブロックを選択するためのゲート制御を行うとともに、そのクロックおよびPRPG150から供給されるランダムデータをスキャンチェーンの先頭から供給するか、あるいはスキャンチェーンの途中から供給するかを選択するために、デコード部141で生成される部分選択信号とその反転極性で制御される1組のゲートを論理ブロック毎に備えている。
すなわち、部分選択信号でゲート制御されたクロックおよびランダムデータは論理ブロックのスキャンチェーンの先頭から供給され、部分選択信号の反転極性でゲート制御されたクロックおよびランダムデータは論理ブロックのスキャンチェーンの途中からOR回路126およびOR回路127を介して供給される。
これにより、第1の実施形態と同様にしてIDDQ値に異常が発生する論理ブロックを特定した後に、その論理ブロックのスキャンチェーンの途中以前に連なる回路ブロックと、スキャンチェーンの途中以降に連なる回路ブロックとを分離して診断することができるため、より狭く不良箇所を絞り込むことができる。
図6は本発明の第6の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図5に示した第5の実施形態の構成に対して、論理ブロック125を論理ブロック126で置き換えた構成となっている。
論理ブロック126は、第5の実施形態における論理ブロック125の構成に対して、さらに第3の実施形態における論理ブロック121の機能を持たせるために、スキャンチェーンの途中以降のフリップフロップに供給されるクロックを停止することができるゲート122が追加された構成となっている。
そのためデコード部141では、クロックに対して論理ブロックを選択するためのゲート制御を行う信号とともに、第3の実施形態と同様にゲート122をゲート制御する部分選択信号と、第5の実施形態と同様にクロックおよびPRPG150から供給されるランダムデータをスキャンチェーンの先頭から供給するか、あるいはスキャンチェーンの途中から供給するかを選択する部分選択信号とが生成される。
これにより、第1の実施形態と同様にしてIDDQ値に異常が発生する論理ブロックを特定した後に、その論理ブロックにおけるスキャンチェーンのOR回路126挿入点以前に連なる回路ブロックと、スキャンチェーンのOR回路126挿入点以降でゲート122挿入点以前に連なる回路ブロックと、スキャンチェーンのゲート122挿入点以降に連なる回路ブロックとを分離して診断することができるため、一層狭く不良箇所を絞り込むことができる。
図7は本発明の第7の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図3に示した第3の実施形態の構成に対して、デコード部141をシリアル/パラレル変換回路160で置き換えた構成となっている。
ゲート制御信号端子190から入力されるゲート制御信号はシリアル信号であり、シリアル/パラレル変換回路160では、このシリアル信号をパラレル信号に変換することでデコード部141と同様の制御信号を生成する。
これにより、不良箇所を絞り込むための論理ブロックの選択および論理ブロックの部分選択を行うためのゲート制御信号を入力するゲート制御信号端子190を1端子に絞ることができ、外部端子を減らすことでコストダウンを図ることができる。
図8は本発明の第8の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図3に示した第3の実施形態の構成に対して、デコード部141をカウンタ部170で置き換えた構成となっている。このカウンタ部170のカウント値によりデコード部141と同様の制御信号を生成して出力する。
これにより、不良箇所を絞り込むための論理ブロックの選択および論理ブロックの部分選択を行うためのゲート制御信号を入力するゲート制御信号端子が不要となり、特定のテストモードにおいてIDDQ検査を自動的に行うようにすることができる。
図9は本発明の第9の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図であり、図3に示した第3の実施形態の構成に対して、ゲート部130をゲート部132で置き換え、デコード部141を削除した構成となっている。
ゲート部130では、IDDQ検査を行う際のクロックとして、クロックジェネレータ110が生成するクロックの代わりに、外部クロック端子191からクロック信号を各論理ブロックに直接供給することができるようにしている。これにより、特定の論理ブロックに対して直接制御でIDDQ検査を行うことができる。
図10は本発明の第10の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施する半導体集積回路の構成を示す図である。図10において、120は各種の論理ブロック、150は擬似ランダムパターン発生器(PRPG)、133はPRPG150が出力するランダムデータをゲートして各論理ブロックのスキャンチェーン入力に供給するゲート部、190はゲート部133にゲート制御信号を供給するゲート制御信号端子、180は論理ブロックからの出力データを論理圧縮する多入力シフトレジスタ(MISR)である。
PRPG150から出力されるランダムデータをゲート部133でゲート制御することにより、ゲート制御信号端子190から入力されるゲート制御信号に応じて特定の論理ブロック120へのスキャンデータの供給を停止することができ、そのスキャンチェーンに連なるフリップフロップの状態を保つことが可能である。図10においては、クロック系統は省略されている。
半導体集積回路内の全論理ブロック120にスキャンデータが供給された状態でIDDQ値に異常が見られた場合は、ゲート制御信号により論理ブロック120へのスキャンデータの供給を選択的に停止させ、そのスキャンチェーンに挿入されているフリップフロップの状態を保った状態でIDDQ値を測定する。ここで正常値が測定できれば、スキャンデータの供給が停止されたスキャンチェーンに挿入されているフリップフロップの間に不良箇所が存在することになり、不良箇所を絞り込むことができる。
このように、ゲート制御信号端子190からゲート部133を制御することにより、特定の論理ブロックを個別に指定してスキャンデータを供給したり遮断したりすることが可能である。これにより、IDDQ値に異常が発生する論理ブロックを特定することができ、容易に不良箇所を絞り込むことができる。
なお、本実施形態は、第1の実施形態におけるクロックに対するゲート制御に代えて、スキャンデータに対するゲート制御を行い、選択的に論理ブロックを動作させるようにしたものである。個々の説明は省略するが、この方法は第2の実施形態以降についても同様に適用することができることは明らかである。
本発明のIDDQ検査方法は、LSI全体を動作させてIDDQ値に異常が見られた場合に、論理ブロックあるいは論理ブロックをスキャンチェーンに沿って複数に分割した回路ブロックを選択的に動作させつつIDDQの測定を繰り返すことで、異常なIDDQ値が測定される回路部分を容易にかつ木目細かく特定することができるという効果を有し、スキャンチェーンを用いて内部の電位状態を設定して行うIDDQ検査において、不良箇所の絞り込みを容易にすることができるIDDQ検査方法等として有用である。
本発明の第1の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第2の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第3の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第4の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第5の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第6の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第7の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第8の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第9の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。 本発明の第10の実施形態に係るIDDQ検査方法を実施するLSIの構成図。
符号の説明
110 クロックジェネレータ
120、121、123、125、128 論理ブロック
122、124 ゲート
126、127 OR回路
130、131 ゲート部
140、141 デコード部
150 擬似ランダムパターン発生器(PRPG)
160 シリアル/パラレル変換回路
170 カウンタ部
180 多入力シフトレジスタ(MISR)
190 ゲート制御信号端子

Claims (11)

  1. スキャンテスト機能を備え複数の論理ブロックから構成された集積回路において、スキャンチェーンを用いて内部の様々な電位状態を設定し静止電源電流(IDDQ)を測定して異常判定を行うIDDQ検査方法であって、選択的に回路部分を動作させることにより異常なIDDQが測定される回路部分を特定するIDDQ検査方法。
  2. 前記選択的に動作させる回路部分は前記論理ブロック単位である請求項1記載のIDDQ検査方法。
  3. 前記選択的に動作させる回路部分は前記論理ブロックをスキャンチェーンに沿って複数に分割した回路ブロック単位である請求項2記載のIDDQ検査方法。
  4. 前記回路部分に対するクロックの供給をゲート制御することにより、前記回路部分を選択的に動作させる請求項1記載のIDDQ検査方法。
  5. 前記回路部分に対するスキャンデータの供給をゲート制御することにより、前記回路部分を選択的に動作させる請求項1記載のIDDQ検査方法。
  6. 前記ゲート制御は外部から与えられるゲート制御信号による請求項4または5記載のIDDQ検査方法。
  7. 前記ゲート制御は外部から与えられるコード化されたゲート制御信号をLSI内部でデコードした信号による請求項4または5記載のIDDQ検査方法。
  8. 前記ゲート制御は外部からシリアル信号で与えられるゲート制御信号をLSI内部でパラレル信号に変換した信号による請求項4または5記載のIDDQ検査方法。
  9. 前記ゲート制御はLSI内部でカウンタ等を用いて生成されるシーケンス信号による請求項4または5記載のIDDQ検査方法。
  10. 前記回路部分に対して外部から個別にクロックを供給することにより、前記回路部分を選択的に動作させる請求項1記載のIDDQ検査方法。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載のIDDQ検査方法を実施可能に構成したCMOS集積回路。
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