JP2006322227A - 折板用取付金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の折板用取付金具の問題点を全て解決し作業性や取り扱い性に秀れた折板用取付金具を提供する。
【解決手段】折板屋根材aのハゼ部1に取り付け固定する折板用取付金具であって、前記ハゼ部1を挟持固定する一対の挟持板4を有する金具本体2は、前記一対の挟持板4のうちの一方の挟持板4を一端側に垂設した第一部材Aと、他方の挟持板4を一端側に垂設した第二部材Bとから成り、前記双方の挟持板4が接離方向にスライド自在となるように前記第一部材Aと第二部材Bとを連結した構成とし、前記第一部材Aの挟持板4と反対側には締付ネジ8が水平方向に螺入する螺合部3を有する垂下部5を設け、前記第二部材Bの挟持板4の近接位置にして前記第一部材Aの垂下部5より外側位置には、この垂下部5の螺合部3と連通し前記締付ネジ8が挿通可能にしてこの締付ネジ8のネジ頭は挿通不能な挿通孔6を有する垂下部7を設けた構成とした折板用取付金具。
【選択図】図2

Description

本発明は、折板屋根材の山部に突設されたハゼ部に取り付け固定する折板用取付金具に関するものである。
従来の折板屋根材の山部に突設されたハゼ部に取り付け固定する折板用取付金具は、例えば、図11に図示したように、平板材の一端側を内側下方に折曲して挟持板4を形成し、他方側は鉛直方向に折曲して締付ネジ8が螺入する螺合部3を設けて金具本体2を構成し、この金具本体2をハゼ部の上部に配設し、前記挟持板4の挟持縁と締付ネジ8の先端とによりハゼ部を締め付け挟持固定を行うものである。
しかしながら、この従来例のように挟持板4と締付ネジ8とによりハゼ部を挟持する構成は、一方(挟持板4)はハゼ部に線的に当接するのに対し、他方(締付ネジ8)はハゼ部に点的にしか当接されない為、それだけ安定性が悪く固定強度が損なわれたり、締付ネジ8の先端が強く当接することで前記ハゼ部が変形してしまうといった問題が有る。
また、金具本体2に、この金具本体2の締め付け挟持方向と直交方向の荷重が負荷されると前記締付ネジ8に曲げ荷重が集中的に負荷されてしまう構成の為、締付ネジ8が破損(撓み変形)するという心配があり、この点においても問題が有る。
また更に、ハゼ部への金具本体2の取り付け,取り外しは締付ネジ8を大きく後退,進展(螺入)させなければならず金具本体2をハゼ部に簡易操作で一次的に仮止めするといったことができないなど、作業性や取り扱い性に問題を有するものである。
本発明は、従来の折板用取付金具の問題点を全て解決し作業性や取り扱い性に秀れ、しかも、極端に複雑な構成となったりコストアップや量産性を損ねる心配も無い画期的で実用性に秀れた折板用取付金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
折板屋根材aの山部に突設されたハゼ部1に取り付け固定する折板用取付金具であって、前記ハゼ部1を挟持固定する一対の挟持板4を有する金具本体2は、前記一対の挟持板4のうちの一方の挟持板4を一端側に垂設した第一部材Aと、前記一対の挟持板4のうちの他方の挟持板4を一端側に垂設して前記一方の挟持板4と対向状態に配設した第二部材Bとから成り、前記双方の挟持板4が接離方向にスライド自在となるように前記第一部材Aと第二部材Bとをスライド自在に連結した構成とし、前記第一部材Aの挟持板4と反対側には締付ネジ8が水平方向に螺入する螺合部3を有する垂下部5を垂設し、前記第二部材Bの挟持板4の近接位置にして前記第一部材Aの垂下部5より外側位置には、この垂下部5の螺合部3と連通し前記締付ネジ8が挿通可能にしてこの締付ネジ8のネジ頭は挿通不能な挿通孔6を有する垂下部7を垂設した構成とし、この金具本体2を前記ハゼ部1の上部に配設して前記挿通孔6から挿通し前記螺合部3に螺合した締付ネジ8を螺入方向に螺動操作することで、前記一対の挟持板4が近接方向にスライドして前記ハゼ1を締付挟持固定するように構成したことを特徴とする折板用取付金具に係るものである。
また、前記金具本体2は、第一部材Aと第二部材Bとをスライド自在に連結して構成し、前記第一部材Aの一端には前記一方の挟持板4を垂設し他端には前記垂下部5を垂設した構成とし、前記第二部材Bの一端には前記他方の挟持板4を垂設すると共に、この他方の挟持板4の垂下途中位置に前記挿通孔6を有する垂下部7を形成して垂設状態に設けた構成としたことを特徴とする請求項1記載の折板用取付金具に係るものである。
また、前記第一部材Aは、平板材の一端側を下方側に折曲して形成した一方の挟持板4を垂設し、この平板材の他端側を下方側に折曲して形成した垂下部5を垂設した構成とし、前記第二部材Bは、平板材の一端側を下方側に折曲して前記垂下部7及び他方の挟持板4を形成して垂設状態に設けた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の折板用取付金具に係るものである。
また、前記第一部材Aは、平板状の天板材9を有しこの天板材9の一端に前記一方の挟持板4を垂設し他端に前記垂下部5を垂設して構成し、前記第二部材Bは、平板状の天板材10を有しこの天板材10の一端に前記他方の挟持板4を垂設すると共にこの挟持板4の垂下途中位置に前記挿通孔6を有する垂下部7を形成して垂設状態に設けた構成とし、この第一部材Aの天板材9と第二部材Bの天板材10とを重合し板面方向にスライド自在に重合連結して構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の折板用取付金具に係るものである。
また、前記第一部材Aの天板材9と第二部材Bの天板材10とを重合状態に設けると共に、一方の天板材9,10に、他方の天板材10,9を抱き込み状態に嵌合してこの他方の天板材10,9を板面方向にスライド案内するスライド案内部11を設け、双方の天板材9,10をスライド自在に重合嵌合して構成したことを特徴とする請求項4記載の折板用取付金具に係るものである。
また、前記第一部材Aに垂設した一方の挟持板4は、この第一部材Aの天板材9の一端から鉛直方向に垂下し垂下端位置から内側に突出する形状に構成し、前記第二部材Bに垂設した他方の挟持板4は、この第二部材Bの天部材10の一端から鉛直方向に垂下する垂下部7を垂設すると共にこの垂下部7の垂下端位置から内側に突出する形状に構成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか1項に記載の折板用取付金具に係るものである。
また、前記金具本体2の上部に、屋根上装置を取付固定する取付固定部12を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の折板用取付金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、従来の折板用取付金具と同様に、締付ネジの螺動操作により簡易に金具本体の取り付け,取り外し作業を行えることは勿論、一対の挟持板によりハゼ部を締め付け挟持固定するように構成した為、従来になく安定性の良い強固な取り付けが可能となり、また、ハゼ部が締付ネジの締め付けにより変形したり、締付ネジが曲げ荷重により破損(撓み変形)したりする心配もなく、更に、締付ネジの螺動操作を行わずとも、手動で簡単に(ワンアクションで)一対の挟持板を近接方向にスライドさせハゼ部に当接し、金具本体をハゼ部に仮止め状態としながら作業を行うことができ、安定性や効率性良く作業を進展することが可能で、更に、あくまで従来と同等な簡易構成で実現でき極端なコストアップとならず量産性にも秀れるなど、従来の問題点を全て解決し得、作業性や量産性にも秀れた極めて画期的で実用性に秀れた折板用取付金具となる。
また、請求項2,3記載の発明によれば、前記金具本体の両部材を夫々、一枚板を折曲して形成できる簡易な構成に設計することもでき、一層量産性の向上を図ることができ、また、金具本体の取り付け作業時に、締付ネジの螺動操作も行い易く取り扱い性に秀れた形状となるので、一層作業性に秀れる。
また、請求項4〜7記載の発明によれば、金具本体をハゼ部の上部(折板屋根材上)に良好に設置でき、この金具本体の第一部材と第二部材とをスムーズにスライドさせられる構成を容易に実現できる。即ち、例えば、この重合連結する双方の天板材のうちの一方の天板材に、他方の天板材を抱き込み嵌合してスライド案内するスライド案内部を設け、双方の天板材をスライド自在に重合嵌合する構成とすることで、双方の部材を板面方向にスムーズにスライドでき、且つ、締付ネジの破損(撓み変形)を確実に阻止でき一層安全性に秀れ、且つ、金具本体の耐荷重性に秀れた構造となるので、この金具本体の上面を載置スペースとして使用するともでき、例えば、エアコンの室外機やソーラーパネルなどの屋根上装置を設置することが可能となるなど、屋根上装置を取付固定するための折板用取付金具としての秀れた実用価値を備え、一層実用性に秀れる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
折板屋根材aの山部に突設されたハゼ部1を挟持固定する一対の挟持板4のうちの一方の挟持板4を一端側に垂設した第一部材Aと、前記一対の挟持板4のうちの他方の挟持板4を一端側に垂設して前記一方の挟持板4と対向状態に配設した第二部材Bとを有する金具本体2のこの第一部材Aと第二部材Bとをスライドすることにより、双方の挟持板4が接離方向にスライドする。
具体的には、前記第一部材Aの挟持板4と反対側には締付ネジ8が水平方向に螺入する螺合部3を有する垂下部5を垂設し、一方、前記第二部材Bの挟持板4の近接位置にして前記第一部材Aの垂下部5よりも外側の位置にはこの垂下部5の螺合部3と連通し前記締付ネジ8が挿通可能にしてこの締付ネジ8のネジ頭が挿通不能な挿通孔6を有する垂下部7を垂設している為、図2に図示したように、この第二部材Bの垂下部7の挿通孔6から締付ネジ8を挿通し前記第一部材Aの垂下部5の螺合部3に螺合すると、第二部材Bの垂下部7が、第一部材Aの垂下部5と締付ネジ8のネジ頭とに挟まれることとなり、よって、第二部材Bの垂下部7が、締付ネジ8にスライド案内されて第一部材Aの垂下部5と締付ネジ8のネジ頭との間をスライド自在となり、よって、第一部材Aと第二部材Bとがスライド自在となる。
ここで、この金具本体2を前記ハゼ部1に取り付ける手順の一例を説明する。
先ず、図2に図示したように、前記金具本体2のハゼ部1の上部に配設して、両部材A,Bを近接方向にスライド操作することにより、図3に図示したように、各部材A,Bの双方の挟持板4をハゼ部1の左右側面に当接させる。
このように双方の挟持板4をハゼ部1に当接させてこの双方の挟持板4によりハゼ部1を挟持させることで、前記金具本体2をハゼ部1に仮固定状態(仮止め状態)とすることができる。
この金具本体2をハゼ部1に仮固定(仮止め)した状態で前記締付ネジ8を螺入方向に螺動操作することにより安定性良く締付ネジ8の螺動操作を行う。
このようにして締付ネジ8を螺入方向に螺動することで、図4に図示したように、第一部材Aの螺合部3には締付ネジ8の締付力が作用し、第二部材Bの垂下部7には締付ネジ8のネジ頭の当接圧が作用し、両部材A,Bが近接方向に締め付け押圧されて強固に締付固定することにより、両部材A,B夫々に設けた双方の挟持板4をハゼ部1の左右から当接して締め付け挟持固定し、このハゼ部1への金具本体2の取り付け固定を達成する。
従って、本発明は、締付ネジ8の螺動操作によって金具本体2をハゼ部1に取り付け,取り外しできるだけでなく、一対の挟持板4によりハゼ部1を両側から線的に、即ち、広い当接範囲で当接し挟持固定するから、従来のように一方からは挟持板4が線的に、他方からは締付ネジ8の先端が点的に当接して挟持固定する構成に比して、このハゼ部1の両側から各個に線的に当接する一対の挟持板4により非常に安定性良く、強固に締め付け挟持固定が達成されることとなる。
また、従来のように締付ネジ8の先端が直接ハゼ部1に当接し締め付け挟持固定が為されると、この締付ネジ8の先端のように狭い当接範囲に荷重が集中的に負荷されハゼ部1が変形してしまう問題があるが、本発明においてはこのような問題は生ずることもない(荷重を線的に分散している為。)。
また、このように締付ネジ8には引張荷重が負荷されるものの、この締付ネジ8が前記ハゼ部1に直接当接してはいない為、仮に金具本体2に締め付け挟持方向と直交方向の荷重が負荷されたとしても、前記締付ネジ8に集中的に曲げ荷重が負荷されないように構成でき、よって、それだけ締付ネジ8の破損(撓み変形)を阻止でき、この点においても安全性に秀れる。
また、前記締付ネジ8が緩められた金具本体2をハゼ部1に取り付ける際(締め付け挟持固定する際)、この前記締付ネジ8を進展方向(螺入方向)に螺動操作する以前に、図2及び図3に図示したように、手動により第一部材Aと第二部材Bとを近接方向にスライド操作するだけで、即ち、たったワンアクションで双方の挟持板4によりハゼ部1を挟持して仮止め状態とすることができるから、仮止め状態のまま締付ネジ8の螺動操作を行うことができ、非常に安定性良くこの締付ネジ8の締め付け作業を行うことができ、また、多数の金具本体2を折板屋根材aに取り付ける際に、多数の金具本体2をとりあえず位置決めの為にハゼ部1に仮止め状態として作業を進展させるなどの、非常に効率の良い作業を行えることとなる。
また、この金具本体2は、単に第一部材Aと第二部材Bとの二部材から成る構成で、従来の金具本体2に比して極端に構成が複雑化したり、生産コスト高となる心配も無い。
よって、本発明は、従来の折板用取付金具と同様に、締付ネジ8の螺動操作により簡易に金具本体2の取り付け,取り外し作業を行えることは勿論、一対の挟持板4によりハゼ部1を締め付け挟持固定することで、従来になく安定性の良い強固な取り付けが為され、しかも、ハゼ部1が締付ネジ8の締め付けにより変形したり、締付ネジ8が曲げ荷重により破損(撓み変形)したりする心配もなく、更に、金具本体2をワンアクションで簡易にハゼ部1に仮止めしたりできるなど、従来の問題を全てする秀れた実用上の機能を有する構成でありながら、あくまで簡易構成にして従来のものと略同様の生産コストで簡易に生産でき、極端なコストアップや複雑構成とならずに量産性にも秀れるなど、作業性及び量産性に秀れた画期的で極めて実用性に秀れた折板用取付金具となる。
また、例えば、前記金具本体2は、第一部材Aと第二部材Bとをスライド自在に連結して構成し、前記第一部材Aの一端には前記一方の挟持板4を垂設し他端には前記垂下部5を垂設した構成とし、前記第二部材Bの一端には前記他方の挟持板4を垂設すると共に、この他方の挟持板4の垂下途中位置に前記挿通孔6を有する垂下部7を形成して垂設状態に設けた構成とした場合には、金具本体2の構成が一層簡易構成となると共に、第二部材Bの垂下部7の下部から第一部材Aの挟持板4に対向状態に第二部材Bの挟持板4を配設することで、この垂下部7の挿通孔6に挿通する締付ネジ8の螺動操作時に第二部材Bの挟持板4が邪魔になることがなく、一層操作性に秀れた形状となり作業性にも秀れることとなる。
また、例えば、前記第一部材Aは、平板材の一端側を下方側に折曲して形成した一方の挟持板4を垂設し、この平板材の他端側を下方側に折曲して形成した垂下部5を垂設した構成とし、前記第二部材Bは、平板材の一端側を下方側に折曲して前記垂下部7及び他方の挟持板4を形成して垂設状態に設けた構成とした場合には、多部材を接着や溶接する面倒な作業により形成するのではなく、前記金具本体2の両部材A,Bを夫々、たった一枚の平板材から形成し得る構成とすることも可能で、これにより一層生産が簡易で量産性やコスト性の向上が図られることとなる。
また、例えば、前記第一部材Aは、平板状の天板材9を有しこの天板材9の一端に前記一方の挟持板4を垂設し他端に前記垂下部5を垂設して構成し、前記第二部材Bは、平板状の天板材10を有しこの天板材10の一端に前記他方の挟持板4を垂設すると共にこの挟持板4の垂下途中位置に前記挿通孔6を有する垂下部7を形成して垂設状態に設けた構成とし、この第一部材Aの天板材9と第二部材Bの天板材10とを重合し板面方向にスライド自在に重合連結して構成した場合には、この金具本体2の上面、即ち、前記天板材9若しくは天板材10の平板状の上面を載置スペースとして使用することができ、例えば、エアコンの室外機やソーラーパネルなどの屋根上装置を設置したりできることとなる。
また、例えば、前記第一部材Aの天板材9と第二部材Bの天板材10とを重合状態に設けると共に、一方の天板材9,10に、他方の天板材10,9を抱き込み状態に嵌合してこの他方の天板材10,9を板面方向にスライド案内するスライド案内部11を設け、双方の天板材9,10をスライド自在に重合嵌合した構成とすれば、両部材A,B同志を板面方向に簡易にスムーズにスライドさせられる構造となる。
更に、この金具本体2の上部の設置スペースに屋根上装置を載置した際に、この金具本体2の各部材A,Bに負荷される鉛直方向の荷重は、この重合嵌合された両天板材9,10及びスライド案内部11によって受けられることとなり、前記締付ネジ8に軸方向と直交する方向の荷重が付与されることが確実に阻止される、即ち、締付ネジ8に曲げ荷重が負荷することが確実に阻止されることとなるから、よって、締付ネジ8の破損(撓み変形)を確実に阻止でき、一層安全性に秀れると共に、金具本体2の上部にそれだけ重量の大きい屋根上装置を載置することも可能となる。
また、前記第一部材Aに垂設した一方の挟持板4は、この第一部材Aの天板材9の一端から鉛直方向に垂下し垂下端位置から内側に突出する形状に構成し、前記第二部材Bに垂設した他方の挟持板4は、この第二部材Bの天部材10の一端から鉛直方向に垂下する垂下部7を垂設すると共にこの垂下部7の垂下端位置から内側に突出する形状に構成した場合には、例えば、双方の挟持板4の下面を、内側に水平方向に突出する水平面に形成し、金具本体2をハゼ部1の上部(折板屋根材a上)に安定性良く載置することが可能な形状にも簡易に設計できる秀れた構成となる。
また、前記金具本体2の上部に、屋根上装置を取付固定する取付固定部12を備えた場合には、この金具本体2の前記取付固定部12を利用して一層良好に様々な屋根上装置(例えば、エアコンの室外機や、ソーラーパネルなど)を取付固定できることとなり、屋根上装置を取り付ける為の折板用取付金具としての一層秀れた実用価値を有することとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、折板屋根材aの山部に突設されたハゼ部1に取り付け固定する折板用取付金具であって、図1,2に図示したように、前記ハゼ部1を挟持固定する一対の挟持板4を有する金具本体2は、前記一対の挟持板4のうちの一方の挟持板4を一端側に垂設した第一部材Aと、前記一対の挟持板4のうちの他方の挟持板4を一端側に垂設して前記一方の挟持板4と対向状態に配設した第二部材Bとから成り、前記双方の挟持板4が接離方向にスライド自在となるように前記第一部材Aと第二部材Bとをスライド自在に連結した構成とし、前記第一部材Aの挟持板4と反対側には締付ネジ8が水平方向に螺入する螺合部3を有する垂下部5を垂設し、前記第二部材Bの挟持板4の近接位置にして前記第一部材Aの垂下部5より外側位置には、この垂下部5の螺合部3と連通し前記締付ネジ8が挿通可能にしてこの締付ネジ8のネジ頭は挿通不能な挿通孔6を有する垂下部7を垂設した構成とし、この金具本体2を前記ハゼ部1の上部に配設して前記挿通孔6から挿通し前記螺合部3に螺合した締付ネジ8を螺入方向に螺動操作することで、前記一対の挟持板4が近接方向にスライドして前記ハゼ1を締付挟持固定するように構成したものである。
金具本体2は、具体的には、図3に図示したように、第一部材Aと第二部材Bとをスライド自在に連結して構成し、前記第一部材Aの一端には前記一方の挟持板4を垂設し他端には前記垂下部5を垂設した構成とし、前記第二部材Bの一端には前記他方の挟持板4を垂設すると共に、この他方の挟持板4の垂下途中位置に前記挿通孔6を有する垂下部7を形成して垂設状態に設けた構成である。
図2に図示したように、締付ネジ8を挿通する挿通孔6を有する垂下部7の下部から第二部材Bの挟持板4が、もう一方の第一部材Aの挟持板4に向けて突出する形状の為、この締付ネジ8を螺動操作する(締付ネジ8)のネジ頭を回す作業時に邪魔となるものが一切無く、簡易に締付ネジ8を螺動操作できるものである。
第一部材Aの一端に垂設した挟持板4は、図1に図示したように、平板状の天板材9の一端から垂下する端面14を介してこの端面14の下端から、他端側に向けて水平方向に突出する形状に形成した構成である。尚、この挟持板4は、前記天板材9から端面14を介して垂設する構成に限らず、前記天板材9の一端から、下方側にして他端側に向けて斜設状態に垂設する構成としても良く、他にも、本実施例と同様の機能を発揮し得る構成とすれば良い。
この第一部材Aの他端に垂設した垂下部5は、図1に図示したように、平板状の前記天板材9の他端(挟持板4と反対側)から垂下すると共に、この天板材9と垂下部5との連結位置の左右をR状に切欠した形状である。また、この垂下部5の略中央位置にバーリング加工を施して、前記螺合部3を形成している。
また、この第一部材Aの挟持板4(端面14及び挟持板4)と、垂下部5とは、金属製の平板材を折曲して形成した構成である。
尚、この垂下部5の略中央位置には、バーリング加工により孔縁が僅かに内側に向けて突出する螺合部3を形成している。
従って、この金具本体2の第一部材Aは、単に一枚の金属製部材を折曲したり穴あけすることで簡易に生産できる簡易構成にして、多部材を接着したり溶接したりする面倒な作業を不要とし量産性に秀れた構成である。
第二部材Bの一端に垂設した挟持板4は、図1に図示したように、平板状の天板材10の一端から垂下する垂下部7を介して、この垂下部7の下端から反対側端部に向けて水平突出状態に挟持板4を設けた形状である。
また、この第二部材Bの挟持板4と垂下部7とは、金属製の平板材を折曲して形成した構成である。
尚、図5に図示したように、本実施例では、この第二部材B側の挟持板4(図5中、右側の挟持板4)の先端部には内側に向けて半円状に切欠した切欠部4aを形成している。
また、前記垂下部7の略中央位置に、締付ネジ8の先端側(胴体部)は挿通可能であるが、締付ネジ8のネジ頭は挿通できない径を有する挿通孔6を穿設している。
また、この第二部材Bの前記天板材10の略中央位置には、後述の取付固定部12の剣先ボルト12aを設ける為にこの天板材10の略中央位置を上方に円状に押し曲げて形成した円状の突出部13を有する形状であり、更に、この第二部材Bの天板材10の長手方向両端部には、上記第一部材Aの天板材9を嵌挿する後述のスライド案内部11を折曲して形成している。
従って、この金具本体2の第一部材Bは、単に一枚の金属製部材を折曲したり穴あけすることで簡易に生産できる簡易構成にして、多部材を接着したり溶接したりする面倒な作業を不要とし量産性に秀れた構成である。
また、本実施例は、上記の第一部材Aの天板材9と第二部材Bの天板材10とを重合し、板面方向にスライド自在に重合連結した構成である。具体的には、前記第一部材Aの天板材9と第二部材Bの天板材10とを重合状態に設けると共に、一方の天板材9,10に、他方の天板材10,9を抱き込み状態に嵌合してこの他方の天板材10,9を板面方向にスライド案内するスライド案内部11を設け、双方の天板材9,10をスライド自在に重合嵌合した構成である。更に具体的には、図2に図示したように、上側の天板材10のスライド方向両端部を、図1に図示したように、内側下方にカールして互いに対向するスライド案内部11を対設し、この一対のスライド案内部11に下側の天板材9を嵌挿して双方を板面方向にスライド自在に重合嵌合した構成である。尚、この一対のスライド案内部11は、図6に図示したように、コ字形に形成しており、また、この一対のスライド案内部11に第一部材Aの天板材9を嵌挿する際に、この第一部材Aの垂下部5の上部にして前記天板材10との連結位置近傍には、上記の通り切欠部5aが形成されている為、図6に図示したようにこの垂下部5の切欠部5a内にスライド案内部11が位置することとなり、この垂下部5が邪魔になることなく第一部材Aの天板材9をスライド案内部11に嵌挿可能となる。
尚、この第一部材Aと第二部材Bとのスライド構造は、本実施例に限られるものではなく、本実施例と同様の機能を発揮し得るスライド構造とすれば良い。
従って、この第一部材Aと第二部材Bとを前記スライド案内部11による案内によって天板材9,10の板面方向に良好にスライドすることができる。また、図6に図示したように、第一部材Aの天板材9はスライド案内部11によって、上下方向にも左右方向にもしっかりと嵌合係合されているので、例えば、金具本体2の上部からの鉛直方向の荷重や、例えば第一部材Aと第二部材Bとに横方向の荷重が付与した場合(即ち、前記締付ネジ8の軸方向と直交する方向に荷重が負荷した場合)、それらの荷重が両部材A,Bの天板材9,10及びスライド案内部11に受けられ、締付ネジ8自体に負荷されることは無く、締付ネジ8に曲げ荷重が負荷されずこの締付ネジ8の破損(撓み変形)を阻止でき、外力に対する強度性能に秀れる構成である。
また、この第一部材Aと第二部材Bを嵌合連結した際の双方の挟持板4は、略面一となるように形成しており、よって、金具本体2をハゼ部1の上部に配設した際には、図2に図示したように、この金具本体2の一対の挟持板の各下面部が折板屋根材aの山部の上部にしてハゼ部1の基端部を有する面に載置される。
また、この一対の挟持板4は、図2に図示したように、挟持方向長さを略等しい長さ形状に設定し、この金具本体2の左右の引張強度が略同条件となるように設計している。
従って、このように金具本体2の引張強度を左右で略同条件とする設計も簡易に行えると共に、これにより金具本体2の取り付け方向(取り付け向き)を左右反対に取り付けたとしても略同条件(略等しい引張強度)で締め付け挟持固定できるので、この金具本体2を折板屋根材aに複数取り付ける際に、金具本体2の取り付け方向(取り付け向き)を一々気にしながら作業を行う必要がなく、それだけ金具本体2の取り付け方向を気にせずテンポ良くこの金具本体2の取り付け作業を進展できるものである。
尚、図9及び図10に図示したように、金具本体2の第二部材Bの垂下部7と、締付ネジ8のネジ頭との間に座金15及びバネ座金16を介存配設し、図9に図示したように、金具本体2の第二部材Bの垂下部7側に座金15,締付ネジ8のネジ頭側にバネ座金16を配設し、この座金15及びバネ座金16を前記締付ネジ8により連通状態に設ける構成としても良い。この場合には、図10に図示したように、締付ネジ8を締付方向に螺入して金具本体2をハゼ部1に締付挟持固定状態に取り付けた際、この金具本体2の左右の挟持板4が、前記バネ座金16のバネ力によって締付方向に押圧され、この左右の挟持板4による前記ハゼ部1の締め付けが一層強固に為されることとなると共に、この締付固定時に、仮に締付ネジ8が僅かに緩み方向に螺動したとしても、上記のバネ座金16によるバネ力により左右の挟持板4は締付方向に押圧されている為に、金具本体2がハゼ部から外れることが確実に阻止され、一層確実にこの金具本体2を取り付けることが可能と成る。更に、この場合には、締付ネジ8の軸方向にバネ力が作用する為、この締付ネジ8自体の緩み止め作用も発揮される。
また、図7に図示したように、金具本体2の上部には、室外機やソーラーパネルなどの屋根上装置を取付固定する取付固定部12を備えている。
この取付固定部12は、図6に図示したように、第二部材Bの天板材10の中央位置に形成した突出部13を介して剣先ボルト12aを上方突出状態に設けた構成である。
従って、この第二部材Bの上部に設けた剣先ボルト12aを利用して、室外機やソーラーパネルなどの屋根上装置を安定性良く金具本体2の上部に載置固定でき、屋根上に屋根上装置を安定性良く設置することができる。
尚、図2に図示したように、金具本体2をハゼ部1に取り付ける際にこの金具本体2の左右の向きを気にせずに取り付けできるように、第二部材Bの天板材10の前記剣先ボルト12aを配設する位置を前記ハゼ部1の丁度真上の位置に設定している。
本実施例は上述のように構成したから、金具本体2の第一部材Aと第二部材Bとをスライドすることにより、双方の挟持板4が接離方向にスライドすることとなる。従って、先ず、図2に図示したように、金具本体2をハゼ部1の上部に配設すると、双方の挟持板4の下面が夫々、水平面となるように形成されているので、この金具本体2を折板屋根材a上に安定性良く良好に載置されることとなる。ここで、手動などにより、両部材A,Bを近接方向にスライド操作することにより、図3に図示したように、各部材A,Bの双方の挟持板4をハゼ部1の左右側面に当接させることができる。
また、このように双方の挟持板4をハゼ部1に当接させてこの双方の挟持板4によりハゼ部1を挟持させることで、前記金具本体2をハゼ部1に仮固定状態(仮止め状態)とすることが可能である。
また、このように金具本体2をハゼ部1に仮固定(仮止め)した状態で前記締付ネジ8を螺入方向に螺動操作することにより安定性良く締付ネジ8の螺動操作を行うことができる。
このようにして締付ネジ8を螺入方向に螺動することで、図4に図示したように、第一部材Aの螺合部3には締付ネジ8の締付力が作用し、第二部材Bの垂下部7には締付ネジ8のネジ頭の当接圧が作用し、両部材A,Bが近接方向に締め付け押圧されて強固に締付固定することにより、両部材A,B夫々に設けた双方の挟持板4をハゼ部1の左右から当接して締め付け挟持固定し、このハゼ部1への金具本体2の取り付け固定が達成されることとなる。
また、前記締付ネジ8を退避方向(緩める方向)に螺動操作して両部材A,Bを離間方向にスライド可能とし、前記双方の挟持板4を離間させることで、前記金具本体2をハゼ部1から取り外せることとなる。
従って、本発明は、締付ネジ8の螺動操作によって金具本体2をハゼ部1に取り付け,取り外しできるだけでなく、一対の挟持板4によりハゼ部1を両側から線的に、即ち、広い当接範囲で当接し挟持固定するから、従来のように一方からは挟持板4が線的に、他方からは締付ネジ8の先端が点的に当接して挟持固定する構成に比して、このハゼ部1の両側から各個に線的に当接する一対の挟持板4により非常に安定性良く、強固に締め付け挟持固定が為されることとなる。
また、従来のように締付ネジ8の先端が直接ハゼ部1に当接し締め付け挟持固定が為されると、この締付ネジ8の先端のように狭い当接範囲に荷重が集中的に負荷されハゼ部1が変形してしまう問題があるが、本発明においてはこのような問題は生ずることもない(荷重を線的に分散している為。)。
また、この金具本体2は簡易構成にして、更に、各部材A,Bは夫々、たった一枚の平板材から簡易に生産できる構成で、従来の金具本体2に比して極端に構成が複雑化したり、生産コスト高となる心配も無い。
また、前記締付ネジ8が緩められた金具本体2をハゼ部1に取り付ける際(締め付け挟持固定する際)、この前記締付ネジ8を進展方向(螺入方向)に螺動操作しなくとも、第一部材Aと第二部材Bとを手で近接方向にスライドさせることができるので、例えば、取り付け予定位置のハゼ部1の上部に金具本体2を配設し、この金具本体2の両部材A,Bを極めて簡単な操作で(第一部材Aと第二部材Bとを手で近接方向にスライドさせるだけのワンアクションで)金具本体2をハゼ部1に仮止めしておくといったことも可能である。
よって、本実施例は、従来の折板用取付金具と同様に、締付ネジの螺動操作により簡易に金具本体2の取り付け,取り外し作業を行えることは勿論、従来になく安定性の良い強固な取り付けが可能となり、また、ハゼ部1が締付ネジ8の締め付けにより変形したり、締付ネジ8が曲げ荷重により破損(撓み変形)したりする心配もなく、更に、金具本体2の左右の取り付け方向を一々気にする必要なくテンポ良く取り付け作業を行ったり、金具本体をワンアクションで簡易にハゼ部1に仮止めしたりできるなどの秀れた作業上の作用効果を発揮し従来の問題を全て解決し得る実用的な構成でありながら、あくまで簡易構成にして従来のものと略同様の生産コストで簡易に生産でき、極端なコストアップや複雑構成とならずに量産性にも秀れるなど、作業性及び量産性に秀れ画期的で極めて実用性に秀れた折板用取付金具となる。
また、本実施例は、図4に図示したように、角ハゼタイプの折板屋根材aのハゼ部1に挟持板4を締め付け挟持固定し得ることは勿論、図8に図示したように、丸ハゼタイプの折板屋根材aのハゼ部1にも、丸ハゼタイプのものと同様に問題なく挟持板4を締め付け挟持固定することが可能である。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例に係る折板用取付具の組み立て図である。 本実施例に係る折板用取付具の使用状態図である。 本実施例に係る折板用取付具の使用状態図である。 本実施例に係る折板用取付具の使用状態図である。 本実施例に係る折板用取付具の金具本体2を示す底面図である。 本実施例に係る折板用取付具の金具本体2を示す平面断面図である。 本実施例に係る折板用取付具の斜視図である。 本実施例に係る折板用取付具の使用状態図である。 本実施例の別例を示す組み立て図である。 本実施例の別例を示す使用状態図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
1 ハゼ部
2 金具本体
3 螺合部
4 挟持板
5 垂下部
6 挿通孔
7 垂下部
8 締付ネジ
9 天板材
10 天板材
11 スライド案内部
12 取付固定部
A 第一部材
B 第二部材
a 折板屋根材

Claims (7)

  1. 折板屋根材の山部に突設されたハゼ部に取り付け固定する折板用取付金具であって、前記ハゼ部を挟持固定する一対の挟持板を有する金具本体は、前記一対の挟持板のうちの一方の挟持板を一端側に垂設した第一部材と、前記一対の挟持板のうちの他方の挟持板を一端側に垂設して前記一方の挟持板と対向状態に配設した第二部材とから成り、前記双方の挟持板が接離方向にスライド自在となるように前記第一部材と第二部材とをスライド自在に連結した構成とし、前記第一部材の挟持板と反対側には締付ネジが水平方向に螺入する螺合部を有する垂下部を垂設し、前記第二部材の挟持板の近接位置にして前記第一部材の垂下部より外側位置には、この垂下部の螺合部と連通し前記締付ネジが挿通可能にしてこの締付ネジのネジ頭は挿通不能な挿通孔を有する垂下部を垂設した構成とし、この金具本体を前記ハゼ部の上部に配設して前記挿通孔から挿通し前記螺合部に螺合した締付ネジを螺入方向に螺動操作することで、前記一対の挟持板が近接方向にスライドして前記ハゼを締付挟持固定するように構成したことを特徴とする折板用取付金具。
  2. 前記金具本体は、第一部材と第二部材とをスライド自在に連結して構成し、前記第一部材の一端には前記一方の挟持板を垂設し他端には前記垂下部を垂設した構成とし、前記第二部材の一端には前記他方の挟持板を垂設すると共に、この他方の挟持板の垂下途中位置に前記挿通孔を有する垂下部を形成して垂設状態に設けた構成としたことを特徴とする請求項1記載の折板用取付金具。
  3. 前記第一部材は、平板材の一端側を下方側に折曲して形成した一方の挟持板を垂設し、この平板材の他端側を下方側に折曲して形成した垂下部を垂設した構成とし、前記第二部材は、平板材の一端側を下方側に折曲して前記垂下部及び他方の挟持板を形成して垂設状態に設けた構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の折板用取付金具。
  4. 前記第一部材は、平板状の天板材を有しこの天板材の一端に前記一方の挟持板を垂設し他端に前記垂下部を垂設して構成し、前記第二部材は、平板状の天板材を有しこの天板材の一端に前記他方の挟持板を垂設すると共にこの挟持板の垂下途中位置に前記挿通孔を有する垂下部を形成して垂設状態に設けた構成とし、この第一部材の天板材と第二部材の天板材とを重合し板面方向にスライド自在に重合連結して構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の折板用取付金具。
  5. 前記第一部材の天板材と第二部材の天板材とを重合状態に設けると共に、一方の天板材に、他方の天板材を抱き込み状態に嵌合してこの他方の天板材を板面方向にスライド案内するスライド案内部を設け、双方の天板材をスライド自在に重合嵌合して構成したことを特徴とする請求項4記載の折板用取付金具。
  6. 前記第一部材に垂設した一方の挟持板は、この第一部材の天板材の一端から鉛直方向に垂下し垂下端位置から内側に突出する形状に構成し、前記第二部材に垂設した他方の挟持板は、この第二部材の天部材の一端から鉛直方向に垂下する垂下部を垂設すると共にこの垂下部の垂下端位置から内側に突出する形状に構成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか1項に記載の折板用取付金具。
  7. 前記金具本体の上部に、屋根上装置を取付固定する取付固定部を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の折板用取付金具。
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