JP2006318769A - 電極材料及び燃料電池 - Google Patents
電極材料及び燃料電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006318769A JP2006318769A JP2005140353A JP2005140353A JP2006318769A JP 2006318769 A JP2006318769 A JP 2006318769A JP 2005140353 A JP2005140353 A JP 2005140353A JP 2005140353 A JP2005140353 A JP 2005140353A JP 2006318769 A JP2006318769 A JP 2006318769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- fuel cell
- electrode
- electrode material
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/8605—Porous electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/8605—Porous electrodes
- H01M4/8621—Porous electrodes containing only metallic or ceramic material, e.g. made by sintering or sputtering
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
- H01M4/90—Selection of catalytic material
- H01M4/9041—Metals or alloys
- H01M4/905—Metals or alloys specially used in fuel cell operating at high temperature, e.g. SOFC
- H01M4/9066—Metals or alloys specially used in fuel cell operating at high temperature, e.g. SOFC of metal-ceramic composites or mixtures, e.g. cermets
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M8/124—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the process of manufacturing or by the material of the electrolyte
- H01M8/1246—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte characterised by the process of manufacturing or by the material of the electrolyte the electrolyte consisting of oxides
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/241—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
- H01M8/2425—High-temperature cells with solid electrolytes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M2008/1293—Fuel cells with solid oxide electrolytes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Inert Electrodes (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
【解決手段】コバルトおよびニッケルからなる金属粒子ならびに固体酸化物からなる電解質粒子を含むサーメットで構成される多孔質体からなり、気体に対する吸着能を式:吸着分子数(モル)/多孔質体の単位面積(m2)で表した場合、メタン、一酸化炭素及び水素のそれぞれの気体に対して約0.1〜10×10-6モル/m2の吸着能を有することを特徴とする燃料極104用電極材料。
【選択図】図1
Description
a)YSZ(イットリア安定化ジルコニア)、ScSZ(スカンジア安定化ジルコニア)、これらのジルコニアにさらにCe、Al等をドープしたジルコニア系セラミックス。
b)SDC(サマリアドープドセリア)、SGC(ガドリアドープドセリア)等のセリア系セラミックス。
c)LSGM(ランタンガレート)、例えばLa0.9Sr0.1Ga0.8Mg0.2O3、酸化ビスマス系セラミックス、例えばBi2O3。
ニッケル・コバルト合金(Ni−Co)及びSDC(サマリアドープドセリア)のサーメット:Ni1-XCoX−SDCからなる燃料極を備えた固体電解質型燃料電池を作製した。また、比較のため、コバルトを含有しないニッケルサーメット:Ni−SDCからなる燃料極を備えた従来の固体電解質型燃料電池も作製した。
前記実施例1で作製した燃料電池をサンプルとして使用して、その空気極側に酸素を2×10-5m3/分の流量で供給し、一方、燃料極側には、燃料ガスとして体積比が1:9となるようにヘリウムで希釈した乾燥状態のメタン(CH4)を使用し、2×10-5m3/分の流量で供給した。約600〜700℃で、下記の項目について発電実験を行った。
それぞれの燃料電池サンプルにおいて、電流密度を増加させながら開回路電圧及び出力密度を測定したところ、図2にプロットするような測定結果が得られた。図示の電流密度−電圧曲線から理解されるように、燃料極としてNi1-XCoX−SDCを使用した場合、いずれのサンプルにおいても開回路電圧が0.85V以上となり、出力密度は、Co量(x)の増加に伴い高くなり、x=0.75の燃料極が最も高く、x=0の燃料極(コバルトを含有しない従来のニッケルサーメット)では高々約100mW/cm-2であったのに反して、約160mW/cm-2となった。これらの測定結果及びその他の測定結果から、Ni1-XCoX−SDCのCo量(x)は、20〜90モル%の範囲が好適であると考察される。なお、参考のために作製したx=1の燃料極(NiO粉末を使用しないで、CoO粉末100%で作製した燃料極)を備えた燃料電池では、電極剥離が容易に発生したため、発電性能を評価することができなかった。
それぞれの燃料電池サンプルにおいて、電流密度を増加させながら過電圧を電流遮断法で測定したところ、図3にプロットするような測定結果が得られた。図示の電流密度−過電圧曲線から理解されるように、燃料極としてNi1-XCoX−SDCを使用した場合、いずれのサンプルにおいても電流密度の増加とともに過電圧が増加する傾向があるけれども、Co量(x)の増加に伴い過電圧を抑制することができる。過電圧の抑制は、電池性能の向上が導かれることを意味する。
燃料極として使用したNi1-XCoX−SDCについて、そのNi1-XCoX粒子の微細構造を走査型電子顕微鏡(SEM)によって観察したところ、Co量(x)の増加に伴い金属粒子の著しい粒成長を認めることができた。また、金属粒子の粒成長は、還元処理を行うことによってさらに顕著なものとなった。
燃料極として使用したNi1-XCoX−SDCについて、そのNi1-XCoX−SDC粒子の微細構造を走査型電子顕微鏡(SEM)によって観察したところ、Co量(x)の増加に伴い金属粒子及びSDC粒子の双方において著しい粒成長を認めることができた。実際、x=0のときはSDC粒子よりも小さかった金属粒子が、x=0.25以上ではSDC粒子以上の大きさに成長することが確認された。
異なるNi1-XCoX−SDC粒子(x=0、0.25、0.5又は0.75)についてX線回折を行ったところ、図7にプロットするようなX線回折図が得られた。このX線回折図から理解されるように、各組成ともニッケル及びコバルトが完全に固溶し、単一合金化している。
異なるNi1-XCoX−SDC粒子(x=0、0.5又は0.75)についてメタンを燃料ガスとして使用したときの吸着能をTPD(Temperature-Programmed Desorption)分析法によって評価した。TPD分析法は、次のようにして実施した。
(1)Ni系SDCサーメットからなる燃料極に対してCo原子を添加することで、メタン燃料についての電池性能を改善することができる。
(2)NiCo−SDC燃料極とSDC電解質の間の界面抵抗を低下させることができるので、燃料極における過電圧を低下させることができる。
(3)原料として使用するNi1-XCoXO相においてCoOの量を増加させているので、Ni1-XCoXO粒子及びSDC粒子の双方における粒成長に大きく貢献することができる。
前記実施例2に記載の手法を繰り返して発電実験を行ったけれども、本例の場合、燃料ガスとして、メタンに代えて(1)3体積%の水蒸気で加湿した水素又は(2)一酸化炭素(CO)を使用した。水素及び一酸化炭素の供給流量は、それぞれ、メタンの場合と同様に2×10-5m3/分に設定した。いずれの評価項目についても、メタンの場合と同様な満足しうる評価結果を得ることができた。得られた実験結果の一部を以下に示す。
それぞれの燃料電池サンプルにおいて、電流密度を増加させながら開回路電圧及び出力密度を測定したところ、図9にプロットするような測定結果が得られた。図示の電流密度−電圧曲線から理解されるように、燃料極としてNi1-XCoX−SDCを使用した場合、いずれのサンプルにおいても開回路電圧が0.85V以上となり、出力密度は、Co量(x)の増加に伴い高くなり、x=0.75の燃料極が最も高く、x=0の燃料極(コバルトを含有しない従来のニッケルサーメット)では高々約100mW/cm-2であったのに反して、約160mW/cm-2となった。
それぞれの燃料電池サンプルにおいて、電流密度を増加させながら過電圧を電流遮断法で測定したところ、図10にプロットするような測定結果が得られた。図示の電流密度−過電圧曲線から理解されるように、燃料極としてNi1-XCoX−SDCを使用した場合、いずれのサンプルにおいても電流密度の増加とともに過電圧が増加する傾向があるけれども、Co量(x)の増加に伴い過電圧を抑制することができる。
前記実施例2に記載の手法を繰り返して発電実験:昇温脱離ガス分析法(TPD)による吸着能の評価を行った。なお、本例では、吸着能に及ぼす比表面積の影響を評価するため、次のような4種類のサーメットサンプルを調製して実験を行った。また、本例で電解質粒子とした使用したSDC粒子はCe0.8Sm0.2O1.9であり、YSZ粒子は8モル%Y2O3−ZrO2であった。
Ni1-XCoX−YSZ粒子(x=0;表面積:0.7302m2/g)
サンプル2:
Ni1-XCoX−YSZ粒子(x=0.5;表面積:0.5232m2/g)
サンプル3:
Ni1-XCoX−SDC粒子(x=0;表面積:2.9815m2/g)
サンプル4:
Ni1-XCoX−SDC粒子(x=0.75;表面積:3.8872m2/g)
サンプル1及び2について一酸化炭素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(表面積あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図11にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−YSZ粒子に比較してNiCo−YSZ粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル1及び2について一酸化炭素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(重量あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図12にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−YSZ粒子に比較してNiCo−YSZ粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル3及び4について一酸化炭素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(表面積あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図13にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−SDC粒子に比較してNiCo−SDC粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル3及び4について一酸化炭素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(重量あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図14にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−SDC粒子に比較してNiCo−SDC粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
〔メタンの吸着能の評価(1)〕
サンプル1及び2についてメタンを燃料ガスとして使用したときの吸着能(表面積あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図15にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−YSZ粒子に比較してNiCo−YSZ粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル1及び2についてメタンを燃料ガスとして使用したときの吸着能(重量あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図16にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−YSZ粒子に比較してNiCo−YSZ粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル3及び4についてメタンを燃料ガスとして使用したときの吸着能(表面積あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図17にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−SDC粒子に比較してNiCo−SDC粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル3及び4についてメタンを燃料ガスとして使用したときの吸着能(重量あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図18にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−SDC粒子に比較してNiCo−SDC粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
〔水素の吸着能の評価(1)〕
サンプル1及び2について水素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(表面積あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図19にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−YSZ粒子に比較してNiCo−YSZ粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル1及び2について水素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(重量あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図20にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−YSZ粒子に比較してNiCo−YSZ粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル3及び4について水素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(表面積あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図21にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−SDC粒子に比較してNiCo−SDC粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
サンプル3及び4について水素を燃料ガスとして使用したときの吸着能(重量あたり)をTPD分析法によって評価したところ、図22にプロットするようなTPDスペクトル図が得られた。この図からわかるように、Ni−SDC粒子に比較してNiCo−SDC粒子のほうが小さな吸着能を示している。すなわち、CoNi合金化に伴い吸着能を約20%低下させることができる。
102 空気極
104 燃料極
106 燃料電池セル
Claims (17)
- 多孔質体からなり、かつ気体に対する吸着能を式:吸着分子数(モル)/多孔質体の単位面積(m2)で表した場合、メタン、一酸化炭素及び水素のそれぞれの気体に対して0.1〜10×10-6モル/m2の吸着能を有することを特徴とする燃料電池用電極材料。
- 前記多孔質体が、0.1〜40m2/gの比表面積を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記多孔質体がサーメットであり、該多孔質サーメットが、ニッケルサーメットであることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記多孔質体が、コバルト及びニッケルからなる金属粒子ならびに固体酸化物からなる電解質粒子を含むサーメットであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記金属粒子が、CoО及びNiОに換算して、20〜90モル%のコバルト及び残部のニッケルからなることを特徴とする請求項4に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記コバルト及びニッケルがそれぞれ酸化物であるCoО及びNiОの状態にあるとき、前記電解質粒子が前記サーメットの全量を基準にして10〜70重量%の量で含まれることを特徴とする請求項4又は5に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記コバルト及びニッケルが少なくとも還元状態において完全に固溶していることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記多孔質体に固体酸化物からなる電解質粒子が含まれ、かつ前記電解質粒子が、セリア系セラミックス、ジルコニア系セラミックス又はその混合物からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記電解質粒子が、サマリウムドープセリア系セラミックス、ガドリニウムドープセリア系セラミックス、イットリウム安定化ジルコニア系セラミックス、スカンジウム安定化ジルコニア系セラミックス又はその混合物からなることを特徴とする請求項8に記載の燃料電池用電極材料。
- 前記電解質粒子が、前記金属粒子に比較して小さい粒径を有していることを特徴とする請求項8又は9に記載の燃料電池用電極材料。
- 薄膜の形で使用されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の燃料電池用電極材料。
- 燃料電池の燃料極として使用されることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の燃料電池用電極材料。
- 固体電解質基材と、該基材の燃料室側に形成された燃料極と、該基材の空気室側に形成された空気極とから形成された燃料電池セルを含む固体電解質型燃料電池であって、前記燃料極が、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電極材料からなることを特徴とする固体電解質型燃料電池。
- 前記燃料電池セルが、単一のセル部材からなるかもしくは複数個のセル部材の組み合わせからなることを特徴とする請求項13に記載の燃料電池。
- 前記燃料電池セルを固体燃料、液体燃料又はガス燃料の燃焼によって発生せしめられた火炎が燃料極に接触するように配置してその火炎中の燃料種と熱によって発電を行う直接火炎型燃料電池であることを特徴とする請求項13又は14に記載の燃料電池。
- 前記燃料電池セルをガス燃料と酸素もしくは酸素含有ガスとの混合燃料ガス雰囲気中に配置して、前記燃料極と前記空気極の間で発生する電位差に基づいて発電を行うシングルチャンバ型燃料電池であることを特徴とする請求項13又は14に記載の燃料電池。
- それぞれが燃料電池として機能する2個もしくはそれ以上の燃料電池ユニットの組み合わせからなることを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項に記載の燃料電池。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005140353A JP2006318769A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | 電極材料及び燃料電池 |
US11/353,724 US20060257714A1 (en) | 2005-05-12 | 2006-02-13 | Electrode material and fuel cell |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005140353A JP2006318769A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | 電極材料及び燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006318769A true JP2006318769A (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=37419493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005140353A Pending JP2006318769A (ja) | 2005-05-12 | 2005-05-12 | 電極材料及び燃料電池 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060257714A1 (ja) |
JP (1) | JP2006318769A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100112124A (ko) * | 2007-12-07 | 2010-10-18 | 넥스테크 머티리얼스, 엘티디. | 환원 기체 내에 사용하기 위한 고성능 다층 전극 |
WO2015029506A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 住友電気工業株式会社 | 電極用触媒材料、燃料電池用電極、電極用触媒材料の製造方法、及び燃料電池 |
US20230099013A1 (en) * | 2019-12-24 | 2023-03-30 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Porous body and fuel cell including the same |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7790332B2 (en) * | 2006-07-03 | 2010-09-07 | Appliedus Corporation | Fuel cells and methods of manufacturing the same |
JP5244423B2 (ja) * | 2008-02-29 | 2013-07-24 | 株式会社東芝 | 固体酸化物型電気化学セル、およびその製造方法 |
DE102011108620B4 (de) * | 2011-07-22 | 2015-08-27 | Technische Universität Dresden | Verfahren zur Herstellung eines Bauelements für Hochtemperaturanwendungen, mit dem Verfahren hergestelltes Bauteil sowie seine Verwendung |
JP6055243B2 (ja) * | 2012-09-04 | 2016-12-27 | 日本碍子株式会社 | グリーン接合体の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10247501A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-14 | Toto Ltd | 固体電解質型燃料電池の燃料極の形成方法 |
JP2002352809A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 固体電解質型燃料電池用燃料極への電極活性酸化物の導入方法 |
JP2003346820A (ja) * | 2002-05-30 | 2003-12-05 | Sulzer Hexis Ag | インクの製造方法 |
JP2005071628A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 固体電解質燃料電池 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1248589B (it) * | 1991-06-28 | 1995-01-19 | Eniricerche Spa | Cermet di nichel e procedimento per la sua preparazione |
US6821312B2 (en) * | 1997-06-26 | 2004-11-23 | Alcoa Inc. | Cermet inert anode materials and method of making same |
JP2006179277A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 燃料電池 |
-
2005
- 2005-05-12 JP JP2005140353A patent/JP2006318769A/ja active Pending
-
2006
- 2006-02-13 US US11/353,724 patent/US20060257714A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10247501A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-14 | Toto Ltd | 固体電解質型燃料電池の燃料極の形成方法 |
JP2002352809A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 固体電解質型燃料電池用燃料極への電極活性酸化物の導入方法 |
JP2003346820A (ja) * | 2002-05-30 | 2003-12-05 | Sulzer Hexis Ag | インクの製造方法 |
JP2005071628A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-03-17 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 固体電解質燃料電池 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100112124A (ko) * | 2007-12-07 | 2010-10-18 | 넥스테크 머티리얼스, 엘티디. | 환원 기체 내에 사용하기 위한 고성능 다층 전극 |
JP2011507160A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | ネクステック、マテリアルズ、リミテッド | 還元性ガス中で使用するための高性能多層電極 |
KR101642156B1 (ko) * | 2007-12-07 | 2016-07-22 | 넥스테크 머티리얼스, 엘티디. | 환원 기체 내에 사용하기 위한 고성능 다층 전극 |
WO2015029506A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 住友電気工業株式会社 | 電極用触媒材料、燃料電池用電極、電極用触媒材料の製造方法、及び燃料電池 |
JP2015049993A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 住友電気工業株式会社 | 電極用触媒材料、燃料電池用電極、電極用触媒材料の製造方法、及び燃料電池 |
CN105493324A (zh) * | 2013-08-30 | 2016-04-13 | 住友电气工业株式会社 | 电极用催化剂材料、燃料电池用电极、电极用催化剂材料的制造方法和燃料电池 |
US10003082B2 (en) | 2013-08-30 | 2018-06-19 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Electrode catalyst material, fuel cell electrode, method for producing electrode catalyst material, and fuel cell |
US20230099013A1 (en) * | 2019-12-24 | 2023-03-30 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Porous body and fuel cell including the same |
US11757106B2 (en) * | 2019-12-24 | 2023-09-12 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Porous body and fuel cell including the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20060257714A1 (en) | 2006-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7655346B2 (en) | Electrode material and fuel cell | |
US9673469B2 (en) | High performance multilayer electrodes for use in reducing gases | |
US20090148743A1 (en) | High performance multilayer electrodes for use in oxygen-containing gases | |
US20070141423A1 (en) | Tubular electrochemical reactor cell and electrochemical reactor system which is composed of the cell | |
JPWO2004102704A1 (ja) | 固体酸化物型燃料電池とその製造方法 | |
WO2015103673A1 (en) | Electrochemical energy conversion devices and cells, and positive electrode-side materials for them | |
TW201900898A (zh) | 電化學元件、電化學模組、電化學裝置、能源系統、固態氧化物型燃料電池、及電化學元件之製造方法 | |
JP2012511243A (ja) | 固体酸化物燃料電池スタックのための集電体 | |
JP2005327637A (ja) | 固体電解質形燃料電池 | |
CN108463913B (zh) | 导电构件、单体堆、模块及模块收容装置 | |
JP2006351405A (ja) | Sofc燃料極およびその製造方法 | |
JP2006318769A (ja) | 電極材料及び燃料電池 | |
JP2007066813A (ja) | 燃料電池用の電極およびこれを用いた固体電解質型燃料電池 | |
JP2015088284A (ja) | 固体酸化物形燃料電池 | |
JP2017076520A (ja) | 固体酸化物形燃料電池用の電極材料とこれを用いた固体酸化物形燃料電池 | |
JP2003308846A (ja) | ペロブスカイト型酸化物及び燃料電池用空気極 | |
JP2018125284A (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル | |
JP4828104B2 (ja) | 燃料電池セル | |
JP2007134133A (ja) | 固体電解質型燃料電池 | |
EP3211703B1 (en) | Fuel cell | |
JP2020030991A (ja) | 固体酸化物形燃料電池セル | |
WO2009025553A9 (en) | Electrode for fixed oxide reactor and fixed oxide reactor | |
JP2008234915A (ja) | 固体酸化物形燃料電池の集電体材料、空気極集電体及び固体酸化物形燃料電池 | |
JPH0567472A (ja) | 固体電解質型燃料電池の燃料電極 | |
JP2017157553A (ja) | 燃料電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080501 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120306 |