JP2006321522A - 合成樹脂製壜体 - Google Patents

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Abstract

【課題】環状の溝部、リブ等がなく、壜体表面の凹凸形状がラベルの文字、絵柄等のデザインのイメージに影響を与えることのない、しかも液体内容物を充填した内圧の変化に対応可能な物性を有する合成樹脂製壜体を提供するものである。
【解決手段】合成樹脂製壜体は、周壁1に複数の減圧吸収パネル2を備え、減圧吸収パネル2の上部近傍の減圧吸収パネル2の間にそれぞれ凹状の補強パネル3を設けたことを特徴とする合成樹脂製壜体。
【選択図】 図1

Description

本発明は合成樹脂製壜体に係り、更に詳しくは液体内容物を充填し、閉栓後に外面にラベルが取り付けられる販売用容器として利用される合成樹脂製壜体に関する。
果汁、ウーロン茶等の液体内容部が充填される販売用容器として利用される合成樹脂製壜体は、通常、商品イメージや品質保持に関する必要事項を壜体に直接印刷せずに、それらが印刷されたラベルを巻き付けるのが一般的である。
また、基本形状が円筒状の合成樹脂製壜体においては、各種条件下で内容液を充填し閉栓されることにより、壜体内圧の変化が生じることはよく知られており、それが原因で壜体が変形し商品価値が損なわれる場合があるため、基本形状が円筒状の合成樹脂製壜体には、減圧吸収パネルを設けたり、減圧による胴部の剛性低下を補強するために平坦壁に断面弧状の凹状又は凸状リブを設けることが行われている(特許文献1参照)。
また、小容量の合成樹脂製壜体として、壜体の周壁に環状溝部を設け、環状溝部の下方に全周に延びる横リブを連設し、この横リブの下方に形成した減圧吸収パネルの上端部が前記横リブに実質的に隣接した合成樹脂製壜体が提案されている(特許文献2参照)。
特開2001−206331号公報 特開2002−332022号公報
しかし、特許文献1に記載のように、壜体の平坦壁に付けられた凹凸は、特に壜体の表面に装着されるシュリンクラベル等に描かれた文字や絵柄の見え方に影響し、特に二次元の面に描かれたイメージが複数の胴部分割面にわたると分割面境界で不連続となり、表示内容が見えづらくなったり、或いは錯覚により元来の表示デザインイメージが損ねられてしまう。
また、胴部にラベルを備える壜体において、ラベル表面に印刷された文字等を見易くするため、或いはラベル表面に印刷された絵柄等のデザインのイメージを変化させないようにすることは、壜体胴部の面の数を多くして多角形状にし、その断面を円筒形に近付ければ近付けるほどある程度可能になるものの、単に壜体胴部の面数を増やしただけでは壜体内部の減圧吸収機能を有する面の面積が小さくなり、十分な機能が得られない。そのため、不規則な減圧変形がおきたり、胴部に配置された強度補強を目的として設けた凹状又は凸状リブの幅を狭くすることにより剛性低下をひき起こしてしまうことがある。
更に、特許文献2に記載のように、減圧吸収面周囲の強度補強のために設けられる、周方向に連続した環状溝部は、胴部に対する横方向の外力や減圧吸収パネルの周囲の変形の防止には効果があるものの、壜体の高さ方向の負荷である垂直荷重強度に対しては逆効果であり、しばしば強度の低下をもたらす。
また特許文献2に記載のような環状溝部及び全周にのびる横リブの存在により、形成される壜体胴部の凹凸がラベルの印刷面が見えづらくなる。
本発明の課題は、液体内容物を充填し閉栓後に壜体外面を文字、絵柄等が印刷されたラベルで包装し、市販される販売容器として利用される合成樹脂製壜体において、従来のように環状の溝部、リブ等がなく、壜体表面の凹凸形状がラベルの文字、絵柄等のデザインのイメージに影響を与えることのない、しかも液体内容物を充填した内圧の変化に対応可能な物性を有する合成樹脂製壜体を提供することである。
請求項1に記載の発明は上記の課題を解決するもので、周壁に複数の減圧吸収パネルを設け、減圧吸収パネルの上部近傍の減圧吸収パネルの間にそれぞれ凹状の補強パネルを設けたことを特徴とする合成樹脂製壜体を要旨とする。
本発明のおいては、複数の減圧吸収パネルにより減圧変形が吸収され、壜体の形状の変形が防止されるのみならず、減圧吸収パネルの上部近傍の減圧吸収パネルの間に複数の凹状の補強パネルが設けられていることにより、減圧吸収パネルの上部近傍における胴部の剛性が向上され、従来品のように周方向に連続した凹状または凸状のリブは存在しないので、座屈強度は高められており、更にフルシュリンクを装着した状態でも壜体表面の凹凸が表れにくく、ラベルの文字、絵柄等のデザインが損なわれることはない。
本発明において、前記補強パネルは、減圧吸収パネルの上端位置を周方向に結んだ線上に位置するが、補強パネルの上端及び下端位置は、前記線上にない。
本発明において、更に減圧吸収パネルの下部近傍の減圧吸収パネルの間にそれぞれ凹状の補強パネルを設けてもよい。
本発明において、減圧吸収パネルの下部近傍に設けた補強パネルは、減圧吸収パネルの下端位置を周方向に結んだ線上に位置するが、補強パネルの上端及び下端位置は、前記線上にない。
本発明において、減圧吸収パネル間の柱の幅を胴部中央部において最も狭くした構成とすることができる。このように構成することによって、胴部中央部の柱の剛性を高くし減圧による変形が減圧吸収パネル以外に及ばないようにすることができる。
また、このような柱の形状に対応して減圧吸収パネルの輪郭は上下方向の中央部が太く上部及び下部は細い円弧状の形状となるので、例えば長穴状の減圧吸収パネルに比較して壜体胴部の凹凸は特に目立たなくなる。
減圧吸収パネルは柱の部分に隣接する円弧状の第1パネルと、第1パネルの内側に位置する、第1パネルの内側の凹曲面よりも更に凹んだ曲面を有する第2パネルにより構成することができる。このような構成により、安定した減圧吸収性能を有し、しかもラベル表面に影響を与えない減圧吸収パネルが提供される。
第1パネルと第2パネルからなる減圧吸収パネルにおいて、第1パネルは、上下両端の深さが最も浅く、パネル中央部が最も深い、深さが2mm程度以下の凹曲面を有する。第2パネルは、第1パネルよりも深く、0.1〜4.5mm、好ましくは0.2〜4.0mmである。
第1パネルと第2パネルからなる減圧吸収パネルにおいて、胴部中央部に対応する減圧吸収パネルの最深部においては第1パネルの稜線と第2パネルの稜線がほぼ一つのRでつながっている。
補強パネルは滴形輪郭を有する。また、補強パネルの幅は減圧吸収パネルの幅以下である。補強パネルの深さは第1パネルの深さ以上であり、好ましくは0.5〜2.5mmである。
本発明の合成樹脂製壜体は、特に200乃至900mlの小容量の壜体として特に有効に活用することができる。
本発明において、周方向に間隔をおいて配置された複数の補強パネルを備え、それによって胴部の剛性を向上させ、座屈強度を高めた合成樹脂製壜体を提供することができる。
本発明の合成樹脂製壜体は、周壁に複数の減圧吸収パネルを設け、減圧吸収パネルの上部近傍の減圧吸収パネルの間にそれぞれ凹状の補強パネルを設けたものであるので、複数の減圧吸収パネルにより減圧変形が吸収され、壜体の形状の変形が防止されるのみならず、減圧吸収パネルの上部近傍の減圧吸収パネルの間に複数の凹状の補強パネルが設けられていることにより、減圧吸収パネルの上部近傍における胴部の剛性が向上され、従来品のように周方向に連続した凹状または凸状のリブは存在しないので、座屈強度は高められており、更にフルシュリンクを装着した状態でも壜体表面の凹凸が表れにくく、ラベルの文字、絵柄等のデザインが損なわれることはないという利点を有する。
図1は本発明の実施の形態を示す側面図である。図2は図1に示すA−A線矢視拡大断面図である。図3は図2に示す円Bでかこった部分の、壜体に装着したシュリンクラベルと共に示す拡大断面図である。
この実施の形態の合成樹脂製壜体は、周壁1に8個の減圧吸収パネル2を備え、減圧吸収パネル2の上部近傍の減圧吸収パネル2の間にそれぞれ凹状の補強パネル3を備える8面体の剛性樹脂壜体である。
本発明の剛性樹脂製壜体において、胴部中央部の柱の剛性を高くし減圧による変形が減圧吸収パネル以外に及ばないように、減圧吸収パネル2間の柱4の幅は胴部中央部において最も狭くなっている。
減圧吸収パネル2は、柱4の形状に対応して、上下方向の中央部が太く上部及び下部は細い円弧状の形状に形成されている。このような形状に減圧吸収パネル2が形成されていることにより、例えば長穴状の減圧吸収パネルに比較して壜体胴部の凹凸は特に目立たなくなる。
減圧吸収パネル2は、柱4の部分に隣接する円弧状の第1パネル2aと、第1パネル2aの内側に位置する第2パネル2bとからなる。第1パネル2aと第2パネル2bは、正面から見て各パネルの中心が一致するように配置され、第2パネル2bは第1パネル2aの内側の凹曲面よりも更に凹んだ曲面を有する。
第1パネル2aは、上下両端の深さが最も浅く、パネル中央部が最も深い、深さが2mm程度以下の凹曲面を有する。第2パネル2bは、第1パネル2aよりも深く、1.0〜4.5mm、好ましくは0.2〜4.0mmである。
また、図2に示すように、胴部中央部に対応する減圧吸収パネル2の最深部においては第1パネル2aの稜線と第2パネル2bの稜線がほぼ一つのRでつながっており、凹曲面を共有している。
壜体にシュリンクラベルを装着した状態においては、図3に示すように、胴部中央部においては、第1パネル2a及び第2パネル2bのパネルの凹部はシュリンクラベル5の下方に位置しシュリンクラベル5に凹凸が反映されにくい。一方減圧吸収パネル2の上部及び下部の近傍においては柱の幅が広くなり、減圧吸収パネルの幅は狭く、しかも浅くなるので、シュリンクラベルは凹凸の少ない曲線状に装着され、全体的に見てシュリンクラベルは見易い状態に壜体の胴部に装着される。
柱4の横幅が広くなったところにおいては、減圧吸収パネル2の第1パネル2aも浅くなるので、十分な剛性が得られない。補強パネルは、この剛性が十分でないところを補って、減圧吸収パネル2の上部近傍の減圧吸収パネルの間に位置し、従来のように環状の横リブを設けなくとも、剛性の向上を可能とし、それによって座屈強度を高めるものである。
補強パネル3は滴形輪郭を有する。補強パネル3の幅は減圧吸収パネル2の幅以下である。また、補強パネル3の深さは第1パネル2aの深さ以上であり、0.5〜2.5mmである。
補強パネルは、減圧吸収パネルの上端位置を周方向に結んだ線上に位置し、且つ補強パネルの上端及び下端位置は、前記線上にない。
本発明のおいては、複数の減圧吸収パネル2により、液体内容物を加熱充填し、閉栓後の壜体内圧の減少による壜体の変形が吸収され、壜体の形状の変形が防止されるのみならず、減圧吸収パネル2の上部近傍の減圧吸収パネル2の間に複数の凹状の補強パネル3が設けられていることにより、減圧吸収パネル3の上部近傍における胴部の剛性が向上され、従来品のように周方向に連続した凹状または凸状のリブは存在しないので、座屈強度は高められており、更にフルシュリンクを装着した状態でも壜体表面の凹凸が表れにくく、ラベルの文字、絵柄等のデザインが損なわれることはない。
図4は本発明の実施の形態の変形を示す。この実施の形態においては、更に減圧吸収パネルの下部近傍の減圧吸収パネルの間にそれぞれ凹状の補強パネル3が設けられている。この実施の形態の変形において、減圧吸収パネルの下部近傍に設けた補強パネルは、減圧吸収パネルの下端位置を周方向に結んだ線上に位置するが、補強パネルの上端及び下端位置は、前記線上にない。
この実施の形態の変形において、その他の構成は図1に示すものと同様である。
本発明の合成樹脂製壜体は、特に200乃至900mlの小容量の壜体として特に有効に活用することができる。
上記した実施の形態に限らず、壜体胴部に周方向に間隔をおいて複数の補強パネルを設けて胴部の剛性を向上させ、環状の横リブを設けることなく、減圧吸収パネルと組みあわせて、座屈強度を高めた合成樹脂製壜体を構成することができる。
ポリエチレンテレフタレート(PET)を素材樹脂として形成された23.8gのプリフォームを2軸延伸ブロー成形して500mlの図1に示す本発明に係る、減圧吸収パネルと補強パネルを備える8面体のペットボトルを成形した。このペットボトルに水を充填し、口部を封印して密封した状態で壜体の周囲に広範囲にわたり、絵柄が印刷されたシュリンクラベルを装着した。
[比較例1]
図5に示すように円弧状の輪郭の減圧吸収パネル6を備え、減圧吸収パネル6の間に円形の補強パネル7を備える500mlのペットボトルを用意し、このペットボトルに水を充填し、口部を封印して密封した状態で壜体の周囲に広範囲にわたり、絵柄が印刷されたシュリンクラベルを装着した。
[比較例2]
図6に示すように矩形状の減圧吸収バネ8と横リブ9を備える備える500mlのペットボトルを用意し、このペットボトルに水を充填し、口部を封印して密封した状態で壜体の周囲に広範囲にわたり、絵柄が印刷されたシュリンクラベルを装着した。
[比較例3]
図7に示すように円弧状の減圧吸収パネル10を備え、横リブ11を備える500mlのペットボトルを用意し、このペットボトルに水を充填し、口部を封印して密封した状態で壜体の周囲に広範囲にわたり、絵柄が印刷されたシュリンクラベルを装着した。
実施例及び比較例1、2、3のボトルについて、注射針を用いてヘッドスペースより空気を抜いて一定量減圧させた状態で、(1)柱部がその形状を維持できるか(減圧変形の確認)及び(2)商品棚に陳列した状態を想定してシュリンクラベルの絵柄が胴部の分割面領域にわたっても分割面の境界で連続的に見えるかどうかを評価した。その結果を表1に示す。
Figure 2006321522
表1に示すように、実施例に1においてはシュリンクラベルの絵柄が連続的に見え、ラベル外観は良好であり、柱部の減圧変形は見られず、座屈強度は高く、総合評価は良好であった。
これに対して、比較例1においては、柱部の凹凸が見られシュリンクラベルの外観は良好ではなかった。比較例2においては横リブを設けることによって形成される胴部の凹凸によりシュリンクラベルの外観は悪かった。比較例3において多面化による凹凸が見られシュリンクラベルの外観は悪かった。
本発明の合成樹脂製壜体は荷重、ウーロン茶、日本茶等の液体内容物が加熱充填される包装容器として利用でき、特に特に200乃至900mlの小容量の壜体として特に有効に活用することができる。
本発明の合成樹脂製壜体の実施の形態の側面図である。 図1に示すA−A線矢視拡大断面図である。 図2に示す円Bでかこった部分の、壜体に装着したシュリンクラベルと共に示す拡大断面図である。 本発明の合成樹脂製壜体の別の実施の形態の側面図である。 比較例1の壜体の側面図である。 比較例2の壜体の側面図である。 比較例3の壜体の側面図である。
符号の説明
1 周壁
2 減圧吸収パネル
2a 第1パネル
2b 第2パネル
3 補強パネル
4 柱部
5 シュリンクラベル
6 減圧吸収パネル
7 円形の補強パネル
8 減圧吸収パネル
9 横リブ
10 減圧吸収パネル
11 横リブ

Claims (13)

  1. 周壁に複数の減圧吸収パネルを設け、減圧吸収パネルの上部近傍の減圧吸収パネルの間にそれぞれ凹状の補強パネルを設けたことを特徴とする合成樹脂製壜体。
  2. 補強パネルは、減圧吸収パネルの上端位置を周方向に結んだ線上に位置するが、補強パネルの上端及び下端位置は、前記線上にないことを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製壜体。
  3. 更に減圧吸収パネルの下部近傍の減圧吸収パネルの間にそれぞれ凹状の補強パネルを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の合成樹脂製壜体。
  4. 減圧吸収パネルの下部近傍に設けた補強パネルは、減圧吸収パネルの下端位置を周方向に結んだ線上に位置するが、補強パネルの上端及び下端位置は、前記線上にないことを特徴とする請求項3に記載の合成樹脂製壜体。
  5. 減圧吸収パネルの間の柱の幅を胴部中央部において最も狭くしたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の合成樹脂製壜体。
  6. 減圧吸収パネルは、柱の部分に隣接する円弧状の第1パネルと、第1パネルの内側に位置する第2パネルとからなることを特徴とする請求項5に記載の合成樹脂製壜体。
  7. 減圧吸収パネルの最深部においては第1パネルの稜線と第2パネルの稜線がほぼ一つのRでつながっていることを特徴とする請求項6に記載の合成樹脂製壜体。
  8. 第1パネルは上下両端の深さが最も浅く、パネル中央部が最も深い、深さが2mm程度以下の凹曲面を有し、第2パネルは、第1パネルよりも深く、0.1〜4.5mm、好ましくは0.2〜4.0mmの深さを有することを特徴とする請求項7に記載の合成樹脂樹脂製壜体。
  9. 補強パネルは滴形輪郭を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の合成樹脂製壜体。
  10. 補強パネルの幅は減圧吸収パネルの幅以下であることを特徴とする請求項9に記載の合成樹脂製壜体。
  11. 補強パネルの深さは第1パネルの深さ以上であり、好ましくは0.5〜2.5mmであることを特徴とする請求項10に記載の合成樹脂製壜体。
  12. 200乃至900mlの小容量の壜体であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の合成樹脂製壜体。
  13. 周方向に間隔をおいて配置された複数の補強パネルを備え、それによって胴部の剛性を向上させ、座屈強度を高めたことを特徴とする合成樹脂製壜体。
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