JP2005180935A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で製品として組み立て完了後でも内部電圧のモニタが可能な半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】 内部電圧発生回路により外部端子から供給された動作電圧と異なる内部電圧を形成して内部回路を動作させ、かかる内部回路を含んで回路機能のテストを行うJTAG回路を備えた半導体集積回路装置において、上記JTAG回路によりプログラマブルに電圧が変化させられる基準電圧を生成する基準電圧発生回路と、上記基準電圧と上記内部電圧とを比較するコンパレータとを設け、その比較結果を上記JTAG回路を通して出力させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体集積回路装置に関し、特に内部電圧発生回路を備え、かかる内部電圧で生成された内部電圧をモニタするテスト回路技術に適用して有効な技術に関するものである。
半導体集積回路は低消費電流化や微細化による半導体素子の低耐圧化の為に、外部供給電圧を降圧した降圧電圧で内部回路を動作させている。この内部降圧電圧は半導体集積回路特性を大きく左右する要素であり、プローブ検査時に電圧評価用ピンにより内部降圧電圧をモニタして規格を満たさない場合は、ヒューズ切断によるトリミングを行っている。しかし、パッケージに組み立ててしまうと製品として出荷する場合、評価用のピンがないため内部降圧電圧を測定することが不可能であった。そこでパッケージ組み立て後でも内部降圧電圧をモニタ可能にすることが必要となる。そこで、特開2003−152092公報には、内部にコンパレータと基準電圧をプログラマブルに変化させる基準電圧発生回路とを内部に設け、上記内部降圧電圧と上記基準電圧との比較結果を外部に出力させる技術が提案されている。
特開2003−152092公報
しかしながら、上記公報の技術では、内部降圧電圧との比較に用いられる基準電圧をプログラマブルに変化させる電圧発生回路を必要とするものである。このため、上記内部降圧電圧をモニタするためだけにしか利用されない特別な回路及が必要となり、その分半導体チップに搭載される回路の規模が大きくなってしまうという問題を有する。
本発明の目的は、簡単な構成で製品として組み立て完了後でも内部電圧のモニタが可能な半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、内部電圧発生回路により外部端子から供給された動作電圧と異なる内部電圧を形成して内部回路を動作させ、かかる内部回路を含んで回路機能のテストを行うJTAG回路を備えた半導体集積回路装置において、上記JTAG回路によりプログラマブルに電圧が変化させられる基準電圧を生成する基準電圧発生回路と、上記基準電圧と上記内部電圧とを比較するコンパレータとを設け、その比較結果を上記JTAG回路を通して出力させる。
JTAG回路のを利用することにより簡単な回路の追加だけで製品組み立て完了後でも内部電圧のモニタ出力が可能となる。モニタ出力動作の短縮化が可能となる。
図1には、この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の一実施例のブロック図が示されている。この実施例では、コンパレータ回路1と内部電源発生回路3、基準電圧発生回路(降圧電圧比較用)4と、かかる基準電圧比較回路を制御してプログラマブルに変化する基準電圧VREFを生成し、コンパレータ回路1の比較結果VOを読み出す為に用いるJTAG回路2とが設けられる。
上記内部電源発生回路3は、外部端子から供給された電源電圧VDD及び回路の接地電位VSSとを受けて、上記外部電圧VDDを降圧した内部降圧電圧VDDIを形成し、図示しない内部回路の動作電圧として用いられる。コンパレータ回路1は、上記基準電圧VREFと内部降圧電圧VDDIとを比較し、大小関係に対応したハイレベル/ロウレベルの2値信号からなる比較出力VOを形成して、上記JTAGに伝える。JTAG回路は、本来は図示しない上記内部回路の回路機能のテストのために設けられるものであり、入力端子TMS/TDI/TCKからの入力信号を受けて、内部回路のテスト動作の他に上記基準電圧発生回路4を制御して、基準電圧VREFをプログラマブルに変化させる。
つまり、上記JTAG回路の命令により基準電圧発生回路4から出力される内部降圧電圧比較用の基準電圧VREFがプログラマブルに変化させられる。コンパレータ回路1は上記プログラマブルに変化する基準電圧VREFと内部降圧電圧VDDIを比較した結果をハイレベル/ロウレベルのデジタル信号の形態で出力する。上記コンパレータ回路1で生成されるデジタル信号VOを読み出す手段も上記JTAG回路2であり、コンパレータ回路1の出力結果VOを取り込み、JTAG回路の出力ピンであるTDOピンより読み出す。
内部降圧電圧VDDIの測定方法を次に簡単に説明する。テスタにてJTAG回路を動作させ、上記基準電圧発生回路4を制御して基準電圧VREFを変化させると、コンパレータ回路1の入力である内部降圧電圧VDDIと基準電圧VREFの大小が逆転するポイントでコンパレータ回路1の出力VO及びJTAG回路2の出力TDOが反転する。この反転時の基準電圧が内部降圧電圧VDDIであり、コンパレータ回路1の出力をJTAG回路の出力(TDOピン)で読み出せるので、パッケージに組み立てた状態でもモニタ可能となる。
半導体集積回路装置としての製品組み立て後の評価時に内部降圧電圧を測定可能とするための専用パッケージを作成する必要がなく、コスト低減ができる。また、組み立て後に半導体集積回路装置で特性不良があった場合にも内部電圧VDDIが測定可能となる。抵抗分割数を増やすことにより、精度の高い測定が可能となる。
「IEEE1149.1」で規格化されているJTAG(Joint Test Action Group)を搭載する半導体集積回路装置であれば、標準で備えているTCK,TMS,TDI,TDOピンを用いて、降圧電圧比較用の基準電圧VREFの制御と、コンパレータ出力VOの読み出しを行うので、パッケージに組み立て後も測定が可能となる。例えば、DC(直流)で外部から内部降圧電圧比較用の基準電圧VREFを制御する場合よりもテスト時間の高速化が可能となる。JTAG回路は、例えば60ナノ秒が1サイクルにかかる時間であり、内部降圧電圧比較用の基準電圧VREFの制御と、コンパレータ出力VOの読み出しに300サイクル程度必要となる。これに対して、DC電圧をテスタから与える場合は指定電圧を設定するのに数ミリ秒かかる。上記JTAG回路を用いて段階的(プログラマブル)に基準電圧VREFを変えるときの1段あたりにかかる時間は、DCで外部から内部降圧電圧比較用の基準電圧VREFを制御する場合より時間で3桁少なくて済む。従って比較電圧を同じ段数とするとき、テスト時間も3桁少なくすることができる。
図2には、図1の内部電圧モニタ回路の一実施例の詳細なブロック図が示されている。内部電源発生回路3は分圧抵抗r1,r2で構成されたフィードバック電圧発生回路303の出力電圧VFと基準電圧回路301からの基準電圧VRとを差動増幅器(AMP)302で比較し、その結果に基づいてPチャネル型MOSFET(PMOS)を駆動することで、外部電源電圧VDDの電圧レベルを降下させた所定レベルの内部降圧電圧VDDIを生成する。この内部降圧電圧VDDIは、内部回路5の動作電圧として用いられる。
この内部降圧電圧VDDIは内部回路の動作特性を大きく左右する要素であり、プローブ検査時や製品出荷時あるいは不良解析には上記VDDIのモニタは必須となる。この実施例では、内部降圧電圧VDDIはコンパレータ回路1の1つの入力(−)に供給され、コンパレータ回路1のもう一方の入力(+)には内部降圧電圧比較用の基準電圧VREFが供給される。基準電圧発生回路4は、上記電源電圧VDDを分圧して、例えば2N 個の分圧電圧を形成する高抵抗R1の直列回路(分圧回路)402と、かかる2N 個の分圧電圧の中の1つを選択するトランスファスイッチ403及びデコーダ401からなる。トランスファスイッチ403は、その1つが代表として例示的に示されているように並列形態にされたPチャネルMOSFET及びNチャネルMOSFETと、インバータ回路からなるCMOSアナログスイッチが用いられる。
上記基準電圧VREFの段階的な切り替えは降圧電圧比較用の基準電圧発生回路4のトランスファゲート403のオン/オフにより行われる。トランスファゲート403のオン/オフは、JTAGT回路2の内部レジスタの設定値をデコーダ401に入力し、そのデコーダ出力により行われる。上記JTAG回路2の説明は、図4及び図5を用いて後に行うが、JTAG回路2は評価デバッグ機能用レジスタを搭載していて、半導体集積回路装置の内部の信号の読み出しとトリミングやモード切り替え等を制御する信号の設定を行う機能を有する。
図3には、この発明に係る内部電圧モニタ回路による内部降圧電圧VDDIの測定動作の一例の波形図が示されている。上記JTAGに設けられた手段により降圧電圧比較用の基準電圧VREFを電圧の低い側から高い側へ変化させる。降圧電圧比較用の基準電圧発生回路4のテコーダ401でオンさせるトランスファゲートを最も低い分圧電圧から順に高い分圧電圧に切り替えて基準電圧VREFを低い側から高い側に段階的に変化させる。内部降圧電圧VDDIよりも基準電圧VREFが低い領域ではコンパレータ回路1の出力VOはロウレベル(L)であるが、上記基準電圧VREFよりも高くなった時にコンパレ一夕回路1の比較出力VOがロウレベル(L)からハイレベル(H)に切り替わり、基準電圧VREFと内部降圧電圧VDDIとがほぼ等しくなったことを意味する。 以上のようにJTAG回路2にて降圧電圧比較用の基準電圧VREFを変化させる為の信号を設定することと、その時のコンパレータ回路1の比較結果VOをJTAG回路2で行うことにより、内部降圧電圧VDDIを測定することが可能となる。
図4には、この発明に用いられる図1に示したJTAG回路2の一実施例のブロック図が示されている。JTAG回路部2は、動作制御部、命令デコード部、シフトスキャンレジスタ群を含む。シフトスキャンレジスタ群は、データのシフトスキャンを可能とするデータレジスタ群257〜259と、評価デバッグのために設けられた評価デバッグ機能用レジスタ260とを含む。上記データレジスタ群には、バウンタリスキャンレジスタ257、IDコードレジスタ258、バイパスレジスタ259を含む。動作制御部は、TAP(Test Access Port)コントローラ261及びゲート回路G1〜G4を含む。TAPコントローラ261には、TCK,TMSの各信号ピンからの信号が、それぞれ対応する入力回路214,215を介して伝達される。TCKとTMSの入力に応じて、図6に示される状態遷移を行い、上記データレジスタ群257〜259や評価用デバッグレジスタ260、及び命令デコード部に供給される各種制御信号を生成する。
上位各種制御信号には、各部をリセットするためのリセット信号Reset 、TDIの信号ピンからスキャンインしたデータを次段の回路に伝達するためのレジスタにセットすると同時に、IR状態遷移(図6参照)を抜けるための信号UpdateIR、インストラクションレジスタ251及び評価用デバッグ機能部データレジスタ用のクロック信号ClocklR 、各種レジスタをシフトスキャンモードにするための信号SiftIR、TDIからスキャンインしたデータを次段回路に転送するためのレジスタにセットと同時にDR遷移状態(図6参照)を抜けるための信号UpdateDR、シフトレジスタ群用のクロック信号ClockDR 、シフトレジスタ群をシフトスキャンモードにするための信号Shift DR、及び出力回路217の選択信号Selectやイネーブル信号enableが含まれる。
命令デコード部は、インストラクションレジスタ251と、それの後段に配置されたデコーダ252とを含む。TDIから入力された命令はインストラクションレジスタ251に保持されてからデコーダ252でデコードされる。このインストラクションレジスタ251の動作制御のためのUpddateIR や、評価デバッグ機能の選択信号PRIVATE がアサートされた場合にゲートG1,G2を介してClock IR、Shift IRが伝達される。インストラクションレジスタ251は、3ビット構成のテスト命令を保持し、図6に示されるIR状態遷移においてテスト命令をセットする。インストラクションレジスタ251から出力される命令は3ビット構成とされる。そして、上記3ビット構成の命令が後段のデコーダ252でデコードされることにより、IDCODE、BYPASS、SAMPLE、SAMPLEZ、PRIVATE の各信号が生成される。3ビット構成の情報はデコーダ252でデコードされることで、下記の制御信号が得られる。
(1)命令コード論理値“000”は、 SAMPLEZを示す。この命令は、バウンダリスキャンレジスタ257に外部ピンからの情報を取り込み、その情報をシフトスキャンさせてTDOピンから読み出す。
(2)命令コードの論理値“001”は、IDCODEを示す。この命令では、IDコードレジスタ258は、ベンダーコードと製品に関する情報を初期の状態から保持していて、その情報を読み出す。
(3)命令コード論理値“010”は、上記の論理値“000”の場合と同じSAMPLEZを示す。
(4)命令コード論理値“011”は、BYPASSを示す。この命令では、バイパスレジスタ259は、TDIピンとTDOピン間のレジスタ(1ビット)でテスト回路をバイパスする。
(5)命令コード論理値“100”は、SAMPLEを示す。この命令の機能は、上記SAMPLEZ命令の場合と同様であるが、DQピンに関してのみ外部ピンからの情報ではなく内部回路(例えばSRAMの出力データ)の情報をバウンダリスキャンレジスタ257に取り込む点が上記SAMPLEZ命令の場合と異なる。
(6)命令コード論理値“101”は、BYBPASSを示し、上記命令コード論理値“011”の場合と同じである。
(7)命令コード論理値“110”は、PRIVATEを示す。この命令は、評価デバッグ機能用レジスタ260に内部回路5のトリミングや評価モードを切り換えるための情報を保持させる。また、評価項目によっては、内部信号を取り込む機能も有り、シフトレジスタを評価デバッグ機能用シフトレジスタ260をスキャンさせてTDOピンから情報を読み出すことも可能とされる。
(8)命令コード論理値“111”は、BYPASSを示し、上記命令コード論理値“011”の場合と同じである。
信号IDCODEは、IDコードレジスタ258の選択信号とされ、IDコードレジスタ258に伝達される。信号BYPASSは、バイパスレジスタ259の選択信号とされ、バイパスレジスタ259に伝達される。信号SAMPLE及びSAMPLEZは、バウンダリスキャンレジスタ257の選択信号とされ、ゲート回路G3,G4に伝達される。バウンダリスキャンレジスタ257は、内部回路5に情報(外部ピンからの入力又はSRAMから出力される情報)をレジスタに取り込み、シリアルに接続されたレジスタをシフトスキャンさせることにより、前段のデバイスにおけるTDOピンからの情報をシーケンシャルに読み出す。
上記ゲート回路G3の出力信号はSAMPLED としてバウンダリスキャンレジスタ257に伝達される。信号SAMPLEZがアサートされた場合には、データ出力回路の出力バッファが高インピーダンス状態となり、DQピンから外部データの取り込みが可能とされる。また、ゲート回路G3の出力信号がハイレベルのときにTAPコントローラ261からのClock DRがゲート回路G4を介してバウンダリスキャンレジスタ257に伝達されるようになっている。
内部回路5には、後に説明する図10における制御回路、コントロールバッファ、アドレスバッファ、データ入出力回路が含まれる。データレジスタ群257〜259や評価デバッグ機能用レジスタ260には内部回路5から初期化信号が入力され、この初期化信号によって初期化されるようになっている。評価デバッグ機能用レジスタ260の出力には、特に制限されないが、115ビット構成のトリミング及び評価用モード切り換え信号(B1〜B115)が伝達される。また評価デバッグ機能用レジスタ260の入力には、特に制限されないがコンパレータ回路1の比較結果(B67)が伝達される。
図5には、図4の評価デバッグ機能用レジスタ260の一実施例のブロック図が示されている。上記評価デバッグ機能用レジスタは、コントローラ2604、フラグレジスタ2605、デコーダ2606、評価デバッグ機能用シフトレジスタ2601、評価デバッグ機能用アップデートレジスタ2602及び出カバッファを含む。
コントローラ2604は、評価デバッグ機能用シフトレジスタ2601、評価デバッグ機能用アップデートレジスタ2602に対してスキャンクロックSI Clock、シフトレジスタの初期化信号とされるInitialize、更新用クロック信号Update Clock、スキャンインデータSI Data 、スキャンインセレクト信号SI Select などの信号を供給することで、評価デバッグ機能用シフトレジスタ2601のシフト動作及び評価デバッグ機能用アップデートレジスタ2602の保持データの更新を制御する。評価デバッグ機能用シフトレジスタ2601は、スキャンクロック信号SI Clockに従ってデータをシフト可能に結合された115個のシフトレジスタと、このシフトレジスタへの入力信号の伝達経路を切り換えるためセレクタ2603を含む。
評価デバッグ機能用アップデートレジスタ2602は、上記シフトレジスタ2601に対応して配置され、それらの出力データを保持可能な115個のアップデートレジスタを含む。コントローラから伝達されるアップデートクロック信号に同期して、そのときのシフトレジスタの保持データが一斉にアップデートレジスタに転送される。そして、このアップデートレジスタの保持データはトリミング及び評価モード切り換え信号(B1〜B115)として内部回路5へ伝達される。
デコーダ2606は、フラグレジスタ2605を介してコントローラ2604から伝達されたフラグをデコードすることによってシフトイネーブル信号Shift EN、スキャンアウト指示信号Scan out、リセット信号Reset UDREGを生成する。シフトイネーブル信号Shift EN及びスキャンアウト指示信号Scan outは、コントローラ2604に伝達される。評価デバッグ機能用アップデートレジスタ2601は、デコーダから出力されるリセット信号Reset UDREGによってリセットされる。出力バッファは、評価デバック機能情報のスキャンアウトのため、評価デバッグ機能の選択信号PRIVATEがアサートされている期間にシフトレジスタ2601の出力信号を取り込んでそれを出力する。この出力信号は図4の出力回路217を介して半導体集積回路装置のTDOピンに伝播する。
この実施例の降圧電圧比較用の基準電圧VREFを変える制御信号は、特に制限は無いが図5ではB61−B66のレジスタに割り当てている。このレジスタ出力は降圧電圧比較用の基準電圧発生回路4のデコーダ401に伝えられる。SCANIN動作によりこのレジスタ群に値 "0"/ "1"を設定するとデコードされて降圧電圧比較用の基準電圧発生回路4のスイッチが1つがオン状態にされ。スイッチを介して抵抗分割された電位が出力され、これが降圧電圧比較用の基準電圧VREFとなる。内部降圧電圧VDDIのコンパレ一夕出力は、特に制限は無いが、図5のB67に対応したセレクタに入力されており、かかるシフトレジスタ(B67)に取り込まれた後に、シフトレジスタを伝播して最終的には図4の出力回路217よりH/Lのデジタル信号で出力される。
図7には、この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例は、半導体集積回路装置に複数個の内部電圧発生回路が設けられる場合に対応されている。図示しない、内部電圧発生回路により内部電圧V1〜V5が生成され、それぞれが対応する内部回路に動作電圧として伝えられる。あるいは、内部回路の動作電圧の他に一部の回路に供給される参照電圧やバイアス電圧であってもよい。これらの内部電圧V1〜V5は、スイッチS1〜S5を介してデコーダで選ばれた1つがオン状態となってコンパレータ回路1に伝えられる。これにより、前記実施例と同様にしてスイッチスイッチS1〜S5で選ばれた1つの内部電圧、例えばV1をモニタ出力させることができる。他の電圧V2〜V5のそれぞれについても、上記スイッチS2〜S5をオン状態にすることにより、同様にモニタ出力させることができる。上記デコーダに入力される選択信号も、前記同様にJTAG回路2のJTAG評価デバッグ機能用レジスタを用いることより生成される。
図8には、この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の更に他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例も、半導体集積回路装置に複数個の内部電圧発生回路が設けられる場合に対応されている。前記同様に内部電圧発生回路により内部電圧V1〜V5が生成され、それぞれが対応する内部回路に動作電圧や一部の回路に供給される参照電圧やバイアス電圧とされる。これらの内部電圧V1〜V5に対応してコンパレータ回路101〜105が設けられる。コンパレータ回路101〜105には、基準電圧発生回路4で形成された基準電圧VREFが共通に供給される。そして、上記コンパレータ回路101〜105の出力部にスイッチS1〜S5が設けられ、デコーダで選ばれた1つがオン状態となって1つのコンパレータ回路の出力が選択される。これにより、前記実施例と同様にしてスイッチスイッチS1〜S5で選ばれた1つのコンパレータ回路、例えばV1に対応したモニタ出力をさせることができる。他の電圧V2〜V5のそれぞれについても、上記スイッチS2〜S5をオン状態にすることにより、同様にモニタ出力させることができる。上記デコーダに入力される選択信号も、前記同様にJTAG回路2のJTAG評価デバッグ機能用レジスタを用いることより生成される。
図9には、この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の更に他の一実施例のブロック図が示されている。この実施例は、前記図9の実施例の変形例であり、デコーダとスイッチS1〜S5の機能が、JTAG回路2のJTAG評価デバッグ機能用レジスタを用いて実行される。これにより、複数個の内部電圧V1〜V5を1回のモニタプログラムにより同時並行して実施することも可能とされる。つまり、JTAGの評価デバッグ機能用レジスタのビット数に余裕があり、あるいは制限がなければ、JTAGの評価デバッグ機能用レジスタのビット数を拡張することで複数のコンパレータ回路出力を取り込むことが可能となるものである。
図10には、この発明が適用される半導体集積回路装置の一実施例の全体ブロック図が示されている。この実施例は、特に制限されないが、高速SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)に向けられている。SRAMは、アドレスバッファ、コントロールバッファ、クロック入力回路、データ入出力回路及びTDO出力回路のような周辺回路及び電源回路と、メモリセルアレイ、デコーダ、制御回路及びJTAG回路のような内部回路とから構成される。同図に点線で囲まれた周辺回路及び電源回路は、外部電源動作部であり、同図に実線で囲まれた内部回路及びJTAG回路は、電源回路に含まれる降圧回路で形成された降圧電圧で動作する降圧電圧動作部とされる。
この実施例のJTAG回路は、SRAMの内部動作試験を行うことの他、ワード線の選択タイミング、センスアンプの動作タイミング等のような内部回路の動作タイミングをトリミングする機能も合わせて有するものである。このような機能に加えて、上記降圧電圧をモニタする機能が付加されるものである。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、内部電圧は、降圧電圧の他に昇圧電圧であってもよい。このような昇圧電圧をモニタ出力させる場合には、基準電圧発生回路で昇圧電圧以上の基準電圧VREFを形成する必要があるので、基準電圧発生回路の動作電圧を上記内部回路に伝えられる昇圧電圧よりも高い昇圧電圧を形成すればよい。同様に、基板バイアス電圧のような負電圧をモニタ出力させることもできる。この場合も、基準電圧発生回路で負電圧以下の基準電圧VREFを形成する必要があるので、それに対応した負電圧を生成すればよい。この発明は、内部降圧回路が搭載され、JTAG回路を備えている半導体集積回路装置に広く利用することができる。
この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の一実施例を示すブロック図である。 図1の内部電圧モニタ回路の一実施例を示す詳細なブロック図である。 この発明に係る内部電圧モニタ回路による内部降圧電圧VDDIの測定動作の一例を示す波形図である。 図1に示したJTAG回路2の一実施例を示すブロック図である。 図4の評価デバッグ機能用レジスタ260の一実施例を示すブロック図である。 図4のTAPコントローラの動作を説明するための状態遷移図である。 この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の他の一実施例を示すブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の更に他の一実施例を示すブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置に設けられる内部電圧モニタ回路の更に他の一実施例を示すブロック図である。 この発明が適用される半導体集積回路装置の一実施例を示す全体ブロック図である。
符号の説明
1…コンパレータ回路、2…JTAG回路、3…内部電源発生回路、4…基準電圧発生回路、5…内部回路、
301…基準電圧回路、302…差動増幅器、303…フィードバック回路、401…デコーダ、402…分圧回路、403…トランスファスイッチ、
214〜216…入力回路、217…出力回路、251…インストラクションレジスタ、252…デコーダ、257…バウンダリスキャンレジスタ、258…IDコードレジスタ、259…バイパスレジスタ、260…評価デバッグ機能用レジスタ、261…TAPコントローラ、G1〜G4…ゲート回路、
2601…評価デバッグ機能用シフトレジスタ、2602…評価デバッグ機能用アップデートレジスタ、2603…セレクタ、2604…コントローラ、2605…フラグレジスタ、2606…デコーダ、
S1〜S5…スイッチ、101〜105…コンパレータ回路。

Claims (4)

  1. 外部端子から供給された動作電圧を受けて、上記動作電圧と異なる内部電圧を形成する内部電圧発生回路と、
    上記内部電圧発生回路で形成された内部電圧で動作させられる内部回路と、
    上記内部回路を含んで回路機能のテストを行うJTAG回路と、
    上記JTAG回路によりプログラマブルに電圧が変化させられる基準電圧を生成する基準電圧発生回路と、
    上記基準電圧発生回路で生成された基準電圧と、上記内部電圧とを比較してその比較結果を上記JTAG回路を通して出力させるコンパレータとを備えてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    上記内部電圧発生回路は、上記外部端子から供給された動作電圧を降圧した降圧電圧発生回路であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2において、
    上記降圧電圧発生回路は、それぞれに一対一に対応された複数の内部回路の動作電圧を形成する複数個からなり、
    上記コンパレータ回路は、入力部に上記JTAG回路により生成された選択信号により制御されるスイッチ回路が設けられ、かかるスイッチ回路を介して上記複数の動作電圧の1つが選択されて上記基準電圧と比較するものであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項2において、
    上記降圧電圧発生回路は、それぞれに一対一に対応された複数の内部回路の動作電圧を形成する複数個からなり、
    上記コンパレータ回路は、上記複数の内部回路の動作電圧と上記基準電圧を共通に受ける複数個からなり、
    上記複数のコンパレータの出力部には、上記JTAG回路により生成された選択信号により制御されるスイッチ回路が設けられ、かかるスイッチ回路を介して上記複数のコンパレータの出力信号の1つが選択されて上記JTAG回路を通して出力されることを特徴とする半導体集積回路装置。
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