JP2006317715A - 静電荷像現像用トナー及び静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 少なくとも樹脂粒子を分散させてなる樹脂粒子分散液及び着色剤粒子を分散させてなる着色剤分散液を混合して凝集粒子を形成し、該凝集粒子を加熱して融合させてなるトナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、少なくとも前記トナー粒子の表面に、カルボジイミド基を含有する化合物との反応による化学構造を有する静電荷像現像用トナーである。
【選択図】 なし
Description
また、意図的なトナー形状及び表面構造の制御を可能とする手段として、乳化重合凝集法によるトナーの製造方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。これらは、一般に乳化重合などにより樹脂分散液を作成し、一方溶媒に着色剤を分散した着色剤分散液を作成し、混合し、トナー粒径に相当する凝集体を形成し、加熱することによって融合合一しトナーとする製造方法である。
さらにまた、近年のユーザーにおけるプリント、コピーなどのアウトプットにおける高画質要求に対応するべく、トナーの小粒子径化の課題に対して製造エネルギー、コストの点から低エネルギーで重縮合性樹脂を用いたトナーを作製する課題に関してもなんら解を与えるものはない。
すなわち、本発明の目的は、特に重縮合性単量体を水中にて直接重合し、乳化重合凝集法によりトナーを製造した場合でも、十分な強度や帯電特性等を有する静電荷像現像用トナーを提供することにある。さらに、該静電荷像現像用トナーを効率的に得るための静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液を提供することをも目的とする。
<1> 少なくとも樹脂粒子を分散させてなる樹脂粒子分散液及び着色剤粒子を分散させてなる着色剤分散液を混合して凝集粒子を形成し、該凝集粒子を加熱して融合させてなるトナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、
少なくとも前記トナー粒子の表面に、カルボジイミド基を含有する化合物との反応による化学構造を有する静電荷像現像用トナーである。
少なくとも前記樹脂粒子の表面に、カルボジイミド基を有する化合物を含む静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液である。
<7> 前記重縮合に用いられる触媒が、加水分解酵素である<3>または<4>に記載の静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液である。
<静電荷像現像用トナー>
本発明の静電荷像現像用トナーは、少なくとも樹脂粒子を分散させてなる樹脂粒子分散液及び着色剤粒子を分散させてなる着色剤分散液を混合して凝集粒子を形成し、該凝集粒子を加熱して融合させてなるトナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、少なくとも前記トナー粒子の表面に、カルボジイミド基を含有する化合物との反応による化学構造を有することを特徴とする。
もちろん、より重合を早く進行させるために、またより広範な単量体を用いるために100℃以上の加圧下の水中で重縮合を進行させることもできる。
前記樹脂粒子としては、主に重縮合により得られる重縮合型樹脂の樹脂粒子や付加重合により得られる付加重合型樹脂の樹脂粒子が用いられる。該付加重合型樹脂の樹脂粒子分散液は、従来から知られる乳化重合などを用いて作製することができる。
一方、本発明においては、トナーの結着樹脂となる樹脂粒子に重縮合型樹脂が含まれることが好ましく、重縮合型樹脂の樹脂粒子分散液は、一旦バルク重合した樹脂を分散乳化する方法により得ることができるが、低環境負荷の観点から、下記のような水中で重縮合を行う方法を採ることが好ましい。
重縮合型樹脂の樹脂粒子分散液の製造では、水中で単量体を重縮合する工程が含まれる。この場合、予め単量体を機械的な強せん断力、超音波などを用いて、必要により少量の界面活性剤、共界面活性剤、重合開始剤などを溶解した水系媒体中に分散した後、加熱し、重合を行う。また、必要に応じ、事前に単量体を他の媒体に溶解せしめ、更に必要であれば、界面活性剤、共界面活性剤等を溶解した油相を形成し、上記と同様の手法で、水系媒体中に分散し、重合を行う。
本発明に用いることができる重縮合性単量体としては、特に限定はなく、脂肪族、脂環族、芳香族の多価カルボン酸、それらのアルキルエステルと多価アルコール、それらのエステル化合物、多価アミンなどを用いたものが挙げられ、それらを用いて直接エステル化反応、エステル交換反応などにより重合を行うことができる。
また、2価のカルボン酸以外の多価カルボン酸としては、例えば、トリメリット酸、ピロメリット酸、ナフタレントリカルボン酸、ナフタレンテトラカルボン酸、ピレントリカルボン酸、ピレンテトラカルボン酸等を挙げることができる。
また、2価のポリオール以外のポリオールとしては、例えば、グリセリン、ペンタエリスリトール、ヘキサメチロールメラミン、ヘキサエチロールメラミン、テトラメチロールベンゾグアナミン、テトラエチロールベンゾグアナミン等を挙げることができる。
これらのポリオールは水に難溶あるいは不溶であるため、ポリオールが水に分散した懸濁液中で重縮合反応が進行する。
結晶性ポリエステルを得るために使用されるジオールとしては、好ましくはエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,4,ブテンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタングリコール、1,6−ヘキサングリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールZ、水素添加ビスフェノールA等も挙げることができる。
これらの中でも特に1、9−ノナンジオールと1,10−デカメチレンカルボン酸及び1,6−ヘキサンジオールとセバシン酸とを反応させて得られるポリエステルがさらに好ましい。
界面活性剤型触媒としては、界面活性効果を有する酸を例示でき、例えばドデシルベンゼンスルホン酸、イソプロピルベンゼンスルホン酸、ケリルベンゼンスルホン酸、しょうのうスルホン酸、などのアルキルベンゼンスルホン酸、アルキルスルホン酸、アルキルジスルホン酸、アルキルフェノールスルホン酸、アルキルナフタリンスルホン酸、アルキルテトラリンスルホン酸、アルキルアリルスルホン酸、石油スルホン酸、アルキルベンゾイミダゾールスルホン酸、高級アルコールエーテルスルホン酸、アルキルジフェニルスルホン酸、モノブチルフェニルフェノール硫酸、ジブチルフェニルフェノール硫酸、ドデシル硫酸などの高級脂肪酸硫酸エステル、高級アルコール硫酸エステル、高級アルコールエーテル硫酸エステル、高級脂肪酸アミドアルキロール硫酸エステル、高級脂肪酸アミドアルキル化硫酸エステル、ナフテニルアルコール硫酸、硫酸化脂肪、スルホ琥珀酸エステル、各種脂肪酸、スルホン化高級脂肪酸、高級アルキルリン酸エステル、樹脂酸、樹脂酸アルコール硫酸、ナフテン酸、ニオブ酸、およびこれらすべての塩化合物、例えば、次に記す希土類金属との塩化合物などが使用できるが、これに限定されない。これらは、必要に応じて複数を組み合わせても良い。
希土類含有金属触媒としては、ランタノイド元素として、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジウム(Pr)、ネオジウム(Nd)、プロメチウム(Pm)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)などを含むものが有効である。これらとしては、特にアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、トリフラート構造を有するものが有効である。
加水分解酵素としては、例えば、カルボキシエステラーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、アセチルエステラーゼ、ペクチンエステラーゼ、コレステロールエステラーゼ、タンナーゼ、モノアシルグリセロールリパーゼ、ラクトナーゼ、リポプロテインリパーゼ等のEC(酵素番号)3.1群(丸尾・田宮監修「酵素ハンドブック」朝倉書店 (1982) 等参照)に分類されるエステラーゼ、グルコシダーゼ、ガラクトシダーゼ、グルクロニダーゼ、キシロシダーゼ等のグリコシル化合物に作用するEC3.2群に分類される加水分解酵素、エポキシドヒドラーゼ等のEC3.3群に分類される加水分解酵素、アミノペプチダーゼ、キモトリプシン、トリプシン、プラスミン、ズブチリシン等のペプチド結合に作用するEC3.4群に分類される加水分解酵素、フロレチンヒドラーゼ等のEC3.7群に分類される加水分解酵素等を挙げることができる。
このときの、前記各触媒の添加量としては、重縮合性単量体に対して例えば、0.1〜10000ppm程度の割合で1種類または複数添加することができる。
樹脂粒子分散液の製造は、樹脂粒子原料として、重縮合性単量体を含む単量体を水系媒体中で混合し乳化または分散させる乳化または分散工程と、これらの単量体の重合反応を行い樹脂粒子を形成する重合工程と、を経て行われる。
また、共界面活性剤がポリスチレンの場合は、重量平均分子量が100000以下であることが好ましい。
また、上記共界面活性剤として使用できる、重合体、重合体を含む組成物には、例えば他の単量体との共重合体、ブロック共重合体、混合物等を含むことができる。また、複数の共界面活性剤を併用することもできる。
なお、樹脂粒子の体積平均粒径は、レーザー回析式粒度分布測定装置(堀場製作所製、LA−920)を用いて測定することができる。
なお、前記のように本発明における重縮合は従来より低温で行うことが可能であり、重合温度は50〜120℃の範囲で行うことが好ましい。
なお、樹脂粒子中では単量体のカルボン酸価数、アルコール価数などの選択により、一部枝分かれや架橋などを有していても良い。
本発明に使用されるカルボジイミド化合物は、分子内にカルボジイミド基を有し、例えばポリエステル樹脂のカルボキシル基との反応によりカルバモイルアミド結合、またはポリエステル樹脂の水酸基との反応によりイソウレア結合といった化学構造をそれぞれ形成するものである。また、該化学構造としては、アミノ基と反応した場合に生成するグアニジン構造も含まれる。これらの化学構造は、トナー粒子について赤外吸収スペクトル測定、特にFT−IR ATR(attenuated total reflection)法による測定を行うことにより確認することができる。
なお、一般的な市販品としては、日清紡のカルボジライトEシリーズ(エマルション型)、Vシリーズ(水性タイプ)などが使用可能である。
なお、前記樹脂粒子外に添加される場合、その添加時期は、前記凝集工程前であってもよいし、凝集工程後融合工程前であってもよい。
これらの樹脂粒子分散液を作製するための付加重合系単量体の例としては、スチレン、パラクロルスチレンなどのスチレン類、ビニルナフタレン、塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル、酪酸ビニルなどのビニルエステル類、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのメチレン脂肪族カルボン酸エステル類、アクリロニトリル、メタクリルロニトリル、アクリルアミド、例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビニルエーテル類、例えばN―ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどのN−ビニル化合物などの含N極性基を有する単量体やメタクリル酸、アクリル酸、桂皮酸、カルボキシエチルアクリレートなどのビニルカルボン酸類などビニル系モノマーの単独重合体及び共重合体など、さらには各種ワックス類もあわせて使用可能である。
黄色顔料としては、黄鉛、亜鉛黄、黄色酸化鉄、カドミウムイエロー、クロムイエロー、ハンザイエロー、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローG 、ベンジジンイエローGR、スレンイエロー、キノリンイエロー、パーメネントイエローNCG等を挙げることができる。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、鉛丹、硫化水銀、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ブリリアンカーミン3B、ブリリアンカーミン3B、デイポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ローズベンガル、エオキシンレッド、アリザリンレーキ等を挙げることができる。
紫色顔料としては、マンガン紫、ファストバイオレットB 、メチルバイオレットレーキ等を挙げることができる。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等を挙げることができる。
また、染料としては、塩基性、酸性、分散、直接染料等の各種染料、例えば、ニグロシン、メチレンブルー、ローズベンガル、キノリンイエロー、ウルトラマリンブルー等があげられる。
前記着色剤は、色相角、彩度、明度、耐候性、OHP透過性、トナー中での分散性の観点から選択される。
また、トナー中の着色剤粒子の中心径(体積平均粒子径)は100〜330nmの範囲にすることにより、OHP透明性及び発色性を確保することができる。
水相中でトナーを得るときには、磁性体の水相移行性に注意を払う必要があり、好ましくは予め磁性体の表面を改質し、例えば疎水化処理等を施しておくことが好ましい。黒色着色剤として磁性体を用いる場合は、他の着色剤とは異なり、12〜240質量%の範囲で添加することができる。
これらの離型剤は、トナー構成固体分総量に対して5〜25質量%の範囲で添加することが好ましい。
ここで上記形状係数SF1は、下記式(1)により求められる。
SF1=(ML2/A)×(π/4)×100 ・・・ 式(1)
上記式(1)中、MLはトナー粒子の絶対最大長、Aはトナー粒子の投影面積を各々示す。
本発明の静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液は、少なくとも重縮合性単量体を含む単量体を水系媒体中で混合して乳化または分散した後、該混合した単量体を重縮合して得られる樹脂粒子が分散してなる静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液であって、少なくとも前記樹脂粒子の表面に、カルボジイミド基を有する化合物を含むことを特徴とする。
この場合、重合時になるべくカルボジイミド基を反応させることなく、樹脂粒子表面にカルボジイミド基を有する化合物を存在させるためには、樹脂粒子分散液にカルボジイミド基を有する化合物を加え、常温から80℃の範囲、好ましくは30℃から70℃の範囲で混合物を加熱して、数時間、好ましくは1時間から3時間処理することが好ましい。処理温度を80℃を超える温度とすると、すべてのカルボジイミド基が反応することがあり、その後の凝集合一工程における融合が不十分となるため、比較的低温度による処理を行うことが重要である。
また、樹脂粒子分散液における樹脂粒子の好ましい粒径範囲や粒子形状等も前記と同様である。
なお、静電荷像現像剤における、トナーと、キャリアとの混合比としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
まず、実施例、比較例で用いたトナー等の物性測定方法について説明する。
(トナー粒度及び粒度分布測定方法)
本発明におけるトナー粒度及び粒度分布測定は、測定装置としてはコールターカウンターTA−II型(ベックマン−コールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマン−コールター社製)を使用した。
本発明における重量平均分子量Mwおよび数平均分子量Mnの値は、下記の測定法によって求めたものである。すなわち、ゲル・パーミュエーション・クロマトグラフィ(GPC)によって、以下に記す条件で重量平均分子量Mwおよび数平均分子量Mnを測定した。
なお、測定結果の信頼性は、上述の測定条件で行ったNBS706ポリスチレン標準試料が、重量平均分子量Mw=28.8×104、数平均分子量Mn=13.7×104となることにより確認することができる。また、用いるGPCのカラムとしては、前記条件を満足するものであるならばいかなるカラムを採用してもよい。具体的には、例えばTSK−GEL、GMH(東洋曹達社製)等を用いることができる。また、溶媒および測定温度は記載した条件に限定されるものではなく適当な条件に変更してもよい。
樹脂粒子、着色剤粒子等の体積平均粒子径は、レーザー回析式粒度分布測定装置(堀場製作所製、LA−920)で測定した。
非晶性樹脂のガラス転移点(Tg)及び結晶性樹脂の融点(Tm)は、示差走査熱量計(島津製作所製:DSC50)を用い、室温から150℃まで昇温速度10℃/分の条件下で測定することにより求めた。なお、ガラス転移点は吸熱部におけるベースラインと立ち上がりラインとの延長線の交点の温度とし、融点は吸熱ピークの頂点の温度とした。
点(Tg)を示した。
下記のようにして、樹脂粒子分散液(1)〜(10)を作製した。なお、樹脂粒子分散液(10)が本発明の静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液である。
・ドデシルベンゼンスルホン酸 36部
・イオン交換水 1000部
上記を混合して均一液を調製した。
・1,10−デカメチレンジカルボン酸 115部
上記を混合し、120℃に加熱し融解した後、上記のドデシルベンゼンスルホン酸水溶液に投入し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で5分間乳化した後、さらに超音波バス中で5分間乳化後、乳化物を攪拌しながらフラスコ中で70℃に維持し、12時間保持した。
・ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 36部
・イオン交換水 1000部
上記を混合して均一液を調製した。
・セバシン酸 101部
上記を混合し、140℃に加熱し融解した後、上記のドデシルベンゼンスルホン酸水溶液に投入し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で5分間乳化した後、さらに超音波バス中で5分間乳化後、乳化物を攪拌しながらフラスコ中で70℃に維持し、12時間保持した。
・ドデシル硫酸 30部
・イオン交換水 1000部
上記を混合して均一液を調製した。
・アゼライン酸 94部
上記を混合し、110℃に加熱し融解した後、上記のドデシル硫酸水溶液に投入し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で5分間乳化した後、さらに超音波バス中で5分間乳化後、乳化物を攪拌しながらフラスコ中で70℃に維持し、12時間保持した。
・ドデシル硫酸スカンジウム 36部
・イオン交換水 1000部
上記を混合して均一液を調製した。
・1,10−デカメチレンジカルボン酸 115部
上記を混合し、120℃に加熱し融解した後、上記のドデシル硫酸スカンジウム水溶液に投入し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で5分間乳化した後、さらに超音波バス中で5分間乳化後、乳化物を攪拌しながらフラスコ中で80℃に維持し、12時間保持した。
・ドデシルベンゼンスルホン酸 12部
・イオン交換水 1000部
上記を混合して均一液を調製した。
・1,9−ノナンジオール 80部
・1,10−デカメチレンジカルボン酸 115部
上記を混合し、120℃に加熱し融解した後、上記のドデシルベンゼンスルホン酸水溶液に投入し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で5分間乳化した後、乳化物を攪拌しながらフラスコ中で80℃に維持し、12時間保持した。
・ドデシルベンゼンスルホン酸 36部
・イオン交換水 1000部
上記を混合して均一液を調製した。
・アゼライン酸 94部
上記を混合し、110℃に加熱し融解した後、上記のドデシルベンゼンスルホン酸水溶液に投入し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で5分間乳化した後、さらに超音波バス中で5分間乳化後、乳化物を攪拌しながらフラスコ中で70℃に維持し、12時間保持した。
・ドデシルベンゼンスルホン酸 18部
・イオン交換水 1000部
上記を混合して均一液を調製した。
・1,10−デカメチレンジカルボン酸 115部
上記を混合し、120℃に加熱し融解した後5分保持し、上記のドデシルベンゼンスルホン酸水溶液に投入し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で1分間乳化した後、乳化物を攪拌しながらフラスコ中で60℃に維持し、15時間保持した。
・スチレン 460部
・nブチルアクリレート 140部
・アクリル酸 12部
・ドデカンチオール 9部
前記成分を混合溶解して溶液を調製した。
その後、ゆっくりと攪拌を続けながら重合用フラスコを75℃に加熱し、3時間保持して重合を終了した。
・スチレン 480部
・nブチルアクリレート 160部
・カルボキシエチルアクリル酸 12部
・ドデカンチオール 9部
前記成分を混合溶解して溶液を調製した。
その後、ゆっくりと攪拌を続けながら重合用フラスコを75℃に加熱し、3時間保持して重合を終了した。
樹脂粒子分散液(1)283部に カルボジイミド化合物(カルボジライトV02L2、日清紡)10部を加え、50℃で1時間保持し、樹脂粒子表面の処理を行った。
なお、この樹脂粒子分散液における樹脂粒子を乾燥後、赤外吸収スペクトル測定により確認したところ、表面にカルボジイミド基が存在した。
各樹脂粒子分散液の特性をまとめて表1に示す。
(着色剤分散液(1))
・黄色顔料(大日精化社製、C.I.ピグメントイエロー74 ) 50部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬製、ネオゲンR) 5部
・イオン交換水 200部
前記成分を混合溶解し、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)により5分間、超音波バスにより10分間分散し、体積平均粒径が240nm、固形分量が21.5%のイエロー着色剤分散液(1)を得た。
着色剤分散液(1)の調製において、黄色顔料の代わりにシアン顔料(大日精化社製、銅フタロシアニン;C.I.ピグメントブルー15:3)を用いた以外は同様に調製して、体積平均粒径が190nm、固形分量が21.5%のシアン着色剤分散液(2)を得た。
着色剤分散液(1)の調製において、黄色顔料の代わりにマゼンタ顔料(大日インキ化学社製、C.I.ピグメントレッド122)を用いた以外は同様に調製して、体積平均粒径が165nm、固形分量が21.5%のマゼンタ着色剤粒子分散液(3)を得た。
着色剤分散液(1)の調製において、黄色顔料の代わりに黒顔料(キャボット製、カーボンブラック)を用いた以外は同様に調製して、体積平均粒径が170nm、固形分量が21.5%のブラック着色剤粒子分散液(4)を得た。
・パラフィンワックス(日本精蝋社製、HNP9、融点:70℃) 50部
・アニオン性界面活性剤(ダウケミカル製、ダウファクス) 5部
・イオン交換水 200部
前記成分を95℃に加熱して、ホモジナイザー(IKA社製、ウルトラタラックスT50)で十分に分散した後、圧力吐出型ホモジナイザー(ゴーリンホモジナイザー、ゴーリン社製)で分散処理し、体積平均粒径が180nm、固形分量が21.5%の離型剤粒子分散液を得た。
(トナー粒子の作製)
・樹脂粒子分散液(1) 233部(樹脂分として42部)
・樹脂粒子分散液(8) 50部(樹脂分として21部)
・カルボジイミド化合物(カルボジライトV02L2、日清紡) 10部
・着色剤分散液(1) 40部(顔料分として8.5部)
・離型剤分散液 40部(離型剤分として8.6部)
・ポリ塩化アルミニウム 0.15部
・イオン交換水 300部
なお、上記カルボジイミド化合物は、−N=C=N−で表されるカルボジイミド基を含有するポリカルボジイミド樹脂に親水性構造基を付与した水溶性樹脂であり、固形分量は40%である。
上記のトナー粒子50部に対し、疎水性シリカ(キャボット社製、TS720)1.2部を添加し、サンプルミルで混合して外添トナーを得た。
そして、ポリメチルメタアクリレート(総研化学社製)を1%被覆した体積平均粒径50μmのフェライトキャリアを用い、トナー濃度が5%になるように前記の外添トナーを秤量し、両者をボールミルで5分間攪拌・混合して現像剤を調製した。
−最低定着温度−
上記現像剤を使用し、富士ゼロックス社製のDocuCenterColor500の定着器の温度を変更できるようにした改造機において、転写用紙として富士ゼロックス社製Jコート紙を使用し、プロセススピードを180mm/secに調整してトナーの定着性を調べた。具体的には、定着設定温度を90〜200℃の範囲内で5℃ずつ段階的に高くして画像形成を繰り返し、形成された定着画像に対して布摺擦を施し、十分な耐摺擦性を示す定着画像となる最低の設定温度をもって最低定着温度とした。
なお、定着ロールは表層がPFAチューブであり、定着器はオイルレス仕様のものである。
オフセット発生温度の測定は、最低定着温度の測定に準ずるが、上記画像形成装置にて、画像の進行方向の先端部分にのみ画像部分を有するチャートで各設定温度ごとの画像形成を繰り返し、画像の白紙部分に先端部分の画像のオフセットによる汚れが生ずるか否かを目視観察して、トナーによる汚れの生じた最低の設定温度をもってオフセット発生温度とした。
なお、200以上とは、200℃においてもオフセットの発生が見られないことを示す。
画質特性は細線を定着した画質の細線再現性と非定着部分のかぶり(目視)をルーペで測定し、以下のように判定した。
・細線にむらがなく、かぶりもまったくない・・・◎
・画質を注意深く観察した場合に、わずかなむらやかぶりが見られる・・・○
・画質にわずかにむらがある・・・△
・画質にむらがある・・・×
前記DocuCenterColor500改造機により、ブレードクリーニング法での10万枚連続走行試験を行い、以下の判断基準により画質維持性を評価した。
◎:初期の良好な画質を完全に維持している。
○:若干の変化はあるが良好に維持している。
△:画像欠陥はあるが、許容可能。
×:画像欠陥が見られ画質上での問題あり(例えば、クリーニング不良や感光体フィルミングによる背景部汚れ、筋、などの発生)。
評価結果をまとめて表2に示す。
実施例1において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(2)を(配合部数は表2のように変更)、着色剤分散液(1)の代わりに着色剤分散液(2)を用い、95℃加熱時のpHを5.0に維持した以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、カルボジイミド化合物をカルボジライトE−01(日清紡)に変更し、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(3)を(配合部数は表2のように変更)、着色剤分散液(1)の代わりに着色剤分散液(3)を用いた以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
なお、上記カルボジイミド化合物は、−N=C=N−で表されるカルボジイミド基を含有するポリカルボジイミド樹脂の水性エマルション樹脂であり、固形分量は、40%である。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、カルボジイミド化合物をカルボジライトE−01(日清紡)に変更し、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(4)を、樹脂粒子分散液(8)の代わりに樹脂粒子分散液(9)(配合部数は表2のように変更)を用いた以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、カルボジイミド化合物をカルボジライトE−01(日清紡)に変更し、樹脂粒子分散液(8)を用いず全ての樹脂粒子分散液を樹脂粒子分散液(5)(配合部数は表2のように変更)とし、95℃加熱時のpHを5.0に維持した以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、カルボジイミド化合物をカルボジライトE−01(日清紡)に変更し、樹脂粒子分散液(1)を用いず全ての樹脂粒子分散液を樹脂粒子分散液(8)(配合部数は表2のように変更)とした以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、カルボジイミド化合物をカルボジライトE−01(日清紡)に変更し、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(6)を用い(配合部数は表2のように変更)、95℃加熱時のpHを5.0に維持した以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
樹脂粒子分散液(1)、(8)及びカルボジライトV02L2の代わりに樹脂粒子分散液(10)を加え、他は実施例1と同様にして、トナー粒子を得た。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
実施例1において、樹脂粒子分散液(1)の代わりに樹脂粒子分散液(7)を用い(配合部数は表2のように変更)、カルボジイミド化合物を添加しなかった以外は、実施例1と同様にしてトナー粒子を得た。
このトナー粒子を用いて、実施例1と同様に外添トナーを得てさらに現像剤を調製し、同様の評価を行った。結果を表2に示す。
Claims (7)
- 樹脂粒子を分散させてなる樹脂粒子分散液及び着色剤粒子を分散させてなる着色剤分散液を混合して凝集粒子を形成し、該凝集粒子を加熱して融合させてなるトナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、
前記トナー粒子の表面に、カルボジイミド基を含有する化合物との反応による化学構造を有することを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 前記樹脂粒子が、重縮合性単量体を重合した結晶性樹脂を含み、該結晶性樹脂の融点が50℃以上120℃未満であることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 重縮合性単量体を含む単量体を水系媒体中で混合して乳化または分散した後、該混合した単量体を重縮合して得られる樹脂粒子が分散してなる静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液であって、
前記樹脂粒子の表面に、カルボジイミド基を有する化合物を含むことを特徴とする静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液。 - 前記樹脂粒子が、重縮合性単量体を重合した結晶性樹脂を含み、該結晶性樹脂の融点が50℃以上120℃未満であることを特徴とする請求項3に記載の静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液。
- 前記重縮合に用いられる触媒が、界面活性効果を有する酸であることを特徴とする請求項3または4に記載の静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液。
- 前記重縮合に用いられる触媒が、希土類元素を含む金属触媒であることを特徴とする請求項3または4に記載の静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液。
- 前記重縮合に用いられる触媒が、加水分解酵素であることを特徴とする請求項3または4に記載の静電荷像現像用トナー用樹脂粒子分散液。
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