JP2006319118A - 基板の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板同士を簡単かつ確実に接続できる基板の接続構造を提供する。
【解決手段】フレキシブル基板10とリジッド基板14とを電気的に接続する場合、フレキシブル基板10の接続部12をリジッド基板14の被接続部16に重ね合わせ、留め具18で固定する。この際、留め具18に形成された位置決めピン28A、28Bをフレキシブル基板10に形成された位置決め穴36A、36Bとリジッド基板14に形成された被位置決め穴38A、38Bに挿通するとともに、ロック爪26A〜26Dを係合部32A〜32Dに係合させて、留め具18をリジッド基板14に取り付ける。留め具18で固定されたフレキシブル基板10は、留め具18の押圧部30に押されて、接続端子20がリジッド基板14の被接続端子22に密着する。
【選択図】 図3

Description

本発明は基板の接続構造に係り、特にリジッド基板とフレキシブル基板とを接続する基板の接続構造に関する。
従来、たとえば、リジッド基板にフレキシブル基板を電気的に接続する場合、フレキシブル基板に形成された接続部をリジッド基板に形成された被接続部に位置決めして重ね合わせ、所定箇所をネジ止めすることによって接続していた。
フレキシブル基板同士を電気的に接続する場合も同様に互いの接続部同士を位置決めして重ね合わせ、所定の取付位置にネジ止めすることによって接続していた。
しかしながら、位置決めとネジ止めを同時に行う作業は非常に困難であり、組立に手間がかかるという問題があった。
そこで、特許文献1では、複数枚のフレキシブル基板を効率よく接続する方法として、フレキシブル基板が取り付けられるベースに一対のピンを突設し、そのピンにフレキシブル基板側に形成された穴を挿入することにより、複数枚のフレキシブル基板を位置決めして取り付けるとともに、そのピンに形成された溝部に複数枚のフレキシブル基板を係合させることにより、複数枚のフレキシブル基板同士を重ね合わせた状態で保持することが提案されている。
特開2002−270984号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、単に重ね合わせたフレキシブル基板を溝に係合させて保持しているだけのため、保持力が弱く、接触不良を起こしやすいという問題があり、また、外力が加わった場合には、外れてしまうという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みて成されたもので、基板同士を簡単かつ確実に接続できる基板の接続構造を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、一方の基板に形成された接続部を他方の基板に形成された被接続部に重ね合わせることにより、前記接続部に形成された接続端子を前記被接続部に形成された被接続端子に接触させて、前記一方の基板と前記他方の基板とを電気的に接続する基板の接続構造であって、前記接続部に形成された位置決め穴と、前記被接続部に形成され、前記接続部を前記被接続部に重ね合わせると、前記位置決め穴と同軸上に配置される被位置決め穴と、前記被接続部に取り付けられ、前記被接続部に重ね合わされた前記接続部を前記被接続部との間で挟持して固定する固定部材と、前記固定部材に設けられ、前記固定部材が前記被接続部に取り付けられると、前記位置決め穴及び前記被位置決め穴に嵌め込まれる位置決めピンと、前記固定部材に設けられ、前記固定部材が前記被接続部に取り付けられると、弾性変形して前記接続部を前記被接続部に向けて押圧し、前記接続端子を前記被接続端子に密着させる押圧部材と、からなることを特徴とする基板の接続構造を提供する。
請求項1に係る発明によれば、一方の基板と他方の基板を接続する場合、まず、一方の基板に形成された接続部を他方の基板に形成された被接続部に重ね合わせる。これにより、一方の基板の接続部に形成された位置決め穴と他方の基板の被接続部に形成された被位置決め穴とが一致する。この状態で固定部材に形成された位置決めピンを位置決め穴と被位置決め穴に挿入して、固定部材を被接続部に取り付ける。この結果、固定部材と被接続部とによって接続部が挟持され、接続部が被接続部に接続される。また、固定部材を被接続部に取り付けることにより、固定部材に設けられた押圧部材が弾性変形して、接続部を被接続部に向けて押圧する。この結果、接続端子が被接続端子に押し付けられ、確実に接続される。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記固定部材が、前記位置決めピン及び前記押圧部材とともに樹脂材によって一体的に成形されることを特徴とする請求項1に記載の基板の接続構造を提供する。
請求項2に係る発明によれば、固定部材が位置決めピン、押圧部材とともに樹脂材によって一体的に成形される。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記固定部材は、樹脂製のロックツメを複数本有し、該ロック爪を前記被接続部に形成された係合部に係合させることにより、前記被接続部に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板の接続構造を提供する。
請求項3に係る発明によれば、固定部材が樹脂製のロックツメを複数本有し、このロック爪を被接続部に形成された係合部に係合させることにより、固定部材が被接続部に取り付けられる。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記固定部材は、樹脂製のロックピンを複数本有し、該ロックピンを前記被接続部に形成されたロック穴に嵌入し、先端を溶融させることにより、前記被接続部に溶着させて取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板の接続構造を提供する。
請求項4に係る発明によれば、固定部材が樹脂製のロックピンを複数本有し、このロックピンを被接続部に形成されたロック穴に嵌入し、先端を溶融させることにより、被接続部に溶着させて、固定部材が被接続部に取り付けられる。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、前記固定部材は、前記被接続部にネジによってネジ止めされること特徴とする請求項1又は2に記載の基板の接続構造を提供する。
請求項5に係る発明によれば、固定部材が被接続部にネジによってネジ止めされて取り付けられる。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記押圧部材が、前記固定部材と前記接続部材との間に介在させた弾性材であることを特徴とする請求項1に記載の基板の接続構造を提供する。
請求項6に係る発明によれば、押圧部材が固定部材と接続部材との間に介在させた弾性材で構成される。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記固定部材は、金属製のロックピンを複数本有し、該ロックピンを前記被接続部に形成されたロック穴に嵌入し、先端を前記被接続部にハンダ付けすることにより、前記被接続部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の基板の接続構造を提供する。
請求項7に係る発明によれば、固定部材が金属製のロックピンを複数本有し、このロックピンを被接続部に形成されたロック穴に嵌入し、先端を被接続部にハンダ付けすることにより、固定部材が被接続部に取り付けられる。
請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、前記固定部材が、前記位置決めピン及び前記押圧部材とともに金属によって一体的に成形されることを特徴とする請求項7に記載の基板の接続構造を提供する。
請求項8に係る発明によれば、固定部材が位置決めピン、押圧部材とともに金属によって一体的に成形される。
本発明に係る基板の接続構造によれば、基板同士を簡単かつ確実に接続できる。
以下、添付図面に従って本発明に係る基板の接続構造を実施するための最良の形態について詳説する。
図1〜図4は、それぞれ本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第1の実施の形態を示す展開斜視図、平面図、側面部分断面図、正面部分断面である。
同図に示すように、フレキシブル基板10は、その接続部12をリジッド基板14の被接続部16に重ね合わせ、留め具(固定部材)18で固定することにより、その接続部12に設けられた接続端子20が、リジッド基板14の被接続部16に形成された被接続端子22に接触し、リジッド基板14と電気的に接続される。
留め具18は、リジッド基板14上の所定の位置に取り付けられ、そのリジッド基板14との間でフレキシブル基板10を挟持することにより、フレキシブル基板10をリジッド基板14に固定する。
この留め具18は、図1及び図2(a)に示すように、矩形の薄板状に形成された本体24と、その本体24の裏面四隅に形成されたロック爪26A、26B、26C、26Dと、本体24の裏面所定位置に突設された一対の位置決めピン28A、28Bと、本体24の所定位置に形成された押圧部30とで構成され、樹脂材によって一体的に形成されている。
本体24は、上記のように矩形の薄板状に形成されており、その裏面四隅にロック爪26A〜26Dが形成されている。
ロック爪26A〜26Dは、図1及び図4(a)、(b)に示すように、四角柱状に形成された柱部26A〜26Dと、その柱部26A〜26Dの先端に形成された断面逆三角形状の爪部26A〜26Dとで構成されている。柱部26A〜26Dは、その高さがリジット基板14の厚さとフレキシブル基板10の厚さの和とほぼ同じか、若しくは若干低く形成されており、爪部26A〜26Dは、その底辺部が支柱部26A〜26Dの先端から横方向に張り出して形成されている。
留め具18が取り付けられるリジッド基板14には、図1及び図2(c)に示すように、このロック爪26A〜26Dが係合される係合部32A〜32Dが形成されている。このうちロック爪26A,26Bが係合される係合部32A、32Bは、柱部26A、26Bの断面とほぼ同じ大きさの穴として形成されている。一方、ロック爪26C、26Dが係合される係合部32C、32Dは、リジッド基板14の縁部から突出した矩形の突片34の両縁部に形成されている。
留め具18は、図4(a)、(b)に示すように、先端の爪部26A、26Bを弾性変形させながらロック爪26A、26Bを係合部32A、32Bに嵌め込むとともに、先端の爪部26C、26Dを弾性変形させながらロック爪26C、26Dの間に突片34を嵌め込むことにより、各爪部26A〜26Dがリジッド基板14の裏面に係合して、リジッド基板14に取り付けられる。
一対の位置決めピン28A、28Bは、図1及び図4(a)、(b)に示すように、円柱状に形成されており、本体24の裏面所定位置に所定の間隔をもって突出して形成されている。この一対の位置決めピン28A、28Bは、それぞれフレキシブル基板10の接続部12に形成された位置決め穴36A、36Bに嵌入されるとともに、リジッド基板14の被接続部16に形成された被位置決め穴38A、38Bに嵌入される。
ここで、このフレキシブル基板10の接続部12に形成された位置決め穴36A、36Bと、リジッド基板14の被接続部16に形成された被位置決め穴38A、38Bは、フレキシブル基板10の接続部12をリジッド基板14の被接続部16の所定の位置に重ねると互いに同軸上に位置する。そして、この位置決め穴36A、36Bと被位置決め穴38A、38Bとが同軸上に位置すると、フレキシブル基板10の接続部12は、リジッド基板14の被接続部16に正しく重ね合わされ、接続端子20が被接続端子22に正しく接触する。
したがって、留め具18に形成された位置決めピン28A、28Bをフレキシブル基板10の位置決め穴36A、36Bに嵌入させるとともに、リジッド基板14の被位置決め穴38A、38Bに嵌入させて、留め具18をリジッド基板14に取り付けることにより、フレキシブル基板10の接続部12は、自動的にリジッド基板14の被接続部16に位置決めされて取り付けられる。
なお、この位置決め穴36A、36Bと被位置決め穴38A、38Bは、図2(b)、(c)に示すように、一方が位置決めピン28Aとほぼ同径の円形穴として形成されており、他方が長穴として形成されている。
押圧部30は、本体24の一部を枠状に切り抜いて形成されており、樹脂材の弾性変形によって板バネ状に形成されている。この押圧部30は、図3(a)、(b)に示すように、裏面の先端部分に円弧状の当接部30Aが突出して形成されており、この当接部30Aをフレキシブル基板10に当接させて、フレキシブル基板10をリジッド基板14に押し付ける。
ここで、この当接部30Aは、図3(a)、(b)に示すように、留め具18でフレキシブル基板10をリジッド基板14に取り付けた際、接続端子20の設置部の裏側に当接するように形成されている。これにより、接続端子20が被接続端子22に押し当てられ、接触不良を起こすことなく、確実に接触させることができるようになる。
以上のように構成された本実施の形態のフレキシブル基板10とリジッド基板14の接続構造の作用は、次の通りである。
フレキシブル基板10をリジッド基板14に接続する場合は、まず、図3(a)、図4(a)に示すように、フレキシブル基板10の接続部12をリジッド基板14の被接続部16に重ね合わせる。このとき、フレキシブル基板10に形成された位置決め穴36A、36Bがリジッド基板14に形成された被位置決め穴38A、38Bとほぼ一致するように重ね合わせる。
重ね合わせた後、留め具18でフレキシブル基板10を挟み込むようにして、留め具18をリジッド基板14に取り付ける。このとき、留め具18の位置決めピン28A、28Bをフレキシブル基板10の位置決め穴36A、36Bに嵌め込むとともに、リジッド基板14の被位置決め穴38A、38Bに嵌め込んで、留め具18をリジッド基板14に取り付ける。これにより、図3(b)、図4(b)に示すように、フレキシブル基板10の接続部12がリジッド基板14の被接続部16に自動的に位置決めして取り付けられる。
また、留め具18の取り付けは、留め具18に形成されたロック爪26A〜26Dをリジット基板14の係合部32A〜32Dに係合させることにより行われる。この操作は留め具18のロック爪26A〜26Dの位置と係合部32A〜32Dの位置とを合わせて、留め具18をリジッド基板14に向けて押し込むことにより行われ、図4(b)に示すように、ロック爪26A〜26Dは、弾性変形してリジッド基板14の係合部32A〜32Dに係合する。
このようにして、留め具18でフレキシブル基板10の接続部12がリジッド基板14の被接続部16に取り付けられると、フレキシブル基板10の接続端子20がリジッド基板14の被接続端子22に接触し、フレキシブル基板10とリジット基板14とが電気的に接続される。
また、フレキシブル基板10は、図3(b)に示すように、接続端子20の設置部が留め具18の押圧部30に押されて、リジット基板14に押し付けられ、この結果、接続端子20が被接続端子22に密着して、接触不良を起こすことなく、確実に接続される。すなわち、留め具18がリジッド基板14に取り付けられると、押圧部30が撓み、接続端子20と被接続端子22との接触部分を押圧するように作用する。この結果、接続端子20と被接続端子22とが密着して、外れることなく確実に接続される。
このように、本実施の形態の基板の接続構造によれば、フレキシブル基板10とリジット基板14とを簡単かつ確実に接続することができる。これにより、接続不良などの故障を防止できるとともに、接続作業も簡単に行うことができ、生産効率を上げることができる。
なお、本実施の形態では、留め具18をリジット基板14に取り付ける際、ロック爪26A、26Bを穴として形成された係合部32A、32Bに嵌入させるとともに、ロック爪26C、26Dを突片34の両縁部に形成された係合部32C、32Cに係合させて取り付けるようにしていたが、図5に示すように、係合部32C、32Dも穴として形成してもよい。
また、本実施の形態では、留め具18の取り付け方法として、ロック爪を用いているが、留め具18の取り付け方法は、これに限定されるものではない。
図6は、留め具18の取り付け構造の他の実施の形態を示す正面部分断面図である。同図に示すように、本実施の形態では、留め具18をビス40で固定するようにしている。この場合、リジッド基板14には、所定位置にビス40が挿通される挿通穴42が形成され、留め具18には、本体24の四隅にネジ穴44が形成される。
フレキシブル基板10をリジッド基板14に取り付ける場合は、フレキシブル基板10の接続部12をリジッド基板14の被接続部16に重ね合わせ、留め具18の位置決めピン28A、28Bをフレキシブル基板10の位置決め穴36A、36Bに嵌め込むとともに、リジッド基板14の被位置決め穴38A、38Bに嵌め込む。そして、リジッド基板14の裏面側から挿通穴42にビス40を通し、留め具18のネジ穴44に螺合させて、留め具18を固定する。
このように取り付けた場合も接続端子20と被接続端子22とが正確に位置決めされて接触し、外れることなく確実に接続される。
図7は、留め具18の取り付け構造の他の実施の形態を示す正面部分断面図である。同図に示すように、本実施の形態では、留め具18を熱溶着によってリジッド基板14に取り付ける。留め具18の裏面四隅には、樹脂製の脚部50が一体的に形成されており、この脚部50をリジッド基板14に形成された取付穴52に挿通し、熱溶着によってリジッド基板14に固定する。すなわち、取付穴52に通すことによって、リジッド基板15の裏面から突出した脚部50に溶着ジグ54を押し付けて溶融させ、溶融させた脚部50でリジッド基板14に固定する。なお、本例では、半球状の凹部を有する溶着ジグ54を押し付けることにより、溶融後の脚部50の先端は、半球状に硬化する。
このように取り付けた場合も接続端子20と被接続端子22とが正確に位置決めされて接触し、外れることなく確実に接続される。
また、本実施の形態では、4本のロック爪26A〜26Dでリジッド基板14の四カ所を係止するようにしているが、ロック爪による係止箇所は、これに限定されるものではなく、留め具の形状やロック爪の形状等に応じて適宜増減させることが好ましい。
同様に本実施の形態では、2本の位置決めピン28A、28Bで位置決めを行うようにしているが、位置決めピンの数は、これに限定されるものではなく、留め具の固定方法やピンの形状等に応じて適宜増減させることが好ましい。
また、位置決めピンに留め具を固定する機能を持たせるようにしてもよい。図8は、この場合における留め具18の取り付け構造の正面部分断面図である。同図に示すように、位置決めピン28A、28Bの先端部28a、28bが逆三角形状に形成されており、位置決めピンに位置決めと固定の機能を持たせている。留め具18を取り付ける場合は、位置決めピン28A、28Bをフレキシブル基板10に形成された位置決め穴36A、36Bに挿入するとともに、リジッド基板14に形成された被位置決め穴38A、38Bに挿入する。この際、位置決めピン28A、28Bは、先端部28a、28bを弾性変形により縮径させて、位置決め穴36A、36B及び被位置決め穴38A、38Bに通す。位置決め穴36A、36B及び被位置決め穴38A、38Bに通された位置決めピン28A、28Bの先端部は、被位置決め穴38A、38Bを通過後、弾性変形により拡径し、被位置決め穴38A、38Bの縁部に係合する。これにより、留め具18がリジッド基板14に固定される。また、このように留め具18がリジッド基板14に固定されることにより、フレキシブル基板10がリジッド基板14の所定の位置に位置決めされて取り付けられる。
なお、このように位置決めピンに留め具を固定する機能を持たせる場合、その設置本数は特に限定されるものではなく、ピンや留め具の形状、大きさ等に応じて適宜増減させることが好ましい。 また、ロック爪で複数箇所を固定する場合には、そのうちのいくつかのロック爪に位置決めの機能を持たせるようにしてもよい。
また、上記の例では、位置決めピンにロック爪の機能を持たせる場合について説明したが、図9に示すように、留め具18を固定するビス40に位置決めの機能を持たせるようにしてもよい。この場合、留め具18の所定の位置にネジ穴44を形成し、このネジ穴44にビス40を螺合させて、留め具18を固定する。
また、図10に示すように、留め具をリジッド基板14に熱溶着させるための脚部50に位置決めの機能を持たせるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、フレキシブル基板10をリジッド基板14に押圧する部材として、押圧部30を本体24に一体的に成形するようにしているが、図11に示すように、本体24の裏面にゴム等の弾性材で構成された薄板状の押圧部材60(たとえば、ゴム板)を貼付し、この押圧部材60でフレキシブル基板10をリジッド基板14に押圧するようにしてもよい。この他、板バネやスプリング等を本体24の裏面に貼付して、フレキシブル基板10をリジッド基板14に押圧するようにしてもよい。
図12及び図13は、それぞれ本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第2の実施の形態を示す展開斜視図と側面部分断面図である。
上記第1の実施の形態では、リジッド基板14をフレキシブル基板10に固定する留め具18が樹脂材によって形成されていたが、本実施の形態では、留め具70が金属によって形成されている。以下、この留め具70の構成について説明する。
図12及び図13に示すように、留め具18は、リジッド基板14上の所定の位置に取り付けられ、そのリジッド基板14との間でフレキシブル基板10を挟持することにより、フレキシブル基板10をリジッド基板14に固定する。
この留め具70は、矩形の薄板状に形成された本体74と、その本体74の裏面四隅に形成されたロック爪76A、76B、76C、76Dと、本体74の裏面所定位置に突設された一対の位置決めピン78A、78Bと、本体74の所定位置に形成された押圧部80とで構成され、金属板によって一体的に形成されている。
本体74は、上記のように矩形の薄板状に形成されており、その裏面四隅にロック爪76A〜76Dが形成されている。
ロック爪76A〜76Dは、本体74に一体的に形成された矩形状の突片を直角に折り曲げて形成されており、先端に円弧状の係合部76a〜76dを有している。係合部76a〜76dは、ロック爪76A〜76Dの先端部分を本体74の内側に向けて円弧状に湾曲させることによりロック爪76A〜76Dに一体的に形成されている。
留め具70が取り付けられるリジッド基板14には、このロック爪76A〜76Dが挿入されるロック穴82A〜82Dが形成されており、留め具70をリジッド基板14に取り付ける場合は、各ロック爪76A〜76Dをロック穴82A〜82Dに差し込み、係合部76a〜76dをロック穴82A〜82Dの縁部に係合させて取り付ける。
一対の位置決めピン78A、78Bは、本体72の一部を切り抜き、その切り抜き片を直角に折り曲げて形成されている。この一対の位置決めピン78A、78Bは、それぞれフレキシブル基板10の接続部12に形成された位置決め穴36A、36Bに嵌入されるとともに、リジッド基板14の被接続部16に形成された被位置決め穴38A、38Bに嵌入されて、フレキシブル基板10を所定位置に位置決めする。
押圧部80は、本体74の一部を枠状に切り抜いて形成されており、板バネ状に形成されている。この押圧部80は、図13(a)、(b)に示すように、先端部分が円弧状に湾曲して形成されており、この湾曲部80Aをフレキシブル基板10に当接させて、フレキシブル基板10をリジッド基板14に押し付ける。
ここで、この湾曲部80Aは、図13(a)、(b)に示すように、留め具70でフレキシブル基板10をリジッド基板14に取り付けた際、接続端子20の設置部の裏側に当接するように形成されている。これにより、接続端子20が被接続端子22に押し当てられ、接触不良を起こすことなく、確実に接触させることができるようになる。
以上のように構成された本実施の形態のフレキシブル基板10とリジッド基板14の接続構造の作用は、次の通りである。
フレキシブル基板10をリジッド基板14に接続する場合は、まず、図13(a)に示すように、フレキシブル基板10の接続部12をリジッド基板14の被接続部16に重ね合わせる。このとき、フレキシブル基板10に形成された位置決め穴36A、36Bがリジッド基板14に形成された被位置決め穴38A、38Bとほぼ一致するように重ね合わせる。
重ね合わせた後、留め具70でフレキシブル基板10を挟み込むようにして、留め具70をリジッド基板14に取り付ける。
このとき、留め具70は、位置決めピン78A、78Bをフレキシブル基板10の位置決め穴36A、36Bに嵌め込むとともに、リジッド基板14の被位置決め穴38A、38Bに嵌め込む。これにより、図13(b)に示すように、フレキシブル基板10の接続部12がリジッド基板14の被接続部16に自動的に位置決めされる。
また、留め具70は、ロック爪76A〜76Dをリジット基板14に形成されたロック穴82A〜82Dに差し込んで取り付ける。ロック穴82A〜82Dに差し込まれたロック爪76A〜76Dは、先端の係合部76a〜76dがロック穴82A〜82Dの縁部に係合し、留め具70を固定する。なお、リジッド基板14に取り付けられた留め具70は、取り付けを強固なものにするため、リジッド基板14の裏面から突出したロック爪76A〜76Dの先端を半田付けして固定する。
このようにして、フレキシブル基板10がリジッド基板14に取り付けられると、フレキシブル基板10の接続端子20がリジッド基板14の被接続端子22に接触し、フレキシブル基板10とリジット基板14とが電気的に接続される。
また、フレキシブル基板10は、図13(b)に示すように、接続端子20の設置部が留め具70の押圧部80に押されて、リジット基板14に押し付けられ、この結果、接続端子20が被接続端子22に密着して、接触不良を起こすことなく、確実に接続される。すなわち、留め具70がリジッド基板14に取り付けられると、押圧部80が撓み、接続端子20と被接続端子22との接触部分を押圧するように作用する。この結果、接続端子20と被接続端子22とが密着して、外れることなく確実に接続される。
このように、本実施の形態の基板の接続構造においても、フレキシブル基板10とリジット基板14とを簡単かつ確実に接続することができる。これにより、接続不良などの故障を防止できるとともに、接続作業も簡単に行うことができ、生産効率を上げることができる。
なお、ロック爪による係止箇所、位置決めピンの数等については、上記第1と同様に特に限定されるものではなく、適宜増減させることができる。また、位置決めピンに留め具を固定する機能を持たせるようにしてもよい。また、押圧部を別体で構成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、留め具70をリジッド基板14に取り付ける際、ロック穴82A〜82Dに差し込んだロック爪76A〜76Dの係合部76a〜76dをロック穴82A〜82Dの縁部に係合させて固定するようにしているが、ロック穴82A〜82Dに差し込んだロック爪76A〜76Dの先端を折り曲げて、リジッド基板14に固定するようにしてもよい。
なお、上記一連の実施の形態では、本発明をフレキシブル基板10とリジット基板14との接続構造に適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、リジッド基板同士あるいはフレキシブル基板同士の接続にも同様に適用することができる。
本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第1の実施の形態を示す展開斜視図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第1の実施の形態を示す平面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第1の実施の形態を示す側面部分断面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第1の実施の形態を示す正面部分断面 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の他の実施の形態を示す展開斜視図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の他の実施の形態を示す正面部分断面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の他の実施の形態を示す正面部分断面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の他の実施の形態を示す正面部分断面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の他の実施の形態を示す正面部分断面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の他の実施の形態を示す正面部分断面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の他の実施の形態を示す側面部分断面図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第2の実施の形態を示す展開斜視図 本発明が適用されたリジッド基板とフレキシブル基板の接続構造の第2の実施の形態を示す側面部分断面図
符号の説明
10…フレキシブル基板、12…接続部、14…リジッド基板、16…被接続部、18…留め具、20…接続端子、22…被接続端子、24…本体、26A〜26D…ロック爪、26A〜26D…柱部、26A〜26D…爪部、28A、28B…位置決めピン、30…押圧部、30A…当接部、32A〜32D…係合部、34…突片、36A、36B…位置決め穴、38A、38B…被位置決め穴、40…ビス、42…挿通穴、44…ネジ穴、50…脚部、52…取付穴、54…溶着ジグ、60…押圧部材、70…留め具、74…本体、76A〜76D…ロック爪、76a〜76d…係合部、78A、78B…位置決めピン、80…押圧部、80A…湾曲部、82A〜82D…ロック穴

Claims (8)

  1. 一方の基板に形成された接続部を他方の基板に形成された被接続部に重ね合わせることにより、前記接続部に形成された接続端子を前記被接続部に形成された被接続端子に接触させて、前記一方の基板と前記他方の基板とを電気的に接続する基板の接続構造であって、
    前記接続部に形成された位置決め穴と、
    前記被接続部に形成され、前記接続部を前記被接続部に重ね合わせると、前記位置決め穴と同軸上に配置される被位置決め穴と、
    前記被接続部に取り付けられ、前記被接続部に重ね合わされた前記接続部を前記被接続部との間で挟持して固定する固定部材と、
    前記固定部材に設けられ、前記固定部材が前記被接続部に取り付けられると、前記位置決め穴及び前記被位置決め穴に嵌め込まれる位置決めピンと、
    前記固定部材に設けられ、前記固定部材が前記被接続部に取り付けられると、弾性変形して前記接続部を前記被接続部に向けて押圧し、前記接続端子を前記被接続端子に密着させる押圧部材と、
    からなることを特徴とする基板の接続構造。
  2. 前記固定部材が、前記位置決めピン及び前記押圧部材とともに樹脂材によって一体的に成形されることを特徴とする請求項1に記載の基板の接続構造。
  3. 前記固定部材は、樹脂製のロックツメを複数本有し、該ロック爪を前記被接続部に形成された係合部に係合させることにより、前記被接続部に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板の接続構造。
  4. 前記固定部材は、樹脂製のロックピンを複数本有し、該ロックピンを前記被接続部に形成されたロック穴に嵌入し、先端を溶融させることにより、前記被接続部に溶着させて取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の基板の接続構造。
  5. 前記固定部材は、前記被接続部にネジによってネジ止めされること特徴とする請求項1又は2に記載の基板の接続構造。
  6. 前記押圧部材が、前記固定部材と前記接続部材との間に介在させた弾性材であることを特徴とする請求項1に記載の基板の接続構造。
  7. 前記固定部材は、金属製のロックピンを複数本有し、該ロックピンを前記被接続部に形成されたロック穴に嵌入し、先端を前記被接続部にハンダ付けすることにより、前記被接続部に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の基板の接続構造。
  8. 前記固定部材が、前記位置決めピン及び前記押圧部材とともに金属によって一体的に成形されることを特徴とする請求項7に記載の基板の接続構造。
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